JPH10291321A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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Publication number
JPH10291321A
JPH10291321A JP10425297A JP10425297A JPH10291321A JP H10291321 A JPH10291321 A JP H10291321A JP 10425297 A JP10425297 A JP 10425297A JP 10425297 A JP10425297 A JP 10425297A JP H10291321 A JPH10291321 A JP H10291321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
passage
chamber
diaphragm
bond
Prior art date
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Pending
Application number
JP10425297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ouchi
義男 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数あるチャンネル間の特性を一定にし、生産
性の良いインクジェットヘッドの製法を提供する。 【解決手段】インクチャンバの隔壁を構成する部材を金
属で構成することにより、金属同士の分子間結合力によ
る接合、いわゆる金属拡散接合が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットヘッ
ドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットヘッドは、隔壁を
接合するために例えばエポキシ系の接着剤を用いて接合
を行っていたため、接着剤の塗布量の管理が必要であ
り、量が多すぎた場合にはインクの流路を狭めたり、塞
いだりする弊害があった。特に一つのインクジェットヘ
ッドで多数のオリフィスを有するものの場合は、何処か
一箇所のオリフィスで、所要の性能が得られないため
に、インクジェットヘッドとしては、不良になってしま
うという不具合があった。また、金属拡散接合時接合部
材の厚みが異なると熱膨張の違いにより、常温に戻した
時厚みの薄い部材の非接合面に皺が発生するという不具
合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接着
剤等の接合手段を用いずに、インクチャンバの隔壁を接
合し、目的とする流路寸法を確保することにより、複数
あるチャンネル間の特性を一定にし、生産性の良いイン
クジェットヘッドの製法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】インクチャンバの隔壁を
構成する部材を金属で構成することにより、金属同士の
分子間結合力による接合、所謂金属拡散接合が可能にな
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1を参
照して説明する。
【0006】図1は本発明になるインクジェットヘッド
の断面図である。図示していないインク供給タンクから
押さえ板4に設けられた共通インク室10にインクが供
給され、インクとヘッドの水頭差と毛細管現象によりイ
ンクはプレート5とチャンバプレート7の流路9を通っ
てダイヤフラム6,チャンバプレート7及びオリフィス
プレート12で構成される加圧室11に充填される。ダ
イヤフラム6にはフット3を介し、スペーサ19で保持
する基板1に取り付けられた電歪素子2に接続してお
り、図示はしていない駆動回路により、電気信号が電歪
素子2に加えられることにより、機械的な変位が電歪素
子2に生じ、剛体であるフット3を介しダイヤフラム6
を変形させる。加圧室11の変形はその体積を縮小する
方向に生じ、オリフィスプレート12に設けられたオリ
フィス8よりインク滴が噴出する。図1は良く知られて
いるオン・デマンド型のインクジェットヘッドである。
【0007】図2は図1で説明したオン・デマンドヘッ
ドの各部品の平面図である。オリフィスプレート12に
はオリフィス8が所望の数だけ設けられている。チャン
バプレート7には加圧室11を構成するための貫通孔1
3及びインク供給の流路9を形成するための流路溝14
が掘りこまれている。ダイヤフラム6には流路9を構成
するための流路孔15が開けられている。また、ダイヤ
フラム6は図4に示すように、接合部と電歪素子2によ
り変形させられる部位とでは厚みを異なって作られてお
り、一例として接合部は0.1mm,変形部は0.01mmと
して熱膨張,収縮時に変形部に皺を発生させないように
している。プレート5にはフット3及び電歪素子2が入
るための貫通孔16及び流路9を形成するための流路溝
17が掘りこまれている。押さえ板4には共通インク室
10となる共通インク室溝18が掘りこまれている。
【0008】これらのヘッド構成部品の表面に付着して
いる油脂等を取り除くために洗浄をした後、図3に示す
ように配置し、金属拡散接合のための真空炉にいれる。
炉内を高温、高圧の状態にすることにより各部品の接続
部は合金状態となり、確実な接合が出来る。この時、接
合のために接着剤等を用いる必要はなく、微細な加工を
施した、流路9を予定外に塞いでしまう事はない。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤等の接合手段を
用いずに、チャンネル間特性の揃ったインクジェットヘ
ッドの製作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドの断面図。
【図2】本発明のインクジェットヘッドの説明図。
【図3】本発明のインクジェットヘッドの配置図。
【図4】ダイヤフラムの断面図。
【符号の説明】
1…基板、2…電歪素子、3…フット、4…押さえ板、
5…プレート、6…ダイヤフラム、7…チャンバプレー
ト、8…オリフィス、9…流路、10…共通インク室、
11…加圧室、12…オリフィスプレート、19…スペ
ーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のオリフィス部を有するオリフィスプ
    レートと上記オリフィス部に対応する数のインクチャン
    バを有するチャンバプレートとインク流路を構成するプ
    レートとインクチャンバ内に保持されたインクに圧力を
    加えるためのダイヤフラムプレートからなるインクジェ
    ットヘッドにおいて、ダイヤフラムプレートの接合面を
    増厚し金属拡散接合によりヘッドの構成部材を接合した
    ことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
JP10425297A 1997-04-22 1997-04-22 インクジェットヘッドの製造方法 Pending JPH10291321A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100561355B1 (ko) * 1999-11-04 2006-03-16 삼성전자주식회사 잉크분사장치의 노즐부 제작방법 및 잉크분사장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100561355B1 (ko) * 1999-11-04 2006-03-16 삼성전자주식회사 잉크분사장치의 노즐부 제작방법 및 잉크분사장치

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