JPH10289207A - データ入力システム - Google Patents

データ入力システム

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JPH10289207A
JPH10289207A JP10822297A JP10822297A JPH10289207A JP H10289207 A JPH10289207 A JP H10289207A JP 10822297 A JP10822297 A JP 10822297A JP 10822297 A JP10822297 A JP 10822297A JP H10289207 A JPH10289207 A JP H10289207A
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JP10822297A
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Masanori Mori
真紀 森
Mitsuhiko Yoshimura
光彦 吉村
Hiroyuki Okuda
弘幸 奥田
Yoshiaki Yoshikawa
喜章 吉川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末からホスト装置へデータを送信する
際に送受信するデータ量を削減し、また、携帯端末の表
示装置の仕様に適した入力画面を作成する。 【解決手段】 サーバ20は、データを入力するための画
面の画面情報を携帯端末30の表示装置に関する情報に基
づき作成し、入力されたデータの格納先と画面情報を含
むサーバリンクファイル400と画面情報を含む携帯端末
リンクファイル500を作成し、該ファイル500は携帯
端末に格納される。また、データを入力する際に参照す
る参照データファイル600を作成し、携帯端末に送信す
る。携帯端末30は、携帯端末リンクファイル500と参照
データファイル600に基づき入力画面を表示し、入力画
面を用いて入力された更新用データを含む更新データフ
ァイル650を作成し、更新データファイル650をサーバ20
に送信し、サーバ20は更新データをサーバリンクファイ
ル400に従って格納先に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報機器を
用いて入力したデータを大記憶容量の記憶装置に格納す
るシステムに係り、特に記憶装置への格納を管理する計
算機と、記憶装置に格納するデータを入力する携帯型情
報機器とからなるシステムにおけるデータ入力システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機能を備えた高性能/高機能
の携帯型情報機器が開発され、様々な場面で利用されて
いる。その中でも、携帯電話や衛星通信などの通信イン
フラが整備されていることに伴い、携帯端末から事務所
内にある計算機のデータにアクセスする方法が注目され
ている。このような携帯型情報機器を用いて、データを
表示したり入力するためには、それらの処理を実行する
ためのプログラムを開発しなければならなかった。そこ
で例えば、公開特許公報(特開平7-73259)に記載の
「携帯型情報機器による帳票データの入出力システム」
は、ホスト装置で設計された帳票に対するデータの入出
力を携帯型情報機器で行うシステムについて述べてい
る。上記システムは、ホスト装置で設計された帳票のレ
イアウトファイルを携帯型情報機器に通信によって読み
込み、この携帯型情報機器からデータの入力や参照・更
新処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯型情報機器とホス
ト装置とで通信する場合、これらをつなぐ通信手段の性
能や通信網の状況によって、通信回線が確保できなかっ
たり、通信中に通信回線が切断されたりするなどして、
必ずしもホスト計算機とデータの送受信ができるとは限
らないという問題がある。また、通信手段の性能によっ
ては、大量のデータを送受信する場合、通信時間が長く
なり、さらにそれに伴い通信費も高くなるという問題が
ある。上記従来技術では、携帯型情報機器とホスト装置
との間のデータを通信する手段については述べられてい
るが、データ量を削減する方法や、通信中に通信回線が
切断された場合および再開された際のデータの送受信の
方法について述べられていない。さらに、携帯型情報機
器とは、携帯性を重視した情報機器であるため、機器の
大きさに有る程度の制限がある。そのため、携帯型の情
報機器の表示部は、大きさに制限がある。上記従来技術
では、ホスト装置において、携帯型情報機器からデータ
を入力・更新をするための帳票を設計しているが、携帯
型情報機器とホスト装置との表示部の大きさや性能につ
いて考慮した設計が出来るようにする技術については、
ふれられていない。
【0004】そこで本発明の目的は、携帯端末の使用に
適したデータ入力システム、および携帯型情報機器から
ホスト装置へデータを送信する際に送受信するデータ量
を削減するためのシステムを提供する事である。また、
本発明の他の目的は、携帯型情報機器からホスト装置へ
データを送信中に通信回線が切断された時に、送信でき
なかったデータを再度送信するためのシステムを提供す
ることである。そして、本発明のさらに他の目的は、携
帯端末の表示装置の仕様に適した入力画面を作成するシ
ステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、データを入力するための画面を作成し、
該入力画面を用いて入力されたデータを格納する第1の
計算機と、該第1の計算機によって作成された入力用の
画面を表示し、データを入力する第2の計算機を備え、
該第2の計算機で入力されたデータを前記第1の計算機
に送信し、該データを該第1の計算機に格納するデータ
入力システムであって、前記第1計算機は、データを入
力するための画面の画面情報を前記第2計算機の表示手
段に関する情報に基づき作成する手段と、前記入力され
たデータの格納先と前記画面情報を含む第1のリンクフ
ァイルを作成する手段と、前記画面情報を含む第2のリ
ンクファイルを作成する手段と、前記第2の計算機にお
いてデータを入力する際に参照する参照データファイル
を作成する手段と、前記参照データファイルを前記第2
の計算機に送信する手段を備え、前記第2の計算機は、
受信した前記参照データファイルと格納された前記第2
のリンクファイルとに基づき入力画面を表示する手段
と、該表示された入力画面を用いて入力された更新用デ
ータを含む更新データファイルを作成する手段と、該作
成された更新データファイルを前記第1の計算機に送信
する手段を備えるようにしている。
【0006】さらに、前記第1の計算機は、受信した前
記更新データファイルと前記第1のリンクファイルに基
づき前記第1の計算機に格納されているデータを更新す
るようにしている。
【0007】また、前記第1のリンクファイルを作成す
る手段は、予め用意されたデータ格納用のファイル構造
を表示装置に表示し、第2の計算機の表示装置に表示で
きる画面と同等の画面をレイアウト画面として表示装置
に表示し、前記データ格納用のファイルをユニークに管
理できるファイル情報を表示装置に表示し、前記レイア
ウト画面に対して、前記入力データを入力する領域の位
置情報を指定することに応じて、前記ファイル構造と前
記位置情報と前記ファイル情報とを組み合わせた情報を
作成し、該作成した情報と前記画面情報を組み合わせる
ことにより第1のリンクファイルを作成するようにして
いる。
【0008】また、前記更新データファイルは、更新の
有無に関する情報、業務に関する情報、更新データ数に
関する情報等からなるヘッダー部と、各更新データをそ
れぞれ特定する情報からなる更新データ部からなるよう
にしている。
【0009】また、前記第1の計算機は、前記第2の計
算機から更新データファイルの受信中に全ての前記更新
データを特定する情報を受信しないうちに通信が中断し
たとき、最後に受信した前記更新データを特定する情報
を前記第2の計算機へ送信し、該第2の計算機は、送信
された情報に基づき前記更新データ部における該情報に
続く全ての更新データを特定する情報からなるファイル
を前記第1の計算機に送信するようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した場合の一
実施例を図面を用いて説明する。なお、以下に用いる番
号は、特に断りのない限り同じ番号が同じものを示す。
図1は本発明の実施例のシステム構成を示す図であり、
(a)はシステム構成の概略を示すブロック図、(b)
はサーバ、携帯端末のシステム構成を示した図である。
本実施例では、大記憶容量の記憶装置に接続された情報
機器10、20(以下サーバ10、サーバ20と呼ぶ)
と携帯型情報機器30(以下携帯端末30と呼ぶ)と
が、通信網1を介して接続されている。本実施例におい
て、通信網1は、広域ネットワーク(WAN)であるものと
する。サーバ10とサーバ20とは、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)2を介して接続されており、サーバ1
0は携帯端末30とデータを送受信し、サーバ20は、
サーバ10で携帯端末から受信したデータを格納した
り、サーバ20によって携帯端末へ送信されるデータを
作成する。本構成では、サーバ10とサーバ20とに分
けたが同じ計算機を用いてもよい。携帯端末30は、通
信網1、サーバ10を介してサーバ20と接続してい
る。
【0011】図1(b)において、サーバ10は、中央
処理装置(以下CPU)11、表示装置12、入力装置
13、外部記憶装置14、メモリ15と、通信装置16
とがシステムバス4を介して接続されており、サーバ2
0は、詳細な図示を省略しているが、サーバ10と同様
に、中央処理装置21、表示装置22、入力装置23、
外部記憶装置24と、メモリ25と、通信装置26とが
システムバス5を介して接続されている。携帯端末30
は、通信装置31、外部記憶装置32、入力装置33、
表示装置34、CPU35、メモリ36とからなる。
【0012】次に、例えば、利用者が、施設の利用状況
を管理するデータをサーバから携帯端末に取り込み、携
帯端末で、その取り込んだデータを参照して、新たにデ
ータを入力し、その入力したデータをサーバへ送信し、
サーバに格納しているデータを更新する作業を例に取
り、サーバと携帯端末とにおける処理の流れを図2を用
いて説明する。まず、携帯端末によってデータが入力さ
れる前に、サーバ20においてリンクファイル作成処理
100が実行され、サーバリンクファイル400、携帯
端末リンクファイル500が作成される。ここで用いる
リンクとは、携帯端末のアンカー情報とサーバのアンカ
ー情報との対応関係を表すものである。携帯端末のアン
カー情報とは、携帯端末の画面に表示する入出力領域に
関する情報である。サーバのアンカー情報とは、携帯端
末の入出力領域に対して指定したデータをサーバに格納
する際に、そのデータをサーバのどのファイルにどのよ
うに格納するかを表した情報、並びに、携帯端末の画面
を作成する際に参照したファイルを区別するための情報
である。これらのリンクは、リンクIDによってユニー
クに区別される。また、このリンクファイルには、サー
バに格納されるファイルと、携帯端末に格納されるファ
イルの二種類のファイルがあり、それぞれサーバリンク
ファイル400、携帯端末リンクファイル500と呼
ぶ。各ファイルに格納されるデータは、図3、図4を用
いて、リンクファイル作成処理100の詳細は、図8を
用いて後述する。
【0013】次に、サーバで作成された携帯端末リンク
ファイルは、通信網を介してサーバから携帯端末へデー
タが送信されるか、もしくは携帯端末リンクファイルを
記憶媒体に格納し、この記憶媒体を携帯端末にセットし
てデータを読み込むことにより携帯端末リンクファイル
が携帯端末に格納される。こうしてサーバと携帯端末と
にそれぞれリンクファイルが格納された後、以下のよう
に処理が進む。まず、サーバ20は、参照データファイ
ル600を作成する処理110を実行し、作成したファ
イルをサーバ10に送信する。サーバ10は、データ送
受信処理120において、携帯端末30からの要求に応
じてもしくは一定時間後に、参照データファイル600
をネットワーク1を介して携帯端末30に送信する。一
方、携帯端末30は、参照データファイル600をサー
バ10から受信し、格納する処理210を実行する。こ
うして格納された参照データファイル600と予め格納
している携帯端末用リンクファイル500とに基づきデ
ータの入力画面を表示し、利用者からのデータの入力を
受け付ける処理220を実行する。そして、携帯端末3
0は、送信データ作成処理230を実行し、利用者から
の入力されたデータを用いて更新データファイル650
を作成する。こうして作成された更新データファイル
は、入力データの送信処理240によりネットワーク1
を介してサーバ10へ送信される。また、送信処理24
0においては、データが送信されると共に、更新データ
ファイルに格納されているデータが送信履歴ファイル8
00に格納される。こうして、サーバ10は、データ送
受信処理120において、携帯端末30からネットワー
ク1を介して送られた更新データファイル650を受信
し、受信したファイルの内容に応じて、例えば、サーバ
20にデータを送信し、該当するデータの更新を指示す
る。
【0014】サーバ20は、サーバ10から送られた更
新データファイル650とサーバ用リンクファイル40
0とに基づいて、データを更新する処理130を実行
し、結果をデータ格納ファイル700に格納する。そし
て、サーバ20は、更新データファイル650に対して
ログデータ作成処理140を実行し、更新した内容の履
歴を更新履歴ファイル850に格納すると共に、更新内
容を携帯端末30へ送信するためサーバ10へ送る。サ
ーバ10は、データ送受信処理120によりサーバ20
の指示に基づきネットワーク1を介して携帯端末30へ
更新内容を送信する。ただし、携帯端末から更新内容を
受信した旨の確認信号がサーバ10のデータ送受信処理
120に送られてこない場合は、携帯端末への送信待ち
とし、携帯端末からの送信要求命令に応じて更新内容を
再送信する。携帯端末30はサーバ10からネットワー
ク1を介して受信した更新内容に基づき、送信履歴ファ
イル800から更新データファイルのコピーデータを削
除する処理250を実行する。
【0015】以上の処理を実行する際に作成・参照する
ファイルの構造を図3〜図7のテーブル構成図を用いて
説明する。図3は、サーバ用リンクファイル400のテ
ーブル構成図である。サーバ用リンクファイル400
は、401〜405からなるヘッダー部と410、42
0、430からなるリンクデータ部とからなる。ヘッダ
ー部は、リンクファイルをユニークに区別するための業
務ID401と、リンクファイルを作成する際に参照し
た帳票(図示省略)のファイル(参照ファイル)を区別
する情報402と、携帯端末を用いて入力された値を格
納する際にその値を格納する先のファイルや格納する方
法を区別する情報403と、携帯端末の表示装置に関す
る情報404と、リンクデータ部に含まれるリンクの数
405とからなる。例えば、上記参照した帳票のファイ
ルを区別する情報402には、ファイル名、ファイルの
中のページ番号、そのファイルを起動するアプリケーシ
ョンプログラム名などのデータがある。携帯端末を用い
て入力された値を格納する先のファイル700を区別す
る情報403には、上記の参照した帳票のファイル(参
照ファイル)に対して入力された値を追加するのか、そ
れとも別の表形式を用いてこの表形式に対し入力された
値を格納するのかを表す格納ルールや、そのルールに基
づいて値を格納する先のファイル名、ページ番号(デー
タベースならテーブル名)、値を格納するファイルを起
動するアプリケーションプログラム名、データを格納す
るサーバのIDがある。携帯端末の表示装置に関する情
報404には、表示装置に出力できる大きさ、解像度、
また、カラー/白黒/三次元などの表示機能、そして画
面を切り替えて入出力画面を表示する場合における画面
の数などのデータがある。業務毎に携帯端末用の入出力
画面を作成する場合、各業務を区別する値として業務I
Dを定める。ある業務IDに含まれる携帯端末における
入出力画面の中に含まれる入出力領域(以下、部品とい
う)の数をリンクの数とする。
【0016】リンクデータ部は、リンクID410と、
サーバのアンカー情報420と、そして携帯端末のアン
カー情報430とから構成される。サーバのアンカー情
報とは、後述するフローチャートで詳細に述べるが、携
帯端末から入力された値をどこへ格納するかを表す情報
421と、格納する値の属性422(文字列か数値かな
ど)と、携帯端末の入出力画面を作成する際に参照した
情報423である。格納先を表す情報421は、例え
ば、データベースに格納するならば、データベースのフ
ァイル名、テーブル名、フィールド名などによって表さ
れる。参照元を表す情報423は、たとえば、スプレッ
ドシートならば、ファイル名、シート名、セル名等によ
って表される。
【0017】一方、携帯端末のアンカー情報は、入出力
画面のどこに、どんな部品を表示し、その部品を介して
どんな値を入力するのかを表す情報である。各データの
使用方法を図11に示した携帯端末における入出力画面
の画面例を用いて説明する。携帯端末の入出力画面95
0には、どのような情報に関する値を入力するのかを表
示する領域(以下ラベル)951と、そのラベルで表さ
れた値を入力する領域(以下、部品)952とがある。
ラベルと部品とは、対になっており、図11の画面例で
は953と954、955と956が同様のペアであ
る。画面ID431は、入出力画面が切り替わる場合
に、部品を表示する画面を区別するデータである。表示
順序432は、部品を画面に表示する順序を表すデータ
である。ラベル情報433は、上記のラベルを表示する
際に参照するデータであり、大きさや表示位置、ラベル
に表示される文字列やイメージデータがある。部品情報
434は、上記部品を表示する際に参照するデータであ
り、ラベルと同様に大きさや表示位置を表すデータの他
に、文字列を入力する部品であるか、選択肢を表示しそ
の中の一つを入力する部品であるかを区別するデータが
ある。なお、ラベル及び部品の表示位置は、表示順序が
一番目のものは、画面の表示領域に対する絶対座標で表
されるが、表示順序が二番目以降のものは、一つ前の表
示順序の部品もしくはラベルとの相対位置で表される。
【0018】図4は、携帯端末リンクファイル500の
テーブル構成図である。携帯端末リンクファイル500
は、501〜504からなるヘッダー部と510、53
0からなるリンクデータ部とから構成される。ヘッダー
部は、サーバリンクファイルと同様な業務ID501
と、携帯端末の表示装置に関する情報502と、リンク
データ部に含まれるリンクの数504の他に、データを
格納するサーバのID503とからなる。リンクデータ
部は、リンクID510と携帯端末のアンカー情報53
0とからなり、それらの構成は、サーバリンクファイル
と同様であるため説明を省略する。
【0019】図5は、参照データファイル600のテー
ブル構成図である。参照データファイル600は、60
1〜605からなるヘッダー部分と、610、620、
630からなる参照データ部とから構成される。ヘッダ
ー部は、データを入力する携帯端末のID601と、前
述の業務ID602と、格納先サーバのID603と、
携帯端末で参照するデータの総数604と、携帯端末で
参照するデータの組数605とからなる。参照データ部
(エントリ数)は、データの組を区別するエントリーI
D610と、前述のリンクID620と、そのリンクI
Dに対応する参照データ630とからなり、参照データ
部の数は、データの総数604である。
【0020】図6は、更新データファイルのテーブル構
成図である。更新データファイル650は、651〜6
56からなるヘッダー部と660、670、680から
なる更新データ部から構成される。ヘッダー部は、更新
データ部に含まれるデータが、サーバのデータを更新す
るものか、サーバのデータに追加するものかを表すフラ
グ651と、前述の業務ID652と、データを送信し
てきた携帯端末に関する情報(携帯端末IDや送信者名
など)653と、データを格納する格納先サーバのID
654と、携帯端末で入力されたデータの総数655
と、携帯端末で入力されたデータの組数656とからな
る。更新データ部は、入力されたデータの組を区別する
エントリID660と、前述のリンクID670と、そ
のリンクIDに対応する更新データ680とからなり、
更新データ部のデータの数は、データ総数655であ
る。
【0021】図7は、送信履歴ファイルと更新履歴ファ
イルのテーブル構成図である。送信履歴ファイル800
は、送信ID801、送信日時802、携帯端末ID8
03、サーバID804、送信データファイル名80
5、削除フラグ806の各欄からなり、更新履歴ファイ
ルは、サーバID851、更新日時852と携帯端末I
D853の各欄からなる。
【0022】次に、図2のリンクファイル作成処理10
0の詳細を図8のフローチャート、図9のサーバの画面
表示例、図3のサーバ用リンクファイルのテーブル構成
図を用いて説明する。まずリンクファイル作成処理が開
始されると、作成するリンクファイルをユニークに区別
するための情報として、業務名が入力装置23によって
入力され、入力された業務名に基づき業務IDが規定さ
れる(ステップ1000)。この業務IDはファイルの保存
時に図3の業務ID401の値として格納される。ステ
ップ1002において、携帯端末の表示装置に関する情報が
入力される。ここでは、入力装置によって値が入力され
てもよく、また、入力装置23からの指示に基づき、通
信装置26を介して、使用する携帯端末から送られてき
た値を獲得してもよい。この携帯端末の表示装置に関す
る情報は、ファイルの保存時に図3の携帯端末の画面情
報404の値として格納される。ステップ1004におい
て、ステップ1002で得た携帯端末の画面情報と表示する
表示装置22の画面情報に基づき、表示装置22に図9
のレイアウトウインドウ900を表示する。レイアウト
ウインドウの領域内は、携帯端末の表示装置と同等の精
細度、大きさ、表示色で表示される。このようにして、
サーバにおいて携帯端末用の入力画面を作成する際に、
携帯端末の表示装置の仕様に関するデータに基づいた領
域をサーバの表示装置22に表示し、表示した内容に対
して、さらに入力画面のレイアウトを決めることができ
るので、携帯端末の表示装置の仕様に適した入力画面を
作成できる。
【0023】次に、参照するファイル名を指定する事に
よって、参照ファイルを対応するアプリケーションによ
って開き、表示装置22に表示する(ステップ1006)。
例えば、図9の910に示すように、レイアウトウイン
ドウ900を表示している表示装置22の同じ画面上に
指定されたファイルが表示される。ここで指定されたフ
ァイル名やアプリケーション名は、ファイルの保存時に
図3の参照元を区別する情報402として格納される。
ステップ1008では、格納先リスト920(図9)を表示す
る。この格納先リストは、携帯端末で入力された値を格
納するファイル700に関する情報を表示し、利用者に
よって、このリスト内にファイル名が指定され入力され
る。例えば、データベースにデータが格納される場合、
データベースのファイル名とデータベースに含まれるテ
ーブル名とが格納先リスト920で指定される。図9の
表示例は、ファイル名921、テーブル名922、テー
ブル内のフィールド名923を表示したものである。9
21〜923は、表示するだけでなく、フィールド名な
どを表示した領域にマウスなどの位置入力装置による入
力に応じて、格納先を指定するための情報を入力するこ
とができる。格納先リストに表示するファイルを、参照
ファイルをコピーしたファイルにしてもよい。また、デ
ータを格納するサーバのIDが入力される。さらに、こ
こで格納する方法が入力される。格納する方法は、「参
照したスプレッドシートのファイルに入力された値を記
入する方法」、「別の表形式を持ちいてこの表形式のフ
ァイルに値を格納する方法」、または「参照するスプレ
ッドシートのファイルとは異なるデータベースに値を格
納する方法」があり、これらの方法を格納ルールと呼
ぶ。以上のファイル名、ファイルを開くアプリケーショ
ンプログラム名や格納ルール、格納するサーバ名など
が、ファイルの保存時に図3の格納先を区別する情報4
03として格納される。ステップ1010では、後述する部
品作成順序変数Nを0に設定し、ユーザからの入力を待
つ。ステップ1012でユーザからモードを選択する入力が
あると、入力されたモードに応じて、処理を実行する。
モードには「作成」「変更」「保存」「終了」があり、
ステップ1014、1028、1034、1042で分岐して各々の処理
を実行し、処理が実行された後、モードが変更されない
限り同じモードが繰り返される。
【0024】まず、「作成」モードが入力された場合に
ついて説明する。「作成」モードが入力されるとステッ
プ1014からステップ1016に進む。ステップ1016では、携
帯端末で入力されたデータを格納する場所や方法など
の、データの格納先を区別する情報が指定される。ファ
イル名やアプリケーションプログラム名や格納ルールな
どをステップ1008で指定したものと変更しない場合は、
特に指定しなくてもよい。ここでは、携帯端末で入力さ
れたデータが、データベースに格納される場合はフィー
ルド名が入力され、スプレッドシートに格納される場合
は、セル名が入力される。例えば、ユーザが、格納先リ
スト920に表示されたフィールド名923の中で該当
するものを位置入力装置によって指定することにより、
格納先のフィールド名が入力される。入力されたデータ
は、作成中のサーバのアンカー情報としてメモリ上に記
憶しておく。これらデータの入力方法は、画面に表示さ
れた選択肢をユーザが選んで入力する方法や、ユーザが
キーボード等の入力装置を用いて必要な値を直接入力す
る方法がある。
【0025】次に、ステップ1018で、携帯端末のアンカ
ー情報を入力する。レイアウトウインドウ900に部品
とラベルとを表示する領域を入力装置によって指定す
る。例えば、図9の901と902の二点をユーザが入
力することによって、矩形領域が指定される。予め決め
てある配分によって指定された矩形領域内に二つの領域
903、904が設定される。これら2つの領域の大き
さおよび表示位置の値がラベル情報と部品情報の大きさ
および表示位置の値として設定される。また、参照ファ
イル表示領域910に表示されている文字列をユーザが
指定する事によって、ラベルに表示する文字列が設定さ
れる。もちろんキーボードなどの入力装置から入力して
もよいことは、言うまでもない。
【0026】ステップ1020では、ステップ1018で指定さ
れたラベル情報や部品情報に基づき、レイアウトウイン
ドウ900にラベルと部品とを表示し、ステップ1018で
入力された文字列をラベルに表示する。ステップ1022で
は、部品作成順序変数Nに1を足す。この変数Nは、ス
テップ1020で表示した部品とラベルとの入出力領域が、
ステップ1000で入力した業務IDの中で、何番目のもの
であるかをしめす変数である。さらにNの値は、このと
きに何個の部品がレイアウトウインドウ上にあるのかを
表わしている。ステップ1024では、リンクIDをシステ
ムが自動的に付与し、さらにステップ1016からステップ
1022において入力及び設定された次の値をサーバのアン
カー情報と携帯端末のアンカー情報として設定する。す
なわち、サーバのアンカー情報として、ステップ1016で
入力されたセル名もしくは、フィールド名が格納先情報
421に、ステップ1016で入力されたデータの属性の値
が、属性422に、ステップ1018で入力された参照元のフ
ァイルのセル名などが、参照元423に設定される。一
方、携帯端末のアンカー情報として、Nの値が、作成順
序432に、ステップ1018で入力されたラベルの文字列の
値、大きさ、表示位置の値が、ラベル情報433に、同じ
くステップ1018で入力された部品の大きさ表示位置の値
が部品情報434に設定される。画面IDについては、後
述する。以上の処理において、レイアウトウインドウ9
00上に部品とラベルとを作成する。モードの変更がな
ければ、ステップ1026から再びステップ1016に戻り、変
更があればステップ1012に戻る。繰り返して部品とラベ
ルとを作成するが、Nの値が2以上の場合とN=1の場
合とでは、次の点が異なる。すなわち、Nが2以上の場
合、ステップ1024において、ラベル情報と部品情報の表
示位置を設定するが、N=1のリンクでは、携帯端末の
表示領域に絶対座標を設けて、その座標における表示位
置を格納するが、Nが2以上のリンクに関しては、N=
1の部品及びラベルに対する相対位置を表示位置として
設定する。
【0027】次に、「変更」モードが入力された場合に
ついて説明する。「変更」モードが入力されるとステッ
プ1014からステップ1028に進み、「変更」と判定される
と、ステップ1030に進む。ステップ1030では、すでに設
定された値を変更する。例えば、表示位置を変更した
り、ラベルの文字列を変更したり、作成済みの部品を削
除したりする。ステップ1032では、部品表示順序の値
が、N=1の部品により近い部品の部品作成順序432が
昇順になっているかを比較し、昇順になっていない場合
は、再設定する。
【0028】次に、「保存」モードが入力された場合に
ついて説明する。「保存」モードが入力されるとステッ
プ1014、1028からステップ1034に進み、「保存」と判定
されると、ステップ1036に進む。ステップ1036では、N
の値からリンクの数を得て、携帯端末の入出力画面内の
入出力項目数405に設定する。また、複数の画面を切り
替えるように画面を作成する場合には、画面IDを設定
し、ファイルを格納する際に携帯端末のアンカー情報43
1に格納する。画面のスクロールだけで、画面の切り替
えをしない場合は、画面IDには1を設定する。ステッ
プ1038では、ステップ1000からステップ1036までにおい
て入力及び設定された値に基づき、サーバ用リンクファ
イルを作成する。ステップ1040では、ステップ1038と同
様にして携帯端末用のリンクファイルが作成される。な
お格納先サーバID503は、データの格納先を区別する
情報403のサーバIDとする。
【0029】そして、「終了」モードが入力された場合
について説明する。「終了」モードが入力されるとステ
ップ1014、1028、1034からステップ1042に進み、「終
了」と判定されれば、リンクファイル作成処理を終了す
る。終了する際に、ファイルが保存されていなければ確
認し、ファイルが保存されていれば、表示したレイアウ
トウインドウ900、参照ファイル910、格納先リス
ト920を非表示にする。
【0030】リンクファイル作成処理によって作成され
たリンクファイルがサーバ及び、携帯端末に格納された
後、携帯端末を用いて入力されたデータの格納処理につ
いて、図10のフローチャート、図3〜図7のテーブル
構成図、図11の画面表示例を用いて、携帯端末からの
データ入力及びサーバにおけるデータ更新処理について
説明する。まず、ステップ1100では、サーバ20におい
て、以下の処理によって図5に示すような参照データフ
ァイル600が作成される。 (1)ユーザにより業務ID、データを入力する携帯端
末のIDが入力される。 (2)入力された業務IDをサーバ用リンクファイル4
00を参照し、401の値に基づき、格納するファイル
名を403から得る。 (3)得られたファイルに格納されているデータのう
ち、サーバ用リンクファイル400のサーバ用アンカー
情報420の格納先421のデータと一致するフィール
ドのデータを表示する。図11(b)では、施設名97
1、日時972、予約者973の三つのフィールドを表
示した例である。 (4)表示したデータのうち、ユーザによって指定され
たデータを参照データとし、図11(b)に示すように
選択されていないデータと異なる態様で表示する(図で
はハッチイングをかけている)。図11(b)の場合
は、エントリナンバ974が1と2のデータが選択され
ている。 (5)、(4)で選択されたデータの数とデータの組数
を求める。図11(b)では、三種類のデータ(施設名
と、日時と、予約者のデータ)が二組(エントリNOが
1と2との2組)あるため、データの数=6、データの
組数=2となる。 (6)(1)〜(5)で得た値を図5に示した参照デー
タファイル600として格納する。なお、格納先サーバ
ID603は、(1)で得た業務IDと格納先を区別す
る情報403を参照して得る。
【0031】このようにして作成された参照データファ
イル600は、サーバ10に送られる(ステップ1102)。
サーバ10では、他のサーバや携帯端末から送られてく
る情報をデータ送受信処理120によって受信し、送ら
れた情報に基づき他の計算機に送信する。ステップ1104
では、サーバ20から送信された参照データファイルを
受信し、携帯端末ID601の携帯端末へ送信する。
【0032】携帯端末30では、サーバ10から送信さ
れた参照データファイル600を受信し(ステップ110
6)、エントリーテーブルを作成する(ステップ1108)。エ
ントリーテーブルとは、エントリID、リンクID、参
照データ、更新データ、更新フラグの各欄からなるテー
ブルである。この時作成されるテーブルの行数は、参照
データファイルの業務IDと一致する携帯端末用リンク
ファイル500の入出力項目数504と参照データファ
イル600のデータの組数605とをかけた値である。
このテーブルに参照データファイルのデータ部610、
620、630の値を格納する。エントリーテーブルの
例として、図12にエントリーテーブル1200を示
す。
【0033】ステップ1110では、ユーザによるデータの
入力を開始する指示に応じて、入力画面を表示する。図
11(a)は、入出力画面の画面表示例である。95
1、953、955のラベルとともに、データを入力す
る952、954、956の部品には、参照データが表
示されている。961には、参照データファイル600
のファイル名、962には、エントリナンバ(図11の
場合は、1)、963には、表示順序=1であるリンク
(図11の場合は、施設名)に対する参照データ(図1
1の場合は市民公民館大ホール)が表示される。964
は、分母に入出力画面内の項目数504、分子にデータ
を入力する対象として選択されている部品の表示順序が
表示されている。965は、表示画面にすべての部品を
表示できない場合のスクロール指示用の領域である。
【0034】ステップ1112では、表示している値がユー
ザによって変更されたことに応じて、変更された値をエ
ントリテーブル1200の更新データの欄に格納し、更
新フラグをchangeにする。また、新たなデータが追加入
力される場合には、エントリーテーブルの領域を広げ
て、エントリIDに仮の番号を付与する。この値はサー
バに格納されているファイルに含まれるエントリIDと
重ならないような値とし、更新フラグをAppendとする。
【0035】ステップ1114では、ユーザの指示に基づ
き、エントリテーブル1200と参照データファイル6
00とを参照し、更新データファイル650を作成す
る。エントリテーブル1200の更新フラグに少なくと
も一つのchangeもしくはAppendが含まれていれば、更新
データファイル650の追加・更新判定フラグ651を
ONにする。業務ID652、格納先サーバID654
は、参照データファイル600の602、603の値と
する。更新データファイル650の655、656の値
は、エントリテーブルの更新フラグがchangeとAppendの
データを選び、該選択したデータのデータの数とデータ
の組数とし、選択したデータの欄のエントリIDと、リ
ンクIDと、更新データの値をそれぞれデータ部66
0、670、680の値とする。更新データファイル6
50の送信記録653は、参照データファイル600に
おける601の携帯端末IDや入力したユーザ名を格納
する。
【0036】ステップ1116では、ユーザからの指示に基
づきステップ1114で作成した更新データファイル650
をサーバ10に送信する。ステップ1118では、送信履歴
ファイル800に、送信ID(自動的に付与した値)、
送信日時(送信した日時を記録した値)、携帯端末I
D、送信したサーバのサーバID、送信したファイル名
を格納する。
【0037】サーバ10では、ステップ1120において、
携帯端末30から送られた更新データファイル650を
受信し、このファイルの654に格納されたサーバへ更
新データファイルを送信する。携帯端末30からサーバ
20へファイルを送信している途中で通信が中断した場
合、サーバ20は最後に受信したエントリIDとリンク
IDを携帯端末30へ送信する事によって、携帯端末3
0は、送られてきたエントリIDとリンクIDとに基づ
き、まだサーバ10で受信されていない全てのエントリ
IDとリンクIDと更新データからなるファイルを再度
送信するファイルとして作成し、そのファイルを送信す
る。更新データファイルは、ヘッダー部と更新データ部
からなっており、更新データファイル内にエントリID
とリンクIDとで区別された更新データ部を持つこと
で、通信が中断した後、再度データを送信するときに
は、上記のように送信できなかったデータのみを送信す
ることができる。
【0038】サーバ20では、ステップ1122において、
更新データファイルを受信し、業務ID652の値に基
づきサーバ用リンクファイル400を読み込む。ステッ
プ1124では、読み込んだ更新データファイル650とサ
ーバ用リンクファイル400に基づきデータ格納用ファ
イル700のデータを更新する。例えば、更新データフ
ァイル650における670のリンクIDに一致するリ
ンクをサーバリンクファイル400の410から求め、
格納する先を421の値から得る。403のファイル
名、テーブル名と、421に格納されているフィールド
名と、660のエントリIDとによって、更新されたデ
ータを格納する場所が一意的にきまる。同様にして、更
新データファイル650に格納された更新データをデー
タ格納ファイル700に格納する。なお、追加フラグが
ONになっている場合は、エントリIDが追加を示すもの
について、データ格納ファイル700に対して追加を行
う。このようにして、データを格納する先に関する情報
をリンクファイル400がもっているため、携帯端末3
0からサーバ20へは、キーとなるリンクID及びエン
トリIDと、更新もしくは追加したデータとを送信する
だけでよく、データを格納するフォーマットとデータと
を一緒にして送信する場合より、送信するデータ量を削
減でき、より早く、また、より安い通信費でデータを獲
得することができる。
【0039】ステップ1126では、ステップ1124の更新処
理が終了した日時、更新処理を実行したサーバIDと、
更新データファイルと送信してきた携帯端末IDとを更
新履歴ファイル850へ追加する。ステップ1128では、
更新した日時と、サーバIDと、更新データファイルを
送信してきた携帯端末IDとを含むメッセージをサーバ
10に送信する。サーバ10は、ステップ1130でメッセ
ージに含まれる携帯端末IDにメッセージを送信する。
携帯端末30は、ステップ1132で更新メッセージを受信
すると、送信履歴ファイル800の削除フラグをONにす
る。携帯端末30では、削除フラグがONになったデータ
をユーザの判断もしくは、自動的に削除する。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、データを格納する先に
関する情報をリンクファイルがもっているため、携帯端
末からサーバには、キーとなるリンクID及びエントリ
IDと、更新もしくは追加したデータとを送信するだけ
でよく、データを格納するフォーマットとデータとを一
緒にして送信する場合より、送信するデータ量を削減で
き、より早く、また、より安い通信費でデータを獲得す
ることができるという効果がある。また、更新データフ
ァイル内にエントリIDとリンクIDとで区別された更
新データ部を持ち、通信が中断した後、サーバが最後に
受信したエントリIDとリンクIDとを携帯端末へ送信
する事で、携帯端末は、再度データを送信するときに
は、送信できなかったデータのみを送信することがで
き、ひいては通信状況が不安定な場合にも、大量のデー
タを効率よく送信できるという効果がある。また、サー
バにおいて携帯端末用の入力画面を作成する際に、携帯
端末の表示装置の仕様に関するデータに基づいた領域を
サーバに表示し、表示した内容に対して更に入力画面の
レイアウトを決めることができるので、携帯端末の表示
装置の仕様に適した入力画面を作成できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】サーバと携帯端末とにおける処理の流れを示す
ブロック図である。
【図3】サーバリンクファイルのテーブル構成図であ
る。
【図4】携帯端末リンクファイルのテーブル構成図であ
る。
【図5】参照データファイルのテーブル構成図である。
【図6】更新データファイルのテーブル構成図である。
【図7】送信履歴ファイルと更新履歴ファイルのテーブ
ル構成図である。
【図8】リンクファイル作成処理のフローチャートを示
す図である。
【図9】フォーム作成時のサーバの画面例を示す図であ
る。
【図10】データ入力及び更新のフローチャートを示す
図である。
【図11】データ入力時の携帯端末の画面例を示す図で
ある。
【図12】エントリーテーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 広域通信網 2 ローカルエリアネットワーク 4 システムバス 10、20 サーバ 30 携帯端末 11、35 CPU 12、34 表示装置 13、33 入力装置 14、32 外部記憶装置 15、36 メモリ 16、31 通信装置 400 サーバリンクファイル 500 携帯端末リンクファイル 600 参照データファイル 650 更新データファイル 700 データ格納用ファイル(DB) 800 送信履歴ファイル 850 更新履歴ファイル 1200 エントリテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 喜章 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力するための画面を作成し、
    該入力画面を用いて入力されたデータを格納する第1の
    計算機と、該第1の計算機によって作成された入力用の
    画面を表示し、データを入力する第2の計算機を備え、
    該第2の計算機で入力されたデータを前記第1の計算機
    に送信し、該データを該第1の計算機に格納するデータ
    入力システムであって、 前記第1計算機は、データを入力するための画面の画面
    情報を前記第2計算機の表示手段に関する情報に基づき
    作成する手段と、 前記入力されたデータの格納先と前記画面情報を含む第
    1のリンクファイルを作成する手段と、 前記画面情報を含む第2のリンクファイルを作成する手
    段と、 前記第2の計算機においてデータを入力する際に参照す
    る参照データファイルを作成する手段と、 前記参照データファイルを前記第2の計算機に送信する
    手段を備え、 前記第2の計算機は、受信した前記参照データファイル
    と格納された前記第2のリンクファイルとに基づき入力
    画面を表示する手段と、 該表示された入力画面を用いて入力された更新用データ
    を含む更新データファイルを作成する手段と、 該作成された更新データファイルを前記第1の計算機に
    送信する手段を備えることを特徴とするデータ入力シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ入力システムにお
    いて、 前記第1の計算機は、受信した前記更新データファイル
    と前記第1のリンクファイルに基づき前記第1の計算機
    に格納されているデータを更新することを特徴とするデ
    ータ入力システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ入力システムにお
    いて、 前記第1のリンクファイルを作成する手段は、予め用意
    されたデータ格納用のファイル構造を表示装置に表示
    し、 第2の計算機の表示装置に表示できる画面と同等の画面
    をレイアウト画面として表示装置に表示し、 前記データ格納用のファイルをユニークに管理できるフ
    ァイル情報を表示装置に表示し、 前記レイアウト画面に対して、前記入力データを入力す
    る領域の位置情報を指定することに応じて、前記ファイ
    ル構造と前記位置情報と前記ファイル情報とを組み合わ
    せた情報を作成し、 該作成した情報と前記画面情報を組み合わせることによ
    り第1のリンクファイルを作成することを特徴とするデ
    ータ入力システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ入力システムにお
    いて、 前記更新データファイルは、更新の有無に関する情報、
    業務に関する情報、更新データ数に関する情報等からな
    るヘッダー部と、各更新データをそれぞれ特定する情報
    からなる更新データ部からなることを特徴とするデータ
    入力システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ入力システムにお
    いて、 前記第1の計算機は、前記第2の計算機から更新データ
    ファイルの受信中に全ての前記更新データを特定する情
    報を受信しないうちに通信が中断したとき、最後に受信
    した前記更新データを特定する情報を前記第2の計算機
    へ送信し、 該第2の計算機は、送信された情報に基づき前記更新デ
    ータ部における該情報に続く全ての更新データを特定す
    る情報からなるファイルを前記第1の計算機に送信する
    ことを特徴とするデータ入力システム。
JP10822297A 1997-04-10 1997-04-10 データ入力システム Pending JPH10289207A (ja)

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JP10822297A JPH10289207A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 データ入力システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087022A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ntt Business Associe Corp 計算編集処理方法及びプログラム
JP2020149603A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 ビズソフト株式会社 データ編集処理システム及びデータ編集処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087022A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ntt Business Associe Corp 計算編集処理方法及びプログラム
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