JPH10294151A - コネクタホルダ - Google Patents

コネクタホルダ

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Publication number
JPH10294151A
JPH10294151A JP9116495A JP11649597A JPH10294151A JP H10294151 A JPH10294151 A JP H10294151A JP 9116495 A JP9116495 A JP 9116495A JP 11649597 A JP11649597 A JP 11649597A JP H10294151 A JPH10294151 A JP H10294151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
connector
holder main
connector holder
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9116495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ota
一夫 太田
Fumitoshi Tsuchiya
郁俊 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの配線作業を速やかに行う。 【解決手段】 コネクタホルダHを、対称形状の一対の
ホルダ本体1,2で構成し、各ホルダ本体1,2にそれ
ぞれ別系統の配線W1,W2を接続するためのコネクタ
4A〜4D,4E〜4Hを装着する。各ホルダ本体1,
2の下端11および上端21に係合部18,28を形成
して、両係合部18,28は取付穴P1内に挿入された
状態で合体して係合体5となる。係合体5は取付穴P1
の開口縁に係合して各ホルダ本体1,2を位置決めし、
この状態で各ホルダ本体1,2の脚部12,22をパネ
ルPにボルト61,62で結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタホルダに関
し、特に自動車用ワイヤハーネスのコネクタを保持する
ためのコネクタホルダの構造改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気配線はエンジンルーム、カ
ウル、インストルメントパネル(インパネ)、ドア等の
各部分でそれぞれワイヤハーネスとして分離されてお
り、これらワイヤハーネス間の接続はコネクタで行われ
る。この種のコネクタを車体パネル上で位置決めするた
めにコネクタホルダが使用され、その一例を図4に示
す。
【0003】図4において、コネクタホルダ7は全体が
鞍型に成形されており、上下端71,72に設けた取付
穴711,721にボルト91,92を挿入して、車両
パネル、例えばダッシュサイレンサパネルPのウエルド
ナット付き取付穴P4,P5に固定される。コネクタホ
ルダ7の本体部73は前方へ突出屈曲し、その前面と後
面には公知構造のコネクタ取付部74がそれぞれ上下方
向の3か所に形成されて、全部で6個のコネクタ4A〜
4Fが取り付けられる。6個のコネクタ4A〜4Fのう
ち、4個のコネクタ4A〜4DはカウルワイヤW1を接
続するためのものであり、2個のコネクタ4E,4Fは
ドアワイヤW2を接続するためのものである。上記コネ
クタホルダ7の下方にはコネクタホルダ8が位置してい
る。コネクタホルダ8は突出する係合体81を有し、こ
れをダッシュサイレンサパネルPの取付穴P6内に差し
込むことにより固定される。コネクタホルダ8の本体部
には上下の側面にそれぞれ公知構造のコネクタ取付部8
2が形成されて、全体として2個のコネクタ4G,4H
が取り付けられる。これら2個のコネクタ4G,4Hは
ドアワイヤW2の接続のために使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
接続構造では、ドアワイヤW2接続用のコネクタ4E,
4Fが、カウルワイヤ接続用のコネクタ4A〜4Dと共
用のコネクタホルダ7に取り付けられるため、ワイヤハ
ーネス製作段階で予めコネクタ4E,4Fをコネクタホ
ルダ7に取り付けておくことができず、アッセンブリラ
インでコネクタ4E,4Fの取付作業を行う必要があ
る。しかし、アッセンブリラインでの取付作業は手間取
るとともに、作業を容易にするためにワイヤハーネス長
に余裕を持たせておくと、取り付け後のワイヤハーネス
に弛みを生じるという不具合がある。また、コネクタ4
A〜4Fを取り付けた後、ボルト91,92で固定する
際に、コネクタホルダ7上下端の取付穴711,721
をダッシュサイレンサパネルPの取付穴P4,P5に合
致させるのに手間取るという問題もある。さらには、コ
ネクタホルダ7の直下に位置するコネクタホルダ8の取
り付けが、コネクタホルダ7に至るワイヤハーネスが邪
魔になってスムーズに行えないという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、ワイヤハーネスの配線作業を速やかに行うことがで
きるコネクタホルダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、コネクタホルダ(H)を一対のホルダ
本体(1,2)で構成して、各ホルダ本体(1,2)に
それぞれ別系統の配線(W1,W2)を接続するための
コネクタ(4A〜4D,4E〜4H)を装着し、各ホル
ダ本体(1,2)の一端(11,21)にパネル(P)
の取付穴(P1)に挿入される係合部(18,28)が
形成されて、これら係合部(18,28)は取付穴(P
1)内に挿入されて互いに合体して係合体(5)とな
り、該係合体(5)は取付穴(P1)の開口縁に係合し
て各ホルダ本体(1,2)の一端(11,21)を位置
決めし、この状態で各ホルダ本体(1,2)の他端(1
2,22)をパネル(P)に結合する。なお、一対のホ
ルダ本体(1,2)は互いに対称形状に成形すると良
い。
【0007】本発明においては、コネクタホルダを構成
する各ホルダ本体にそれぞれ別系統の配線を接続するた
めのコネクタを装着するから、各配線端末のコネクタを
予め各ホルダ本体に装着した状態でワイヤハーネスを製
作することができる。したがって、コネクタホルダへの
コネクタ装着をアッセンブリラインで行う必要がないか
ら、配線作業を速やかに行うことができるとともに、従
来のようにワイヤハーネスに弛みを生じるという不具合
も生じない。また、パネルの取付穴に挿入される係合体
によって各ホルダ本体の一端が位置決めされるから、各
ホルダ本体の他端をパネルの取付穴にボルト結合する等
の作業を容易に行うことができる。さらに、ワイヤハー
ネスが邪魔になってコネクタホルダの取付がスムーズに
できないという従来の問題も生じない。なお、一対のホ
ルダ本体を互いに対称形状に成形すれば、例えば車両の
左右位置で使用するコネクタホルダの部品を共通化する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1にはコネクタホルダHの外観
を示す。図において、コネクタホルダHは対称形状の一
対のホルダ本体1,2より構成され、これらはそれぞれ
下端11と上端21で衝合されて、後述のようにダッシ
ュサイレンサパネルPに一体に取り付けられる。図2に
は上側ホルダ本体1の正面図を示し、図3にはその側面
図を示す。ホルダ本体1は樹脂の一体成形品で、正面視
で逆L字形に成形されている。ホルダ本体1の上端は幅
広の脚部12となり、その先端部には略円形の開口13
が形成されて、この開口13内に同形のアース板3が位
置している。アース板3は小幅となって脚部12の基端
方向へ延び、アース用の複数のコネクタピン31となっ
て図2の紙面手前方向へ突出している。開口13内に位
置する上記アース板3の中心には取付穴32が設けられ
ている。ホルダ本体1の本体部14は脚部12の基端か
ら下方へ小幅となって延び(図2)、この本体部14に
は前面と後面(図3の左右の面)の上下位置にそれぞれ
矩形の舌片151(図2)を備えた公知構造のコネクタ
取付部15が形成されて、これらコネクタ取付部15
に、全部で4個のコネクタ4A〜4Dが差し込み装着さ
れる。上記本体部14の下端11はその一部がガイド部
16として上記脚部12と平行に延出するとともに、さ
らに、側面視で上記脚部12と門型を形成するように半
円断面の脚部17(図3)が延びて、その先端は大径半
円の鍔部181を有する係合部18となっている。係合
部18の先端はV字形に折り返されて、弾性変形可能な
係止片182となっている。下側ホルダ本体2(図1)
は以上に説明した上側ホルダ本体1と同一構造で、脚部
22を有する対称形状をなし、同じく4個のコネクタ4
E〜4Hが差し込み装着される。
【0009】このようなコネクタホルダHを使用する場
合には、図1に示すように、上側ホルダ本体1にカウル
ワイヤW1端末の4個の雄型コネクタ4A〜4Dを装着
するとともに、下側ホルダ本体2にはドアワイヤW2端
末の4個の雄型コネクタ4E〜4Hを装着する。そし
て、これら上側ホルダ本体1と下側ホルダ本体2とを、
互いの下端11と上端21で衝合すると、上側および下
側の各ホルダ本体1,2の係合部18,28は合体して
円形断面の係合体5となる。そこで、この係合体5を、
ダッシュサイレンサパネルPに設けた取付穴P1内に差
し込むと、各係合部18,28の係合片181(図3)
は原形に復する際に取付穴P1の開口縁に係合し、上側
ホルダ本体1の下端11と下側ホルダ本体2の上端21
とが位置決めされる。したがって、アッセンブリライン
では、各ホルダ本体1,2の取付穴32,33をダッシ
ュサイレンサパネルPの取付穴P2,P3の直上に位置
させて係合体5を取付穴P1内に差し込めば、その後は
コネクタホルダHから手を離しても、両取付穴32,P
2と33,P3は合致した状態を保ち、その位置がずれ
ることはない。これにより、各取付穴32,33内にボ
ルト61,62を挿入して、ダッシュサイレンサパネル
Pのウエルドナット付き取付穴P2,P3へコネクタホ
ルダHを結合固定する作業をスムーズに行うことができ
る。その後、各雄型コネクタ4A〜4Hに雌型コネクタ
(図示略)を接続して、配線作業が完了する。
【0010】このように、本実施形態のコネクタホルダ
Hによれば、ドアワイヤ接続用コネクタ4A〜4Dとカ
ウルワイヤ接続用コネクタ4E〜4Hとをそれぞれホル
ダ本体1,2に装着した状態でワイヤハーネスを製作し
ておくことができるから、アッセンブリラインでコネク
タ4A〜4Hの取付作業を行う必要がない。また、係合
体5を取付穴P1に差し込むことによって予めコネクタ
ホルダHを位置決めしておくことができるから、ボルト
固定作業を速やかに行うことができる。さらに、ワイヤ
ハーネスが邪魔になってコネクタホルダの取り付けが阻
害されるという問題もない。加えて、ホルダ本体を互い
に対称形状に成形したから、車両の左右位置に設ける場
合に、上下のホルダ本体1,2を入れ替えるだけでホル
ダ本体自身は共通に使用することができ、部品点数を軽
減することができる。なお、ダッシュサイレンサパネル
Pへのホルダ本体1,2の各脚部12,22の結合方法
はボルト61,62に限られるものではない。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明のコネクタホルダ
によれば、ワイヤハーネスの配線作業を速やかに行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、コネクタホルダの
全体斜視図である。
【図2】上側ホルダ本体の正面図である。
【図3】上側ホルダ本体の側面図である。
【図4】従来のコネクタホルダの全体斜視図である。
【符号の説明】
1…ホルダ本体、11…下端(一端)、12…脚部(他
端)、18…係合部、2…ホルダ本体、21…上端(一
端)、22…脚部(他端)、28…係合部、4A,4
B,4C,4D,4E,4F,4G,4H…コネクタ、
5…係合体、H…コネクタホルダ、P…ダッシュサイレ
ンサパネル(パネル)、P1…取付穴、W1…カウルワ
イヤ(配線)、W2…ドアワイヤ(配線)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタホルダを一対のホルダ本体で構
    成して、各ホルダ本体にそれぞれ別系統の配線を接続す
    るためのコネクタを装着し、前記各ホルダ本体の一端に
    パネルの取付穴に挿入される係合部が形成されて、これ
    ら係合部は前記取付穴内に挿入されて互いに合体して係
    合体となり、該係合体は前記取付穴の開口縁に係合して
    前記各ホルダ本体の一端を位置決めし、この状態で前記
    各ホルダ本体の他端を前記パネルに結合することを特徴
    とするコネクタホルダ。
JP9116495A 1997-04-18 1997-04-18 コネクタホルダ Pending JPH10294151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116495A JPH10294151A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 コネクタホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116495A JPH10294151A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 コネクタホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10294151A true JPH10294151A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14688557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9116495A Pending JPH10294151A (ja) 1997-04-18 1997-04-18 コネクタホルダ

Country Status (1)

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JP (1) JPH10294151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068872A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 本田技研工業株式会社 複数カプラの支持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016068872A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 本田技研工業株式会社 複数カプラの支持構造

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