JPH1027998A - 部品装着装置及び間欠駆動装置 - Google Patents

部品装着装置及び間欠駆動装置

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JPH1027998A
JPH1027998A JP8183342A JP18334296A JPH1027998A JP H1027998 A JPH1027998 A JP H1027998A JP 8183342 A JP8183342 A JP 8183342A JP 18334296 A JP18334296 A JP 18334296A JP H1027998 A JPH1027998 A JP H1027998A
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tape
electronic component
suction nozzle
gear
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JP8183342A
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Inventor
Kenta Fukatsu
健太 深津
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、より良好に、高精度かつ高密
度に部品の装着を行うことができる装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 所定間隔で複数個の電子部品40…を収
納するテ−プ9をステッピングモ−タ26により位置決
め自在に送り駆動するテ−プフィ−ダ装置5と、少なく
とも一つのテ−プフィ−ダ装置5を保持し、このテ−プ
フィ−ダ装置を駆動することで電子部品40を電子部品
供給位置Aに位置決め駆動するフィ−ダステ−ジと、上
下方向に透光自在に形成され下端部で電子部品を吸着保
持する吸着ノズル35と、この吸着ノズル35を通して
供給された電子部品40を撮像認識する第1の撮像カメ
ラ41と、この撮像カメラ41からの撮像信号に基づい
てステッピングモ−タ26およびフィ−ダステ−ジを作
動させ、吸着ノズル35の下端部と電子部品40の中心
とを一致させる第1の制御部43とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばチップ型
電子部品や半導体パッケ−ジ等の部品を供給および搬送
し、所定の基板に装着するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上に多種多数の電子部品を
連続的かつ自動的に装着する電子部品装着装置がある。
このような電子部品装着装置は、一般に、電子部品を所
定の電子部品供給位置に供給する電子部品供給部と、こ
の電子部品が装着されるプリント基板を所定のプリント
基板供給位置に供給する搬送し位置決めするプリント基
板搬送部と、上記電子部品供給位置に供給された電子部
品を吸着保持し、上記プリント基板供給位置に供給され
たプリント基板上に装着する装着機構部とからなる。
【0003】上記電子部品供給部は、例えば、複数個の
電子部品を長手方向に沿って所定間隔で収納するテ−プ
を保持し、このテ−プを所定ピッチで間欠送り駆動する
ことで、上記電子部品を所定の電子部品供給位置に順次
供給する。
【0004】また、この電子部品供給部は、上記テ−プ
上の貼付されたカバ−テ−プを剥離し、このテ−プ上に
電子部品を露出させるカバ−テ−プ剥離機構を具備す
る。一方、上記プリント基板搬送部は、プリント基板を
搬送する搬送機構と、この搬送機構から上記プリント基
板を受取り、そのプリント基板をXY方向に位置決めす
るXYテ−ブルと具備する。このXYテ−ブルは、受け
取ったプリント基板を所定のプリント基板供給位置に供
給するようになっている。
【0005】次に、上記装着機構部は、例えば、ロ−タ
リインデックステ−ブルと、このロ−タリインデックス
テ−ブルに周方向所定間隔で取着され、このロ−タリイ
ンデックステ−ブルが間欠的に回動駆動されることで上
記所定の電子部品供給位置とプリント基板供給位置との
間を移動する部品装着ヘッドとを具備する。
【0006】そして、この装着機構は、上記装着ヘッド
で上記電子部品供給位置に供給された電子部品を吸着保
持し、上記プリント基板供給位置に搬送した後、この電
子部品を上記プリント基板の所定の位置に装着するよう
になっている。
【0007】なお、この装着機構部は、上記電子部品の
搬送経路の中途部にこの電子部品の吸着状態を撮像認識
する撮像部を具備し、この撮像部からの撮像信号に基づ
いて上記吸着保持した電子部品の姿勢を補正した後、上
記電子部品供給位置に搬送するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子部品装着装置には、以下に説明する解決すべき
課題がある。まず、上記電子部品供給部の問題点につい
て説明する。
【0009】上述した電子部品供給部は、一般に、電子
部品を収納するテ−プを間欠的に送り駆動するための間
欠駆動機構および上記テ−プを覆うカバ−テ−プを上記
テ−プから剥離し巻き取るための間欠駆動機構を具備す
る。
【0010】電子部品供給部に用いられる間欠回転駆動
機構としては、外周沿って欠歯が設けられた欠歯歯車を
使用する機構が一般的である。すなわち、この機構は、
例えば、上記欠歯歯車と、この欠歯歯車の逆転を防止す
る1方向クラッチあるいは逆転防止爪と、上記欠歯歯車
の欠歯と噛合して、直線運動を上記欠歯歯車の回転運動
に変換する送り爪とを具備する。
【0011】すなわち、上記欠歯歯車に上記テ−プある
いはカバ−テ−プを巻き取るリ−ルを取着する。そし
て、上記送り爪を上記欠歯歯車の欠歯に接触させた状態
で巻取りと反対方向に後退させた後、上記送り爪を上記
欠歯歯車の欠歯に噛合させて上記欠き歯歯車を巻取方向
に駆動する動作を繰り返し行わせる。このことで、上記
テ−プは所定のピッチで送り駆動され、上記カバ−テ−
プは所定のピッチで巻き取られる。このことで、上記電
子部品はテ−プ上に露出した状態で所定の電子部品供給
位置に順次供給される。
【0012】しかし、このような欠歯歯車を用いた機構
は、上記送り爪を後退させる際に、上記送り爪が欠歯歯
車の欠歯を乗り越える際のカチカチという騒音を伴って
いた。また、このため、上記送り爪および上記欠歯歯車
は、相互の接触に起因して経時的に磨耗し、確実な間欠
送り駆動を行えないといった不具合が生じる場合があっ
た。
【0013】一方、上記テ−プの送り駆動に上述した間
欠駆動機構を用いる場合には、さらに、以下に説明する
ような解決すべき課題がある。すなわち、上記間欠駆動
機構は、機械的に一定のピッチで上記テ−プの送り駆動
を行うものであるため、上記電子部品は常にこの部品供
給部の一定の位置に停止(供給)される。
【0014】このため、使用を開始する際には、段取り
として、テ−プに収納された部品が正確な位置に停止す
るように、この部品供給部自体の位置を調整しなければ
ならない。
【0015】また、供給する電子部品の種類によって上
記テ−プの送りピッチが異なる場合には、上記間欠駆動
機構を調整して送りピッチを変更したり、上記欠歯歯車
を歯数や外形のことなるものに交換して専用の装置を設
ける必要があった。
【0016】また、この間欠送り駆動機構の駆動源は、
上記送り爪を間欠的に作動させるカムおよび揺動体とか
なる外部駆動源であるため、高速駆動を行う場合にはこ
の間欠送り駆動機構全体に振動が生じ、安定した部品供
給を行えないということがあった。
【0017】また、テ−プの幅が異なったりテ−プ内で
部品のずれが生じている場合があるが、上記テ−プは機
械的に一定の位置を走行するものであるために、部品が
所定の位置からずれた状態で供給されることとなる。こ
の場合、電子部品の吸着ずれや吸着ミスが発生してい
た。
【0018】また、電子部品の吸着ずれを補正するため
には、上記撮像部により上記電子部品のずれを撮像認識
したあと、この撮像信号に基づいて上記電子部品を回転
させそのずれ量を補正する必要性があった。
【0019】一方、上記プリント基板搬送部は、従来、
上記プリント基板に設けられた孔に治具を引っ掛けて、
このプリント基板を上記XY装置に搬送し受け渡してい
た。しかし、近年、部品の高密度実装化が進行するに伴
い上記プリント基板にも種々の条件が課され、孔を設け
るスペ−スがないプリント基板を用いる必要性がある場
合がある。このような場合には、上記基板を上記XY装
置に搬送し受け渡すことができないという不都合があっ
た。
【0020】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構成で、より高精度かつ高密度に電
子部品の装着を行える装置を提供することを目的とする
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、所定間隔で複数個の部品を収納するテ−プを回転駆
動モ−タにより位置決め自在に送り駆動し、部品を供給
するテ−プフィ−ダ機構と、少なくとも一つのテ−プフ
ィ−ダ機構を保持し、このテ−プフィ−ダ機構を所定の
位置に位置決め駆動するフィ−ダステ−ジと、上下方向
に透光自在に形成され下端部で上記部品を吸着保持する
吸着ノズルと、この吸着ノズルを通して上記テ−プフィ
−ダ装置により供給された部品を撮像認識する第1の撮
像手段と、この第1の撮像手段からの撮像信号に基づい
て上記テ−プフィ−ダ機構のモ−タおよび上記フィ−ダ
ステ−ジを作動させ、上記吸着ノズルの下端部と上記部
品とを一致させる第1の制御部と、上記吸着ノズルを駆
動しこの吸着ノズルに吸着保持された部品を搬送する搬
送部と、上記吸着ノズルを通してこの吸着ノズルに吸着
保持された部品を撮像認識する第2の撮像手段と、上記
部品が装着される基板を位置決め自在に保持する基板保
持テ−ブルと、上記第2の撮像手段からの撮像信号に基
づいて上記保持テ−ブルを作動させ、この基板の所定の
部品装着位置を上記吸着ノズルに保持された部品に対向
位置決めする第2の制御部とを具備することを特徴とす
るものである。
【0022】第2の手段は、所定間隔で複数個の部品を
収納するテ−プを保持すると共にこのテ−プを送り方向
に案内する基体と、この基体に設けられ、上記テ−プを
所定ピッチで送り駆動する回転駆動モ−タとを具備する
ことを特徴とするものである。
【0023】第3の手段は、所定間隔で複数個の部品を
収納するテ−プを保持すると共にこのテ−プを送り方向
に案内する基体と、この基体に設けられ、上記テ−プを
位置決め自在に送り駆動する回転駆動モ−タと、上記基
体を保持し、この基体を上記テ−プの送り方向と直交す
る方向に位置決め駆動する位置決め装置と、上記回転駆
動モ−タおよび上記位置決め装置を作動させ、上記部品
を所定の位置に供給する制御部とを具備することを特徴
とするものである。
【0024】第4の手段は、所定の1方向にのみ回転自
在に設けられた欠歯歯車と、この欠歯歯車の回転中心を
支点として揺動自在に設けられた第1のリンクと、この
第1のリンクの先端に揺動自在に設けられた第2のリン
クと、この第2のリンクの先端部に設けられ、この第2
のリンクが揺動することで上記欠歯歯車の欠歯と接離す
る爪部と、上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動
されることで上記第2のリンクを回動させ上記爪部を上
記欠歯歯車と噛合させると共に、上記第1のリンクを上
記欠歯歯車の回転方向に回動させ、上記欠歯歯車を所定
角度回動させる第3のリンクとを具備することを特徴と
するものである。
【0025】第5の手段は、所定の1方向にのみ回転自
在に設けられた円板と、この円板の回転中心を支点とし
て揺動自在に設けられた第1のリンクと、この第1のリ
ンクの先端に揺動自在に設けられた第2のリンクと、こ
の第2のリンクの先端部に設けられ、この第2のリンク
が揺動することで上記回転板の外周面と接離する接離部
と、上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動される
ことで上記第2のリンクを回動させ上記接離部を上記回
転体の外周面に圧接させると共に、上記第1のリンクを
上記回転体の回転方向に回動させ、上記回転体を所定角
度回動させる第3のリンクとを具備することを特徴とす
るものである。
【0026】第6の手段は、部品が装着される基板を搬
送する搬送部と、この搬送部から基板を受け取り、この
基板を所定の位置に供給する供給部とを具備する基板供
給装置において、上記搬送部は、回転駆動されることで
上記基板を搬送する第1のベルトコンベアを具備し、上
記供給部は、回転駆動されることで、上記搬送部から上
記基板を受け取る第2のベルトコンベアを具備すること
を特徴とするものである。
【0027】第7の手段は、第6の手段の基板供給装置
において、上記搬送部および供給部に設けられ、第1の
ベルトコンベアと上記第2のベルトコンベアが同一送り
線上に位置した場合に、この第1のベルトコンベアと第
2のベルトコンベアとが連動するように接続する歯車機
構を具備することを特徴とするものである。
【0028】このような構成によれば、所定の位置に部
品が間欠的に供給され、この部品を吸着保持し、搬送し
た後、所定の位置に供給された基板上に装着することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施の形
態を示す電子部品装着装置の概略構成図である。この電
子部品装着装置は、図にAで示す電子部品供給位置に任
意の種類の電子部品を供給する電子部品供給部1と、図
にBで示す電子部品装着位置(プリント基板供給位置)
にプリント基板2を供給するプリント基板供給部3と、
上記電子部品供給位置Aに供給された電子部品を上記電
子部品装着位置Bに移送し上記プリント基板2に装着す
る電子部品装着機構部4とからなる。
【0030】上記電子部品供給部1は、フィ−ダステ−
ジ6(請求項2の位置決め装置)を具備する。このフィ
−ダステ−ジ6は、ガイドレ−ル6a上に複数個のテ−
プフィ−ダ装置5(テ−プフィ−ダ機構)をY方向スラ
イド自在に保持し、かつボ−ルねじ機構6bによって任
意のテ−プフィ−ダ装置5を上記電子部品供給位置Aに
選択的に停止させるようになっている。
【0031】一つ一つのテ−プフィ−ダ装置5は、複数
個の電子部品を保持するテ−プを巻回収納し、このテ−
プを繰り出すことで上記電子部品を順次供給するもの
で、具体的には図2に示すような構成を有する。
【0032】図2中8は、X方向に長尺なるベ−ス(基
体)である。このベ−ス8の上面は部品を収容するテ−
プ9の走行面となっている。また、このベ−ス8の先端
部は、このテ−プフィ−ダ装置5が上記フィ−ダテ−ブ
ル6によって位置決めされた場合に、電子部品供給位置
Aに対応するようになっている。
【0033】また、このベ−ス8の後端部には、このベ
−ス8の上面にテ−プ9を供給する供給機構10が設け
られ、中途部には、供給されたテ−プ9からカバ−テ−
プ9aを剥離するカバ−テ−プ剥離機構11が設けら
れ、先端部には、このテ−プ9を送り駆動するテ−プ送
り機構12が設けられている。
【0034】上記テ−プ供給機構10は、上記ベ−ス8
に立設された第1のブラケット13と、この第1のブラ
ケット13の上端部に回転自在に保持された供給リ−ル
14とからなる。この供給リ−ル14には、上記送り方
向に沿って所定間隔で複数個の電子部品を収納するテ−
プ9があらかじめ巻回されている。
【0035】また、上記カバ−テ−プ剥離機構11は、
上記ベ−ス8に立設された第2のブラケット15を具備
する。この第2のブラケット15の上端部には、欠歯歯
車16が図示しない1方向クラッチを介して図に矢印
(イ)で示す巻取方向にのみ回転自在に設けられてい
る。この欠歯歯車16には、図に17で示すカバ−テ−
プ巻取リ−ルが一体的に取着されている。
【0036】また、このカバテ−プ剥離機構11は、上
記欠歯歯車16を間欠的に送り駆動する機構(間欠駆動
機構)を具備する。この機構は、上記第2のブラケット
15にL字屈曲部を揺動自在に支持されたL字形の駆動
レバ−19と、この駆動レバ−19と同軸に揺動自在に
設けられた第1の従動レバ−20を有する。この第1の
揺動レバ−20は、上記駆動レバ−19に設けられたス
トッパ19aによって1方向の回転を規制され、かつこ
の駆動レバ−19との間に設けられたスプリング21に
よって上記ストッパ19aに弾性的に押し付けられてい
る。
【0037】一方、上記欠歯歯車の中心軸16aと上記
第1の従動レバ−20の先端部は、互いに揺動自在に設
けられた第1〜第3のリンク22〜24により接続され
ている。
【0038】また、上記第1のリンク22は上記欠歯歯
車16の半径よりも若干長尺に形成され、この第1のリ
ンク22の先端に接続された第2のリンク23の先端部
23aは、この第2のリンク23が揺動することで上記
欠歯歯車16の欠歯と接離する送り爪部23aとなって
いる。
【0039】上記カバ−テ−プを巻き取るには、上記駆
動レバ−19を図に矢印(ロ)で示す方向に回動させる
ことで、上記スプリング21の付勢力によって、上記第
1の揺動レバ−20および第3のリンク24を介して上
記第2のリンク23を図に矢印(ハ)で示す方向に揺動
させる。
【0040】この動作により、上記第2のリンク23の
送り爪部23aは、上記欠歯歯車16の欠歯と噛合す
る。そして、上記駆動レバ−19をさらに矢印(ロ)方
向に回動させることで、上記第1のリンク22が欠歯歯
車16の中心軸回りに回動し、これによって上記欠歯歯
車16を巻取方向(イ)に所定角度回動させることがで
きる。このことで、この欠歯歯車16に固定された上記
巻取リ−ル17は、上記カバ−テ−プ9aを所定長さ分
巻き取るようになっている。
【0041】ついで、上記駆動レバ−19を、矢印
(ロ)と反対の方向に回動駆動する。このことで、ま
ず、上記第2のリンク23が矢印(ハ)と反対の方向に
揺動し、上記送り爪部23aは上記欠歯歯車16から離
間する。
【0042】さらに、上記駆動レバ−19を矢印(ロ)
と反対の方向に回動させると、上記第1のリンク22
が、上記欠歯歯車16の巻取方向(イ)と反対の方向に
回動し、このことで、この間欠駆動機構は初期の状態に
復帰する。なお、上記欠歯歯車16は巻取方向(イ)に
のみ回転可能となるようにに規制されているので、逆転
することはない。
【0043】また、上記テ−プ9からカバ−テ−プ9a
を剥離する位置は、上記部品供給位置Aの近傍であり、
この部位には上記カバ−テ−プ剥離時に上記テ−プ9が
上昇するのを規制する規制カバ−25が設けられてい
る。
【0044】次に、上記テ−プ送り機構12は、ベ−ス
8に駆動軸26aをY方向に延出させて固定されたステ
ッピングモ−タ26と、このモ−タ26の駆動軸26a
に固定されたスプロケット27とからなる。
【0045】したがって、この間欠駆動装置12は、上
記スプロケット27を上記テ−プ9の幅方向両端部に設
けられた図示しないスプロケットホ−ルに係合させ、上
記ステッピングモ−タ26を作動させることで、上記テ
−プ9を図に矢印(ニ)で示す方向に送り駆動するよう
になっている。
【0046】したがって、この電子部品供給部1は、上
記フィ−ダテ−ブル6をY方向に移動させると共に、こ
のフィ−ダ装置5のステッピングモ−タ26を作動させ
上記テ−プ9をX方向に送り駆動することで、上記電子
部品をXY方向に駆動し上記電子部品供給位置Aに供給
するようになっている。
【0047】次に、上記電子部品装着機構部4について
説明する。この電子部品装着機構部4は、図1に示すよ
うに、ロ−タリインデックステ−ブル30を有する。こ
のロ−タリインデックステ−ブル30は、軸線を垂直に
して設けられ図示しない間欠駆動装置に連結されたイン
デックスシャフト31と、このインデックスシャフト3
1に固定されたテ−ブル本体32とからなる。
【0048】上記テ−ブル本体32には、周方向に例え
ば45度間隔で8個の電子部品吸着ヘッド33が取着さ
れている。この電子部品吸着ヘッド33は、上記インデ
ックスシャフト31が上記間欠駆動装置により45度ピ
ッチで間欠的に回動駆動されることで、周方向に間欠的
に移動するようになっている。
【0049】上記電子部品装着ヘッド33は、図3に示
すように、ヘッド本体34と、このヘッド本体34に上
下スライド自在かつ垂直軸線まわりに回転自在に保持さ
れた吸着ノズル35とを有する。
【0050】この吸着ノズル35は、筒体36と、透明
部材で成形されこの筒体36の上端開口を気密に閉塞す
る上端閉塞体37と、同じく透明部材で成形され上記筒
体36の下端開口を気密に閉塞するとともに下面側にノ
ズル部38が一体的に形成されてなる下端閉塞体39と
からなる。したがって、この吸着ノズル38は、上下方
向に透光自在に構成されている。
【0051】一方、上記ヘッド本体34内には、図示し
ない真空源に接続された吸引孔34aが設けられ、上記
筒体36の周壁には、この吸着ノズル35が下降駆動さ
れた際に上記吸引孔34aと連通する貫通孔36aが設
けられている。
【0052】上記吸着ノズル35は、通常の状態では、
図示しない付勢手段によって上方向に付勢されていて、
部品吸着時には図示しない上下駆動手段によって下方向
に押圧駆動されるようになっている。そして、このと
き、上記吸着ノズル35に設けられた貫通孔36aと、
上記ヘッド本体34に設けられた吸引孔34aとが連通
し、上記ノズル部38で上記電子部品40を吸着保持す
るようになっている。
【0053】一方、この電子部品供給位置Aの上方に
は、第1の撮像カメラ41(第1の撮像手段)が設けら
れている。上記撮像カメラ41は、上記吸着ノズル35
の上端閉塞体37および下端閉塞体39を通して上記電
子部品供給位置Aに供給された電子部品40(部品)を
撮像することができるようになっていて、その撮像画像
は、図に42で示すモニタ−に写し出されるようになっ
ている。
【0054】また、このモニタ−42には、図に43で
示す第1の制御部が接続されている。この第1の制御部
43は、上記電子部品供給位置Aに供給された電子部品
40と上記ノズル部38とのずれ(x1 、y1 )を算出
する。
【0055】そして、この第1の制御部43は、このず
れ量に基づいて上記フィ−ダテ−ブルをY方向にy1 移
動させ、上記フィ−ダ装置にテ−プをX方向にx1 送り
駆動させることで、上記電子部品40の中心を上記吸着
ノズル35のノズル部38に一致させるようになってい
る。
【0056】この電子部品装着ヘッド33は、上記吸着
ノズル35を用いて上記電子部品40を吸着保持したな
らば、上記ロ−タリインデックステ−ブル30が作動す
ることで、この電子部品40を上記電子部品装着位置B
(図1)に移送する。
【0057】次に、上記プリント基板供給部3について
説明する。このプリント基板供給部3は、図1に示すよ
うに、上記電子部品装着位置Bでプリント基板2を保持
し、このプリント基板2をXY方向に位置決めするプリ
ント基板位置決め機構44(基板位置決め機構、請求項
6の供給部)を有する。また、このプリント基板位置決
め機構44を挟むX方向両側には、それぞれこの位置決
め機構44にプリント基板2を供給する第1のプリント
基板搬送機構45(搬送部)と、上記位置決め機構44
からプリント基板2を搬出する第2のプリント基板搬送
機構46とが設けられている。
【0058】上記プリント基板位置決め機構44は、図
4に示すように、この装置の基台48上に設けられたX
Yテ−ブル49を具備する。このXYテ−ブル49の上
面には、このXYテ−ブル49によってXY方向に駆動
されるテ−ブル部材50が設けられている。
【0059】このテ−ブル部材50の四隅には、図に5
1で示すガイドポストがこのテ−ブル部材50を貫通し
て上下方向スライド自在に設けられている。このテ−ブ
ル部材50の下面には、上記ガイドポスト51の回りに
凹陥部50aが設けられ、また、上記ガイドポスト51
の下端にはフランジ部51aが固定されている。そし
て、この凹陥部52aと上記ガイドポスト51のフラン
ジ部51aの上面との間には、スプリング54が弾性的
に配設され、このガイドポスト51を下方に付勢してい
る。
【0060】一方、上記ガイドポスト51の上端には、
保持基板55が架設されている。この保持基板55の幅
方向両端部には、図4および図1に示すように上記プリ
ント基板2の下面を保持しかつこのプリント基板2を送
り駆動するベルトコンベア56(第2のベルトコンベ
ア)が張設されている。
【0061】また、上記保持基板55の長手方向両端部
には、図4に示すように、このベルトコンベア56と連
動して回転する一対の第1の歯車57が設けられてい
る。また、この保持基板55の下面側には、上記第1の
歯車57と噛合して回転自在に設けられた第2の歯車5
8がこの基板55の長手方向両端から一部を突出させた
状態で設けられている。
【0062】一方、上記第1、第2のプリント基板搬送
機構45、46は、上記プリント基板位置決め機構44
に設けられたベルトコンベア56と同幅で設けられたベ
ルトコンベア59、60(第1のベルトコンベア)を具
備する。
【0063】また、この第1、第2のプリント基板搬送
機構45、46の上記位置決め機構44に対向する端部
には、このベルトコンベア59、60と連動して回転
し、かつ上記基板55が図5に示すように上昇駆動され
たときに、上記基板の第2の歯車58と噛合する第3の
歯車62が設けられている。
【0064】したがって、上記第1〜第3の歯車57、
58、62は、この発明の歯車機構を構成している。ま
た、この装置の基台48内には、上記ガイドポスト51
の下端フランジ部51aの下面に対応する位置に上下駆
動シリンダ64が設けられている。この上下駆動シリン
ダ64は、上下駆動自在に設けられた押圧棒64aを上
方に延出させて設けられている。
【0065】この上下駆動シリンダ64は、上記第1の
プリント基板搬送機構45上にプリント基板2が搬送さ
れてきたならば、突出方向に作動し、図5に示すよう
に、上記ガイドポスト51を上昇駆動することで、上記
スプリング54の復元力に抗して上記保持基板55を上
昇駆動する。
【0066】このことで、この基板55に設けられたベ
ルトコンベア56の上面の高さは、上記第1、第2の搬
送機構45、46に設けられたベルトコンベア59、6
0の上面の高さと一致する。
【0067】また、上記第2の歯車58は、上記第3の
歯車62と噛合するから、上記すべてのベルトコンベア
56、59、60は上記プリント基板2の送り方向に連
動して作動するようになる。このことで、上記第1の搬
送機構45上に保持されたプリント基板2は上記プリン
ト基板位置決め機構44に受け渡される。
【0068】このプリント基板位置決め機構44にプリ
ント基板2が受け渡されたならば、上記上下駆動シリン
ダ64は、没方向に作動し、これに伴い上記基板55は
上記スプリング54の復元力により下降する。
【0069】ついで、上記XYテ−ブル49が作動し
て、図1に示すように、上記プリント基板2を図1に示
す上記ロ−タリインデックステ−ブル30(電子部品装
着位置B)の方向に駆動する。このことで、上記プリン
ト基板2は上記電子部品装着位置Bに停止した装着ヘッ
ド33の下側に挿入される。
【0070】一方、この電子部品装着位置Bには、図6
に示すように、上記吸着ノズル35の上方に設けられ、
上記吸着ノズル35を通してこの吸着ノズル35に保持
された電子部品40を撮像する第2の撮像カメラ65が
設けられている。
【0071】この撮像カメラ65は、図に66で示すモ
ニタ−と第2の制御部67とに接続されていて、上記第
2の制御部67は、上記モニタ−66の画像に基づいて
上記吸着ノズル35のノズル部38と、上記電子部品4
0の中心位置にずれを算出することができる。
【0072】また、この第2の制御部67は、これに基
づいて上記プリント基板位置決め機構44をXY方向に
作動させ、上記プリント基板2の所定の電子部品装着位
置と上記吸着ノズル35に吸着保持された電子部品40
とを対向位置決めする。
【0073】ついで、上記吸着ノズル35は、図示しな
い上下駆動機構によって下降駆動され、上記電子部品4
0を上記プリント基板2に装着する。このような動作
は、上記ロ−タリインデックステ−ブル30に取り付け
られた他の吸着ヘッド33においても同様に行われ、こ
のロ−タリインデックステ−ブル30が間欠的に作動す
ることで、上記プリント基板2に多種多数の電子部品4
0を連続的に装着する。
【0074】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、上記テ−プフィ−ダ装置5は、複
数個の電子部品を収納するテ−プ9を間欠駆動機構等の
機械的機構により送り駆動するのではなく、ステッピン
グモ−タ26により送り方向位置決め自在とした。ま
た、このテ−プフィ−ダ装置5をY方向に位置決め自在
とした。
【0075】そして、軸方向に透光可能に構成された吸
着ノズル35を採用し、上記電子部品供給位置Aにおい
て、この吸着ノズル35のノズル部38と、この吸着ノ
ズル35に吸着保持された電子部品40の中心との位置
ずれを直接的に撮像認識し、これに基づいて上記電子部
品40をXY方向に移動させ、上記吸着ノズル35のノ
ズル部38とこの電子部品40の中心とを一致させるよ
うにした。
【0076】このような構成によれば、上記電子部品4
0をXY方向の任意の位置に供給することができ、上記
電子部品40がテ−プ9内でずれていても、そのことと
は無関係に上記電子部品40と吸着ノズル35とを高精
度に位置決めし吸着保持動作を行なわせることが可能に
なり、吸着ミスが少なくなる効果がある。
【0077】また、従来、上記電子部品40の移送経路
の中途部で行っていた上記電子部品40の撮像工程が不
要になる。したがって、装置の構成が簡略化、軽量化さ
れ、より高速で上記電子部品の装着を行える効果もあ
る。
【0078】第2に、この装置は、カバ−テ−プ巻取用
の間欠駆動機構として、送り用爪部23aが巻取方向と
逆方向に復帰する際に、欠歯歯車16と接触しないよう
な構成とした。このことで、カチカチという騒音が生じ
ることを有効に防止することができ、同時に欠歯歯車1
6と送り爪部23aの磨耗を有効に防止できる。
【0079】このことで、より良好な間欠送り駆動を行
える効果がある。第3に、この装置は、電子部品装着位
置Bにおけるプリント基板位置決め機構44にベルトコ
ンベア56を設けた。このことで、送り用孔のないプリ
ント基板であっても確実に搬送、受け渡しを行うことが
できる。
【0080】また、上記プリント基板位置決め装置44
のベルトコンベア56と、第1、第2の搬送機構45、
46のベルトコンベア59、60とを、両者が一直線上
に一致した際に、第1〜第3の歯車57、58、62に
より連動させる様にした。
【0081】このような構成によれば、上記プリント基
板2を送り用爪で引っ掛けて搬送する機構よりも簡単な
構成でかつどのようなプリント基板2であっても確実に
供給することができる効果がある。
【0082】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態は、図2を引用して示す上記
テ−プフィ−ダ装置5のカバ−テ−プ剥離機構11に設
けられた間欠送り駆動機構に関するものである。上記第
1の実施例と同一の構成要素については同一の符号を付
してその説明は省略する。
【0083】図7に示すように、上記ベ−ス8(図2に
示す)の中途部から立設されたブラケット15の上端に
は、欠歯歯車16のかわりに図に69で示す円板が巻取
方向(イ)にのみ回転自在に取着されている。一方、上
記第2のリンク23の先端部は、この第2のリンク23
が上記第1のリンク22との接続点を支点として揺動す
ることで上記円板69の外周面に接離する接離部70と
なっている。
【0084】この様な構成によれば、上記駆動レバ−1
9を(ロ)方向に回動駆動すると、上記従動レバ−20
および第3のリンク24を介して上記第2のリンク22
は(ハ)方向に回動駆動される。このことで、上記第2
のリンク22に設けられた接離部70は上記スプリング
21の復元力により上記円板69の外周面に圧接する。
【0085】さらに、上記駆動レバ−19を(ロ)方向
に回動駆動すると、上記従動レバ−19、第3のリンク
24を介して上記第1のリンク22が上記円板69の回
転中心を中心として回動する。このことで上記円板69
は、この第1のリンク22と連動して巻取方向(イ)に
所定角度回動駆動される。
【0086】上記円板69には、巻取リ−ル17が取着
されているから、上記カバ−テ−プ9aは、所定寸法巻
き取られることとなる。一方、元の状態に復帰するに
は、上記駆動レバ−19を(ロ)で示す方向と反対方向
に回動させる。このことで、まず上記第2のリンク23
の接離部が70が上記円板69の外周面から離間し、つ
いで、上記第1のリンク22が巻取方向(イ)と反対方
向に回動駆動される。なお、このとき、上記円板69お
よび巻取リ−ル17は逆転することはない。
【0087】このような構成によれば、上記カバ−テ−
プ9aの巻き取りを騒音を発生させることなく行うこと
ができる。また、上記接離部70は、上記円板69に接
触することなく復帰するので両者が磨耗することは少な
い。これらのことで、より良好な送り動作を行える効果
がある。
【0088】なお、この発明は上記一実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。例えば上記一実施の形態においては
吸着ヘッド33はロ−タリインデックステ−ブル30に
取り付けるようにしたが、リニアインデックステ−ブル
に直線状に一定間隔で配置されているような構成でも良
い。この場合にはリニアインデックステ−ブルの両端部
に対応するステ−ジにそれぞれ電子部品供給部およびプ
リント基板供給部を設けるようにすれば良い。
【0089】また、上記一実施の形態では、上記間欠駆
動機構をカバ−テ−プ剥離部11に適用したが、これに
限定されるものではなく、上記テ−プ送り部12適用す
るようにしても良い。
【0090】さらに、上記吸着ノズル35は、上記装着
ヘッド33のヘッド本体34に複数本保持されていて、
適当な吸着ノズル35を適宜選択して使用するようにし
ても良い。
【0091】また、上記プリント基板供給部において、
プリント基板位置決め機構44に設けられた第2の歯車
58と、上記第1、第2のプリント基板搬送機構45、
46に設けられた第3の歯車62は、上記保持基板55
が上昇駆動されることで互いに噛合したが、これに限定
されるものではない。
【0092】例えば、上記保持基板55が水平方向に駆
動され、上記第1、第2の基板搬送機構45、46の間
に挿入されることで、両者が噛合するような構成であっ
ても良い。また、上記第2の歯車58を上記第1、第2
のプリント基板搬送機構側に設けるようにしても良い。
【0093】
【発明の効果】以上のべたように、この発明の第1の構
成は、所定間隔で複数個の部品を収納するテ−プを回転
駆動モ−タにより位置決め自在に送り駆動し、部品を供
給するテ−プフィ−ダ機構と、少なくとも一つのテ−プ
フィ−ダ機構を保持し、このテ−プフィ−ダ機構を所定
の位置に位置決め駆動するフィ−ダテ−ブルと、上下方
向に透光自在に形成され下端部で上記部品を吸着保持す
る吸着ノズルと、この吸着ノズルを通して上記テ−プフ
ィ−ダ装置により供給された部品を撮像認識する第1の
撮像手段と、この第1の撮像手段からの撮像信号に基づ
いて上記テ−プフィ−ダ機構のモ−タおよび上記フィ−
ダテ−ブルを作動させ、上記吸着ノズルの下端部と上記
部品とを一致させる第1の制御部と、上記吸着ノズルを
駆動しこの吸着ノズルに吸着保持された部品を搬送する
搬送部と、上記吸着ノズルを通してこの吸着ノズルに吸
着保持された部品を撮像認識する第2の撮像手段と、上
記部品が装着される基板を位置決め自在に保持する基板
保持テ−ブルと、上記第2の撮像手段からの撮像信号に
基づいて上記保持テ−ブルを作動させ、この基板の所定
の部品装着位置を上記吸着ノズルに保持された部品に対
向位置決めする第2の制御部とを具備する部品装着装置
である。
【0094】第2の構成は、所定間隔で複数個の部品を
収納するテ−プを保持すると共にこのテ−プを送り方向
に案内する基体と、この基体に設けられ、上記テ−プを
所定ピッチで送り駆動する回転駆動モ−タとを具備する
ことを特徴とする装置である。
【0095】第3の構成は、所定間隔で複数個の部品を
収納するテ−プを保持すると共にこのテ−プを送り方向
に案内する基体と、この基体に設けられ、上記テ−プを
位置決め自在に送り駆動する回転駆動モ−タと、上記基
体を保持し、この基体を上記テ−プの送り方向と直交す
る方向に位置決め駆動する位置決め装置と、上記回転駆
動モ−タおよび上記位置決め装置を作動させ、上記部品
を所定の位置に供給する制御部とを具備する装置であ
る。
【0096】第4の構成は、所定の1方向にのみ回転自
在に設けられた欠歯歯車と、この欠歯歯車の回転中心を
支点として揺動自在に設けられた第1のリンクと、この
第1のリンクの先端に揺動自在に設けられた第2のリン
クと、この第2のリンクの先端部に設けられ、この第2
のリンクが揺動することで上記欠歯歯車の欠歯と接離す
る爪部と、上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動
されることで上記第2のリンクを回動させ上記爪部を上
記欠歯歯車と噛合させると共に、上記第1のリンクを上
記欠歯歯車の回転方向に回動させ、上記欠歯歯車を所定
角度回動させる第3のリンクとを具備する間欠駆動装置
である。
【0097】第5の構成は、所定の1方向にのみ回転自
在に設けられた円板と、この円板の回転中心を支点とし
て揺動自在に設けられた第1のリンクと、この第1のリ
ンクの先端に揺動自在に設けられた第2のリンクと、こ
の第2のリンクの先端部に設けられ、この第2のリンク
が揺動することで上記回転板の外周面と接離する接離部
と、上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動される
ことで上記第2のリンクを回動させ上記接離部を上記回
転体の外周面に圧接させると共に、上記第1のリンクを
上記回転体の回転方向に回動させ、上記回転体を所定角
度回動させる第3のリンクとを具備する間欠駆動装置で
ある。
【0098】第6の構成は、部品が装着される基板を搬
送する搬送部と、この搬送部から基板を受け取り、この
基板を所定の位置に供給する供給部とを具備する基板供
給装置において、上記搬送部は、回転駆動されることで
上記基板を搬送する第1のベルトコンベアを具備し、上
記供給部は、回転駆動されることで、上記搬送部から上
記基板を受け取る第2のベルトコンベアを具備する装置
である。
【0099】第7の構成は、第6の構成の装置におい
て、上記搬送部および供給部に設けられ、第1のベルト
コンベアと上記第2のベルトコンベアが同一送り線上に
位置した場合に、この第1のベルトコンベアと第2のベ
ルトコンベアとが連動するように接続する歯車機構を具
備する装置である。このような構成によれば、簡単な構
成で、より良好に、高精度かつ高密度に部品の装着を行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す全体概略構成
図。
【図2】同じく、テ−プフィ−ダ装置を示す側面図。
【図3】同じく、電子部品の吸着保持工程を拡大して示
す一部断面を有する概略構成図。
【図4】同じく、プリント基板供給部を示す縦断面図。
【図5】同じく、プリント基板供給部の動作を示す縦断
面図。
【図6】同じく、電子部品の装着工程を拡大して示す一
部断面を有する概略構成図。
【図7】第2の実施の形態を示す、テ−プ剥離機構の一
部側面図。
【符号の説明】
2…プリント基板(基板)、5…テ−プフィ−ダ装置
(テ−プフィ−ダ機構)、6…フィ−ダステ−ジ(位置
決め装置)、8…ベ−ス、9…テ−プ、16…欠歯歯
車、22…第1のリンク、23…第2のリンク、23a
…爪部、24…第3のリンク、26…ステッピングモ−
タ(回転駆動モ−タ)30…ロ−タリインデックステ−
ブル(搬送手段)、35…吸着ノズル、40…電子部品
(部品)、41…第1の撮像カメラ(第1の撮像手
段)、43…第1の制御部、44…プリント基板位置決
め機構(供給部)、45…第1のプリント基板搬送機構
(搬送部)、56…ベルトコンベア(第2のベルトコン
ベア)、57…第1の歯車(歯車機構)、58…第2の
歯車(歯車機構)、59…ベルトコンベア(第1のベル
トコンベア)、62…第3の歯車(歯車機構)、65…
第2の撮像カメラ(第2の撮像手段)、67…第2の制
御部、69…円板、70…接離部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で複数個の部品を収納するテ−
    プを回転駆動モ−タにより位置決め自在に送り駆動し、
    部品を供給するテ−プフィ−ダ機構と、 少なくとも一つのテ−プフィ−ダ機構を保持し、このテ
    −プフィ−ダ機構を所定の位置に位置決め駆動するフィ
    −ダステ−ジと、 上下方向に透光可能に形成され下端部側で上記部品を吸
    着保持する吸着ノズルと、 この吸着ノズルを通して上記テ−プフィ−ダ機構により
    所定位置に供給された部品を撮像する第1の撮像手段
    と、 この第1の撮像手段からの撮像信号に基づいて上記テ−
    プフィ−ダ機構のモ−タおよび上記フィ−ダステ−ジを
    作動させ、上記吸着ノズルの下端側に設けられた部品吸
    着部と上記部品とを対向位置決めする第1の制御部と、 上記吸着ノズルを駆動しこの吸着ノズルに吸着保持され
    た部品を搬送する搬送部と、 上記吸着ノズルを通してこの吸着ノズルに吸着保持され
    た部品を撮像する第2の撮像手段と、 上記部品が装着される基板を位置決め自在に保持する基
    板位置決め機構と、 上記第2の撮像手段からの撮像信号に基づいて上記基板
    位置決め機構を作動させ、この基板の所定の部品装着位
    置を上記吸着ノズルに保持された部品に対向位置決めす
    る第2の制御部とを具備することを特徴とする部品装着
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の1方向にのみ回転自在に設けられ
    た欠歯歯車と、 この欠歯歯車の回転中心を支点として揺動自在に設けら
    れた第1のリンクと、 この第1のリンクの一端に揺動自在に設けられた第2の
    リンクと、 この第2のリンクの一端に設けられ、この第2のリンク
    が揺動することで上記欠歯歯車の欠歯と接離する爪部
    と、 上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動されること
    で上記第2のリンクを回動させ上記爪部を上記欠歯歯車
    と噛合させると共に、上記第1のリンクを上記欠歯歯車
    の回転方向に回動させ、上記欠歯歯車を所定角度回動さ
    せる第3のリンクとを具備することを特徴とする間欠駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 所定の1方向にのみ回転自在に設けられ
    た円板と、 この円板の回転中心を支点として揺動自在に設けられた
    第1のリンクと、 この第1のリンクの一端に揺動自在に設けられた第2の
    リンクと、 この第2のリンクの一端に設けられ、この第2のリンク
    が揺動することで上記回転板の外周面と接離する接離部
    と、 上記第2のリンクに接続され、1方向に駆動されること
    で上記第2のリンクを回動させ上記接離部を上記回転体
    の外周面に圧接させると共に、上記第1のリンクを上記
    回転体の回転方向に回動させ、上記回転体を所定角度回
    動させる第3のリンクとを具備することを特徴とする間
    欠駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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