JPH11312154A - 協同作業支援システム及び記録媒体 - Google Patents

協同作業支援システム及び記録媒体

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JPH11312154A
JPH11312154A JP10118241A JP11824198A JPH11312154A JP H11312154 A JPH11312154 A JP H11312154A JP 10118241 A JP10118241 A JP 10118241A JP 11824198 A JP11824198 A JP 11824198A JP H11312154 A JPH11312154 A JP H11312154A
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JP10118241A
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Kazuhiro Sakata
一拓 坂田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5061Partitioning or combining of resources
    • G06F9/5072Grid computing
    • HELECTRICITY
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    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/34Network arrangements or protocols for supporting network services or applications involving the movement of software or configuration parameters 
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルの事前転送を不要とすることによっ
て、協同作業支援システムを利用する際の事前作業を少
なくする。 【解決手段】 アプリケーションリスト管理部231〜
233は、同一端末内のアプリケーションプログラム記
憶部421〜423に格納されている協同作業支援アプ
リケーションの情報を管理する。例えば、端末11で利
用者から実行すべき協同作業支援アプリケーションが指
定されると、アプリケーション制御部221は、それを
起動すると共に、端末12、13に起動要求を送信す
る。起動要求を受信したアプリケーションリスト管理部
232、233は、必要に応じて指定された協同作業支
援アプリケーションを実行するためのプログラムの転
送、登録、起動準備を行う。そして、アプリケーション
制御部222、223、協同作業支援アプリケーション
を起動し、各端末間での通信を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、協同作業支援シス
テム及びこのシステムを実現するためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特
に協同作業支援アプリケーションプログラムを構成する
ファイルを作業グループ内で動的に配布することができ
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】協同作業支援システムは、一般に、任意
の端末からの入力に対して複数の端末で互いに情報交換
を行い、各端末が内部に保持する情報を一致させること
で、アプリケーションプログラムの実行結果及び経過を
複数の端末で共有できるようにしたものである。従来、
この種の協同作業支援システムとして、例えば、特開平
6−83785号公報に記載のシステム(以下、従来シ
ステムという)が知られている。
【0003】図9は、従来システムの機能構成を示す機
能ブロック図である。図示するように、従来システム
は、端末61〜63と、端末61〜63にそれぞれ回線
71〜73を介して接続され、同報通信制御手段700
を有する端末60とから構成されている。端末61〜6
3は、それぞれ同一に構成された協同作業支援アプリケ
ーション601〜603を含む。協同作業支援アプリケ
ーション601〜603はそれぞれ、イベント提供手段
541〜543、イベント解析手段551〜552、手
続き実行手段561〜563及びメッセージ通信手段4
71〜173の各機能からなる。
【0004】以下、端末61から入力があった場合を例
として、従来システムの動作を説明する。従来システム
では、端末61において、例えば何らかのキー入力があ
ると、イベント提供手段541は、協同作業支援アプリ
ケーション601に対して処理を要求するイベント情報
を生成し、イベント解析手段551に供給する。イベン
ト解析手段551は、供給されたイベント情報を解析
し、その解析結果に従う情報を手続き実行手段561に
供給する。手続き実行手段561は、この情報に従って
所定の処理を行う。
【0005】イベント解析手段551は、また、イベン
ト情報の解析結果に従って端末62、63の協同作業支
援アプリケーション602、602に処理手続きの実行
を要求するためのメッセージを作成し、さらに作成した
メッセージに共有動作に必要な情報を付加する。
【0006】このようにしてイベント解析手段551が
作成したメッセージは、メッセージ通信手段571に供
給され、メッセージ通信手段571から回線71を介し
て端末10の同報通信制御手段700に送信される。そ
して、同報通信制御手段700は、受信したメッセージ
に付加された情報を利用して、このメッセージを回線7
2、73を介して端末62、63のメッセージ通信手段
572、573に送信する。
【0007】端末62、63のメッセージ通信手段57
2、573は、同報通信制御手段700からメッセージ
を受信すると、そのメッセージに付加された共有動作に
必要な情報を抽出し、抽出した情報を手続き実行手段5
62、563に供給する。そして、手続き実行手段56
2、563は、この情報に従って所定の処理を行う。
【0008】このようにして、端末61〜63の協同作
業アプリケーション601〜603は、端末61〜63
のいずれかからの入力に対して、同一の実行結果及び経
過を出力できるようになり、複数の端末で同一の実行結
果及び経過を共有することが可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来システムでは、協同作業支援アプリケーション601
〜603を実行するために必要となるファイルの管理に
ついては考慮されていなかった。このため、従来システ
ムでは、協同作業支援アプリケーション601〜603
を実行するために必要なファイルが事前に端末61〜6
3のすべてに配布され、その記憶装置に格納されていな
ければ、協同作業支援アプリケーション601〜603
を利用することができなかった。
【0010】従って、システムの利用者は、協同作業を
行う場合には、まず、グループ内でファイルの転送作業
を事前作業として行わなければならなかった。また、端
末61〜63のいずれかで保持されているファイルは、
そのままでは協同作業に利用することができず、協同作
業アプリケーション601〜603を柔軟に利用するこ
とができなかった。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、協同作業を支援するため
のアプリケーションプログラムを構成するファイルを事
前に各端末に転送する必要がなく、利用者の事前作業の
作業量を少なくすることができる協同作業支援システム
及びこのシステムを実現するためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる協同作業支援システム
は、回線を介して互いに接続された複数の端末から構成
され、前記回線を介して前記複数の端末間で情報を交換
し合うことによって協調動作する協同作業支援システム
であって、前記複数の端末はそれぞれ、協同作業を支援
するためのアプリケーションプログラムを構成するファ
イルを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記アプ
リケーション記憶手段に記憶されているファイルに関す
る情報を保持し、保持する情報を管理するアプリケーシ
ョン管理手段と、前記アプリケーション記憶手段に記憶
されているアプリケーションプログラムの起動を指定す
るアプリケーション指定手段と、前記アプリケーション
指定手段によって指定されたアプリケーションプログラ
ムに対応するファイルに関する情報を前記アプリケーシ
ョン管理手段から取得し、該取得した情報と共に、前記
指定されたアプリケーションプログラムの起動を前記回
線を介して他の端末に要求する起動要求手段と、他の端
末の起動要求手段から起動が要求されたアプリケーショ
ンプログラムに対応するファイルが前記アプリケーショ
ン記憶手段に記憶されているかどうかを、前記アプリケ
ーション管理手段を参照し、前記起動要求と共に送られ
た情報に基づいて判別するアプリケーション判別手段
と、前記アプリケーション判別手段が対応するファイル
が記憶されていないと判別したときに、該ファイルの転
送を前記起動要求した端末に前記回線を介して要求する
転送要求手段と、他の端末の転送要求手段から転送が要
求されたファイルを前記アプリケーション記憶手段から
読み出し、該ファイルを前記転送要求した端末に前記回
線を介して転送するファイル転送手段と、他の端末のフ
ァイル転送手段から転送されたファイルを前記アプリケ
ーション記憶手段に記憶させるアプリケーション記憶制
御手段と、前記記憶制御手段によって前記アプリケーシ
ョン記憶手段に記憶されたファイルに関する情報を、前
記アプリケーション管理手段に保持させるアプリケーシ
ョン管理制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】上記協同作業支援システムでは、いずれか
の端末でアプリケーションプログラムの起動が要求され
たときに、該アプリケーションプログラムを構成するフ
ァイルが他の端末に記憶されているかどうかをアプリケ
ーション判別手段が判別する。そして、このファイルが
記憶されていない端末には、転送要求手段及びファイル
転送手段に従って、このファイルが転送される。これに
より、利用者がファイル準備のための事前作業を行わな
くても各端末に協同作業を支援するためのアプリケーシ
ョンプログラムが記憶され、協同作業を行うことが可能
となる。
【0014】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、前記アプリケーション管理制御
手段によってファイルに関する情報がアプリケーション
管理手段に保持されたときに、該ファイルに関する情報
に対応するアプリケーションプログラムの起動が可能で
あることを、該ファイルに対応する起動要求をした端末
に前記回線を介して通知する起動可能通知手段をさらに
備えるものとしてもよい。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる協同作業支援システムは、回線を介して互
いに接続された複数の端末から構成され、前記回線を介
して前記複数の端末間で情報を交換し合うことによって
協調動作する協同作業支援システムであって、前記複数
の端末はそれぞれ、協同作業を支援するためのアプリケ
ーションプログラムを構成するファイルを記憶するアプ
リケーション記憶手段と、前記アプリケーション記憶手
段に記憶されているファイルに関する情報を保持し、保
持する情報を管理するアプリケーション管理手段と、前
記アプリケーションプログラム記憶手段に、該アプリケ
ーションプログラム記憶手段を有する端末での指示に従
って新たにファイルが記憶され、対応する情報が前記ア
プリケーション管理手段に追加されたときに、該追加さ
れた情報と共に、前記新たに記憶されたファイルの登録
を前記回線を介して他の端末に要求する登録要求手段
と、他の端末から登録が要求されたファイルが前記アプ
リケーション記憶手段に記憶されているかどうかを、前
記アプリケーション管理手段を参照し、前記登録要求と
共に送られた情報に基づいて判別するアプリケーション
判別手段と、前記アプリケーション判別手段が対応する
ファイルが記憶されていないと判別したときに、該ファ
イルの転送を前記登録要求した端末に前記回線を介して
要求する転送要求手段と、他の端末の転送要求手段から
転送が要求されたファイルを前記アプリケーション記憶
手段から読み出し、該ファイルを前記転送要求した端末
に前記回線を介して転送するファイル転送手段と、他の
端末のファイル転送手段から転送されたファイルを前記
アプリケーション記憶手段に記憶させるアプリケーショ
ン記憶制御手段と、前記記憶制御手段によって前記アプ
リケーション記憶手段に記憶されたファイルに関する情
報を、前記アプリケーション管理手段に保持させるアプ
リケーション管理制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0016】上記協同作業支援システムでは、いずれか
の端末でアプリケーションプログラムを構成するファイ
ルが新たに記憶されたときに、該アプリケーションプロ
グラムを構成するファイルが他の端末に記憶されている
かどうかをアプリケーション判別手段が判別する。そし
て、このファイルが記憶されていない端末には、転送要
求手段及びファイル転送手段に従って、このファイルが
転送される。これにより、利用者がファイル準備のため
の事前作業を行わなくても各端末に協同作業を支援する
ためのアプリケーションプログラムが記憶され、協同作
業を行うことが可能となる。
【0017】上記第1、第2の観点にかかる協同作業支
援システムにおいて、前記アプリケーション管理手段が
保持する情報は、各ファイルに対応するアプリケーショ
ン名と該アプリケーションプログラムのバージョンとを
含むものとしてもよい。この場合、前記アプリケーショ
ン管理制御手段は、既に保持されている情報とアプリケ
ーション名が同一でバージョンが異なる情報が新たに保
持されたときに、新たに保持された情報とアプリケーシ
ョン名が同一である既に保持されていた情報を削除する
手段を備えるものとすることができる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる協同作業支援システムは、回線を介して互
いに接続された複数の端末から構成され、前記回線を介
して前記複数の端末間で情報を交換し合うことによって
協調動作する協同作業支援システムであって、前記複数
の端末はそれぞれ、協同作業を支援するためのアプリケ
ーションプログラムを構成するファイルを記憶するアプ
リケーション記憶手段と、前記アプリケーション記憶手
段に記憶されるべきファイルが前記アプリケーション記
憶手段に記憶されているかどうかを示す保持情報と該フ
ァイルを提供した端末に関する端末情報とを含む該ファ
イルに関する情報を保持し、保持する情報を管理するア
プリケーション管理手段と、前記アプリケーションプロ
グラム記憶手段に、該アプリケーションプログラム記憶
手段を有する端末での指示に従って新たにファイルが記
憶され、対応する情報が前記アプリケーション管理手段
に追加されたときに、該追加された情報と共に、対応す
る情報の追加を前記回線を介して他の端末に要求する登
録要求手段と、他の端末の登録要求手段から登録が要求
された情報が前記アプリケーション管理手段に保持され
ているかどうかを、前記登録要求と共に送られた情報に
基づいて判別する第1のアプリケーション判別手段と、
前記第1のアプリケーション判別手段が対応する情報が
記憶されていないと判別したときに、前記登録要求と共
に送られた情報に対応する情報を前記アプリケーション
管理手段に追加して保持させるアプリケーション管理制
御手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、アプリケーションプログラムの
起動を指定するアプリケーション指定手段と、前記アプ
リケーション指定手段によって指定されたアプリケーシ
ョンプログラムに対応するファイルが前記アプリケーシ
ョン記憶手段に記憶されているかどうかを、前記アプリ
ケーション管理手段に保持されている情報中の保持情報
を参照して判別する第2のアプリケーション判別手段
と、前記第2のアプリケーション判別手段が対応するフ
ァイルが記憶されていないと判別したときに、該ファイ
ルに対応するアプリケーションプログラムの起動を対応
する端末情報が示す端末に前記回線を介して要求する第
1の起動要求手段と、をさらに備えるものとすることが
できる。
【0020】この場合、前記複数の端末はそれぞれ、他
の端末の第1の起動要求手段からの要求に応答して、該
アプリケーションプログラムの起動を前記回線を介して
他の端末に要求する第2の起動要求手段と、他の端末の
第2の起動要求手段から要求されたアプリケーションプ
ログラムに対応するファイルが、前記アプリケーション
記憶手段に記憶されているかどうかを、前記アプリケー
ション管理手段が保持する保持情報を参照して判別する
第3のアプリケーション判別手段と、前記第3のアプリ
ケーション判別手段が対応するファイルが記憶されてい
ないと判別したときに、該ファイルの転送を前記起動要
求した端末に前記回線を介して要求する転送要求手段
と、他の端末の転送要求手段から転送が要求されたファ
イルを前記アプリケーション記憶手段から読み出し、該
ファイルを前記転送要求した端末に前記回線を介して転
送するファイル転送手段と、他の端末のファイル転送手
段から転送されたファイルを前記アプリケーション記憶
手段に記憶させるアプリケーション記憶制御手段と、前
記記憶制御手段によって前記アプリケーション記憶手段
に記憶されたファイルに関する情報中の保持情報を更新
させる第2のアプリケーション管理制御手段と、をさら
に備えるものとすることができる。
【0021】上記協同作業支援システムでは、いずれか
の端末でアプリケーションプログラムを構成するファイ
ルが新たに記憶されたときに、登録要求手段に該ファイ
ルに関する情報が他の端末にも保持される。そして、該
ファイルに関する関する情報が他の端末にも保持される
ことによって、他の端末からも該ファイルに対応するア
プリケーションプログラムの起動が可能となり、また、
その際に該ファイルが他の端末に記憶されていなけれ
ば、他の端末に該ファイルが転送されることとなる。こ
れにより、利用者がファイル準備のための事前作業を行
わなくても各端末に協同作業を支援するためのアプリケ
ーションプログラムが記憶され、協同作業を行うことが
可能となる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
回線を介して互いに接続された複数の端末から構成さ
れ、前記回線を介して前記複数の端末間で情報を交換し
合うことによって協調動作する協同作業支援システムを
実現するための各端末において実行されるプログラムを
記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、協同作業を支援するためのアプリケーションプログ
ラムを構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケ
ーション記憶機能と、前記記憶手段に記憶されているフ
ァイルに関する情報を保持し、保持する情報を管理する
アプリケーション管理機能と、前記記憶手段に記憶され
ているアプリケーションプログラムの起動を指定するア
プリケーション指定機能と、前記アプリケーション指定
機能によって指定されたアプリケーションプログラムに
対応するファイルに関する前記アプリケーション管理機
能で情報を取得し、該取得した情報と共に、前記指定さ
れたアプリケーションプログラムの起動を前記回線を介
して他の端末に要求する起動要求機能と、他の端末の起
動要求機能によって起動が要求されたアプリケーション
プログラムに対応するファイルが前記記憶手段に記憶さ
れているかどうかを、前記アプリケーション管理機能に
従い、前記起動要求と共に送られた情報に基づいて判別
するアプリケーション判別機能と、前記アプリケーショ
ン判別機能によって対応するファイルが記憶されていな
いと判別されたときに、該ファイルの転送を前記起動要
求した端末に前記回線を介して要求する転送要求機能
と、他の端末の転送要求機能によって転送が要求された
ファイルを前記アプリケーション記憶手段から読み出
し、該ファイルを前記転送要求した端末に前記回線を介
して転送するファイル転送機能と、他の端末のファイル
転送機能から転送されたファイルを前記記憶手段に記憶
させるアプリケーション記憶制御機能と、前記記憶制御
機能によって前記記憶手段に記憶されたファイルに関す
る情報を、前記アプリケーション管理機能によって保持
させるアプリケーション管理制御機能と、を実現するプ
ログラムを記録することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
回線を介して互いに接続された複数の端末から構成さ
れ、前記回線を介して前記複数の端末間で情報を交換し
合うことによって協調動作する協同作業支援システムを
実現するための各端末において実行されるプログラムを
記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、協同作業を支援するためのアプリケーションプログ
ラムを構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケ
ーション記憶機能と、前記記憶手段に記憶されているフ
ァイルに関する情報を保持し、保持する情報を管理する
アプリケーション管理機能と、前記記憶手段に、該記憶
手段を有する端末での指示に従って新たにファイルが記
憶され、対応する情報が前記アプリケーション管理機能
によって保持されたときに、該追加された情報と共に、
前記新たに記憶されたファイルの登録を前記回線を介し
て他の端末に要求する登録要求機能と、他の端末から登
録が要求されたファイルが前記記憶手段に記憶されてい
るかどうかを、前記アプリケーション管理機能に従い、
前記登録要求と共に送られた情報に基づいて判別するア
プリケーション判別機能と、前記アプリケーション判別
機能によって対応するファイルが記憶されていないと判
別したときに、該ファイルの転送を前記登録要求した端
末に前記回線を介して要求する転送要求機能と、他の端
末の転送要求機能によって転送が要求されたファイルを
前記記憶手段から読み出し、該ファイルを前記転送要求
した端末に前記回線を介して転送するファイル転送機能
と、他の端末のファイル転送機能によって転送されたフ
ァイルを前記記憶手段に記憶させるアプリケーション記
憶制御機能と、前記記憶制御機能によって前記記憶手段
に記憶されたファイルに関する情報を、前記アプリケー
ション管理機能によって保持させるアプリケーション管
理制御機能と、を実現するプログラムを記録することを
特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
回線を介して互いに接続された複数の端末から構成さ
れ、前記回線を介して前記複数の端末間で情報を交換し
合うことによって協調動作する協同作業支援システムを
実現するための各端末において実行されるプログラムを
記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、協同作業を支援するためのアプリケーションプログ
ラムを構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケ
ーション記憶機能と、前記記憶手段に記憶されるべきフ
ァイルが前記記憶手段に記憶されているかどうかを示す
保持情報と該ファイルを提供した端末に関する端末情報
とを含む該ファイルに関する情報を保持し、保持する情
報を管理するアプリケーション管理機能と、前記記憶手
段に、該記憶手段を有する端末での指示に従って新たに
ファイルが記憶され、対応する情報が前記アプリケーシ
ョン管理機能によって保持されたときに、該追加された
情報と共に、対応する情報の追加を前記回線を介して他
の端末に要求する登録要求機能と、他の端末の登録要求
機能によって登録が要求された情報が前記アプリケーシ
ョン管理機能によって保持されているかどうかを、前記
登録要求と共に送られた情報に基づいて判別する第1の
アプリケーション判別機能と、前記第1のアプリケーシ
ョン判別機能によって対応する情報が記憶されていない
と判別したときに、前記登録要求と共に送られた情報に
対応する情報を前記アプリケーション管理機能に追加し
て保持させる第1のアプリケーション管理制御機能と、
を実現するためのプログラムを記録することを特徴とす
る。
【0025】上記第6の観点にかかるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、アプリケーションプログラムの
起動を指定するアプリケーション指定機能と、前記アプ
リケーション指定機能によって指定されたアプリケーシ
ョンプログラムに対応するファイルが前記記憶手段に記
憶されているかどうかを、前記アプリケーション管理機
能によって保持されている情報中の保持情報を参照して
判別する第2のアプリケーション判別機能と、前記第2
のアプリケーション判別機能によって対応するファイル
が記憶されていないと判別したときに、該ファイルに対
応するアプリケーションプログラムの起動を対応する端
末情報が示す端末に前記回線を介して要求する第1の起
動要求機能と、をさら記録するものとしてもよい。
【0026】この場合、上記記録媒体は、他の端末の第
1の起動要求機能による要求に応答して、該アプリケー
ションプログラムの起動を前記回線を介して他の端末に
要求する第2の起動要求機能と、他の端末の第2の起動
要求機能によって要求されたアプリケーションプログラ
ムに対応するファイルが、前記記憶手段に記憶されてい
るかどうかを、前記アプリケーション管理機能によって
保持されている保持情報を参照して判別する第3のアプ
リケーション判別機能と、前記第3のアプリケーション
判別機能によって対応するファイルが記憶されていない
と判別したときに、該ファイルの転送を前記起動要求し
た端末に前記回線を介して要求する転送要求機能と、他
の端末の転送要求機能によって転送が要求されたファイ
ルを前記記憶手段から読み出し、該ファイルを前記転送
要求した端末に前記回線を介して転送するファイル転送
機能と、他の端末のファイル転送機能から転送されたフ
ァイルを前記記憶手段に記憶させるアプリケーション記
憶制御機能と、前記記憶制御機能によって前記記憶手段
に記憶されたファイルに関する情報を、前記アプリケー
ション管理機能によって保持させる第2のアプリケーシ
ョン管理制御機能と、を実現するプログラムをさらに記
録するものとしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0028】[第1の実施の形態]図1は、この実施の
形態にかかる協同作業支援システムの機能構成を示す機
能ブロック図である。図示するように、この協同作業支
援システムは、回線50を介して互いに接続された複数
の端末11〜13からなる。回線50は、例えば、社内
LAN(Local Area Network)のような通信ネットワー
クによって構成されるもので、端末11〜13の間でデ
ータを転送するための媒体となる。
【0029】端末11〜13のそれぞれは、パーソナル
コンピュータやワークステーションなどによって構成さ
れ、図1に示すように、協同作業支援アプリケーション
管理部201〜203、協同作業支援アプリケーション
301〜303及び記憶部401〜403の各機能を有
する。このような機能を実現するための端末11〜13
の回路構成については、後述する。
【0030】協同作業支援アプリケーション301〜3
03は、それぞれアプリケーション制御部221〜22
3の制御の下、回線50を介して情報を交換し合うこと
によって、互いに協調動作するグループウェアを構成す
るものである。協同作業支援アプリケーション301〜
303には、例えば、プレゼンテーション用アプリケー
ションや協同執筆用アプリケーション、教育用アプリケ
ーション、会議支援用アプリケーションなどがある。
【0031】記憶部401〜403は、協同作業支援シ
ステムで使用されるデータを格納、管理するもので、そ
れぞれ共有データ記憶部411〜413と、アプリケー
ションプログラム記憶部421〜423の機能を有す
る。
【0032】データ記憶部411〜413は、協同作業
支援アプリケーション301〜303が協同作業の支援
のために利用するデータを格納、管理する。
【0033】アプリケーションプログラム記憶部421
〜423は、協同作業支援アプリケーション301〜3
03を実行するために必要なファイルを格納、管理す
る。
【0034】協同作業支援アプリケーション管理部20
1〜203は、それぞれ協同作業支援アプリケーション
301〜303を管理し、協同作業支援アプリケーショ
ン301〜303の起動、終了、協同作業支援アプリケ
ーション301〜303間での通信を制御する。
【0035】協同作業支援アプリケーション管理部20
1〜203のそれぞれは、ホスト間通信部211〜21
3と、アプリケーション制御部221〜223と、アプ
リケーションリスト管理部231〜233と、アプリケ
ーションプログラム転送部251〜253の機能を有す
る。
【0036】ホスト間通信部211〜213は、回線5
0を介して他の端末にある協同作業支援アプリケーショ
ン管理部201〜203との間の、データの通信を制御
する。同一端末内では、プロセス間通信の手法によって
各機能間でのデータの通信が行われる。
【0037】アプリケーション制御部221〜223
は、同一端末の協同作業支援アプリケーション301〜
303の起動、終了などの制御を行う。
【0038】アプリケーションリスト管理部231〜2
33は、協同作業支援アプリケーションを実行するため
に必要なファイルに関する情報を管理する機能を有す
る。
【0039】アプリケーションプログラムリスト管理部
231〜233は、図2に示すような管理表を有し、こ
の管理表に基づいて協同作業支援アプリケーションの情
報を管理する。
【0040】図2に示すように、この管理表に登録され
る情報には、「協同作業支援アプリケーション名」、
「アプリケーションファイル名」、及び「バージョン」
が含まれる。アプリケーションリスト管理部231〜2
33は、管理する協同作業支援アプリケーションの「協
同作業支援アプリケーション名」の一覧を出力装置10
5を介して利用者に提示する機能も有する。
【0041】「協同作業支援アプリケーション名」は協
同作業支援アプリケーション301〜303の名前であ
り、協同作業支援システム内で協同作業支援アプリケー
ションを識別するために用いられる。
【0042】「アプリケーションファイル名」は協同作
業支援アプリケーション301〜303を構成するファ
イルの名前である。協同作業支援アプリケーション30
1〜303を起動するためには、このファイルが、同一
端末のアプリケーションプログラム記憶部421〜42
3に格納されている必要がある。
【0043】「バージョン」は、協同作業支援アプリケ
ーション301〜303の版数を示す。
【0044】アプリケーションプログラム転送部251
〜253は、ホスト間通信部211〜213の機能を利
用して、後述する処理に従って、アプリケーションプロ
グラム記憶部421〜423にある協同作業支援アプリ
ケーションを実行するために必要なファイルを他の端末
のアプリケーションプログラム記憶部421〜423に
転送する。
【0045】ここで、転送とは、アプリケーションプロ
グラム記憶部421〜423内のファイルのコピーを、
他の端末のアプリケーションプログラム記憶部421〜
423内に作成することまで含む、広い意味で用いられ
ることがあるものとする。
【0046】図3は、上記機能を実現する端末11〜1
3の構成を示すブロック図である。図示するように、端
末11〜13のそれぞれは、バス100を介して互いに
接続されたCPU101と、主記憶装置102と、補助
記憶装置103と、入力装置104と、出力装置105
と、通信装置106とを備える。
【0047】CPU(Central Processing Unit)10
1は、主記憶装置102に読み出されたプログラムを実
行し、これにより協同作業支援アプリケーション管理部
201〜203、及び協同作業支援アプリケーション3
01〜303などの機能を実現する。
【0048】主記憶装置102はCPU101に実アド
レス空間を提供し、CPU101が実行するプログラム
の記憶やプログラム実行時のCPU101のワークエリ
アとして使用される。
【0049】補助記憶装置103は、CPU101に仮
想アドレス空間を提供し、協同作業支援アプリケーショ
ン管理部201〜203、協同作業支援アプリケーショ
ン301〜303などのプログラムを格納し、また記憶
部401〜403に記憶されるファイルを格納する。
【0050】入力装置104は、キーボードやマウスな
どによって構成され、協同作業支援アプリケーション3
01〜303に従って作成される文書などの入力や、C
PU101への指示入力のために用いられる。
【0051】出力装置105は、CRT(Cathode Ray
Tube)などの表示装置によって構成され、協同作業支援
アプリケーション301〜303の実行結果を利用者に
示す。
【0052】通信装置106は、LANカードなどのイ
ンタフェース装置によって構成され、所定の処理プログ
ラムと共にホスト間通信部211〜213を構成する。
【0053】以下、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムにおける処理について、説明する。ここで
は、協同作業支援アプリケーションを実行するために必
要なファイルが、端末11のアプリケーションプログラ
ム記憶部421に格納されている時に、この協同作業支
援アプリケーションを、システムを構成するすべての端
末11〜13の協同作業支援アプリケーション301〜
303として利用する場合を例として、説明する。もっ
とも、他の端末12、13にファイルが格納されている
協同作業支援アプリケーションを利用する場合にも同様
の処理が行われる。
【0054】なお、以下の説明において、協同作業支援
アプリケーションを実行するために必要なファイルを保
持する端末11を自端末と呼び、他の端末12、13を
他端末と呼ぶものとする。
【0055】この実施の形態にかかる協同作業支援シス
テムにおける処理には、協同作業支援アプリケーション
の登録と、協同作業支援アプリケーションの実行の2つ
がある。以下、それぞれの処理について、詳しく説明す
る。
【0056】(1)協同作業支援アプリケーションの登
録 協同作業支援アプリケーションの登録処理では、利用者
による登録要求と、自端末での協同作業支援アプリケー
ションの登録の2つ処理が順に行われる。
【0057】(1−1)利用者による登録要求 端末11の利用者は、協同作業支援システムを実行して
いる時に、出力装置15に表示されたダイアログボック
スなどに従って入力装置14に所定の操作を行うことに
よって、アプリケーションプログラム記憶部421にデ
ータが格納されている協同作業支援アプリケーションを
アプリケーションリスト管理部231に登録することを
指定する。
【0058】その際に、利用者は、協同作業支援アプリ
ケーションの名前、アプリケーションプログラム記憶部
421に格納されているその協同作業支援アプリケーシ
ョンを実行するために必要なファイルの名前と、その協
同作業支援アプリケーションのバージョンを指定する。
【0059】(1−2)自端末での協同作業支援アプリ
ケーションの登録 アプリケーションリスト管理部231は、利用者に指定
された情報を協同作業支援アプリケーションに関する情
報として管理表に追加する。また、指定された協同作業
支援アプリケーションと名前は等しいがバージョンは異
なる協同作業支援アプリケーションが登録されていた場
合には、その情報を管理表から削除する。
【0060】(2)協同作業支援アプリケーションの実
行 協同作業支援アプリケーションの実行処理では、利用者
による起動要求、自端末での協同作業支援アプリケーシ
ョンの起動、自端末での起動要求の作成及び送信、他端
末での協同作業支援アプリケーションの起動準備、他端
末での協同作業支援アプリケーションの起動、そして協
同作業支援アプリケーション間での通信路の形成、の処
理が順に行われる。
【0061】(2−1)利用者による起動要求 端末11の利用者は、協同作業支援システムを実行して
いる時に、出力装置15に表示されたダイアログボック
スなどに従って入力装置14に所定の操作を行うことに
よって、アプリケーションプログラム記憶部421にデ
ータが格納されている協同作業支援アプリケーションの
起動をアプリケーション制御部221に指定する。その
際に、利用者は、アプリケーションリスト管理部231
で管理される協同作業支援アプリケーション名を指定す
る。
【0062】(2−2)自端末での協同作業支援アプリ
ケーションの起動 アプリケーション制御部221は、利用者から協同作業
支援アプリケーション名が指定されると、アプリケーシ
ョンプログラム記憶部421内の協同作業支援アプリケ
ーション301を構成するファイルを用いて、指定され
た協同作業支援アプリケーション301を起動する。
【0063】(2−3)自端末での起動要求の作成及び
送信 アプリケーション制御部221は、指定された協同作業
支援アプリケーションの協同作業支援アプリケーション
名、アプリケーションファイル名、及びバージョンをア
プリケーションリスト管理部231から取得する。
【0064】次に、取得した情報を含むアプリケーショ
ンの起動要求を作成し、ホスト間通信部211、回線5
0及びホスト間通信部212、213を介して、他の端
末のアプリケーション制御部222、223に送信す
る。
【0065】(2−4)他端末での協同作業支援アプリ
ケーションの起動準備 この処理について、図4のフローチャートを参照して説
明する。アプリケーション制御部222、223は、ア
プリケーション制御部221からアプリケーションの起
動要求を受信すると、それぞれ同一端末のアプリケーシ
ョンリスト管理部232、233に、受信した協同作業
支援アプリケーションの起動要求を送信する(ステップ
S10)。
【0066】アプリケーションリスト管理部232、2
33は、アプリケーションリスト管理部232、233
に、起動要求で指定された協同作業支援アプリケーショ
ンと名前及びバージョンが等しいものが管理表に登録さ
れているか否かを判定する(ステップS11)。
【0067】ステップS11で指定された協同作業支援
アプリケーションが登録されていないと判定された場
合、アプリケーションリスト管理部232、233は、
起動要求で指定されたアプリケーションファイル名を調
べ、同一端末のアプリケーションプログラム転送部25
2、253にそのファイル名を指定して、転送を要求す
る。
【0068】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、ホスト間通信部212、213、回線5
0及びホスト間通信部211を介してアプリケーション
プログラム転送部251と通信を行い、ファイル名を指
定して、その転送をアプリケーションプログラム転送部
251に要求する。そして、アプリケーションプログラ
ム転送部251は、指定された名前のファイルのデータ
をアプリケーションプログラム記憶部421から読み取
り、回線50を介してアプリケーションプログラム転送
部252、253に送信する。
【0069】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、アプリケーションプログラム転送部25
1から受信したデータを、指定されたファイル名のデー
タとしてアプリケーションプログラム記憶部422、4
23に格納し、転送処理の終了を同一端末のアプリケー
ションリスト管理部232、233に通知する(ステッ
プS12)。
【0070】アプリケーションリスト管理部232、2
33は、転送処理の終了の通知を受けると、起動要求で
指定された協同作業支援アプリケーションに関する情報
を管理表に追加する。また、アプリケーションリスト管
理部232、233は、指定された協同作業支援アプリ
ケーションと名前は等しいがバージョンは異なる協同作
業支援アプリケーションが管理表に登録されていた場合
には、その情報を管理表から削除する(ステップS1
3)。
【0071】そして、アプリケーション管理部232、
233は、指定された協同作業支援アプリケーションの
起動が可能であることを、同一端末のアプリケーション
制御部222、223に通知する(ステップS14)。
これにより、他端末での協同作業支援アプリケーション
の起動準備が終了する。
【0072】一方、ステップS11で指定された協同作
業支援アプリケーションが登録されていると判定された
場合には、アプリケーションリスト管理部232、23
3は、指定された協同作業支援アプリケーションの起動
が可能であることを、同一端末のアプリケーション制御
部222、223に通知する(ステップS14)。これ
により、他端末での協同作業支援アプリケーションの起
動準備が終了する。
【0073】(2−5)他端末での協同作業支援アプリ
ケーションの起動 アプリケーション制御部222、223は、同一端末の
アプリケーションプログラム記憶部422、423内の
協同作業支援アプリケーション302、303を構成す
るファイルを用いて、指定された協同作業支援アプリケ
ーション302、303を起動する。
【0074】次に、アプリケーション制御部222、2
23は、ホスト間通信部212、213、回線50及び
ホスト間通信部211を介してアプリケーション制御部
221に指定された協同作業支援アプリケーションを起
動したことを通知する。
【0075】(2−6)協同作業支援アプリケーション
間での通信路の形成 アプリケーション制御部231〜233は互いに通信を
行うことにより、協同作業支援アプリケーション301
〜303間での通信経路を確保する。協同作業支援アプ
リケーション301〜303は、この通信経路を用い
て、協同作業支援を行う。これにより、グループ内の利
用者が協同作業支援アプリケーションを用いて協同作業
を行うことが可能となる。
【0076】以上説明したように、この実施の形態にか
かる協同作業支援システムでは、アプリケーション制御
部221〜223がアプリケーションプログラムの起動
を要求したときに、このファイルが他の端末にも転送さ
れてアプリケーションプログラム記憶部421〜423
に記憶される。これにより、利用者がファイル準備のた
めの事前作業を行わなくても各端末に協同作業を支援す
るためのアプリケーションプログラムが記憶され、協同
作業を行うことが可能となる。
【0077】[第2の実施の形態]この実施の形態にか
かる協同作業支援システムの構成及び機能は、第1の実
施の形態のもの(図1、図2)とほぼ同一である。
【0078】但し、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムは、第1の実施の形態のものと異なり、協同
作業支援アプリケーションの登録の段階でシステム内の
すべての端末において協同作業支援アプリケーションの
登録を行うため、後述するように、処理の一部が異な
る。
【0079】以下、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムにおいて、第1の実施の形態と異なる (1’)協同作業支援アプリケーションの登録 (2’)協同作業支援アプリケーションの実行 (2−3’)自端末での起動要求の作成及び送信 (2−4’)他端末での協同作業支援アプリケーション
起動準備 の処理について、それぞれ詳しく説明する。
【0080】(1’)協同作業支援アプリケーションの
登録 この実施の形態における協同作業支援アプリケーション
の登録の処理では、第1の実施の形態で説明した(1−
1)、(1−2)の処理が行われた後、さらに(1−
3’)自端末での登録要求の作成及び送信、(1−
4’)他端末での協同作業支援アプリケーションの登
録、の処理が行われる。
【0081】(1−3’)自端末での登録要求の作成及
び送信 アプリケーションリスト管理部231は、(1−2)の
処理が終了すると、さらに利用者に指定された情報を含
むアプリケーションの登録要求を作成し、ホスト間通信
部211、回線50及びホスト間通信部212、213
を介して、他の端末のアプリケーションリスト管理部2
32、233に送信する。
【0082】(1−4’)他端末での協同作業支援アプ
リケーションの登録 この処理について、図5のフローチャートを参照して説
明する。アプリケーションリスト管理部232、233
では、まず、アプリケーションリスト管理部231から
受信した登録要求で指定された協同作業支援アプリケー
ションと名前及びバージョンが等しいものが管理表に登
録されているか否かを判定する(ステップS20)。
【0083】ステップS20で指定された協同作業支援
アプリケーションが登録されていないと判定された場
合、アプリケーションリスト管理部232、233は、
登録要求で指定されたアプリケーションファイル名を調
べ、同一端末のアプリケーションプログラム転送部25
2、253にそのファイル名を指定して、転送を要求す
る。
【0084】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、ホスト間通信部212、213、回線5
0及びホスト間通信部211を介してアプリケーション
プログラム転送部251と通信を行い、ファイル名を指
定して、その転送をアプリケーションプログラム転送部
251に要求する。そして、アプリケーションプログラ
ム転送部251は、指定された名前のファイルのデータ
をアプリケーションプログラム記憶部421から読み取
り、回線50を介してアプリケーションプログラム転送
部252、253に送信する。
【0085】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、アプリケーションプログラム転送部25
1から受信したデータを、指定されたファイル名のデー
タとしてアプリケーションプログラム記憶部422、4
23に格納し、転送処理の終了を同一端末のアプリケー
ションリスト管理部232、233に通知する(ステッ
プS21)。
【0086】アプリケーションリスト管理部232、2
33は転送処理の通知を受けると、登録要求で指定され
た協同作業支援アプリケーションに関する情報を管理表
に追加する。また、アプリケーションリスト管理部23
2、233は、指定された協同作業支援アプリケーショ
ンと名前は等しいがバージョンは異なる協同作業支援ア
プリケーションが登録されていた場合には、その情報を
管理表から削除する(ステップS22)。これにより、
他端末での協同作業支援アプリケーションの起動準備が
終了する。
【0087】一方、ステップS20で指定された協同作
業支援アプリケーションが登録されていると判定された
場合、アプリケーションリスト管理部232、233
は、何もせずに、図5のフローチャートの処理を終了す
る。
【0088】(2’)協同作業支援アプリケーションの
実行 この実施の形態における協同作業支援アプリケーション
の実行の処理は、第1の実施の形態における場合の処理
と、(2−3’)自端末での起動要求の作成及び送信、
(2−4’)他端末での協同作業支援アプリケーション
起動準備の処理の部分が異なる。
【0089】(2−3’)自端末での起動要求の作成及
び送信 アプリケーション制御部211は、指定された協同作業
支援アプリケーション名を含むアプリケーションの起動
要求を作成し、ホスト間通信部211〜213と回線5
0を介して、他の端末のアプリケーション制御部22
2、223に送信する。
【0090】(2−4’)他端末での協同作業支援アプ
リケーション起動準備 すべての端末における協同作業支援アプリケーションの
登録が(1’)協同作業支援アプリケーションの登録に
おいて実行されているため、アプリケーション制御部2
22、223は、改めてアプリケーション起動準備処理
を行わない。そして、(2−5)他端末での協同作業支
援アプリケーションの起動、の処理が行われる。
【0091】以上説明したように、この実施の形態にか
かる協同作業支援システムでは、新たなファイルがアプ
リケーションプログラム記憶部421〜423に記憶さ
れると、該ファイルは他の端末にも転送されてアプリケ
ーションプログラム421〜423に記憶される。これ
により、利用者がファイル準備のための事前作業を行わ
なくても各端末に協同作業を支援するためのアプリケー
ションプログラムが記憶され、協同作業を行うことが可
能となる。
【0092】[第3の実施の形態]この実施の形態にか
かる協同作業支援システムの構成及び機能は、第2の実
施の形態のもの(図1、図2)とほぼ同一である。
【0093】但し、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムでは、第2の実施の形態のものと異なり、協
同作業支援アプリケーションの実行の段階で、協同作業
支援アプリケーションを構成するファイルの転送処理を
行うため、後述するように、構成と処理の一部が異な
る。
【0094】以下、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムにおいて、第2の実施の形態と異なるアプリ
ケーションリスト管理部231〜233で管理される協
同作業支援アプリケーションの情報(管理表)の構成
と、 (1’’)協同作業支援アプリケーションの登録 (1−4’’)他端末での協同作業支援アプリケーショ
ンの登録 (2’’)協同作業支援アプリケーションの実行 (2−1−5’’)提供端末の判断 (2−4’’)他端末での協同作業支援アプリケーショ
ンの起動準備 の処理についてそれぞれ詳しく説明する。
【0095】この実施の形態にかかる協同作業支援シス
テムでは、アプリケーションリスト管理部231〜23
3は、図6に示すような管理表を有し、この管理表に基
づいて協同作業支援アプリケーションの情報を管理す
る。
【0096】図6に示すように、この管理表に登録され
る情報には、「協同作業支援アプリケーション名」、
「アプリケーションファイル名」、「バージョン」、
「提供端末名」、及び「アプリケーションファイル保持
フラグ」が含まれる。
【0097】「協同作業支援アプリケーション名」、
「アプリケーションファイル名」、及び「バージョン」
は、第1の実施の形態と同じものを示す。「提供端末
名」は、協同作業支援アプリケーションを提供した端末
の名前である。
【0098】「アプリケーションファイル保持フラグ」
は、協同作業支援アプリケーションを構成するファイル
が、同一端末のアプリケーションプログラム記憶部42
1〜423に格納されているか否かを示し、格納されて
いる場合は「1」、格納されてない場合は「0」の値を
取る。
【0099】以下、協同作業支援アプリケーションの登
録と、協同作業支援アプリケーションの実行の、それぞ
れの処理を詳しく説明する。
【0100】(1’’)協同作業支援アプリケーション
の登録 この実施の形態における協同作業支援アプリケーション
の登録の処理は、第2の実施の形態における場合の処理
と、(1−4’’)他端末での協同作業支援アプリケー
ションの登録の部分が異なる。
【0101】(1−4’’)他端末での協同作業支援ア
プリケーションの登録 この処理について、図7のフローチャートを参照して説
明する。アプリケーションリスト管理部232、233
は、まず、アプリケーション管理部231から受信した
登録要求で指定された協同作業支援アプリケーションと
名前及びバージョンが等しいものに関する情報が管理表
に登録されているか否かを判定する(ステップS3
0)。
【0102】ステップS30で指定された協同作業支援
アプリケーションに関する情報が登録されていないと判
定された場合、アプリケーションリスト管理部232、
233は、登録要求で指定された情報を管理表に追加す
る。その際に、アプリケーションリスト管理部232
は、管理表に追加した情報に対応する「提供端末名」の
欄を要求を行った端末の名前に、「アプリケーションフ
ァイル保持フラグ」の欄を「0」にする。また、アプリ
ケーションリスト管理部232、233は、指定された
協同作業支援アプリケーションと名前は等しいがバージ
ョンは異なる協同作業支援アプリケーションが登録され
ていた場合には、その情報を管理表から削除する(ステ
ップS31)。
【0103】一方、ステップS30で指定された協同作
業支援アプリケーションが登録されると判定された場
合、アプリケーションリスト管理部232、233は何
もしないで、この処理を終了する。
【0104】(2’’)協同作業支援アプリケーション
の実行 この実施の形態における協同作業支援アプリケーション
の実行の処理は、第2の実施の形態における場合の処理
と、(2−4’’)他端末での協同作業支援アプリケー
ション起動準備の処理の部分が異なる。また、(2−
1)と(2−2)の処理の間に、(2−1.5’’)提
供端末の判断、の処理がある。
【0105】(2−1.5’’)提供端末の判断 アプリケーション制御部221は、アプリケーションリ
スト管理部231に問い合せて、指定された協同作業支
援アプリケーションの「アプリケーションファイルフラ
グ」の値を調べ、その協同作業支援アプリケーションを
構成するファイルが同一端末のアプリケーションプログ
ラム記憶部421に格納されているか否かを調べる。
【0106】その協同作業支援アプリケーションを構成
するファイルが同一端末のアプリケーションプログラム
記憶部421に格納されている場合には、アプリケーシ
ョン制御部221は、(2−2)以降の処理を行う。
【0107】一方、その協同作業支援アプリケーション
を構成するファイルが同一端末のアプリケーションプロ
グラム記憶部421に格納されていない場合には、アプ
リケーション制御部221は、アプリケーションリスト
管理部231に問い合せて、指定された協同作業支援ア
プリケーションの「提供端末名」の値を調べる。次に、
アプリケーション制御部221は、指定された協同作業
支援アプリケーションの名前を含むアプリケーションの
起動要求を作成し、ホスト間通信部211、回線50及
びホスト間通信部212、233を介して、端末12、
13ののアプリケーション制御部222、223に送信
する。その後、(2−2)以降の処理を、その起動要求
を受信した端末を自端末として行う。
【0108】(2−4’’)他端末での協同作業支援ア
プリケーションの起動準備 この処理について、図8のフローチャートを参照して説
明する。アプリケーション制御部222、223は、ア
プリケーション制御部221〜のアプリケーションの起
動要求を受信すると、それぞれ同一端末のアプリケーシ
ョンリスト管理部232、233に受信した協同作業支
援アプリケーションの起動要求を送信する(ステップS
40)。
【0109】アプリケーションリスト管理部232、2
33は、まず、起動要求で指定された協同作業支援アプ
リケーションに関する情報の「アプリケーションファイ
ル保持フラグ」の値を調べる。そして、アプリケーショ
ンリスト管理部232、233は、指定された協同作業
支援アプリケーションを構成するファイルが同一端末の
アプリケーションプログラム記憶部422、423に格
納されているか否かを判断する(ステップS41)。
【0110】ステップS41で指定された協同作業支援
アプリケーションを構成するファイルがアプリケーショ
ンプログラム記憶部422、423に格納されていない
と判断された場合、アプリケーションリスト管理部23
2、233は、起動要求で指定されたアプリケーション
ファイル名を調べ、同一端末のアプリケーションプログ
ラム転送部252、253にそのファイル名を指定し
て、転送を要求する。
【0111】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、ホスト間通信部212、213、回線5
0及びホスト間通信部211を介してアプリケーション
プログラム転送部251と通信を行い、ファイル名を指
定して、その転送をアプリケーションプログラム転送部
251に要求する。そして、アプリケーションプログラ
ム転送部251は、指定された名前のファイルのデータ
をアプリケーションプログラム記憶部421から読み取
り、アプリケーションプログラム転送部252、253
に送信する。
【0112】アプリケーションプログラム転送部25
2、253は、アプリケーションプログラム転送部25
1から受信したデータを、指定されたファイル名のデー
タとしてアプリケーションプログラム記憶部422、4
23に格納し、転送処理の終了を同一端末のアプリケー
ションリスト管理部232、233に通知する(ステッ
プS42)。
【0113】アプリケーションリスト管理部232、2
33は、転送処理の終了の通知を受けると、管理表に登
録されている起動要求で指定された協同作業支援アプリ
ケーションに対応する「アプリケーションファイル保持
フラグ」の値を「0」から「1」に変更する(ステップ
S43)。さらに、アプリケーションリスト管理部23
2、233は、指定された協同作業支援アプリケーショ
ンの起動が可能であることを、同一端末のアプリケーシ
ョン制御部222、223に通知する(ステップS4
4)。これにより、他端末での協同作業支援アプリケー
ションの起動準備が終了する。
【0114】一方、ステップS41で指定された協同作
業支援アプリケーションを構成するファイルがアプリケ
ーションプログラム記憶部422、423に格納されて
いると判定された場合、アプリケーションリスト管理部
232、233は、指定された協同作業支援アプリケー
ションの起動が可能であることを、同一端末のアプリケ
ーション制御部222、223に通知する(ステップS
44)。これにより、他端末での協同作業支援アプリケ
ーションの起動準備が終了する。
【0115】以上説明したように、この実施の形態にか
かる協同作業支援システムでは、新たなファイルがアプ
リケーションプログラム記憶部421〜423に記憶さ
れると、該ファイルに関する情報がアプリケーションリ
スト管理部231〜233の管理表に登録される。そし
て、これに対応する情報は、ファイルを新たに記憶した
端末以外の端末のアプリケーションリスト管理部231
〜233にも登録される。これにより、他の端末からの
アプリケーションプログラムの起動が可能となり、ま
た、また、その際に該ファイルが他の端末に記憶されて
いなければ、他の端末に該ファイルが転送されることと
なる。これにより、利用者がファイル準備のための事前
作業を行わなくても各端末に協同作業を支援するための
アプリケーションプログラムが記憶され、協同作業を行
うことが可能となる。
【0116】[実施の形態の変形]上記の第1〜第3の
実施の形態では、(2−2)自端末での協同作業支援ア
プリケーションの起動の処理を、(2−3)自端末での
起動要求の作成及び送信の処理の前に行っていた。しか
しながら、(2−2)の処理を、(2−6)協同作業支
援アプリケーション間での通信路の形成の処理の直前に
行ってもよい。これにより、(2−3)から(2−5)
の処理に時間を要した場合に、各端末での協同作業支援
アプリケーションの起動のタイミングが大きくずれるこ
とを回避できるようになる。
【0117】上記の第1〜第3の形態では、アプリケー
ションリスト管理部231〜233は、同じ名前で異な
るバージョンの協同作業支援アプリケーションの情報を
削除し、利用者は協同作業支援アプリケーションの名前
を指定して起動を行っていた。しかしながら、アプリケ
ーションリスト管理部231〜233は、同じ名前で異
なるバージョンの協同作業支援アプリケーションの情報
も保持し、利用者は協同作業支援アプリケーションの名
前とバージョンを指定して起動を行っても良い。これに
より、例えば、複数のバージョンを持つ同一の協同作業
支援アプリケーションを状況に応じて使いわけるという
システムの使用法も可能となる。
【0118】上記の第1〜第3の形態では、(1−1)
利用者による登録要求の処理において、利用者は、協同
作業支援アプリケーションの名前、アプリケーションプ
ログラム記憶部421に格納されている、その協同作業
支援アプリケーションを実行するために必要なファイル
の名前と、その協同作業支援アプリケーションのバージ
ョンを指定していた。しかしながら、(1−1)の処理
において利用者が協同作業支援アプリケーションの名
前、アプリケーションプログラム記憶部421に格納さ
れている、その協同作業支援アプリケーションを実行す
るために必要なファイルの名前を指定してもよい。この
場合、システムによって、バージョンは、デフォルトの
値(例えば、0)に設定される。これにより、バージョ
ンを区別する必要がない場合の協同作業支援アプリケー
ションの登録処理が簡素化される。
【0119】上記の第1〜第3の形態では、回線50と
して社内LANなどの限られた範囲での通信ネットワー
クを例として挙げたが、回線50は、例えば、インター
ネットなどの広域の通信ネットワークを適用することも
できる。また、回線50を介して接続されている端末1
1〜13は、3つだけであったが、2つ以上の任意の数
の端末を接続したシステムにも本発明を適用することが
できる。
【0120】上記第1〜第3の実施の形態では、本発明
を実現するプログラムは、補助記憶装置103に格納さ
れ、主記憶装置102に読み出されて実行されるものと
していた。しかしながら、本発明を実現するためのプロ
グラムは、CD−ROMやフロッピィディスクなどの計
算機で読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよ
い。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者がファイル準備のための事前作業を行わなくても
各端末に協同作業を支援するためのアプリケーションプ
ログラムが記憶され、協同作業を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる協同作業支
援システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1のアプリケーション管理部が有する管理表
の例を示す図である。
【図3】図1の端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における協同作業支
援アプリケーションの起動準備処理を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における協同作業支
援アプリケーションの登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施の形態において、図1のア
プリケーション管理部が有する管理表の例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態における協同作業支
援アプリケーションの登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第3の実施の形態における協同作業支
援アプリケーションの起動準備処理を示すフローチャー
トである。
【図9】従来例にかかる協同作業支援システムの機能構
成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10〜13 端末 50 回線 100 バス 101 CPU 102 主記憶装置 103 補助記憶装置 104 入力装置 105 出力装置 106 通信装置 201〜203 協同作業支援アプリケーション管理部 211〜213 ホスト間通信部 221〜223 アプリケーション制御部 231〜233 アプリケーションリスト管理部 251〜253 アプリケーションプログラム転送部 301〜303 協同作業支援アプリケーション 401〜403 記憶部 411〜413 アプリケーションプログラム記憶部 421〜423 共有データ記憶部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を介して互いに接続された複数の端末
    から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で情
    報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支援
    システムであって、 前記複数の端末はそれぞれ、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶するアプリケーション記憶手
    段と、 前記アプリケーション記憶手段に記憶されているファイ
    ルに関する情報を保持し、保持する情報を管理するアプ
    リケーション管理手段と、 前記アプリケーション記憶手段に記憶されているアプリ
    ケーションプログラムの起動を指定するアプリケーショ
    ン指定手段と、 前記アプリケーション指定手段によって指定されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルに関する情
    報を前記アプリケーション管理手段から取得し、該取得
    した情報と共に、前記指定されたアプリケーションプロ
    グラムの起動を前記回線を介して他の端末に要求する起
    動要求手段と、 他の端末の起動要求手段から起動が要求されたアプリケ
    ーションプログラムに対応するファイルが前記アプリケ
    ーション記憶手段に記憶されているかどうかを、前記ア
    プリケーション管理手段を参照し、前記起動要求と共に
    送られた情報に基づいて判別するアプリケーション判別
    手段と、 前記アプリケーション判別手段が対応するファイルが記
    憶されていないと判別したときに、該ファイルの転送を
    前記起動要求した端末に前記回線を介して要求する転送
    要求手段と、 他の端末の転送要求手段から転送が要求されたファイル
    を前記アプリケーション記憶手段から読み出し、該ファ
    イルを前記転送要求した端末に前記回線を介して転送す
    るファイル転送手段と、 他の端末のファイル転送手段から転送されたファイルを
    前記アプリケーション記憶手段に記憶させるアプリケー
    ション記憶制御手段と、 前記記憶制御手段によって前記アプリケーション記憶手
    段に記憶されたファイルに関する情報を、前記アプリケ
    ーション管理手段に保持させるアプリケーション管理制
    御手段と、を備えることを特徴とする協同作業支援シス
    テム。
  2. 【請求項2】前記複数の端末はそれぞれ、前記アプリケ
    ーション管理制御手段によってファイルに関する情報が
    アプリケーション管理手段に保持されたときに、該ファ
    イルに関する情報に対応するアプリケーションプログラ
    ムの起動が可能であることを、該ファイルに対応する起
    動要求をした端末に前記回線を介して通知する起動可能
    通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の協同作業支援システム。
  3. 【請求項3】回線を介して互いに接続された複数の端末
    から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で情
    報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支援
    システムであって、 前記複数の端末はそれぞれ、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶するアプリケーション記憶手
    段と、 前記アプリケーション記憶手段に記憶されているファイ
    ルに関する情報を保持し、保持する情報を管理するアプ
    リケーション管理手段と、 前記アプリケーションプログラム記憶手段に、該アプリ
    ケーションプログラム記憶手段を有する端末での指示に
    従って新たにファイルが記憶され、対応する情報が前記
    アプリケーション管理手段に追加されたときに、該追加
    された情報と共に、前記新たに記憶されたファイルの登
    録を前記回線を介して他の端末に要求する登録要求手段
    と、 他の端末から登録が要求されたファイルが前記アプリケ
    ーション記憶手段に記憶されているかどうかを、前記ア
    プリケーション管理手段を参照し、前記登録要求と共に
    送られた情報に基づいて判別するアプリケーション判別
    手段と、 前記アプリケーション判別手段が対応するファイルが記
    憶されていないと判別したときに、該ファイルの転送を
    前記登録要求した端末に前記回線を介して要求する転送
    要求手段と、 他の端末の転送要求手段から転送が要求されたファイル
    を前記アプリケーション記憶手段から読み出し、該ファ
    イルを前記転送要求した端末に前記回線を介して転送す
    るファイル転送手段と、 他の端末のファイル転送手段から転送されたファイルを
    前記アプリケーション記憶手段に記憶させるアプリケー
    ション記憶制御手段と、 前記記憶制御手段によって前記アプリケーション記憶手
    段に記憶されたファイルに関する情報を、前記アプリケ
    ーション管理手段に保持させるアプリケーション管理制
    御手段と、を備えることを特徴とする協同作業支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記アプリケーション管理手段が保持する
    情報は、各ファイルに対応するアプリケーション名と該
    アプリケーションプログラムのバージョンとを含み、 前記アプリケーション管理制御手段は、既に保持されて
    いる情報とアプリケーション名が同一でバージョンが異
    なる情報が新たに保持されたときに、新たに保持された
    情報とアプリケーション名が同一である既に保持されて
    いた情報を削除する手段を備えることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の協同作業支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】回線を介して互いに接続された複数の端末
    から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で情
    報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支援
    システムであって、 前記複数の端末はそれぞれ、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶するアプリケーション記憶手
    段と、 前記アプリケーション記憶手段に記憶されるべきファイ
    ルが前記アプリケーション記憶手段に記憶されているか
    どうかを示す保持情報と該ファイルを提供した端末に関
    する端末情報とを含む該ファイルに関する情報を保持
    し、保持する情報を管理するアプリケーション管理手段
    と、 前記アプリケーションプログラム記憶手段に、該アプリ
    ケーションプログラム記憶手段を有する端末での指示に
    従って新たにファイルが記憶され、対応する情報が前記
    アプリケーション管理手段に追加されたときに、該追加
    された情報と共に、対応する情報の追加を前記回線を介
    して他の端末に要求する登録要求手段と、 他の端末の登録要求手段から登録が要求された情報が前
    記アプリケーション管理手段に保持されているかどうか
    を、前記登録要求と共に送られた情報に基づいて判別す
    る第1のアプリケーション判別手段と、 前記第1のアプリケーション判別手段が対応する情報が
    記憶されていないと判別したときに、前記登録要求と共
    に送られた情報に対応する情報を前記アプリケーション
    管理手段に追加して保持させる第1のアプリケーション
    管理制御手段と、を備えることを特徴とする協同作業支
    援システム。
  6. 【請求項6】前記複数の端末はそれぞれ、 アプリケーションプログラムの起動を指定するアプリケ
    ーション指定手段と、 前記アプリケーション指定手段によって指定されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルが前記アプ
    リケーション記憶手段に記憶されているかどうかを、前
    記アプリケーション管理手段に保持されている情報中の
    保持情報を参照して判別する第2のアプリケーション判
    別手段と、 前記第2のアプリケーション判別手段が対応するファイ
    ルが記憶されていないと判別したときに、該ファイルに
    対応するアプリケーションプログラムの起動を対応する
    端末情報が示す端末に前記回線を介して要求する第1の
    起動要求手段と、をさらに備えることを特徴とする請求
    項5に記載の協同作業支援システム。
  7. 【請求項7】前記複数の端末はそれぞれ、 他の端末の第1の起動要求手段からの要求に応答して、
    該アプリケーションプログラムの起動を前記回線を介し
    て他の端末に要求する第2の起動要求手段と、 他の端末の第2の起動要求手段から要求されたアプリケ
    ーションプログラムに対応するファイルが、前記アプリ
    ケーション記憶手段に記憶されているかどうかを、前記
    アプリケーション管理手段が保持する保持情報を参照し
    て判別する第3のアプリケーション判別手段と、 前記第3のアプリケーション判別手段が対応するファイ
    ルが記憶されていないと判別したときに、該ファイルの
    転送を前記起動要求した端末に前記回線を介して要求す
    る転送要求手段と、 他の端末の転送要求手段から転送が要求されたファイル
    を前記アプリケーション記憶手段から読み出し、該ファ
    イルを前記転送要求した端末に前記回線を介して転送す
    るファイル転送手段と、 他の端末のファイル転送手段から転送されたファイルを
    前記アプリケーション記憶手段に記憶させるアプリケー
    ション記憶制御手段と、 前記記憶制御手段によって前記アプリケーション記憶手
    段に記憶されたファイルに関する情報中の保持情報を更
    新させる第2のアプリケーション管理制御手段と、を備
    えることを特徴とする請求項6に記載の協同作業支援シ
    ステム。
  8. 【請求項8】回線を介して互いに接続された複数の端末
    から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で情
    報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支援
    システムを実現するための各端末において実行されるプ
    ログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケーシ
    ョン記憶機能と、 前記記憶手段に記憶されているファイルに関する情報を
    保持し、保持する情報を管理するアプリケーション管理
    機能と、 前記記憶手段に記憶されているアプリケーションプログ
    ラムの起動を指定するアプリケーション指定機能と、 前記アプリケーション指定機能によって指定されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルに関する前
    記アプリケーション管理機能で情報を取得し、該取得し
    た情報と共に、前記指定されたアプリケーションプログ
    ラムの起動を前記回線を介して他の端末に要求する起動
    要求機能と、 他の端末の起動要求機能によって起動が要求されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルが前記記憶
    手段に記憶されているかどうかを、前記アプリケーショ
    ン管理機能に従い、前記起動要求と共に送られた情報に
    基づいて判別するアプリケーション判別機能と、 前記アプリケーション判別機能によって対応するファイ
    ルが記憶されていないと判別されたときに、該ファイル
    の転送を前記起動要求した端末に前記回線を介して要求
    する転送要求機能と、 他の端末の転送要求機能によって転送が要求されたファ
    イルを前記アプリケーション記憶手段から読み出し、該
    ファイルを前記転送要求した端末に前記回線を介して転
    送するファイル転送機能と、 他の端末のファイル転送機能から転送されたファイルを
    前記記憶手段に記憶させるアプリケーション記憶制御機
    能と、 前記記憶制御機能によって前記記憶手段に記憶されたフ
    ァイルに関する情報を、前記アプリケーション管理機能
    によって保持させるアプリケーション管理制御機能と、
    を実現するプログラムを記録することを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】回線を介して互いに接続された複数の端末
    から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で情
    報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支援
    システムを実現するための各端末において実行されるプ
    ログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケーシ
    ョン記憶機能と、 前記記憶手段に記憶されているファイルに関する情報を
    保持し、保持する情報を管理するアプリケーション管理
    機能と、 前記記憶手段に、該記憶手段を有する端末での指示に従
    って新たにファイルが記憶され、対応する情報が前記ア
    プリケーション管理機能によって保持されたときに、該
    追加された情報と共に、前記新たに記憶されたファイル
    の登録を前記回線を介して他の端末に要求する登録要求
    機能と、 他の端末から登録が要求されたファイルが前記記憶手段
    に記憶されているかどうかを、前記アプリケーション管
    理機能に従い、前記登録要求と共に送られた情報に基づ
    いて判別するアプリケーション判別機能と、 前記アプリケーション判別機能によって対応するファイ
    ルが記憶されていないと判別したときに、該ファイルの
    転送を前記登録要求した端末に前記回線を介して要求す
    る転送要求機能と、 他の端末の転送要求機能によって転送が要求されたファ
    イルを前記記憶手段から読み出し、該ファイルを前記転
    送要求した端末に前記回線を介して転送するファイル転
    送機能と、 他の端末のファイル転送機能によって転送されたファイ
    ルを前記記憶手段に記憶させるアプリケーション記憶制
    御機能と、 前記記憶制御機能によって前記記憶手段に記憶されたフ
    ァイルに関する情報を、前記アプリケーション管理機能
    によって保持させるアプリケーション管理制御機能と、
    を実現するプログラムを記録することを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】回線を介して互いに接続された複数の端
    末から構成され、前記回線を介して前記複数の端末間で
    情報を交換し合うことによって協調動作する協同作業支
    援システムを実現するための各端末において実行される
    プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 協同作業を支援するためのアプリケーションプログラム
    を構成するファイルを記憶手段に記憶するアプリケーシ
    ョン記憶機能と、 前記記憶手段に記憶されるべきファイルが前記記憶手段
    に記憶されているかどうかを示す保持情報と該ファイル
    を提供した端末に関する端末情報とを含む該ファイルに
    関する情報を保持し、保持する情報を管理するアプリケ
    ーション管理機能と、 前記記憶手段に、該記憶手段を有する端末での指示に従
    って新たにファイルが記憶され、対応する情報が前記ア
    プリケーション管理機能によって保持されたときに、該
    追加された情報と共に、対応する情報の追加を前記回線
    を介して他の端末に要求する登録要求機能と、 他の端末の登録要求機能によって登録が要求された情報
    が前記アプリケーション管理機能によって保持されてい
    るかどうかを、前記登録要求と共に送られた情報に基づ
    いて判別する第1のアプリケーション判別機能と、 前記第1のアプリケーション判別機能によって対応する
    情報が記憶されていないと判別したときに、前記登録要
    求と共に送られた情報に対応する情報を前記アプリケー
    ション管理機能に追加して保持させる第1のアプリケー
    ション管理制御機能と、を実現するためのプログラムを
    記録することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  11. 【請求項11】アプリケーションプログラムの起動を指
    定するアプリケーション指定機能と、 前記アプリケーション指定機能によって指定されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルが前記記憶
    手段に記憶されているかどうかを、前記アプリケーショ
    ン管理機能によって保持されている情報中の保持情報を
    参照して判別する第2のアプリケーション判別機能と、 前記第2のアプリケーション判別機能によって対応する
    ファイルが記憶されていないと判別したときに、該ファ
    イルに対応するアプリケーションプログラムの起動を対
    応する端末情報が示す端末に前記回線を介して要求する
    第1の起動要求機能と、をさら記録することを特徴とす
    る請求項10に記載のコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  12. 【請求項12】他の端末の第1の起動要求機能による要
    求に応答して、該アプリケーションプログラムの起動を
    前記回線を介して他の端末に要求する第2の起動要求機
    能と、 他の端末の第2の起動要求機能によって要求されたアプ
    リケーションプログラムに対応するファイルが、前記記
    憶手段に記憶されているかどうかを、前記アプリケーシ
    ョン管理機能によって保持されている保持情報を参照し
    て判別する第3のアプリケーション判別機能と、 前記第3のアプリケーション判別機能によって対応する
    ファイルが記憶されていないと判別したときに、該ファ
    イルの転送を前記起動要求した端末に前記回線を介して
    要求する転送要求機能と、 他の端末の転送要求機能によって転送が要求されたファ
    イルを前記記憶手段から読み出し、該ファイルを前記転
    送要求した端末に前記回線を介して転送するファイル転
    送機能と、 他の端末のファイル転送機能から転送されたファイルを
    前記記憶手段に記憶させるアプリケーション記憶制御機
    能と、 前記記憶制御機能によって前記記憶手段に記憶されたフ
    ァイルに関する情報を、前記アプリケーション管理機能
    によって保持させる第2のアプリケーション管理制御機
    能と、を実現するプログラムをさらに記録することを特
    徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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