JPH10285379A - 原稿角度補正方法及び原稿角度補正装置 - Google Patents

原稿角度補正方法及び原稿角度補正装置

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JPH10285379A
JPH10285379A JP9083794A JP8379497A JPH10285379A JP H10285379 A JPH10285379 A JP H10285379A JP 9083794 A JP9083794 A JP 9083794A JP 8379497 A JP8379497 A JP 8379497A JP H10285379 A JPH10285379 A JP H10285379A
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宏司 鷲尾
Yoshiyuki Ichihara
美幸 市原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な計算や装置を必要とせずに、簡易に傾
きを検出し補正することが可能な原稿角度補正方法及び
装置を提供する。 【解決手段】 原稿を読み取り画像データを生成する読
み取り手段10と、画像データの傾きを検出する傾き検
出手段20と、画像データの傾きの補正を行う傾き補正
手段30,50,60と、を備え、前記傾き検出手段
は、画像データから原稿の縁を抽出して原稿の傾き角を
求め、前記傾き補正手段は、原稿の傾き角に応じた変倍
処理とデータシフト処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種原稿読み取り
装置で傾いた状態の原稿を読み取った際に傾き検出及び
傾き補正を行って原稿角度補正をすることが可能な原稿
角度補正方法及び原稿角度補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャナ,ファクシミリ装置,ディジタ
ル複写機などの各種画像読み取り装置において、読み取
り状態によって傾いた状態で読み取ることがある。ま
た、傾きが一切ない状態で読み取ることは極めて困難で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)このような場合には、読み取った原稿の画像デー
タに含まれる文字の並びを抽出し、その文字の並びの傾
きを検出することにより、原稿の傾きを求めるようにし
ていた。
【0004】このような原稿の傾きの検出は、計算が複
雑であり、多くのメモリを使用するという問題があっ
た。また、故意に文字の並びを傾けたレイアウトの原稿
では、原稿自体の傾きを正確に求められないという問題
もあった。
【0005】(2)また、求められた傾きを補正する場
合、三角関数を使い、マトリクス演算を行うアフィン変
換を行うことが一般的であった。このアフィン変換で
は、計算量が多く、装置が複雑化するといった問題があ
った。また、処理の際には、処理前の画像データと処理
後の画像データとの両方を一時的に蓄積しておく必要が
あり、多くのメモリも必要であった。
【0006】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、複雑な計算や装置を必
要とせずに、簡易に傾きを検出し補正することが可能な
原稿角度補正方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、課題を解決する
手段としての発明は、以下に説明するものである。 (1)請求項1記載の発明は、原稿を読み取って生成し
た画像データに含まれる原稿の縁の情報により原稿の傾
き角を検出し、原稿の傾き角に応じたデータシフト処理
により傾きの補正を行う、ことを特徴とする原稿角度補
正方法である。この請求項1記載の原稿角度補正方法の
発明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の
情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検
出している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号
変化タイミングにより抽出することが可能である。
【0008】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0009】また、原稿の傾き角に応じたデータシフト
処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を行うように
している。この傾きの補正では、傾き角に応じてデータ
を縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを除去するよ
うにしている。
【0010】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。
【0011】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正方法を実現できる。 (2)請求項2記載の発明は、原稿を読み取って生成し
た画像データに含まれる原稿の縁の情報により原稿の傾
き角を検出し、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデータ
シフト処理により傾きの補正を行う、ことを特徴とする
原稿角度補正方法である。
【0012】この請求項2記載の原稿角度補正方法の発
明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の情
報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出
している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号変
化タイミングにより抽出することが可能である。
【0013】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0014】また、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデ
ータシフト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を
行うようにしている。この傾きの補正では、傾き角に応
じてデータを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを
除去し、このシフト処理により生じた大きさの変化を、
傾き角に応じた変倍処理により戻すようにしている。
尚、変倍処理とデータシフト処理とは、いずれを先にし
てもよい。
【0015】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。
【0016】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正方法を実現できる。 (3)請求項3記載の発明は、原稿を読み取り画像デー
タを生成する読み取り手段と、画像データの傾きを検出
する傾き検出手段と、画像データの傾きの補正を行う傾
き補正手段と、を備え、前記傾き検出手段は、画像デー
タから原稿の縁を抽出し、原稿の傾き角を求めることを
特徴とする原稿角度補正装置である。
【0017】この請求項3記載の原稿角度補正装置の発
明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の情
報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出
している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号変
化タイミングにより抽出することが可能である。
【0018】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0019】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。 (4)請求項4記載の発明は、原稿を読み取り画像デー
タを生成する読み取り手段と、画像データの傾きを検出
する傾き検出手段と、画像データの傾きの補正を行う傾
き補正手段と、を備え、前記傾き補正手段は、原稿の傾
き角に応じた変倍処理とデータシフト処理を行うことを
特徴とする原稿角度補正装置である。
【0020】この請求項4記載の原稿角度補正装置の発
明では、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデータシフト
処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を行うように
している。この傾きの補正では、傾き角に応じてデータ
を縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを除去し、こ
のシフト処理により生じた大きさの変化を、傾き角に応
じた変倍処理により戻すようにしている。尚、変倍処理
とデータシフト処理とは、いずれを先にしてもよい。
【0021】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。
【0022】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。 (5)請求項5記載の発明は、原稿を読み取り画像デー
タを生成する読み取り手段と、画像データの傾きを検出
する傾き検出手段と、画像データの傾きの補正を行う傾
き補正手段と、を備え、前記傾き検出手段は、画像デー
タから原稿の縁を抽出して原稿の傾き角を求め、前記傾
き補正手段は、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデータ
シフト処理を行うことを特徴とする原稿角度補正装置で
ある。
【0023】この請求項5記載の原稿角度補正装置の発
明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の情
報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出
している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号変
化タイミングにより抽出することが可能である。
【0024】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0025】また、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデ
ータシフト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を
行うようにしている。この傾きの補正では、傾き角に応
じてデータを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを
除去し、このシフト処理により生じた大きさの変化を、
傾き角に応じた変倍処理により戻すようにしている。
尚、変倍処理とデータシフト処理とは、いずれを先にし
てもよい。
【0026】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。
【0027】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。 (6)請求項6記載の発明は、上述した(2)〜(5)
の原稿角度補正装置の発明において、傾き検出手段が、
画像データの信号変化タイミングにより、原稿の縁を抽
出し、原稿の傾き角を求めることを特徴とするものであ
る。
【0028】この請求項6記載の原稿角度補正装置の発
明では、原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出する際
に、画像データの信号変化タイミングにより、原稿の縁
を抽出するようにしている。
【0029】この画像データの信号変化タイミングは、
原稿及びその周囲の画像データの信号値の変化により得
ることが可能である。従って、画像データに含まれる文
字の並びの傾きに依存する必要はなくなり、複雑な計算
や多くのメモリも必要ない。このため、原稿中に傾いた
文字列が存在していても、誤動作することもない。
【0030】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照しつつ説明する。 <原稿角度補正装置の構成>図1は本発明の各実施の形
態例における原稿角度補正装置、または、本発明の各実
施の形態例の原稿角度補正方法を実施する装置の一例を
示す構成図である。
【0032】この図1において、スキャナ10は原稿画
像を読み取る読み取り手段を構成するであり、画像デー
タを生成するものである。角度検出部20は画像データ
に含まれる原稿の縁の情報を抽出し、この原稿の縁の情
報から原稿の傾きを検出する傾き検出手段を構成するも
のであり、画像データの信号変化タイミングを参照して
原稿の縁の情報や傾きを検出するものである。
【0033】変倍処理部30は後述するデータシフト処
理によって生じる原稿サイズの変化を除去するために主
走査方向変倍と副走査方向変倍とを実行するもので、傾
き補正手段の一部を構成している。
【0034】多値化部40は変倍処理された画像データ
を画像メモリでの処理階調に合わせて多値データに変換
する変換手段である。画像メモリ50は傾きに応じてデ
ータシフト処理を実行する際の作業エリアであり、傾き
補正手段の一部の構成する角度補正部60により画像デ
ータのデータシフト処理が行われる。
【0035】プリンタ70は傾き角の補正が行われた原
稿の画像データをプリントする出力手段である。 <原稿角度補正装置の動作、原稿角度補正方法の手順>
ここで、図2のフローチャート及び図3以降の説明図を
参照して、本実施の形態例の原稿角度補正装置の動作及
び原稿角度補正方法の処理手順の説明を行う。
【0036】尚、本発明では原稿角度補正として変倍処
理とデータシフト処理とを行うようにしているため、デ
ータシフト処理した後に変倍処理を行うことも考えられ
るが、この実施の形態例では変倍処理の後にデータシフ
ト処理を行うものについて説明する。このように変倍処
理の後にデータシフト処理を行うものは、スキャナ10
において副走査方向の変倍処理を行う装置に適してい
る。
【0037】[角度検出]まず、スキャナ10が予備ス
キャンを行い、画像データを生成する(図2S1)。こ
の際、後述するように原稿の縁を抽出する必要があるた
め、スキャナ10のプラテンカバー(原稿の周囲の読み
取られる面)は、原稿の地肌とは異なる濃度,反射率を
有することが必要である。
【0038】尚、原稿の地肌とは異なる濃度,反射率と
は、原稿地肌より濃い色や、逆に原稿地肌より高い反射
率を有する色(蛍光色や金属光沢)などが該当する。ま
た、このような濃度,反射率を有する面は、プラテンカ
バーの全面であってもよいし、傾いた原稿の周囲をもれ
なくカバーできる部分的な範囲であってもよい。
【0039】以上のようにして得られたプラテンカバー
をも読み取って生成した画像データについて、角度検出
部20は画像データに含まれる原稿の縁の情報を抽出
し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出する(図
2S2)。
【0040】ここでは、X軸方向(読み取りのセンサの
方向)を主走査方向、Y軸方向(読み取る際のセンサの
移動方向、若しくは原稿の送り方向)を副走査方向とし
て説明を行う。
【0041】図3(a)はセンサの側から見た原稿とプ
ラテンカバーの様子を模式的に示したもので、低反射率
(高濃度)のプラテンカバーと角度θに傾いた原稿が配
置された様子を示している。
【0042】このように配置された原稿をスキャナ10
で読み取った場合、受光信号は図3(b)〜のよう
になる。ここでは、説明を簡略化するために〜の8
本の受光信号のプロファイルを示している。
【0043】すなわち、あるラインのプロファイルに注
目すると、原稿の領域外(プラテンカバー面)ではプロ
ファイルは一様な低輝度を示しており、原稿端にたどり
着くと高輝度の立ち上がりを示す。そして、ほぼ一様な
高輝度を続け、反対側の原稿端で低輝度への立ち下がり
を示す。そして、プラテンカバーの端部まで低輝度が続
く。尚、原稿が全く存在しない領域では、低輝度のまま
である。
【0044】そして、このような画像データにおいてY
方向に順に見ていくと、立ち上がりはPaで発生した
後、徐々にXの値を小さくしながらPcに達した後、急
激にXの値を大きくしてPdに達した後に消滅する。
【0045】また、このような画像データにおいてY方
向に順に見ていくと、立ち下がりはPaで発生した後、
急激にXの値を大きくしながらPbに達した後、徐々に
Xの値を小さくしてPdに達した後に消滅する。
【0046】このようにして、立ち上がりと立ち下がり
のタイミングを監視することで、原稿の四隅であるP
a,Pb,Pc,Pdの位置を求められる。尚、このよ
うにして立ち上がりと立ち下がりとを見出す際には、1
〜5ライン前と注目ラインとの差を求めることで容易に
検出できる。
【0047】すなわち、角度検出部20は、まず原稿の
縁の情報として四隅の位置データを求め記憶しておく。
尚、この位置データについて、Pa=(xa ,ya )、
Pb=(xb ,yb )、Pc=(xc ,yc )、Pd=
(xd ,yd )とする。
【0048】そして、角度検出部20は、上述した位置
データより原稿の傾き角θを以下のようにして求める。 θ=tan-1{(yb −ya )/(xb −xa )} または、 θ=tan-1{(yd −yc )/(xd −xc )} 尚、以上の場合には、原点(x=0,y=0)に一番近
い原稿の隅の位置Paを原稿基準点として定めている。
【0049】[変倍処理]この実施の形態例では、後述
するデータシフト処理によって最初にY軸の傾きを修正
し、次にX軸の傾きを修正するようにしている。このた
め、Y軸(副走査方向)で大きさがcosθ倍になり、
X軸(主走査方向)で大きさが1/cosθになる。従
って、このようなデータシフト処理によって生じる原稿
サイズの変化を除去するために主走査方向変倍と副走査
方向変倍とを実行する。
【0050】但し、傾き角が小さい場合には、後述する
データシフト処理によって生じる原稿サイズの変化はわ
ずかである。従って、原稿サイズの変化が問題にならな
い程度である場合には、この変倍処理を省略することが
可能である。
【0051】まず、以上のようにして求めた原稿の傾き
角θに対して、副走査方向が1/cosθ倍になるよう
な変倍処理を行う。すなわち、読み取り速度によって副
走査方向の変倍が可能なスキャナ10にあっては、変倍
処理部30からの副走査方向変倍データを参照して、ス
キャン速度を通常の1/cosθ倍にして本スキャンを
実行することで読み取りと副走査方向の変倍とを行っ
て、画像データを生成する(図2S3)。
【0052】そして、このようにして副走査方向の変倍
が行われた画像データについて、主走査方向がcosθ
倍になるような変倍処理を行う。すなわち、変倍処理部
30内で線形補間を行うことで、主走査方向の変倍を行
って画像データを生成する(図2S4)。
【0053】このようにして主走査方向と副走査方向と
の変倍処理を行った画像データについて、誤差拡散法や
ディザ法などの画像サイズを圧縮可能な多値化処理を多
値化部40で行なうようにする。そして、多値化された
画像データは画像メモリ50に記憶される。
【0054】以上のようにして変倍処理された画像デー
タは、主走査方向と副走査方向とに別々の倍率で変倍処
理されているため、元は長方形(図4(a))であった
ものが平行四辺形(図4(b))になっている。
【0055】ここで、図4(b)のようにY軸と変倍後
の原稿がなす角をθ’、X軸と変倍後の原稿がなす角を
θ”とすると、 θ’=tan-1(tanθ・cos2θ) θ”=tan-1(tanθ/cos2θ) と表すことができる。
【0056】[データシフト処理]このデータシフト処
理では、最初にY軸の傾きを修正(X方向シフト処理)
し、次にX軸の傾きを修正(Y方向シフト処理)するよ
うにしている(図2S5)。
【0057】すなわち、図5(a)においてデータシフ
ト処理前の原稿画像データについて、Pa−PcをY軸
に一致させるように、原稿画像データの各ピクセルの内
容をX軸に平行な方向にシフトさせる。このデータシフ
ト処理の際には、Y軸方向にはシフトしないようにす
る。
【0058】この場合、Y軸に接している(若しくは、
Y軸に一番近い)点Pcを原稿基準点(X,Y)とし
て、Y軸に対する傾きに応じた量Iだけシフトさせるよ
うにする。
【0059】ここで、原稿画像データ内の任意の点
(x,y)の移動量Iは、画像データ領域の始点を(x
0 ,y0 )とした場合、以下の式で求めることができ
る。 I=(y−Y)・tanθ’−(X−x0 ) ここでは、Y=y0 =0,x0 =0であるので、 I=y・tanθ’−X と表すことができる。
【0060】従って、Y軸方向の位置が等しいデータは
等しい移動量であるので、データシフト処理前の原稿画
像データを図6(a)のようにY軸に垂直なX軸方向の
ピクセル同士でまとめておいて、上記移動量Iに従って
シフトさせて図6(b)のようにすることが可能であ
る。
【0061】この処理はX軸方向の単なる移動であり、
かつ、複数の画素をまとめて行うことが可能であるの
で、従来のアフィン変換のような画素毎の計算を行う必
要が無く、迅速に行うことが可能である。
【0062】以上のようなX方向シフト処理により、原
稿画像データは図5(a)の太実線のようなPa’−P
c−Pb’−Pd’になる。この場合の∠PaPa’P
b’をδとすると、 δ=tan-1(1/(1/tanθ”+tanθ’)) =tan-1(cos2θ(1/tanθ+tanθ)) のように、θの関数で表すことができる。
【0063】この場合、X軸に接している(若しくは、
X軸に一番近い)点Pa’を原稿基準点(X,Y)とし
て、X軸に対する傾きに応じた量Jだけシフトさせるよ
うにする。
【0064】ここで、原稿画像データ内の任意の点
(x,y)の移動量Jは、画像データ領域の始点を(x
0 ,y0 )とした場合、以下の式で求めることができ
る。 J=(x−X)・tanδ−(Y−y0 ) ここでは、J<0では図5の上方向、J>0では図5の
下方向に移動させるようにする。
【0065】また、ここでは、X=x0 =0,Y=y0
=0であるので、 J=−x・tanδ と表すことができる。
【0066】従って、X軸方向の位置が等しいデータは
等しい移動量であるので、データシフト処理前の原稿画
像データを図7(a)のようにX軸に垂直なY軸方向の
ピクセル同士でまとめておいて、上記移動量Jに従って
シフトさせて図7(b)のようにすることが可能であ
る。
【0067】この処理はY軸方向の単なる移動であり、
かつ、複数の画素をまとめて行うことが可能であるの
で、従来のアフィン変換のような画素毎の計算を行う必
要が無く、迅速に行うことが可能である。
【0068】以上のようなデータシフト処理により、角
度補正部60によって画像メモリ50内の画像データ
が、原稿の傾きがなくなるように補正される。そして、
このように傾きの補正された画像データがプリンタ70
に送られて、転写紙上に傾きのない画像が形成される。
【0069】<その他の実施の形態例>以上の実施の形
態例では、副走査方向の軸に対する傾きを補正した後に
主走査方向の軸に対する傾きを補正するようにしたが、
この順序を逆にすることも可能である。その際には、画
像データの変形の様子が縦横逆になるので、変倍処理を
上述したものと縦横を逆にする必要がある。
【0070】また、上述した実施の形態例では変倍処理
の後にデータシフト処理を行ったが、この順序を逆にす
ることも可能である。尚、変倍処理を後に行う場合には
画像メモリ50上で変倍処理を行うことになる。
【0071】<各実施の形態例により得られる効果>以
上の原稿角度補正では、読み取った画像データに含まれ
る原稿の縁の情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原
稿の傾きを検出している。この原稿の縁の情報は、画像
データの信号変化タイミングにより抽出することが可能
であり、画像データに含まれる文字の並びの傾きを検出
する必要はなく、複雑な計算や多くのメモリも必要な
い。そして、原稿中に傾いた文字列が存在していても、
誤動作することもない。また、原稿の傾き角に応じたデ
ータシフト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を
行うようにしている。この傾きの補正では、傾き角に応
じてデータを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを
除去するようにしている。従って、三角関数を用いてマ
トリクス演算を行うアフィン変換を行う必要はなく、ま
た、処理前と処理後の両方の画像データを保持する必要
もなく、膨大な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演
算装置は必要なくなる。
【0072】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正を実現できる。そして、以上のように膨大な計算や
多くのメモリが不要になるため、廉価な装置で構成する
ことが可能である。
【0073】また、必要に応じて、原稿の傾き角に応じ
た変倍処理とデータシフト処理の両方の処理を行うこと
により、原稿の傾きの補正を行うようにしている。この
傾きの補正では、傾き角に応じてデータを縦方向及び横
方向にシフト処理して傾きを除去し、このシフト処理に
より生じた大きさの変化を、傾き角に応じた変倍処理に
より戻すようにしている。従って、三角関数を用いてマ
トリクス演算を行うアフィン変換を行う必要はなく、ま
た、処理前と処理後の両方の画像データを保持する必要
もなく、膨大な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演
算装置は必要なくなる。
【0074】このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正を実現できる。そして、以上のように膨大な計算や
多くのメモリが不要になるため、廉価な装置で構成する
ことが可能である。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この明細書
に記載の各発明によれば以下のような効果が得られる。
【0076】(1)請求項1記載の原稿角度補正方法の
発明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の
情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検
出している。従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0077】また、原稿の傾き角に応じたデータシフト
処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を行うように
している。この傾きの補正では、傾き角に応じてデータ
を縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを除去するよ
うにしている。
【0078】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正方法を実現できる。
【0079】(2)請求項2記載の原稿角度補正方法の
発明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の
情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検
出している。従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0080】また、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデ
ータシフト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を
行うようにしている。この傾きの補正では、傾き角に応
じてデータを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを
除去し、このシフト処理により生じた大きさの変化を、
傾き角に応じた変倍処理により戻すようにしている。
【0081】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正方法を実現できる。
【0082】(3)請求項3記載の原稿角度補正装置の
発明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の
情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検
出している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号
変化タイミングにより抽出することが可能である。
【0083】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。このため、複雑な計
算や装置を必要とせずに、簡易に傾きを検出し補正する
ことが可能な原稿角度補正装置を実現できる。
【0084】(4)請求項4記載の原稿角度補正装置の
発明では、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデータシフ
ト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を行うよう
にしている。この傾きの補正では、傾き角に応じてデー
タを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを除去し、
このシフト処理により生じた大きさの変化を、傾き角に
応じた変倍処理により戻すようにしている。
【0085】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。
【0086】(5)請求項5記載の原稿角度補正装置の
発明では、読み取った画像データに含まれる原稿の縁の
情報を抽出し、この原稿の縁の情報から原稿の傾きを検
出している。この原稿の縁の情報は、画像データの信号
変化タイミングにより抽出することが可能である。
【0087】従って、画像データに含まれる文字の並び
の傾きを検出する必要はなく、複雑な計算や多くのメモ
リも必要ない。そして、原稿中に傾いた文字列が存在し
ていても、誤動作することもない。
【0088】また、原稿の傾き角に応じた変倍処理とデ
ータシフト処理を行うことにより、原稿の傾きの補正を
行うようにしている。この傾きの補正では、傾き角に応
じてデータを縦方向及び横方向にシフト処理して傾きを
除去し、このシフト処理により生じた大きさの変化を、
傾き角に応じた変倍処理により戻すようにしている。
【0089】従って、三角関数を用いてマトリクス演算
を行うアフィン変換を行う必要はなく、また、処理前と
処理後の両方の画像データを保持する必要もなく、膨大
な計算や多くのメモリを搭載した複雑な演算装置は必要
なくなる。このため、複雑な計算や装置を必要とせず
に、簡易に傾きを検出し補正することが可能な原稿角度
補正装置を実現できる。
【0090】(6)請求項6記載の原稿角度補正装置の
発明では、上述した(2)〜(5)の原稿角度補正装置
の発明において、原稿の縁の情報から原稿の傾きを検出
する際に、画像データの信号変化タイミングにより、原
稿の縁を抽出するようにしている。
【0091】この画像データの信号変化タイミングは、
原稿及びその周囲の画像データの信号値の変化により得
ることが可能である。従って、画像データに含まれる文
字の並びの傾きに依存する必要はなくなり、複雑な計算
や多くのメモリも必要ない。このため、原稿中に傾いた
文字列が存在していても、誤動作することもない。この
ため、複雑な計算や装置を必要とせずに、簡易に傾きを
検出し補正することが可能な原稿角度補正装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例で用いる原稿角度補正装
置の全体の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態例の原稿角度補正の様子を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態例における原稿の縁の検出
を受光信号の信号変化タイミングによって検出する様子
を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例における変倍処理の様子
を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例におけるデータシフト処
理の様子を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態例におけるデータシフト処
理におけるデータ移動の様子を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施の形態例におけるデータシフト処
理におけるデータ移動の様子を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 スキャナ 20 角度検出部 30 変倍処理部 40 多値化部 50 画像メモリ 60 角度補正部 70 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って生成した画像データに
    含まれる原稿の縁の情報により原稿の傾き角を検出し、 原稿の傾き角に応じたデータシフト処理により傾きの補
    正を行う、 ことを特徴とする原稿角度補正方法。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って生成した画像データに
    含まれる原稿の縁の情報により原稿の傾き角を検出し、 原稿の傾き角に応じた変倍処理とデータシフト処理によ
    り傾きの補正を行う、 ことを特徴とする原稿角度補正方法。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取り画像データを生成する読
    み取り手段と、 画像データの傾きを検出する傾き検出手段と、 画像データの傾きの補正を行う傾き補正手段と、を備
    え、 前記傾き検出手段は、画像データから原稿の縁を抽出
    し、原稿の傾き角を求めることを特徴とする原稿角度補
    正装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取り画像データを生成する読
    み取り手段と、 画像データの傾きを検出する傾き検出手段と、 画像データの傾きの補正を行う傾き補正手段と、を備
    え、 前記傾き補正手段は、原稿の傾き角に応じた変倍処理と
    データシフト処理を行うことを特徴とする原稿角度補正
    装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取り画像データを生成する読
    み取り手段と、 画像データの傾きを検出する傾き検出手段と、 画像データの傾きの補正を行う傾き補正手段と、を備
    え、 前記傾き検出手段は、画像データから原稿の縁を抽出し
    て原稿の傾き角を求め、 前記傾き補正手段は、原稿の傾き角に応じた変倍処理と
    データシフト処理を行うことを特徴とする原稿角度補正
    装置。
  6. 【請求項6】 前記傾き検出手段は、画像データの信号
    変化タイミングにより、原稿の縁を抽出し、原稿の傾き
    角を求めることを特徴とする請求項2乃至4記載の原稿
    角度補正装置。
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