JPH10268668A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10268668A
JPH10268668A JP9093010A JP9301097A JPH10268668A JP H10268668 A JPH10268668 A JP H10268668A JP 9093010 A JP9093010 A JP 9093010A JP 9301097 A JP9301097 A JP 9301097A JP H10268668 A JPH10268668 A JP H10268668A
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JP
Japan
Prior art keywords
transfer
separation unit
image forming
spring
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9093010A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takayama
健司 高山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム処理等の為に感光体周面から転写・分
離装置を離間可能に構成した場合に、接離の為の機構を
構成する部品の分だけ部品点数が増えてコスト増大、信
頼性低下が発生したり、転写・分離ユニットを感光体に
圧接するバネ圧を調整する為に煩雑な調整作業が必要に
なるという不具合を解消することができる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム11に対して転写・分離ユ
ニット13を接離可能に枢支するとともに、該転写・分
離ユニットをスプリング16より感光体ドラムと接する
方向に付勢した構造の画像形成装置において、定着装置
以外の感光体ドラム及びこれを中心とした画像形成用部
品群を備えた装置本体Aに対して、定着装置24と他の
部品を備えた可動部Bを横方向へスライドさせて接離さ
せるように構成し、更に該可動部を装置本体に連結した
ときに転写・分離ユニットを感光体ドラムに圧接させる
と共に可動部を引き出した時に該転写・分離ユニットに
対する押圧力を解除する押し付けバネ23を上記可動部
に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、プロッタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関
し、特にジャム処理等の為に感光体周面から転写・分離
装置を離間可能に構成した場合に、接離の為の機構を構
成する部品の分だけ部品点数を増やしたり、転写・分離
装置を感光体に圧接するバネ圧を調整する為に従来必要
とされた煩雑な調整作業を不要にすることができる画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置においては、
感光体上に形成されたトナー像を転写装置を用いて転写
紙上に転写してから、感光体上に付着した転写紙を分離
装置を用いて分離している。転写装置としては例えば転
写チャージャ、分離装置としては例えば分離チャージャ
が使用され、両チャージャは通常一体化して隣接配置さ
れている。この転写・分離ユニットは、感光体との間で
転写紙がジャムした場合のジャム処理の為に、感光体周
面から接離可能に構成されている。図4に示す様に従来
はジャム等の処理を行う時、図示しない機器の扉を開放
して内部を露出させた状態で、支点2aを中心として上
下方向に回動自在に支持された転写・分離ユニット2
を、手動にて感光体1面より離間する方向へ押し下げ、
押し下げ状態を維持するために図示しないロック部材を
設けていた。そして処理が終わった後扉を閉じる動作と
連動してロック部材が解除され、転写・分離ユニット2
が感光体1面側に押し付けられる構造となっている(例
えば、実開平3−127364号公報)。転写・分離ユ
ニット2はスプリング3によって感光体表面に圧接する
ように付勢されている。符号4は定着装置、5はレジス
トローラである。
【0003】しかし、この従来方式はジャム等の処理を
するために転写・分離ユニット2を押し下げるのにかな
りの負荷が掛かり操作性が良いとはいえない。なぜなら
ば複写動作中は転写紙Pの腰、または定着ローラの周速
V1と,レジストローラの周速V2とが、V1>V2の
関係にあることにより、定着装置4−レジストローラ5
間で転写紙が張った状態となり、転写・分離ユニット2
を感光体ドラム面より離間させる方向イに動かす力が発
生する。この力により転写紙と感光体面の密着性(隙間
L2)が悪くなり、転写不良を起こす。そこで転写不良
をなくすため転写・分離ユニット2が感光体1面より離
間しない様に転写・分離ユニットを感光体面側にスプリ
ング3によってかなりの力で押圧させる必要がある。し
かし、スプリングからの押圧力を加え過ぎると、ジャム
等の処理のために転写・分離ユニット2を押し下げ、且
つ押し下げ状態を維持するのにかなりの力が必要になる
ので、押圧力の強さにも限界がある。このような相反す
る要求を満たすために最も適切なスプリング力を設定す
ることが好ましいが、このようなスプリング圧力の管理
は極めて困難であり、組み付け作業を困難化させる一つ
の要因となっている。また、上記の様に転写・分離ユニ
ット2を感光体1面より離間する方向へ押し下げた状態
を維持するためにロック部材を設けたり、扉の閉止動作
と連動して作動するロック解除手段を設けた場合には、
ロック部材及び扉と連動してロック部材を解除する部材
が必要になることにより、部品点数が増え製品コストが
上がる。又、ロック部材等を設ける為に部品点数が増え
ると、各部品の公差に起因した組み付け精度低下等が発
生して信頼性が低下したり、コストアップする虞があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、ジャム処理等の為に感光体周面か
ら転写・分離装置を離間可能に構成した場合に、接離の
為の機構を構成する部品の分だけ部品点数が増えてコス
ト増大、信頼性低下が発生したり、転写・分離ユニット
を感光体に圧接するバネ圧を調整する為に煩雑な調整作
業が必要になるという不具合を解消することができる画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、感光体ドラムに対して転写・分離ユ
ニットを接離可能に枢支するとともに、該転写・分離ユ
ニットをスプリングにより感光体ドラムと接する方向に
付勢した構造の画像形成装置において、定着装置以外の
感光体ドラム及びこれを中心とした画像形成用部品群を
備えた装置本体に対して、定着装置と他の部品を備えた
可動部を横方向へスライドさせて接離させるように構成
し、更に該可動部を装置本体に連結したときに転写・分
離ユニットを感光体ドラムに圧接させると共に可動部を
引き出した時に該転写・分離ユニットに対する押圧力を
解除する押し付けバネを上記可動部に設けたことを特徴
とする。請求項2の発明は、上記スプリングによる付勢
力は転写・分離ユニットを感光体側に押圧するのに必要
十分な弱い力とし、上記押し付けバネによる付勢力を強
く設定したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。図1(a) は本発明の画像形成
装置の概略構成を示す正面縦断面図、(b) はスライドレ
ールの構成を示す側部縦断面図、図2は転写・分離ユニ
ットを解除した状態を示す正面縦断面図、図3は板バネ
とユニット台との係合状態を示す略図である。この画像
形成装置は、画像形成部の大半の構成要素を収容した装
置本体Aと、装置本体Aに対して横方向にスライド自在
に係合する可動部Bとを有する。装置本体Aは、筐体1
0内に感光体ドラム11、その他の画像形成の為の部品
類を有する。ここでは部品類として、本発明とかかわり
のある部品のみを示せば、符号12はレジストローラ、
13は転写・分離ユニット、14はレジストローラの一
方の軸と同軸の転写・分離ユニット13の回動軸、15
は転写紙搬送ガイド板下、16は転写・分離ユニット1
3を感光体に圧接させる圧力を発生するスプリング、1
7は一方のスライドレールである。可動部Bは、スライ
ドレール17と係合するスライドレール20を有した筐
体21と、筐体21内に配置された転写紙搬送ガイド上
22と、板バネ(押し付けバネ)23と、定着装置24
と、定着入口ガイド板25と、排紙ローラ26等を有す
る。可動部Bは、スライドレール20がスライドレール
17と係合することにより図1(a) に実線で示した連結
位置と、鎖線で示した引き出し位置との間の移動可能に
構成されている。可動部Bは、図示しないストッパによ
り引き出し位置に止まる。逆に可動部Bを装置本体Aに
連結させると、装置本体Aの定位置にセットされるよ
う、図示しないロック装置により固定される。
【0007】この可動部Bを装置本体Aに押し込むと同
時に可動部Bに取付けられている板バネ23(これは弾
性体であれば何であってもよく、ゴム、コイルスプリン
グ等を使用できる)が、回動軸14を中心に回動可能な
転写・分離ユニット13の台13aの底部に入り込み距
離L1の分だけ変形が生じる(図3参照)。この変形に
より、転写・分離ユニット台13a上の転写・分離ユニ
ット13が感光体13側に一定の圧力で押圧され、図示
しないストッパにより定位置を確保した状態となる。転
写・分離ユニット13は,レジストローラ軸である回動
軸14を中心に回動可能な転写・分離ユニット台13a
上にセットされており、転写・分離ユニット台13aの
先端は、引っ張りスプリング16により感光体11側に
向けて押圧され、図示しない規制手段により一定のギャ
ップを保つ様に構成されている。スプリング16による
押圧力は、転写・分離ユニット13及び転写・分離ユニ
ット台13aを図1の押上げ位置まで持ち上げるのに必
要な最低限の力でよく、転写紙の腰やテンションによっ
てユニット13が押し下げられる力を考慮して過大に設
定する必要は皆無である。本発明では、ユニット13が
押し下げられる力を考慮してユニット13を感光体側に
強く押し付ける力は、専ら板バネ23により確保され
る。
【0008】尚、弱い引っ張り力を有した引っ張りスプ
リング16は転写・分離ユニット台13aの長手方向の
両端に取付けられている。このように構成することによ
りジャム紙を取り出す際、図2の如くスプリング16に
抗して片手で容易に転写・分離ユニット台13aを感光
体11より離し、ジャムした転写紙Pをもう一方の手で
取り出すことができる。取り出した後は、そのまま手を
離せば引っ張りスプリング16の原形復帰力により感光
体11側に転写・分離ユニット台13a及び転写・分離
ユニット13を戻すことができる。
【0009】つまり、本発明では、転写・分離ユニット
13(ユニット台13aを含む)を感光体側に押し付け
る力をスプリング16と板バネ23との協働により実現
しているために、スプリング16の力を弱く設定するこ
とができ、従って、可動部Bを装置本体Aに結合させる
ことにより転写・分離ユニット13が感光体に押し付ら
れている場合には、転写紙の通過時の圧力に耐え得る程
度の強い押し付け力を確保できる一方で、可動部Bを本
体Aから引き出した状態で転写・分離ユニット13を感
光体から解除しようとする場合には弱い力で解除するこ
とができる。尚、装置本体A及び可動部Bに夫々配置す
る部品、ユニット等の組み合わせは、図示のものに限定
されない。但し、可動部Bには構造上定着装置と、押し
付けバネが含まれることになる筈である。
【0010】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、感光体ドラムに対して転写・分離ユニットを接離可
能に枢支するとともに、該ユニットをスプリングにより
感光体ドラムと接する方向に付勢した構造の画像形成装
置において、定着装置以外の感光体ドラム及びこれを中
心とした画像形成用部品群を備えた装置本体に対して、
定着装置と他の部品を備えた可動部を横方向へスライド
させて接離させるように構成し、更に可動部を装置本体
に連結したときに転写・分離ユニットを感光体ドラムに
圧接させると共に可動部を引き出した時に該ユニットに
対する押圧力を解除する押し付けバネを上記可動部に搭
載し、押し付けバネによりスプリングによる圧接を補助
するようにしたので、転写紙のドラムとの密着不良によ
る転写不良を防止できる。請求項2の発明では、スプリ
ングの力を弱く設定(転写・分離ユニットを感光体に押
圧する最低限の圧力)したとしても押し付けバネの力を
強く設定することにより、手作業による上記ユニットの
押下げ作業が容易になる一方で、画像形成時における転
写不良を防止できる。換言すれば、ジャム紙等の処理の
際、転写・分離ユニットを片手で軽く押し下げることが
でき、又、転写・分離ユニットの圧解除機構を付ける必
要がなくなるため、部品点数の削減によるコストダウン
効果が出る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 及び(b) は本発明の一形態例の画像形成装
置の全体構成説明図、及びスライドレールによる装置本
体と可動部との支持構造を示す略図。
【図2】図1の画像形成装置の操作説明図。
【図3】図1の装置の要部構成図。
【図4】従来例の説明図。
【符号の説明】
A 装置本体、B 可動部、10 筐体、11 感光体
ドラム、12 レジストローラ、13 転写・分離ユニ
ット、14 回動軸、16 スプリング、17スライド
レール、20 スライドレール、21 筐体、22 転
写紙搬送ガイド上、23 板バネ(押し付けバネ)、1
4 定着装置、25 定着入口ガイド板、26 排紙ロ
ーラ、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムに対して転写・分離ユニッ
    トを接離可能に枢支するとともに、該転写・分離ユニッ
    トをスプリングにより感光体ドラムと接する方向に付勢
    した構造の画像形成装置において、 定着装置以外の感光体ドラム及びこれを中心とした画像
    形成用部品群を備えた装置本体に対して、定着装置と他
    の部品を備えた可動部を横方向へスライドさせて接離さ
    せるように構成し、 更に該可動部を装置本体に連結したときに転写・分離ユ
    ニットを感光体ドラムに圧接させると共に、装置本体か
    ら可動部を引き出した時に該転写・分離ユニットに対す
    る押圧力を解除する押し付けバネを上記可動部に設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記スプリングによる付勢力は転写・分
    離ユニットを感光体側に押圧するのに必要十分な弱い力
    とし、上記押し付けバネによる付勢力を強く設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP9093010A 1997-03-27 1997-03-27 画像形成装置 Pending JPH10268668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9093010A JPH10268668A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 画像形成装置

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JP9093010A JPH10268668A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 画像形成装置

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JPH10268668A true JPH10268668A (ja) 1998-10-09

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ID=14070459

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JP9093010A Pending JPH10268668A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 画像形成装置

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JP (1) JPH10268668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349702A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349702A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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