JPH10264374A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド

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JPH10264374A
JPH10264374A JP9076253A JP7625397A JPH10264374A JP H10264374 A JPH10264374 A JP H10264374A JP 9076253 A JP9076253 A JP 9076253A JP 7625397 A JP7625397 A JP 7625397A JP H10264374 A JPH10264374 A JP H10264374A
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JP
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single crystal
silicon single
recording head
crystal substrate
ink
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JP9076253A
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Fujio Akaha
富士男 赤羽
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Seiko Epson Corp
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度ヘッドを、信頼性を確保しつつ安価に
提供する。 【解決手段】 薄膜プロセスで形成された圧電素子と、
異方性エッチングにより高密度に配置された圧力発生室
12と、狭隘部13と、連通部14と、を備えるシリコ
ン単結晶基板10を、線膨張係数が前記シリコン単結晶
基板の2倍を越えない封止板20で封止して、前記封止
板20を1面とする、一部に薄肉壁41を有する共通イ
ンク室31を前記シリコン単結晶基板10に隣接して備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル開口に連通
する圧力発生室の一部をたわみ振動するアクチュエータ
により膨張、収縮させて、ノズル開口からインク滴を吐
出させるインクジェット式記録ヘッドの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録ヘッドには、圧力
発生室を機械的に変形させてインクを加圧する圧電振動
型と、圧力発生室の中に発熱素子を設け、発熱素子の熱
で発生した気泡の圧力によりインクを加圧するバブルジ
ェット型との2種類のものが存在する。そして圧電振動
子型の記録ヘッドはさらに、軸方向に変位する圧電振動
子を使用した第1の記録ヘッドと、たわみ変位する圧電
振動子を使用した第2の記録ヘッドとの2種類に分類さ
れる。
【0003】第1の記録ヘッドは、高速駆動が可能でか
つ高い密度での記録が可能である反面、圧電振動子の加
工に切削作業が伴ったり、また圧電振動子を圧力発生室
に固定する際に3次元的組立作業を必要として、製造の
工程数が多くなるという問題がある。これに対して第2
の記録ヘッドは、圧電振動子が膜状であるため、圧力発
生室を構成する弾性膜と一体的に焼成して作り付けるこ
とが可能で、製造工程の簡素化を図ることができるとい
う特徴を有するものの、たわみ振動できる程度の面積を
必要とするため、圧力発生室の幅が大きくなって配列密
度が低下するという問題を抱えている。
【0004】このようなたわみ振動を利用した記録ヘッ
ドが抱える問題点を克服するため、例えば特表平5−5
04740号公報には、格子面(110)のシリコン単
結晶基板を異方性エッチングして圧力発生室、インク供
給口、共通インク室が形成された流路形成基板と、圧力
発生室に連通するノズル開口が複数形成されたノズルプ
レートとを備え、流路形成基板の他面を酸化シリコンに
より弾性変形可能なメンブレムとして構成したインクジ
ェット式記録ヘッドが提案されている。
【0005】これによれば、メンブレム部の圧力発生室
に対向する領域に造膜法により圧電体膜を形成して駆動
部を作り付けて、エッチングと膜形成により記録ヘッド
を構成することができるため、印刷密度の高い記録ヘッ
ドを均一に且つ同時に多数製造することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
シリコン単結晶基板を用いて圧電振動子を造膜した構造
において、さらに印刷記録品質を向上させ、製造コスト
を下げるための改善すべき問題点がある。
【0007】第1の問題点として、シリコン単結晶基板
は薄くて脆いため、衝撃や振動に対して何等かの補強が
必要である。
【0008】第2の問題点として、シリコン単結晶基板
は線膨張係数が約3×10-6/℃と、一般的な金属や樹
脂に比べて非常に小さい。そのため、シリコン単結晶基
板を、インク流路構成部品やノズルプレート等の他のヘ
ッド構成部品と貼り合わせ等で組み立てる際、他のヘッ
ド構成部品に線膨張率の大きい金属や樹脂を用いると、
温度変化に伴い両者の伸縮量の差に起因してシリコン単
結晶基板に引っ張りや圧縮の応力が加わる。シリコン単
結晶基板に加わる応力は特に薄膜部に敏感に影響して、
実質的に弾性膜の剛性を変え、従って圧電素子が圧力発
生室に与える圧力や圧力発生室の振動特性を変えてしま
い、結果としてインク滴の吐出が安定しない。また、両
者の伸縮差は接合体の反りを生じ、後工程でフレーム等
に記録ヘッドを組み付ける際に接合不良を引き起こす。
【0009】第3の問題点。シリコン単結晶基板は通常
4インチとか8インチといった定型のサイズの基板(以
下ウェハと称す)を用いる。そして、1ウェハで何個分
の記録ヘッドの圧力発生室や圧電素子を形成しても工数
や時間や材料は変わらない。しかも、記録ヘッドのコス
トはその大部分を圧力発生室や圧電素子の製造コストが
占める。つまり、1ウェハーから採れる記録ヘッドの数
が多ければ多いほど記録ヘッドのコストは下げることが
できる。上述の従来例のように、シリコン単結晶基板上
に圧力発生室以外の流路部、特に面積を必要とする共通
インク室を形成することは、1ウェハから採れる記録ヘ
ッドの数を著しく減少させ、結果として記録ヘッドのコ
ストが高くなる。
【0010】そこで、本発明はこれらの課題を解決する
ものであり、その目的とするところは、インク滴の吐出
を安定させて高密度で高品質な印刷を行うことができる
安価で信頼性の高い記録ヘッドを提供するところにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シリコン単結晶基板の異方性エッチングにより複数
の長窓状に形成された、ノズル開口からインク滴を吐出
させる圧力発生室と、前記シリコン単結晶基板の1面を
被覆する弾性膜と、前記弾性膜のシリコン単結晶基板と
反対面上に各圧力発生室に対応して、電極膜、圧電体
膜、電極膜が順次積層された圧電素子と、からなるイン
クジェット式記録ヘッドにおいて、前記シリコン単結晶
基板の圧力発生室のノズル開口から遠い端部に狭隘部と
連通部とを形成して、前記シリコン単結晶基板の他面
を、前記連通部と共通インク室とを接続するインク供給
連通口を有する封止板で封止して、前記封止板を1面と
する共通インク室を前記シリコン単結晶基板に隣接して
備える。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の望ましい態様であり、共通インク室を形成する
部材の内、少なくとも封止板はその線膨張率が前記シリ
コン単結晶基板の線膨張係数の2倍を越えない材料で構
成してなる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の望ましい態様であり、封止板に線膨張係数が
2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラスセラミッ
クを用いてなる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の望ましい態様であり、共通インク室が、封止板
を含めてすべて線膨張係数が2.5〜4.5[×10-6
/℃]であるガラスセラミックを用いて、積層後成形し
て焼成、あるいは成形後積層して焼成して一体化されて
なる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の望ましい態様であり、少なくとも封止板に線膨
張係数が2.5〜4.5[×10-6/℃]である鉄−ニ
ッケル合金を用いてなる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5に記載の発明の望ましい態様であり、共通インク
室は、封止板に対向する面の少なくとも一部に薄肉壁を
有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面に基
づいて説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明のインクジェッ
ト式記録ヘッドの実施例1の分解斜視図、図2は図1の
平面図及びA−A′断面を示す図である。これらの図に
おいて、10は面方位<110>のシリコン単結晶基板
である。シリコン単結晶基板10は通常150〜300
μm程度の厚さのものを用い、望ましくは180〜28
0μm程度のものがよく、より望ましくは220μm程
度の厚さのものが好適である。これは、隣接する圧力発
生室間の隔壁の剛性を保ちつつ、配列密度を高くできる
からである。50はシリコン単結晶基板10の表面を熱
酸化させて予め形成した二酸化シリコンからなる、厚さ
1〜2μmの弾性膜である。弾性膜50上には、厚さ約
0.5μmの下電極膜60と、厚さ約1μm圧電体膜7
0と、厚さ約0.1μmの上電極膜80とが、後述する
プロセスで積層形成されて、圧電素子を構成している。
本実施例では、下電極膜60を圧電素子の共通電極と
し、上電極80を圧電素子の個別電極としているが、駆
動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。シ
リコン単結晶基板10には、以下に述べる異方性エッチ
ングにより、圧力発生室12と狭隘部13と連通部14
とノズル開口11とが形成されている。
【0019】異方性エッチングは、シリコン単結晶基板
をKOH等のアルカリ溶液に浸漬すると、徐々に侵食さ
れて(110)面に垂直な第一の(111)面と、第一
の(111)面と約70度の角度をなし、なおかつ(1
10)面に垂直な第二の(111)面が出現する。(1
10)面のエッチングレートに比較して、(111)面
のエッチングレートは約1/180程度であることが知
られている。この性質を利用して、二つの(111)面
で形成される平行四辺形状の深さ加工を基本として精密
加工が行われる。インクジェット式記録ヘッドにこの技
術を用いると、圧力発生室12を高密度に配列すること
が可能となる。本発明では、圧力発生室12の長辺を第
一の(111)面で、短辺を第二の(111)面で形成
している。
【0020】圧力発生室12と狭隘部13と連通部14
はシリコン単結晶基板10を貫通して弾性膜50に達す
るまでエッチングされている。このエッチングは、一括
して同一工程で形成される。なお、弾性膜50を形成す
る二酸化シリコンはシリコン単結晶基板10をエッチン
グするアルカリ溶液には侵されないため、シリコン単結
晶のみが除去される。一方ノズル開口11は、シリコン
単結晶基板10を深さ方向に途中までエッチング(ハー
フエッチング)することで形成されている。ハーフエッ
チングは、エッチングの時間を調整することで、容易に
その加工深さが制御できるためよく行われる技術であ
る。
【0021】ここで、インク滴吐出圧力をインクに与え
る圧力発生室12の大きさと、インク滴を吐出するノズ
ル開口11の大きさと、圧力発生室12へのインクの流
出入を制御する狭隘部13の大きさとは、吐出するイン
ク滴の量、吐出スピード、吐出周波数に応じて最適化さ
れる。例えば、1インチ当り360個のインク滴を記録
する場合、ノズル開口11や狭隘部13は数十μmの溝
幅で精度良く形成される必要があるが、前述の異方性エ
ッチングによれば、なんら問題なく容易に加工できる。
【0022】連通部14は、後述する共通インク室31
と、狭隘部13を介して圧力発生室12とを接続するた
めの中継室で、ここに後述の封止板20のインク供給連
通口21が対応して、インクを分配する。
【0023】20は前述のインク供給連通口21が穿設
された、厚さ0.1〜1mmの封止板で、線膨張形数が
300℃以下で2.5〜4.5[×10-6/℃]である
ガラスセラミックからなる。ガラスセラミックは、文字
通りガラスとセラミックを主成分として、グリーンシー
ト状態で所望の形状を形作ったものを高温で焼成して製
作される。なお、インク供給連通口21は図3に示すよ
うに、各連通部14を横断する一つの、又は複数のスリ
ット状の孔であってもよい。封止板20は、一方の面で
シリコン単結晶基板10の一面を全面的に覆い、シリコ
ン単結晶基板10を衝撃や外力から守る補強板の役目を
果たす。それと共に、封止板20は他面で共通インク室
31の一壁面を構成する。30は、共通インク室31の
周壁を形成する共通インク室形成板であり、ノズル開口
数やインク滴吐出周波数に応じた適正な厚みのステンレ
ス板を打ち抜いて作製する。本実施例ではその厚さを
0.2mmとしている。40は、これもステンレス板か
らなるインク室側板で、その一部に薄肉壁41をハーフ
エッチングで形成するとともに、外部からのインクの供
給を受けるインク導入口42を打ち抜き形成している。
なお、本実施例では、インク導入口42と外部からのイ
ンク供給手段との接続時の剛性を考慮して、0.2mm
のインク室側板40を用いて、その一部を厚さ0.02
mmの薄肉壁41としているが、ハーフエッチングによ
る薄肉壁41の形成を省略するために、予め0.02m
mのインク室側板を用いてもよい。この薄肉壁41は、
インク滴吐出の際に発生するノズル開口11と反対側へ
向かう圧力を吸収するためのもので、他の圧力発生室1
2に、共通インク室31を経由して不要な正又は負の圧
力が加わるのを防止する。
【0024】ここで、シリコン単結晶基板10上に圧電
体膜70等を形成するプロセスについて述べる。図4
(a)に示すように、まず、シリコン単結晶基板10の
ウェハを約1100℃の拡散炉で熱酸化して二酸化シリ
コンの弾性膜を形成する。
【0025】次に、図4(b)に示すように、スパッタ
リングで下電極膜60を成膜する。下電極膜60の材料
としてはPt等が好適である。Pt等が好適である理由
は、スパッタリングやゾル−ゲル法で成膜する後述の圧
電体膜70は、成膜後に大気雰囲気または酸素雰囲気中
で600〜1000℃程度の温度で焼成し、結晶化させ
る必要がある。このため、下電極膜60の材料はこのよ
うな高温、酸化性雰囲気下で導電性を保てるなくてはな
らない。ことに圧電体膜70の材料としてPZTを用い
た場合PbOの拡散による導電性の変化が少ないことが
望ましく、これらの理由からPtが適する。
【0026】次に、図4(c)に示すように、圧電体膜
70を成膜する。成膜方法はスパッタリングを用いるこ
ともできるが、本実施例では、金属有機物を溶媒に溶か
したいわゆるゾルを、塗布乾燥してゲル化して、さらに
高温で焼成する事で金属酸化物からなる圧電体膜70を
得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いている。圧電体膜7
0の材料としてはチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系の
材料がインクジェットヘッドに使用する場合には好適で
ある。
【0027】次に、図4(d)に示すように、上電極膜
80を成膜する。上電極膜80は導電性の高い材料であ
ればよく、Al、Au、Ni、Pt等の多くの金属や、
導電性酸化物等が使用でき、本実施例ではPtをスパッ
タリングで成膜している。
【0028】次に、図4(e)に示すように、圧力発生
室12に対して各々圧電素子を配するごとく、上電極膜
80及び圧電体膜70のパターニングを行う。図4
(e)中では圧電体膜70を上電極膜80と同一のパタ
ーンでパターニングを行った場合を示しているが、圧電
体膜70は必ずしもパターニングを行う必要はない。そ
れは、上電極膜80のパターンを個別電極として電圧を
印加した場合、電界はそれぞれの上電極膜80と、共通
電極である下電極膜60との間にかかるのみで、その他
の部位にはなんら影響を与えないためである。
【0029】以上が膜形成プロセスである。こうして膜
形成を行った後に図4(f)に示すように、前述のアル
カリ溶液によるシリコン単結晶基板10の異方性エッチ
ングを行い、圧力発生室12等を形成する。なお、この
一連の膜形成及び異方性エッチングは、図5に示すよう
に、1ウェハに多数のチップを同時に形成して、プロセ
スが終了した後、図1等に示すシリコン単結晶基板10
のサイズに分割する。
【0030】膜形成及び異方性エッチングのプロセスが
終了したシリコン単結晶基板10と、封止板20と、共
通インク室形成基板30と、インク室側板40と、を順
次接着して一体化する。こうしてできたインクジェット
式記録ヘッドは、シリコン単結晶基板10と線膨張係数
がほぼ等しい封止板20の剛性により、線膨張係数の大
きなステンレス板からなる共通インク室形成板30やイ
ンク室側板40がプリンタ使用温度の変化に伴い伸縮し
ても、弾性膜50等の薄膜はその影響を受けることなく
機能する。図6に封止板20に線膨張係数が大きなステ
ンレス板を用いた時の薄膜への影響を示す。図6(a)
は、温度差による伸縮の影響を少なくするため、室温
(20℃)で接着硬化させたものを室温に置いた状態を
示す。当然のことながら、温度差が無いので接着物は平
面状態に有り、薄膜は外部応力を受けない。図6(b)
は、図6(a)の接着物をプリンタの低温動作環境(5
℃)に置いた状態を示す。封止板20等はシリコン単結
晶基板10より熱収縮が大きいため、薄膜が引っ張られ
る状態に反る。特に弾性膜50は見かけ上のヤング率が
大きくなり、振動周期が短くなる。図6(c)は、図6
(a)の接着物をプリンタの高温動作環境(35℃)に
置いた状態を示す。封止板20等はシリコン単結晶基板
10より熱膨張が大きいため、薄膜が弛む状態に反る。
特に弾性膜50は見かけ上のヤング率が小さくなり、振
動周期が長くなる。これら、図6(a)〜(c)の状態
の差は、僅か1μmにも満たない圧電素子の変位でイン
ク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドにおいては
重大な問題である。本発明はこの温度変化の影響を、封
止板20で解消している。発明者の実験では、封止板2
0の線膨張係数はシリコン単結晶基板10と等しい3
[×10-6/℃]が理想であるが、その値がシリコン単
結晶基板10の2倍の6[×10-6/℃]程度までであ
れば、インク滴吐出特性上許容範囲であった。また、接
着にはエポキシ系の接着剤を用いるが、温度差に起因す
る伸縮量の差を考慮しなくて良いため、80℃位の高温
下で短時間で接着硬化させて接着工程の時間短縮を図る
こともできるという、新たな効果をも生み出した。
【0031】最後に、熱溶着する異方性導電膜90を介
して、図示せぬ外部回路からの駆動信号を圧電素子に与
える接続ケーブル100を接続して、インクジェット式
記録ヘッドが完成する。
【0032】このようにして構成したインクジェット式
記録ヘッドは、図示しない外部インク供給手段と接続し
たインク導入口42からインクを取り込み、共通インク
室31からノズル開口11に至るまで内部をインクで満
たす。そうして、図示しない外部の駆動回路の記録信号
に従い、接続ケーブル100を通じて下電極膜60と上
電極膜80との間に電圧を印加して、弾性膜50と圧電
体膜70とをたわみ変形させることで圧力発生室12内
の圧力を高めて、ノズル開口11からインク滴を吐出し
て記録を行う。
【0033】(実施例2)図7は本発明のインクジェッ
ト式記録ヘッドの実施例2の分解斜視図である。封止板
20と、共通インク室形成板30と、インク室側板40
と、薄肉壁41と、を線膨張係数が2.5〜4.5[×
10-6/℃]のガラスセラミックで構成している。これ
により、ヘッドを構成する部品はすべてシリコン単結晶
基板10と線膨張係数が近い部品となり、温度変化に対
して、部品間の伸縮量の差の影響から解放される。
【0034】図8に共通インク室31を構成するガラス
セラミック部品の製造工程を示す。まず、各部品の厚さ
のシートを作る(図8(a))。次に各部品の形状をプ
レス等で形成する(図8(b))。この時、各部品は焼
成時の収縮を見込んだ厚さや寸法で作る。次に各部品を
積層する(図8(c))。最後に焼成して一体化する
(図8(d))。こうして、接着剤を用いずに一体化し
た共通インク室31を形成する部品ができ上がる。この
一体化した共通インク室31を形成するガラスセラミッ
ク部品と、膜形成プロセスを経たシリコン単結晶基板1
0と、を接合するだけで良いため、製造工程が大幅に簡
略化できる。
【0035】また、シリコン単結晶基板10は、一体化
したガラスセラミックという強固な補強板を得たことに
なり、ヘッドとして十分な強度を持つ。なお、共通イン
ク室31を構成する部品を除く他のヘッド構成は実施例
1(図1〜図4)と同様のため説明は省略する。
【0036】(実施例3)本発明のインクジェット式記
録ヘッドの実施例3は、実施例1の封止板20の材質に
線膨張係数が2.5〜4.5[×10-6/℃]の鉄−ニ
ッケル合金(一般にインバーと呼ばれる)を用いるもの
である。鉄ーニッケル合金はプレス加工で製作して、イ
ンク耐性を確保するため全表面に無電解ニッケルメッキ
を2〜5μm付着する。封止板20の形状と、他のヘッ
ド構成は実施例1と同様のため説明は省略する。
【0037】(実施例4)本発明のインクジェット式記
録ヘッドの実施例3は、実施例2の封止板20、共通イ
ンク室形成板30、インク室側板40、の材質に線膨張
係数が2.5〜4.5[×10-6/℃]の鉄−ニッケル
合金を用いるものである。鉄−ニッケル合金はプレス加
工で製作して、インク耐性を確保するため全表面にニッ
ケルメッキを無電解で付着する。各部品は、実施例1の
ように、互いに接着して積層する。
【0038】なお、共通インク室31を構成する部品を
除く他のヘッド構成は実施例1(図1〜図4)と同様で
あり、その効果は実施例2と同様のため説明は省略す
る。
【0039】(実施例5)図9は本発明のインクジェッ
ト式記録ヘッドの実施例5の分解斜視図を、図10は図
9のインク流路の断面を示す。実施例5では、ノズル開
口11を圧電素子と反対の平面に配した構成として、キ
ャッピングを容易にすると共に、ノズル開口11後方の
奥行きを小さくしてる。これらの図において、110
は、ノズル開口11が穿設されたノズル基板である。2
2は、ノズル開口11と圧力発生室12とを結ぶノズル
連通口で、封止板20、共通インク室形成板30、薄肉
壁41、インク室側板40を貫通している。ノズル開口
11を除くシリコン単結晶基板10、弾性膜50、下電
極膜60、圧電体膜70、上電極膜80はその構成を実
施例1と同様としているので説明は省略する。
【0040】共通インク室31を構成する材料は本発明
の実施例1から実施例4のいずれであっても良いが、実
施例5ではノズル基板110、インク室側板40、薄肉
壁41、共通インク室形成板30、封止板20をすべて
線膨張係数が2.5〜4.5[×10-6/℃]のガラス
セラミックで構成している。その製法は実施例2に準
じ、その効果は前述の実施例と同様である。ただし、ノ
ズル連通口22は、封止板20、共通インク室形成板3
0、薄肉壁41、インク室側板40の4部品に個々に穴
開けしても良いが、本実施例では同4部品を積層した後
に一括してプレスで穴開けしている。これにより、4部
品のノズル連通口の位置ずれが無くなり、インクジェッ
ト式記録ヘッドにとって好ましくない気泡の停滞し易い
段差部が生じないので、ヘッドの信頼性が確保できる。
【0041】なお、インク導入口42は封止板20に設
けられ、図示せぬ外部からインクを供給する。また、イ
ンク導入口42を封止板20側に設けた関係で、接続ケ
ーブル100は実施例1とは反対の方向へ引き出されて
いる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット式記録ヘッドによれば、膜形成プロセスと、シリ
コン単結晶基板の異方性エッチングと、で構成される高
密度ヘッドを、共通インク室をシリコン単結晶基板外へ
設けることで、ウェハからのシリコン単結晶基板の取り
数が大きくなり、ヘッド単価を低減できる。また、少な
くとも封止板にシリコン単結晶基板と線膨張係数の近い
材料を用いることで、脆いシリコン単結晶基板を補強し
つつ、温度変化における材料間の伸縮量の差に起因す
る、薄膜の圧電素子への影響を防げる。その結果、高密
度で信頼性の高いヘッドを安価に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の平面図及び断面図である。
【図3】本発明の実施例1を構成する部品の一部分を変
形させた斜視図である。
【図4】本発明の実施例1の薄膜製造工程を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例1のシリコン単結晶基板のウェ
ハ上への配置を示す図である。
【図6】本発明に依らない場合の挙動を示す図である。
【図7】本発明の実施例2を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の実施例2の製造工程を示す図である。
【図9】本発明の実施例5を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の実施例5のインク流路を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 シリコン単結晶基板 11 ノズル開口 12 圧力発生室 13 狭隘部 14 連通部 20 封止板 30 共通インク室形成板 41 薄肉壁 50 弾性膜 70 圧電体膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン単結晶基板の異方性エッチング
    により複数の長窓状に形成された、ノズル開口からイン
    ク滴を吐出させる圧力発生室と、前記シリコン単結晶基
    板の1面を被覆する弾性膜と、前記弾性膜のシリコン単
    結晶基板と反対面上に各圧力発生室に対応して、電極
    膜、圧電体膜、電極膜が順次積層された圧電素子と、か
    らなるインクジェット式記録ヘッドにおいて、 前記シリコン単結晶基板の圧力発生室のノズル開口から
    遠い端部に狭隘部と連通部とを形成して、前記シリコン
    単結晶基板の他面を、前記連通部と共通インク室とを接
    続するインク供給連通口を有する封止板で封止して、前
    記封止板を1面とする共通インク室を前記シリコン単結
    晶基板に隣接して備えてなることを特徴とするインクジ
    ェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記共通インク室を形成する部材の内、
    少なくとも封止板はその線膨張率が前記シリコン単結晶
    基板の線膨張係数の2倍を越えない材料で構成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット式記録
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記共通インク室を形成する部材の内、
    少なくとも封止板に線膨張係数が2.5〜4.5[×1
    -6/℃]であるガラスセラミックを用いてなることを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 前記共通インク室が、封止板を含めてす
    べて線膨張係数が2.5〜4.5[×10-6/℃]であ
    るガラスセラミックを用いて、積層後成形して焼成、あ
    るいは成形後積層して焼成して一体化されてなることを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 前記共通インク室を形成する部材の内、
    少なくとも封止板に線膨張係数が2.5〜4.5[×1
    -6/℃]である鉄−ニッケル合金を用いてなることを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 前記共通インク室は、封止板に対向する
    面の少なくとも一部に薄肉壁を有することを特徴とする
    請求項1から請求項5に記載のインクジェット式記録ヘ
    ッド。
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