JPH10218543A - 踏板用表示体 - Google Patents
踏板用表示体Info
- Publication number
- JPH10218543A JPH10218543A JP6370397A JP6370397A JPH10218543A JP H10218543 A JPH10218543 A JP H10218543A JP 6370397 A JP6370397 A JP 6370397A JP 6370397 A JP6370397 A JP 6370397A JP H10218543 A JPH10218543 A JP H10218543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- display
- display body
- groove
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、踏板通行者向けの表示体の取付け固定力が確
実で、視認性にも優れた踏板用表示体を提供することに
ある。 【解決手段】表面の一方向に多数の細長い溝４Ａを有す
る踏板４の溝底面に沿って表示体７を設け、この表示体
７の長手方向の前端を端部踏板片４Ｂで圧着固定する一
方、その長手方向両縁部を溝４Ａの底面に沿って設けた
凹溝４Ｃに挿入して固定する構成としたものである。
実で、視認性にも優れた踏板用表示体を提供することに
ある。 【解決手段】表面の一方向に多数の細長い溝４Ａを有す
る踏板４の溝底面に沿って表示体７を設け、この表示体
７の長手方向の前端を端部踏板片４Ｂで圧着固定する一
方、その長手方向両縁部を溝４Ａの底面に沿って設けた
凹溝４Ｃに挿入して固定する構成としたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段やエスカレー
ター等の踏板に係り、特に、その表面に設ける表示体の
固定構造に関する。
ター等の踏板に係り、特に、その表面に設ける表示体の
固定構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】踏板用表示体に関する従来例としては、
特開平１−１２５９６０号公報に開示されたエスカレー
ター式乗客コンベアのものが知られている。
特開平１−１２５９６０号公報に開示されたエスカレー
ター式乗客コンベアのものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、動く
踏板の踏面頂部と溝部にわたって複数の細幅模様体を接
着し、この表示体が表現する足型マークなどで乗客の乗
込み位置の誘導を行う構成を開示している。しかしなが
ら、この表示体の取付け構造では、踏面頂部部分の摩滅
やその端面が露出することによる接着部の剥離などの寿
命的問題、それに踏板面に対して表示体の存在が識別不
鮮明という視認性の問題があった。
踏板の踏面頂部と溝部にわたって複数の細幅模様体を接
着し、この表示体が表現する足型マークなどで乗客の乗
込み位置の誘導を行う構成を開示している。しかしなが
ら、この表示体の取付け構造では、踏面頂部部分の摩滅
やその端面が露出することによる接着部の剥離などの寿
命的問題、それに踏板面に対して表示体の存在が識別不
鮮明という視認性の問題があった。
【０００４】本発明の目的は、踏板通行者向けの表示体
の取付け固定力が確実で、視認性にも優れた踏板用表示
体を提供することにある。
の取付け固定力が確実で、視認性にも優れた踏板用表示
体を提供することにある。
【０００５】本発明は、上記目的を達成するために、踏
板の表面の一方向に多数の細い溝を有するものにおい
て、前記溝の底面に沿って、足型マークなどの模様を付
した短冊状の表示体を配設し、この表示体の長手方向の
前端を前記踏板の表面形状と類似形状の端部踏板片で前
記踏板の一部に圧着固定する一方、この表示体の長手方
向の両縁部を、前記踏板の溝底面の両側部に設けられた
凹溝に挿入して固設するように構成したのである。この
構成によれば、表示体は、溝底面に沿って長く連続して
彩色した模様で視認性を高める一方、その長手方向の前
端が端部踏板片で踏板の一部に固く接合されるととも
に、この前端から後端に至る全長の両縁部は、前記溝底
面に設けられた凹溝に挿入されて固定されるので、めく
れることのない踏板用表示体を得ることができる。
板の表面の一方向に多数の細い溝を有するものにおい
て、前記溝の底面に沿って、足型マークなどの模様を付
した短冊状の表示体を配設し、この表示体の長手方向の
前端を前記踏板の表面形状と類似形状の端部踏板片で前
記踏板の一部に圧着固定する一方、この表示体の長手方
向の両縁部を、前記踏板の溝底面の両側部に設けられた
凹溝に挿入して固設するように構成したのである。この
構成によれば、表示体は、溝底面に沿って長く連続して
彩色した模様で視認性を高める一方、その長手方向の前
端が端部踏板片で踏板の一部に固く接合されるととも
に、この前端から後端に至る全長の両縁部は、前記溝底
面に設けられた凹溝に挿入されて固定されるので、めく
れることのない踏板用表示体を得ることができる。
【０００６】
【発明の実態の形態】以下、本発明の一実施の形態をエ
スカレーター式乗客コンベアを例に、図１〜図４を用い
て説明する。乗客コンベア１の一方の乗降口付近を水平
投影視した図１において、建屋床に連なる乗降床２、く
し歯３、複数のアルミニウム合金製等の踏板４で通行路
を形成し、この踏板４の両側のハンドレール５、欄干６
で側壁を構成している。さらに、踏板４の表面には、そ
れの全個数あるいは数個飛びに乗客を正しく立つべき位
置に誘導する足型マークの模様（図には左右に２人立ち
分を示す）の表示体７が設けられている。そして、この
表示体７は、図２と図３に示したように踏板４の表面の
一方向に有する多数の細長い溝４Ａの底面と、この底面
の幅方向両側に設けられた凹溝４Ｃに沿って短冊状の表
示片７Ａ（表示体７はこれの集合体である）を備えてお
り、これの長手方向の前端部は図２に示したように踏板
４と表面形状が類似形状で長さＬの踏板４の前端に配設
された長さＬ１の端部踏板片４Ｂをビス（図示省略）等
で締付けることにより、踏板４の一部に圧着固定してい
る。また、表示片７Ａの裏面は接着材７Ｂで溝底面全体
に接着している。一方、表示片７Ａの長手方向両縁部
は、図３に示したように溝４Ａの底面幅両側に数ミリメ
ートル入り込むようにに設けられた凹溝４Ｃに挿入され
て、浮き上って剥れないように保護しつつ固定してい
る。ここで、表示体７Ａについて詳述すれば、この表示
片７Ａは、溝４Ａの各底面のものが集合体となって図１
のような足型マークの表示体７を構成するもので、その
長い連続的表示により、足型による位置誘導の視認性を
高める効果を発揮する。
スカレーター式乗客コンベアを例に、図１〜図４を用い
て説明する。乗客コンベア１の一方の乗降口付近を水平
投影視した図１において、建屋床に連なる乗降床２、く
し歯３、複数のアルミニウム合金製等の踏板４で通行路
を形成し、この踏板４の両側のハンドレール５、欄干６
で側壁を構成している。さらに、踏板４の表面には、そ
れの全個数あるいは数個飛びに乗客を正しく立つべき位
置に誘導する足型マークの模様（図には左右に２人立ち
分を示す）の表示体７が設けられている。そして、この
表示体７は、図２と図３に示したように踏板４の表面の
一方向に有する多数の細長い溝４Ａの底面と、この底面
の幅方向両側に設けられた凹溝４Ｃに沿って短冊状の表
示片７Ａ（表示体７はこれの集合体である）を備えてお
り、これの長手方向の前端部は図２に示したように踏板
４と表面形状が類似形状で長さＬの踏板４の前端に配設
された長さＬ１の端部踏板片４Ｂをビス（図示省略）等
で締付けることにより、踏板４の一部に圧着固定してい
る。また、表示片７Ａの裏面は接着材７Ｂで溝底面全体
に接着している。一方、表示片７Ａの長手方向両縁部
は、図３に示したように溝４Ａの底面幅両側に数ミリメ
ートル入り込むようにに設けられた凹溝４Ｃに挿入され
て、浮き上って剥れないように保護しつつ固定してい
る。ここで、表示体７Ａについて詳述すれば、この表示
片７Ａは、溝４Ａの各底面のものが集合体となって図１
のような足型マークの表示体７を構成するもので、その
長い連続的表示により、足型による位置誘導の視認性を
高める効果を発揮する。
【０００７】以上の構成によれば、表示体７の前端と長
手方向両縁部が確実に固定され、小石や傘の先のような
異物が接触しても剥離し難く、その固定力がより確実な
ものとなる。
手方向両縁部が確実に固定され、小石や傘の先のような
異物が接触しても剥離し難く、その固定力がより確実な
ものとなる。
【０００８】なお、上記表示体７は、足型マークの模様
に限らず、歩行を促す矢印マークやその他の視覚的模様
としてもよい。また、図３に示した表示体７の固定構造
は、例示のものに限定されるのもではなく、例えば図４
に示したようにその後端をビス８等で固設して更に固定
力を確実にすることも可能である。
に限らず、歩行を促す矢印マークやその他の視覚的模様
としてもよい。また、図３に示した表示体７の固定構造
は、例示のものに限定されるのもではなく、例えば図４
に示したようにその後端をビス８等で固設して更に固定
力を確実にすることも可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
踏板通行者向けの表示体の取付け固定力が確実で、視認
性にも優れた踏板用表示体を提供することができる。
踏板通行者向けの表示体の取付け固定力が確実で、視認
性にも優れた踏板用表示体を提供することができる。
【図１】本発明による踏板用表示体の一実施の形態を示
す平面図。
す平面図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】図２のＩＩ−ＩＩ線に沿う断面図。
【図４】本発明の他の実施例を示す図２相当の拡大断面
図。
図。
４…踏板、４Ａ…溝、４Ｂ…端部踏板片、４Ｃ…凹溝、
７…表示体 ７Ａ…表示片、７Ｂ…接着剤、８…ビス
７…表示体 ７Ａ…表示片、７Ｂ…接着剤、８…ビス
Claims (1)
- 【請求項１】踏板の表面の一方向に多数の細い溝を有す
るものにおいて、前記溝の底面に沿って、足型マークな
どの模様を付した短冊状の表示体を配設し、この表示体
の長手方向の前端を前記踏板の表面形状と類似形状の端
部踏板片で前記踏板の一部に圧着固定する一方、この表
示体の長手方向の両縁部を、前記踏板の溝底面の両側部
に設けられた凹溝に挿入して固設するように構成したこ
とを特徴とする踏板用表示体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6370397A JPH10218543A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 踏板用表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6370397A JPH10218543A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 踏板用表示体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218543A true JPH10218543A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=13237010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6370397A Pending JPH10218543A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 踏板用表示体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218543A (ja) |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP6370397A patent/JPH10218543A/ja active Pending
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