JPH1025299A - 整列ペプチド、及びそれを用いたタンパク質の結合・相互作用部位検出方法 - Google Patents
整列ペプチド、及びそれを用いたタンパク質の結合・相互作用部位検出方法Info
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- G01N2333/4353—Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans from invertebrates from worms from nematodes
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンパク質におけるそのリガンドとの結合部
位あるいは相互作用部位を、簡便かつ体系的・組織的に
検出する方法を提供する。 【解決手段】 タンパク質をそのアミノ酸配列に従って
任意の配列長に区分し、その区分した配列を基にしてペ
プチドを合成することによりできるそれぞれの区分ペプ
チドを独立の一構成要素として含み、これらの区分ペプ
チドの配列が前記タンパク質のアミノ酸配列を表現する
整列ペプチドを用いて検出する。
位あるいは相互作用部位を、簡便かつ体系的・組織的に
検出する方法を提供する。 【解決手段】 タンパク質をそのアミノ酸配列に従って
任意の配列長に区分し、その区分した配列を基にしてペ
プチドを合成することによりできるそれぞれの区分ペプ
チドを独立の一構成要素として含み、これらの区分ペプ
チドの配列が前記タンパク質のアミノ酸配列を表現する
整列ペプチドを用いて検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整列ペプチド及び
その固定物、これらを用いた、タンパク質におけるその
リガンド(タンパク質と結合あるいは相互作用する物質
の総称)との結合部位あるいは相互作用部位及びそのリ
ガンドの検出方法、検出された部位の知見を利用したタ
ンパク質及びリガンドの改変・設計方法、並びに免疫測
定法に関する。
その固定物、これらを用いた、タンパク質におけるその
リガンド(タンパク質と結合あるいは相互作用する物質
の総称)との結合部位あるいは相互作用部位及びそのリ
ガンドの検出方法、検出された部位の知見を利用したタ
ンパク質及びリガンドの改変・設計方法、並びに免疫測
定法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンパク質におけるそのリガンド
(ここでは、タンパク質と結合あるいは相互作用する物
質の総称をいう。)との結合部位あるいは相互作用部位
を、体系的・組織的に検出する方法はなかった。
(ここでは、タンパク質と結合あるいは相互作用する物
質の総称をいう。)との結合部位あるいは相互作用部位
を、体系的・組織的に検出する方法はなかった。
【0003】例えば従来の方法として、抗原抗体反応を
用いた特定のタンパク質の検出は、用いる抗体がポリク
ローナルの場合でもモノクローナルの場合でも、そのタ
ンパク質全体に対する反応の是非で行われるのが一般的
である。従ってこの場合、(1)反応の検出が即、結合
部位の検出とはならないのに加え、(2)実際の結合部
位がいくつあるのかさえ分からない。また、ウエスター
ンブロット(western blotting)法に
よる検出、あるいは細胞・組織などのインシチュー(i
n situ)での免疫抗体法による検出では、(3)
結合しているタンパク質が、本来目的とするタンパク質
か否かさえ分からない場合が多々ある。
用いた特定のタンパク質の検出は、用いる抗体がポリク
ローナルの場合でもモノクローナルの場合でも、そのタ
ンパク質全体に対する反応の是非で行われるのが一般的
である。従ってこの場合、(1)反応の検出が即、結合
部位の検出とはならないのに加え、(2)実際の結合部
位がいくつあるのかさえ分からない。また、ウエスター
ンブロット(western blotting)法に
よる検出、あるいは細胞・組織などのインシチュー(i
n situ)での免疫抗体法による検出では、(3)
結合しているタンパク質が、本来目的とするタンパク質
か否かさえ分からない場合が多々ある。
【0004】本発明は全く新しい発想によるものであ
り、既存の技術に直接比較できるものは存在しない。
り、既存の技術に直接比較できるものは存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、タンパ
ク質におけるそのリガンドとの結合部位あるいは相互作
用部位などを直接的に検出する方法がなかったため、タ
ンパク質やリガンドの改変および新規設計は、偶発性に
依存し、偶然のチャンスあるいは専門家の“感”に頼ら
なければならなかった。
ク質におけるそのリガンドとの結合部位あるいは相互作
用部位などを直接的に検出する方法がなかったため、タ
ンパク質やリガンドの改変および新規設計は、偶発性に
依存し、偶然のチャンスあるいは専門家の“感”に頼ら
なければならなかった。
【0006】そこで本発明の目的は、上記問題を解決
し、タンパク質におけるそのリガンドとの結合部位ある
いは相互作用部位を、簡便かつ体系的・組織的に検出す
る方法を提供することである。またこの方法を用いてリ
ガンドを検出する方法を提供することである。さらにこ
れらの方法により検出された知見を利用したタンパク質
及びリガンドの改変・設計方法、並びに免疫測定法を提
供することである。
し、タンパク質におけるそのリガンドとの結合部位ある
いは相互作用部位を、簡便かつ体系的・組織的に検出す
る方法を提供することである。またこの方法を用いてリ
ガンドを検出する方法を提供することである。さらにこ
れらの方法により検出された知見を利用したタンパク質
及びリガンドの改変・設計方法、並びに免疫測定法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために種々の検討を重ねた結果、本発明を
完成した。
的を達成するために種々の検討を重ねた結果、本発明を
完成した。
【0008】第1の発明は、タンパク質をそのアミノ酸
配列に従って任意の配列長に区分し、その区分した配列
を基にしてペプチドを合成することによりできるそれぞ
れの区分ペプチドを独立の一構成要素として含むことを
特徴とする整列ペプチドに関する。
配列に従って任意の配列長に区分し、その区分した配列
を基にしてペプチドを合成することによりできるそれぞ
れの区分ペプチドを独立の一構成要素として含むことを
特徴とする整列ペプチドに関する。
【0009】第2の発明は、タンパク質をそのアミノ酸
配列に従って任意の配列長に区分し、その区分した配列
を基にしてペプチドを合成することによりできるそれぞ
れの区分ペプチドを独立の一構成要素として含み、これ
らの区分ペプチドの配列が前記タンパク質のアミノ酸配
列を表現することを特徴とする整列ペプチドに関する。
配列に従って任意の配列長に区分し、その区分した配列
を基にしてペプチドを合成することによりできるそれぞ
れの区分ペプチドを独立の一構成要素として含み、これ
らの区分ペプチドの配列が前記タンパク質のアミノ酸配
列を表現することを特徴とする整列ペプチドに関する。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドを固定した整列ペプチド固定物に関する。
ペプチドを固定した整列ペプチド固定物に関する。
【0011】第4の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドを膜状の固形物に固定したことを特徴とする整
列ペプチド膜に関する。
ペプチドを膜状の固形物に固定したことを特徴とする整
列ペプチド膜に関する。
【0012】第5の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドをゲル状物質に固定したことを特徴とする整列
ペプチド固定物に関する。
ペプチドをゲル状物質に固定したことを特徴とする整列
ペプチド固定物に関する。
【0013】第6の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドを板状の形状にしたゲル状物質に固定したこと
を特徴とする整列ペプチドプレートに関する。
ペプチドを板状の形状にしたゲル状物質に固定したこと
を特徴とする整列ペプチドプレートに関する。
【0014】第7の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドを構成する区分ペプチドのそれぞれを、これら
の区分ペプチドが別々に存在することを可能にする容器
に収容したことを特徴とする整列ペプチド固定物に関す
る。
ペプチドを構成する区分ペプチドのそれぞれを、これら
の区分ペプチドが別々に存在することを可能にする容器
に収容したことを特徴とする整列ペプチド固定物に関す
る。
【0015】第8の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドを、その区分ペプチドのそれぞれが別々に存在
するように溶解したマイクロタイターウエルに関する。
ペプチドを、その区分ペプチドのそれぞれが別々に存在
するように溶解したマイクロタイターウエルに関する。
【0016】第9の発明は、第1又は第2の発明の整列
ペプチドが集積回路上に固定されたマイクロチップに関
する。
ペプチドが集積回路上に固定されたマイクロチップに関
する。
【0017】第10の発明は、第1又は第2の発明の整
列ペプチドが集積回路上に固定されたマイクロデバイス
に関する。
列ペプチドが集積回路上に固定されたマイクロデバイス
に関する。
【0018】第11の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
て、任意あるいは特定タンパク質におけるそのリガンド
との結合部位あるいは相互作用部位を検出することを特
徴とするタンパク質の結合・相互作用部位検出方法に関
する。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
て、任意あるいは特定タンパク質におけるそのリガンド
との結合部位あるいは相互作用部位を検出することを特
徴とするタンパク質の結合・相互作用部位検出方法に関
する。
【0019】第12の発明は、リガンドが抗体である第
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
【0020】第13の発明は、リガンドが薬剤である第
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
【0021】第14の発明は、リガンドが生理活性物質
である第11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位
検出方法に関する。
である第11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位
検出方法に関する。
【0022】第15の発明は、リガンドが他のタンパク
質である第11の発明のタンパク質の結合・相互作用部
位検出方法に関する。
質である第11の発明のタンパク質の結合・相互作用部
位検出方法に関する。
【0023】第16の発明は、リガンドが核酸である第
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
【0024】第17の発明は、リガンドが糖質である第
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
【0025】第18の発明は、リガンドが脂質である第
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
11の発明のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法
に関する。
【0026】第19の発明は、第11〜第18のいずれ
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質のリガンド検出方法に関する。
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質のリガンド検出方法に関する。
【0027】第20の発明は、第11〜第18のいずれ
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質の改変方法に関する。
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質の改変方法に関する。
【0028】第21の発明は、第11〜第18のいずれ
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質の設計方法に関する。
かの発明の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とす
るタンパク質の設計方法に関する。
【0029】第22の発明は、第19の発明の検出方法
により検出したリガンドに関し、第11〜第18のいず
れかの発明の検出方法により得られたタンパク質の結合
部位あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経る
ことを特徴とするそのリガンドの改変方法に関する。
により検出したリガンドに関し、第11〜第18のいず
れかの発明の検出方法により得られたタンパク質の結合
部位あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経る
ことを特徴とするそのリガンドの改変方法に関する。
【0030】第23の発明は、第19記載の検出方法に
より検出したリガンドに関し、第11〜第18のいずれ
かの発明の検出方法により得られたタンパク質の結合部
位あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経るこ
とを特徴とするそのリガンドの設計方法に関する。
より検出したリガンドに関し、第11〜第18のいずれ
かの発明の検出方法により得られたタンパク質の結合部
位あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経るこ
とを特徴とするそのリガンドの設計方法に関する。
【0031】第24の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、エリザ(ELISA)に代表され
る酵素を用いる免疫測定法に関する。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、エリザ(ELISA)に代表され
る酵素を用いる免疫測定法に関する。
【0032】第25の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、バクテリオファ−ジを用いる免疫
測定法に関する。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、バクテリオファ−ジを用いる免疫
測定法に関する。
【0033】第26の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、金属を用いる免疫測定法に関す
る。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、金属を用いる免疫測定法に関す
る。
【0034】第27の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、蛍光物質を用いる免疫測定法に関
する。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、蛍光物質を用いる免疫測定法に関
する。
【0035】第28の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、放射性同位元素を用いる免疫測定
法に関する。
の発明の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用い
ることを特徴とする、放射性同位元素を用いる免疫測定
法に関する。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明においては、タンパク質を
そのアミノ酸配列に従って適当な配列長に区分し、これ
らの区分のそれぞれに相応するペプチド(以下「区分ペ
プチド」という。)を合成する。合成した個々の区分ペ
プチドは、例えばタンパク質の末端(アミノ末端あるい
はカルボキシル末端)から順次配列し適当な物質に固
定、あるいは適当な容器に溶液として溶かして収容す
る。このような区分ペプチドを配列した複数の区分ペプ
チドを整列ペプチドあるいはペプトール(Peptall又はP
EPTALL)と称する。
そのアミノ酸配列に従って適当な配列長に区分し、これ
らの区分のそれぞれに相応するペプチド(以下「区分ペ
プチド」という。)を合成する。合成した個々の区分ペ
プチドは、例えばタンパク質の末端(アミノ末端あるい
はカルボキシル末端)から順次配列し適当な物質に固
定、あるいは適当な容器に溶液として溶かして収容す
る。このような区分ペプチドを配列した複数の区分ペプ
チドを整列ペプチドあるいはペプトール(Peptall又はP
EPTALL)と称する。
【0037】例えば、次式(I)のように、タンパク質
のアミノ酸配列になるように区分ペプチドを配列し、整
列ペプチドを形成することができる。なお式中「//」で
区切られたペプチド単位が区分ペプチドである。本例で
は、一つの区分ペプチドが10個のアミノ酸を有する
が、このアミノ酸数は任意でよい。
のアミノ酸配列になるように区分ペプチドを配列し、整
列ペプチドを形成することができる。なお式中「//」で
区切られたペプチド単位が区分ペプチドである。本例で
は、一つの区分ペプチドが10個のアミノ酸を有する
が、このアミノ酸数は任意でよい。
【0038】 MAQAENACRL//KLLRADVPVD//LLPAGCSATD//LQPAVNVKEK//IEVNGESRLV//QKKKTLYPEW// EKCWDTAVAE//RILQlVLMFN//QPVVEATMRL//EDIISKCKSD (I)
【0039】なお、ここで合成する区分ペプチドは、ア
ミノ酸配列数が数十個までなら、現在一台のペプチド合
成機で数十個を同時に短時間で合成できるようになって
きている。また、タンパク質は、数個から数十個の比較
的短い機能ペプチドの集合体と見なして差し支えないと
いう実証例も増加している。
ミノ酸配列数が数十個までなら、現在一台のペプチド合
成機で数十個を同時に短時間で合成できるようになって
きている。また、タンパク質は、数個から数十個の比較
的短い機能ペプチドの集合体と見なして差し支えないと
いう実証例も増加している。
【0040】本発明の整列ペプチドをを固定する適当な
物質としては、膜状の固形物質、例えばメンブレインフ
ィルター等が挙げられる。また、板状の形状にしたゲル
状物質、例えばアーガー(寒天)やポリアクリルアミド
等を挙げることができる。板状の形状にしたゲル状物質
とは、例えばシャーレ等の容器内の細菌培養用寒天培地
などが挙げられる。さらに、本発明の整列ペプチドは、
マイクロタイターウェルに溶液として溶かして収容して
使うこともできるし、集積回路上に配列固定してマイク
ロチップあるいはマイクロデバイスの形で使用すること
もできる。
物質としては、膜状の固形物質、例えばメンブレインフ
ィルター等が挙げられる。また、板状の形状にしたゲル
状物質、例えばアーガー(寒天)やポリアクリルアミド
等を挙げることができる。板状の形状にしたゲル状物質
とは、例えばシャーレ等の容器内の細菌培養用寒天培地
などが挙げられる。さらに、本発明の整列ペプチドは、
マイクロタイターウェルに溶液として溶かして収容して
使うこともできるし、集積回路上に配列固定してマイク
ロチップあるいはマイクロデバイスの形で使用すること
もできる。
【0041】本発明は、タンパク質のアミノ酸配列構造
を任意の配列長に区分したペプチド単位を考えることを
基にして、そのペプチド単位に対応する区分ペプチドを
配列した整列ペプチドについて検査や設計など種々の実
験を詳細に行うことにより、各区分ペプチドについての
様々な詳細情報を把握することができる。これはとりも
なおさず、元のタンパク質についてその任意の部分につ
いての詳細な情報が得られたことになり、そのため、元
のタンパク質の改変やタンパク質の新規設計に必要な知
見・知識が解析的・体系的にしかも容易に得られるよう
になった。また同時に、任意のタンパク質のリガンドの
検出、ならびにタンパク質におけるリガンド結合部位あ
るいは相互作用部位についての知識・知見が解析的・体
系的に得られるため、リガンドの改変あるいは新規設計
に必要となる知識・知見を解析的・体系的に得ることが
できるようになった。
を任意の配列長に区分したペプチド単位を考えることを
基にして、そのペプチド単位に対応する区分ペプチドを
配列した整列ペプチドについて検査や設計など種々の実
験を詳細に行うことにより、各区分ペプチドについての
様々な詳細情報を把握することができる。これはとりも
なおさず、元のタンパク質についてその任意の部分につ
いての詳細な情報が得られたことになり、そのため、元
のタンパク質の改変やタンパク質の新規設計に必要な知
見・知識が解析的・体系的にしかも容易に得られるよう
になった。また同時に、任意のタンパク質のリガンドの
検出、ならびにタンパク質におけるリガンド結合部位あ
るいは相互作用部位についての知識・知見が解析的・体
系的に得られるため、リガンドの改変あるいは新規設計
に必要となる知識・知見を解析的・体系的に得ることが
できるようになった。
【0042】本発明におけるリガンドは、タンパク質と
結合あるいは相互作用する物質をいうが、例えば次のも
のが挙げられる。抗体、医薬品・農薬・殺虫剤等の薬
剤、フェロモン・ホルモン等の生理活性物質、他のタン
パク質、DNA・RNA等の核酸、糖質、脂質などの生
体関連物質を挙げることができる。
結合あるいは相互作用する物質をいうが、例えば次のも
のが挙げられる。抗体、医薬品・農薬・殺虫剤等の薬
剤、フェロモン・ホルモン等の生理活性物質、他のタン
パク質、DNA・RNA等の核酸、糖質、脂質などの生
体関連物質を挙げることができる。
【0043】本発明は、免疫測定法にも適用することが
できる。例えば、エリザ(ELISA)に代表される酵素を
用いる免疫測定法(enzyme immunoassay)、バクテリオ
ファ−ジを用いる免疫測定法(viroimmunoassay)、金
属を用いる免疫測定法(metalloimmunoassay)、蛍光物
質を用いる免疫測定法(fluoroimmunoassay)、放射性
同位元素を用いる免疫測定法(radioimmunoassay)など
が挙げられる。
できる。例えば、エリザ(ELISA)に代表される酵素を
用いる免疫測定法(enzyme immunoassay)、バクテリオ
ファ−ジを用いる免疫測定法(viroimmunoassay)、金
属を用いる免疫測定法(metalloimmunoassay)、蛍光物
質を用いる免疫測定法(fluoroimmunoassay)、放射性
同位元素を用いる免疫測定法(radioimmunoassay)など
が挙げられる。
【0044】これらの免疫測定法は、抗体をそれぞれの
物質(つまり、酵素、バクテリオファージ、金属、蛍光
物質、放射性同位元素)で修飾してから、整列ペプチド
に反応させて結合部位あるいは相互作用部位を検出す
る。または、抗体を整列ペプチドに反応させた後に、こ
れらの物質で修飾し検出する。修飾を行うのは、抗体反
応部位(結合・相互作用部位)を容易に観察できるよう
にするためである。つまり、抗体を直接検出するのでは
なく、これらの修飾物資を通して検出感度をより一層高
めて検出する。
物質(つまり、酵素、バクテリオファージ、金属、蛍光
物質、放射性同位元素)で修飾してから、整列ペプチド
に反応させて結合部位あるいは相互作用部位を検出す
る。または、抗体を整列ペプチドに反応させた後に、こ
れらの物質で修飾し検出する。修飾を行うのは、抗体反
応部位(結合・相互作用部位)を容易に観察できるよう
にするためである。つまり、抗体を直接検出するのでは
なく、これらの修飾物資を通して検出感度をより一層高
めて検出する。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明する
が、本発明はこれらに限定するものではない。
が、本発明はこれらに限定するものではない。
【0046】実施例1 本発明を、特定タンパク質におけるそのタンパク質の抗
体との結合部位(抗体認識部位)の検出に適用した例を
説明する。本実施例では、微小管のタンパク質であるチ
ュブリンにおけるその抗体(抗チュブリン抗体)との結
合部位の検出を試みた。
体との結合部位(抗体認識部位)の検出に適用した例を
説明する。本実施例では、微小管のタンパク質であるチ
ュブリンにおけるその抗体(抗チュブリン抗体)との結
合部位の検出を試みた。
【0047】まず、次式(II)のように、線虫のalp
ha3−チュブリンのアミノ酸配列に従って、アミノ酸
10個を1区分として45に区分した(最後の区分はア
ミノ酸12個からなる)。
ha3−チュブリンのアミノ酸配列に従って、アミノ酸
10個を1区分として45に区分した(最後の区分はア
ミノ酸12個からなる)。
【0048】 (1)QREVISIHIG(2)QAGVQIGNAC(3)WELYCLEHGI(4)QPDGQMPSDK(5)SLGGSDDSFS(6)TFFS ETGSGR(7)HVPRAVNVDL(8)EPTVIDEIRT(9)GTYRSLFHPE(10)QLITGKEDAA(11)NNYARGHYT I(12)GKEEIIDLTL(13)DRIRRLADNC(14)TGLQGFLVFH(15)SFGGGTGSGF(16)TSLLNERLSV( 17)DYGKKAKLEF(18)SIYPAPQVST(19)AVVEPYNSIL(20)TTHTTLEHSD(21)CSFNVDNEAI(22 )YDICRRNLDI(23)ERPSYTNLNR(24)LIGQlVSSIT(25)ASLRFDGALN(26)VDLTEFQTNL(27)V PYPRIHFPL(28)ATFSPVISAE(29)KAYHEQLSVA(30)EITNNCFEPH(31)NQNVKCDPRH(32)RGD VVPKDVN(33)RGDVVPKDVN(34)AAIATIKTKR(35)SIQFVDWCPT(36)GFKYVGINYQ(37)PPTVV PGGDL(38)AKVPRAVCML(39)SNTTAIAEAW(40)ARLDHKFDLM(41)YAKRAFVHWY(42)VGEGMEE GEF(43)SEAREDLAAL(44)EKDYEEVGVD(45)SMEDNGEEGDEY (II)
【0049】次に、区分毎のアミノ酸配列に従って区分
ペプチドを合成した。この区分ペプチドをメンブレイン
フィルターに配列固定し、整列ペプチド膜(整列ペプチ
ドメンブレイン)を作製した。
ペプチドを合成した。この区分ペプチドをメンブレイン
フィルターに配列固定し、整列ペプチド膜(整列ペプチ
ドメンブレイン)を作製した。
【0050】この整列ペプチド膜に、まず抗アセチール
化チュブリン抗体を反応させ、次いでホースラデッシュ
ペルオキシダーゼでタッグしたマウス抗ウサギIgGを
二次抗体として反応させ、その後、発色反応で染色し反
応スポットを同定した。
化チュブリン抗体を反応させ、次いでホースラデッシュ
ペルオキシダーゼでタッグしたマウス抗ウサギIgGを
二次抗体として反応させ、その後、発色反応で染色し反
応スポットを同定した。
【0051】本実施例では、式(II)の4番目と5番目
に相当する区分ペプチドに染色が見られた。
に相当する区分ペプチドに染色が見られた。
【0052】以上の結果から、今回使用した抗アセチー
ル化チュブリン抗体のalpha3−チュブリンにおけ
る結合部位は、アミノ酸配列QPDGQMPSDKSL
GGSDDSFS内にあると結論できる。
ル化チュブリン抗体のalpha3−チュブリンにおけ
る結合部位は、アミノ酸配列QPDGQMPSDKSL
GGSDDSFS内にあると結論できる。
【0053】実施例2 まず、次式(III)のように、タンパク質キナーゼC
(PKC)の調節領域の一部に相当するアミノ酸配列を
区分し、対応する区分ペプチドを合成し、実施例1と同
様にして整列ペプチド膜(整列ペプチドメンブレイン)
を作製した。
(PKC)の調節領域の一部に相当するアミノ酸配列を
区分し、対応する区分ペプチドを合成し、実施例1と同
様にして整列ペプチド膜(整列ペプチドメンブレイン)
を作製した。
【0054】 (1)VHEIRGHQFVATFFR(2)QPHFCSLCSDFMWGL(3)NKQGYQCQLCSAAVH(4)KKCHEKVIMQCPGSA (5)KNTKETMALKERFKV(6)DIPHRFKTYNFKSPT(7)FCDHCGSMLYGLFKQ(8)GLRCEVCNVACHHKC (9)ERLMSNLCGVNQKQL (III)
【0055】トリチウム(3H)でラベルしたフォルボ
ルエステルを整列ペプチド膜と反応させた後、フィルム
に暴露し、オートラジオグラフィーにより反応スポット
を同定した。
ルエステルを整列ペプチド膜と反応させた後、フィルム
に暴露し、オートラジオグラフィーにより反応スポット
を同定した。
【0056】本実施例では、式(III)の3番目に相当
する区分ペプチドが放射線に暴露されているのが分かっ
た。なお、この配列は、従来フォルボルエステルの結合
部位として予測されていた“亜鉛指様(ジンクフィンガ
ー様)”配列に相当する部位である。
する区分ペプチドが放射線に暴露されているのが分かっ
た。なお、この配列は、従来フォルボルエステルの結合
部位として予測されていた“亜鉛指様(ジンクフィンガ
ー様)”配列に相当する部位である。
【0057】実施例3 実施例2で検出された3番面の区分ペプチドにおいて、
次式(IV)に示すように1個のアミノ酸を置換した。そ
の他は実施例2と同様にして検出を行った。
次式(IV)に示すように1個のアミノ酸を置換した。そ
の他は実施例2と同様にして検出を行った。
【0058】 NKQGYQCQLCSAAVH → NKQEYQCQLCSAAVH (IV)
【0059】その結果、アミノ酸置換をした3番面の区
分ペプチドには、放射線の暴露が認められなかった。こ
れは、3番面の区分ペプチドのG(glycine:グリシ
ン)をE(glutamate:グルタミン酸)に置換すること
によって、リガンドであるフォルボルエステルがこの領
域に対する結合能力を失ったものと解釈できる。
分ペプチドには、放射線の暴露が認められなかった。こ
れは、3番面の区分ペプチドのG(glycine:グリシ
ン)をE(glutamate:グルタミン酸)に置換すること
によって、リガンドであるフォルボルエステルがこの領
域に対する結合能力を失ったものと解釈できる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、タンパク質におけるそのリガンドの結合部位や
相互作用部位が、体系的・組織的に、しかも簡便に分か
るようになった。
よれば、タンパク質におけるそのリガンドの結合部位や
相互作用部位が、体系的・組織的に、しかも簡便に分か
るようになった。
【0061】実施例2で示したように特定のタンパク質
に対するリガンドやその結合部位を知ることは、タンパ
ク質の作用機序を分子レベルで理解するのに欠かせない
ばかりではなく、実施例3で示したようにその結合部位
を改変して新しい性質を持つタンパク質を設計すること
にも極めて有効である。例えば実施例3ではフォルボル
エステルに結合能を持つタンパク質から結合能を持たな
いタンパク質への転換をおこなった。これを敷衍(ふえ
ん)して考えれば、この逆の転換も可能である。また、
フォルボルエステルをリガンドとすれば、任意のタンパ
ク質とそのリガンドの検出に適用できる。
に対するリガンドやその結合部位を知ることは、タンパ
ク質の作用機序を分子レベルで理解するのに欠かせない
ばかりではなく、実施例3で示したようにその結合部位
を改変して新しい性質を持つタンパク質を設計すること
にも極めて有効である。例えば実施例3ではフォルボル
エステルに結合能を持つタンパク質から結合能を持たな
いタンパク質への転換をおこなった。これを敷衍(ふえ
ん)して考えれば、この逆の転換も可能である。また、
フォルボルエステルをリガンドとすれば、任意のタンパ
ク質とそのリガンドの検出に適用できる。
【0062】また、結合部位や相互作用部位を分子レベ
ルで理解できれば、リガンドを設計・改変することも容
易になるため、例えば特定のタンパク質に直接作用する
薬剤や生理活性物質などをリガンドと見立ててデザイン
することもそれだけ容易になる。
ルで理解できれば、リガンドを設計・改変することも容
易になるため、例えば特定のタンパク質に直接作用する
薬剤や生理活性物質などをリガンドと見立ててデザイン
することもそれだけ容易になる。
【0063】以上のように、本発明は、タンパク質のリ
ガンド結合部位や相互作用部位を又はリガンドを改変あ
るいは設計して、より好ましい機能を有するタンパク質
またはリガンドを作り出すことにも役立つ。
ガンド結合部位や相互作用部位を又はリガンドを改変あ
るいは設計して、より好ましい機能を有するタンパク質
またはリガンドを作り出すことにも役立つ。
【0064】さらに本発明により、任意のタンパク質に
対する未知のリガンドを体系的・計画的・網羅的に、し
かも経済的に探索できることも可能となった。
対する未知のリガンドを体系的・計画的・網羅的に、し
かも経済的に探索できることも可能となった。
【0065】また本発明によれば、抗原抗体反応によっ
て、反応する(すなわち結合あるいは相互作用する)区
分ペプチドが、容易に肉眼あるいは顕微鏡で観察でき、
優れた免疫測定法を提供することができる。
て、反応する(すなわち結合あるいは相互作用する)区
分ペプチドが、容易に肉眼あるいは顕微鏡で観察でき、
優れた免疫測定法を提供することができる。
【0066】
【0067】
配列番号:1 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0068】配列番号:2 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0069】配列番号:3 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0070】配列番号:4 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0071】配列番号:5 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0072】配列番号:6 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0073】配列番号:7 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0074】配列番号:8 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0075】配列番号:9 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0076】配列番号:10 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0077】配列番号:11 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0078】配列番号:12 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0079】配列番号:13 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0080】配列番号:14 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0081】配列番号:15 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0082】配列番号:16 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0083】配列番号:17 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0084】配列番号:18 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0085】配列番号:19 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0086】配列番号:20 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0087】配列番号:21 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0088】配列番号:22 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0089】配列番号:23 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0090】配列番号:24 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0091】配列番号:25 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0092】配列番号:26 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0093】配列番号:27 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0094】配列番号:28 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0095】配列番号:29 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0096】配列番号:30 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0097】配列番号:31 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0098】配列番号:32 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0099】配列番号:33 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0100】配列番号:34 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0101】配列番号:35 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0102】配列番号:36 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0103】配列番号:37 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0104】配列番号:38 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0105】配列番号:39 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0106】配列番号:40 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0107】配列番号:41 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0108】配列番号:42 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0109】配列番号:43 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0110】配列番号:44 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0111】配列番号:45 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0112】配列番号:46 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0113】配列番号:47 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0114】配列番号:48 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0115】配列番号:49 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0116】配列番号:50 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0117】配列番号:51 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0118】配列番号:52 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0119】配列番号:53 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0120】配列番号:54 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0121】配列番号:55 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド
【0122】配列番号:56 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Val His Glu Ile Arg Gly His Gln Phe Val Ala Thr Phe Phe Arg 1 5 10 15
【0123】配列番号:57 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Gln Pro His Phe Cys Ser Leu Cys Ser Asp Phe Met Trp Gly Leu 1 5 10 15
【0124】配列番号:58 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Asn Lys Gln Gly Tyr Gln Cys Gln Leu Cys Ser Ala Ala Val His 1 5 10 15
【0125】配列番号:59 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Lys Lys Cys His Glu Lys Val Ile Met Gln Cys Pro Gly Ser Ala 1 5 10 15
【0126】配列番号:60 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Lys Asn Thr Lys Glu Thr Met Ala Leu Lys Glu Arg Phe Lys Val 1 5 10 15
【0127】配列番号:61 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Asp Ile Pro His Arg Phe Lys Thr Tyr Asn Phe Lys Ser Pro Thr 1 5 10 15
【0128】配列番号:62 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Phe Cys Asp His Cys Gly Ser Met Leu Tyr Gly Leu Phe Lys Gln 1 5 10 15
【0129】配列番号:63 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Leu Arg Cys Glu Val Cys Asn Val Ala Cys His His Lys Cys 1 5 10 15
【0130】配列番号:64 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Glu Arg Leu Met Ser Asn Leu Cys Gly Val Asn Gln Lys Gln Leu 1 5 10 15
【0131】配列番号:65 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Asn Lys Gln Glu Tyr Gln Cys Gln Leu Cys Ser Ala Ala Val His 1 5 10 15
Claims (28)
- 【請求項1】 タンパク質をそのアミノ酸配列に従って
任意の配列長に区分し、その区分した配列を基にしてペ
プチドを合成することによりできるそれぞれの区分ペプ
チドを独立の一構成要素として含むことを特徴とする整
列ペプチド。 - 【請求項2】 タンパク質をそのアミノ酸配列に従って
任意の配列長に区分し、その区分した配列を基にしてペ
プチドを合成することによりできるそれぞれの区分ペプ
チドを独立の一構成要素として含み、これらの区分ペプ
チドの配列が前記タンパク質のアミノ酸配列を表現する
ことを特徴とする整列ペプチド。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の整列ペプチドを固
定した整列ペプチド固定物。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の整列ペプチドを膜
状の固形物に固定したことを特徴とする整列ペプチド
膜。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の整列ペプチドをゲ
ル状物質に固定したことを特徴とする整列ペプチド固定
物。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載の整列ペプチドを板
状の形状にしたゲル状物質に固定したことを特徴とする
整列ペプチドプレート。 - 【請求項7】 請求項1又は2記載の整列ペプチドを構
成する区分ペプチドのそれぞれを、これらの区分ペプチ
ドが別々に存在することを可能にする容器に収容したこ
とを特徴とする整列ペプチド固定物。 - 【請求項8】 請求項1又は2記載の整列ペプチドを、
その区分ペプチドのそれぞれが別々に存在するように溶
解したマイクロタイターウエル。 - 【請求項9】 請求項1又は2記載の整列ペプチドが集
積回路上に固定されたマイクロチップ。 - 【請求項10】 請求項1又は2記載の整列ペプチドが
集積回路上に固定されたマイクロデバイス。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いて、任
意あるいは特定タンパク質におけるそのリガンドとの結
合部位あるいは相互作用部位を検出することを特徴とす
るタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項12】 リガンドが抗体である請求項11記載
のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項13】 リガンドが薬剤である請求項11記載
のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項14】 リガンドが生理活性物質である請求項
11記載のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項15】 リガンドが他のタンパク質である請求
項11記載のタンパク質の結合・相互作用部位検出方
法。 - 【請求項16】 リガンドが核酸である請求項11記載
のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項17】 リガンドが糖質である請求項11記載
のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項18】 リガンドが脂質である請求項11記載
のタンパク質の結合・相互作用部位検出方法。 - 【請求項19】 請求項11〜18のいずれか1項に記
載の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とするタン
パク質のリガンド検出方法。 - 【請求項20】 請求項11〜18のいずれか1項に記
載の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とするタン
パク質の改変方法。 - 【請求項21】 請求項11〜18のいずれか1項に記
載の検出方法を用いる工程を経ることを特徴とするタン
パク質の設計方法。 - 【請求項22】 請求項19記載の検出方法により検出
したリガンドに関し、請求項11〜18のいずれか1項
に記載の検出方法により得られたタンパク質の結合部位
あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経ること
を特徴とするそのリガンドの改変方法。 - 【請求項23】 請求項19記載の検出方法により検出
したリガンドに関し、請求項11〜18のいずれか1項
に記載の検出方法により得られたタンパク質の結合部位
あるいは相互作用部位の知見を利用する工程を経ること
を特徴とするそのリガンドの設計方法。 - 【請求項24】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いること
を特徴とする、エリザ(ELISA)に代表される酵素を用
いる免疫測定法。 - 【請求項25】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いること
を特徴とする、バクテリオファ−ジを用いる免疫測定
法。 - 【請求項26】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いること
を特徴とする、金属を用いる免疫測定法。 - 【請求項27】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いること
を特徴とする、蛍光物質を用いる免疫測定法。 - 【請求項28】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の整列ペプチド或いは整列ペプチド固定物を用いること
を特徴とする、放射性同位元素を用いる免疫測定法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18314096A JPH1025299A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 整列ペプチド、及びそれを用いたタンパク質の結合・相互作用部位検出方法 |
DE1997603417 DE69703417T2 (de) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | Ausgerichtete Peptid-Anordnung und ein rationelles und schnelles Verfahren zum Nachweis einer Bindung oder einer Wechselwirkungsstelle eines Proteins mittels deren |
EP19970111868 EP0818467B1 (en) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | Aligned peptide array and a rational and rapid method for the detection of a binding or interaction site of a protein by using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18314096A JPH1025299A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 整列ペプチド、及びそれを用いたタンパク質の結合・相互作用部位検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1025299A true JPH1025299A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16130510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18314096A Pending JPH1025299A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 整列ペプチド、及びそれを用いたタンパク質の結合・相互作用部位検出方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0818467B1 (ja) |
JP (1) | JPH1025299A (ja) |
DE (1) | DE69703417T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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