JPH10285467A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH10285467A
JPH10285467A JP9083559A JP8355997A JPH10285467A JP H10285467 A JPH10285467 A JP H10285467A JP 9083559 A JP9083559 A JP 9083559A JP 8355997 A JP8355997 A JP 8355997A JP H10285467 A JPH10285467 A JP H10285467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
vertical
transfer path
transfer
vertical transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9083559A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Akagawa
圭一 赤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP9083559A priority Critical patent/JPH10285467A/ja
Priority to US09/016,287 priority patent/US6356305B1/en
Publication of JPH10285467A publication Critical patent/JPH10285467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、面状に配列された光検出部の出力
を垂直転送路および水平転送路を介して読み出す撮像装
置に関し、垂直転送路の狭小化を可能としつつ、垂直転
送路の駆動速度を低減することを目的とする。 【解決手段】 複数の光検出部1と、複数の光検出部1
の信号電荷を垂直転送するための垂直転送路2と、予め
定めた読み出し区分に従って、間隔の離れた複数の水平
ラインを順次に選び出し、これら複数の水平ラインごと
に信号電荷を垂直転送路2に移送するゲート手段3と、
水平ライン1本分の垂直幅以上に長い電位井戸4を垂直
転送路2上に複数形成して信号電荷を格納し、かつ電位
井戸4を垂直移動させる垂直駆動手段5と、垂直転送路
群2からの信号電荷を水平転送する水平転送手段6と、
水平転送手段6の転送出力を水平ライン本来の配列順に
並べ替え、画像信号を生成する画素再配列手段7とを備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面状に配列された
光検出部の出力を垂直転送路および水平転送路を介して
読み出す撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子カメラやビデオカメラなどに
は、CCD撮像素子やMOS撮像素子などからなる撮像
装置が搭載される。この種の撮像装置の従来例をいくつ
か挙げて説明する。図15は、撮像装置(プログレッシ
ブ走査)の一例を示す図である。
【0003】図15において、ホトダイオードなどから
なる光検出部51が撮像面上に二次元配列される。これ
ら光検出部51の垂直列の間には、転送ゲート53を介
して垂直転送路52(VCCD)がそれぞれ配置され
る。また、垂直転送路52の個々には、電荷転送用の3
相電極φ1〜φ3が周期的に配置され、垂直転送路52
の出力端には、水平転送路54(HCCD)が水平方向
に配置される。この水平転送路54の出力側には、出力
アンプ55が接続される。
【0004】このような構成の撮像装置では、撮像面の
受光量に応じて光検出部51に信号電荷が蓄積される。
また、外部の駆動回路(図示せず)などから電極φ2,
φ3に高電位が印加されて、電極φ2,φ3の下に電位
井戸を形成する。このとき、電位井戸の長さは、図15
に示されるように、水平ラインの垂直幅に対し2/3倍
程度の長さとなる。
【0005】この状態で光検出部51に蓄積された信号
電荷は、転送ゲート53を介して、垂直転送路52上の
各電位井戸に一括して移送される。次に、電極φ1〜φ
3に対し3相の駆動パルスが印加され、電位井戸内の信
号電荷は垂直方向に順次転送される。
【0006】このような垂直転送路52の一群からは、
1水平ライン分の信号電荷が順次に出力され、水平帰線
期間中に水平転送路54に取り込まれる。この水平ライ
ン分の信号電荷は、1水平走査期間をかけて外部に水平
転送される。このような転送出力に対して、公知の色信
号処理およびγ補正などを施すことにより、フレーム単
位の画像信号が生成される。
【0007】図16は、撮像装置(2線混合インターレ
ース走査)の一例を示す図である。図16において、ホ
トダイオードなどからなる光検出部61が撮像面上に二
次元配列される。これら光検出部61の垂直列の間に
は、転送ゲート63を介して垂直転送路62(VCC
D)がそれぞれ配置される。また、垂直転送路62の個
々には、電荷転送用の4相電極φ1〜φ4が周期的に配
置され、垂直転送路62の出力端には、水平転送路64
(HCCD)が水平方向に配置される。この水平転送路
64の出力側には、出力アンプ66が接続される。
【0008】このような構成の撮像装置では、インター
レース読み出しが可能となる。以下、奇数フィールドを
読み出す場合について説明を行う。まず、外部の駆動回
路(図示せず)などから電極φ1〜3に対し高電位を印
加することにより、電極φ1〜3の下に、信号電荷を蓄
積するための電位井戸を形成する。このとき、電位井戸
の長さは、図16に示されるように、水平ライン(光検
出部61の2行分)の垂直幅に対し、3/4倍程度の長
さとなる。
【0009】この状態で光検出部61に蓄積された信号
電荷は、転送ゲート63を介して垂直転送路62上の電
位井戸に一括移送される。このとき、n行目(nは奇
数)とn+1行目の光検出部61に蓄積された信号電荷
は1つの電位井戸において混合され、1水平ライン分の
信号電荷を生成する。次に、電極φ1〜φ4に対し4相
の駆動パルスが印加され、電位井戸内の信号電荷は垂直
方向に順次転送される。
【0010】水平転送路64は、水平帰線期間中に、垂
直転送路62の一群から出力される1水平ライン分の信
号電荷を取り込む。このように取り込まれた水平ライン
分の信号電荷は1水平走査期間をかけて水平転送され
る。このような転送出力に対して、公知の色信号処理お
よびγ補正などを施すことにより、奇数フィールドの画
像信号が生成される。
【0011】なお、偶数フィールドの読み出しに際して
は、電極φ4,φ1,φ2の下に電位井戸を形成する。
この電位井戸内において、n行目(nは奇数)とn−1
行目の光検出部61に蓄積された信号電荷を混合して、
1水平ライン分の信号電荷を生成する。図17は、撮像
装置(CSD方式)の一例を説明する図である。
【0012】図17において、垂直転送路71上には、
電極φ1〜φmが順に配置される。この垂直転送路71
の出力端には、蓄積部72とゲート部73とを介して、
水平転送路74が配置される。この蓄積部72は、信号
電荷を一時蓄積するためのスペースであり、電荷蓄積用
の電極φCが配置される。また、ゲート部73は、蓄積
部72と水平転送路74との間を開閉するためのトラン
スファゲートであり、ゲート電極φTが配置される。
【0013】一方、水平転送路74は、垂直転送路71
から取り込まれた1水平ライン分の信号電荷を水平転送
するための電極φHが配置される。このような構造の撮
像装置では、垂直転送路71上の電極φ1〜φmに高電
位が一斉に印加され、垂直転送路71の全長にわたる電
位井戸が形成される。この状態で、1水平ラインを構成
する光検出部(図示せず)の信号電荷が、垂直転送路7
1上の電位井戸に移送される(図17中のt1)。
【0014】次に、垂直転送路71の他端側から電極φ
1〜φmの電位を降順に下げて、電位井戸内の信号電荷
を蓄積部72に順次押し出す(図17中のt2〜t
5)。蓄積部72に蓄積された信号電荷は、水平帰線期
間中にゲート部73を介して水平転送路74上に転送さ
れる(図17中のt6〜t8)。
【0015】水平転送路74上の信号電荷は、1水平走
査期間をかけて水平転送される(図17中のt9)。以
上の動作(図17中のt1〜t9)を、水平ラインの読
み出し位置をずらしながら繰り返すことにより、撮像面
全体の画像信号を外部に読み出す。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
撮像素子のチップサイズを縮小したり、撮像面上の画素
数を増やしたり、1画素当たりの開口率を増加させるた
めに、垂直転送路の狭小化が強く要望されている。
【0017】しかしながら、図15,図16に示した従
来例では、電位井戸一つ分の長さが、水平ラインの垂直
幅よりも短く制限される。そのため、電位井戸から信号
電荷が溢れないようにするためには、垂直転送路の横幅
を広く確保する必要があった。そのような理由から、図
15,図16に示した従来例では、垂直転送路の狭小化
が困難であるという問題点があった。
【0018】一方、図17に示した従来例では、垂直転
送路の全長にわたって電位井戸を形成するので、信号電
荷の収納量が格段に多い。そのため、垂直転送路の狭小
化に適した構造である。しかしながら、図17に示した
従来例では、1水平ラインを垂直転送路71に移送して
から水平転送路74に出力するまでの一連の動作を、1
水平期間内に完了している。そのため、垂直転送路を特
別に高速駆動する必要があった。
【0019】例えば、垂直転送路上の電極を254段で
構成した場合、1水平期間(約0.25μsec )に信号
電荷を254段押し出す必要があり、4MHz程度の高
速駆動を実施しなければならない。
【0020】特に、この垂直転送路71上の各電極は、
水平方向の画素数だけ並列に接続される。そのため、垂
直転送路71上の各電極には、大きな容量性インピーダ
ンスが生じる。このように大きな容量性インピーダンス
を高速駆動するためには、大きな駆動電流が必要とな
り、撮像装置の消費電力が大きくなるという問題点があ
った。
【0021】また、駆動電流が大きく流れることにより
撮像素子の発熱量が増し、暗電流ノイズが増加するとい
う問題点もあった。さらに、大きな容量分を高速駆動す
る際に駆動電圧の波形が鈍るため、信号電荷の転送漏れ
を招いてしまうという問題点があった。そこで、請求項
1に記載の発明では、上記の問題点を解決するために、
垂直転送路の狭小化を可能としつつ、垂直転送路の駆動
速度を低減することができる撮像装置を提供することを
目的とする。
【0022】請求項2に記載の発明では、請求項1の目
的と併せて、信号電荷の読み出しタイミングをより単純
化にすることができる撮像装置を提供することを目的と
する。請求項3に記載の発明では、請求項1の目的と併
せて、垂直転送路と水平転送手段とのインターフェース
部に信号電荷の蓄積手段(例えば、図17に示した蓄積
部72)などを設ける必要がない撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0023】請求項4に記載の発明では、請求項1の目
的と併せて、垂直転送路上の信号電荷の転送漏れによる
弊害を防止することができる撮像装置を提供することを
目的とする。請求項5に記載の発明では、請求項4の目
的と併せて、垂直転送路における信号電荷の転送効率を
一層高めることができる撮像装置を提供することを目的
とする。
【0024】請求項6に記載の発明では、請求項1の目
的と併せて、電子シャッタ機能を有する撮像装置を提供
することを目的とする。請求項7に記載の発明では、請
求項1の目的と併せて、インターレース走査の機能を有
する撮像装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜3に
記載の発明を説明する図である。
【0026】請求項1に記載の発明は、水平垂直方向に
配列された複数の光検出部1と、複数の光検出部1に蓄
積される信号電荷を垂直方向に転送するための垂直転送
路2の群と、予め定められた水平ラインの読み出し区分
に従って、間隔の離れた複数の水平ラインを順次選び、
選ばれた複数の水平ラインごとに光検出部1の信号電荷
を垂直転送路2に逐次移送するゲート手段3と、水平ラ
イン1本分の垂直幅以上に長い電位井戸4を垂直転送路
2上に複数形成して、ゲート手段3から移送される信号
電荷を該電位井戸4に格納し、かつ該電位井戸4を垂直
方向に順次移動させる垂直駆動手段5と、電位井戸4を
介して垂直転送路群2から順次出力される信号電荷を水
平方向に転送する水平転送手段6と、水平転送手段6の
転送出力を取り込み、該転送出力を水平ラインの本来の
配列順に従って並べ替え、フレーム単位もしくはフィー
ルド単位の画像信号を生成する画素再配列手段7とを備
えたことを特徴とする。
【0027】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の撮像装置において、ゲート手段3は、予め定められた
水平ラインの読み出し区分に従って、一定間隔おきに離
れた水平ラインを複数選び、選ばれた複数の水平ライン
ごとに光検出部1の信号電荷を垂直転送路2に移送する
ことを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の撮像装置において、垂直駆動手
段5は、水平転送手段6が信号電荷の転送動作を中断す
る水平帰線期間中に、垂直転送路2の端に位置する電位
井戸4内の信号電荷を水平転送手段6へ出力することを
特徴とする。
【0028】図2は、請求項4,5に記載の発明を説明
する図である。請求項4に記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置において、垂
直駆動手段5は、信号電荷を有する電位井戸4に後続し
て、信号電荷を有しない空の電位井戸4aを形成するこ
とを特徴とする。請求項5に記載の発明は、請求項4に
記載の撮像装置において、垂直駆動手段5は、電位井戸
4に蓄積された信号電荷と、該電位井戸4に後続する空
の電位井戸4aにおいて拾得された「信号電荷の漏れ
分」とを水平転送手段6へ加算出力することを特徴とす
る。
【0029】図3は、請求項6に記載の発明を説明する
図である。請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか1項に記載の撮像装置において、垂直転
送路2上の不要電荷を掃き出すための排出部8を備え、
ゲート手段3は、光検出部1に蓄積された不要電荷を電
位井戸4bに移送し、かつ該移送時点から所定の露光時
間の経過後に、光検出部1に蓄積された信号電荷を別の
電位井戸4に移送し、垂直駆動手段5は、ゲート手段3
の移送タイミングに基づいて、垂直転送路2上の予め定
められた箇所を通過する電荷が不要電荷か否かを選別
し、不要電荷を排出部8へ掃き出すことを特徴とする。
【0030】図4は、請求項7に記載の発明を説明する
図である。請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求
項6のいずれか1項に記載の撮像装置において、水平ラ
インの1本分は、光検出部1の水平行の束から構成さ
れ、かつ該水平行の束は奇数フィールドと偶数フィール
ドとにおいて垂直方向に半位相ずれることを特徴とす
る。
【0031】(作用)請求項1の撮像装置では、光検出
部1に光が照射されると、受光量に応じて信号電荷が発
生する。このように発生した信号電荷は、垂直転送路2
および水平転送手段6を介して外部に読み出される。
【0032】このような信号電荷の読み出し動作に際
し、垂直駆動手段5は、垂直転送路2上に電位井戸4を
複数形成する。この電位井戸4は、水平ラインの垂直幅
以上の長さを有し、電位井戸4の相互間には、信号電荷
を分離するために間隙が空けられる。このような構成の
ため、垂直転送路2の上に一度に形成できる電位井戸4
の数は、水平ラインの本数よりも少なくなる。したがっ
て、従来のプログレッシブ走査(図15)やインターレ
ース走査(図16)とは異なり、光検出部1の信号電荷
を垂直転送路2上に一括して移送することはできない。
【0033】そこで、請求項1の撮像装置では、下記の
手順を踏んで、光検出部1の信号電荷を読み出す。ま
ず、ゲート手段3は、予め定められた水平ラインの読み
出し区分に従って、間隔の離れた複数の水平ラインを順
次に選び出す。次に、ゲート手段3は、選ばれた複数ラ
インごとに、信号電荷を光検出部1から垂直転送路2へ
移送する。このように移送される信号電荷は、垂直転送
路2上に配された複数の電位井戸4にそれぞれ格納され
る。
【0034】この状態で、垂直駆動手段5は、これらの
電位井戸4を垂直方向に順次移動させる。その結果、垂
直転送路2群からは、複数ライン分の信号電荷が次々に
出力される。水平転送手段6は、これら複数ラインの信
号電荷を取り込み、水平方向に順次転送する。
【0035】以上のような読み出し動作が繰り返し実行
されることにより、1画面分の信号電荷が全て読み出さ
れる。しかしながら、このようにして読み出される水平
ラインの順番は、画面上において飛び飛びの順番とな
る。そのため、一般的な画面の走査順に沿って、水平ラ
インを読み出すことはできない。
【0036】そこで、画素再配列手段7は、水平転送手
段6の転送出力を取り込み、この転送出力を水平ライン
の本来の配列順に従って並べ替えることにより、1画面
分のの画像信号を生成する。請求項2の撮像装置では、
ゲート手段3が、一定間隔おきに離れた水平ラインを複
数選び、選ばれた複数の水平ラインごとに光検出部1の
信号電荷を垂直転送路2に移送する。
【0037】このような移送形式では、複数の電位井戸
4を、一定間隔おきに配すればよく、電位井戸4の垂直
駆動などを周期的なタイミングで行うことが可能とな
る。したがって、信号電荷の読み出しタイミングをより
単純化にすることが可能となる。請求項3の撮像装置で
は、垂直駆動手段5が、水平帰線期間中に、垂直転送路
2の端に位置する電位井戸4内の信号電荷を水平転送手
段6へ出力する。
【0038】このような動作により、垂直転送路2と水
平転送手段6との動作タイミングの調整がなされるの
で、タイミング調整のためのインターフェースなどを別
途設ける必要がなくなる。請求項4の撮像装置では、垂
直駆動手段5が、信号電荷を有する電位井戸4に後続し
て、信号電荷を有しない空の電位井戸4aを形成する。
【0039】このような空の電位井戸4aは、先行する
電位井戸4の転送漏れを拾得する。その結果、転送漏れ
が別の信号電荷に混入するなどの不具合を確実に防ぐこ
とができる。請求項5の撮像装置では、電位井戸4に蓄
積された信号電荷と、該電位井戸4に後続する空の電位
井戸4aにおいて拾得された転送漏れとが、水平転送手
段6上へ加算出力される。
【0040】このような動作により、信号電荷の転送漏
れを失うことがなくなり、垂直転送路2における信号電
荷の転送効率が高くなる。請求項6の撮像装置では、ゲ
ート手段3が、光検出部1に蓄積された不要電荷を電位
井戸4bに移送する。
【0041】この移送時点から所定の露光時間の経過後
に、ゲート手段3は、光検出部1に蓄積された信号電荷
を別の電位井戸4に改めて移送する。このような動作に
より、垂直転送路2上には、不要電荷を有する電位井戸
4bと、信号電荷を有する電位井戸4とが混在し、一方
向に垂直転送される。一方、垂直駆動手段5は、不要電
荷の移送タイミングに基づいて、垂直転送路2上の予め
定められた箇所を通過する電荷が不要電荷か否かを選別
し、不要電荷であれば排出部8へ掃き出す。
【0042】したがって、所定の露光時間だけ蓄積され
た信号電荷のみが水平転送手段6に到達し、外部に読み
出される。このように露光時間を制限することにより、
電子シャッタ機能が実現する。請求項7の撮像装置で
は、読み出し単位である水平ラインが次のように設定さ
れる。
【0043】まず、1本分の水平ラインは、光検出部1
の水平行を複数束ねて構成される。この水平ラインは、
奇数フィールドと偶数フィールドとにおいて垂直方向に
半位相ずつずれる。このような水平ラインの設定によ
り、インターレース走査の機能が実現する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明にお
ける実施の形態を説明する。
【0045】(第1の実施形態)図5は、第1の実施形
態(請求項1〜3に対応)を示す図である。図5におい
て、撮像装置11の前面に撮影レンズ12が装着され、
撮影レンズ12の像空間側に固体撮像素子13が配置さ
れる。
【0046】固体撮像素子13には、駆動パルスを発生
する駆動回路14が接続され、駆動回路14には、レリ
ーズ操作などを行うための記録釦15が接続される。ま
た、固体撮像素子13の転送出力は、信号処理部16お
よびA/Dコンバータ17を介して、非同期リード/ラ
イト動作を行うフレームメモリ部18に入力される。
【0047】フレームメモリ部18の読み出し出力は、
外部出力端子へ接続されると共に、D/Aコンバータ1
9およびビデオ回路20を介してモニタ20aに入力さ
れる。図6は、第1の実施形態における固体撮像素子1
3の構成を示す図である。図6において、ホトダイオー
ドなどからなる光検出部が垂直水平方向に配列される。
ここでは、説明を判りやすくするために、8行分の光検
出部P1〜8について述べる。
【0048】これらの光検出部P1〜8の各垂直列ごと
に、垂直転送路21がそれぞれ配置され、これらの垂直
転送路21には、8相の電極φ1〜φ8が周期的に設け
られる。また、垂直転送路21の出力端に沿って水平転
送路23が配置され、水平転送路23には水平転送用の
電極φHが配置される。このような電極φ1〜8および
φHは、図5に示した駆動回路14に接続される。一
方、水平転送路23の転送出力は、出力アンプ24など
を介して、図5に示した信号処理部16に接続される。
【0049】図7は、固体撮像素子13における垂直転
送路21上の電極配置を詳細に示す図である。図7にお
いて、1つの光検出部P1に対応して、2つの電極φ
1,φ2が垂直転送路21上に絶縁膜を介して設けられ
る。片方の電極φ2は、光検出部P1に接するP+拡散
層27を覆う形に形成される。このような電極φ1,φ
2に中間電位を印加することにより、該当する電極の下
に電位井戸が形成される。さらに、片方の電極φ2に高
電位を印加してP+拡散層27内にチャネルを形成する
ことより、光検出部P1内の信号電荷が電極φ2の下側
の電位井戸に移送される。
【0050】その他の光検出部P2〜8についても、そ
れぞれ同様の構造で電極φ1〜8が配置される。ここ
で、請求項1〜3に記載の発明と第1の実施形態との対
応関係については、光検出部1は光検出部P1〜8に対
応し、垂直転送路2は垂直転送路21に対応し、ゲート
手段3は駆動回路14および電極φ2,φ4,φ6,φ
8に対応し、垂直駆動手段5は駆動回路14および電極
φ1〜8に対応し、水平転送手段6は水平転送路23お
よび駆動回路14に対応し、画素再配列手段7はフレー
ムメモリ部18に対応する。
【0051】図8は、第1の実施形態のタイミングチャ
ートを示す図である。図9および図10は、第1の実施
形態の動作を説明する図である。以下、これらの図を用
いて、第1の実施形態の動作を説明する。まず、駆動回
路14は、電極φ2〜7に中間電位を印加することによ
り、水平行(水平ライン)の垂直幅の3倍長を有する電
位井戸を等間隔に形成する。なお、電極φ1,φ8には
低電位が与えられるため、電位井戸の相互間は隔離され
る。
【0052】この状態で、駆動回路14は、電極φ1〜
φ8に対して、図8に示すような8相の駆動パルス(中
間電位)をt1〜4のタイミングで周期的に印加する。
この駆動パルスにより、垂直転送路21上の電位井戸
は、水平転送路23に向けて1段ずつ垂直移動する。こ
のような電位井戸の垂直移動は、水平転送路23の水平
走査期間tHの合間(水平帰線期間)に逐次実行され
る。
【0053】この電位井戸の垂直移動に並行して、駆動
回路14は、電極φ2,φ4,φ6,φ8を昇順に1つ
ずつ選ぶ。駆動回路14は、選んだ電極に空の電位井戸
が隣接するタイミングに同期して、該当する電極に高電
位を印加する。
【0054】すなわち、図8に示すように、まず電極φ
2に高電位が印加され、1行目および5行目の信号電荷
が、垂直転送路21上の空の電位井戸に移送される。こ
れらの信号電荷は、垂直転送路21および水平転送路2
3を介して転送され、固体撮像素子13の外部に順次出
力される。続いて、電極φ4に高電位が印加され、2行
目および6行目の信号電荷が、垂直転送路21上の空の
電位井戸に移送される。これらの信号電荷も、同様に固
体撮像素子13の外部に順次出力される。
【0055】次に、電極φ6に高電位が印加され、3行
目および7行目の信号電荷が、垂直転送路21上の空の
電位井戸に移送される。これらの信号電荷も、同様に固
体撮像素子13の外部に順次出力される。さらに、電極
φ8に高電位が印加され、4行目および8行目の信号電
荷が、垂直転送路21上の空の電位井戸に移送される。
これらの信号電荷も、同様に固体撮像素子13の外部に
順次出力される。
【0056】このような一連の動作により、固体撮像素
子13からは、1フレーム期間内に1画面分の転送出力
が、次の順番で出力される。 1行目→5行目→2行目→6行目→3行目→7行目→4
行目→8行目 フレームメモリ部18は、これらの転送出力を取り込
み、本来の水平ラインの配列順に並べ替えて格納する。
【0057】すなわち、まず、フレームメモリ部18
は、1行目の水平ラインをメモリアドレス[1]から
[N](ここで、Nは水平ラインの画素数)までに格納
する。また、5行目の水平ラインをメモリアドレス[4
N+1]から[5N]までに格納する。続いて、フレー
ムメモリ部18は、2行目の水平ラインをメモリアドレ
ス[N+1]から[2N]までに格納する。また、6行
目の水平ラインをメモリアドレス[5N+1]から[6
N]までに格納する。
【0058】次に、フレームメモリ部18は、3行目の
水平ラインをメモリアドレス[2N+1]から[3N]
までに格納する。また、7行目の水平ラインをメモリア
ドレス[6N+1]から[7N]までに格納する。さら
に、フレームメモリ部18は、4行目の水平ラインをメ
モリアドレス[3N+1]から[4N]までに格納す
る。また、8行目の水平ラインをメモリアドレス[7N
+1]から[8N]までに格納する。
【0059】フレームメモリ部18は、再配列された画
像情報をメモリアドレス順に読み出し、(必要に応じて
水平垂直同期信号やバースト信号などを付与して)フレ
ーム画像信号を生成する。以上説明した動作により、第
1の実施形態では、電位井戸が、水平ラインの垂直幅の
3倍長となる。したがって、プログレッシブ走査(図1
5)やインターレース走査(図16)のように電位井戸
が短い場合に比べて、電位井戸の電荷収納量を大きく確
保することができる。その結果、垂直転送路21の狭小
化を無理なく実現することが可能となる。
【0060】また、第1の実施形態では、信号電荷を有
する電位井戸の少なくとも1つ以上が、複数の水平期間
をかけて垂直転送の端まで移動している。したがって、
従来のCSD方式(図17)に比べ、垂直転送路21の
駆動速度を格段に低減することができる。さらに、第1
の実施形態では、一定間隔おきに離れた水平ラインを複
数選び、選ばれた複数の水平ラインごとに信号電荷を読
み出している。そのため、電位井戸の垂直駆動や電荷移
送を周期的なタイミングで実施すればよく、駆動回路1
4の駆動タイミングを格別に単純化することができる。
【0061】また、第1の実施形態では、水平帰線期間
中に限定して、垂直転送路21から水平転送路23へ信
号電荷を出力している。したがって、垂直転送路21と
水平転送路23との間に信号電荷の蓄積手段などを設け
る必要が一切ない。
【0062】次に、別の実施形態について説明する。 (第2の実施形態)図11は、第2の実施形態(請求項
4,5に対応)の動作を説明する図である。なお、第2
の実施形態における撮像装置の構成などについては、第
1の実施形態(図5,図6)と同様なので、ここでの説
明を省略する。
【0063】以下、第2の実施形態の動作を説明する。
第2の実施形態における動作上の特徴点は、信号電荷を
有する電位井戸に後続して、空の電位井戸を配した点で
ある。このような動作により、第2の実施形態では、信
号電荷の転送に伴って生じた漏れ分(図11中の黒丸)
が、後続する空の電位井戸に拾得される。したがって、
漏れ分が別の信号電荷に混入する不具合がなくなり、画
像の垂直分解能の低下を確実に防ぐことができる。
【0064】また、空の電位井戸により拾得された漏れ
分を、水平転送路23上で再び信号電荷に加算している
ので、転送漏れを損なうことがなく、信号電荷の転送効
率を高めることができる。なお、ここでは、一例として
8相駆動を採用して垂直転送路21上に水平ラインの垂
直幅と等しい長さの電位井戸を複数形成したが、これに
限らず、10相以上(例えば、16相)の駆動パルスを
採用して、電位井戸を水平ラインの垂直幅よりも長くし
てもよい。
【0065】また、ここでは、信号電荷転送用の電位井
戸と、転送漏れを拾得する空井戸とを同じ長さにしてい
るが、この構成にも限定されるものではない。例えば、
転送漏れの電荷量は、信号電荷の電荷量に比べて通常小
さいので、図2に示したように、転送漏れを拾得する空
井戸の側を短くしてもよい。このような構成では、信号
電荷転送用の電位井戸をその分だけ長くして、信号電荷
の収納量をより大きくすることが可能となる。
【0066】次に、別の実施形態について説明する。 (第3の実施形態)図12は、第3の実施形態(請求項
6に対応)を示す図である。第3の実施形態における構
成上の特徴点は、垂直転送路21と水平転送路23との
間に、信号電荷を掃き出すためのドレイン31が設けら
れ、このドレイン31を制御するための電極φOG1お
よびφOG2が駆動回路14(図5)に接続されている
点である。
【0067】なお、図6に示す構成要件と同様の構成要
件については、同じ参照番号を付与して図12に示し、
ここでの説明を省略する。図13は、第3の実施形態の
動作を説明する図である。第3の実施形態における動作
上の特徴点は、次の2点である。 (1)まず、光検出部に蓄積された不要電荷(図13中
の黒丸)を電位井戸に移送して、光検出部内の電荷を一
掃する。その後に、所定の露光時間だけ蓄積された信号
電荷(図13中の白丸)を改めて別の電位井戸に移送す
る。
【0068】(2)不要電荷の移送タイミングに基づい
て、ドレイン31の横を通過する電荷が不要電荷か否か
を選別し、不要電荷ならば電極φOG1を介して不要電
荷をドレイン31に掃き出す。以下、この転送動作を図
13に基づいて詳細に説明する。まず、t1において、
電極φ2,φ3,φ6,φ7に中間電位を印加して電位
井戸を形成する。この状態で、電極φ2,φ6に高電位
を印加することにより、1行目,3行目,5行目,7行
目の電荷がそれぞれの電位井戸に移送される。これらの
電荷は、1/4フレーム期間(t1〜t5)をかけて転
送され、信号電荷のみが外部に出力される。
【0069】すなわち、t2において、1行目の信号電
荷が水平転送路23に移され、外部に水平転送される。
さらに、t3において、3行目の不要電荷が、電極φO
G1を介してドレイン31に排出される。
【0070】次に、t4において、5行目の信号電荷が
水平転送路23に移され、外部に水平転送される。さら
に、t5において、7行目の不要電荷が、電極φOG1
を介してドレイン31に排出される。図13中のtb,
tc,tdにおいても、それぞれ同様に、信号電荷と不
要電荷とが読み出され、1/4フレーム期間をかけて転
送され、信号電荷のみが外部に出力される。
【0071】このような動作により、第3の実施形態で
は、光検出部P1〜8の露光時間が、1フレーム期間の
半分程度に制限され、電子シャッタの機能が実現する。
なお、上述した実施形態では、プログレッシブ走査の場
合について説明したが、この説明に限定されるものでは
ない。例えば、図14に示すような動作タイミングで信
号電荷の転送を行うことにより、インターレース走査を
実現することもできる。
【0072】また、上述した実施形態では、フレームメ
モリ部18が非同期リード/ライト動作を行っている
が、このような構成に限定されるものではない。例え
ば、2つのメモリに対しフレーム画像を交互に格納し、
格納を完了した側のメモリからフレーム画像を順次に読
み出してもよい。さらに、上述した実施形態では、フレ
ームメモリ部18が、転送出力の格納時に水平ラインの
並べ替えを行っているが、このような構成に限定される
ものではない。例えば、フレームメモリ部18から記憶
情報を読み出す際に順番を変更することにより、水平ラ
インの並べ替えを行ってもよい。
【0073】また、上述した実施形態では、8行分の光
検出部P1〜P8の場合について説明しているが、この
構成に限定されるものではない。一般的には、任意の行
数の光検出部を、間隔の離れた複数本の水平ラインに区
分して読み出せばよいので、光検出部の行数などには、
特に限定されない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、1画面分の水平ラインを、間隔の離れた複数
本の水平ラインに区分して読み出す。したがって、本発
明の構成では水平ラインの本数よりも電位井戸の数が少
ないにもかかわらず、1画面分の水平ラインを全て読み
出すことが可能となる。
【0075】特に、画素再配列手段を備えたことによ
り、自由な順番で水平ラインを読み出すことが可能とな
る。そのため、ゲート手段や垂直駆動手段において、走
査順を考慮した複雑な駆動パルスを生成する必要がなく
なり、これらの回路の構成を単純化することが可能とな
る。また、電位井戸が、水平ラインの垂直幅以上に長い
ので、プログレッシブ走査(図15)やインターレース
走査(図16)のように電位井戸が短い場合に比べ、電
位井戸の電荷収納量が大きくなる。したがって、垂直転
送路の狭小化を無理なく実現することが可能となる。
【0076】このような垂直転送路の狭小化に伴って、
撮像素子のチップサイズを縮小したり、撮像面上の画素
数を増やしたり、1画素当たりの開口率を増加させるこ
とが容易に実現できる。また、垂直転送路上には、複数
個の電位井戸が配置されて、複数の水平期間をかけて垂
直転送路の端まで移動している。したがって、従来のC
SD方式(図17)に比べ、垂直転送路の駆動速度を無
理なく低減することができる。
【0077】このように垂直転送路の駆動速度が低減さ
れることにより、垂直転送路の駆動電流を効果的に低減
し、消費電力を小さくすることができる。また、駆動電
流が減少することにより撮像素子の発熱量が低下し、暗
電流ノイズの発生を抑制することができる。さらに、垂
直転送路の駆動速度が低減されることにより、駆動電圧
の波形鈍りが少なくなり、信号電荷の転送漏れを低く抑
えることができる。
【0078】請求項2に記載の発明では、一定間隔おき
に離れた水平ラインを複数選び、選ばれた複数の水平ラ
インごとに信号電荷を読み出す。このような移送形式で
は、複数の電位井戸を、一定間隔おきに配すればよく、
電位井戸の垂直駆動などを周期的なタイミングで行うこ
とが可能となる。したがって、信号電荷の読み出しタイ
ミングをさらに単純化することが可能となる。
【0079】その結果、ゲート手段や垂直駆動手段など
の回路構成をさらに単純化することが可能となる。請求
項3に記載の発明では、水平帰線期間中に垂直転送路か
ら水平転送手段へ信号電荷を出力する。このようにタイ
ミングをとることにより、垂直転送路と水平転送手段と
のインターフェース部に信号電荷の蓄積手段などを特に
設ける必要がなくなる。
【0080】請求項4に記載の発明では、空の電位井戸
が、先行する電位井戸の転送漏れを拾得するので、転送
漏れが別の信号電荷に混入するなどの不具合を確実に防
ぐことができる。請求項5に記載の発明では、空の電位
井戸において拾得された信号電荷の転送漏れを捨てず
に、元の信号電荷に加算する。したがって、転送漏れは
損なわれず、垂直転送路における信号電荷の転送効率を
一層高めることが可能となる。
【0081】請求項6に記載の発明では、垂直転送路上
に、不要電荷を有する電位井戸と、信号電荷を有する電
位井戸とが混在し、一方向に垂直転送される。これらの
電荷の内、不要電荷であれば外部に捨てられる。したが
って、所定の露光時間だけ蓄積された信号電荷のみが水
平転送手段に到達し、外部に読み出される。このように
露光時間が制限されることにより、電子シャッタ機能を
実現することができる。請求項7に記載の発明では、水
平ラインの設定によりインターレース走査の機能が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に記載の発明を説明する図であ
る。
【図2】請求項4,5に記載の発明を説明する図であ
る。
【図3】請求項6に記載の発明を説明する図である。
【図4】請求項7に記載の発明を説明する図である。
【図5】第1の実施形態(請求項1〜3に対応)を示す
図である。
【図6】第1の実施形態における固体撮像素子13の構
成を示す図である。
【図7】固体撮像素子13における垂直転送路21上の
電極配置を詳細に示す図である。
【図8】第1の実施形態のタイミングチャートを示す図
である。
【図9】第1の実施形態の動作を説明する図(1/2)
である。
【図10】第1の実施形態の動作を説明する図(2/
2)である。
【図11】第2の実施形態(請求項4,5に対応)の動
作を説明する図である。
【図12】第3の実施形態(請求項6に対応)における
固体撮像素子13の構成を示す図である。
【図13】第3の実施形態の動作を説明する図である。
【図14】請求項7に対応する実施形態を示す図であ
る。
【図15】撮像装置(プログレッシブ走査)の一例を示
す図である。
【図16】撮像装置(2線混合インターレース走査)の
一例を示す図である。
【図17】撮像装置(CSD方式)の一例を説明する図
である。
【符号の説明】
1 光検出部 2 垂直転送路 3 ゲート手段 4 電位井戸 4a 空の電位井戸 4b 不要電荷を有する電位井戸 5 垂直駆動手段 6 水平転送手段 7 画素再配列手段 8 排出部 11 撮像装置 12 撮影レンズ 13 固体撮像素子 14 駆動回路 15 記録釦 16 信号処理部 17 A/Dコンバータ 18 フレームメモリ部 19 D/Aコンバータ 20 ビデオ回路 20a モニタ 21 垂直転送路 23 水平転送路 27 P+拡散層 51 光検出部 52 垂直転送路 53 転送ゲート 54 水平転送路 61 光検出部 62 垂直転送路 63 転送ゲート 64 水平転送路 71 垂直転送路 72 蓄積部 73 ゲート部 74 水平転送路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平垂直方向に配列された複数の光検出
    部と、 前記複数の光検出部に蓄積される信号電荷を垂直方向に
    転送するための垂直転送路の群と、 予め定められた水平ラインの読み出し区分に従って、間
    隔の離れた複数の水平ラインを順次選び出し、選ばれた
    複数の水平ラインごとに光検出部の信号電荷を前記垂直
    転送路に移送するゲート手段と、 前記水平ライン1本分の垂直幅以上に長い電位井戸を前
    記垂直転送路上に複数形成して、前記ゲート手段から移
    送される信号電荷を該電位井戸に格納し、かつ該電位井
    戸を垂直方向に順次移動させる垂直駆動手段と、 前記電位井戸を介して前記垂直転送路群から順次出力さ
    れる信号電荷を水平方向に転送する水平転送手段と、 前記水平転送手段の転送出力を取り込み、該転送出力を
    前記水平ラインの本来の配列順に従って並べ替え、フレ
    ーム単位もしくはフィールド単位の画像信号を生成する
    画素再配列手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記ゲート手段は、 予め定められた水平ラインの読み出し区分に従って、一
    定間隔おきに離れた水平ラインを複数選び、選ばれた複
    数の水平ラインごとに光検出部の信号電荷を垂直転送路
    に移送することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の撮像装
    置において、 前記垂直駆動手段は、 前記水平転送手段が信号電荷の転送動作を中断する水平
    帰線期間中に、前記垂直転送路の端に位置する電位井戸
    内の信号電荷を前記水平転送手段へ出力することを特徴
    とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、 前記垂直駆動手段は、 前記信号電荷を有する電位井戸に後続して、信号電荷を
    有しない空の電位井戸を形成することを特徴とする撮像
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の撮像装置において、 前記垂直駆動手段は、 電位井戸に蓄積された信号電荷と、該電位井戸に後続す
    る空の電位井戸において拾得された前記信号電荷の漏れ
    分とを水平転送手段へ加算出力することを特徴とする撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、 前記垂直転送路上の不要電荷を掃き出すための排出部を
    備え、 前記ゲート手段は、 前記光検出部に蓄積された不要電荷を電位井戸に移送
    し、かつ該移送時点から所定の露光時間の経過後に、前
    記光検出部に蓄積された信号電荷を別の電位井戸に移送
    し、 前記垂直駆動手段は、 前記ゲート手段の移送タイミングに基づいて、前記垂直
    転送路上の予め定められた箇所を通過する電荷が前記不
    要電荷か否かを選別し、前記不要電荷を前記排出部へ掃
    き出すことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載の撮像装置において、 前記水平ラインの1本分は、 前記光検出部の水平行の束から構成され、かつ該水平行
    の束は奇数フィールドと偶数フィールドとにおいて垂直
    方向に半位相ずれることを特徴とする撮像装置。
JP9083559A 1997-01-30 1997-04-02 撮像装置 Pending JPH10285467A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083559A JPH10285467A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 撮像装置
US09/016,287 US6356305B1 (en) 1997-01-30 1998-01-30 Image-pickup apparatus and method for reading accumulated signal changes through transfer lines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083559A JPH10285467A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10285467A true JPH10285467A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13805881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9083559A Pending JPH10285467A (ja) 1997-01-30 1997-04-02 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10285467A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175294A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc イメージセンサ及びその制御方法並びにx線検出器及びx線ct装置
CN100353753C (zh) * 2004-03-01 2007-12-05 三洋电机株式会社 摄像装置和摄像装置的控制装置
KR100801655B1 (ko) * 2000-08-15 2008-02-05 픽심 인코포레이티드 디지털 화소 센서 리드아웃에서의 화소 재배열 회로 및 방법
JP2009081880A (ja) * 2008-11-27 2009-04-16 Fujifilm Corp 撮像装置
JP2010063176A (ja) * 2009-12-14 2010-03-18 Sony Corp 容量性負荷を有する半導体装置を駆動する駆動方法および駆動装置、並びに電子機器
JP2012161097A (ja) * 2000-01-21 2012-08-23 Harusaki Technologies Llc 画像形成アレイ用ホストインタフェース
JP2013211927A (ja) * 2013-07-02 2013-10-10 Sony Corp 固体撮像素子の駆動方法並びに固体撮像装置およびカメラシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161097A (ja) * 2000-01-21 2012-08-23 Harusaki Technologies Llc 画像形成アレイ用ホストインタフェース
KR100801655B1 (ko) * 2000-08-15 2008-02-05 픽심 인코포레이티드 디지털 화소 센서 리드아웃에서의 화소 재배열 회로 및 방법
CN100353753C (zh) * 2004-03-01 2007-12-05 三洋电机株式会社 摄像装置和摄像装置的控制装置
JP2007175294A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc イメージセンサ及びその制御方法並びにx線検出器及びx線ct装置
JP2009081880A (ja) * 2008-11-27 2009-04-16 Fujifilm Corp 撮像装置
JP2010063176A (ja) * 2009-12-14 2010-03-18 Sony Corp 容量性負荷を有する半導体装置を駆動する駆動方法および駆動装置、並びに電子機器
JP2013211927A (ja) * 2013-07-02 2013-10-10 Sony Corp 固体撮像素子の駆動方法並びに固体撮像装置およびカメラシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906496B2 (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法、並びにカメラ
JPH04262679A (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP2007295230A (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法、カメラ
US6570618B1 (en) Solid-state image sensing apparatus, method for driving the same and camera
US6356305B1 (en) Image-pickup apparatus and method for reading accumulated signal changes through transfer lines
JP4269402B2 (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法並びにカメラシステム
JPH10285467A (ja) 撮像装置
EP0876053A1 (en) Method for driving a solid state image sensor
JPH0414554B2 (ja)
JP4321620B2 (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JPH0654259A (ja) Fit型固体撮像装置
JP2799003B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方式
JPH10200819A (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラ
JPS59122085A (ja) 固体撮像素子
JPH10215414A (ja) 固体撮像装置、および固体撮像素子の駆動方法
JP3158324B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JPS6046594B2 (ja) 電荷転送撮像素子の駆動方法
JPH09312849A (ja) 固体撮像装置
JP2618962B2 (ja) 固体撮像素子カメラ
JPH01125072A (ja) 固体撮像装置
JP3036494B2 (ja) 固体撮像素子
JPH11196336A (ja) Hdtv/sdtv共用カメラの駆動方法
JPH09191432A (ja) 撮像装置
JPH0654245A (ja) 固体撮像素子の駆動方式
JPH04257171A (ja) 撮像装置