JPH10261189A - 車両検出装置 - Google Patents

車両検出装置

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JPH10261189A
JPH10261189A JP9064095A JP6409597A JPH10261189A JP H10261189 A JPH10261189 A JP H10261189A JP 9064095 A JP9064095 A JP 9064095A JP 6409597 A JP6409597 A JP 6409597A JP H10261189 A JPH10261189 A JP H10261189A
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JP
Japan
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vehicle
differential
road surface
predetermined
processing
Prior art date
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Application number
JP9064095A
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English (en)
Inventor
Hisakuni Yokosuka
久訓 横須賀
Hisashi Kurosaki
久 黒埼
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の影等で誤動作しない車両検出装置を提
供する。 【解決手段】 路面を撮像するように設けられた撮像手
段と、水平方向に互いに所定の間隔を保ち、かつ所定の
同一長さからなる所定の処理エリアを設定する処理エリ
ア設定手段と、設定された処理エリアを画面中で上から
下に向けて走査したときに、輝度が明から暗に変化した
ときのみ反応するように微分処理する微分処理手段と、
算出された微分値の平均値が所定の数フィールドの微小
時間変化していないときに、路面と判定する微小時間路
面判定手段と、路面であると所定回数判定されたとき
に、フリーズ準備を設定するフリーズ準備設定手段と、
フリーズ準備が所定回数連続し、かつ算出された2値化
微分密度が所定のスレッショルドを越えているときに、
車両有りを検出する検出手段と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラによ
り車両を撮像し、得られた画像データを処理して車両の
検出を行う車両検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、本出願人が、先に、特開平5−
151495号公報で提案した、ビデオカメラにより車
両(自動車)を撮像し、得られた画像データを処理して
車両を検出する車両検出方法を実現するための車両検出
装置の概略構成図である。
【0003】この車両検出装置は、画像撮像手段10、
輝度データ変換部20、演算処理部30、制御部40及
び夜間用の照明装置50から構成されている。撮像手段
10は、例えばCCDカメラ(CCDビデオカメラ)1
0aから構成され、道路の検知領域の画像を撮像して得
られた映像信号を輝度データ変換部20へ送出するよう
に構成されている。
【0004】輝度データ変換部20は、映像信号をデジ
タルデータ化する部分であって、映像信号より水平同期
信号及び垂直同期信号を得る同期信号抽出回路21、こ
れらの同期信号に基づいて捜査線上の現在の捜査位置を
数値化して対応する水平座標及び垂直座標を得るための
水平アドレスカウンタ22と垂直アドレスカウンタ2
3、これらの出力と後述するマイクロプロセッサ41が
順次指定する座標とを比較し一致した瞬間に取込み信号
を発生するデジタルコンパレータ24、この取込み信号
に応じて前記映像信号の対応する瞬間の輝度を数値化し
輝度データを得て出力するビデオA/D変換回路25か
ら構成されている。なお、入力部には伝送されてくる映
像信号を適切なレベルに増幅するビデオアンプ27、こ
れに続きA/D変換に先立って映像信号を一定振幅に正
規化するためのクランプレベル固定回路28も設けられ
ている。
【0005】演算処理部30は、ビデオA/D変換回路
25からの輝度データを受けて複数の輝度データの平均
化をしたり相関を演算したりするための回路で、高速演
算を要求されるためシグナルプロセッサ31を用いてお
り、図示しないがデータの記憶に必要な記憶部も備えて
いる。
【0006】制御部40は上述各部を制御するととも
に、前記演算処理部30からのデータを受取りこれに更
に演算処理を施し、車両の存在を感知したりこの車両の
速度を算定して後続装置に出力する部分で、マイクロプ
ロセッサ41、制御プログラムを記憶したROM42、
データ記憶用のRAM43、出力用のI/O回路44か
ら構成されている。図中、45は、マイクロプロセッサ
41が他の部分とデータやアドレスさらに制御命令や応
答信号用のCPUバスである。
【0007】照明装置50は、夜間に制御部40が画像
処理により車両を検知した場合にI/O回路44により
駆動され、撮像対象領域を所定時間照明して画像処理に
好適な画像を得るためのものである。この照明装置50
には、例えば赤外線発光器を使用することができる。ま
た、この照明装置50は所定時間の間に撮像動作(シャ
ッタタイミング)に同期して間欠的に発光照明を繰り返
すものでもよいし、連続点灯するものでも良い。なお、
例示装置にはその他にも直流電源51、各部に供給され
るクロック回路52、撮像手段10からの映像信号のレ
ベルが低く処理に不適切な場合に撮像手段10の感度を
上げるための信号を送出するD/A変換回路53等が具
備されている。
【0008】上記提案装置においては、画像中、道路の
横断方向に想定された直線(検知ライン)上に設定され
た複数の計測点の位置と、時間的に対応する映像信号の
輝度レベルを一組とした輝度データ群が所定時間間隔で
順次求められる。求められた輝度データ群相互の差異に
基づき、ある時刻での検知ライン上の車両の存在を検出
する画像処理が行われる。
【0009】すなわち、検知ライン上に車両が存在しな
い場合に対応すべく予め決定されたデータ群(スレッシ
ョルドレベルデータ)と、検知ライン上の輝度データ群
(車両検知レベルデータ)との差を検出することにより
車両を検知し、あるいは、検知ライン上に車両が存在し
ないときの輝度データ群(基準路面レベルデータ)と、
検知ライン上に車両が存在するときの輝度データ群(車
両検知レベルデータ)との差を検出することにより車両
を検知する。
【0010】また、検知ラインを複数設定しておけば各
検知ラインへの車両到達時間に基づき当該車両の速度を
求めることもできる。さらに、検知ラインを画面全体に
設定して、より多くの輝度データを密に取込むことによ
り画面全体を把握して、ナンバープレートの識別等を行
うこともできる。さらにまた、処理速度との兼ね合いで
必要とあれば、ある時点の画像を静止画像として一旦記
憶してこの記憶画像を後に処理することもできる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
の提案に係る車両検出装置においては、検知ライン上に
車両が存在しない場合の予め決定されたスレッショルド
レベルデータ、及び輝度データの初期値(基準データ)
を設定しなければならない面倒があるとともに、このよ
うに「基準データ」を用いているので、大きな照度変化
に対応することができないという不都合があった。
【0012】また、検出ラインは、例えば、図9に示さ
れる画像データが得られている場合、車両Cの走行する
路面(道路)Gの横断方向(図9の矢印(イ)参照)に
想定して走査するようにしているため、車両Cの影(図
9の網掛け部分)に対応してナンバープレートPが撮影
範囲に入る前の画像データの取込み、いわゆるフリーズ
を開始してしまう不都合があった。また、風で飛んでき
た紙等にも反応して誤動作の頻度が高くなるという欠点
があった。
【0013】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、基準データの事前設定が
不要で、かつ、誤動作の少ない車両検出装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両検出装
置は、上記目的を達成するために、車両が進行して来る
方向と対向する方向の路面の上方位置に設けられ、その
上方位置からその車両が進行して来る方向のその路面の
所定の前方位置を撮像するように設けられた撮像手段
と、撮像された画面中に、水平方向に互いに所定の間隔
を保ち、かつ所定の同一長さからなる所定の処理エリア
を設定する処理エリア設定手段と、設定された処理エリ
アを画面中で上から下に向けて走査したときに、輝度が
明から暗に変化したときのみ反応するように微分処理す
る微分処理手段と、微分値を基にその微分値の最大値、
平均値及び微分2値化密度をそれぞれ算出する算出手段
と、算出された微分値の平均値が所定の数フィールドの
微小時間において連続して変化していないときに、路面
と判定する微小時間路面判定手段と、路面であると所定
回数判定されたときに、フリーズ準備を設定するフリー
ズ準備設定手段と、フリーズ準備が所定回数連続し、か
つ算出された2値化微分密度が所定のスレッショルドを
越えているときに、車両有りを検出する検出手段と、を
有することを特徴としている。また、算出された微分値
の最大値、平均値又は2値化微分密度の時間平均に基づ
いて、その2値化微分密度を求める2値化のスレッショ
ルド及び検出手段の所定のスレッショルドをそれぞれ更
新するスレッショルド更新手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明に係る車両検出装置の撮像
手段等のハード構成は、先に提案した上記図8の車両検
出装置と同一であるので、本発明のハード構成について
は、上記図8を採用して説明する。
【0016】図1は、演算処理部30における基本的な
処理フローを示したもので、以下、この処理フローに従
って説明する。
【0017】微分処理(ステップ100。以下、ステッ
プを「S」とする。) 先ず、最初に所定の微分カーネル(微分演算子)を用い
て撮像された画面の所定の処理エリア(領域)の微分処
理が行われる。ここでは、演算子として(2,1,0,
−1,−2)が用いられている。
【0018】上記提案装置における処理エリア(検知ラ
イン)は、路面Gの横断方向であるのに対し(図9の矢
印(イ)参照)、本発明では、車両Cの進行方向、すな
わち、撮像された画面を上から下に向けて垂直方向に行
われる(図9の矢印(ロ)参照)。
【0019】図2及び図3は、処理エリアを説明するた
めの図面であって、図2に示される画面10′は、図3
に示されるように設けられたCCDカメラ10aで撮像
された状態を示している。すなわち、このCCDカメラ
10aは、路面Gの上方に設けられていて、進行してく
る車両Cを撮像できるように設けられている。したがっ
て、画面10′の高さ(垂直)方向の撮像範囲は、図3
の鎖線で示される長さが相当している。
【0020】図2において、画面10′の上方の所定の
間隔を保って設けられた垂直方向の直線は、処理エリア
Aを示している。この処理エリアAは、図3の鎖線の上
方のHで示される部分に当たっている。これは、図示し
ない車両が画面10′に入ってきた直後に車両を検出で
きることを意味している。
【0021】各処理エリアAの間隔Dとその本数、すな
わち、処理エリアの幅W、及び処理エリアの高さHは、
車両が路面Gを最高速度(例えば、120km/h)で
走行していても、少なくとも車両のナンバープレートが
撮像できるように決められている。そして、各処理エリ
アA,A…を全部を走査したときの長さが、上記提案の
路面Gを横断する方向に走査したときの長さ(図9の矢
印(イ)参照)と、ほぼ等しくなるように、つまり、所
定の時間内で処理できるように決められている。なお、
図3の寸法は一例である。
【0022】図4は、図2に示される1本の処理エリア
Aに相当する処理エリアの輝度とそれを微分処理したと
きの一例である。この図において黒丸は、処理エリアA
を形成する一つの画素(Pixel )に当り、画面10′の
上から下に向かって走査したとき、輝度が0から255
に変化後(図4の矢印(イ)参照)、再び0に変化して
いることを示している(図4の矢印(ロ)参照)。な
お、ここに示される黒丸の画素数は、実際の画素数より
も少なく表されている。
【0023】図4の白丸は、上記各黒丸の輝度を微分処
理したときの微分値を示すもので、輝度が大きくなる変
化(図4の矢印(イ))に対しては微分値の変化はな
く、高い輝度から低くなるときの変化(図4の矢印
(ロ))に対して微分値の変化が表れている。
【0024】すなわち、この微分値の変化は、撮像画面
の輝度の暗いところから明るく変化するときは反応しな
いことを意味しており、図9の矢印(ロ)に示される部
分が微分処理エリアAに特定されたとしても、影(図9
の網掛け部分)の部分には反応しないことを意味してい
る。
【0025】したがって、このような車両Cに先駆けて
表われる影に反応してその影を車両Cと誤検知すること
は効果的に防止される。
【0026】これに対し、図9の矢印(ハ)又は(ニ)
に示されるような車両Cと路面Gとにまたがるような場
合、あるいは、ナンバープレートPにかかるような処理
エリアAには、撮像画面のうちの輝度が暗い部分から明
るくなる部分を含んでいるので、図4の矢印(ロ)に示
される部分に対応する微分値の変化が表われる。
【0027】したがって、この変化を基に、後述するよ
うに車両Cを検出することができるとともに、この車両
Cを検出した時点の撮像画面には、ナンバープレートP
を含ませることができる。
【0028】撮像された画面10′に設定された処理エ
リアAの微分値に基づいてフリーズ処理が行われるが、
このフリーズ処理には、微分値を加工した3つの評価値
である、微分値の最大値、微分値の平均値及び微分2値
化密度が用いられる。S200〜S400は、上記3つ
の評価値の算出フローを示している。なお、本発明で撮
像された画面というときは、必ずしも表示画面に写し出
された画像を指すだけでなく、撮像された画像データも
含んでいる。
【0029】微分値の最大値の算出(S200) この微分値の最大値は、処理エリア(図2においては、
各処理エリアAの全部。以下、同じ。)を1回微分処理
したときに得られる微分値の最大値のことである。上記
図4の例では、輝度が低下したときの微分値の「75
0」がこの最大値に該当している。
【0030】微分値の平均値の算出(300) この微分値の平均値は、処理エリアを1回微分処理した
ときの微分値の平均値である。
【0031】微分2値化密度の算出(S400) 処理エリア全体の微分値を“0”,“1”に2値化した
ときの“1”の数を微分2値化密度としている。
【0032】微小時間での路面判定(S500) この路面判定は、所定の微小時間で路面を簡易的に判定
するためのもので、上記の微分値の平均値が所定の数フ
ィールド(走査)時間連続して変化していないときに路
面と判定される(S502)。この判定は、所定の評価
値が所定のスレッショルド以外にある場合に路面、すな
わち、車両は存在しないと判定される。この所定の評価
値は、次式によって表される。
【数1】 ED;路面判定の評価値 Dm;微分値の平均値 m;現時刻m n;現時刻mから過去の所定のn時間 すなわち、上記式は、現時刻mから微小のn時間におけ
るn回のフィールド(走査)の微分値の平均値が所定の
範囲内にあるときに、撮像している画面は路面と判定さ
れる(S502)。
【0033】フリーズの準備(S600) このフリーズの準備では、路面が一度検出されてから
(S502YES)車両が通過したか否かを判定するも
ので、図5のフローに示される手順に従って行われる。
すなわち、上記S500におけるm時刻における微小n
時間における路面判定から、さらに過去に所定のP回遡
って連続して路面と判定されたときは、フリーズの準備
ができたと判定される(S610YES、S620)。
【0034】2値化微分密度,フリーズ用のスレッショ
ルドの更新(S700) これらスレッショルドの更新は、路面Gの判定を学習し
て自動設定される。つまり、上記従来の提案装置のよう
な初期値設定を必要としないことを意味している。これ
らスレッショルドの更新の詳細は、図6に示されてい
る。すなわち、これらスレッショルドの更新は、所定の
m回数連続で上記の微小時間の路面判定(S500)が
路面と判定したときの微分値の最大値、微分値の平均値
及び2値化微分密度のそれぞれの累加合計(所定のm回
数連続の時間の累加合計)を時間平均して計算される
(S710、S720YES、S730、S740)。
【0035】フリーズのスレッショルドは、下式によっ
て求められる。 DenThre n =(1−αd)DenThre n-1 +αd(E
Den+(EDenMax−EDen)βd) DenThre ;フリーズのスレッショルド αd;指数平滑定数 βd;シフト量 EDen;微分2値化密度 EDenMax;理論上の微分2値化密度の最大
【0036】微分値を2値化するためのスレッショルド
は、下式によって求められる。 Diff Thre n =(1−αb)Diff Thre n-1 +αb
(EDiff Mean +(EDiff Max−EDiff Mean )
βb) Diff Thre ;微分値を2値化するためのスレッショル
ド αb;指数平滑定数 βb;シフト量 EDiff Mean ;微分値の平均値の時間平均 EDiff Max;微分値の最大の時間平均
【0037】フリーズ処理(S800) 上述のS502において、微小時間での路面判定におい
て路面でないと判定されたときは、フリーズ処理とされ
る。このフリーズ処理の詳細は図7に示されている。す
なわち、上記のS600のフリーズの準備がn回連続し
てフリーズ処理の準備ができていると判定され、かつ、
2値化微分密度が所定のスレッショルドを越えていると
判定されたときは、車両がありと判定される(S810
YES、S820)。したがって、この車両が検知され
たときの画像データを基にナンバープレートの解読処理
等の所定の処理が行われる。
【0038】上述の車両検出装置においては、処理エリ
アを車両の走行方向と平行に設定し、撮像した画面の輝
度が明から暗に変化したときのみ反応するように微分処
理し、その微分値を基に路面の判定を行うようにしたの
で、車両のみを感度よく検出することができる。また、
路面を判定する基準データを学習して設定できるように
したので、初期値の設定を省略することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る車両検出装置は、車両が進
行して来る方向と対向する方向の路面の上方位置に設け
られ、その上方位置からその車両が進行して来る方向の
その路面の所定の前方位置を撮像するように設けられた
撮像手段と、撮像された画面中に、水平方向に互いに所
定の間隔を保ち、かつ所定の同一長さからなる所定の処
理エリアを設定する処理エリア設定手段と、設定された
処理エリアを画面中で上から下に向けて走査したとき
に、輝度が明から暗に変化したときのみ反応するように
微分処理する微分処理手段と、微分値を基にその微分値
の最大値、平均値及び微分2値化密度をそれぞれ算出す
る算出手段と、算出された微分値の平均値が所定の数フ
ィールドの微小時間において連続して変化していないと
きに路面と判定する微小時間路面判定手段と、路面であ
ると所定回数判定されたときに、フリーズ準備を設定す
るフリーズ準備設定手段と、フリーズ準備が所定回数連
続し、かつ算出された2値化微分密度が所定のスレッシ
ョルドを越えているときに、車両有りを検出する検出手
段とからなるので、車両のみを感度よく検出することが
できる。また、算出された微分値の最大値、平均値又は
2値化微分密度の時間平均に基づいて、その2値化微分
密度を求める2値化のスレッショルド及び検出手段の所
定のスレッショルドをそれぞれ更新するスレッショルド
更新手段を設けたときは、基準となるデータを学習して
更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】演算処理部の基本的処理フローを示すフローチ
ャートである。
【図2】処理エリアの設定例を示す説明図である。
【図3】CCDカメラの撮像位置を示す説明図である。
【図4】処理エリアの輝度レベルとその微分値との関係
を示す説明図である。
【図5】フリーズの準備処理の詳細を示したフローチャ
ートである。
【図6】2値化微分密度及びフリーズのスレッショルド
の更新処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】フリーズ処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図8】従来の提案装置及び本発明のハード構成を示す
概略構成図である。
【図9】路面と車両との位置関係を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
10 撮像手段 10a CCDカメラ 20 輝度データ変換部 30 演算処理部 40 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が進行して来る方向と対向する方向
    の路面の上方位置に設けられ、その上方位置からその車
    両が進行して来る方向のその路面の所定の前方位置を撮
    像するように設けられた撮像手段と、 撮像された画面中に、水平方向に互いに所定の間隔を保
    ち、かつ所定の同一長さからなる所定の処理エリアを設
    定する処理エリア設定手段と、 設定された処理エリアを画面中で上から下に向けて走査
    したときに、輝度が明から暗に変化したときのみ反応す
    るように微分処理する微分処理手段と、 微分値を基にその微分値の最大値、平均値及び微分2値
    化密度をそれぞれ算出する算出手段と、 算出された微分値の平均値が所定の数フィールドの微小
    時間において連続して変化していないときに、路面と判
    定する微小時間路面判定手段と、 路面であると所定回数判定されたときに、フリーズ準備
    を設定するフリーズ準備設定手段と、 フリーズ準備が所定回数連続し、かつ算出された2値化
    微分密度が所定のスレッショルドを越えているときに、
    車両有りを検出する検出手段と、 を有することを特徴とする車両検出装置。
  2. 【請求項2】 算出された微分値の最大値、平均値又は
    2値化微分密度の時間平均に基づいて、その2値化微分
    密度を求める2値化のスレッショルド及び検出手段の所
    定のスレッショルドをそれぞれ更新するスレッショルド
    更新手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両
    検出装置。
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