JPH10278850A - トラクタ等のキャビン取付装置 - Google Patents

トラクタ等のキャビン取付装置

Info

Publication number
JPH10278850A
JPH10278850A JP8797697A JP8797697A JPH10278850A JP H10278850 A JPH10278850 A JP H10278850A JP 8797697 A JP8797697 A JP 8797697A JP 8797697 A JP8797697 A JP 8797697A JP H10278850 A JPH10278850 A JP H10278850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
frame
cabin
tractor
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8797697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yoshino
正彦 芳野
Kazunori Doi
一紀 土居
Koji Ochi
孝司 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP8797697A priority Critical patent/JPH10278850A/ja
Publication of JPH10278850A publication Critical patent/JPH10278850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トラクタ等のキャビンの簡易、軽量、小形化を
図り、着脱を容易にする。 【解決手段】ルーフ1の前後から下方に亘って設けられ
る前・後支柱2,3にあって、この前支柱2の下端部か
ら後側に向かって形成して、ステップフロア4支持のフ
ロアフレーム5に取付できる前取付ブラケット6を設
け、後支柱3の下端部から前側に向かって形成して、操
縦席7支持の座席フレーム8に取付できる後取付ブラケ
ット9を設けてなるトラクタ等のキャビン取付装置の構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタや防除
機、コンバイン等に搭載のキャビン取付装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】トラクタのキャビン
は、車体側から側方にブラケットを突設して、このブラ
ケットにキャビンの支柱を支持させて取付けるのが一般
的であるが、車体側のフレーム構成が煩雑で重量物とな
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ルーフ1の
前後から下方に亘って設けられる前・後支柱2,3にあ
って、この前支柱2の下端部から後側に向かって形成し
て、ステップフロア4支持のフロアフレーム5に取付で
きる前取付ブラケット6を設け、後支柱3の下端部から
前側に向かって形成して、操縦席7支持の座席フレーム
8に取付できる後取付ブラケット9を設けてなるトラク
タ等のキャビン取付装置の構成とする。
【0004】
【発明の効果】キャビンは、ルーフ1の前後から下方に
亘って前・後支柱2,3を設ける形態であるから、構成
簡単であり軽量化でき、これら前支柱2下端部から後側
に向けて形成される前取付ブラケット6は、ステップフ
ロア4を支持するフロアフレーム5に取付けて、操縦者
の昇降の邪魔にならず、後支柱3下端部から前側に向け
て形成される後取付ブラケット9は、操縦席7支持の座
席フレーム8に取付けるものであるから、車体側の支持
構成、及び、キャビンの前・後取付ブラケット6,9の
着脱を簡単化できる。
【0005】
【実施例】トラクタ車体10に搭載するキャビン11の
構成は、丸パイプ材を主体とするもので、平面視で方形
状のルーフフレーム12の四隅部に前支柱2と後支柱3
とを接合する。ルーフ1は該ルーフフレーム12の上側
を覆うようにしてビス24止め等で取付けられる。該左
右の前支柱2の下端部には後側に向けて前取付ブラケッ
ト6を設けて、内側に取付片13を配置し、この取付片
13をフロアフレーム5の側面にボルト・ナット25等
で取付、取外できる。
【0006】左右の後支柱3の下部は前側内側部へ屈曲
させて後取付ブラケット9の構成とし、この後取付ブラ
ケット9の下端部に取付片14を有し、この取付片13
を座席フレーム8にボルト・ナット26等で取付、取外
できる。15は左右の後支柱3の下端部間を連結する連
結杆である。このようなキャビン11の左右の前支柱2
間には、フロントガラス16と、この左右両側下部の下
部ガラス17を設け、車体10前部のハンドルポスト部
を含むダッシュボート18部を左右にまたぐ形態に構成
している。
【0007】このようなキャビン11の左右両側部と後
側部を被覆する場合は、透明な塩化ビニール製のキャビ
ンシート(Shee)19で被覆できる。左右前縁部は
前記左右の前支柱2部に沿って取付け、上端縁部はルー
フフレーム12部に沿って取付け、下端縁部はステップ
フロア4から後部の座席フロア20の左右両側端部に沿
って取付け、前記ルーフ1及びフロントガラス16や下
部ガラス等と共に、操縦席7や、ステアリングハンドル
21、座席フロア20等を配置する操縦室を被覆構成す
る。
【0008】このキャビンシート19の左右両側部に
は、後側上部から前側部を経て下側部に亘るファスナー
ライン22を有して開閉できるドアシート23を設け、
操縦者はこのファスナーライン22に沿って開閉操作し
ながら、ドアシート23を開いてキャビン11内に出入
りできる。トラクタ車体10は、前後方向に亘るメイン
フレーム27の前部上に、エンジンEを搭載し、ステア
リングハンドル21を支持するステアリングポスト回り
のダッシュボード18を設け、後側部には側面視門形の
座席フレーム8を取付けて、この上側に操縦席7を取付
支持し、この操縦席7の後側から左右両側部に亘って平
面視で凹字状の液体タンク28を搭載することができ
る。
【0009】又、該ダッシュボード18の下端部から座
席フレーム8の下側に亘って車体10上面に沿う形態の
ステップフロア4および座席フロア20を形成してい
る。車体10の中央部には伝動ケース29が設けられ、
前部からは前車輪30が軸装され、後部には後車輪31
が軸装されて、エンジンEにより連動される。前記メイ
ンフレーム27の左右両側部に沿ってフロアフレーム5
を配置して、このメインフレーム27と一体構成とし、
ステップフロア4および座席フロア20は、これらメイ
ンフレーム27及びフロアフレーム5の上側に亘って被
覆するように取付け支持される。
【0010】前記のように車体10の後部に液体タンク
28を取付けて、更に図外のポンプ及び噴霧ブーム等装
着して、防除散布作業を行うときは、キャビン11にキ
ャビンシート19を装着することにより、操縦者の操作
環境を良好に維持できる。図5,図6において、上例と
異なる点は、ルーフ1と、ルーフフレーム12と、前・
後支柱2,3と、フロントガラス16と等を組立、分解
自在の構成としたものである。左右の前支柱2の上端部
間をL字状断面の連結杆32で連結し、ルーフフレーム
12の前部には、換気用のブロワ33の下面を覆うカバ
ーパネル34を設け、このカバーパネル34を該連結杆
32上面に載せて、この重合部をボルト・ナット35,
36で締付けて取付できる。又、ルーフフレーム12の
後部と後支柱3との間は、このルーフフレーム12の内
側に一体のボルトアップ37と、後支柱3上端のL字状
断面のブラケット38との支持重合部をボルト39で締
付けて取付けできる構成としている。
【0011】このようなルーフフレーム12の上側に取
付けられるルーフ1は、外周縁部40を適宜高さに下げ
て皿形状に形成し、この外周縁部40に段部41を形成
し、この下端部に雨樋42を形成する。このルーフ1を
ルーフフレーム12に嵌合することにより、この段部4
1をルーフフレーム12に支持させる。43は連結杆3
2両端の案内片で、ルーフフレーム12の前端部を内側
に案内位置させる。
【0012】前記ルーフ1の下面には発泡スチロールや
ウレタンホームのような断熱材44を貼着し、この下側
には該段部41に沿って裏ルーフボード45を設けてい
る。前記左右の前支柱2には、取付ステー46を設け、
この取付ステー46の前側にアクリル製のコーナーボー
ド47とフロントガラス16とを、ホルダー48とボル
ト49とで取付ける。このコーナーボード47は前支柱
2の前面から外側面に亘って覆うように円弧状に形成
し、外側端には上下方向に沿う雨樋50を形成する。5
1はワイパーである。52はフロントガラス16の上辺
部に沿って上記同様に構成した上辺ボードで、前記ルー
フフレーム12のカバーパネル34にボルト・ナットで
取付ける。
【0013】このフロントガラス16の左右両側部の下
側部に連結する下部ガラス17は、全体を透明なアクリ
ル製として、左右外側縁部のコーナーボード47をも一
体構成としている。前記キャビンシート19は、前縁部
及び上縁部に沿ってフックバンド53を有して、このフ
ックバンド53を該雨樋50,42等の樋縁54に挾持
させて取付けることができる。55はファスナーライン
22の外側を覆うファスナーカバーである。又、このフ
ァスナーライン22は、後端をドアシート23の後部を
後支柱3に沿うように適宜位置にまで下降し、ダブルフ
ァスナーとして、ドアシート23の上半部のみを開閉し
て窓開閉可能の構成とすることができる。56はビニー
ル製のドアシート23の上部に設けられる透明なアクリ
ル製の側部窓、57は後部に設けられる同後部窓であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビン部の正面図、側面図、及び後面図。
【図2】その斜視図。
【図3】前・後支柱取付ブラケット部の正面図、側面
図。
【図4】ルーフ部の側断面図と、その一部の拡大断面
図。
【図5】一部別実施例を示すルーフ部の側面図と、前支
柱部の平断面図。
【図6】その分解斜視図。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 前支柱 3 後支柱 4 ステップフロア 5 フロアフレーム 6 前取付ブラケット 7 操縦席 8 座席フレーム 9 後取付ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ1の前後から下方に亘って設けら
    れる前・後支柱2,3にあって、この前支柱2の下端部
    から後側に向かって形成して、ステップフロア4支持の
    フロアフレーム5に取付できる前取付ブラケット6を設
    け、後支柱3の下端部から前側に向かって形成して、操
    縦席7支持の座席フレーム8に取付できる後取付ブラケ
    ット9を設けてなるトラクタ等のキャビン取付装置。
JP8797697A 1997-04-07 1997-04-07 トラクタ等のキャビン取付装置 Pending JPH10278850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8797697A JPH10278850A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 トラクタ等のキャビン取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8797697A JPH10278850A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 トラクタ等のキャビン取付装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006219904A Division JP4497138B2 (ja) 2006-08-11 2006-08-11 トラクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10278850A true JPH10278850A (ja) 1998-10-20

Family

ID=13929874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8797697A Pending JPH10278850A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 トラクタ等のキャビン取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10278850A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298376A (ja) * 2006-08-11 2006-11-02 Iseki & Co Ltd 作業車のキャビン取付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298376A (ja) * 2006-08-11 2006-11-02 Iseki & Co Ltd 作業車のキャビン取付装置
JP4497138B2 (ja) * 2006-08-11 2010-07-07 井関農機株式会社 トラクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0233670A2 (en) Convertible car, in particular convertible motorcar
GB2279916A (en) A bonnet assembly for a motor vehicle
JPH10278850A (ja) トラクタ等のキャビン取付装置
JP3491593B2 (ja) 農用走行車体キャビンのドア装置
JP3087331B2 (ja) トラクタのドア
JP4497138B2 (ja) トラクタ
JP2004345372A (ja) 農作業車
JP4635378B2 (ja) 乗用管理機の簡易型キャビン
JP2004345367A (ja) 農作業車
JPS6255213A (ja) 動力車輛のル−フ
JPH01202582A (ja) トラクタフレーム
JPS62113653A (ja) 自動車のカウル構造
JPH076071Y2 (ja) 車両のキャビン構造
JPH059211Y2 (ja)
JP2003175860A (ja) トラクタのフレーム構造
JPH0348945Y2 (ja)
JPH08144324A (ja) 作業用走行車のキャブ構造
JPS6036523Y2 (ja) 自動車の運転室補強構造
JP3493973B2 (ja) 作業車両におけるワイパ駆動部取付構造
JP2857549B2 (ja) 板金製ルーフ
JPH07329577A (ja) 自動車のバックドア構造
JPH04314618A (ja) 農用走行車体の空調装置
JP2000153780A (ja) 作業車両におけるフロントグリル
JP2006224914A (ja) キャビンのフレーム構造
JP3207296B2 (ja) 農用トラクターの空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060613

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070628

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070703

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070727