JPH10246960A - 感光性樹脂組成物、およびこれを使用したパターン形成方法 - Google Patents

感光性樹脂組成物、およびこれを使用したパターン形成方法

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JPH10246960A
JPH10246960A JP5043197A JP5043197A JPH10246960A JP H10246960 A JPH10246960 A JP H10246960A JP 5043197 A JP5043197 A JP 5043197A JP 5043197 A JP5043197 A JP 5043197A JP H10246960 A JPH10246960 A JP H10246960A
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有香 山舗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造方法が簡便であり、塗布性および保存安定
性に優れ、プロセスラティチュードが広く、パターン形
成が容易な感光性樹脂組成物を得る。 【解決手段】シリコンに直結したメチル基およびシラノ
ール基を有し、かつ、シラノール含有率が0.1〜2.
0であるアルカリ可溶性シロキサンポリマー(但し、シ
ラノール含有率は、赤外分光分析による900cm-1の
シラノール基と1271cm-1のシリコン−メチル基に
よる吸収ピークの吸光度比、Abs(900cm-1)/
Abs(1271cm-1)をさす。)、放射線の作用に
よって反応促進剤を発生する化合物、および溶剤を含有
することを特徴とする感光性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ可溶性シ
ロキサンポリマーを含有した感光性樹脂組成物およびこ
れを使用したパターン加工方法に関するものであり、さ
らに詳しくは製造方法が簡便であり、パターニング特
性、塗布性および保存安定性が共に優れた感光性樹脂組
成物およびこれを使用したパターン形成方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シロキサンポリマーを得る方法として
は、クロロシランを加水分解縮合させる方法が古くから
知られている。しかし、この方法では原料が塩素化合物
であるために、得られるシロキサンポリマーにクロルイ
オンが混入し、電子材料用途には適さないものであっ
た。
【0003】このクロルイオンの混入を防ぐ方法として
アルコキシシランを原料とする方法が開示されている。
親水性溶媒中でアルコキシシランを水および触媒を加え
て加水分解縮合させ、その溶液を大量の水に投入し、ポ
リマーを再沈させるというものであった。しかし、この
方法では、加水分解のために加えた水の過剰分や縮合反
応によって生成した水の除去は不十分であった。従っ
て、シロキサンポリマーが疎水性であるために、得られ
る感光性樹脂組成物は塗布性が悪かった。また、加水分
解縮合触媒の除去についても不十分であったために、保
存中に徐々に加水分解縮合反応が進行するため、安定性
が悪いという問題をも有していた。さらに、パターン加
工プロセスにおいても、触媒を含有しているためにプリ
ベーク状態で膜が硬化しやすく、現像残膜が残るという
問題を有していた。
【0004】そこで、アルコキシシランに水および触媒
を加えて加水分解縮合させた反応溶液から、十分に水お
よび触媒を除去して得られたアルカリ可溶性シロキサン
ポリマーを用いる方法が特開平6−148895に開示
されている。この中には、アルコキシシランに水および
触媒を加えて加水分解縮合させた反応溶液から、疎水性
有機溶剤を用いて抽出した有機層を水洗することによっ
て、水および触媒を除去することが記載されれている。
しかしながら、この方法では、塗布性および保存安定性
が共に優れた感光性樹脂組成物が得られるものの、製造
方法が複雑であり、大量生産には適さないという問題を
有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製造
方法が簡便であり、パターニング特性、塗布性および保
存安定性が共に優れた感光性樹脂組成物、およびこれを
使用した、現像残膜がなくプロセスラティチュードの広
いパターン形成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、 (1)シリコンに直結したメチル基、およびシラノール
基を有し、かつ、シラノール含有率が0.1〜2.0で
あるアルカリ可溶性シロキサンポリマー。(但し、シラ
ノール含有率は、赤外分光分析による900cm-1のシ
ラノール基と1271cm-1のシリコン−メチル基によ
る吸収ピークの吸光度比、Abs(900cm-1)/A
bs(1271cm-1)をさす。) (2)放射線の作用によって反応促進剤を発生する化合
物 (3)溶剤 を主成分とする感光性樹脂組成物により達成される。
【0007】以下、本発明の構成を順に説明する。
【0008】本発明において用いられるアルカリ可溶性
シロキサンポリマーは、シリコンに直結したメチル基お
よびシラノール基を有し、かつ、シラノール含有率が
0.1〜2.0であるアルカリ可溶性シロキサンポリマ
ーである。但し、シラノール含有率は、赤外分光分析に
よる900cm-1のシラノール基と1271cm-1のシ
リコン−メチル基による吸収ピークの吸光度比、Abs
(900cm-1)/Abs(1271cm-1)をさす。
【0009】アルカリ可溶性シロキサンポリマーの好ま
しい製造方法は、アルコキシシラン溶液に水および触媒
を加えてアルコキシ基の一部または全部を加水分解した
後、水、触媒および副生するアルコールの一部または全
部を留出させながら縮合を行うことによって、水および
触媒を除去して得られるものである。
【0010】アルカリ可溶性シロキサンポリマーの原料
となるアルコキシシランは、そのアルコキシ基が加水分
解性を有しているものであれば、特に限定されないが。
好ましくは、次の一般式(1)で表されるものである。
【0011】 [RxSi(OR´)4−x] (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていてもよ
く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アリル
基、フルオロアルキル基を表す。また、xは0〜3の整
数である。) 一般式(1)で表されるアルコキシシランの具体例とし
ては、テトラヒドロキシシラン、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、ジメチルジメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニル
ジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、トリ
フルオロメチルメトキシシラン、トリフルオロエチルト
リメトキシシランなどを挙げることができる。
【0012】好ましくは、メチルトリメトキシシランの
割合が30モル%以上である。さらに、好ましくはメチ
ルトリメトキシシランとフェニルトリメトキシシランか
ら成る組成物であり、これらのモル比(メチルトリメト
キシシラン/フェニルトリメトキシシラン)が10/1
〜1/2である組成物であり、さらに好ましくは5/1
〜1/1である組成物である。メチルトリメトキシシラ
ン/フェニルトリメトキシシランのモル比が10/1よ
りメチルトリメトキシシランが多くなると、得られる膜
が脆くなり、1/2よりフェニルトリメトキシシランが
多くなると、得られる膜が硬化しにくい。
【0013】また、テトラアルコキシチタン、テトラア
ルコキシジルコニウムに代表される金属アルコキシド、
あるいは金属アセチルアセトンのような金属アルコキシ
ドの誘導体を共縮合させることも可能である。
【0014】アルコキシシランの加水分解縮合反応は、
通常有機溶媒中で行なわれる。したがって、アルコキシ
シラン溶液の溶剤成分としては、公知の有機溶剤を適宜
使用できるが、沸点100〜300℃の液体であること
が好ましく、また、分子内に少なくとも一個の水酸基お
よび/またはエーテル結合を有する液体であることが好
ましい。あるいは、分子内に少なくとも一個のエーテル
結合を有する酢酸エステルであることが好ましい。この
ような有機溶剤成分としては、例えば、3−メチル−3
−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブチ
ルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノブチルエーテル、イソブチルアルコー
ル、イミアミルアルコール、エチルセロソルブ、エチル
セロソルブアセテート、ブチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブアセテート、メチルカルビトール、メチルカルビ
トールアセテート、エチルカルビトール、エチルカルビ
トールアセテートなどが挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。これらの中で、とくに好ましいもの
は、3−メチル−3−メトキシブタノール、3−メチル
−3−メトキシブチルアセテート、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテートなどである。
【0015】沸点が100℃より低い液体は、縮合反応
時に、水との共沸により蒸発しやすいので好ましくな
い。また、300℃より高い液体は、反応後の溶液を感
光性樹脂組成物として使用した場合に、塗布後の乾燥に
よっては蒸発せずに塗膜に残留するので好ましくない。
【0016】分子内に水酸基を有する液体を溶剤成分と
して用いると、共沸によって水の蒸発を促進するので縮
合反応時に水の留出を容易にすることができ、また、得
られる感光性樹脂組成物の塗布性が優れたものとなる。
【0017】分子内にエーテル基を有する液体を溶剤成
分として用いると、生成するシロキサンポリマーの溶解
性が優れたものとなり、また、得られる感光性樹脂組成
物の塗布性が優れたものとなる。また、酢酸エステル構
造を有する液体は同様に得られる感光性樹脂組成物の塗
布性が優れたものとなる。
【0018】これらの有機溶剤の使用量は任意に選択可
能であるが、アルコキシシラン1重量に対して、0.5
〜3.0重量部の範囲で用いるのが好ましい。
【0019】加水分解縮合反応させるために用いる水は
イオン交換水が好ましく、その量はアルコキシシラン1
モルに対して、1〜4倍モルの範囲で用いるのが好まし
い。
【0020】加水分解縮合反応させるために用いる触媒
は、本発明の特徴ある成分であり、蒸留により除去でき
るように沸点40〜150℃の液体であることが好まし
い。
【0021】加水分解縮合反応は、触媒なしでもある程
度、進行するが、十分なアルカリ可溶性、塗布性、保存
安定性を付与するためには、触媒を用いることが必要で
ある。
【0022】公知の触媒を適宜使用できるが、耐クラッ
ク性の向上の観点から酸触媒が好ましい。また、触媒は
液体が好ましい。触媒の沸点が40℃より低い液体は、
室温での蒸発が大きく、取扱いが不便であるため好まし
くない。また、150℃より高い液体は、蒸留による除
去が不十分になり、感光性樹脂組成物として使用した場
合に塗膜に残留し、現像残膜が発生したり、パターニン
グのコントラストが低下するので好ましくない。具体的
には、酢酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、トリエチルアミ
ン、ジエチルアミンなどが挙げられ、特に、酢酸、トリ
フルオロ酢酸、ギ酸が好ましい。これら触媒は、1種類
でなく、2種類以上を組み合わせて使用することもでき
る。また、酸触媒を用いた後に、アミン触媒を添加する
といったように、段階的に用いることもできる。
【0023】本発明においては、このようなアルコキシ
シラン溶液に水と触媒を加えて、アルコキシ基の一部ま
たは全部を加水分解した後、副生するアルコールおよび
水を留出させながら縮合を行う。縮合反応により副生す
るアルコールとは、アルコキシシラン[RxSi(OR
´)4−x]の分解により生じたアルコールR´OHで
ある。また、溶液中には、加水分解反応のために加えた
水や、縮合反応によって新たに生成した水やR´OHも
含まれている。これらのアルコールおよび水が感光性樹
脂組成物中に含まれていると、シロキサンポリマーが疎
水性であるために塗布性の低下の原因となる。このよう
に、アルコールおよび水を留出させながら縮合を行なう
ことにより、比較的高重合度に至るまで安定に縮合を進
行せしめることができるので、加水分解縮合反応は進行
しにくく、保存安定性に優れたものとなる。水および触
媒、アルコールの留出は、通常の蒸留法、すなわちアル
コキシシラン溶液を加熱することにより行えばよい。
【0024】加水分解および縮合の反応条件は、反応系
の構成に応じて決定され、特に限定されるものではない
が、加水分解は0〜70℃、0.1〜5時間、縮合は7
0〜150℃、1〜10時間で進行せしめることが望ま
しく、特に保存安定性が良好で、高分子量のシロキサン
ポリマーを得るためには、また、コントラストの良い感
光性樹脂組成物を得るためには、水、触媒を留出しなが
らの縮合を70〜150℃、さらには90〜130℃で
進行せしめることが好ましい。
【0025】従来のアルコキシシランに水および触媒を
加えて加水分解縮合させた反応溶液から、疎水性有機溶
剤を用いて抽出した有機層を水洗することによって、水
および触媒を除去する方法では、製造方法が複雑であ
り、大量生産には適さないものであったが、本発明によ
ると、アルコキシシラン溶液に水および触媒を加えてア
ルコキシ基の一部または全部を加水分解した後、加熱に
よって、加水分解縮合の進行と水、触媒の除去の工程の
両工程を行うことができるため、製造装置、工程の簡略
化、低コスト化が達成される。
【0026】本発明で得られるシロキサンポリマーはシ
ラノール含有率が0.1〜2.0であることが重要であ
り、さらに好ましくは0.2〜0.8である。ここで、
シラノール含有率は、赤外分光分析による900cm-1
のシラノール基(Si−OH)による吸収ピークと12
71cm-1のシリコン−メチル基(Si−CH3 )によ
る吸収ピークの吸光度比、Abs(900cm-1)/A
bs(1271cm-1)をさす。シラノール含有率が
0.1以下の場合、得られるシロキサンポリマーはアル
カリ溶解性が不足し、感光性樹脂組成物とした場合、ア
ルカリ現像に多大な時間を要し、好ましくない。また、
シラノール含有率が2.0以上の場合、感光性樹脂組成
物として塗布し、乾燥した膜にベタつきが残りやすく、
装置を汚染するので好ましくない。
【0027】このようにして得られたシロキサンポリマ
ー溶液に、放射線の作用によって反応促進剤を発生する
化合物、溶剤を添加することにより、感光性樹脂組成物
が得られる。
【0028】このときの放射線の作用によって反応促進
剤を発生する化合物としては、特に限定はしないが、放
射線の作用によって酸、あるいは塩基を発生する化合物
が好ましい。
【0029】具体的には、放射線の作用によって酸を発
生する化合物として、ベンゾイントシレート、ピロガロ
ールトリトシレート、ピロガロールトリメシレート、2
−ニトロベンジルトシレート、2,6−ジニトロベンジ
ルトシレート、ジフェニルジスルホン、ジ(p−トリ
ル)ジスルホン、フタルイミジルトリフレート、1,8
−ナフタルイミジルトリフレート、トリ(ニトロベンジ
ル)フォスフェート、トリアニソインフォスフェート、
ジアリールヨードニウム塩類、トリアリールスルホニウ
ム塩類などを挙げることができる。
【0030】放射線の作用によって塩基を発生する化合
物として、ビス[[(2−ニトロベンジル)オキシ]カ
ルボニル]ヘキサメチレンジアミン、[[(2−ニトロ
ベンジル)オキシ]カルボニル]シクロヘキシルアミン
などのオルトニトロベンジルカルバメート類、ビス
[[(α,α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジ
ル)オキシ]カルボニル]ヘキサメチレンジアミンなど
のα,α−ジメチル−3,5−ジメトキシベンジルカル
バメート類などを挙げることができる。
【0031】また、溶剤としては、前記のアルコキシシ
ラン溶液の溶剤と同様のものをそのまま使用しても良い
し、必要に応じて、イソプロパノール、ノルマルブタノ
ール、トルエン、キシレンなどを使用してもよい。
【0032】次に、本発明の感光性樹脂組成物を用いた
パターン形成方法を順に説明する。本発明の感光性樹脂
組成物をスピンナー、ディッピングなどの公知の方法に
よって基板上に塗布し、ホットプレート、オーブンなど
の公知の方法によって乾燥する。この乾燥温度は、50
〜150℃の範囲が好ましい。
【0033】乾燥後、放射線をマスクを介して照射す
る。このとき、放射線照射部では、放射線により発生し
た反応促進剤がアルカリ可溶性ポリマーに作用して、シ
ロキサン結合が生成し、アルカリ溶解性が低下する。
【0034】放射線源には、PLAなどの紫外線の他、
X線、電子線などが使用できる。照射量はPLA露光機
の場合、100〜3000mJ/cm2(波長365n
mでの計測)が適当である。
【0035】放射線照射後、必要に応じて、50〜15
0℃の範囲で加熱し、ポストエクスポージャーベーク
(PEB)を行う。このPEBにより、放射線照射部の
シロキサン結合の生成が促進され、アルカリ溶解性がさ
らに低下し、コントラストが向上する。
【0036】その後、現像液を用いて10秒から10分
間浸漬して現像し、水洗した後、乾燥することにより、
パターンが形成される。
【0037】現像液は好ましくはアルカリ水溶液であ
り、具体的には、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド(TMAH)の他、トリエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、モノエタノールアミンなどの有機アミン化
合物や、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの無機
アルカリ化合物などの水溶液が使用できる。
【0038】その後、必要に応じて、再露光を行うこと
により、その後のキュアを完全に行なうことができる。
そして、得られたパターニング膜を通常のキュア温度で
ある250〜500℃まで加熱し、キュアすると所望の
パターニングされた膜を得ることができる。
【0039】本発明の感光性樹脂組成物は、レジストと
して用いることができる他、キュアまで行った場合には
半導体素子の保護膜、層間絶縁膜、導波路形成用材料、
位相シフター用材料、さらには各種電子部品の保護膜と
して用いることができるが、これらに限定されない。
【0040】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【0041】なお、シラノール含有率:赤外分光分析に
よる900cm-1のシラノール基(Si−OH)による
吸収ピークと1271cm-1のシリコン−メチル基(S
i−CH3 )による吸収ピークの吸光度比、Abs(9
00cm-1)/Abs(1271cm-1)は図1のよう
にして計算した。
【0042】シロキサンポリマー含有溶液あるいは感光
性樹脂組成物を、約0.5mm厚のシリコンウェハ上に
スピン塗布したのち、80℃のオーブン中で10分間乾
燥して、膜厚2μmの膜を形成する。次に、この膜の9
00cm-1と1271cm-1における吸光度をIR分光
器を用いて測定し、下記式に従い、吸光度比で表した。
【0043】シラノール含有率=Abs(900cm-
1)/Abs(1271cm-1) 実施例1 メチルトリメトキシシラン68.0g(0.5mo
l)、フェニルトリメトキシシラン19.8g(0.1
mol)をプロピレングルコールモノメチルエーテル1
71.6gに溶解した溶液に、酢酸0.88gと水3
2.4gの混合物を攪拌しながら加え、加水分解を行な
った。得られた溶液をバス温105℃で3時間加熱し、
主として、副生するメタノールからなる成分49gを留
出せしめた。次いでバス温を125℃で3時間加熱し、
内温を113℃まで上げて、主として水と酢酸、プロピ
レングルコールモノメチルエーテルからなる成分27g
を留出せしめた後、室温まで冷却した。この間に縮合反
応が起こり、アルカリ可溶性シロキサンポリマー溶液
(ポリマー濃度:24%)を得た。アルカリ可溶性シロ
キサンポリマーのシラノール含有率は0.57であっ
た。
【0044】この溶液20gに対して、ベンゾイントシ
レート0.1gを加え、感光性樹脂溶液を得た。
【0045】この感光性樹脂組成物をシリコンウェハ上
にスピンコーターを用いてコートしたところ、ムラのな
い良好な膜が得られ、良好な塗布性を示した。また、さ
らに、この感光性樹脂組成物は室温で3ケ月保存後も、
粘度上昇は見られず、塗布性の劣化も見られなかった。
【0046】塗布膜をホットプレートを用いて、100
℃で3分乾燥後、所望のマスクを介して、キヤノンのア
ライナーPLA−501Fで1800mJ/cm2(3
65nm)露光した。ホットプレートを用いて100℃
で1分間、ポストエクスポージャーベークを行なった
後、TMAH2.38%水溶液で30秒間現像、水洗し
た。最小5μmの良好なパターンが得られた。
【0047】実施例2 メチルトリメトキシシラン68.0g(0.5mo
l)、フェニルトリメトキシシラン19.8g(0.1
mol)をプロピレングルコールモノメチルエーテル1
71.6gに溶解した溶液に、トリフルオロ酢酸0.8
8gと水32.4gの混合物を攪拌しながら加え、加水
分解を行なった。得られた溶液をバス温105℃で3時
間加熱し、主として、副生するメタノールからなる成分
52gを留出せしめた。次いでバス温を125℃で3時
間加熱し、内温を110℃まで上げて、主として水とト
リフルオロ酢酸、プロピレングルコールモノメチルエー
テルからなる成分27gを留出せしめた後、室温まで冷
却した。この間に縮合反応が起こり、アルカリ可溶性シ
ロキサンポリマー溶液(ポリマー濃度:24%)を得
た。
【0048】アルカリ可溶性シロキサンポリマーのシラ
ノール含有率は0.34であった。
【0049】この溶液20gに対して、ベンゾイントシ
レート0.1gを加え、感光性樹脂溶液を得た。
【0050】この感光性樹脂組成物をシリコンウェハ上
にスピンコーターを用いてコートしたところ、ムラのな
い良好な膜が得られ、良好な塗布性を示した。また、さ
らに、この感光性樹脂組成物は室温で3ケ月保存後も、
粘度上昇は見られず、塗布性の劣化も見られなかった。
【0051】塗布膜をホットプレートを用いて、100
℃で1分乾燥後、所望のマスクを介して、キヤノンのア
ライナーPLA−501Fで800mJ/cm2(36
5nm)露光した。ホットプレートを用いて85℃で1
分間、ポストエクスポージャーベークを行なった後、T
MAH5%水溶液で1分間現像、水洗した。最小5μm
の良好なパターンが得られた。
【0052】実施例3 メチルトリメトキシシラン40.8g(0.3mo
l)、フェニルトリメトキシシラン59.3g(0.3
mol)を3−メトキシ−3−メチルブタノール200
gに溶解した溶液に、ぎ酸1.00gと水32.4gの
混合物を攪拌しながら加え、加水分解を行なった。得ら
れた溶液をバス温105℃で3時間加熱し、主として、
副生するメタノールからなる成分36gを留出せしめ
た。次いでバス温を130℃で3時間加熱し、内温を1
24℃まで上げて、主として水とトリフルオロ酢酸から
なる成分24gを留出せしめた後、室温まで冷却した。
この間に縮合反応が起こり、アルカリ可溶性シロキサン
ポリマー溶液(ポリマー濃度:22%)を得た。アルカ
リ可溶性シロキサンポリマーのシラノール含有率は0.
25であったこの溶液100gに対して、トリ(ニトロ
ベンジル)フォスフェート0.44gを加え、感光性樹
脂溶液を得た。
【0053】この感光性樹脂組成物をシリコンウェハ上
にスピンコーターを用いてコートしたところ、ムラのな
い良好な膜が得られ、良好な塗布性を示した。また、さ
らに、この感光性樹脂組成物は室温で3ケ月保存後も、
粘度上昇は見られず、塗布性の劣化も見られなかった。
【0054】塗布膜をホットプレートを用いて、90℃
で5分乾燥後、所望のマスクを介して、キヤノンのアラ
イナーPLA−501Fで1000mJ/cm2(36
5nm)露光した。ホットプレートを用いて100℃で
3分間、ポストエクスポージャーベークを行なった後、
TMAH2.38%水溶液で2分間現像、水洗した。
【0055】最小0.5μmの良好なパターンが得られ
た。
【0056】実施例4 メチルトリメトキシシラン95.2g(0.7mo
l)、ジメチルジメトキシシラン36.0g(0.3m
ol)、フェニルトリメトキシシラン39.6g(0.
2mol)をプロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート195gに溶解した溶液に、ギ酸2.00g
と水90.0gの混合物を攪拌しながら加え、加水分解
を行なった。得られた溶液をバス温95℃で4時間加熱
し、主として、副生するメタノールからなる成分100
gを留出せしめた。次いでバス温を125℃で2時間加
熱し、内温を120℃まで上げて、主として水とギ酸か
らなる成分30gを留出せしめた後、室温まで冷却し
た。この間に縮合反応が起こり、アルカリ可溶性シロキ
サンポリマー溶液(ポリマー濃度:33%)を得た。さ
らに、プロピレングリコールモノメチルエーテルを加
え、濃度30%に調整した。アルカリ可溶性シロキサン
ポリマーのシラノール含有率は0.45であった。
【0057】この溶液100gに対して、ビス[[(2
−ニトロベンジル)オキシ]カルボニル]ヘキサメチレ
ンジアミン1.50gを加え、感光性樹脂溶液を得た。
【0058】この感光性樹脂組成物をシリコンウェハ上
にスピンコーターを用いてコートしたところ、ムラのな
い良好な膜が得られ、良好な塗布性を示した。また、さ
らに、この感光性樹脂組成物は室温で3ケ月保存後も、
粘度上昇は見られず、塗布性の劣化も見られなかった。
【0059】塗布膜をホットプレートを用いて、95℃
で3分乾燥後、所望のマスクを介して、20eVのEB
露光機で100μC/cm2露光した。ホットプレート
を用いて120℃で1分間、ポストエクスポージャーベ
ークを行なった後、トリエタノールアミン5.0%水溶
液で3分間現像、水洗した。最小0.5μmの良好なパ
ターンが得られた。
【0060】比較例1 実施例1の触媒をリン酸としたこと以外は同様にして、
感光性樹脂組成物を得た。
【0061】この感光性樹脂組成物をシリコンウェハ上
にスピンコーターを用いてコートしたところ、ムラのな
い良好な膜が得られ、良好な塗布性を示したが、プリベ
ークにより未露光部も現像液に溶けにくくなり、プロセ
スラティチュードが狭かった。
【0062】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物は、製造方法
が簡便であり、塗布性および保存安定性が共に優れてい
る。さらに、現像残膜がなく、プロセスラティチュード
が広く、パターン形成が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1でのシラノール含有率を計算するため
の赤外分光スペクトル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)シリコンに直結したメチル基、およ
    びシラノール基を有し、かつシラノール含有率が0.1
    〜2.0であるアルカリ可溶性シロキサンポリマー(但
    し、シラノール含有率は、赤外分光分析による900c
    m-1のシラノール基と1271cm-1のシリコン−メチ
    ル基による吸収ピークの吸光度比すなわちAbs(90
    0cm-1)/Abs(1271cm-1)をさす。) (2)放射線の作用によって反応促進剤を発生する化合
    物 (3)溶剤 を主成分とする感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】アルカリ可溶性シロキサンポリマーが、ア
    ルコキシシラン溶液に水および触媒を加えてアルコキシ
    基の一部または全部を加水分解した後、水、触媒および
    副生するアルコールの一部または全部を留出させながら
    縮合を行うことによって、水および触媒を除去して得ら
    れる請求項1記載の感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】アルコキシシランが、下記一般式(1)で
    表される化合物であることを特徴とする請求項2記載の
    感光性樹脂組成物。 [RxSi(OR´)4−x] (1) (ただし、R、R´は同一もしくは異なっていてもよ
    く、それぞれ水素、アルキル基、アリール基、アリル
    基、フルオロアルキル基を表す。また、xは0〜3の整
    数である。)
  4. 【請求項4】アルコキシシランが、上記一般式(1)で
    表される化合物の単体、あるいは、混合物であり、か
    つ、メチルトリメトキシシランの割合が30モル%以上
    であることを特徴とする請求項3記載の感光性樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】アルコキシシラン溶液の溶剤成分の一部ま
    たは全部が、沸点100〜300℃の液体であることを
    特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】アルコキシシラン溶液の溶剤成分の一部ま
    たは全部が、分子内に少なくとも一個の水酸基および/
    またはエーテル結合を有する液体であることを特徴とす
    る請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】アルコキシシラン溶液の溶剤成分の一部ま
    たは全部が、分子内に少なくとも一個のエーテル結合を
    有する酢酸エステルであることを特徴とする請求項2記
    載の感光性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】アルコキシシラン溶液に加える触媒成分の
    一部または全部が、沸点40〜150℃の液体であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】アルコキシシラン溶液に加える触媒成分の
    一部または全部が、酸触媒であることを特徴とする請求
    項2記載の感光性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】縮合反応が70〜150℃で行われるこ
    とを特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】放射線の作用によって反応促進剤を発生
    する化合物の発生する反応促進剤が、酸であることを特
    徴とする請求項1記載の感光性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】放射線の作用によって反応促進剤を発生
    する化合物の発生する反応促進剤が、塩基であることを
    特徴とする請求項1記載の感光性樹脂組成物。
  13. 【請求項13】請求項1に記載の感光性樹脂組成物を基
    板上に塗布し、マスクを介して放射線照射し、放射線照
    射後加熱し、現像することを特徴とするパターン形成方
    法。
  14. 【請求項14】現像液がアルカリ水溶液であることを特
    徴とする請求項13記載のパターン形成方法。
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