JPH10250309A - 自転車用チューブレスタイヤ及びリム - Google Patents

自転車用チューブレスタイヤ及びリム

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JPH10250309A
JPH10250309A JP9084352A JP8435297A JPH10250309A JP H10250309 A JPH10250309 A JP H10250309A JP 9084352 A JP9084352 A JP 9084352A JP 8435297 A JP8435297 A JP 8435297A JP H10250309 A JPH10250309 A JP H10250309A
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rim
annular
tire
bicycle
recesses
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、自転車用のチューブレスタイヤ及びリムに関
する。リムには、対向して配置され、対応するタイヤの
ビード部が嵌合するように構成された凹部が形成されて
いる。タイヤのビード部がこの凹部に嵌合すると、タイ
ヤとリムにより気密構造のチャンバが形成され、チュー
ブを使用する必要がなくなる。リムには、バルブ用の孔
が1つ形成されている。バルブには、気密構造のチャン
バ内に延びるリング部が形成されていることが好まし
い。タイヤの空気が抜けた場合には、タイヤをリムから
取り外し、バルブのリング部を引っ張ってバルブも取り
外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用タイヤ及
びリム、特に、チューブが不要となるように構成された
タイヤ及びリムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来より使用されている自転車用タイヤ
は、ゴム製ソリッドタイヤと内部に空気が充填された中
空タイヤの2種類に大別される。ゴム製ソリッドタイヤ
は、空気で膨らませたチューブを使用しないために空気
が抜けてしまうことがなく、ある面では利点を有してい
る。しかしながら、ゴム製ソリッドタイヤは、一般に乗
り心地が悪く、また、でこぼこ道などのような悪状況下
ではそれに対するレスポンス性が低い。さらに、ゴム製
ソリッドタイヤは、その慣性あるいは重量の点で、重量
軽減が非常に重要なレースやクロスカントリーあるいは
マウンテンバイク用には向いていない。
【0004】マウンテンバイクやレース用の自転車のラ
イダーは、軽量でより乗り心地が良いといったような元
々中空タイヤが有する好ましい特性を利用するために、
中空タイヤを使用している。中空タイヤを使用する場合
は、タイヤの中空部に配設され、所望の空気圧まで膨ら
まされたチューブを使用する必要がある。しかしなが
ら、このようなチューブは空気漏れが起こりやすく、た
びたび修理しなければならない。
【0005】また、自転車で走行中にとがった物を踏ん
だり大きな石に強く当たったりした場合には、その衝撃
でチューブが裂けてしまうことがある。このような裂傷
は、自転車業界では“ピンチフラット”として知られて
いる。ピンチフラットは、走行中やレース中において自
転車のライダーが出くわす最もよく起こる機械的故障の
1つである。タイヤが硬い表面に衝突すると、タイヤと
チューブとが硬い表面と硬いホイールのリムとの間で押
しつぶされる。一般的には、タイヤは多層構造となって
いるため、タイヤ自体への重大なダメージは避けられ
る。しかしながら、チューブはしばしば裂け、ピンチフ
ラットが発生することが多い。
【0006】チューブは、一般に、比較的軟質で柔軟な
気密性ゴム材で構成されている。硬い表面とリム間の衝
撃力は、この軟質で柔軟なゴム材のチューブに裂傷が生
じる程度に大きい場合が多い。ピンチフラットの状態が
ひどい場合には、チューブの修理が困難であり交換しな
ければならない。このため、マウンテンバイクやレース
のライダーは、通常、チューブの修理道具とともにスペ
アのチューブも1つか2つ持ち合わせている。チューブ
の裂傷又はピンチフラットが修理できない程度に大きく
ても、タイヤ自体は損傷の程度が比較的小さいことが多
い。
【0007】なお、本発明者は、ソリッドタイヤ以外に
チューブが不要な自転車用タイヤを知らない。チューブ
レスタイヤは、自動車業界では周知であり、自転車用タ
イヤに比べて、大きさ、レスポンス性能、構造がかなり
多様である。自動車用チューブレスタイヤにはスチール
製のコード等の補強材が使用されているので、一般に重
量が非常に大きい。また、自動車用のチューブレスタイ
ヤと自転車のタイヤとでは、考慮すべき技術的な点がか
なり異なっている。自転車用タイヤ、特にマウンテンバ
イク用やレース用のタイヤは、自動車用タイヤに比べて
軽量で、サイドウォールやトレッド部が非常に薄い。ま
た、このような自転車用タイヤは、荒れた路面を走行し
ても良好なレスポンス性能が得られるように、比較的軟
質の材料で構成されることが好ましい。特にレース中あ
るいは山やクロスカントリーを走行する際には、通常、
ライダーはタイヤを自分で修理する。自動車用チューブ
レスタイヤの、特にタイヤのビード部は、ドライバーが
自分で取り付けたり修理したり、またリムから取り外し
たりしにくい構造になっている。自動車用チューブレス
タイヤを修理する際は、取り付け用の高価な装置が必要
であり、ホイールのリムにタイヤのビード部を装着する
ために空気圧を加える必要がある。さらに、自動車用タ
イヤのジオメトリー、特にタイヤの直径とリムの直径と
の関係を考慮すると、自動車のチューブレスタイヤの構
造を自転車用に適用しにくい。従来のリム 自転車のホイールのリムを説明するための用語を、図1
4に示す従来のリム15に基づいて説明する。図14の
リム15は、通常マウンテンバイクに使用されている従
来のリムの一例である。リム15には1対のサイドウォ
ール18が形成されている。両サイドウォール18はブ
レーキシューが接触する面28を有する。1対のサイド
ウォール18間には環状支持部19が延びて設けられて
おり、環状支持部19にはスポークニップルを取り付け
るための複数の孔が形成されている。リム15のような
従来構造のリムの環状支持部19は気密構造になってい
ない。
【0008】各サイドウォール18の外周部には突出部
20が形成されている。突出部20は、互いの方向に延
びるように形成されており、タイヤ(図14には図示し
ていない)をリム15の所定の位置に保持する。環状支
持部19の外周面には凹部22が形成されている。通
常、凹部22にはリムストリップ(図示せず)が装着さ
れており、環状支持部19を貫通するスポークニップル
の一部がチューブ(図示せず)に接触するのを防止して
いる。また、環状支持部19にはビード支持部30が形
成されている。
【0009】両サイドウォール18はタイヤのビード部
(図示せず)と係合するように構成されたビード接触面
35を有する。例えば、面28において径方向に長い幅
が要求される場合には、リム15の内部には空間36が
形成される場合がある。2つの突出部20間には、通
常、WP の間隔が設けられており、対向するビード接触
面35間にはWI の間隔が設けられている。
【0010】なお、ここで示したリム15及びこれに類
似するリムは、チューブ(図示せず)入りタイヤ(図示
せず)に使用されるものであり、チューブはタイヤ内部
において膨らませられる。さらに、膨張したチューブは
タイヤのビード部がビード接触面35に係合するように
ビード部を付勢する。自転車用タイヤのビード部は、通
常、チューブなしではビード接触面35に係合しないよ
うに構成されているので、ビード部をビード接触面35
と係合させるためには膨張したチューブによる押圧力が
必要である。ここで、従来の自転車用タイヤのビード部
とビード接触面35との接触部は気密構造となっていな
いが、従来のタイヤ及びリムはチューブを使用するよう
に構成されているので、この部分は気密構造である必要
がない。また、リム15には、通常、チューブのバルブ
ステム(図示せず)が貫通できる孔25が形成されてい
る。発明の概要
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、チューブなしで内部に空気を入れることが
できるような自転車用タイヤ及びリムの構造を提供する
ことである。本発明が解決しようとする別の課題は、チ
ューブレスタイヤのバルブをすばやく取り外せる手段を
提供することである。
【0012】本発明が解決しようとする別の課題は、チ
ューブを使用しないことにより自転車用タイヤの慣性及
び重量を軽減することである。本発明が解決しようとす
るさらに別の課題は、ピンチフラットが起こりにくい手
段を有する自転車用タイヤ及びリムを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る自
転車用タイヤは、気密層と少なくとも1層のケーシング
層とを有するカーカス部を備えている。そして、このタ
イヤは、2つの環状ビード部を備えており、それぞれの
環状ビード部は、カーカス部の内周端部に形成され、ケ
ーシング層に支持され、少なくとも一部が装着部に覆わ
れている。各装着部には自転車のホイールのリム内に装
着するためのほぼ平滑な表面が形成されており、両装着
部によりこの平滑面と自転車のホイールのリムとの間に
気密構造が形成される。
【0014】各々の装着部には、径方向外方に突出する
環状突出部が形成されており、環状突出部は自転車のホ
イールのリム内に形成された環状陥入部に嵌合するよう
に構成されていることが好ましい。カーカス部には、2
つのケーシング層の間に延びる気密層が形成されている
ことが好ましい。
【0015】カーカス部には、それぞれ各装着部に近接
しかつ装着部と径方向に間隔をあけて配置される2つの
環状肩部が形成されていることが好ましい。この場合、
リムに形成された突出部が一方の環状肩部とこの環状肩
部に対応する一方の装着部との間に配置される。本発明
の他の見地に係る自転車タイヤのリムは、対向する第1
及び第2サイドウォールとこれらのサイドウォール間に
配置される環状支持部とを有する環状リム部を備えてい
る。第1及び第2サイドウォールと環状支持部とは、気
密性タイヤを取り付けた場合に気密構造となるように連
続的に形成されている。また、第1及び第2サイドウォ
ールのそれぞれには環状の突出部が形成されており、第
1サイドウォールの環状突出部は第2サイドウォールの
環状突出部に向かって延びるように形成されている。さ
らに、環状リム部には第1凹部と第2凹部とが形成され
ている。第1凹部は第1サイドウォールの環状突出部の
一部と環状支持部の一部との間に形成され、第2凹部は
第2サイドウォールの環状突出部の一部と環状支持部の
一部との間に形成されている。第1及び第2凹部のそれ
ぞれは、ほぼ径方向に延びる第1表面と、環状支持部の
一部に沿って第1表面に対して約45゜の角度を有する
ように形成された第2表面とを有している。また、第1
凹部及び第2凹部は、タイヤのビード部を受けるように
構成され、タイヤの両ビード部と第1及び第2表面との
間に気密構造を形成する。
【0016】第1及び第2凹部のそれぞれは、環状支持
部に環状の突出部を形成することにより形成されること
が好ましい。第1及び第2凹部のそれぞれには、タイヤ
のビード部と第1及び第2凹部の第1及び第2表面との
間の気密性を向上させるための接着部材が配置されてい
ることが好ましい。
【0017】第1及び第2凹部のそれぞれは、軸方向の
両側に第2環状突出部が形成されモールド成形されたリ
ムストリップにより形成され、このモールド成形された
リムストリップは環状支持部に取り付けられていること
が好ましい。環状リム部は、第1及び第2凹部と環状支
持部とを覆う接着部材をさらに備えていることが好まし
い。モールド成形されたリムストリップは、軸方向の両
側に環状突出部を有しており、接着部材により環状支持
部に取り付けられている。モールド成形されたリムスト
リップの環状突出部は第1及び第2凹部の一部を構成す
る。
【0018】環状リム部は、環状支持部を覆う接着部材
と、軸方向両側に突出部が形成されているモールド成形
されたリムストリップとを備えていてもよい。モールド
成形されたリムストリップは接着部材により環状支持部
に取り付けられ、リムストリップの環状突出部は第1及
び第2凹部の一部を構成する。環状リム部は、第1及び
第2凹部の第1及び第2表面を覆う接着部材をさらに備
えていてもよい。
【0019】環状リム部の第1及び第2サイドウォール
は、軸方向の幅が第1及び第2サイドウォールの径方向
の長さの約5分の1の円周方向に延びる外周面を有し、
この円周方向に延びる外周面のそれぞれは、硬い表面か
らタイヤが1平方インチあたりに受ける衝撃力を軽減す
る。本発明のさらに他の見地に係る自転車用タイヤ及び
リムは、ケーシング層に気密層が設けられたカーカス部
を有している。また、このタイヤは2つの環状ビード部
を備えている。各環状ビード部は、カーカス部の内周端
部に形成されており、ケーシング層に支持され、少なく
とも一部が装着部に覆われている。装着部には自転車の
ホイールのリム内に装着するためのほぼ平滑な表面が形
成されており、両装着部により平滑な表面と自転車のホ
イールのリムとの間に気密構造が形成されている。
【0020】カーカス部は、2層のケーシング層間に配
置された気密層により構成されることが好ましい。装着
部の各々には径方向外方に突出する環状突出部が形成さ
れており、環状突出部は自転車のホイールのリム内に形
成された環状陥入部に嵌合するように構成されているこ
とが好ましい。
【0021】カーカス部には2つの環状肩部が形成さ
れ、そのそれぞれは各装着部に近接しかつ径方向に間隔
をあけて配置されていることが好ましい。この場合、リ
ムに形成された突出部が環状肩部とこの環状肩部に対応
する装着部の一方との間に配置される。自転車のホイー
ルのリムは、対向する第1及び第2サイドウォールとこ
れらのサイドウォール間に設けられた環状支持部とを有
する環状リム部を備えていることが好ましい。第1及び
第2サイドウォールと環状支持部とは、タイヤを取り付
けて空気を入れた場合に気密構造となるように連続的に
形成されている。また、第1及び第2サイドウォールの
それぞれには環状の突出部が形成されており、第1サイ
ドウォールの環状突出部は第2サイドウォールの環状突
出部に向かって延びている。さらに、環状リム部には第
1凹部と第2凹部とが形成されている。第1凹部は第1
サイドウォールの環状突出部の一部と環状支持部の一部
との間に形成され、第2凹部は第2サイドウォールの環
状突出部の一部と環状支持部の一部との間に形成されて
いる。第1及び第2凹部のそれぞれは、ほぼ径方向に延
びる第1表面と、環状支持部の一部に沿って第1表面に
対して約45゜の角度を有するように形成される第2表
面とを有している。また、第1凹部及び第2凹部は、ビ
ード部を受けるように構成され、ビード部と両凹部の第
1及び第2表面との間に気密構造を形成する。
【0022】第1及び第2凹部のそれぞれは、環状支持
部に環状の突出部を形成することにより形成されること
が好ましい。第1及び第2凹部のそれぞれには、ビード
部と第1及び第2凹部の第1及び第2表面との間の気密
性を向上させるための接着部材が配置されていてもよ
い。第1及び第2凹部のそれぞれは、軸方向の両側に第
2環状突出部が形成されモールド成形されたリムストリ
ップにより形成され、このモールド成形されたリムスト
リップは環状支持部に取り付けられていてもよい。
【0023】環状リム部は、第1及び第2凹部と環状支
持部とを覆う接着部材を備えていてもよい。モールド成
形されたリムストリップは軸方向両側に環状突出部を有
しており、接着部材により環状支持部に取り付けられ
る。そして、モールド成形されたリムストリップの環状
突出部は第1及び第2凹部の一部を構成する。環状リム
部は環状支持部を覆う接着部材をさらに備えていてもよ
い。モールド成形されたリムストリップは、軸方向両側
に環状突出部が形成され、接着部材により環状支持部に
取り付けられており、リムストリップの環状突出部は第
1及び第2凹部の一部を構成する。
【0024】環状リム部は第1及び第2凹部の第1及び
第2表面を覆う接着部材をさらに備えていてもよい。リ
ムには、取り外し可能なバルブを取り付けるための孔が
径方向に形成されており、バルブにはこのバルブを容易
に取り外すための弾性リング部が形成されていることが
好ましい。
【0025】環状リム部は環状支持部の中央部から径方
向内方に延びるように形成される内部環状支持部をさら
に備えており、内部環状支持部の内周面には、この内周
面にのみ開口し互いにやや交差するように交互に設けら
れスポークを受け入れるための複数の穴が形成されてい
ることが好ましい。本発明のさらに他の見地に係る自転
車用チューブレスタイヤアッセンブリ用のバルブアッセ
ンブリは、バルブ本体と、バルブ本体の基端部の周囲に
設けられた支持シール部材とを備えている。支持シール
部材はシール部とリング部とから構成されている。シー
ル部は、自転車のリムに設けられる孔を貫通するように
構成されている。
【0026】シール部は円錐状であることが好ましい。
シール部には、自転車のリムに形成された孔に係合する
環状リップが形成されていてもよい。本発明の、これら
及び他の目的、特徴及び効果は、添付の図面とともに下
記の詳細な説明からより明らかとなるであろう。なお、
全体を通じて対応する部品には同類の符号で表してい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】マウンテンバイク1を図1に示
す。マウンテンバイク1は、図2及び3に示すリム5と
チューブレスタイヤ10とを備えた前輪2を有する。第1実施形態 本発明の第1実施形態では、図2及び3に示すように、
リム5には2つのサイドウォール40が形成されてお
り、各サイドウォール40には突出部45が形成されて
いる。また、2つのサイドウォール40間には環状支持
壁48が形成されており、環状支持壁48には2つの突
出部50が形成されている。各サイドウォール40にお
いて、対応する1対の突出部45と50との間には凹部
52が形成されている。各凹部52は、チューブレスタ
イヤ10に形成されたビード部55が嵌合するように構
成されている。各凹部52は、リムの軸方向に対して約
45゜に傾斜した傾斜面60を有する。なお、この角度
はビード部55の大きさや形状により変わる。突出部5
0はどのような形状であってもよく、凹部52は、図2
及び3に示す突出部50よりもむしろ、その内周側の環
状支持壁48の厚みによってのみ形成されてもよい。ま
た、各凹部52には、傾斜面60から突出部45に向か
ってほぼ径方向外方に延びる壁部62が形成されてい
る。
【0028】チューブレスタイヤ10は多層材料により
形成されていてもよい。例えば、チューブレスタイヤ1
0のカーカス部とサイドウォールは、図2に示すよう
に、両ケーシング層75間に配置された気密膜70で構
成されていてもよい。気密性膜70は、ラテックス材や
ブチルゴム材等の気密性弾性材料で構成される。ケーシ
ング層75は、極細繊維やメッシュ材層で構成されてお
り、気密膜70を支持するとともに保護する。上述の気
密膜70及びケーシング層75の構造は、別の構造であ
ってもよい。例えば、チューブレスタイヤ10のカーカ
ス部を、1層以上のケーシング層75を積層することに
よって構成してもよく、気密膜70をチューブレスタイ
ヤの内側面に配置してもよい。気密膜70は、気密性を
有するものであればどのような材料で構成されていても
よい。
【0029】図2及び3に示すように、各ビード部55
の軸方向外側面の一部には環状布80が配置されてい
る。各環状布80はチューブレスタイヤ10のサイドウ
ォールの一部を覆うように配置される。環状布80は、
例えば極細綿材から構成されており、突出部45とチュ
ーブレスタイヤ10間の摩擦からタイヤを保護してい
る。環状布80は、このようにチューブレスタイヤ10
を保護するものであれば、どのような材料で構成されて
いてもよい。
【0030】チューブレスタイヤ10のビード部55
は、一部が装着部90で覆われた環状のケブラーコード
85で構成されている。装着部90は軟質の柔軟なゴム
材料やブチルゴム材等の適当な材料で構成されている。
環状布80は、図2及び3に示すように、ケブラーコー
ド85の方まで配置されており一部が装着部90で覆わ
れているので、この環状布80がビード部55と凹部5
2の表面との間の気密性に悪影響を与えることはない。
ここで、ケーシング層75がケブラーコード85の一部
を覆っていてもよい。また、複数層のケーシング層75
のうちの1層がケブラーコード85全体を覆っており、
2層目のケーシング層75がケブラーコード85と1層
目のケーシング層75の両方の一部を覆っていてもよ
い。
【0031】ビード部55の一方を凹部52から外した
様子を図3に示す。図3に示すように、凹部52に嵌合
されていない場合には、ビード部55は、特に装着部9
0の部分がわずかに弧状となっている。従って、凹部5
2に嵌合させると、ビード部55が少し変形して突出部
50と45との間に嵌まり傾斜面60に嵌合する。装着
部90は、凹部52との間が気密構造となるような平滑
面であることが好ましい。装着部90は反発弾性材で構
成されているので、凹部52の傾斜面60及び壁部62
に装着され易く、これによりリム5の内側面が気密性を
有することになる。
【0032】チューブレスタイヤ10のビード部55
は、リム5の凹部52に容易に装着される。例えば、両
ビード部55を対向する突出部45間に配置した後、カ
ーカス部を押し、指がビード部に当たるようにタイヤの
トレッド部(図示せず)を逆にに凹曲させる。そして、
指の力で各ビード部55を片方ずつ凹部52内に押し込
む。両ビード部55が凹部52内に装着されると、チュ
ーブレスタイヤ10はチューブを使用しなくても空気を
入れることができる。
【0033】チューブレスタイヤ10をリム5に取り付
けて空気を入れると、気密膜70と、ビード部55と凹
部52の嵌合とによりチューブなしで空気を保持できる
気密チャンバを構成する。つまり、チューブレスタイヤ
10は気密構造となる。また、リム5も同様に気密構造
となり、自転車に適用可能なチューブレスタイヤとする
ことができる。
【0034】上述のような構成の利点は、チューブを使
用する必要がないのでタイヤ及びリムの重量を軽減でき
ることである。チューブレスタイヤ10の気密膜70が
カーカス部を構成しているので、通常チューブを使用す
る場合のような厚みや重量にする必要はない。その結
果、重量を軽減できる。さらに、上述の構成により、大
きな石等に当たって大きな衝撃を受けると裂けてしまう
チューブがないため、ピンチフラットが起こりにくくな
る。第2実施形態 本発明の第2実施形態を図4に示す。この第2実施形態
では、リム105とチューブレスタイヤ110にはそれ
ぞれ凹部152とビード部155とが設けられている。
凹部152及びビード部155の形状は、前述の第1実
施形態の凹部52及びビード部55の形状に類似してい
る。しかしながら、第2実施形態におけるリム105は
延長円周面148と突出部145とを有する。突出部1
45の内方には、第1実施形態における凹部52に比べ
て凹部152の容積が大きくなるように環状陥入部14
6が形成されている。環状陥入部146はビード部15
5に形成された環状突出部147に対応する形状となっ
ている。環状突出部147と環状陥入部146とが嵌合
することにより、凹部152内へのビード部155の装
着がより確実となっている。さらに、環状突出部147
と環状陥入部146とが嵌合することにより、ビード部
155と凹部152との気密性がより確実になってい
る。
【0035】延長円周面148は、第1実施形態や従来
の構造に比べて、軸方向に長く形成されている。延長円
周面148がこのように長く形成されていることによ
り、チューブの有無にかかわらずチューブレスタイヤ1
10にピンチが発生しにくくなる。これは大きな石等の
硬い面に当たっても、延長円周面148の広い表面が単
位面積当たりの力を小さくし、衝撃力がより広い表面に
分散されるからである。延長円周面148の軸方向の幅
は、リム105のサイドウォールの径方向の長さの約5
分の1となっている。なお、延長円周面148の幅とリ
ム105のサイドウォールの径方向の長さとの比はおお
よその値であり、延長円周面148の幅は、硬い面に当
たって衝撃を受けた場合、従来構造のリムに比べてタイ
ヤが接触する面積が大きくなるようであれば、どのよう
な幅でもよい。
【0036】前述の第1実施形態に関する利点はこの第
2実施形態も有している。第2実施形態のさらなる利点
は、チューブレスタイヤに空気を入れる前に、チューブ
レスタイヤをリムとの間の気密性を保証する程度にビー
ド部とリムに形成された凹部との嵌合を確実にする点で
ある。リムに形成されたより大きな凹部はビード部の保
持、ひいてはリムへのタイヤの保持を助ける。第3実施形態 本発明の第3実施形態を図5に示す。第3実施形態で
は、リム105とチューブレスタイヤ210にはそれぞ
れ凹部152とビード部155とが設けられている。図
5における凹部152及びビード部155の形状は、上
述の第2実施形態の凹部152及びビード部155の形
状とほぼ同じである。しかしながら、ここでは、チュー
ブレスタイヤ210のビード部155に近接する外側面
に肩部211が形成されている。肩部211はリム10
5の外周部の延長円周面148に嵌合する。肩部211
は、硬い面による衝撃によってチューブレスタイヤ21
0がリム105と硬い面との間でつぶれるのを防いでい
る。その結果、チューブレスタイヤ210にピンチフラ
ットのようなダメージや裂傷が発生する可能性を低くし
ている。
【0037】肩部211は、用途に応じて種々の材料で
構成され、例えば軟質あるいは硬質のゴム状材料やラテ
ックス材等の適当な材料が用いられる。なお、肩部21
1は、図2に示したチューブレスタイヤ10に形成され
てもよい。タイヤに肩部211を形成する場合、チュー
ブレスタイヤ210のビード部155やチューブレスタ
イヤ10のビード部55に限定されない。肩部211
は、タイヤがチューブレスであるか否かに関わらず、あ
らゆる構造のタイヤに設けることができる。
【0038】図5に示す実施形態によれば、上述の効果
に加えて、チューブの使用の有無にかかわらず、さらに
タイヤにピンチフラットが発生しにくくなる。チューブレスタイヤバルブ リム5に形成されたバルブステム孔に取り付けられたバ
ルブ本体225を図6及び図7に示す。なお、図ではバ
ルブ本体225は図に示すリム5に取り付けられている
が、バルブ本体225は、本明細書に開示した実施形態
を含む本発明のあらゆる実施形態のリムに取付可能であ
る。
【0039】従来の自転車用タイヤに使用されるチュー
ブにはバルブステムが一体に形成されている。本発明の
チューブレスタイヤにはチューブは不要であるので、別
途にバルブを設ける必要がある。バルブ本体225はス
テム226とバルブ227とを有するが、バルブはどの
ような構造であってもよい。ここで図6及び7に示した
バルブ227及びステム226の構造は、プレスタバル
ブあるいはフレンチバルブとして一般に知られているも
のであり、いくつかの異なる製造業者により製造され
る。
【0040】バルブ本体225の基端部には、支持用の
シール部材230が配置されている。図7から明らかな
ように、シール部材230は、シール部232とリング
部235との2つの部分からなり、これらはほぼ気密性
のゴム状材料により一体に形成されている。シール部2
32は、リム5に形成されたステム孔を挿通し、リム5
のステム孔に近接する部分に係合する環状リップ233
を有する。
【0041】リング部235は、その中心部に指を通し
て適当な力でバルブ本体225及びシール部材230を
リム5から引っ張り出すことができるようになってい
る。バルブ本体225及びシール部材230は、レース
時などにタイヤがダメージを受けた時に容易に取り外せ
るようになっていることが好ましい。このような時に
は、ライダーはタイヤ10を修理するよりチューブを装
着することが多い。暫定的にチューブを装着するため
に、バルブ本体225及びシール部材230がすぐに外
せる必要があり、リング部235によってバルブ本体2
25をすぐに外すことができる。
【0042】バルブ本体240及びシール部材245の
別の構造を図8に示す。この実施形態では、リム5の所
定の位置にスリーブ241が接着あるいは溶着されてお
り、リム5との気密性を向上させている。スリーブは、
金属、硬質プラスチック、高分子材料等、後述するよう
な気密性を維持しやすい材料であればどのような材料で
構成されていてもよい。シール部材245は、リング部
235とシール部247との2つの部分からなり、これ
らはほぼ気密性のゴム状材料により一体に形成されてい
る。リング部235は、図6および7に示す構造を有す
る上述のようなものであってもよい。ここで、図8に示
すシール部247は、ほぼ円錐状で中央に孔が形成され
ている。シール部材245を設ける際は、バルブ本体2
40が部分的にシール部247に納まるように、製造時
にシール部247をバルブ本体の周囲にモールドするこ
とが好ましい。シール部材245のシール部247が円
錐形状であることにより、シール部材245が外れやす
くなり、また、スリーブ241の表面とシール部247
との間のシール部の気密性を向上させることができる。第4実施形態 自転車1のためのリム300の第4実施形態を図9に示
す。
【0043】リム300は、図2及び3に示す突出部5
0のような突出部が形成されていないこと以外は、図2
に示すリム5と同様の構造である。なお、第4実施形態
のリム300には突出部302が形成されているが、環
状支持部304には突出部は形成されていない。リム3
00の突出部302と環状支持部304との間は凹部と
なっている。この凹部及び環状支持部304の表面は、
軟質の接着部材305で被覆されている。接着部材30
5は、両面に接着層が形成された例えば3M製のアクリ
ル系発泡体の両面テープであることが好ましい。
【0044】図9に示すように、接着部材305にはリ
ムストリップ310が接着されている。リムストリップ
310には折り曲げ突出部311が形成されている。突
出部311により、前述の実施形態の場合と同じように
突出部302との間にタイヤのビード部(図示せず)が
装着されやすいようになっている。さらに、接着部材3
05の接着面は、タイヤのビード部に接触すると、タイ
ヤのビード部とリム300との間のシール性を助ける。
リムストリップ310は、軽量のプラスチック材料によ
りモールド成形されたものであることが好ましいが、チ
ューブレスタイヤに空気を入れる前に、ビード部を保持
できるものであればどのような軽量材料から構成されて
いてもよい。さらに、リムストリップ310は、連続し
た形状である必要はなく、重量を軽減するために分割さ
れていたり、多数のギャップや孔が形成されていてもよ
い。
【0045】なお、リムストリップ310や接着部材3
05を設ける場合は、図9に示したような構造のリム3
00に限定されない。例えば、図2及び3に示したよう
なチューブレスタイヤ10を収納するために、図14の
リム15のような従来構造のリムにリムストリップ31
0や接着部材305を設けてもよい。第5実施形態 本発明の第5実施形態を図10に示す。第5実施形態の
リム300にも上述の接着部材305は配置されている
が、ここでは接着部材305は、環状支持部304の一
部にのみ配置されて、リムストリップ310を接着固定
している。第6実施形態 第6実施形態では、図11に示すように、リムストリッ
プ325がリム5内に固定されている。リムストリップ
325は、タイヤ及びそのビード部が凹部52内に装着
されやすいように設けられている。例えば、リム5にリ
ムストリップ325が設けられることにより、タイヤの
ビード部が凹部52とリムストリップ325の外側の部
分との間に挟持される。タイヤに空気を入れると、空気
圧に応じてタイヤのビード部が凹部52内に装着され
る。
【0046】リムストリップ325は、リムの総重量を
ほとんど増加させない発泡体のような、軽量で軟質の弾
性部材から構成されることが好ましい。なお、リムスト
リップ325は、図14のリム15のような従来構造の
リムに設けられてもよい。第7実施形態 図12に示す第7実施形態では、リム350の両サイド
ウォール間に環状支持部355が配置されている。リム
350内には、2つのチャネルすなわち空間352が形
成されており、これらは、孔353を通じてリム350
の凹部351に連通している。リム350にチューブレ
スタイヤを装着すると、空間352は圧縮空気の収納部
となり、タイヤ(図示せず)のレスポンス性能が向上す
る。例えば、空間352を設けることによりタイヤ内部
の容積が増加すると、圧縮された空気の体積が増加する
ことによってトラクションや自転車の乗り心地が変わ
る。
【0047】環状支持部355とリム350の内周壁面
部363との間には中央支持部360が形成されてお
り、空間352を2つに分けている。中央支持部360
には、互いに交わるように交互に形成された孔365が
設けられており、スポーク361を収納する。スポーク
361は孔365に直接ねじ込まれる。第8実施形態 本発明の第8実施形態では、図13に示すように、リム
5の凹部52に両面テープが配置されていることによ
り、ビードが凹部52に装着されやすくなりシール性も
よくなる。図14に示すリム15のような従来構造のリ
ムに、このように両面テープを配置することによって、
ビードを凹部52に装着しやすくし、シール性を向上さ
せてもよい。
【0048】本発明の範囲から逸脱しない範囲で、種々
の変更が可能である。本発明に係る前述の実施形態は、
例示と説明のためにのみ記載されたものであり、特許請
求の範囲およびその均等範囲で規定される発明を限定す
るためのものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれ本発明の第1実施形態によるリムに取
り付けられた前タイヤおよび後タイヤを備えた自転車の
側面図。
【図2】図1の前タイヤ及びリムの一部を拡大して示し
たII−II断面図。
【図3】本発明の第1実施形態によるリムに形成された
凹部からタイヤの一方のビード部が外れている状態を示
す図2に相当する図。
【図4】本発明の第2実施形態によるリムに形成された
凹部にタイヤのビード部を嵌め込んだ状態を示す図2に
相当する図。
【図5】本発明の第3実施形態によるリム及びタイヤを
示す図4に相当する図。
【図6】本発明のいずれかの実施形態によるリムに取り
付けられるバルブの構造を示すために、図1において便
宜上タイヤを省略して示した自転車の前輪の一部のVI−
VI断面図。
【図7】図6のバルブのVII −VII 断面図。
【図8】図6に示した構造とは別の構造のバルブを示す
図6に相当する図。
【図9】本発明の第4実施形態によるリムの図。
【図10】本発明の第5実施形態によるリムの図。
【図11】本発明の第6実施形態によるリムの図。
【図12】本発明の第7実施形態によるリムの図。
【図13】本発明の第8実施形態によるリムの図。
【図14】従来のリムの図。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密層と少なくとも1層のケーシング層と
    を有するカーカス部と、 それぞれが、前記カーカス部の内周端部に形成されてお
    り、前記ケーシング層に支持され、少なくとも一部が装
    着部に覆われている2つの環状ビード部とを備え、 前記装着部には自転車のホイールのリム内に装着するた
    めのほぼ平滑な表面が形成されており、前記両装着部に
    より前記平滑な表面と自転車のホイールのリムとの間に
    気密構造が形成されている自転車用タイヤ。
  2. 【請求項2】前記装着部の各々には径方向外方に突出す
    る環状突出部が形成されており、前記環状突出部は前記
    自転車のホイールのリム内に形成された環状陥入部に嵌
    合するように構成されている、請求項1に記載の自転車
    用タイヤ。
  3. 【請求項3】前記カーカス部には2つの環状肩部が形成
    されており、前記2つの環状肩部のそれぞれは前記各装
    着部に近接しかつ径方向に間隔をあけて配置されてお
    り、前記リムの一部が前記環状肩部の一方とこの一方の
    環状肩部に対応する前記装着部の一方との間に配置され
    ている、請求項2に記載の自転車用タイヤ。
  4. 【請求項4】前記気密層は2つの前記ケーシング層間に
    配置されている、請求項1に記載の自転車用タイヤ。
  5. 【請求項5】対向する第1及び第2サイドウォールと前
    記第1及び第2サイドウォール間に設けられた環状支持
    部とを有する環状リム部を有し、前記第1及び第2サイ
    ドウォールと前記環状支持部とはタイヤを取り付けて空
    気を入れた場合に気密構造となるように連続的に形成さ
    れており、 前記第1及び第2サイドウォールの各々には環状の突出
    部が形成されており、前記第1サイドウォールの前記環
    状突出部は前記第2サイドウォールの前記環状突出部に
    向かって延びており、 前記環状リム部には第1及び第2凹部が形成されてお
    り、前記第1凹部は前記第1サイドウォールの前記環状
    突出部の一部と前記環状支持部の一部との間に形成さ
    れ、前記第2凹部は前記第2サイドウォールの前記環状
    突出部の一部と前記環状支持部の一部との間に形成され
    ており、前記第1及び第2凹部の各々には、ほぼ径方向
    に延びる第1表面と、前記環状支持部の一部に沿って前
    記第1表面に対して約45゜の角度を有するように形成
    された第2表面とを有し、前記第1及び第2凹部は、タ
    イヤのビード部を受けるように構成され、タイヤの両ビ
    ード部と前記両凹部の前記第1及び第2表面との間に気
    密構造を形成する、自転車用タイヤのリム。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2凹部のそれぞれは、前記
    環状支持部に環状の突出部を形成することにより形成さ
    れる、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2凹部のそれぞれには、タ
    イヤのビード部と前記第1及び第2凹部の第1及び第2
    表面との間の気密性を向上させるための接着部材が配置
    されている、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2凹部のそれぞれは、軸方
    向の両側に第2環状突出部が形成されモールド成形され
    たリムストリップにより形成され、前記モールド成形さ
    れたリムストリップは前記環状支持部に取り付けられて
    いる、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  9. 【請求項9】前記環状リム部は、 前記第1及び第2凹部と前記環状支持部とを覆う接着部
    材と、 軸方向両側に環状突出部が形成されモールド成形された
    リムストリップとをさらに備え、前記モールド成形され
    たリムストリップは前記接着部材により前記環状支持部
    に取り付けられ、前記モールド成形されたリムストリッ
    プの前記環状突出部は前記第1及び第2凹部の一部を構
    成する、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  10. 【請求項10】前記環状リム部は、 前記環状支持部を覆う接着部材と、 軸方向両側に環状突出部が形成されモールド成形された
    リムストリップとをさらに備え、前記モールド成形され
    たリムストリップは前記接着部材により前記環状支持部
    に取り付けられ、前記モールド成形されたリムストリッ
    プの前記環状突出部は前記第1及び第2凹部の一部を構
    成する、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  11. 【請求項11】前記環状リム部は、前記第1及び第2凹
    部の前記第1及び第2表面を覆う接着部材をさらに備え
    ている、請求項5に記載の自転車用タイヤのリム。
  12. 【請求項12】前記環状リム部の前記第1及び第2サイ
    ドウォールは、軸方向の幅が前記第1及び第2サイドウ
    ォールの径方向の長さの約5分の1の円周方向に延びる
    外周面を有し、前記円周方向に延びる外周面のそれぞれ
    は、硬い表面からタイヤが1平方インチあたりに受ける
    衝撃力を軽減する、請求項5に記載の自転車用タイヤの
    リム。
  13. 【請求項13】気密層と少なくとも1層のケーシング層
    とを有するカーカス部と、 それぞれが、前記カーカス部の内周端部に形成されてお
    り、前記ケーシング層に支持され、少なくとも一部が装
    着部に覆われている2つの環状ビード部とを備え、 前記装着部には自転車のホイールのリム内に装着するた
    めのほぼ平滑な表面が形成されており、前記両装着部に
    より前記平滑な表面と自転車のホイールのリムとの間に
    気密構造が形成されている自転車用タイヤ及びリム。
  14. 【請求項14】前記気密層は、2つの前記ケーシング層
    間に配置されている、請求項13に記載の自転車用タイ
    ヤ及びリム。
  15. 【請求項15】前記装着部の各々には径方向外方に突出
    する環状突出部が形成されており、前記環状突出部は前
    記自転車のホイールのリム内に形成された環状陥入部に
    嵌合するように構成されている、請求項13に記載の自
    転車用タイヤ及びリム。
  16. 【請求項16】前記カーカス部には2つの環状肩部が形
    成されており、前記2つの環状肩部のそれぞれは前記装
    着部に近接しかつ径方向に間隔をあけて配置されてお
    り、前記リムの突出部が前記環状肩部の一方とこの一方
    の環状肩部に対応する前記装着部の一方との間に配置さ
    れている、請求項15に記載の自転車用タイヤ及びリ
    ム。
  17. 【請求項17】前記自転車のホイールのリムは、 対向する第1及び第2サイドウォールと前記第1及び第
    2サイドウォール間に設けられた環状支持部とを有する
    環状リム部を有し、前記第1及び第2サイドウォールと
    前記環状支持部とはタイヤを取り付けて空気を入れた場
    合に気密構造となるように連続的に形成されており、 前記第1及び第2サイドウォールの各々には環状の突出
    部が形成されており、前記第1サイドウォールの前記環
    状突出部は前記第2サイドウォールの前記環状突出部に
    向かって延びており、 前記環状リム部には第1及び第2凹部が形成されてお
    り、前記第1凹部は前記第1サイドウォールの前記環状
    突出部の一部と前記環状支持部の一部との間に形成さ
    れ、前記第2凹部は前記第2サイドウォールの前記環状
    突出部の一部と前記環状支持部の一部との間に形成され
    ており、ほぼ径方向に延びる第1表面と、前記環状支持
    部の一部に沿って前記第1表面に対して約45゜の角度
    を有するように形成された第2表面とを有し、前記第1
    及び第2凹部は、タイヤのビード部を受けるように構成
    され、前記ビード部と前記両凹部の前記第1及び第2表
    面との間に気密構造を形成する、請求項13に記載の自
    転車用タイヤ及びリム。
  18. 【請求項18】前記第1及び第2凹部のそれぞれは、前
    記環状支持部に環状の突出部を形成することにより形成
    される、請求項17に記載の自転車用タイヤ及びリム。
  19. 【請求項19】前記第1及び第2凹部のそれぞれには、
    タイヤのビード部と前記第1及び第2凹部の第1及び第
    2表面との間の気密性を向上させるための接着性部材が
    配置されている、請求項17に記載の自転車用タイヤ及
    びリム。
  20. 【請求項20】前記第1及び第2凹部のそれぞれは、軸
    方向の両側に第2環状突出部が形成されモールド成形さ
    れたリムストリップにより形成され、前記モールド成形
    されたリムストリップは前記環状支持部に取り付けられ
    ている、請求項17に記載の自転車用タイヤ及びリム。
  21. 【請求項21】前記環状リム部は、 前記第1及び第2凹部と前記環状支持部とを覆う接着部
    材と、 軸方向両側に環状突出部が形成されモールド成形された
    リムストリップとをさらに備え、前記モールド成形され
    たリムストリップは前記接着部材により前記環状支持部
    に取り付けられ、前記モールド成形されたリムストリッ
    プの前記環状突出部は第1及び第2凹部の一部を構成す
    る、請求項17に記載の自転車用タイヤ及びリム。
  22. 【請求項22】前記環状リム部は、 前記環状支持部を覆う接着部材と、 軸方向両側に環状突出部が形成されモールド成形された
    リムストリップとをさらに備え、前記モールド成形され
    たリムストリップは前記接着部材により前記環状支持部
    に取り付けられ、前記モールド成形されたリムストリッ
    プの前記環状突出部は前記第1及び第2凹部の一部を構
    成する、請求項17に記載の自転車用タイヤ及びリム。
  23. 【請求項23】前記環状リム部は、前記第1及び第2凹
    部の前記第1及び第2表面を覆う接着部材をさらに備え
    ている、請求項17に記載の自転車用タイヤ及びリム。
  24. 【請求項24】前記リムには、取り外し可能なバルブを
    取り付けるための孔が径方向に形成されており、前記バ
    ルブには前記バルブを容易に取り外すための弾性リング
    部が形成されている、請求項13に記載の自転車用タイ
    ヤ及びリム。
  25. 【請求項25】前記環状リム部は、前記環状支持部の中
    央部から径方向内方に延びるように形成される内部環状
    支持部をさらに備えており、前記内部環状支持部の内周
    面にはこの内周面にのみ開口し互いにやや交差するよう
    に交互に設けられるスポークを受け入れるための複数の
    穴が形成されている、請求項17に記載の自転車用タイ
    ヤ及びリム。
  26. 【請求項26】バルブ本体と、 前記バルブ本体の基端部の周囲に設けられ、自転車のリ
    ムに設けられる孔を貫通するシール部とリング部とから
    構成される支持シール部材と、を備えた自転車用チュー
    ブレスタイヤユニット用バルブアセンブリ。
  27. 【請求項27】前記シール部は円錐状である、請求項2
    6に記載の自転車用チューブレスタイヤユニット用バル
    ブアセンブリ。
  28. 【請求項28】前記シール部には、自転車のリムに形成
    された孔に係合する環状リップが形成されている、請求
    項26に記載の自転車用チューブレスタイヤユニット用
    バルブアセンブリ。
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