JPH10247349A - テープ再生及び/又は記録装置 - Google Patents

テープ再生及び/又は記録装置

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JPH10247349A
JPH10247349A JP9048011A JP4801197A JPH10247349A JP H10247349 A JPH10247349 A JP H10247349A JP 9048011 A JP9048011 A JP 9048011A JP 4801197 A JP4801197 A JP 4801197A JP H10247349 A JPH10247349 A JP H10247349A
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JP
Japan
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tape cassette
door body
door
tape
pressed
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Application number
JP9048011A
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English (en)
Inventor
Toshio Komuro
俊雄 小室
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to CN98107750A priority patent/CN1110793C/zh
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/16Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence, absence or position of record carrier or container
    • G11B15/17Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence, absence or position of record carrier or container of container
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67581Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
    • G11B15/67584Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/027Covers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉体をいちいち開いて確認しなくても、装着
部にテープカセットが装着されているか否かを外部から
一見して判別できるようにする。 【解決手段】 テープカセット3が装着される装着部4
と、該装着部を開閉する扉体12と、扉体に該扉体の面
方向と直交する方向に移動自在に支持された検出部材1
5とを備え、テープカセットが装着された装着部が扉体
によって閉塞されたときに検出部材が扉体の外面から突
出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープ再生及び/又
は記録装置に関する。詳しくは、テープカセットが装着
される装着部を開閉する扉体をいちいち開いて確認しな
くても、装着部にテープカセットが装着されているか否
かを外部から一見して判別できるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】装着部にテープカセットを装着し、装着
されたテープカセットの磁気テープに記録された信号の
再生や磁気テープに対する信号の記録を行うテープ再生
及び/又は記録装置がある。
【0003】そして、このようなテープ再生及び/又は
記録装置にあっては、装着部に回動自在に支持され該装
着部を開閉する扉体が設けられているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したテ
ープ再生及び/又は記録装置にあっては、扉体が閉めら
れた状態で装着部にテープカセットが装着されているか
否かを確認しようとする場合には、扉体に設けられた覗
き窓をその斜め方向から見ただけではわかりにくく、扉
体の覗き窓の正面から装着部を覗かなければ確認するこ
とができなかった。
【0005】また、テープ再生及び/又は記録装置に
は、扉体に覗き窓が設けられていないものもあり、この
場合にはテープカセットが装着されているか否かの確認
をいちいち扉体を開けて行わなければならず、手間がか
かってしまうという不都合もある。
【0006】さらに、盲人等の目の不自由な人が装着部
にテープカセットが装着されているか否かを確認する場
合には、扉体を開けてテープカセットがあるかどうかを
装着部を手探りで確認しなければならなず不都合であ
り、また、装着部を手探りすることにより装着部に設け
られた各種部材を損傷してしまったり、或は、当該各種
部材に触れて手に怪我を負ってしまうようなこともあ
る。
【0007】そこで、本発明テープ再生及び/又は記録
装置は、上記した問題点を克服し、扉体をいちいち開い
て確認しなくても、装着部にテープカセットが装着され
ているか否かを外部から一見して判別できるようにする
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明テープ再生及び/
又は記録装置は、上記した課題を解決するために、テー
プカセットが装着される装着部と、該装着部を開閉する
扉体と、扉体に該扉体の面方向と直交する方向に移動自
在に支持された検出部材とを備え、テープカセットが装
着された装着部が扉体によって閉塞されたときに検出部
材が扉体の外面から突出するようにしたものである。
【0009】従って、本発明テープ再生及び/又は記録
装置にあっては、検出部材が扉体の外面から突出してい
るか否かによってテープカセットの有無の判別が為され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明テープ再生及び/
又は記録装置の実施の形態を図示した実施の一例に従っ
て説明する。
【0011】尚、本発明におけるテープ再生及び/又は
記録装置とは、テープカセットの磁気テープに対する信
号の再生及び記録を行うことのできる装置、再生専用の
装置、記録専用の装置の何れをも含む装置を言う。
【0012】また、本明細書において方向を示すとき
は、図1における左下方に向かう方向を前、右上方に向
かう方向を後、左上方に向かう方向を左、右下方に向か
う方向を右、上方に向かう方向を上、下方に向かう方向
を下として説明をする。
【0013】テープ再生及び/又は記録装置1の本体部
2の前面には、その左側にテープカセット3が装着され
る装着部4が設けられ、右側にスピーカー部5が設けら
れている(図1参照)。そして、本体部2の上面には再
生、録音、音量調整、音質調整等を行う各種の操作スイ
ッチ6、6、・・・が設けられている。
【0014】テープカセット3は透明な薄い箱形をした
ケース体7を備え、該ケース体7内部において図示しな
いテープリールに磁気テープが巻回されている。そし
て、ケース体7の前後両面にはその上端部における左右
両端部を除いた部分7a、7aがその余の部分である主
部7bから稍前方又は後方に突出された突出部として形
成され、該突出部7a、7aは前後方向から見て上辺が
長い等脚台形状をしている。また、ケース体7の上下方
向における中央部には左右に離間して主部7bの前後両
面を貫通する孔7c、7cが形成されている。
【0015】装着部4は本体部2の前面に開口する矩形
状の凹部として形成されており(図2参照)、その後面
の上端部には浅い凹部4aが形成されている。そして、
凹部4aは上半部が矩形状、下半部がテープカセット3
の突出部7aに対応した形状を為し、上半部の下端部に
はその左右両端部から位置決め突起8、8が前方へ向け
て突設されている。
【0016】位置決め突起8、8の下部には前方を向く
段差面8a、8aが形成され、該段差面8a、8aは装
着部4の後面より僅かに前側に位置されている(図15
及び図16参照)。そして、装着部4の後面の下端部に
は位置決め突起8、8の略真下の位置に当接突起9、9
が突設され、該当接突起9、9の先端面と位置決め突起
8、8の段差面8a、8aとが同一平面上に位置されて
いる。尚、位置決め突起8、8の段差面8a、8aと当
接突起9、9とは共に、後述するようにテープカセット
3が装着部4に装着されたときにテープカセット3の後
面に当接して該テープカセット3を位置決めする役割を
果たすものである。
【0017】本体部2にはその上下方向における略中央
部で左右両端部に逃げ凹部4b、4bが形成されてい
る。そして、装着部4の右側面にはピニオン10が支持
され、後面の上下方向における略中央部には左右に離間
してリール台11、11が設けられている。また、装着
部4の左側壁には左右方向から見て上に凸の円弧状の図
示しない案内溝が形成されている。
【0018】装着部4の下端壁には扉体12が回動自在
に支持され、装着部4が扉体12によってその前面が開
閉されるようになっている(図1参照)。
【0019】扉体12は蓋部13とホルダ部14とが前
後で結合されて成り、これらの間には検出部材15が前
後方向に移動自在に支持される(図3参照)。
【0020】蓋部13は略矩形の板状を為す前面板16
と該前面板16から後方に向けて突設された取付脚1
7、17、・・・と前面板16に取着された覆い板18
とから成る(図7及び図8参照)。
【0021】前面板16の中央部には矩形状の透孔16
aが形成され、前面板16には透孔16aを覆うように
して透明材料により形成された覆い板18が取着されて
いる(図6及び図8参照)。そして、前面板16の後面
側には、透孔16aの左右方向における中央部の上方に
後方に開口する蓋部側凹部13aが形成され、該凹部1
3aにはその奥面の中心部を貫通する左右方向に長い摺
動孔19が形成されている。
【0022】尚、前面板16の前面のうち摺動孔19の
周辺の部分は、当該部分を視認したときに比較的暗い感
じを受ける色、即ち、明度の低い色、例えば、黒色等の
色が施されている。
【0023】前面板16の後面の左右両端部からは上下
に離間して4つの取付脚17、17、・・・が突設さ
れ、該取付脚17、17、・・・の先端部には係合孔1
7a、17a、・・が形成されている。
【0024】ホルダ部14は外形が略矩形の板状をした
主部20と該主部20の左右両側縁から後方に延びる側
壁部21a、21bと該側壁部21a、21bの下端縁
から下方に延びる被支持部22、22とが一体に形成さ
れて成る(図9乃至図13参照)。
【0025】主部20の中央部には上記蓋部13の透孔
16aと略同じ大きさをした矩形孔23が形成され、該
矩形孔23の上方で蓋部13の蓋部側凹部13aに対応
する位置には前方に開口するホルダ部側凹部14aが形
成され、摺動孔19に対応する位置には左右方向に長い
挿通孔24が形成されている(図9及び図13参照)。
そして、挿通孔24の周縁部にはその左上方と右下方の
2ヵ所から案内突起25、25が前方に向けて突設され
ている。
【0026】主部20の下端縁からは左右に離間して受
部26、26が後方に向けて突設され(図10及び図1
3参照)、後面の上端部で左右両端部からは押えバネ2
7、27が突設されている(図9及び図13参照)。
【0027】押えバネ27、27は主部20の後面に連
続し下方に行くに従って後方へ変位するように傾斜した
連設部27a、27aと該連設部27a、27aの先端
縁から下方に短く延びる先端部27b、27bとから成
る。
【0028】また、主部20の側面の上下両端部には上
記蓋部13の取付脚17、17、・・・の係合孔17
a、17a、・・・と係合する4つの係合突起28、2
8、・・・が突設されている(図9、図11及び図12
参照)。
【0029】左側の側壁部21aの外面の上端寄りの位
置には係止片29が突設され、外面の下端寄りの位置に
は被案内突起30が突設されている。そして、側壁部2
1aの後端縁における係止片29と被案内突起30との
間の位置からは右方に向かって突出する保持片31aが
設けられている(図10参照)。
【0030】右側の側壁部21bには上記保持片31a
に対応する位置に左方に向かって突出する保持片31b
が設けられている(図10参照)。そして、側壁部21
bの下端部には左右方向から見て上に凸の円弧状のラッ
ク32が設けられ、該ラック32の歯は上方側に形成さ
れている(図12参照)。
【0031】尚、保持片31a、31bの前面と上記押
えバネ27、27の先端部27b、27bの後面との距
離は、押えバネ27、27が前方へ撓んでいない状態に
おいては、上記テープカセット3の主部7bの前後幅と
略同じにされている。
【0032】被支持部22、22はそれぞれ側壁部21
a、21bの下縁から下方に延びるようにして設けられ
ている。被支持部22、22は上下方向に長い板状を為
し、下端部に外方に突出した回動軸33、33が設けら
れている(図9参照)。尚、上記したラック32は回動
軸33を中心とした円弧状に形成されている。
【0033】検出部材15は被押付部34と板バネ部3
5、35と突出部36と被押圧部37とから成り(図1
4参照)、全体が視認したときに比較的明るい感じを受
ける色、即ち、明度の高い色、例えば、黄色の合成樹脂
により上記各部が一体に形成されて成る。
【0034】被押付部34は略矩形の板状を為し、外形
が上記蓋部13の摺動孔19及びホルダ部14の挿通孔
24より大きく、かつ、ホルダ部14のホルダ部側凹部
14aの内法寸法より小さく形成されている。そして、
被押付部34の左上端部と右下端部には被案内孔38、
38が形成されている。
【0035】被押付部34の右上端部と左下端部にはそ
れぞれ板バネ部35、35が連設されている。板バネ部
35、35はそれぞれ被押付部34に連続し左方又は右
方に行くに従って前方へ変位するように延びる連結部3
5a、35aと該連結部35a、35aの先端縁に連続
し左右方向に短く延びる弾接部35b、35bとから成
り、上側の連結部35aは被押付部34の右上端部から
左斜め前方に延び、下側の連結部35aは被押付部34
の左下端部から右斜め前方に延びるようにして形成され
ている。
【0036】突出部36は被押付部34の前面の中央部
から突設され、横断面形状が蓋部13の摺動孔19のそ
れに対応する形状に形成されている。
【0037】被押圧部37は被押付部34の後面の中央
部から突設され、従って、突出部36と反対方向に突出
され、横断面形状がホルダ部14の挿通孔24のそれに
対応する形状に形成されている。
【0038】しかして、蓋部13とホルダ部14との結
合は、検出部材15の突出部36が蓋部13の摺動孔1
9に挿通され、また、被押圧部37がホルダ部14の挿
通孔24に挿通され、同時に、被押付部34の被案内孔
38、38にホルダ部14の案内突起25、25が挿通
された状態で、蓋部13の取付脚17、17、・・・の
係合孔17a、17a、・・・にホルダ部14の係合突
起28、28、・・・が係合されることにより為される
(図4及び図5参照)。そして、蓋部13とホルダ部1
4とが結合されると蓋部13の蓋部側凹部13aとホル
ダ部14のホルダ部側凹部14aとにより配置空間39
が形成され、検出部材15は板バネ部35、35の弾接
部35b、35bが蓋部側凹部13aの奥面と当接し、
被押付部34がホルダ部側凹部14aの奥面に押し付け
られるようにして当接し、これにより突出部36の先端
面が前面板16の前面と同一平面上に位置され、被押圧
部37の先端部がホルダ部14の挿通孔24から後方に
突出して位置されるようになっている。
【0039】上記のように、蓋部13とホルダ部14と
を結合し、それからホルダ部14の被支持部22、22
の回動軸33、33を装着部4の下面壁の内部に設けら
れた図示しない軸受に回動自在に支持し、これにより扉
体12が本体部2に下端部を支点として回動自在に支持
され、扉体12による装着部4の開閉が可能な状態とさ
れる。
【0040】尚、回動軸33、33を軸受に支持すると
同時に、ホルダ部14の側壁部21aの被案内突起30
を装着部4の上記案内溝に係合させる、また、側壁部2
1bのラック32を装着部4のピニオン10に噛合させ
る。これにより、扉体12による装着部4の開閉時に
は、扉体12は被案内突起30が案内溝に案内されると
共にラック32がピニオン10と噛合し該ピニオン10
が回転しながら回動されることになる。尚、ピニオン1
0は図示しないダンパーと結合されており、扉体12が
開閉するときの開閉速度を制御する役割を果たすもので
ある。
【0041】しかして、扉体12が閉じられた状態にお
いて、本体部2の上面の操作スイッチ6、6、・・・の
うちのイジェクトスイッチを操作すると、扉体12が開
放される(図15参照)。尚、扉体12には装着部4に
支持された図示しないバネのばね力により図15で見て
時計回り方向への回動力が付勢されており、扉体12の
開放は、イジェクトスイッチを操作することにより装着
部4に設けられた図示しない係止部材に係止されていた
ホルダ部14の上記係止片29の係止が解除され上記し
たばね力によって扉体12が時計回り方向へ回動される
ことにより為されるようになっている。また、時計回り
方向へ回動された扉体12は被案内突起30が案内溝の
前端縁に係合されたところで停止される。
【0042】このように扉体12が開放された状態でテ
ープカセット3をホルダ部14に挿入する。挿入された
テープカセット3は、下面が受部26、26と当接し、
後面の側縁が保持片31a、31bと当接し、前面が押
えバネ27、27の先端部27b、27bと当接した状
態でホルダ部14に保持される。そして、このようにテ
ープカセット3がホルダ部14に保持されると、テープ
カセット3の前面側の突出部7aが検出部材15の被押
圧部37の先端面と丁度接するようになっている(図1
5参照)。
【0043】テープカセット3をホルダ部14に挿入
し、扉体12を図15で見て反時計回り方向へ回動させ
ていくと、先ず、主部3bの後面が当接突起9、9に当
接する。そして、さらに扉体12が反時計回り方向へ回
動されていくと、当接突起9、9と当接されているテー
プカセット3の下端側が前方へ僅かに移動され、これに
よりテープカセット3のうち保持片31a、31bと当
接している部分より上側の部分が反時計回り方向に回動
するようにして後方に僅かに移動する。
【0044】尚、このとき装着部4のリール台11、1
1はテープカセット3の孔7c、7cに挿通される。
【0045】そして、さらに扉体12が反時計回り方向
へ回動されていくと、主部3bの後面の上縁が装着部1
4に設けられた上記位置決め突起8、8の段差面8a、
8aと当接し、さらに扉体12が回動されると、段差面
8a、8aと当接しているテープカセット3の上端側が
押えバネ27、27の弾発力に抗してホルダ部14に対
して前方へ移動され、テープカセット3の前後両面が完
全に前後方向を向いたところで装着部4に装着される
(図16参照)。
【0046】このようにテープカセット3が装着部4に
装着された状態においては、テープカセット3は後面が
位置決め突起8、8と当接突起9、9に当接され、前面
が押えバネ27、27に弾接された状態で位置決めされ
ることになる。そして、保持片31a、31bは装着部
4の逃げ凹部4b、4b内に位置され、テープカセット
3の後面側の突出部7aはその後面側の部分が装着部4
の凹部4a内に位置され(図16参照)、テープカセッ
ト3のテープリールにはリール台11、11が係合され
る。
【0047】尚、扉体12が完全に閉じられると、ホル
ダ部14の係止片29が装着部4の係止部材に係止さ
れ、イジェクトスイッチを操作しない限りは扉体12が
開かないようになっている。
【0048】一方、上記のように、テープカセット3の
上端側が押えバネ27、27の弾発力に抗してホルダ部
14に対して前方へ移動されることにより、前側の突出
部7aと接していた検出部材15の被押圧部37が前方
へ押圧され、これにより板バネ部35、35の弾発力に
抗して被押付部34が案内突起25、25に案内されて
前方へ移動され突出部36の先端部が摺動孔19から前
方へ突出される。
【0049】このようにテープカセット3が装着部4に
装着された状態で、イジェクトスイッチを操作すると、
係止片29が係止部材から外れて扉体12が開放され
る。そして、扉体12が開放されていくと、テープカセ
ット3と位置決め突起8、8及び当接突起9、9とが離
れると共にテープカセット3が押えバネ27、27の弾
発力によりホルダ部14に対して後方へ移動されるた
め、検出部材15は板バネ部35、35の弾発力により
後方へ移動され、再び突出部36の先端面が蓋部13の
前面と同一平面上に位置されることになる。
【0050】尚、上記のように、検出部材15は扉体1
2が閉じられ装着部4にテープカセット3が装着された
ときにのみ突出部36が前面板16の前面から突出され
るようになっているため、テープカセット3をホルダ部
14に挿入しない状態で扉体12を閉じても突出部36
は前面板16の前面から突出されない。
【0051】しかして、テープ再生及び/又は記録装置
1にあっては、上記のように、扉体12が閉じられ装着
部4にテープカセット3が装着されたときには検出部材
15の突出部36が前面板16の前面から突出され、テ
ープカセット3が装着されていないときには突出部36
は前面板16の前面から突出されないようになっている
ため、扉体12をいちいち開いて確認しなくても、装着
部4にテープカセット3が装着されているか否かを外部
から一見して判別することができる。
【0052】また、盲人等の目の不自由な人がテープカ
セット3が装着されているか否かを確認する場合におい
ても、扉体12を開けてテープカセット3があるかどう
かを装着部4を手探りで確認する必要がなく、扉体12
の前面を触るだけで確認することができ、装着部4に設
けられた各種部材が損傷してしまったり、或は、当該各
種部材に触れて手に怪我を負ってしまような不具合を生
じることもない。
【0053】さらに、板バネ部35、35を備えた検出
部材15を設けることにより、装着部4に装着されたテ
ープカセット3が板バネ部35、35の弾発力により検
出部材15に弾接された状態となり、テープカセット3
がホルダ部14の押えバネ27、27のみに弾接される
場合に比し、前後方向のがたつきを一層抑えることがで
きる。
【0054】加えて、上記したように、検出部材15が
明度の高い色、例えば、黄色の合成樹脂により形成され
ており、前面板16の前面のうち突出部36が位置され
る摺動孔19の周辺の部分が明度の低い色、例えば、黒
色等の色が施されているため、検出部材15の突出部3
6が目立って見えテープカセット3の有無を極めて容易
に判別することができ、遠方からでも判別し易いという
効果も奏する。
【0055】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープ再生及び/又は記録装置は、テープカ
セットが装着される装着部と、該装着部を開閉する扉体
と、扉体に該扉体の面方向と直交する方向に移動自在に
支持された検出部材とを備え、テープカセットが装着さ
れた装着部が扉体によって閉塞されたときに検出部材が
扉体の外面から突出するようにしたので、扉体をいちい
ち開いて確認しなくても、装着部にテープカセットが装
着されているか否かを外部から一見して判別することが
できる。
【0056】また、盲人等の目の不自由な人がテープカ
セットが装着されているか否かを確認する場合において
も、扉体を開けてテープカセットがあるかどうかを装着
部を手探りで確認する必要がなく、扉体の前面を触るだ
けで確認することができ、装着部に設けられた各種部材
を損傷してしまったり、或は、当該各種部材に触れて手
に怪我を負ってしまような不都合を生じることもない。
【0057】請求項2に記載した発明にあっては、検出
部材のうち扉体の外面から突出する部分に、その周辺の
扉体の外面の色と異なる色彩を施したので、検出部材と
その周辺の部分とが一見して区別されテープカセットの
有無を極めて容易に判別することができ、遠方からでも
判別し易いという効果を奏する。
【0058】尚、上記した実施例において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際
しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図16と共に本発明テープ再生及び/
又は記録装置の実施の一例を示すものであり、本図は概
略斜視図である。
【図2】装着部の概略拡大正面図である。
【図3】検出部材と共に示す扉体の分解斜視図である。
【図4】扉体の左側面図である。
【図5】検出部材と共に示す扉体の断面図である。
【図6】蓋部の正面図である。
【図7】蓋部の左側面図である。
【図8】蓋部の断面図である。
【図9】ホルダ部の正面図である。
【図10】ホルダ部の平面図である。
【図11】ホルダ部の左側面図である。
【図12】ホルダ部の右側面図である。
【図13】ホルダ部の断面図である。
【図14】検出部材の拡大斜視図である。
【図15】扉体が開かれホルダ部にテープカセットが挿
入された状態を示す拡大断面図である。
【図16】扉体が閉じられテープカセットが装着部に装
着された状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…テープ再生及び/又は記録装置、3…テープカセッ
ト、4…装着部、12…扉体、15…検出部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットが装着される装着部と、 該装着部を開閉する扉体と、 扉体に該扉体の面方向と直交する方向に移動自在に支持
    された検出部材とを備え、 テープカセットが装着された装着部が扉体によって閉塞
    されたときに検出部材が扉体の外面から突出するように
    したことを特徴とするテープ再生及び/又は記録装置。
  2. 【請求項2】 上記検出部材のうち扉体の外面から突出
    する部分に、その周辺の扉体の外面の色と異なる色彩を
    施したことを特徴とする請求項1に記載のテープ再生及
    び/又は記録装置。
JP9048011A 1997-03-03 1997-03-03 テープ再生及び/又は記録装置 Pending JPH10247349A (ja)

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IDP980310A ID19993A (id) 1997-03-03 1998-03-02 Peralatan perekam dan atau pemutar ulang
CN98107750A CN1110793C (zh) 1997-03-03 1998-03-03 录音和/或放音设备

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US6072659A (en) 2000-06-06
CN1200532A (zh) 1998-12-02
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