JPH10258596A - 貴金属入りカード及びその製造方法 - Google Patents

貴金属入りカード及びその製造方法

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JPH10258596A
JPH10258596A JP6654797A JP6654797A JPH10258596A JP H10258596 A JPH10258596 A JP H10258596A JP 6654797 A JP6654797 A JP 6654797A JP 6654797 A JP6654797 A JP 6654797A JP H10258596 A JPH10258596 A JP H10258596A
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JP
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card
noble metal
label
metal piece
module
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JP6654797A
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English (en)
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Harumoto Ota
晴基 太田
Masao Kuroiwa
政夫 黒岩
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の価値を有し、カードの高級感を失うこと
のない、機械的に処理可能な情報を有する貴金属入りカ
ードを提供する。 【解決手段】貴金属片と非接触状態で情報の読み出しが
可能な小型演算装置と送受信手段を有するICモジュー
ルを備え、カード内に貴金属片等の封入により経済的価
値を保証し、かつICモジュールによるカードの計数や
種別の確認などの管理を容易にするとともに、カードサ
イズのキャビティを有する金型を用いてラベルに貴金属
片とICモジュールを載置し、インジェクションにより
射出成形によりカードを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金・銀・白金等の
貴金属片をカード内に封入し、その貴金属片を目視によ
り確認できるとともに、カードから貴金属片の価値情報
やカード固有の情報を読み取ることが可能な貴金属入り
カード及びその製造方法関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平4−81772号公報「カ
ード」や実開平4−5930号公報「貴金属封入カー
ド」などに開示されて いるように金・銀・白金等の貴
金属片やダイヤモンドなどの宝石類を封入したカードが
あり、これらは少額の貴金属の取引や特定の価値を有す
る代価物として景品・商品などとの等価交換などに用い
られている。金額に応じた貴金属片の種類、形状や重量
によって複数の種類のカードが用いられている。また、
これらのカード内の貴金属片などを抜取り交換するなど
の不正の防止や不正の発見を容易とするベタ印刷、絵柄
・模様・地紋などの装飾印刷、ホログラムなどの不正防
止手段を設けてなる構成が開示されている。さらに、こ
の貴金属片等を封入したカードに機械的に読み取りが可
能な磁気ストライプやバーコードからなる情報記録部を
設け、この情報記録部の情報を読み出しカードの交換ま
たは照合の際の機械処理を可能とする構成が開示されて
いる。
【0003】これらのカードの製造方法としては、例え
ば特開平4−94994号公報「貴金属封入カードの製
造方法」において基材のセンターコア部に貴金属を埋め
込み両サイドに透明若しくは半透明のシートを被覆した
後加熱プレスにより一体化した後カードサイズに打ち抜
く製造方法が開示されている。また、実開平04−35
563号公報「パッケージカード」においては、封入す
る貴金属の厚みの差による影響を受けることなく外形寸
法が同一なカードを得るためにセンターコアを多層構成
とした貴金属封入部を設け熱プレスにより一体化した後
カードサイズに打ち抜く製造方法が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ところで、これらの貴金属片を封入したカ
ードは、取引額又は交換額に応じて複数枚のカードを用
いることがあり、さらに複数の種類のカードの組み合わ
せるため、その管理は、合計取引額の算出にはカードの
種類毎に分けて整理し枚数を数えるか、カードを重ね合
わせた状態でカード側面からカードの種別、枚数の確認
を行っているように目視を主体とした手作業によるとこ
ろが多いという問題がある。そのため枚数が多い場合や
種類が多い場合には、員数検査の計数の間違いを生じる
おそれがあり、カードの枚数の計数に気を取られカード
に不正がないかを確認する余裕を失うこともあるなど、
このようなカードを扱う上で計数確認は確実かつ迅速に
行なうことが望まれていた。
【0005】また貴金属片を封入したカードは厚さが薄
いと員数検査における数え間違いの問題が生じる危惧が
あり、またカードは厚さが薄いと貴金属を入れることに
よる高級感が失われ、代価物としてもイメージの低下を
もたらす問題を有し、さらにカードの曲げや捻りといっ
た物理的強度の低下も懸念されるため、取り扱い易くす
るためのカードを薄型化することは、あまり好ましいと
は言えないものである。このため、これらのカードの厚
みは1.5mmから5mm程度のものが望まれている
が、1.5mmを越える厚さにカードを抜こうとする
と、エッジ付近でのカード基材の割れ、歪み等が生じ、
高品質のカードが得られないという問題を有する。
【0006】そこで、本発明は、貴金属片と非接触状態
で情報の読み出しが可能な小型演算装置と送受信手段を
有するICモジュールを備え、貴金属片等の封入により
経済的価値を有し、かつICモジュールによる計数や種
別の確認などの管理を容易にするとともに、カードサイ
ズのキャビティを有する金型を用いてラベルに貴金属片
とICモジュールを載置し、インジェクションにより射
出成形によりカードを製造することで、所定の価値を有
するカードの高級感を失うことのない、機械的に処理可
能な情報を有する貴金属入りカードを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1の発明の貴金属片入りカード
は、貴金属片を保持してなるラベルと、小型演算装置と
送受信手段を有するICモジュールを保持してなるラベ
ルと、ラベル間に樹脂層を形成してなる貴金属入りカー
ドであり、外部から読み出し可能な貴金属片の価値を示
すデータ及び/又はカードの固有データをICモジュー
ルに記憶してなることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の貴金属片入りカードは、
貴金属片と小型演算装置と送受信手段を有するICモジ
ュールを保持してなるラベルに樹脂層を積層してなる貴
金属入りカードであり、外部から読み出し可能な貴金属
片の価値を示すデータ及びカードの固有データをICモ
ジュールに記憶してなることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の貴金属入りカードにおいて、貴金属片を保持す
るラベルが透明又は半透明であり、少なくとも貴金属片
を載置する箇所に有色及び/又は透明蛍光の地紋を形成
してなることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の貴金属入りカードにおいて、樹脂層の両側にラベルを
形成してなることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の貴金属入りカードにおいて、ラベルの少なくと
も一部には装飾或いは表示情報として印刷及び/又は光
回折構造からなる表示部を形成してなることを特徴とす
る。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の貴金属入りカードにおいて、ラベ
ルの最外層に保護層を設けてなることを特徴とする。
【0013】請求項7の発明の貴金属片入りカードの製
造方法は、カード形状と同一のキャビティ部を有する金
型の一方の位置に貴金属を固定してなる透明若しくは半
透明のラベルを載置し、金型の他方の位置に小型演算装
置と送受信手段を有するICモジュールを保持してなる
ラベル載置した後、ラベル間に樹脂を射出充填により貴
金属入りカードを成形してなることを特徴とする。
【0014】請求項8の発明の貴金属片入りカードの製
造方法は、カード形状と同一のキャビティ部を有する金
型の一方の位置に貴金属及び小型演算装置と送受信手段
を有するICモジュールを固定してなる透明若しくは半
透明のラベルを載置した後、ラベル間に樹脂を射出充填
により貴金属入りカードを成形してなることを特徴とす
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の貴金属入りカードの製造方法において、貴金属
片を保持するラベルが透明又は半透明であり、少なくと
も貴金属片を載置する箇所に有色及び/又は透明蛍光の
地紋を形成してなることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の貴金属入りカードの製造方法において、金型の他方
の位置にラベルを載置してなることを特徴とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、請求項7又は
8に記載の貴金属入りカードの製造方法において、ラベ
ルの少なくとも一部には装飾或いは表示情報として印刷
及び/又は光回折構造からなる表示部を形成してなるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項7ない
し11のいずれかに記載の貴金属入りカードの製造方法
において、ラベルの最外層に保護層を設けてなることを
特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は第1の発明の貴金属入りカ
ードの平面図であり、図2は図1のX−Xにおける貴金
属入りカードの断面図であり、図3(a),(b)はそ
れぞれ図2の貴金属入りカードに用いるラベルの平面図
であり、図4は第2の発明の貴金属入りカードの平面図
であり、図5は図4のY−Yにおける貴金属入りカード
の断面図であり、図6は図5の貴金属入りカードに用い
るラベルの平面図であり、図7は第2の発明の貴金属入
りカードの他の実施例における貴金属入りカードの断面
図であり、図8は(a),(b)はそれぞれ図7の貴金
属入りカードに用いるラベルの平面図であり、図9は本
発明の貴金属入りカードの製造方法における製造装置を
示す概略図であり、図10および図11は本発明の貴金
属入りカードの製造における金型内の状態を示す概略断
面図である。
【0020】図1および図2に示す貴金属入りカード1
は、貴金属片2(例えば、金等のコインバー)を、その
一部がカードの表面から露出した状態でとなるようにラ
ベル3に載置し、他方のラベル4には、ICモジュール
5を載置し、これらラベル3とラベル4の間に貴金属片
2とICモジュール5を収納してなる樹脂層6を設けて
なり、さらに必要に応じてラベル3、4には、保護層7
(又はオーバーシート)を積層したものである。また、
図3に示すようにラベル3、4は透明、若しくは半透明
であり、カード表面で貴金属片を容易に取り出されるの
を防止するための被覆層としての機能を有するととも
に、射出成形により製造する際の貴金属片2、ICモジ
ュール5を金型内に固定するための支持体として機能を
有する。
【0021】貴金属片2は金以外に銀・白金などの経済
的な価値を有するものが好ましく、他にダイヤモンドな
どの宝石類も用いることができる。また、ICモジュー
ル5は、図示しないが、例えばデータ処理が可能な小型
演算装置(CPU)とメモリなどのICチップをポリイ
ミド等の基板上に実装封止しモジュール化したものと、
さらに外部とのデータ等の送受信と電源・クロックの供
給を電磁結合、電磁誘導、マイクロ波などの電磁波を介
して行なう送受信手段(巻線コイル、エッチングコイ
ル、スクリーン印刷によるパターン印刷などのアンテナ
又はコイル)を備えてなり、また用途に応じて外部から
の識別要求に対して、カードに保持する識別信号などを
応答する場合のみはICチップを小型演算装置(CP
U)より簡単な構成のものとすることも可能である。
【0022】ICチップには、少なくともカードに同封
される貴金属片2によるカードの価値情報(例えば貴金
属の種別・重量、設定金額)やカード一枚毎に識別する
ためのカード毎の固有データ、例えばカードの通し番号
やID(Identification)番号等を記録しておき、外部
からのICモジュール5への読み出し命令により、カー
ドの外部に出力されるものである。なお、必要に応じて
ICモジュール5に高いデータ処理機能を持たせること
により、本発明のカードを金融・証券関連の用途に利用
することも可能である。
【0023】ラベル3、4は、それ自身を介して、封入
した貴金属片2を目視により確認できる程度の光透過性
を有し、カードを曲げた時にフィルムの白化・割れ等を
生じることなく、またフィルムと成形樹脂間での剥離を
生じないなどの特性を有し、かつ射出成形時の加熱温度
に耐える耐熱性を有する任意のプラスチックフィルムを
用いることができる。例えば、ポリエチレンやポリプロ
ピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂
等を挙げることができ、これらから1つを選択、或いは
複数を選択し混合して用いてもよく、また複数の樹脂を
積層した複合シートとしてもよい。また、成形樹脂との
接着性を向上させるため、コーティングやコロナ放電等
により表面処理を行ってもよい。ラベル3、4は、これ
らの材料を押し出し成形法、カレンダーロール成形法等
によりシート上に成形され、厚さは10μ〜500μ程
度の範囲で用いることができる。なお、ラベル4は封入
する貴金属片2をラベル4を通して露出させる必要がな
ければ、透明或いは半透明とする必要はなく、上記の材
料以外のものであって、例えば、紙(合成紙を含む)、
プラスチックフイルム、それらを組み合わせた複合シー
トを用いることができる。ラベル3、4上には必要に応
じてカードの表示情報やデザインを文字、絵柄や模様な
どの印刷部9として設けることができ、これらは公知の
オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法
等の印刷手段を用いることができる。またホログラムや
回折格子などの光回折構造(図示しない)を必要に応じ
てラベル3、4上に設けることができる。
【0024】また、ラベル3の貴金属片2を固定する箇
所には有色及び/又は透明蛍光の地紋を設けることがで
き、カード1の内部に封入される貴金属片2を不正に抜
き取ることを抑止、或いは貴金属片2を不正に抜き取っ
た形跡を検証するために設ける地紋印刷10である。不
正に貴金属片2を抜き取っても、その形跡を目視、或い
はブラックランプ等の蛍光用検証器により容易に検証す
ることができる。これらの地紋は有色インキ、透明蛍光
インキを用いて公知のグラビア印刷法、オフセット印刷
法、スクリーン印刷法等の印刷手段を用いることができ
る。なお、地紋印刷10はラベル3の貴金属片2を載置
する側に設けてもよく、またラベル3の両面にも設ける
ことができる。有色インキは通常用いられる印刷用イン
キであり、透明蛍光インキは紫外線の照射により蛍光発
色を示す蛍光染料や蛍光顔料を含むものであり、目視に
より地紋が判別できない程度に透明性を有するものが好
ましい。この場合の蛍光剤としては、例えばCa2 5
9 Cl:Eu2+,CaWO4 ,ZnO:Zn,Zn2
SiO4 :Mn,Y2 2 S:Eu,ZnS:Ag,Y
VO4 :Eu,Y2 3:Eu,Gd2 2 S:Tb,
La2 2 S:Tb,Y3 Al5 12:Ce等があり、
これらを単体、またはこれらの材料を混合したものなど
を用いることができる。またラベル4にも必要に応じて
ラベル3と同様の地紋印刷を片面または両面に施すこと
ができる。
【0025】ラベル3、4上に形成された文字・絵柄な
どの印刷部9や地紋印刷10の摩耗等の耐性を向上させ
る目的で保護層7を設けることができる。かかる保護層
7は、上記目的を満たすことが可能な熱硬化型樹脂、紫
外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂などの硬化型樹脂を
使用し、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ニトロセルロース、ヒドロキ
シセルロース、カルボキシルメチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール、スチレン―マレイン酸共重合体、ポリ
エステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ABS樹
脂等の樹脂が使用できる。これらをトルエン、キシレン
等の溶剤に溶解または分散してグラビア法、ロールコー
ト法等の公知の塗布手段を用いて、塗布・乾燥させるこ
とで耐性を有する保護層7を形成することができる。な
お、膜厚はとくに限定されないが約1〜10μmの範囲
であることが好ましい。また、その他の保護層7の形成
方法としては、上記の樹脂材料などからなる耐性を有
し、透明若しくは半透明のオーバーシートをラベル3、
4に重ね合わせた後、熱プレス等により一体化する方法
もある。熱接着性が弱いオーバーシートにおいては、接
着層を介してラベルと貼り合わせれば良い。なお、上記
の樹脂材料に耐性を向上させるための添加剤、体質顔
料、油脂類などを、保護層の透明性を損なわない範囲で
添加することができる。
【0026】ラベル3の印刷部9と反対面、又は同一面
上には貴金属片2を固定する。貴金属片2は、金・銀・
白金などの貴金属であり、用途に応じた価値を有するよ
うな任意の形状・重量に加工したものを用いることがで
きる。例えばコインバーやコインなどの貴金属市場で流
通しているものを用いてもよい。他にダイヤモンドなど
の宝石類もカード内に封入することもできる。これらの
貴金属片2のラベル3への固定方法としては熱融着法、
溶剤接着法、高周波溶接法、超音波溶接法、接着剤の使
用等があり、好ましくは本発明のカードを製造する方法
の一つである射出成形による製造工程においてラベル3
から貴金属片2が剥離するなどの問題がなければよい。
【0027】ラベル3とラベル4の間において、貴金属
片2とICモジュール5を収納する樹脂層6は、射出成
形によりカードを製造する場合には一般用ポリスチレン
樹脂、耐衝撃用ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルス
チレン樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセ
タール樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、
変性PPO樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルフ
ァルド樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくはそれらの材料を
複合してなるアロイ系樹脂、さらにはガラス繊維の添加
による強化樹脂等を用いることができる。この樹脂層6
は透明状態、半透明状態或いは不透明状態の何れでもよ
く、用途・目的に応じて状態を選択することができる。
なお、他の製造方法としては、ラミネート法・貼り合わ
せ法・接着剤充填法などを用いることも可能である。こ
の場合の樹脂層6を構成する材料は、上記以外に、貼り
合わせ法の場合、UV系接着剤・溶剤系接着剤・ゴム系
接着剤、接着剤充填法の場合、EVA、ポリウレタン等
のホットメルト樹脂がある。
【0028】次に図4および図5に示す第2の発明の貴
金属入りカード11は、ラベル12に貴金属片2(例え
ば、金等のコインバー、プレート)を、その一部がカー
ドの表面から見える状態となるように載置し、さらにI
Cモジュール5を載置し、貴金属片2とICモジュール
5を被覆するようにラベル12上に樹脂層6を設けてな
り、さらに必要に応じてラベル12には、保護層13
(又はオーバーシート)を積層することができる。また
図6に示すようにラベル12は透明、若しくは半透明で
あり、カード11表面で貴金属片2を容易に取り出され
るのを防止するための被覆層としての機能を有するとと
もに、射出成形により製造する際の貴金属片2を金型内
に固定するための支持体として機能を有する。また、ラ
ベル12上に形成された文字・絵柄などの印刷部9や地
紋印刷10の摩耗等の耐性を向上させる目的で保護層7
を設けることができる。なお、第2の発明の貴金属入り
カード11は、前述の第1の発明の貴金属入りカード1
と同様であり、同じ図番の構成については説明を省略し
ている。
【0029】図7に示す貴金属入りカード21は、第2
の発明の貴金属入りカードの他の実施例であり、樹脂層
6の裏面、すなわちラベル12側と反対面にラベル13
を設けたものである。また、図8に示すようにラベル1
2、13は透明、若しくは半透明であり、ラベル12は
第1の発明の貴金属入りカード1のラベル3と同様にカ
ード表面で貴金属片2を容易に取り出されるのを防止す
るための被覆層としての機能を有するとともに、射出成
形により製造する際の貴金属片2、ICモジュール5を
金型内に固定するための支持体として機能を有し、ラベ
ル13は、第1の発明の貴金属入りカード1のラベル4
と同様に封入する貴金属片2をラベル13を通して露出
させる必要がなければ、透明或いは半透明とする必要は
なく、上記の材料以外のものであって、例えば、紙(合
成紙を含む)、プラスチックフイルム、それらを組み合
わせた複合シートを用いることができる。ラベル12、
13上には必要に応じてカードの表示情報やデザインを
文字、絵柄や模様などの印刷部9として設けることがで
き、これらは公知のオフセット印刷法、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法等の印刷手段を用いることができ
る。また、ラベル12、13上に形成された文字・絵柄
などの印刷部9や地紋印刷10の摩耗等の耐性を向上さ
せる目的で保護層7を設けることができる。
【0030】次に本発明の貴金属入りカードの製造方法
について説明する。なお、図9は射出成形方法による本
発明の貴金属入りカードの製造装置30の概略断面図を
示したものである。この金型31は、上金型40と下金
型41が分割可能に組まれるもので、型締め状態におい
て、内部に所定寸法の薄いカード形状の空所が形成さ
れ、かつ溶融樹脂の射出口43が形成されるよう構成さ
れている。なお、上金型40と下金型41のカード表面
形成面40a,41aにはラベル上に何らかの立体的な
模様やホログラム、回折格子などの光回折構造を凹凸状
に形成することも可能である。
【0031】1.第1の実施形態 ・工程1:ラベルの製造 図3(a)に示すように、ベースシート8上には貴金属
片2と、必要に応じてベースシート8の片面又は両面に
カードの表示情報やデザインを文字、絵柄や模様などの
印刷部9として設けることができ、さらに印刷部9を含
むベースシート8上に保護層7を設け、ラベル3を得
る。また、図3(b)に示すラベル3の対面に配置され
るラベル4は、ベースシート8上にICモジュール5
と、必要に応じて片面又は両面にカードの表示情報やデ
ザインを文字、絵柄や模様などの印刷部9として設ける
ことができ、さらに印刷部9を含むベースシート8上に
保護層7を設け、ラベル4を得る。
【0032】・工程2:金型へのインサート 図10に示すように、上記のラベル3およびラベル4を
金型31内に載置する。すなわち、ラベル3を、上金型
40のカード表面形成面40aに装着し、また、ラベル
4を、下金型41のカード表面形成面41aに装着す
る。装着の方法としては、エアーによる吸着等の方法が
好適である。これら上金型40、下金型41を型締めす
る。金型31が型締めされると、ラベル3とラベル4と
の間にはキャビティ42が形成される。
【0033】・工程3:樹脂の射出成形 次に、図10に示すように上記キャビティ43に、所定
量の溶融樹脂32を射出口43から射出して充填し、続
けて冷却・固化させる。
【0034】・工程4:型開き 溶融樹脂32が冷却・固化したら、上金型40と下金型
41を分割して型開きし、溶融樹脂32により成形、一
体化された樹脂層6を有する図2に示す貴金属片入りカ
ード1を得る。これによれば、射出された溶融樹脂32
の圧力でラベル3が上金型40のカード表面形成面40
aに押し付けられ、またラベル4が上金型41のカード
表面形成面41aに押し付けられ、溶融樹脂32と一体
化することにより、貴金属片2とICモジュール5とを
内蔵し、かつ所望の厚さ、例えば0.76mm〜3mm
の厚さに成形されたラベル3およびラベル4と樹脂層6
からなる貴金属片入りカード1を製造することができ
る。貴金属片入りカード1の表面からラベル3を介して
貴金属片2を観察することができ、また表側からは必要
に応じてラベル3上に設けられた文字や絵柄による印刷
部9や光回折構造(図示しない)が観察される。なお、
射出成形によるキャビティ内の薄肉部への樹脂の充填性
を向上させるために、射出圧縮成形法により溶融樹脂を
充填してもよい。
【0035】2.第2の実施形態 次に、本発明の貴金属入りカードの製造方法の第2の実
施形態を説明する。について説明する。なお、上述の本
発明の貴金属入りカードに係る各図中の同一構成の箇所
については同一の番号を付与した。 ・工程1:ラベルの製造 図4および図5に示すように、ベースシート8上には貴
金属片2・ICモジュール5と、必要に応じてベースシ
ート8の片面又は両面にカードの表示情報やデザインを
文字、絵柄や模様などの印刷部9として設けることがで
き、さらに印刷部9を含むベースシート8上に保護層7
を設け、ラベル12を得る。
【0036】・工程2:金型への装着 上記のラベル12を図9に示す金型31内に載置する。
すなわち、図11のようにラベル12を、上金型40の
カード表面形成面40aに装着する。装着の方法として
は、エアーによる吸着等の方法が好適である。これら上
金型40、下金型41を型締めする。金型31が型締め
されると、ラベル12と下金型41との間にはキャビテ
ィ42が形成される。なお、他の実施例としてラベル1
3を下金型41に装着することも可能であり、樹脂層6
をラベル12、13により挟み込む構成とすることもで
きる。
【0037】・工程3:樹脂の射出成形 次に、金型31内に形成されたキャビティ42に、所定
量の溶融樹脂32を射出口43から射出して充填し、続
けて冷却・固化させる。
【0038】・工程4:型開き 溶融樹脂が冷却・固化したら、上金型40と下金型41
を分割して型開きし、射出された溶融樹脂32により、
一体化された樹脂層6を有する図4に示す貴金属片入り
カード11を得る。これによれば、射出された溶融樹脂
32の圧力でラベル3が上金型40のカード表面形成面
40aに押し付けられ、溶融樹脂32と一体化すること
により、貴金属片2とICモジュール5とを内蔵し、か
つ所望の厚さ、例えば0.76mm〜3mmの厚さに成
形されたラベル3と樹脂層6からなる貴金属片入りカー
ド11を製造することができる。貴金属片入りカード1
の表面からラベル3を介して貴金属片2を観察すること
ができ、また表側からは必要に応じてラベル3上に設け
られた文字や絵柄による印刷部9や光回折構造(図示し
ない)が観察される。なお、射出成形によるキャビティ
内の薄肉部への樹脂の充填性を向上させるために、射出
圧縮成形法により溶融樹脂を充填してもよい。
【0039】他に、これらのラベルにはICモジュール
5以外にカード自身の固有情報や封入する貴金属片2に
関する情報等を有する機械読み取り可能な情報記録層を
設けることができる。これらの情報記録層としては公知
のバーコード、2次元コードをはじめとし、ホログラム
や回折格子などの光回折構造体の集合体によるコード等
の光学読み取り可能な記録層を設けることもできる。こ
れらの記録層を単独若しくはICモジュール5との併用
することにより、カード毎での真偽判定や総取引金額の
算出などを行うことにより情報の読み取り或いは真偽判
定のシステムの運営を円滑に行うことができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。 (実施例1)厚み200μmの透明ポリ塩化ビニルシー
ト上にオフセット印刷法により印刷部9、地紋印刷10
を厚さ1μmで設けた後、保護層7として厚み100μ
mの透明ポリ塩化ビニル樹脂のオーバーシートを重ね合
わせた後に熱プレスにより一体化し、54mm×86m
m、コーナーR3mmのカードサイズに打ち抜き、ラベ
ル3を作り、その裏面に14mm×9mm、厚さ0.5
mm、重量1gの刻印入りの貴金属片2として金プレー
トを接着剤によりラベル3上に固定した。
【0041】次に厚さ200μmの白色ポリ塩化ビニル
シート上にオフセット印刷法にて印刷部9を1μmで設
けた後、保護層7として厚さ100μmの透明ポリ塩化
ビニル樹脂のオーバーシートを重ね合わせた後に熱プレ
スにより一体化し54mm×86mm、コーナーR3m
mのカードサイズに打ち抜き、ラベル4を作り、その裏
面に封入する貴金属片2の情報、合計取引額の計数や取
引履歴等の情報が記録されたICモジュール5を接着剤
(シリコン系接着剤)を用いてラベル4上に固定した。
上記の方法により得られたラベル3、4を金型31内の
キャビティ部の形状がラベルと同形で厚み3mmの金型
31内に装着し、エアーにより吸着させ、上金型40と
下金型41を型閉じした後、両ラベル3、4との間に溶
融樹脂32としてABS樹脂を充填する射出成形法によ
り貴金属片入りカード1を作製した。
【0042】(実施例2)厚さ200μmの透明ポリ塩
化ビニルシート上にオフセット印刷法にて印刷部9、地
紋印刷10を1μmで設けた後、保護層7として厚さ1
00μmの透明ポリ塩化ビニル樹脂のオーバーシートを
重ね合わせた後に熱プレスにより一体化し、54mm×
86mm、コーナーR3mmのカードサイズに打ち抜
き、ラベル4を作り、その裏面に16mm×10mm、
厚さ0.6mm、重量1gの刻印入りの貴金属片2とし
て銀プレートを接着剤によりラベル12上に固定し、さ
らにラベル12の同一面上に封入する貴金属片2の情
報、合計取引額の計数や取引履歴等の情報が記録された
ICモジュール5を接着剤(シリコン系接着剤)を用い
てを固定した。
【0043】上記方法により得られたラベル12を金型
31内のキャビティ部がラベルと同形で厚さ3mmの金
型31内の上金型40側に装着し、エアーにより吸着さ
せ、上金型40と下金型41を型閉じした後、ラベルと
下金型41との間に溶融樹脂32としてABS樹脂を充
填する射出成形法により貴金属片入りカード11を作製
した。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、カード内
に貴金属片と非接触状態で情報の読み出しが可能な小型
演算装置と送受信手段を有するICモジュールを備え、
この貴金属片等の封入によりカードの経済的価値を保証
し、かつICモジュールによるカードの計数や種別の確
認、カードの経済的価値を確認し他のものとの交換処理
などのカード管理を容易・迅速にするとともに、カード
サイズのキャビティを有する金型を用いてラベルに貴金
属片とICモジュールを載置し、インジェクションによ
り射出成形によりカードを製造することで、所定の価値
を有するカードの高級感を失うことのない、機械的に処
理可能な情報を有する貴金属入りカードが得られる。
【0045】カードの厚さが限定されることなく端面が
きれいな貴金属片入りカードを効率的に生産することが
できる。
【0046】また、貴金属を固定する箇所には有色イン
キ及び透明蛍光インキが設けられているために、不正に
内部の貴金属を取り出すのを防止する効果がある。
【0047】さらに、本発明によるカードには封入する
貴金属に関し機械読み取り可能となるのでカードの管理
などシステム運営の簡素化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の貴金属入りカードの平面図であ
る。
【図2】図1のX−Xにおける貴金属入りカードの断面
図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ図2の貴金属入りカ
ードに用いるラベルの平面図である。
【図4】第2の発明の貴金属入りカードの平面図であ
る。
【図5】図4のY−Yにおける貴金属入りカードの断面
図である。
【図6】図5の貴金属入りカードに用いるラベルの平面
図である。
【図7】第2の発明の貴金属入りカードの他の実施例に
おける貴金属入りカードの断面図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれ図7の貴金属入りカ
ードに用いるラベルの平面図である。
【図9】本発明の貴金属入りカードの製造方法における
製造装置を示す概略図である。
【図10】本発明の貴金属入りカードの製造における金
型内の状態を示す概略断面図である。
【図11】本発明の貴金属入りカードの製造における金
型内の状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、11、21 貴金属入りカード 2 貴金属片 3、4、12、13 ラベル 5 ICモジュール 6 樹脂層 7 保護層 8 ベースシート 9 印刷部 10 地紋印刷 30 製造装置 31 金型 32 溶融樹脂 40 上金型 41 カード表面形成面 40a 下金型 41a カード表面形成面 42 キャビティ 43 射出口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貴金属片を保持してなるラベルと、小型演
    算装置と送受信手段を有するICモジュールを保持して
    なるラベルと、前記ラベル間に樹脂層を形成してなる貴
    金属入りカードであり、外部から読み出し可能な前記貴
    金属片の価値を示すデータ及び/又は前記カードの固有
    データを前記ICモジュールに記憶してなることを特徴
    とする貴金属入りカード。
  2. 【請求項2】貴金属片と、小型演算装置と送受信手段を
    有するICモジュールを保持してなるラベルに樹脂層を
    積層してなる貴金属入りカードであり、外部から読み出
    し可能な前記貴金属片の価値を示すデータ及び前記カー
    ドの固有データを前記ICモジュールに記憶してなるこ
    とを特徴とする貴金属入りカード。
  3. 【請求項3】前記貴金属を保持するラベルが透明又は半
    透明であり、少なくとも前記貴金属を載置する箇所に有
    色及び/又は透明蛍光の地紋を形成してなることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の貴金属入りカード。
  4. 【請求項4】前記樹脂層の両側にラベルを形成してなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の貴金属入りカード。
  5. 【請求項5】前記ラベルの少なくとも一部には装飾或い
    は表示情報として印刷及び/又は光回折構造からなる表
    示部を形成してなることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の貴金属入りカード。
  6. 【請求項6】前記ラベルの最外層に保護層を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    貴金属入りカード。
  7. 【請求項7】カード形状と同一のキャビティ部を有する
    金型の一方の位置に貴金属を固定してなる透明若しくは
    半透明のラベルを載置し、前記金型の他方の位置に小型
    演算装置と送受信手段を有するICモジュールを保持し
    てなるラベル載置した後、前記ラベル間に樹脂を射出充
    填により貴金属入りカードを成形してなることを特徴と
    する貴金属入りカードの製造方法。
  8. 【請求項8】カード形状と同一のキャビティ部を有する
    金型の一方の位置に貴金属及び小型演算装置と送受信手
    段を有するICモジュールを固定してなる透明若しくは
    半透明のラベルを載置した後、前記ラベル間に樹脂を射
    出充填により貴金属入りカードを成形してなることを特
    徴とする貴金属入りカードの製造方法。
  9. 【請求項9】前記貴金属片を保持するラベルが透明又は
    半透明であり、少なくとも前記貴金属片を載置する箇所
    に有色及び/又は透明蛍光の地紋を形成してなることを
    特徴とする請求項7又は8に記載の貴金属入りカードの
    製造方法。
  10. 【請求項10】前記金型の他方の位置にラベルを載置し
    てなることを特徴とする請求項8に記載の貴金属入りカ
    ードの製造方法。
  11. 【請求項11】前記ラベルの少なくとも一部には装飾或
    いは表示情報として印刷及び/又は光回折構造からなる
    表示部を形成してなることを特徴とする請求項7又は8
    に記載の貴金属入りカードの製造方法。
  12. 【請求項12】前記ラベルの最外層に保護層を設けてな
    ることを特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記
    載の貴金属入りカードの製造方法。
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