JPH1027414A - 複数種類の情報伝達媒体に対応する情報再生システム - Google Patents

複数種類の情報伝達媒体に対応する情報再生システム

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JPH1027414A
JPH1027414A JP8181983A JP18198396A JPH1027414A JP H1027414 A JPH1027414 A JP H1027414A JP 8181983 A JP8181983 A JP 8181983A JP 18198396 A JP18198396 A JP 18198396A JP H1027414 A JPH1027414 A JP H1027414A
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signal
optical disc
optical disk
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JP8181983A
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Inventor
Ryuichi Kitajima
柳一 北嶋
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CD再生も可能なSD/CDコンパチブル再生
装置において、現在再生装置にセットされているディス
クがSDなのかCDなのかをユーザが容易に確認できる
ようにする。 【解決手段】一部にボリューム管理領域を持ち他に圧縮
された動画データおよび音声データが記録されたデータ
領域を持つ特定フォーマットの光ディスク(SD)、お
よびその他のフォーマットの光ディスク(CD,LD)
を再生する装置において、装置にセットされた光ディス
クがSDであるのか、CDであるのか、LDであるのか
判別し表示するする手段(ST14,ST16)を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数種類の光デ
ィスクを再生できる装置(コンパチブル光ディスクプレ
ーヤ)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、オーディオ/ビデオ用情報記録媒
体である光ディスクとして、8cmまたは12cm径の
デジタルオーディオ・コンパクトディスク(以下CDと
略記する)および20cmまたは30cm径のアナログ
ビデオ・レーザディスク(以下LDと略記する)が市場
で流通している。
【0003】CDには、CDフォーマットに基づくサブ
コードが複数(P、Q、R〜Wチャネル)記録されてい
る。このサブコードのうち、Qチャネルはアドレスを含
んでおり、CDではこのアドレスは必ず”1”(4ビッ
トの0001など)を含んでいる。たとえばこのQチャ
ネルアドレスの”1”を検知することにより、再生装置
にセットされた光ディスクがCDであることを判定でき
る。
【0004】LDについては、ディスクサイズが12c
mより大きいディスクであるかどうか(ディスク直径が
20cm以上あるか)を再生装置内に設けたセンサを用
いて判定している。12cmより大きなCDは存在しな
いので、このようなセンサでLDを識別できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記CDおよびLDに
加えて、最近、MPEG2(ムービング・ピクチャ・エ
キスパート・グループ2)規格に基づいた動画像および
複数の音声データを記録できる高密度ディスク(スーパ
ーデンシティ・ディスク;以下SDと略記する)が開発
された。
【0006】このSDはCDと同様な光ディスクであ
り、外観上はよく似ている(貼合せタイプか単板タイプ
かの違いはあるが、慣れないユーザには見分けが付きに
くい)。このSDのサイズが、CDと同じく8cmまた
は12cmであった場合、慣れないユーザは、ディスク
再生装置にどのようなディスクをセットしたのか分から
なくなることが起こり得る。そのような場合、ユーザは
再生装置からディスクを取り出し、ディスクのラベルを
読んでSDなのかCDなのかを確認し、再びディスクを
装置にセットしてディスクの種類に対応した機器操作を
行なうことにより、再生を開始することになる。しか
し、これはユーザにとって煩わしい作業といえる。
【0007】この発明の目的は、たとえばCD再生も可
能なSD/CDコンパチブル再生装置において、現在再
生装置にセットされているディスクがSDなのかCDな
のかをユーザが容易に確認できる方法、装置、およびシ
ステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の再生方法は、情報伝達方法(SDフォー
マットまたはCDフォーマットによるのか、LDフォー
マットによるのか、BSまたはCSデジタル放送がSD
フォーマットによるのか、等)を特定する第1識別情報
(たとえば”SD001”あるいは”VIDEO_T
S.INF”)を含む第1の信号(SD再生信号)およ
び情報伝達方法を特定する第2識別情報(たとえばサブ
コードQ)を含む第2の信号(CD再生信号)のいずれ
からも情報を取り出すことのできるものにおいて(”S
D001”あるいは”VIDEO_TS.INF”もサ
ブコードQも検知されなければLDまたはBS/CSで
あると間接的に判定可能)、前記第1識別情報(”SD
001”あるいは”VIDEO_TS.INF”)を検
知して前記第1の信号(SD再生信号)から情報を取り
出すことを示す第1ステップ(ST14イエス、ST1
6)と;前記第2識別情報(サブコードQ)を検知し
て、単位時間当たりの情報伝送量が前記第1の信号(S
D再生信号;平均データレート約4.8Mbps)と異
なる前記第2の信号(CD再生信号;ビデオCDで平均
データレート約1.4Mbps、音楽CDではそれ以
下)から情報を取り出すことを示す第2ステップ(ST
14ノー、ST24イエス、ST26)と;前記第1ス
テップまたは第2ステップの検知結果(ST16または
ST26)に対応して、情報伝送量の相対的に大きな前
記第1の信号(SD再生信号)または情報伝送量の相対
的に小さな第2の信号(CD再生信号)に含まれる情報
を再生する3ステップ(ST30)とを備えている。
【0009】また、上記目的を達成するために、この発
明の再生装置は、複数種類存在する情報記録媒体として
の光ディスク(SD、CD、LD)の1つを特定する第
1識別情報(たとえば”SD001”あるいは”VID
EO_TS.INF”)を含む第1の光ディスク(S
D)、前記光ディスクの他の1つを特定する第2識別情
報(サブコードQ)を含む第2の光ディスク(CD)、
および前記第1の光ディスク(SD)でも前記第2の光
ディスク(CD)でもない第3の光ディスク(LD)の
いずれからも情報を取り出すことのできるものにおい
て、前記第1識別情報(”SD001”あるいは”VI
DEO_TS.INF”)を検知して前記第1の情報記
録媒体(SD)から情報を再生することを表示する第1
表示手段(54、110;ST10〜ST14イエス、
ST16)と;前記第2識別情報(サブコードQ)を検
知して前記第2の光ディスク(CD)から情報を再生す
ることを表示する第2表示手段(54、110;ST1
4ノー、ST22〜ST24イエス、ST26)と;前
記第3の光ディスク(LD)の物理的特徴(たとえば直
径)を検知してこの第3の光ディスク(LD)から情報
を再生することを表示する第3表示手段(54、11
0;ST18イエス、ST20)と;前記第1表示手
段、第2表示手段または第3表示手段の検知結果(ST
16、ST26、またはST20)に対応して、前記第
1の光ディスク(SD)、第2の光ディスク(CD)、
または第3の光ディスク(LD)に含まれる情報の再生
処理を行なう再生処理手段(54〜64;ST30)と
を備えている。
【0010】また、上記目的を達成するために、この発
明の再生システムは、情報記録フォーマット(SDフォ
ーマットまたはCDフォーマットによるのか、LDフォ
ーマットによるのか)を特定するための第1識別情報
(たとえばボリューム管理情報中のSD001)を含む
第1の信号(SD再生信号)、および情報記録フォーマ
ットを特定するための第2識別情報(たとえばサブコー
ドQ)を含む第2の信号(CD再生信号)のいずれから
も情報を取り出すことのできるものにおいて、前記第1
識別情報(SD001)を検知して前記第1の信号(S
D再生信号)から情報を取り出す第1手段(ST14イ
エス、ST16)と;前記第2識別情報(サブコード
Q)を検知して、単位時間当たりの情報伝送量が前記第
1の信号(SD再生信号;平均データレート約4.8M
bps)と異なる前記第2の信号(CD再生信号;ビデ
オCDで平均データレート約1.4Mbps)から情報
を取り出す第2手段(ST14ノー、ST24イエス、
ST26)と;前記第1手段または第2手段の検知結果
(ST16またはST26)に対応して、情報伝送量の
相対的に大きな前記第1の信号(SD再生信号)または
情報伝送量の相対的に小さな第2の信号(CD再生信
号)に含まれる情報を再生する第3手段(ST30)と
を備えている。
【0011】さらに、上記目的を達成するために、この
発明の情報受信システムは、情報伝達方法(SDフォー
マットのデジタル放送か、Aモード、Bモード、または
CDフォーマットのデジタル放送か)を特定するための
第1識別情報(SDフォーマットのデジタル放送ではボ
リューム管理情報中のSD001)を含む第1の送信信
号(SDデジタル放送信号)、およびこの第1識別情報
を含まない第2の送信信号(Aモード、Bモード、また
はCDフォーマットのデジタル放送信号)のいずれも受
信できるものにおいて、前記第1識別情報(SD00
1)を検知して、前記第1の送信信号(SDデジタル放
送信号)が受信されたことを示す第1手段(ST14イ
エス、ST16)と;前記第1の送信信号(SDデジタ
ル放送信号)または前記第2の送信信号(Aモード、B
モード、またはCDフォーマットのデジタル放送信号)
が受信されたとき前記第1識別情報(SD001)が検
知されないならば、前記第2の送信信号(Aモード、B
モード、またはCDフォーマットのデジタル放送信号)
が受信されたことを示す第2手段(ST14ノー、ST
24イエス、ST26)と;前記第1手段または第2手
段の検知結果(ST16またはST26)に対応して、
前記第1の送信信号(SDデジタル放送信号)または前
記第2の送信信号(Aモード、Bモード、またはCDフ
ォーマットのデジタル放送信号)に含まれる情報を再生
する第3手段(ST30)とを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係る情報再生システムを説明する。な
お、重複説明を避けるために、複数の図面に渡り機能上
共通する部分には共通の参照符号が用いられている。
【0013】図1は、この発明の一実施の形態に係る情
報再生システム(SD/CD/LDコンパチブル光ディ
スク再生装置)の構成を説明するブロック図である。
【0014】図1に示すように、この光ディスク再生装
置は、キー操作&表示部4、光ディスクドライブ部3
0、システムCPU部50、システムROM&RAM部
52、データRAM部56、システムプロセッサ部5
4、ビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部6
0、副映像デコーダ部62、D/A&再生処理部64、
モニター部6、スピーカ部8などで構成されている。
【0015】なお、ディスクドライブ部30は、セット
された光ディスクが12cm以下のタイプ(SDまたは
CD)なのか20cm以上のタイプ(LD)なのかを、
ディスク径に基づき物理的に判定するディスクサイズセ
ンサDSSを備えている。
【0016】この光ディスク再生装置において、システ
ムCPU部50は、キー操作&表示部4から再生指示が
入力されると、光ディスクドライブ部30に対して、目
的のアドレス(これから再生しようとするプログラムの
先頭アドレス)およびリード命令を送る。光ディスクド
ライブ部30は、受信したリード命令にしたがって光デ
ィスク10を回転駆動するとともに、光ディスク10よ
り目的のアドレスのデータを読み込んで、読み込んだデ
ータをシステムプロセッサ部54に送る。
【0017】システムプロセッサ部54は、送られてき
たデータをデータRAM部56に一旦記憶し、そのデー
タに付加されているヘッダ情報を基にデータの種別(ビ
デオ、オーディオ、副映像)を判断し、判断した種類に
応じたデコーダ部(58〜62)にデータを転送する。
【0018】各デコーダ部(58〜62)は、それぞれ
のデータフォーマットにしたがってデータをデコード
し、デコード結果をD/A&再生処理部64へ送る。D
/A&再生処理部64は、デコード結果(ディジタル信
号)をアナログ信号に変換し、ミキシング処理等を施し
て、処理されたアナログ信号(ビデオ信号および/また
はオーディオ信号)モニター部6および/またはスピー
カ部8に送る。
【0019】なお、SDとCDでは外観は似ていても、
その記録トラックピッチ、再生信号の平均データレー
ト、記録内容(フォーマット)などが大きく異なり、再
生装置のサーボ動作も違うので、再生しようとするディ
スク(またはフォーマット)のタイプを最初に検出しな
いと、その後の再生処理(記録されたプログラムの再
生)に移ることはできない。この発明は、再生しようと
するディスクのタイプを自動検出するものである。
【0020】図2は、この発明の他の実施の形態に係る
情報再生システム(複数フォーマットのデジタル放送を
受信するデジタル受信器)の構成を説明するブロック図
である。
【0021】図1の装置は複数フォーマットの光ディス
クを再生するディスクドライブ部30を備えていたが、
図2の装置では複数フォーマットのデジタル放送を受信
するデジタル受信器(たとえば衛星放送チューナ部)3
0Xを備えている。図2では、受信器(チューナ部)3
0X以外は図1と機能上同様の構成を取っている。そこ
で、図1のディスクドライブ部30以降の説明をするこ
とにより、図2の受信器30X以降の説明を省略する。
【0022】図1に示す光ディスク再生装置によって再
生される光ディスク(SDディスク)10には、MPE
G圧縮された動画をはじめ、音声、副映像等の各種のデ
ータが、MPEG2のシステムレイヤに対応したデータ
フォーマットで記録されている。ここで、副映像は文字
や簡単なアニメーションのデータをランレングス圧縮し
たものである。
【0023】図1の光ディスク再生装置においては、ユ
ーザがキー操作/表示部4を操作することによって光デ
ィスク10から記録データ、すなわち、映像データ、副
映像データおよび音声データが再生され、装置内でオー
ディオ信号およびビデオ信号に変換されて装置外のモニ
タ部6およびスピーカ部8で映像および音声として再現
される。キー操作/表示部4は、光ディスク10の再
生、停止、早送り再生、巻き戻し再生、字幕(副映像)
表示の有無、パレンタル制御(再生するか否かの制限)
の解除、チャネル選択、メニュー選択等、ユーザが様々
な指示操作を行うために使用される。(図2の装置な
ら、キー操作/表示部4からのユーザ操作により、放送
受信チャネルが切換選択される。) ここで、上記パレンタル制御とは、光ディスク(SDデ
ィスク)10に記録されている映像、音声、テキスト
(字幕)等の視聴を、国、宗教、年齢等によって制限す
るものをいう。このパレンタル制御は、光ディスク10
内に記述されたパレンタル情報(または放送されてくる
デジタル信号中のパレンタル情報)に基づいて実行され
るようになっている。
【0024】また、文字あるいは簡単なアニメーション
は、SDのフォーマットに基づきランレングス圧縮され
たビットマップ画像により構成され、副映像として扱わ
れる。
【0025】図3は、図1の装置で再生される超高密度
光ディスク(SD)の物理構造を略示している。(この
SDディスクから再生されるデジタル信号が放送される
ときは、図2の装置で受信される。) SDディスク10は、図3に示すように、透明基盤(ポ
リカーボネートなど)14上に記録層(光反射層)16
が形成された一対の構造体18で構成される。この一対
の構造体18が、記録層16がその内部に封じ込まれる
ように接着層20を介して張り合わされている。
【0026】この光ディスク10には、その中心に、デ
ィスクドライブ部30のスピンドルモータ(図示せず)
のスピンドルが挿入される中心孔22が設けられてい
る。この中心孔22の周囲には、光ディスク10を回転
時に押さえるためのクランピング領域24が設けられて
いる。
【0027】このクランピング領域24から光ディスク
10の外周端まで、光ディスク10に情報を記録するこ
とができる情報記録領域25が定められている。図3に
示す貼合せ光ディスクでは、その両面に情報記録領域2
5を持つことができる。
【0028】各情報記録領域25の外周領域には、通常
は情報が記録されないリードアウト領域26が設けら
れ、また、クランピング領域24に接するその内周領域
には、同様に、通常は情報が記録されないリードイン領
域27が設けられている。これらリードアウト領域26
とリードイン領域27の間に、データ記録領域28が定
められている。
【0029】図4は、SDタイプの光ディスク10のデ
ータ記録構成を説明する図である。情報記録領域25の
記録層16には、通常、データが記録される領域とし、
トラックがスパイラル状(または同心円状)に連続して
形成されている。その連続するトラックは、図4に示す
ように、一定記憶容量の複数論理セクタ(最小記録単
位)に分割され、この論理セクタを基準にデータが記録
されている。(図2の放送受信システムの場合では、図
4のリードインエリアからリードアウトエリアまでの間
の記録トラック情報のシリアルデータが、放送電波に乗
ることになる。) この1つの論理セクタの記録容量は、後述する1パック
データ長と同じ2048バイトに決められている。情報
記録領域25のデータ記録領域28は、実際のデータ記
録領域であって、後に説明する管理データ、主画像(主
映像)データ、副画像(副映像)データおよび音声(オ
ーディオ)データが同様にピット等の物理的状態変化と
して記録されている。
【0030】読み出し専用の超高密度光ディスク(Supe
r Density ROM disk;SDROM)10では、透明基板
14にピット列が予めスタンパーで形成され、このピッ
ト列が形成された透明基板14の面に反射層が蒸着また
はスパッタリングにより形成され、その反射層が記録層
14として形成される。通常、この読み出し専用の光デ
ィスク10では、トラックとしてのグルーブは特に設け
られず、ピット列がトラックとして定められている。
【0031】図5は、この発明で使用されるSDディス
ク10の記録データ構造を説明する図である。
【0032】図3に示される光ディスク10のリードイ
ンエリア27からリードアウトエリア26までのデータ
記録領域28は、論理フォーマットとして、ISO96
60に準拠した図5に示されるようなボリューム構造を
有している。このボリューム構造は、階層構造のボリュ
ーム管理情報領域70およびファイル領域80から構成
されている。
【0033】この光ディスク10に記録されるデータ
は、大きく分けて、ボリューム管理情報74と3種類の
ファイルから構成されている。その3種類のファイルと
は、ムービーファイル(映像データと音声データの両方
を含んだファイル)78、音楽ファイル (音声データ
のみのファイル)78および、それらの構成内容とメニ
ュー情報等を記録したディスク情報ファイル76であ
る。
【0034】ボリューム管理情報領域70は、たとえ
ば、ISO9660に準拠して定められた論理ブロック
番号0から23までに相当し、システム領域72および
ボリューム管理エリア74が割り付けられている。
【0035】システム領域72は、通常は空き領域とし
て内容は規定されていないが、たとえば光ディスク10
に記録するデータを編集する編集者のために設けられ、
編集者の意図に応じた光ディスク装置の駆動を実現する
ためのシステムプログラムが必要に応じて格納される。
【0036】また、ボリューム管理領域74には、ファ
イル領域80のディスク情報ファイル76(以下、単に
ディスク情報ファイル76と称する。)、ムービーファ
イル、あるいは音楽ファイル等のファイル78を管理す
るボリューム管理情報(すなわち全てのファイルの記録
位置、記録容量およびファイル名を管理する情報)等が
格納されている。
【0037】ファイル領域80には、たとえば、論理ブ
ロック番号24以降の論理ブロック番号で指定されるフ
ァイル番号0からファイル番号99までのファイル76
および78が配置され、ファイル番号0のファイル76
がディスク情報ファイル76として割り付けられ、ファ
イル番号1からファイル番号99までのファイル78が
ムービーファイル(すなわち、映像ファイル、または音
楽ファイル)として割り付けられている。
【0038】図6は、この発明で使用されるSDディス
ク10のリードインエリア27の論理構造を例示してい
る。ディスク10が図1の再生装置にセットされると、
図示しない光ピックアップはリードインエリア27から
読み取りを開始する。このリードインエリア27のコー
ド(連続した00h)を読んでいる最中に2ブロック分
のリファレンスコードがみつかると、このリファレンス
コードの読み取り位置を基準にして、再生装置のシステ
ムCPU部50は、SDディスクの規格に基づきその後
に来る制御データおよびデータエリアの開始位置を知る
ことになる。
【0039】図7は、この発明で使用されるSDディス
ク10のボリューム管理情報74の構造を説明する図で
ある。SDフォーマットに基づくディスク10のボリュ
ーム管理情報74は、基本ボリューム記述子(Primary
Volume Descriptor;以下、適宜PVDと略記する)を
必ず含んでいる。
【0040】このPVDは、ボリューム記述子種別、管
理ファイルのルートディレクトリ用ディレクトリレコー
ドなどの情報の他に、適宜、標準識別子(CD001)
および/または拡張システム識別子(SD001)を含
むことができる。このPVDが識別子”CD001”を
含むときは、この”CD001”を検知することでディ
スク10がCDフォーマットに基づく光ディスクである
ことを判定できる。このPVDが識別子”SD001”
を含むときは、この”SD001”を検知することでデ
ィスク10がSDフォーマットに基づく光ディスクであ
ることを判定できる。
【0041】なお、識別子”CD001”はあるが識別
子”SD001”がない場合のディスク判定は、図8お
よび図9の手順に従って実行できる。識別子”SD00
1”はあるが識別子”CD001”がない場合のディス
ク判定は、図10ないし図13の手順に従って実行でき
る。
【0042】図8および図9は、この発明の第1の実施
形態に係る複数記録媒体(SD/CD/LD)コンパチ
ブル再生装置の動作を説明するフローチャートである。
この実施形態では、図1の再生装置にセットされる12
cm光ディスク10が識別子”CD001”を含む場合
を想定している。
【0043】図1の再生装置に光ディスク10がセット
されると、システムCPU部50は、取りあえず「セッ
トされたディスクはSDタイプの光ディスクである」と
仮定する(システムのデフォルト設定)。そして、ディ
スクドライブ部30の光ヘッド(図示せず)に、ディス
ク10の最内周リードインエリア27からフォーカシン
グおよびトラックサーチを開始させる(ステップST1
00)。
【0044】ディスク10の読取中にリードインエリア
27のリファレンスコード(セクタ番号02F000h
からの2ブロック)を検知すると、システムCPU部5
0は、その読取位置(02F000h)からデータエリ
ア28の開始セクタ(030000h)を認識する(ス
テップST102)。
【0045】この実施形態では、データエリアの開始位
置が030000hであるのを、セットされた光ディス
ク10がSD規格のディスクであることを判定する条件
の1つとしている。すなわち、セクタ番号030000
hに光ヘッドが移動しそこから読み込んだ幾つかのデー
タが連続した00hであれば、セットされたディスク1
0はSDディスクではないと判定する(ステップST1
04ノー)。この場合は図9のフローに繋がるノードA
にジャンプする。
【0046】セクタ番号030000hに光ヘッドが移
動しそこから読み込んだデータが連続した00h以外の
データであれば(ステップST104ノー)、たとえば
セクタ番号030010hにアクセスし(ステップST
106)、図5のボリューム管理情報74の内部にある
基本ボリューム記述子(図7のPVD)を読み込む。
【0047】読み込んだPVD中に標準規格ISO96
60に準拠した識別子”CD001”がなければ(ステ
ップST108ノー)、ノードAにジャンプする。読み
込んだPVD中に識別子”CD001”があれば(ステ
ップST108イエス)、ISO9660に準拠したル
ートディレクトリ用ディレクトリレコードを読み取り、
光ディスク10のデータエリア28内に記録されたルー
トディレクトリ開始位置を獲得する(ステップST11
0)。
【0048】ルートディレクトリ開始位置を獲得する
と、ディスクドライブ部30の光ヘッドはディスク10
に記録されたルートディレクトリ開始位置へアクセスす
る(ステップST112)。
【0049】この実施形態では、セットされた光ディス
ク10がSD規格に準拠したものであれば、そのルート
ディレクトリには、SD規格固有のビデオタイトルセッ
ト”VIDEO_TS”というディレクトリレコードが
記述されているものとする。
【0050】アクセスしたルートディレクトリに”VI
DEO_TS”というディレクトリレコードが記述され
ていなければ(ステップST114ノー)、ノードAに
ジャンプする。ルートディレクトリに”VIDEO_T
S”というディレクトリレコードが記述されていれば
(ステップST114イエス)、”VIDEO_TS”
と記述されたディレクトリの開始位置(データエリア2
8の一部)がアクセスされる(ステップST116)。
【0051】アクセスしたディレクトリ”VIDEO_
TS”にビデオタイトルセット情報”VIDEO_T
S.INF”の記述がなければ(ステップST118ノ
ー)、ノードAにジャンプする。”VIDEO_TS.
INF”の記述があれば(ステップST118イエ
ス)、システムCPU部50はここで初めて「セットさ
れた光ディスク10はSD規格に準拠したディスクであ
る」と判定し、その旨(記号「SD」の表示)を再生装
置の表示部4(図14参照)に表示する(ステップST
16)。
【0052】上記「SD」の表示がなされると、図1の
再生装置のシステムCPU部50はSDディスクの再生
処理ルーチンを実行し、(ユーザのマニュアル操作また
はディスク10を装置にセットしたことに連動した自動
操作によって)ディスク10の再生を開始する(ステッ
プST30)。
【0053】図8のステップST104、ST108、
ST114およびST118の判断関門のいずれかに引
っかかり(ノーの判定)、セットされたディスク10が
「SDディスクでない」と判定されると、図9の処理に
入る。
【0054】すなわち、今度は、システムCPU部50
は図1の装置にセットされた光ディスク10が取りあえ
ず「CDタイプの光ディスクである」と仮定する。そし
て、ディスクドライブ部30の光ヘッド(図示せず)
に、ディスク10の最内周リードインエリアからフォー
カシングおよびトラックサーチを開始させる(ステップ
ST120)。(SDとCDとではフォーカスサーボお
よびトラックサーボのサーボパラメータが異なるので、
ここでサーボパラメータの変更もなされる。) まず、リードインエリアに配置されているはずのテーブ
ルオブコンテンツ(TOC)エリアから、CD規格に準
拠したサブコードPおよびQの読み込みが行われる。こ
のサブコードP、Qが読み取れれば(ステップST12
2)、サブコードQ内のモデル1、2、3、5それぞれ
のアドレスが1、2、3、5であるかどうか、チェック
される。サブコードQ内のアドレスが1、2、3、5で
あれば(ステップST124イエス)、システムCPU
部50は「セットされた光ディスク10はCD規格に準
拠したディスクである」と判定し、その旨(記号「C
D」の表示)を再生装置の表示部4(図14参照)に表
示する(ステップST126)。
【0055】上記「CD」の表示がなされると、図1の
再生装置のシステムCPU部50はCDディスクの再生
処理ルーチンを実行し、(ユーザのマニュアル操作また
はディスク10を装置にセットしたことに連動した自動
操作によって)ディスク10の再生を開始する(ステッ
プST128)。
【0056】図9の処理において、TOCエリアからサ
ブコードPおよびQが読めなかった場合(ステップST
122ノー)、あるいはサブコードPおよびQが読めて
もサブコードQ内のアドレスが1、2、3、5でなかっ
た場合(ステップST124ノー)は、セットされた光
ディスク10はSDでもCDでもないことになる。図1
の装置がSD、CD、またはLDのいずれかしか受け入
れないよう構成されておれば、この時点(ステップST
122ノーまたはステップST124ノー)で「セット
されたディスクはLDである」と判定する方法もある。
が、ここでは完璧を期して、LDを検知するためにディ
スクサイズのチェックも行っている。
【0057】すなわち、図1のディスクドライブ部30
にディスクサイズセンサDSSを装備しておく。このセ
ンサDSSは、セットされたディスク径が12cmより
大きいことを検知できればよいので、構成は簡単であ
る。たとえばディスクを回転駆動するスピンドルモータ
(図示せず)のセンタシャフトから7cmほど離れた位
置に図示しないフォトダイオードとフォトトランジスタ
を対向配置し、直径20cmまたは30cmのLDがセ
ットされるとこのフォトダイオードからフォトトランジ
スタへの光路が遮断されるように構成する。
【0058】直径20cmまたは30cmのLDが図1
の装置にセットされ、このフォトダイオードからフォト
トランジスタへの光路(図示せず)が遮断されると、セ
ットされたディスク10の直径が12cmより大きいこ
とが電気的に検出される(ステップST130イエ
ス)。すると、システムCPU部50は「セットされた
光ディスク10はLD規格に準拠したディスクである」
と判定し、その旨(記号「LD」の表示)を再生装置の
表示部4(図14参照)に表示する(ステップST13
2)。
【0059】上記「LD」の表示がなされると、図1の
再生装置のシステムCPU部50はLDディスクの再生
処理ルーチンを実行し、(ユーザのマニュアル操作また
はディスク10を装置にセットしたことに連動した自動
操作によって)ディスク10の再生を開始する(ステッ
プST134)。
【0060】もし、SDでもCDでもない12cmディ
スクが仮に存在するとして、そのようなディスクが図1
の装置にセットされたとすれば、上記フォトダイオード
からフォトトランジスタへの光路(図示せず)が遮断さ
れず、セットされたディスク10の直径は12cm以下
であることが電気的に検出される(ステップST130
ノー)。その場合は、システムCPU部50は再生装置
の表示部4(図14参照)にエラー表示を行い、再生動
作を停止しまたはディスクを自動的にイジェクトする
(ステップST36)。
【0061】この場合のエラー表示は、たとえば図14
におけるチャプタ番号表示用4桁8セグメント表示を
「EEーEE」にして点滅させることで行える。その
際、「このディスクは再生できません。別のディスクに
交換して下さい。」といった警告メッセージを図1のモ
ニタ部6に出力するとよい。
【0062】図10は、この発明の第2の実施形態に係
る複数記録媒体(SD/CD/LD)コンパチブル再生
装置の動作を説明するフローチャートである。この実施
形態では、図1の再生装置にセットされる12cm光デ
ィスク10が識別子”SD001”を含む場合を想定し
ている。
【0063】図1の再生装置に光ディスク10がセット
されると、システムCPU部50は、「セットされたデ
ィスクはSDタイプの光ディスクである」と仮定する
(システムのデフォルト設定)。そして、ディスクドラ
イブ部30の光ヘッド(図示せず)に、ディスク10の
最内周リードインエリア27からフォーカシングおよび
トラックサーチを開始させる。これにより、ディスク1
0のリードインエリア27の頭から所定バイト数(たと
えば論理ブロック番号で#0から#23までの24ブロ
ック;約50kバイト)が読み取られ、システム用RA
M部52に書き込まれる(ステップST10)。
【0064】システム用CPU部50は、読み取った訳
50kバイトのリードインエリアデータから、図7のボ
リューム管理情報74内のPVD部分を検索する(ステ
ップST12)。そして、たとえば論理ブロック番号#
0の先頭から33793バイト〜33798バイト間の
データをスルーし、そこに拡張システム識別子“SD0
01”が存在するかどうかチェックする(ステップST
14)。
【0065】検索したPVDに拡張システム識別子“S
D001”が存在すれば(ステップST14イエス)、
システムCPU部50は「セットされた光ディスク10
はSD規格に準拠したディスクである」と判定し、その
旨(記号「SD」の表示)を再生装置の表示部4(図1
4参照)に表示する(ステップST16)。その後、シ
ステムCPU部50はSDディスクの通常再生処理ルー
チンを実行する(ステップST30)。
【0066】検索したPVDに拡張システム識別子“S
D001”が存在しなければ(ステップST14ノ
ー)、システムCPU部50は「セットされた光ディス
ク10はSD規格に準拠したディスクでない」と判定
し、セットされたディスク10の直径がチェックされ
る。
【0067】セットされたディスク10の直径が12c
mより大きいことが検出される(ステップST18イエ
ス)と、システムCPU部50は「セットされた光ディ
スク10はLD規格に準拠したディスクである」と判定
し、その旨(記号「LD」の表示)を再生装置の表示部
4(図14参照)に表示する(ステップST20)。そ
の後、システムCPU部50はディスクドライブ部30
のフォーカスサーボをおよびトラッキングサーボをLD
用に切り換え、LDディスクの通常再生処理ルーチンを
実行する(ステップST30)。
【0068】セットされたディスク10の直径が12c
m以下であることが検出される(ステップST18ノ
ー)と、システムCPU部50はディスクドライブ部3
0のフォーカスサーボをおよびトラッキングサーボをC
D用に切り換え、ディスク10のTOCエリアを読み取
って、サブコードQの中身をチェックする(ステップS
T22)。
【0069】サブコードQ中のアドレスが”1”(また
は4ビットアドレス0001)であれば、セットされた
ディスク10はCDであると判定し(ステップST24
イエス)、その旨(記号「CD」の表示)を再生装置の
表示部4(図14参照)に表示する(ステップST2
6)。その後、システムCPU部50はCDディスクの
通常再生処理ルーチンを実行する(ステップST3
0)。
【0070】サブコードQ中のアドレスが”1”(また
は4ビットアドレス0001)でなければ、セットされ
たディスク10はCDでないと判定される(ステップS
T24ノー)。それ以前の判断ステップ(ST14、S
T18)でセットされたディスク10はSDでもLDで
もないことが判っているので、結局エラー表示が再生装
置の表示部4またはモニタ部6に出力される(ステップ
ST36)。
【0071】図11は、この発明の第3の実施形態に係
る複数記録媒体(SD/CD/LD)コンパチブル再生
装置の動作を説明するフローチャートである。この実施
形態でも、図1の再生装置にセットされる12cm光デ
ィスク10が識別子”SD001”を含む場合を想定し
ている。
【0072】図11のステップST10〜ST14は図
10の場合と同様なので、その説明は省略し、ステップ
ST14から説明を行なう。
【0073】システム用CPU部50は、ボリューム管
理情報74内のPVD部分に拡張システム識別子“SD
001”が存在するかどうかチェックする(ステップS
T14)。拡張システム識別子“SD001”が存在す
れば(ステップST14イエス)、システムCPU部5
0は「セットされた光ディスク10はSD規格に準拠し
たディスクである」と判定し、その旨(記号「SD」の
表示)を再生装置の表示部4(図14参照)に表示する
(ステップST16)。
【0074】ディスク10が図示しないディスクトレイ
にセットされたあと、ユーザがトレイを再生装置に押し
込む操作をしたときは、システムCPU部50はSDデ
ィスク10の再生を自動的にスタートさせる(ステップ
ST32)。
【0075】一方、ディスク10が図示しないディスク
トレイにセットされたあと、ユーザがボタン操作により
トレイを再生装置に引き込む操作をしたときは、システ
ムCPU部50は、ユーザが再生装置のスタートボタン
を押したことを検知してから、SDディスク10の再生
をスタートさせる(ステップST32)。
【0076】その後、ディスク再生が正常に開始すれば
(ステップST34イエス)、SDの通常再生処理ルー
チンが実行される(ステップST38)。
【0077】一方、ディスク再生が正常に開始しなけれ
ば(ステップST34ノー)、エラー表示が再生装置の
表示部4またはモニタ部6に出力され、装置動作が停止
する(ステップST36)。(この動作停止に伴い、再
生不能ディスクをイジェクトしてもよい。)検索したP
VDに拡張システム識別子“SD001”が存在しなけ
れば(ステップST14ノー)、システムCPU部50
はセットされた光ディスク10が「CDタイプの光ディ
スクである」と仮定する。
【0078】次に、システムCPU部50はディスクド
ライブ部30のフォーカスサーボをおよびトラッキング
サーボをCD用に切り換え、ディスク10のTOCエリ
アを読み取って、サブコードQの中身をチェックする
(ステップST22)。
【0079】サブコードQ中のアドレスが”1”(4ビ
ットアドレス0001)であれば、セットされたディス
ク10はCDであると判定し(ステップST24イエ
ス)、その旨(記号「CD」の表示)を再生装置の表示
部4(図14参照)に表示する(ステップST26)。
その後、システムCPU部50は、CD再生のマニュア
ルスタートまたはオートスタートを行なう(ステップS
T32)。
【0080】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、CDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。
【0081】一方、サブコードQ中のアドレスが”1”
(4ビットアドレス0001)でなければ(ステップS
T24ノー)、システムCPU部50はセットされたデ
ィスク10がLDであると間接的に判定し、その旨(記
号「LD」の表示)を再生装置の表示部4(図14参
照)に表示する(ステップST20)。その後、システ
ムCPU部50は、CD再生のマニュアルスタートまた
はオートスタートを行なう(ステップST32)。
【0082】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、LDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。
【0083】図12は、この発明の第4の実施形態に係
る複数記録媒体(SD/CD)コンパチブル再生装置の
動作を説明するフローチャートである。この実施形態で
も、光ディスク10が識別子”SD001”を含む場合
を想定している。また、この実施形態では、セットされ
たディスクが音楽CDなのかデータ用CDROMなのか
の自動判別もできるようになっている。この実施形態
は、LD非対応の場合(直径12cm以下の光ディスク
しかセットできない装置)に適用される。
【0084】図12のフローはステップST21〜ST
26を除き図11の場合と同様なので、全体説明は省略
し、ステップST21〜ST26の部分を中心に説明す
る。
【0085】最初にアクセスしたボリューム管理情報7
4のPVD内にSD識別子”SD001”がないときは
(ステップST14ノー)、システムCPU部50はデ
ィスクドライブ部30のフォーカスサーボをおよびトラ
ッキングサーボをCD用に切り換え、ディスク10のT
OCエリアを読み取って、サブコードQのコントロール
ビット中身をチェックする(ステップST23)。
【0086】このチェックにおいて、サブコードQのコ
ントロールビットがオーディオトラックであることを示
しておれば(4ビットのコントロールビットが000
0、1000、0001、1001のいずれか)、セッ
トされたディスク10は音楽CDであると判定し(ステ
ップST24イエス)、その旨(記号「MUSICーC
D」の表示)を再生装置の表示部4(図14の下部参
照)に表示する(ステップST26)。その後、システ
ムCPU部50は、CD再生のマニュアルスタートまた
はオートスタートを行なう(ステップST32)。
【0087】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、CDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。
【0088】一方、サブコードQのコントロールビット
がデータトラックであることを示しておれば(4ビット
のコントロールビットが0100)、セットされたディ
スク10はCDROMであると判定し(ステップST2
4ノー)、その旨(記号「CDーROM」の表示)を再
生装置の表示部4(図14の下部参照)に表示する(ス
テップST21)。その後、システムCPU部50は、
CD再生のマニュアルスタートまたはオートスタートを
行なう(ステップST32)。
【0089】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、CDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。
【0090】図13は、この発明の第5の実施形態に係
る複数記録媒体(SD/CD)コンパチブル再生装置の
動作を説明するフローチャートである。この実施形態で
も、光ディスク10が識別子”SD001”を含む場合
を想定しており、また、セットされたディスクが音楽C
Dなのかデータ用CDROMなのかの自動判別もできる
ようになっている。この実施形態も、LD非対応の場合
(直径12cm以下の光ディスクしかセットできない装
置)に適用される。
【0091】図13のフローはステップST24、ST
25での判断方法を除き図12の場合と同様なので、全
体説明は省略し、ステップST24、ST25の部分を
中心に説明する。
【0092】最初にアクセスしたボリューム管理情報7
4のPVD内にSD識別子”SD001”がないときは
(ステップST14ノー)、システムCPU部50はデ
ィスクドライブ部30のフォーカスサーボをおよびトラ
ッキングサーボをCD用に切り換え、ディスク10のT
OCエリアを読み取って、サブコードQのコントロール
ビット中身をチェックする(ステップST23)。
【0093】このチェックにおいて、サブコードQのコ
ントロールビットがデータトラックであることを示して
おれば(4ビットのコントロールビットが0100)、
セットされたディスク10はCDROMであると判定し
(ステップST25イエス)、その旨(記号「CDーR
OM」の表示)を再生装置の表示部4(図14の下部参
照)に表示する(ステップST21)。その後、システ
ムCPU部50は、CD再生のマニュアルスタートまた
はオートスタートを行なう(ステップST32)。
【0094】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、CDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。
【0095】一方、サブコードQのコントロールビット
がデータトラックでないことを示しておれば(4ビット
のコントロールビットが0100以外)、セットされた
ディスク10は音楽CDであると間接的に判定し(ステ
ップST25ノー)、その旨(記号「MUSICーC
D」の表示)を再生装置の表示部4(図14の下部参
照)に表示する(ステップST26)。その後、システ
ムCPU部50は、CD再生のマニュアルスタートまた
はオートスタートを行なう(ステップST32)。
【0096】これによりディスク再生が正常に開始すれ
ば(ステップST34イエス)、CDの通常再生処理ル
ーチンが実行される(ステップST38)。ディスク再
生が正常に開始しなければ(ステップST34ノー)、
エラー表示が再生装置の表示部4またはモニタ部6に出
力され、装置動作が停止する(ステップST36)。図
14は、この発明の一実施形態に係る複数記録媒体コン
パチブル再生装置(デジタルビデオディスクプレーヤ)
の外観およびディスク表示部分を例示する図である。
【0097】この装置は、電源スイッチ(POWER)
の右隣に30cmLD用の大型ディスクトレイ入口と、
その中央に12cmSD/CD兼用の小型ディスクトレ
イ入口が設けられている。このトレイ入り口の下に、図
1のキー操作/表示部4が配設されている。
【0098】このキー操作/表示部4の右側にはディス
クの操作ボタン群(ロード/イジェクト;再生スター
ト;停止;フォワードスキップ;バックワードスキッ
プ;早送り;早戻しなどの操作キー群)が配置され、そ
の右側に表示部100が設けられている。
【0099】表示部100にはタイトル番号およびチャ
プタ番号の表示セグメント、再生時間(時、分、秒)の
表示セグメント、および現在セットされている光ディス
クのタイプを表示するセグメントブロック(適宜ランプ
で背後から照明される小さな文字プレート)110が設
けられている。現在SDが装置内セットされているとき
は、たとえば図8のステップST16の処理に基づき、
セグメントブロック110内の「SD」の文字プレート
が背面照明され、目立つ状態になる(図14の中段中央
参照)。現在CDが装置内セットされているときは、た
とえば図8のステップST126の処理に基づき、セグ
メントブロック110内の「CD」の文字プレートが背
面照明され、目立つ状態になる(図14の中段左側参
照)。現在LDが装置内セットされているときは、たと
えば図8のステップST132の処理に基づき、セグメ
ントブロック110内の「LD」の文字プレートが背面
照明され、目立つ状態になる(図14の中段右側参
照)。
【0100】なお、図7のボリューム管理情報74内の
PVDの予約エリアに、セットされたディスクが読み出
し専用ビデオSD(VIDEOーSD)なのか、読み出
し専用データSD(SDーROM)なのか、読み出し専
用音楽SD(MUSICーSD)なのか、読み書き可能
なSD(SDーRAM)なのかを区別する識別子が書き
込まれているときは、たとえば図10のステップST1
4においてこれらの識別子を別々に検出することによ
り、セットされたSDディスクの種類を区別して表示で
きる(図14の下側の表示110参照)。
【0101】また、PVD内の識別子”CD001”
(ISO9660準拠)またはTOCエリアのサブコー
ドQの内容に基づいて、セットされたディスクが読み出
し専用音楽CD(MUSICーCD)なのか読み出し専
用データCD(CDーROM)なのかも区別して表示す
ることができる(図14の下側の表示110参照)。
【0102】
【発明の効果】複数種類の規格に従った種々なディスク
を再生できる装置において、そこにセットされたディス
クの種別を(ディスクに記録された情報に基づいて)自
動的に検出しそれをユーザに通知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る情報再生システ
ム(SD/CD/LDコンパチブル光ディスクプレー
ヤ)の構成を説明するブロック図。
【図2】この発明の他の実施の形態に係る情報再生シス
テム(複数フォーマットのデジタル放送を受信するデジ
タルチューナ)の構成を説明するブロック図。
【図3】この発明で使用される超高密度光ディスク(S
D)の物理構造を略示する図。
【図4】この発明で使用される超高密度光ディスク(S
D)のデータ記録構成を説明する図。
【図5】この発明で使用される超高密度光ディスク(S
D)の記録データ構造を説明する図。
【図6】この発明で使用される超高密度光ディスク(S
D)のリードインエリアの論理構造を説明する図。
【図7】この発明で使用される超高密度光ディスク(S
D)のボリューム構造を説明する図。
【図8】この発明の第1の実施形態に係る複数記録媒体
コンパチブル再生装置の動作を説明するフローチャート
図。
【図9】この発明の第1の実施形態に係る複数記録媒体
コンパチブル再生装置の動作をさらに説明するフローチ
ャート図。
【図10】この発明の第2の実施形態に係る複数記録媒
体コンパチブル再生装置の動作を説明するフローチャー
ト図。
【図11】この発明の第3の実施形態に係る複数記録媒
体コンパチブル再生装置の動作を説明するフローチャー
ト図。
【図12】この発明の第4の実施形態に係る複数記録媒
体コンパチブル再生装置の動作を説明するフローチャー
ト図。
【図13】この発明の第5の実施形態に係る複数記録媒
体コンパチブル再生装置の動作を説明するフローチャー
ト図。
【図14】この発明の一実施形態に係る複数記録媒体コ
ンパチブル再生装置の外観およびディスク表示部分を例
示する図。
【符号の説明】
4…キー操作部;6…モニタ部;10…光ディスク(S
D、CD、またはLD);30…ディスクドライブ部;
50…システムCPU部;52…システム用ROM/R
AM部;100…表示部;110…セグメントブロック
(適宜ランプで背後から照明される小さな文字プレー
ト);DSS…ディスクサイズセンサ。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報伝達方法を特定する第1識別情報を含
    む第1の信号、および情報伝達方法を特定する第2識別
    情報を含む第2の信号のいずれからも情報を取り出すこ
    とのできるものにおいて、 前記第1識別情報を検知して前記第1の信号から情報を
    取り出すことを示す第1ステップと;前記第2識別情報
    を検知して、単位時間当たりの情報伝送量が前記第1の
    信号と異なる前記第2の信号から情報を取り出すことを
    示す第2ステップと;前記第1ステップまたは第2ステ
    ップの検知結果に対応して、情報伝送量の相対的に大き
    な前記第1の信号または情報伝送量の相対的に小さな第
    2の信号に含まれる情報を再生する3ステップと;を備
    えたことを特徴とする情報再生方法。
  2. 【請求項2】前記第1の信号はその先頭部分に管理情報
    を含み、この管理情報が前記第1識別情報を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の再生方法。
  3. 【請求項3】前記第1の信号はその特定部分に前記第1
    識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の再生
    方法。
  4. 【請求項4】複数種類存在する情報記録媒体の1つを特
    定する第1識別情報を含む第1の情報記録媒体、および
    前記情報記録媒体の他の1つを特定する第2識別情報を
    含む第2の情報記録媒体のいずれからも情報を取り出す
    ことのできるものにおいて、 前記第1識別情報を検知して、前記第1の情報記録媒体
    から、単位時間当たりの情報伝送量が相対的に大きな情
    報を取り出すことを示す第1ステップと;前記第2識別
    情報を検知して前記第2の情報記録媒体から単位時間当
    たりの情報伝送量が相対的に小さな情報を取り出すこと
    を示す第2ステップと;前記第1ステップまたは第2ス
    テップの検知結果に対応して、前記第1の情報記録媒体
    または第2の情報記録媒体に含まれる情報を再生する第
    3ステップと;を備えたことを特徴とする情報再生方
    法。
  5. 【請求項5】前記第1の信号はその先頭部分に管理情報
    を含み、この管理情報が前記第1識別情報を含むことを
    特徴とする請求項4に記載の再生方法。
  6. 【請求項6】前記第1の信号はその特定部分に前記第1
    識別情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の再生
    方法。
  7. 【請求項7】複数種類存在する情報記録媒体としての光
    ディスクの1つを特定する第1識別情報を含む第1の光
    ディスク、前記光ディスクの他の1つを特定する第2識
    別情報を含む第2の光ディスク、および前記第1の光デ
    ィスクでも前記第2の光ディスクでもない第3の光ディ
    スクのいずれからも情報を取り出すことのできるものに
    おいて、 前記第1識別情報を検知して前記第1の光ディスクから
    情報を取り出すことを示す第1ステップと;前記第2識
    別情報を検知して前記第2の光ディスクから情報を取り
    出すことを示す第2ステップと;前記第3の光ディスク
    の物理的特徴を検知してこの第3の光ディスクから情報
    を取り出すことを示す第3ステップと;前記第1ステッ
    プ、第2ステップまたは第3ステップの検知結果に対応
    して、前記第1の光ディスク、第2の光ディスク、また
    は第3の光ディスクに含まれる情報を再生する第4ステ
    ップと;を備えたことを特徴とする情報再生方法。
  8. 【請求項8】前記第1の信号はその先頭部分に管理情報
    を含み、この管理情報が前記第1識別情報を含むことを
    特徴とする請求項7に記載の再生方法。
  9. 【請求項9】前記第1の信号はその特定部分に前記第1
    識別情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の再生
    方法。
  10. 【請求項10】複数種類存在する情報記録媒体の1つを
    特定する第1識別情報を含む第1の情報記録媒体、およ
    び前記情報記録媒体の他の1つを特定する第2識別情報
    を含む第2の情報記録媒体のいずれからも情報を取り出
    すことのできるものにおいて、 前記第1識別情報を検知して、前記第1の情報記録媒体
    から、単位時間当たりの情報伝送量が相対的に大きな情
    報を取り出すことを示す第1ステップと;前記第2識別
    情報を検知して前記第2の情報記録媒体から単位時間当
    たりの情報伝送量が相対的に小さな情報を取り出すこと
    を示す第2ステップと;前記第1ステップまたは第2ス
    テップの検知結果に対応して、前記第1の情報記録媒体
    または第2の情報記録媒体に含まれる情報の再生を自動
    的に開始する第3ステップと;を備えたことを特徴とす
    る情報再生方法。
  11. 【請求項11】前記第1の信号はその先頭部分に管理情
    報を含み、この管理情報が前記第1識別情報を含むこと
    を特徴とする請求項10に記載の再生方法。
  12. 【請求項12】前記第1の信号はその特定部分に前記第
    1識別情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    再生方法。
  13. 【請求項13】複数種類存在する情報記録媒体としての
    光ディスクの1つを特定する第1識別情報を含む第1の
    光ディスク、前記光ディスクの他の1つを特定する第2
    識別情報を含む第2の光ディスク、および前記第1の光
    ディスクでも前記第2の光ディスクでもない第3の光デ
    ィスクのいずれからも情報を取り出すことのできるもの
    において、 前記第1識別情報を検知して前記第1の光ディスクから
    情報を取り出すことを示す第1ステップと;前記第2識
    別情報を検知して前記第2の光ディスクから情報を取り
    出すことを示す第2ステップと;前記第3の光ディスク
    の物理的特徴を検知してこの第3の光ディスクから情報
    を取り出すことを示す第3ステップと;前記第1ステッ
    プ、第2ステップまたは第3ステップの検知結果に対応
    して、前記第1の光ディスク、第2の光ディスク、また
    は第3の光ディスクに含まれる情報を再生する第4ステ
    ップと;を備えたことを特徴とする情報再生方法。
  14. 【請求項14】複数種類存在する情報記録媒体としての
    光ディスクの1つを特定する第1識別情報を含む第1の
    光ディスク、前記光ディスクの他の1つを特定する第2
    識別情報を含む第2の光ディスク、および前記第1の光
    ディスクでも前記第2の光ディスクでもない第3の光デ
    ィスクのいずれからも情報を取り出すことのできるもの
    において、 前記第1識別情報を検知して前記第1の情報記録媒体か
    ら情報を再生することを表示する第1表示手段と;前記
    第2識別情報を検知して前記第2の光ディスクから情報
    を再生することを表示する第2表示手段と;前記第3の
    光ディスクの物理的特徴を検知してこの第3の光ディス
    クから情報を再生することを表示する第3表示手段と;
    前記第1表示手段、第2表示手段または第3表示手段の
    検知結果に対応して、前記第1の光ディスク、第2の光
    ディスク、または第3の光ディスクに含まれる情報の再
    生処理を行なう再生処理手段と;を備えたことを特徴と
    する情報再生装置。
  15. 【請求項15】前記第1の光ディスクはそのリードイン
    エリアの後続部分に前記第1識別情報を含み;前記第2
    の光ディスクはそのリードインエリアに内容テーブル領
    域を持ち、この内容テーブル領域が前記第2識別情報を
    含み;前記再生装置が、前記第1または第2の光ディス
    クの再生に先立ち、まず前記第1識別情報または前記第
    2識別情報が記録されているはずの部分から再生を開始
    する再生開始手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項14に記載の再生装置。
  16. 【請求項16】複数種類存在する情報記録媒体としての
    光ディスクの1つを特定する第1識別情報を含む第1の
    光ディスク、および前記光ディスクの他の1つを特定す
    る第2識別情報を含む第2の光ディスクのいずれからも
    情報を取り出すことのできるものにおいて、 前記第1識別情報を検知して前記第1の情報記録媒体か
    ら情報を再生することを表示する第1表示手段と;前記
    第2識別情報を検知して前記第2の光ディスクから情報
    を再生することを表示する第2表示手段と;前記第1表
    示手段または第2表示手段の検知結果に対応して、前記
    第1の光ディスクまたは第2の光ディスクに含まれる情
    報の再生処理を行なう再生処理手段と;を備えたことを
    特徴とする情報再生装置。
  17. 【請求項17】前記第1の光ディスクはそのリードイン
    エリアの後続部分に前記第1識別情報を含み;前記第2
    の光ディスクはそのリードインエリアに内容テーブル領
    域を持ち、この内容テーブル領域が前記第2識別情報を
    含み;前記再生装置が、前記第1または第2の光ディス
    クの再生に先立ち、まず前記第1識別情報または前記第
    2識別情報が記録されているはずの部分から再生を開始
    する再生開始手段をさらに備えたことを特徴とする請求
    項16に記載の再生装置。
  18. 【請求項18】前記第1の光ディスクはそのリードイン
    エリアの後続部分にボリューム管理領域を持ち、このボ
    リューム管理領域が前記第1識別情報を含み;前記第2
    の光ディスクはそのリードインエリアに内容テーブル領
    域を持ち、この内容テーブル領域が前記第2識別情報を
    含み;前記再生装置が、前記第1または第2の光ディス
    クの再生に先立ち、まず前記ボリューム管理領域または
    前記内容テーブル領域が記録されているはずの部分から
    再生を開始する再生開始手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項16に記載の再生装置。
  19. 【請求項19】複数種類存在する情報記録媒体としての
    光ディスクの1つを特定する第1識別情報を含む第1の
    光ディスク、前記光ディスクの他の1つを特定する第2
    識別情報を含む第2の光ディスク、および前記第1の光
    ディスクでも前記第2の光ディスクでもない第3の光デ
    ィスクのいずれからも情報を取り出すことのできるもの
    において、 前記第1識別情報を検知して前記第1の光ディスクから
    情報を再生することを表示する第1表示手段と;前記第
    2識別情報を検知して前記第2の光ディスクから情報を
    再生することを表示する第2表示手段と;前記第3の光
    ディスクの物理的特徴を検知してこの第3の光ディスク
    から情報を再生することを表示する第3表示手段と;前
    記第1表示手段、第2表示手段または第3表示手段の検
    知結果に対応して、前記第1の光ディスク、第2の光デ
    ィスク、または第3の光ディスクに含まれる情報の再生
    処理を行なう再生処理手段と;を備えたことを特徴とす
    る情報再生装置。
  20. 【請求項20】情報記録フォーマットを特定するための
    第1識別情報を含む第1の信号、および情報記録フォー
    マットを特定するための第2識別情報を含む第2の信号
    のいずれからも情報を取り出すことのできるものにおい
    て、 前記第1識別情報を検知して前記第1の信号から情報を
    取り出す第1手段と;前記第2識別情報を検知して、単
    位時間当たりの情報伝送量が前記第1の信号と異なる前
    記第2の信号から情報を取り出す第2手段と;前記第1
    手段または第2手段の検知結果に対応して、情報伝送量
    の相対的に大きな前記第1の信号または情報伝送量の相
    対的に小さな第2の信号に含まれる情報を再生する第3
    手段と;を備えたことを特徴とする情報再生システム。
  21. 【請求項21】前記第1の信号はその先頭部分に管理情
    報を含み、この管理情報が前記第1識別情報を含むこと
    を特徴とする請求項20に記載の再生システム。
  22. 【請求項22】前記第1の信号はその特定部分に前記第
    1識別情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の
    再生システム。
  23. 【請求項23】情報伝達方法を特定するための第1識別
    情報を含む第1の送信信号、およびこの第1識別情報を
    含まない第2の送信信号のいずれも受信できるものにお
    いて、 前記第1識別情報を検知して、前記第1の送信信号が受
    信されたことを示す第1手段と;前記第1の送信信号ま
    たは前記第2の送信信号が受信されたとき前記第1識別
    情報が検知されないならば、前記第2の送信信号が受信
    されたことを示す第2手段と;前記第1手段または第2
    手段の検知結果に対応して、前記第1の送信信号または
    前記第2の送信信号に含まれる情報を再生する第3手段
    と;を備えたことを特徴とする情報受信システム。
  24. 【請求項24】前記第1の送信信号は管理情報を含み、
    この管理情報が前記第1識別情報を含むことを特徴とす
    る請求項23に記載の受信システム。
  25. 【請求項25】前記第1の送信信号はその特定部分に前
    記第1識別情報を含むことを特徴とする請求項23に記
    載の受信システム。
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