JP3046981B2 - 車両用電気配索構造 - Google Patents

車両用電気配索構造

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JP3046981B2 JP2340093A JP34009390A JP3046981B2 JP 3046981 B2 JP3046981 B2 JP 3046981B2 JP 2340093 A JP2340093 A JP 2340093A JP 34009390 A JP34009390 A JP 34009390A JP 3046981 B2 JP3046981 B2 JP 3046981B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、車両用の電気配索構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 最近では、自動車の車体各部の車体本体への組付けを
自動機により行うことが多くなってきている。その一貫
として、例えば車室内フロント部に位置するインストル
メントパネルや同インストルメントパネルのサブアッセ
ンブリ(メータノードやスイッチノードなど)も自動組
付に適したものであることが要請されるようになってい
る。
そこで、例えば該インストルメントパネルを、車体側
カウルパネルに直接取付けられるスケルトン形態のイン
ストルメントパネル・メンバーと該インストルメントパ
ネル・メンバーに対して取付けられるインストルメント
パネル・コアとの2つのパネルユニットに分割するとと
もにインストルメントパネル・コアに対して、メータノ
ードやスイッチノードなどの各種サブアッセンブリを組
付けるように構成することによって、組付を容易にする
ことが考えられる(例えば特開平1−190551号公報参
照)。
(発明が解決しようとする課題) ところが、一方上記のようなインストルメントパネル
構造を採用したとしても、その内部に電装品を組付ける
に際して、その電気配索構造をどのようにするかの問題
が生じる。
すなわち、最近では、電装品の数が著しく増大してい
る関係で、当然それらを電気的に接続するワイヤハーネ
スも大径かつ大容量のものとなってきている。従って、
その配索も容易ではなく、狭い個所での複雑な配線の引
き回しや接続は極めて困難な作業を伴い、従来と同様の
ハーネス状態のままの配索構造では、上述のような自動
組付には到底対応することができない。
そこで、例えば上記ワイヤハーネス自体を合成樹脂材
で硬化固型化することによって配線の引き回し形態に対
応した立体的な電気配索部材を形成し、該固型立体化さ
れた電気配索部材を、インストルメントパネルの内面部
の形状、コネクタ位置等に沿って立体的に配設されてい
る配索用金属板に対応させて接続することにより自動組
立を可能にしようとする試みもなされている(特開昭63
−219446号公報参照) このような構成によると、確かに自動組立には対応し
得るようになるが、ワイヤハーネスの加工が複雑で、ま
たコネクタ嵌合位置の自由度がないので全てのコネクタ
位置を余程高精度に成型しないと、コネクタ嵌合部の芯
ずれ等を生じる欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本願の請求項1〜4記載の各発明は、それぞれ上記の
問題を解決することを目的としてなされたもので、各々
次のように構成されている。
(1) 請求項1記載の発明の構成 該請求項1記載の発明の車両用電気配索構造は、イン
ストルメントパネル内に設置される車両用電装品の電気
配索構造において、複数本の電線束よりなる電気配索部
材を第1の電気配索部材と第2の電気配索部材との2つ
の電気配索部材に分割し、上記第1の電気配索部材を車
体側インストルメントパネル・メンバーに取付ける一
方、第2の電気配索部材をインストルメントパネル・コ
アに取付け、これら第1および第2の電気配索部材の各
々に各々を相互に接続するコネクタを設けたことを特徴
とするものである。
(2) 請求項2記載の発明の構成 該請求項2記載の発明の車両用電気配索構造は、上記
請求項1記載の発明の車両用電気配索構造の構造を基本
構成部とし、当該基本構成部における第1の電気配索部
材によりインストルメントパネル前面部に装着される電
装品の配索を行なう一方、他方第2の電気配索部材によ
り上記インストルメントパネル上面部に装着される電装
品の配索を行うようになっていることを特徴とするもの
である。
(3) 請求項3記載の発明の構成 請求項3記載の発明の車両用電気配索構造は、上記請
求項1記載の発明の車両用電気配索構造を基本構成部と
し、当該基本構成部における第1の電気配索部材と第2
の電気配索部材相互の接続部に位置して所定のコントロ
ールユニットが設けられていることを特徴とするもので
ある。
(4) 請求項4記載の発明の構成 該請求項4記載の発明の車両用電気配索構造は、上記
請求項1記載の発明の車両用電気配索構造を基本構成部
とし、当該基本構成部における第1の電気配索部材と第
2の電気配索部材との相互の接続部はインストルメント
パネル・コアとインストルメントパネル・メンバーの固
定部近傍位置に設けられていることを特徴とするもので
ある。
(作 用) 本願の請求項1〜4各項記載の発明は、各々上記のよ
うに構成されている結果、当該構成に対応して次のよう
な作用を奏する。
(1) 請求項1記載の発明の作用 該請求項1記載の発明の車両用電気配索構造では、先
ず複数本の電線束よりなる電気配索部材を第1の電気配
索部材と第2の電気配索部材との2つの電気配索部材に
分割している。そして上記第1の電気配索部材を車体側
インストルメントパネル・メンバーに取付ける一方、第
2の電気配索部材をインストルメントパネル・コアに対
して取付けるよにしている。従って、各インパネユニッ
トに対する電気配索部材の組付は簡単に行われる。そし
て、これら第1および第2の電気配索部材の各々に各々
を相互に接続するコネクタが設けられており、最終的な
組立に際して当該コネクタを嵌合接続すると全ての接続
がワンタッチで完了する。
(2) 請求項2記載の発明の作用 該請求項2記載の発明の車両用電気配索構造では、そ
の基本構成部による上記請求項1記載の発明と同様の作
用に加え、その第1の電気配索部材によってインストル
メントパネル前面部に装着される電装品の配索を行な
い、他方第2の電気配索部材によって上記インストルメ
ントパネル上面部に装着される電装品の配索を行うよう
にしており、電装品の位置ごとにグループ分けして接続
ラインを整然と区分しているので、接続用コネクタの配
列、配設も容易で組付時の相互の接続作業も容易とな
る。
(3) 請求項3記載の発明の作用 請求項3記載の発明の車両用電気配索部材の構造で
は、その基本構成に基いて上記請求項1記載の発明の作
用を奏し得ることに加えて、第1の電気配索部材と第2
の電気配索部材相互の接続部に位置して所定のコントロ
ールユニットが設けられていることから、本来多数の配
線の接続を必要とするコントロールユニットの接続が極
めて簡単で配線量も大きく低減される。
(4) 請求項4記載の発明の作用 該請求項4記載の発明の車両用電気配索構造では、そ
の基本構成に基いて生じる上記請求項1記載の発明と同
様の作用に加え、上記第1の電気配索部材と第2の電気
配索部材との相互の接続部は剛性の高い、インストルメ
ントパネル・コアとインストルメントパネル・メンバー
の固定部近傍位置に設けられていることから、固定状態
が安定し、コネクタ嵌合時の位置合わせが容易になり嵌
合時の芯ずれや接続後の接触不良なども生じない。
(発明の効果) 従って、上記本願の請求項1〜4各発明の車両用電気
配索構造によると、インストルメントパネル分割による
組付性の向上に対応して電気配索部材自体の生産性、組
付性をも向上させることができるようになり、インスト
ルメントパネル全体の自動組立に適切に応じられるよう
になる。
また、集約配線が可能となるので、同時にコネクタ等
接続部の数も少なくて済むようになる。さらに、それら
の結果、組付精度自体も向上する。
(実施例) 第1図〜第8図は、多重伝送システムを採用した本願
発明の第1実施例に係る車両用電気配索構造を示してい
る。
先ず第1図は、本実施例における車両用インストルメ
ントパネル部の全体を前面部側斜目上方から見た要部の
分解斜視図であり、また第2図は同インストルメントパ
ネル内の構造および電気配索形態および電気配索形態を
当該インストルメントパネルの裏面部側斜目上方から見
た分解斜視図である。
先ず第1図において、符号1は当該車両の車室内フロ
ント部に位置して配設されるインストルメントパネル・
コアであり、本実施例におけるインストルメントパネル
の基本形態部を構成している。
該インストルメントパネル・コア1は、例えば合成樹
脂により一体成形して形成されており、その前面側には
例えばメータノード2a、一般スイッチノード2b、エアコ
ンスイッチノード2c、オーディオノード2dなどの各種の
ノードを取付けるための電装ノード取付部3a〜3dが各々
形成されている。
他方、該インストルメントパネル・コア1の裏面側に
は、第2図に示すように、インストルメントパネル・メ
ンバー4が配設されるようになっており、該インストル
メントパネル・メンバー4を介して車体側カウルパネル
(図示省略)に対して固定されるようになっている。
すなわち、該インストルメントパネル・メンバー4
は、スケルントン構造のフレーム部材により構成されて
いて、適宜個所に上記インストルメントパネル・コア1
側螺条座台6a〜6fとの結合用フランジ部5a〜5fが設けら
れている。
さらに符号7は上記インストルメントパネル・メンバ
ー4側に固定される第1の電気配索部材、また同符号20
は上記インストルメントパネル・コア1の内側に固定さ
れる第2の電気配索部材である。
第1の電気配索部材7は、図示のように左右両端部に
カウル側メインコネクタ部にカップリングされる円筒形
をした車両接続用コネクタ9A,9Bが設けられている。こ
の車両接続用コネクタ9A,9Bはその第1、第5の固定部
材8a,8j側に段部81A,81Bを有しており、該段部81A,81B
をインストルメントパネル・メンバー4側の凸部82A,82
Bで押圧することによりカウル側に安定して固定される
ようになっている。当該第1の電気配索部材は、例えば
フラット形のワイヤーハーネス(電線束)7aを配索部材
本体として構成されており、上記インストルメントパネ
ル・メンバー4に対する第1〜第5の各固定部材(取付
部)7b〜7fを例えば熱硬化性樹脂によりプレート状に厚
目にコーティングして、その一部にビス止め用のビス挿
通孔8a〜8jを設けて構成されている。
そして、略中央部に位置する第3の固定部材(取付
部)7d部には、右端側上部に電子コントロールユニット
モジュール(ECUモジュール)接続用第1コネクタ10が
設けられているとともに、また中央位置下部には上方側
から下方側にエアコンスイッチノード接続用コネクタ1
1、オーディオノード接続用コネクタ12、センターコン
ソールノード接続用コネクタ13が各々設けられている。
また、第4の固定部材(取付部)7eの上部にはメータノ
ード接続用コネクタ14が、同下部にはコラムスイッチノ
ード接続用コネクタ15が各々設けられている。
メータノード接続用コネクタ14部には、例えば第6図
〜第8図のような固定部材および配線分岐構造が任意に
採用される。先ず第6図の例は、上記フラット形ワイヤ
ーハーネス7aにフラットケーブル16を使用し、熱硬化性
樹脂で配線分岐部を覆って固定部材(取付部)7eを形成
したもの、また第7図のものはフラット形ワイヤーハー
ネス7aにFPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキッ
トボード)17を使用し、配線分岐部を第6図のものと同
様に熱硬化性樹脂で被覆して固定部材7eを形成したもの
である。さらに、第8図の場合には、上記第7図の場合
と同様にフラット形ワイヤハーネス7aとしてFPCを使用
する一方、固定部材7e′をPCB(プリント回路基板)に
よって構成したものである。
次に上記第1の電気配索部材7の第5の固定部材(取
付部)7f下部には、フューエルリッドオープナスイッチ
ノード接続用コネクタ16とトランクリッドオープナスイ
ッチノード接続用コネクタ17とが並列状態で設けられて
いるとともに上記左端側の車両用接続用コネクタ9Bが一
体化されている。
そして、一方上記インストルメントパネル・メンバー
4側には、上記第1の電気配索部材7側の各ノード対応
接続用コネクタ10〜17に対応した固定用嵌合口部10a,11
a,12a,13a,14a,15a,16a,17aが各々設けられている。そ
して、両者を対応嵌合させることにより、上記第1の電
気配索部材7がインストルメントパネル・メンバー4に
対して確実に取付けられ、かつ接続されるようになって
いる。
ところで、第2図中において、符号30は、CPU,RAM,RO
M等を備え、多重通信用コントロールを有した上述の電
子コントロールユニットモジュール(ECUモジュール)
を示しており、該電子コントロールユニットモジュール
30は、本実施例の場合、上記インストルメントパネル・
メンバー4のモジュール取付プレート32の背面側に取付
けられるようになっている。そして、該電子コントロー
ルユニットモジュール30は、その背面側下部に上記第1
の電気配索部材7側電子コントロールユニットモジュー
ル接続用第1コネクタ10が嵌合される受け側第1のコネ
クタ10aを有しているとともに前面側上部には受け側第
2の接続コネクタ31を有し、該第1の接続コネクタ31を
上記モジュール取付プレート32のコネクタ嵌合口31a内
に嵌合した状態で固定されている。
一方、上述した第2の電気配索部材20は、上記第1の
電気配索部材7と同様にフラット形のワイヤハーネス20
aを中心として構成されており、左端部にはオートライ
トコントロール用の日射センサ接続用コネクタ21Aが、
また右端部にはグローブボックスランプ用接続コネクタ
21Bとグローブボックスランプスイッチ接続用コネクタ2
1cとが上下に分岐して設けられている。また、その途中
には、熱硬化性樹脂により形成された固定部材22、オー
トエアコン用日射センサ接続用コネクタ23、電子コント
ロールユニットモジュール接続用第2コネクタ24が各々
設けられている。
オートエアコン用日射センサ接続用コネクタ23と電子
コントロールユニットモジュール接続用コネクタ24と
は、熱硬化性樹脂部材25により相互に連結固型化され固
定部をも形成している。
そして、上記オートライトコントロール用の日射セン
サ接続用コネクタ21Aは、その基端側に耳状のフランジ
部を有し、該フランジ部の左右に形成されたビス挿通孔
26a,26bを介して上記インストルメントパネル・コア1
背面の対応する螺状座台36a,36bにビスネジ37a,37bを介
して締結固定されるようになっており、該固定状態では
上記コネクタ21A部がインストルメントパネル・コア1
の同コネクタ嵌合口31A内に嵌合され図示しない日射セ
ンサに対応するようになっている。また、上記固定部材
22にも上部側に締結固定用のフランジ部が形成されてお
り、該フランジ部のビス孔22aを介してインストルメン
トパネル・コア1側の螺状座台35にビスネジ38aで固定
されるようになっている。さらに、上記オートエアコン
用日射センサの接続用コネクタ23も上記オートライト用
日射センサ接続用コネクタ21Aの構成と全く同様にして
ビスネジ(図示省略)によりビス孔23a,23bを介してイ
ンストルメントパネル・コア1側螺状座台33a,33bに締
結固定され、該固定状態では、そのコネクタ嵌合口34内
にコネクタ23部が嵌合固定されるようになっている。
ところで、上記オートライト用およびオートエアコン
用の各日射センサ接続用コネクタ21A,23は、上記のよう
なビス止め形の固定構造だけに限られるものではなく、
例えば第4図および第5図に示されるように左右フラン
ジ部に係合部を有したコッターピン26a′(23a′),26
b′(23b′)を設け、該コッターピン26a′(23a′),2
6b′(23b′)をインストルメントパネル・コア1側の
コッターピン挿入孔36a′(33a′),36b′(33b′)に
挿入することにより、ワンタッチで係止するようにして
もよい。このようにすると、組付時の作業性が一層向上
する。なお、第5図中において、符号50は、該当する日
射センサを示しており、該日射センサ50本体の両側部に
も係合用の突起が設けられており、該日射センサ50本体
をデフロスタのノズルグリル1aに形成された日射センサ
嵌装口51内に圧入することで両者をワンタッチで嵌挿接
続することができるように構成されている。このよう
に、上記インストルメントパネル・コア1の上面側はデ
フロスタのノズルグリル1aでカバーされる結果、上記コ
ネクタ21A(23)のコッターピン26a′(23a′),26b′
(23b′)などは外部からは見えなくなる。従って、上
記構成が採用しやすい。
さらに、また上述した第1の電気配索部材7側のメー
タノード接続用コネクタ14(コラムスイッチノード接続
用コネクタ15も同様)は、例えば具体的には第3図に示
すような調芯コネクタが採用される。
すなわち、第3図において、符号49は第1の電気配索
部材7側に支持されたコネクタ支持用のブラケットであ
り、該ブラケット49の前面側中央部にはコネクタ本体43
を上下左右4ケ所で脱着可能に把持する把持爪44〜47
(但し、46,47は見えない)が設けられている一方、そ
の左右両側にはワンタッチ係合用のコッターピン41,42
が設けられている。また、上記把持爪44〜47によって把
持されたメータ(コラムスイッチ)ノード接続用のコネ
クタ本体43の先端には接続時の調芯用ピン46,47が突設
されている。
従って、上記インストルメントパネル・メンバー4側
の対応する嵌合口14(15)に調芯用ピン46,47を利用し
て正確にコネクタ本体43の先端を挿入しさえすれば、上
記コッターピン41,42をピン嵌挿孔41a,42aに対しても比
較的容易に挿入することができ、ワンタッチでの組付が
可能となる。
従って、上記インストルメントパネルの構成では、車
体側カウル部に固定された上記インストルメントパネル
・メンバー4に対して上記インストルメントパネル・コ
ア1を取付けると、該取付け時において、上記第1の電
気配索部材7と第2の電気配索部材20とは上記電子コン
トロールユニットモジュール30を介して相互に接続され
ることになり、またそれによって各ノード部も電源およ
びコントロール回路に正確に接続されることになる。
以上に述べた如く、上記第1実施例の車両用電気配索
構造によると、車体側インストルメントパネル・メンバ
ー4と車室側インストルメントパネル・コア7とのイン
ストルメントパネル分割による組付性向上に対応して電
気配索部材も各々に対応して取付けられる第1、第2の
電気配索部材7,20に分割している。その結果、電気配索
部材自体の生産性、組付性をも同時に向上させることが
できるようになり、インストルメントパネル全体として
自動組立に適切に応じられるようになる。
また、同時に接続部(コネクタ部)の数や配線の量も
少なくて済むようになる。さらに、コネクタ同士の対応
位置も正確となり組付精度も向上する。
次に第9図は、本願発明の第2実施例に係る車両用電
気配索構造を示している。
本実施例では、上述した電子コントロールユニットモ
ジュール30をインストルメントパネル・メンバー4側の
第1の電気配索部材7の内側に設けるようにしたことを
特徴とするもので、そのために第1の電気配索部材7の
第3の固定部材(取付部)7dの左端部に上下方向に延び
るフランジ部64,65を設ける一方、その中間部に突型接
続用コネクタ63を設けて構成し、電子コントロールユニ
ットモジュール30側凹型コネクタ31′と接続するように
している。従って、該構成によれば、特にインパネ内最
奥側に電子制御システム製品がある場合に最適となる。
そして、本実施例の場合には、上記第1の電気配索部
材7と第2の電気配索部材20とは、第1実施例の場合と
異なり、直接第1の配索部材間接続用コネクタ10′と第
2の配索部材間接続用コネクタ24′との嵌合口10a′を
介した相互の接続によって接続されることになる。
なお、以上の各実施例の電気配索構造は、何れも信号
伝送システムとして多重伝送方式を採用したものであ
り、本願発明は、このような多重伝送方式の場合の配線
の簡素化メリット等特に有益な効果を得ることができる
ものであるが、本願発明は必ずしも上記のような多重伝
送方式を採用したもののみに限られるものではないこと
は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明の第1実施例に係る車両用電気配索
構造を示す車両インストルメントパネル前面側の分解斜
視図、第2図は、同裏面側の分解斜視図、第3図は、同
構造におけるメータノードスイッチ等接続用コネクタ部
の拡大分解斜視図、第4図は、同構造における日射セン
サ接続用コネクタ部の構成例を示す斜視図、第5図は、
同第4図のコネクタ構造を採用した日射センサ取付部
(デフロスタ・グリル部)の構造を示す断面図、第6図
〜第8図は、上記実施例の構造におけるメータノード接
続用コネクタ部の具体的な構成例を示す要部の拡大斜視
図、第9図は、本願発明の第2実施例に係る車両用電気
配索構造を示すインストルメントパネル裏面側の分解斜
視図である。 1……インストルメントパネル・コア 2a……メータノード 2b……一般スイッチノード 2c……エアコンスイッチノード 2d……オーディオノード 4……インストルメントパネル・メンバー 7……第1の電気配索部材 7a……フラット形ワイヤハーネス 7b……第1の固定部材 7c……第2の固定部材 7d……第3の固定部材 7e……第4の固定部材 7f……第5の固定部材 9A,9B……車両接続用コネクタ 10……電子コントロールユニットモジュール接続用第1
コネクタ 10′……第1の配索部材間接続用コネクタ 11……エアコンスイッチノード接続用コネクタ 12……オーディオノード接続用コネクタ 13……センターコンソールノード接続用コネクタ 14……メータノード接続用コネクタ 15……コラムスイッチノード接続用コネクタ 20……第2の電気配索部材 21A……オートライトコントロール用日射センサ接続用
コネクタ 22……固定部材 23……オートエアコン用日射センサ接続用コネクタ 24……電子コントロールユニットモジュール接続用第2
コネクタ 24′……第2の配索部材間接続用コネクタ
フロントページの続き (72)発明者 平野 誠治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 清水 雅昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 道平 修 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−24238(JP,A) 特開 平1−212636(JP,A) 特開 平1−212635(JP,A) 特開 平2−24238(JP,A) 特開 昭64−67809(JP,A) 特開 昭62−116334(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 37/00 B60R 16/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネル内に設置される車
    両用電装品の電気配索構造であって、複数本の電線束よ
    りなる電気配索部材を第1の電気配索部材と第2の電気
    配索部材との2つの電気配索部材に分割し、上記第1の
    電気配索部材を車体側インストルメントパネル・メンバ
    ーに取付ける一方、第2の電気配索部材をインストルメ
    ントパネル・コアに取付け、これら第1および第2の電
    気配索部材の各々に各々を相互に接続するコネクタを設
    けたことを特徴とする車両用電気配索構造。
  2. 【請求項2】第1の電気配索部材はインストルメントパ
    ネル前面部に装着される電装品の配索を行ない、他方第
    2の電気配索部材は上記インストルメントパネル上面部
    に装着される電装品の配索を行うようになっていること
    を特徴とする請求項1記載の車両用電気配索構造。
  3. 【請求項3】第1の電気配索部材と第2の電気配索部材
    相互の接続部に位置して所定のコントロールユニットが
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用
    電気配索構造。
  4. 【請求項4】第1の電気配索部材と第2の電気配索部材
    との相互の接続部はインストルメントパネル・コアとイ
    ンストルメントパネル・メンバーの固定部近傍位置に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用電
    気配索構造。
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