JPH10259365A - 壁紙補修剤 - Google Patents
壁紙補修剤Info
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- JPH10259365A JPH10259365A JP8336897A JP8336897A JPH10259365A JP H10259365 A JPH10259365 A JP H10259365A JP 8336897 A JP8336897 A JP 8336897A JP 8336897 A JP8336897 A JP 8336897A JP H10259365 A JPH10259365 A JP H10259365A
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Abstract
な穴や傷の補修に好適な壁紙補修剤を得る。 【解決手段】 乳化重合又は懸濁重合により得られた酢
酸ビニル・アクリル共重合樹脂を含んでいるもの。
Description
れた壁紙の剥離や目透き、小さな穴や傷の補修に使用さ
れる壁紙補修剤に関する。
接着剤は、接着性がよいということを目的として、エチ
レン・酢酸ビニル共重合樹脂又は酢酸ビニル樹脂により
組成されている。しかしながら、これらエチレン・酢酸
ビニル共重合樹脂又は酢酸ビニル樹脂により組成された
接着剤は、乾燥後の被膜が光る(ツヤがある)という問
題点があり、更に、乾燥後の被膜が透明なため、目透き
を改善し得ないという課題があった。
して使用されるコーキング剤は、アクリル樹脂により組
成されており、ジョイント箇所が目立たず耐水性はよい
が、ゴミやホコリが付着し易いという課題があった。
れた壁紙の剥離や、目透き,小さな穴や傷の補修に好適
な壁紙補修剤を得ることを目的とする。
述の課題を解決するために、乳化重合又は懸濁重合によ
り得られた酢酸ビニル・アクリル共重合樹脂を含む壁紙
補修剤を提供する。
るために、乳化重合又は懸濁重合により得られた酢酸ビ
ニル・アクリル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤とが
混練されている壁紙補修剤を提供する。
するために、乳化重合又は懸濁重合により得られた酢酸
ビニル・アクリル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤
と、着色用の顔料とが混練されている壁紙補修剤を提供
する。
は、乳化重合又は懸濁重合により得られた酢酸ビニル・
アクリル共重合樹脂を含むものであるため、揮発性有機
溶剤を含まずとも壁紙補修に適したペースト剤が調製で
き、壁紙を痛めることなく、また、臭いも殆どないた
め、人体への影響も少ない。また、乳化重合又は懸濁重
合により得られた酢酸ビニル・アクリル共重合樹脂から
なる本発明の壁紙補修剤は、剥れた壁紙を接着する接着
剤としての性能も有し、べとつかずゴミやホコリを付着
し難く、耐水性にも優れている特性を有している。
例えば酢酸ビニル及びアクリル酸メチルの各モノマー
を、水中に懸濁させるか、水中に乳化させた系中で常法
により触媒等を用いて重合を行って得られる。
化重合又は懸濁重合により得られた酢酸ビニル・アクリ
ル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤とが混練されたも
のである。これにより、施工時の壁紙の剥れ部分への納
まり性を良好にし、補修箇所を圧着せず補修できる。ま
た、充填剤により、乾燥後の被膜にはツヤを呈すること
がなく、目透きを改善することができる。
アクリル共重合樹脂の接着性を阻害することがなく、施
工時には壁紙の剥れ部分への納まり性がよく、施工後に
乾燥した際には、ヤセ等の施工部分の状態の変化が少な
いものが選ばれる。有機充填剤としては、例えば再生ゴ
ム等が上げられ、無機充填剤としてはクレー、タルク、
シリカ、炭酸カルシウム等が上げられる。
ル共重合樹脂への混練量は、少なすぎれば、壁紙の剥れ
部分へ塗着した際に流れ易くなり、多すぎれば接着力が
減少する。このため、有機又は無機充填剤は、酢酸ビニ
ル・アクリル共重合樹脂に対して0.9倍以上、1.1
倍以下添加される。
接着するだけでなく、目透きやクラックの補修をも含ん
でいる。このため、請求項3の本発明による壁紙補修剤
では、乳化重合又は懸濁重合により得られた酢酸ビニル
・アクリル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤と、着色
用の顔料とが混練されている。ユーザは、補修対象壁紙
の色に類似した含量を含む本発明の壁紙補修剤を1つ又
は2つ以上混合して用いることにより、補修箇所が目立
たないようにすることができる。
酸ビニル・アクリル共重合樹脂により、剥れた壁紙を接
着する接着剤としての性能を有し、べとつかずゴミや埃
を付着せず、耐水性にも優れている。更に、顔料の添加
により着色された補修剤を施用することにより、壁紙の
色に近いものを選択し補修箇所を目立たせず補修できる
という効果が得られる。また、その特性上、初期の納ま
り性がよいという効果を有しているので、補修箇所を圧
着せず補修できる。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
重合樹脂を調製した。詳しくは、水溶性ポリマー(保護
コロイド)水溶液中に、酢酸ビニルモノマー及びアクリ
ル酸2エチルヘキシル(2EHA)を投入して、攪拌し
て乳化させ、重合触媒として過硫酸カリウムを添加し、
攪拌状態のまま加熱して乳化重合を行った。得られた酢
酸ビニル・アクリル共重合樹脂の粘度は35,000±
5,000cpsであった。尚、本実施例では乳化重合
での酢酸ビニル・アクリル共重合樹脂の調製を示した
が、懸濁重合を用いることによっても、エマルジョンタ
イプの酢酸ビニル・アクリル共重合樹脂を得ることがで
きる。
100部に、可塑剤としてジブチルフタレートを4部
と、凍結安定剤としてエチレングリコール3部を添加混
練し、更に、無機充填剤として酸化チタン100部を添
加混練してペースト状とし、これに着色顔料を添加しな
いもの(酸化チタンを使用したもの)、及び、黒色,茶
色,レモン色の各々の着色顔料を添加して混練した後、
チューブに詰めて4色の壁紙補修剤を調製した。
となる壁紙の色に近付けて各々の色の補修剤をパレット
上で練り合せ、塗着することができる。この場合、壁紙
の目透き,小さな穴や傷部分への納まり性がよく、べと
つかずゴミやホコリを付着し難く、揮発性の有機溶媒を
含まないので、壁紙への影響がなく、施工者への負担も
ない。また、乾燥後は、耐水性に優れ、表面のツヤもな
く、補修部分以外の壁紙に対して目立たないことが確認
された。
された壁紙の剥離や、目透き,小さな穴や傷の補修に好
適な壁紙補修剤を得ることができるという効果を有す
る。特に、本発明は乳化重合又は懸濁重合により得られ
た酢酸ビニル・アクリル共重合樹脂を含んでいるもので
あるため、揮発性有機溶剤を含まずとも壁紙補修に適し
たペースト剤が調製でき、これは、剥れた壁紙を接着す
る接着剤としての性能を有し、べとつかずゴミやホコリ
を付着し難く、乾燥後の耐水性にも優れている特性を有
している。
Claims (3)
- 【請求項1】 乳化重合又は懸濁重合により得られた酢
酸ビニル・アクリル共重合樹脂を含んでいることを特徴
とする壁紙補修剤。 - 【請求項2】 乳化重合又は懸濁重合により得られた酢
酸ビニル・アクリル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤
とが混練されていることを特徴とする壁紙補修剤。 - 【請求項3】 乳化重合又は懸濁重合により得られた酢
酸ビニル・アクリル共重合樹脂と、有機又は無機充填剤
と、着色用の顔料とが混練されていることを特徴とする
壁紙補修剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8336897A JPH10259365A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 壁紙補修剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8336897A JPH10259365A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 壁紙補修剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10259365A true JPH10259365A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13800495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8336897A Pending JPH10259365A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 壁紙補修剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10259365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002317164A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Nippon Fuirin Kk | 水性粘着剤 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP8336897A patent/JPH10259365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002317164A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Nippon Fuirin Kk | 水性粘着剤 |
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