JPH10292676A - 車両用組立式テント - Google Patents

車両用組立式テント

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JPH10292676A
JPH10292676A JP9114452A JP11445297A JPH10292676A JP H10292676 A JPH10292676 A JP H10292676A JP 9114452 A JP9114452 A JP 9114452A JP 11445297 A JP11445297 A JP 11445297A JP H10292676 A JPH10292676 A JP H10292676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
sheet
tent
storage case
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9114452A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Asada
学 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASADA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ASADA SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by ASADA SEISAKUSHO KK filed Critical ASADA SEISAKUSHO KK
Priority to JP9114452A priority Critical patent/JPH10292676A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光シートを車体上部に空隙を介して所要の
広さに容易に張設することができ且つその不使用時には
容易に収納することができる車両用組立式テントを提供
すること。 【解決手段】 車体1屋根部に配設される収納ケース体
11と、収納ケース体11内に車幅方向に枢支されたシ
ート巻取軸12と、車体1屋根部の荷受け台2に車長方
向に設けられた案内部材3と、案内部材3に車長方向に
移動可能に係合された支持部材4と、支持部材4に車幅
方向に連結されたシート受け体5と、シート巻取軸12
に引出し可能に巻き取られると共にその引出し時にシー
ト巻取軸12と車体1上部の所要位置に配置されたシー
ト受け体5との間に各々掛け渡されて車体1上部を所要
の空隙17を介して覆う遮光シート13とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が屋外に駐車
されている場合に車体の上部を遮光シートで覆って車内
の高温化を防止する車両用組立式テントに関する。
【0002】
【従来の技術】日差しの強い屋外に車両を長時間駐車し
た場合、特に春から秋の季節において車内が直射日光に
よって異常な高温になり、このために乗車時には付属の
空調装置をフル稼働させて車内を急冷する必要がある
が、前記異常高温状態にある車内の冷却にある程度の時
間を要する上に相当のエネルギーを浪費することにな
る。
【0003】前記問題に対する解決手段としては、車体
をカバーで覆ったり、車体の屋根部上に遮光シートを張
設したり、或はフロントガラスやリヤーガラスに車内側
から反射シートその他の遮光シートを装着すること等が
従来知られている。しかしながら、前記第一の方法では
車体とカバーとの間に空隙が十分に確保されないのでカ
バーから車体への熱伝導が生じ易いこと等の難点があ
り、第二の方法では、車体に対する遮光面積が概して狭
い上に遮光シートの取付けが面倒であり、また第三の方
法では遮光がフロントガラスやリヤーガラス等の狭い範
囲に限定される等の難点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、遮光
シートを車体上部に空隙を介して所要の広さに容易に張
設することができ且つその不使用時にはそれを容易に収
納することができる車両用組立式テントを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用組立
式テントは、車体屋根部に配設される収納ケース体と、
収納ケース体内に車幅方向に枢支されたシート巻取軸
と、車体屋根部の荷受け台に車長方向に設けられた案内
部材と、案内部材に車長方向に移動可能に係合された支
持部材と、支持部材に車幅方向に連結されたシート受け
体と、シート巻取軸に引出し可能に巻き取られると共に
その引出し時にシート巻取軸と車体上部の所要位置に配
置されたシート受け体との間に各々掛け渡されて車体上
部を所要の空隙を介して覆う遮光シートとからなるもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】前記車両用組立式テントの使用に
際して、収納ケース体が常時又は必要に応じて車体屋根
部に配設されると共に支持部材が荷受け台の案内部材に
沿って車長方向に所要位置まで移動させられ、その状態
において、遮光シートが収納ケース体内のシート巻取軸
から引き出されると共にシート巻取軸と車体上部の所要
位置に配置されたシート受け体との間に掛け渡され、こ
れによって車体上部が遮光シートにより所要の空隙を介
して覆われることになる。
【0007】前記構成において、収納ケース体が車体屋
根部の前端又は後端に配設されてもよく、前者の場合
は、通常、支持部材が荷受け台の案内部材に沿って後方
に移動させられると共にシート受け体が該支持部材に連
結されて車体上部後方の所要位置に配置され、また後者
の場合は、通常、支持部材が荷受け台の案内部材に沿っ
て前方に移動させられると共にシート受け体が該支持部
材に連結されて車体上部前方の所要位置に配置される。
また、収納ケース体が車体屋根部における前後の中間に
配設される場合は、前記のような支持部材及びシート受
け体が2系統設けられ、各支持部材が前方及び後方に各
々移動させられると共に各シート受け体が各支持部材に
連結されて車体上部の前方及び後方の各所要位置に各々
配置されてもよく、その場合に前記2系統のシート受け
体に対応して、遮光シートが、各シート受け体の所要保
持位置に向って前方及び後方に引出し可能に1本又は複
数本のシート巻取軸に巻き取られて収納ケース体に収納
されていてもよい。
【0008】また、前記車両用組立式テントの不使用時
には、前記とは逆に、遮光シートがシート巻取軸に巻き
取られて収納ケース体に収納されると共に支持部材が荷
受け台の案内部材に沿って元の位置に移動させられる。
【0009】前記支持部材にはシート受け体が一体的に
連結されていてもよく、或は必要時に連結すると共に不
必要時には脱着し得るように、着脱可能に連結されても
よい。後者の場合において、シート受け体が遮光シート
の端縁に予め装着されていてもよく、この場合、遮光シ
ートの引出し及び収納はシート受け体と一体に行われ
る。
【0010】前記遮光シートは、例えばハンドルの操作
で巻き取られるようにしてもよく、或は公知のばね機構
等を用いた巻取り方向への付勢力により、その巻取りに
際しては各シート受け体等における拘束の解除により自
動的に巻き取られると共にその引出しに際しては前記付
勢力に抗して引き出されるようにしてもよい。
【0011】また、前記構成において、収納ケース体に
停止信号器や方向指示器が視認可能に組み込まれてもよ
く、この場合、収納ケース体に保持された停止信号器や
方向指示器が車体屋根部上という高い位置に保持される
と共に車両の走行時において停止信号や方向指示につい
て優れた視認性が確保される。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す車両用組立式テ
ントの実施例に基づいて説明する。なお、各図面は、車
両用組立式テントの各構成部材について、理解を容易に
するために必要に応じて長さ方向、径方向或は厚さ方向
等に拡大して示している。
【0013】図1は本発明の実施例に係る車両用組立式
テントの使用時における側面図、図2は図1に示す車両
用組立式テントの平面図、図3は図1に示す車両用組立
式テントの不使用時における側面図、図4は図1に示す
車両用組立式テントにおける収納ケース体の背面図であ
る。
【0014】図1及び図2において、ワゴン型乗用車の
車体1の屋根部両側に荷受け台2が車長方向に装備され
ると共に各荷受け台2には案内穴からなる案内部材3が
車長方向に穿設され、各案内部材3には棒状の支持部材
4が車長方向に移動可能に且つ所要位置で止めねじ等に
より固定可能に摺嵌され、両支持部材4の先端には棒状
のシート受け体5が車幅方向に架橋されている。車両用
組立式テントの使用時を示す図1及び図2においては、
前記両支持部材4が案内部材3に沿ってシート受け体5
と共に前進させられると共に該シート受け体5が車体1
の上部前方の所要位置に保持されている。なお、前記の
ように引き出された支持部材4又は所要位置に保持され
たシート受け体5は、必要に応じて、車体1や床面等の
静止要素との間に補強用の支柱部材を介在させて安定化
を図ることができる。
【0015】前記車体1の屋根部後端には直方体形の収
納ケース体11が車幅方向に配設され、該収納ケース体
11内部にシート巻取軸12が車幅方向に枢支されると
共に該シート巻取軸12に遮光シート13が出入り口1
4を介して前方へ引出し可能に巻き取られ、前記シート
巻取軸12端部と収納ケース体11側壁とに該シート巻
取軸12を常時巻取り方向に付勢するように渦巻きばね
15が介設されている。図1及び図2においては、前記
遮光シート13が渦巻きばね15の付勢力に抗してシー
ト巻取軸12から前方に引き出されると共にその端縁に
おいてフック16により前記シート受け体5に着脱可能
に固定され、それによって車体1の上部が遮光シート1
3により所要の空隙17を介して覆われることになる。
なお、図2では、収納ケース体11内部を示すためにそ
の頂部を開口させている。
【0016】また、車両用組立式テントの不使用時を示
す図3においては、前記と逆の手順で、遮光シート13
がシート受け体5から外されてシート巻取軸12に巻き
取られると共に収納ケース体11内に収納され、両支持
部材4が案内部材3に沿ってシート受け体5と一体に後
退させられると共に該シート受け体5は案内部材3前端
付近で待機させられる。
【0017】前記収納ケース体11には、図4に示すよ
うに、停止信号器18が後方から視認可能に、また方向
指示器19が前方及び後方から視認可能に各々組み込ま
れている。
【0018】なお、前記構成の実施例において、収納ケ
ース体11が車体1の屋根部後端に直接配設される代り
に、荷受け台2を介して配設されてもよい。また、案内
部材3として案内穴が荷受け台2に穿設される代りに、
例えば案内穴、案内溝、案内レール等が荷受け台2に車
長方向に付設されてもよい。さらに、両支持部材4にシ
ート受け体5が一体的に連結される代りに、連結部材を
介して脱着可能に連結されてもよく、その場合に、遮光
シート13がフック16等の係合手段を介してシート受
け体5に固定される代りに、遮光シート13の端縁に予
め装着されたシート受け体5が連結部材や係合部材を介
して支持部材4に脱着可能に連結されてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る車両用組立式テントは以上
のように構成されるので、遮光シートを車体上部に空隙
を介して所要の広さに容易に張設することができ且つそ
の不使用時には容易に収納することができる。
【0020】前記構成において、支持部材にシート受け
体が着脱可能に連結されたものでは、シート受け体が支
持部材から独立して交換又は収納可能となる。また、そ
の場合に、シート受け体が遮光シートの端縁に予め装着
されたものでは、シート受け体が支持部材から独立して
遮光シートと一体に収納可能とされる。
【0021】また、前記構成において、収納ケース体に
停止信号器や方向指示器が視認可能に組み込まれたもの
では、それら停止信号器や方向指示器が高い位置に保持
されると共に車両の走行時において停止信号や方向指示
についての優れた視認性が確保されるので、交通の安全
や事故の防止に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両用組立式テントの使
用時における側面図である。
【図2】図1に示す車両用組立式テントの平面図であ
る。
【図3】図1に示す車両用組立式テントの不使用時にお
ける側面図である。
【図4】図1に示す車両用組立式テントにおける収納ケ
ース体の背面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 荷受け台 3 案内部材 4 支持部材 5 シート受け体 11 収納ケース体 12 シート巻取軸 13 遮光シート 17 空隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体屋根部に配設される収納ケース体
    と、収納ケース体内に車幅方向に枢支されたシート巻取
    軸と、車体屋根部の荷受け台に車長方向に設けられた案
    内部材と、案内部材に車長方向に移動可能に係合された
    支持部材と、支持部材に車幅方向に連結されたシート受
    け体と、シート巻取軸に引出し可能に巻き取られると共
    にその引出し時にシート巻取軸と車体上部の所要位置に
    配置されたシート受け体との間に各々掛け渡されて車体
    上部を所要の空隙を介して覆う遮光シートとからなる車
    両用組立式テント。
  2. 【請求項2】 支持部材にシート受け体が着脱可能に連
    結された請求項1記載の車両用組立式テント。
  3. 【請求項3】 シート受け体が遮光シートの端縁に予め
    装着された請求項2記載の車両用組立式テント。
  4. 【請求項4】 収納ケース体に停止信号器が視認可能に
    組み込まれた請求項1記載の車両用組立式テント。
  5. 【請求項5】 収納ケース体に方向指示器が視認可能に
    組み込まれた請求項1記載の車両用組立式テント。
JP9114452A 1997-04-15 1997-04-15 車両用組立式テント Pending JPH10292676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9114452A JPH10292676A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 車両用組立式テント

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JP9114452A JPH10292676A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 車両用組立式テント

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JPH10292676A true JPH10292676A (ja) 1998-11-04

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ID=14638093

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JP9114452A Pending JPH10292676A (ja) 1997-04-15 1997-04-15 車両用組立式テント

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JP (1) JPH10292676A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105835675A (zh) * 2016-05-12 2016-08-10 宋雯婧 一种车载折叠遮阳篷
US10543771B2 (en) 2016-06-05 2020-01-28 Yakima Products, Inc. Vehicle rooftop rack assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105835675A (zh) * 2016-05-12 2016-08-10 宋雯婧 一种车载折叠遮阳篷
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