JPH1028365A - レゾルバ及びレゾルバ付モータ - Google Patents

レゾルバ及びレゾルバ付モータ

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JPH1028365A
JPH1028365A JP8182426A JP18242696A JPH1028365A JP H1028365 A JPH1028365 A JP H1028365A JP 8182426 A JP8182426 A JP 8182426A JP 18242696 A JP18242696 A JP 18242696A JP H1028365 A JPH1028365 A JP H1028365A
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case
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JP8182426A
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Naohiro Naganuma
直広 長沼
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレゾルバ及びレゾルバ付モータにおい
ては、リード線がケースから直接径方向に導出されてい
たため、レゾルバの外径を小型化することができず、レ
ゾルバ付モータの外径及び全長も小型化することができ
なかった。 【解決手段】 本発明によるレゾルバ及びレゾルバ付モ
ータは、ケース(1)の切欠部(50)内に軸方向に沿ってリ
ード線(6)を配設し、モータリード線(38)と共に外部に
導出することにより、レゾルバ(20)の外径を従来よりも
小型化することができ、かつ、レゾルバ付モータの外径
も小型化することができる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レゾルバ及びレゾ
ルバ付モータに関し、特に、レゾルバのリード線をレゾ
ルバのケースの外径内に収容し、レゾルバ及びレゾルバ
付モータの外径及び全長の小型化を達成するための新規
な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のレゾルバ
及びレゾルバ付モータとしては、一般に、図5から図7
で示す構成を挙げることができる。すなわち、図5及び
図6で示すレゾルバの場合、円筒状のケース1の内側に
はステータトランス巻線2を有するステータトランス3
とステータ検出器巻線4を有するステータ検出器5が設
けられ、前記各巻線2,4に接続されたリード線6はケ
ース1に形成された案内孔7を貫通して垂直状に外部に
導出されていた。前記ケース1内には、中空状の回転軸
8が回転自在に設けられ、この回転軸8の外周には、ロ
ータトランス巻線9を有するロータトランス10及びロ
ータ検出器巻線11を有するロータ検出器12が設けら
れている。従って、ステータトランス3とロータトラン
ス10とにより回転トランス13を形成し、ステータ検
出器5とロータ検出器12とによって検出器14を構成
している。
【0003】前述のレゾルバ20を図7で示すレゾルバ
付モータに組込む場合、第1軸受31を有するモータケ
ース30の他端には第2軸受32を有する後蓋33がモ
ータケース30の内側に嵌入され、ロータ34を有する
モータ回転軸35は第2軸受32を貫通して後方へ突出
していると共に、前記モータケース30の内側には、ロ
ータ34に対応してステータ巻線36を有するステータ
37が設けられ、このステータ巻線36に接続されたモ
ータリード線38はモータケース30の孔39を介して
外部に導出されている。前記後蓋33に形成された段部
33aには、レゾルバ20のケースが当接して設けられ
ており、前記モータ回転軸35の先端部35aはレゾル
バ20の回転軸8を貫通してビス40で係止されてい
る。また、レゾルバ20はレゾルバカバー41によって
覆われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレゾルバ及びレ
ゾルバ付モータは、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、レゾルバか
ら導出されたリード線は、ケースから図で示すように軸
方向とは直交する方向に導出されているため、モータの
リード線と個別に導出することになっていた。また、レ
ゾルバのケースの一部を大径化してリード線を保護する
ため、レゾルバが大径化すると共に、レゾルバ付モータ
の外径の小型化が困難であり、かつ、後蓋、ケース及び
レゾルバカバーの大型化により全長の短縮化を達成する
ことが困難であった。
【0005】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、レゾルバのリード線をレゾル
バのケースの外径内に収容し、レゾルバ及びレゾルバ付
モータの外径及び全長の小型化を達成するようにしたレ
ゾルバ及びレゾルバ付モータを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバ
は、回転軸に設けられたロータトランス及び検出器ロー
タと、前記回転軸の外側位置に同軸状に設けられたケー
スと、前記ケースの内側に設けられたステータトランス
及び検出器ステータと、前記ステータトランスのステー
タトランス巻線及び前記検出器ステータの検出器ステー
タ巻線に接続されたリード線を前記ケースから外部に導
出するようにしたレゾルバにおいて、前記ケースにその
軸方向に沿って形成された切欠部を有し、前記リード線
は、この切欠部内で前記軸方向に沿って設けられ、か
つ、前記ケースの端部に位置する前記切欠部の切欠端よ
り外部に導出されている構成である。
【0007】さらに詳細には、前記ケースの他端には、
零調用の溝が形成されている構成である。
【0008】本発明によるレゾルバ付モータは、請求項
1記載のレゾルバを、ロータに対応したステータを有す
るモータケースからなるモータの回転軸に取付け、前記
リード線は前記モータケースの案内孔からモータリード
線と共に前記モータケース外に導出されている構成であ
る。
【0009】さらに詳細には、前記ケースには溝が設け
られている構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるレ
ゾルバ及びレゾルバ付モータの好適な実施の形態につい
て説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には、同
一符号を付して説明する。図1から図3で示すレゾルバ
の場合、円筒状のケース1の内側にはステータトランス
巻線2を有するステータトランス3とステータ検出器巻
線4を有するステータ検出器5が設けられ、前記各巻線
2,4に接続されたリード線6は、ケース1の軸方向に
沿って形成された切欠部50を経て外部に導出されてい
る。
【0011】前記切欠部50は、図1及び図2で示され
るように、前記ケース1の端部1aから軸方向に沿って
内方へ形成された長手形状にて形成されており、このケ
ース1の軸方向の中央位置以上にわたって形成されてい
る。従って、前記リード線6は、この切欠部50内で軸
方向に沿ってかつケース1の外径を越えることのない状
態で案内されかつ配設されている。前記ケース1の他端
1bには1対の溝51が軸方向に沿って形成されてお
り、この各溝51を介してレゾルバ20の周知の零調を
行うことができる。すなわち、この溝51はケース1を
モータカバー30に嵌合させた場合でも、図4における
レゾルバカバー41を除去すると側部に露出し、この状
態で治具(図示せず)を各溝51から内部に挿入し、ス
テータ検出器5を徴調整して前述の零調を行うことがで
きる。
【0012】前記ケース1内には、中空状の回転軸8
(なお、中空軸でない場合でも可)が回転自在に設けら
れ、この回転軸8の外周には、ロータトランス巻線9を
有するロータトランス10及びロータ検出器巻線11を
有するロータ検出器12が設けられている。従って、ス
テータトランス3とロータトランス10とにより回転ト
ランス13を形成し、ステータ検出器5とロータ検出器
12とによって検出器14を構成している。
【0013】前述のレゾルバ20を図4で示すレゾルバ
付モータに組込む場合、第1軸受31を有するモータケ
ース30の他端には第2軸受32を有する後蓋33がモ
ータケース30の内側に嵌入され、ロータ34を有する
モータ回転軸35は第2軸受32を貫通して後方へ突出
していると共に、前記モータケース30の内側には、ロ
ータ34に対応してステータ巻線36を有するステータ
37が設けられ、このステータ巻線36に接続されたモ
ータリード線38はモータケース30の孔39を介して
外部に導出されている。
【0014】前述の図4においては、前記レゾルバ20
のケース1の外径はモータケース30に直接インローの
状態で嵌合され、前記リード線6は、前記切欠部50か
ら前記後蓋33の引出孔33bを介して前記モータリー
ド線38と共に1束化されて外部に導出されている。前
記モータ回転軸35の先端部35aはレゾルバ20の回
転軸8を貫通してビス40で係止されている。また、レ
ゾルバ20は従来よりも小型のレゾルバカバー41によ
り覆われている。従って、前記各溝51は、前述のよう
に、モータケース30の端部30aよりもケース1が後
方に突出していることにより側部に露出しているが、こ
のレゾルバカバー41を装着することによって、図4で
示すように、各溝51はこのレゾルバカバー41により
覆われている。
【0015】
【発明の効果】本発明によるレゾルバ及びレゾルバ付モ
ータは、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、レゾルバのケース
に形成した切欠部内にリード線を案内し、リード線をレ
ゾルバのケースの外径内に収めているため、レゾルバの
外径を従来よりも小型化でき、ケースに設けた溝により
零調を達成することができる。また、レゾルバ付モータ
を構成した場合には、レゾルバが従来よりも小径化され
るため、モータ自体の外径も小径化することができると
共に、リード線をモータリード線と同じ位置で1束化し
て導出するため、モータもコンパクト化され、かつ、全
長の短縮化も達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレゾルバを示す半断面図である。
【図2】図1の要部のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】図1のレゾルバを用いたレゾルバ付モータを示
す断面図である。
【図5】従来のレゾルバを示す断面図である。
【図6】図5のC矢視図である。
【図7】従来のレゾルバ付モータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ステータトランス巻線 3 ステータトランス 4 検出器ステータ巻線 5 検出器ステータ 6 リード線 8 回転軸 10 ロータトランス 1a 端部 1b 他端 20 レゾルバ 30 モータケース 34 ロータ 35 回転軸 37 ステータ 38 モータリード線 39 案内孔 50 切欠部 51 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(8)に設けられたロータトランス
    (10)及び検出器ロータ(12)と、前記回転軸(8)の外側位
    置に同軸状に設けられたケース(1)と、前記ケース(1)の
    内側に設けられたステータトランス(3)及び検出器ステ
    ータ(5)と、前記ステータトランス(3)のステータトラン
    ス巻線(2)及び前記検出器ステータ(5)の検出器ステータ
    巻線(4)に接続されたリード線(6)を前記ケース(1)から
    外部に導出するようにしたレゾルバにおいて、前記ケー
    ス(1)にその軸方向に沿って形成された切欠部(50)を有
    し、前記リード線(6)は、この切欠部(50)内で前記軸方
    向に沿って設けられ、かつ、前記ケース(1)の端部(1a)
    に位置する前記切欠部(50)の切欠端より外部に導出され
    ていることを特徴とするレゾルバ。
  2. 【請求項2】 前記ケースの他端(1b)には、零調用の溝
    (51)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    レゾルバ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレゾルバ(20)を、ロータ
    (34)に対応したステータ(37)を有するモータケース(30)
    からなるモータの回転軸(35)に取付け、前記リード線
    (6)は前記モータケース(30)の案内孔(39)からモータリ
    ード線(38)と共に前記モータケース外に導出されている
    ことを特徴とするレゾルバ付モータ。
  4. 【請求項4】 前記ケース(1)には零調用の溝(51)が設
    けられていることを特徴とする請求項3記載のレゾルバ
    付モータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093349A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Nec Corp 情報検索システム、情報検索用インデックスの登録装置、情報検索方法及びプログラム
JP2013124970A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Sinfonia Technology Co Ltd 回転角度検出装置
EP2546963A3 (en) * 2011-07-11 2014-04-30 Jtekt Corporation Motor

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