JPH10291619A - 搬送ベルトのプロフィル取付方法 - Google Patents

搬送ベルトのプロフィル取付方法

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JPH10291619A
JPH10291619A JP9872097A JP9872097A JPH10291619A JP H10291619 A JPH10291619 A JP H10291619A JP 9872097 A JP9872097 A JP 9872097A JP 9872097 A JP9872097 A JP 9872097A JP H10291619 A JPH10291619 A JP H10291619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットに係合するプロフィルの停止位置の
ズレを減少させる。 【解決手段】 歯付きベルト2を実際に使用する定タク
ト間欠搬送ベースマシン35に組み付け、駆動用歯付き
プーリー41の間欠回転で間欠送りさせ、歯付きベルト
2が停止している間に、歯付きベルト2に沿って配置さ
れた組立ユニット中の中央に配置された下シェル供給ユ
ニット53の作業位置で、歯付きベルト2にプロフィル
3を1個ずつ取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ベルトにプロ
フィルを精度よく取り付ける方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフイルムカートリッジの製造ライ
ンでは、構成部品が載置されたパレットを各組立装置の
作業位置までインデックス搬送するために、直線型の定
タクト間欠搬送ベースマシンが用いられている。この定
タクト間欠搬送ベースマシンは、図10及び、この図1
0の断面A−Aである図11に示すように、駆動用歯付
きプーリーと従動用歯付きプーリーとに掛けられた歯付
きベルト2の外周に、ブロック形状のプロフィル3を一
定間隔ごとに設け、これらのプロフィル3を板状のパレ
ット4の係合溝5にそれぞれ係合させ、駆動用歯付きプ
ーリーの回転による歯付きベルト2の移動によって、歯
付きベルト2に沿って配置された各組立装置の作業位置
に、パレット4をインデックス搬送している。
【0003】定タクト間欠搬送ベースマシンにより、組
立装置の作業位置にインデックス搬送されたパレット4
は、例えば、特開平6−308672号公報に記載され
ているような位置決めユニットによって適正な作業位置
に位置決めされる。そのため、プロフィル3と係合溝5
との間には、パレット4の移動を許容するためのクリア
ランスが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記位
置決めユニットによってもパレット4を適正に位置決め
することができず、組立ミスが発生してしまうことがあ
った。この問題は、プロフィル3とパレット4の係合溝
5との間のクリアランスで、パレット4の位置ズレを吸
収することができなかったために発生し、プロフィル3
と係合溝5との間のクリアランスを大きくとれば解決す
ることができる。しかしながら、パレット4上のワーク
の挙動の安定性の面から現在以上にクリアランスを大き
くすることはできない。
【0005】また、歯付きベルト2へのプロフィル3の
取付け精度を向上させ、停止時のパレット4の位置ズレ
をプロフィル3と係合溝5とのクリアランス以下にすれ
ば、上記を問題を解決することができる。
【0006】歯付きベルト2へのプロフィル3の取り付
けは、図12に示すように、上面に歯形が形成された治
具7を用いて歯付きベルト2を一定歯数ずつ移動しなが
ら、ハンダ鏝のような加熱器8で歯付きベルト2の背面
の特定の位置とプロフィル3とを加熱し、溶融したプロ
フィル3を歯付きベルト2に押し付けて固定している。
そのため、プロフィル3の取付精度は、歯付きベルト2
の歯2aの成形精度と治具7の加工精度とに大きく左右
されるが、現在の歯付きベルトの製造方法では、今以上
の成形精度の向上が難しく、またコストが上昇してしま
う。
【0007】更に、従来の歯付きベルト2へのプロフィ
ル3の取付方法では、駆動用歯付きプーリーの上で歯付
きベルト2にプロフィル3を取り付けているのと同等同
じ状態となるため、停止位置でのプロフィル3の位置ズ
レは駆動用歯付きプーリーから離れるにしたがって累積
され、従動用歯付きプーリー側では、より大きな位置ズ
レが発生してしまう。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、歯付きベルトへのプロフィルの取付精度を向上さ
せることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の搬送ベルトのプロフィル取付方法
は、搬送ベルトを駆動用プーリーと従動用プーリーとに
掛けて間欠送りさせ、この搬送ベルトが停止状態にある
間に、特定の組立装置の作業位置で該搬送ベルトの外周
にプロフィルを1個ずつ取り付けるようにしたものであ
る。
【0010】また、請求項2記載の搬送ベルトのプロフ
ィル取付方法は、複数の組立装置中の中間位置に配置さ
れた組立装置の作業位置で、搬送ベルトにプロフィルを
取り付けるようにしたものである。
【0011】更に、請求項3記載の搬送ベルトのプロフ
ィル取付方法は、複数の組立装置中で最も高い組立精度
が必要な組立装置の作業位置で、搬送ベルトにプロフィ
ルを取り付けるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、カートリッジ本体の構成
を示す分解斜視図である。カートリッジ本体10は、プ
ラスチックで成形された上シェル11及び下シェル12
と、これらの間に収められるスプール13や遮光蓋16
等からなり、写真フイルム14はスプール13に巻き付
けられた状態でカートリッジ本体10内に収納される。
【0013】上シェル11及び下シェル12は、それぞ
れ半円柱形状でその中身がくり抜かれたような形態とな
っており、その合わせ目には写真フイルム14が出入り
するフイルム出入り口15が形成されている。このフイ
ルム出入り口15には、カートリッジ本体10の外部か
ら操作されることにより回動し、フイルム出入り口15
を開閉する遮光蓋16が組み込まれている。
【0014】上シェル11と下シェル12との間に回転
自在に組み込まれるスプール13は、スプールコア18
と、このスプールコア18に穴19b,20bを利用し
て取り付けられる第1ディスク19及び第2ディスク2
0と、Vリング21とから構成されている。スプールコ
ア18は、写真フイルム14の端部を係止するととも
に、写真フイルム14が巻き付けられる。また、スプー
ルコア18の一方の端部には、内部に収納した写真フイ
ルム14の種類や感度,撮影枚数等を表すバーコードが
形成されたデータディスク22が一体に形成されてい
る。
【0015】第1ディスク19及び第2ディスク20
は、柔軟性のあるプラスチックで薄肉に成形されたもの
で、外周部分が対面する方向に向かってそれぞれ突出さ
れている。これら第1ディスク19及び第2ディスク2
0の外周の突出部19a,20aは、スプールコア18
に巻き付けられた写真フイルム14の外周を包み込んで
巻き緩みを防止し、スプールコア18の回転を写真フイ
ルム14に伝達する。第1ディスク19及び第2ディス
ク20によってスプール13と一体に回転した写真フイ
ルム14は、その先端部がフイルム出入り口15に形成
された爪部材24によって掬い上げられてフイルム出入
り口15に導かれる。そして、スプール13の回転によ
ってカートリッジ本体10から送り出される。
【0016】Vリング21は、スプールコア18の他方
の端部に取り付けられ、扇形の表示板26とロックギヤ
27とが一体に形成されている。表示板26は、カート
リッジ本体10の一方の端面に形成された複数個の表示
開口の背後でスプールコア18と一体に回転し、いずれ
かの表示開口の背後で停止されて外部に露呈される。各
表示開口には、例えば未使用,撮影済み,撮影途中,現
像済み等の写真フイルム14の使用状態が割り振られて
おり、これらの表示開口と表示板26とでカートリッジ
本体10内に収納した写真フイルム14の状態を外部に
表示する。
【0017】ロックギヤ27は、対面して組み込まれる
ロックレバー29に係合され、スプール13の回転をロ
ックするために使用される。ロックレバー29は、遮光
蓋16に連動されており、遮光蓋16が閉鎖されている
際にはロックギヤ27に係合してスプール13の回転を
ロックし、遮光蓋16が開放されている際にはスプール
13のロックを解除する。
【0018】符号30は、スプール13やロックレバー
29が組み込まれた上シェル11及び下シェル12の外
周に貼付されるラベルであり、このラベル30にはメー
カー名や製品名、フイルム情報等が印刷されている。
【0019】上記カートリッジ本体10は、図3及び図
4に示すように、直線型の定タクト間欠搬送ベースマシ
ン35を用いて組み立てられる。この定タクト間欠搬送
ベースマシン35は、パレットコンベア36,間欠イン
デックスユニット37,カム軸38,モータ39等から
構成されている。
【0020】パレットコンベア36は、歯付きベルト2
を駆動用歯付きプーリー41と、従動用歯付きプーリー
42とに水平方向で掛けたもので、駆動用歯付きプーリ
ー41はモータ39によって間欠に回転駆動され、これ
により歯付きベルト2は、図4中において時計方向に移
動される。歯付きベルト2の外周には、図10及び図1
1に示すブロック形状のプロフィル3が一定間隔ごとに
設けられている。
【0021】カム軸38はベルト44を介してモータ3
9により回転される。間欠インデックスユニット37
は、カム軸38とパレットコンベア36の駆動用歯付き
プーリー41の軸41aとを連係するためのものであ
り、カム軸38から回転駆動を得て、駆動用歯付きプー
リー41を間欠回転する。
【0022】図5及び図10、並びに図11に示すよう
に、パレット4は板状とされており、その上面にはスプ
ールコア18を垂直状態で保持するスプールコアホルダ
46と、完成したスプール13を水平状態で保持するス
プールホルダ47と、下シェル12を保持する下シェル
ホルダ48とが形成されている。また、パレット4の下
面には、歯付きベルト2の外周に設けられたプロフィル
3が係合する係合溝5が形成されている。
【0023】歯付きベルト2の外周には、プロフィル3
ろ係合溝5との係合が外れないように、パレット4を保
持するパレットガイド49が配置されている。
【0024】定タクト間欠搬送ベースマシン35のカム
軸38には、間欠インデックスユニット37の他に、組
立装置であるスプールコア供給ユニット50,スプール
コア位置決めユニット51,第1ディスク組込みユニッ
ト52と、下シェル供給ユニット53と、カートリッジ
本体検査ユニット54,不良品排出ユニット55,ピッ
クアップユニット56とが連係されている。カム軸38
は、駆動用歯付きプーリー41の間欠回転とともに、各
ユニットを駆動する。
【0025】また、図示しないが、第1ディスク組込み
ユニット52と下シェル供給ユニット53との間には、
第2ディスク組込みユニット,Vリング組込みユニッ
ト,スプール検査ユニット,不良スプール排出ユニッ
ト,スプール姿勢変位ユニットが配置されており、更に
下シェル供給ユニット53とカートリッジ本体検査ユニ
ット54との間には、下シェル確認ユニット,遮光蓋組
込みユニット,ロックレバー組込みユニット,スプール
組込みユニット,スプール組込み検査ユニット,上シェ
ル組込みユニットが配置されており、これらは他のユニ
ットと同様にカム軸38に連係されている。
【0026】前記スプールコア供給ユニット50は、パ
ーツフィーダ58から供給されたスプールコア18を、
作業位置に停止されているパレット4のスプールコアホ
ルダ46に垂直方向に供給する。スプールコア位置決め
ユニット51は、スプールコアホルダ46に立てられた
スプールコア18を軸回りで回転させて位置決めを行
う。第1ディスク組込みユニット52は、パーツフィー
ダ59から供給された第1ディスク19をスプールコア
18に組み込む。
【0027】図示しない第2ディスク組込みユニット
は、スプールコア18に第2ディスク20を組み込み、
Vリング組込みユニットは、スプールコア18にVリン
グ21を組み込む。スプール検査ユニットは、スプール
コア18に各部品が適正に組み込まれているか否かを検
査し、不良スプール排出ユニットは、前記検査で不良品
と判断されたスプール13をパレット4上から排出す
る。また、スプール姿勢変位ユニットは、スプールコア
ホルダ46に垂直に保持されたスプール13の姿勢を傾
けて、スプールホルダ47に水平状態に載置する。
【0028】下シェル供給ユニット53は、パーツフィ
ーダ61から供給された下シェル12をパレット4の下
シェルホルダ48に供給する。
【0029】更に、図示しない下シェル確認ユニット
は、下シェルホルダ48に供給された部品が下シェル1
2か否かを確認する。遮光蓋組込みユニットは、下シェ
ル12のフイルム出入り口15に遮光蓋16を組み込
む。ロックレバー組込みユニットは、下シェル12にロ
ックレバー29を組み込む。スプール組込みユニット
は、下シェル12にスプール13を組み込む。スプール
組込み検査ユニットは、下シェル12に適正にスプール
13が組み込まれているかを否かを検査する。上シェル
組込みユニットは、下シェル12に上シェル11を組み
込み、カートリッジ本体10を完成させる。
【0030】カートリッジ本体検査ユニット54は、上
シェル11が下シェル12に適正に組み込まれているか
否かを検査する。不良品排出ユニット55は、不良品で
あると判断されたカートリッジ本体10をパレット4上
から排出する。ピックアップユニット56は、検査に合
格したカートリッジ本体10をパレット4上から取り出
し、近接して配置されている機能検査ラインに供給す
る。
【0031】
【実施例】歯付きベルト2へのプロフィル3の取り付け
は、歯付きベルト2が実際に使用される定タクト間欠搬
送ベースマシン35上で行う。まず、駆動用歯付きプー
リー41と、従動用歯付きプーリー42とに歯付きベル
ト2を掛け、モータ39の回転と間欠インデックスユニ
ット37との作用とで駆動用歯付きプーリー41を間欠
回転させながら、歯付きベルト2の外周にプロフィル3
を取り付けていく。
【0032】図6に示すグラフは、歯付きベルト2にプ
ロフィル3を取り付ける作業を駆動用歯付きプーリー4
1と従動用歯付きプーリー42との中間で行った場合
に、駆動側と従動側とでプロフィル3の停止位置のズレ
がどの程度となるかを、駆動用歯付きプーリー41及び
歯付きベルト2の歯の寸法データから計算した値を示す
ものである。グラフでは、横軸に駆動用歯付きプーリー
41の回転ステップを、縦軸に停止時の歯付きベルト2
の変位量をとっている。なお、プロフィル3の取付位置
である中流部は、停止位置のズレが発生しないものとし
て一点鎖線で示している。
【0033】上記グラフによれば、従動側と駆動側とで
のプロフィルの位置ズレがほぼ同程度となり、従来の定
タクト間欠搬送ベースマシンで問題とされた、歯付きベ
ルト2の歯の寸法誤差の累積による従動側でのプロフィ
ルの大きな位置ズレが解消されることが分かる。また、
変位量は最大でも0.4mm程度となるため、プロフィ
ル3とパレット4の係合溝5とのクリアランスで十分に
吸収できる。
【0034】また、実際の定タクト間欠搬送ベースマシ
ン35では、駆動用歯付きプーリー41と従動用歯付き
プーリー42との中間で、歯付きベルト2にプロフィル
3を取り付けることが難しいため、本実施例では、図1
に示すように、歯付きベルト2に沿って配置された複数
のユニットの中でのほぼ中間のユニット、例えば下シェ
ル中間ユニット53の作業位置で歯付きベルト2にプロ
フィル3を取り付ける。
【0035】この下シェル供給ユニット53の作業位置
でのプロフィル3の取り付けは、従来のプロフィル3の
取り付けと同様に、プロフィル3を治具75で挟み込ん
で保持し、加熱器8で歯付きベルト2のプロフィル取付
け位置とプロフィル3とを加熱し、歯付きベルト2とプ
ロフィル3とが溶融した時点で加熱器8を取り除いて、
治具75に挟まれたプロフィル3を歯付きベルト2に押
し付けて取り付ける。
【0036】図7〜図9は、以上のように下シェル供給
ユニット53の作業位置で歯付きベルト2に取り付けた
プロフィル3の位置ズレを、従動側,中流部,駆動側の
3点で実際に測定した値を示すとともに、図12に示す
従来の取付方法で歯付きベルトに取り付けられたプロフ
ィルの位置ズレとを比較したものである。これらのグラ
フによれば、本発明のプロフィル取付方法では、プロフ
ィル3の位置ズレを従来よりも小さくするとともに、駆
動側と従動側とでのプロフィル3の位置ズレを平準化す
ることができ、結果としてプロフィル3の停止位置精度
が大幅に向上した。
【0037】なお、上記実施例では、下シェル供給ユニ
ット53の作業位置で歯付きベルト2にプロフィル3の
取り付けを行ったが、例えば、図6のグラフに示す計算
値等を参考にして、下シェル供給ユニット53よりも従
動側寄り、あるいは駆動側寄りのユニットの作業位置で
プロフィル3を取り付けて、プロフィル3の位置ズレの
平準化をさらに進めることもできる。また、カートリッ
ジ本体10の組み立てにおいて、最も位置精度の必要な
ユニットの作業位置で歯付きベルト2にプロフィル3を
取り付けることもできる。
【0038】更に、カートリッジ本体10の組み立てに
用いられる搬送ベルトへのプロフィルの取り付けを例に
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な用途に使用される搬送ベルトへのプロフィルの取
り付けに用いることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送ベル
トのプロフィル取付方法によれば、実際に搬送ベルトが
使用される装置の駆動用プーリーと従動用プーリーとに
搬送ベルトを掛けて間欠送りさせ、特定の組立装置の作
業位置で搬送ベルトにプロフィルを取り付けるようにし
たので、従来のように、たんに搬送ベルトにプロフィル
を取り付ける場合よりもプロフィルの停止位置のズレを
減少させることができる。
【0040】また、複数の組立装置中の中間の組立装置
の作業位置でプロフィルの取り付けを行った場合には、
全体的にプロフィルの位置ズレが減少するとともに、従
動側と駆動側とでの位置ズレが平準化されるので、更に
高精度にプロフィルを停止させることができる。
【0041】更に、複数の組立装置中で最も高い組立精
度が必要な組立装置の作業位置でプロフィルの取り付け
を行うこともでき、より製品の精度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯付きベルトへのプロフィルの取付方
法を示す説明図である。
【図2】カートリッジ本体の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】定タクト間欠搬送ベースマシンの構成を示す上
面概略図である。
【図4】定タクト間欠搬送ベースマシンの構成を示す側
面概略図である。
【図5】パレットの構成を示す外観斜視図である。
【図6】プロフィルの位置ズレ量の計算値を示すグラフ
である。
【図7】従動側でのプロフィルの位置ズレ量の測定値を
示すグラフである。
【図8】中流部でのプロフィルの位置ズレ量の測定値を
示すグラフである。
【図9】駆動側でのプロフィルの位置ズレ量の測定値を
示すグラフである。
【図10】パレット及び歯付きベルトの断面図である。
【図11】図10のA−A断面図である。
【図12】従来の歯付きベルトへのプロフィルの取り付
け方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 歯付きベルト 3 プロフィル 4 パレット 5 係合溝 10 カートリッジ本体 35 定タクト間欠搬送ベースマシン 36 パレットコンベア 53 下シェル供給ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される駆動用プーリーと、回転
    自在とされた従動用プーリーとに掛けられ、外周に一定
    間隔ごとに設けられた複数のプロフィルをパレットに当
    接あるいは係合させて、搬送経路に沿って配置された複
    数の組立装置の各作業位置にパレットを間欠搬送する搬
    送ベルトにおいて、 前記搬送ベルトを駆動用プーリーと従動用プーリーとに
    掛けて間欠送りさせながら、該搬送ベルトが停止状態に
    ある間に、特定の組立装置の作業位置で搬送ベルトの外
    周にプロフィルを1個ずつ取り付けることを特徴とする
    搬送ベルトのプロフィル取付方法。
  2. 【請求項2】 前記特定の組立装置は、複数の組立装置
    中の中間位置に配置されたものであることを特徴とする
    請求項1記載の搬送ベルトのプロフィル取付方法。
  3. 【請求項3】 前記特定の組立装置は、複数の組立装置
    中で最も高い組立精度が必要なものであることを特徴と
    する請求項1記載の搬送ベルトのプロフィル取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183476A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Nittoku Eng Co Ltd パレット搬送装置及びパレット搬送方法

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JP2011183476A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Nittoku Eng Co Ltd パレット搬送装置及びパレット搬送方法

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