JPH10238986A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JPH10238986A
JPH10238986A JP4263697A JP4263697A JPH10238986A JP H10238986 A JPH10238986 A JP H10238986A JP 4263697 A JP4263697 A JP 4263697A JP 4263697 A JP4263697 A JP 4263697A JP H10238986 A JPH10238986 A JP H10238986A
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JP
Japan
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rib
tube
outer peripheral
center
refrigerant
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JP4263697A
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English (en)
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Keiichi Yoshii
桂一 吉井
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/04Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
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    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
    • F28D1/0308Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
    • F28D1/0325Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
    • F28D1/0333Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ2内の冷媒通路を金属薄板4に一体
成形したセンターリブ49にて複数の通路2a、2bに
仕切るようにした積層型蒸発器において、センターリブ
部分の接合不良を発生しにくい構成とするとともに、セ
ンターリブ部分の接合不良が万一発生しても、この接合
不良による内部漏れを通常の外部漏れ検査にて容易に発
見できるようにする。 【解決手段】 センターリブ49により設定される金属
薄板間の間隔(2×H1)を、外周縁リブ55により設
定される金属薄板間の間隔(2×H2 )およびインナー
フィン53、54により設定される金属薄板間の間隔
(H3 )より大きくして、チューブ2の接合部のうち、
センターリブ49の接合部の方が外周縁リブ55の接合
部およびインナーフィン53、54の接合部より優先的
に当接するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体通路としてのチ
ューブを金属薄板の積層構造により形成する積層型熱交
換器に関するもので、特に、チューブ内部の流体通路を
複数の通路に仕切るようにしたものにおいて、この仕切
り部における内部漏れを容易に発見できるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の積層型熱交換器として、本出願
人は、先に、特願平8−182307号の特許出願にお
いて、図6に示す冷媒流路構成を持った冷媒蒸発器を提
案している。この先願の冷媒蒸発器1においては、その
上下両端部に、入口タンク43、44と出口タンク4
7、48とを区画形成して、冷媒に吸熱されて冷却され
る送風空気Aの流れに対して、空気下流側に冷媒入口側
熱交換部Xを、また、空気上流側に冷媒出口側熱交換部
Yを区画形成している。
【0003】そして、この蒸発器1では、冷媒が流れる
チューブを図3に示す金属薄板4を2枚最中合わせ状に
接合して構成している。図7はこの2枚の金属薄板4の
組み合わせからなるチューブ2の分解斜視図である。チ
ューブ2内部の冷媒通路は、センターリブ49により風
上側の冷媒通路2aと風下側の冷媒通路2bとに仕切ら
れている。
【0004】このような構成の蒸発器1では、その内部
を冷媒が次の経路により流れる。すなわち、図6におい
て、冷媒は、冷媒入口パイプ8aから蒸発器側面の冷媒
通路15を経て下側入口タンク44の第1入口タンク部
aに入る。そして、この第1入口タンク部aから、冷媒
は、チューブ2内の風下側冷媒通路2bを上昇して上側
入口タンク43に入る。次に、冷媒は上側入口タンク4
3からチューブ2内の風下側冷媒通路2bを下降して下
側入口タンク44の第2入口タンク部bに入る。
【0005】次に、冷媒は第2入口タンク部bから蒸発
器側面の冷媒通路13を経て上側出口タンク47の第1
出口タンク部cに入り、ここからチューブ2内の風上側
冷媒通路2aを下降して下側出口タンク48に入る。次
に、冷媒は、この下側出口タンク48からチューブ2内
の風上側冷媒通路2aを上昇して上側出口タンク47の
第2出口タンク部dに入る。
【0006】次に、冷媒は第2出口タンク部dから蒸発
器側面の冷媒通路14を経て冷媒出口パイプ8bへと流
れ、蒸発器外部へ流出する。このように、送風空気Aの
流れに対して、空気下流側に冷媒入口側熱交換部Xを、
また、空気上流側に冷媒出口側熱交換部Yをそれぞれ区
画形成するとともに、冷媒入口側熱交換部Xと冷媒出口
側熱交換部Yにおいて冷媒の流れ方向を一致させてい
る。すなわち、図6において仕切り部51、52より右
側では、両熱交換部X、Yの冷媒流れ方向を上方向と
し、仕切り部51、52より左側では、両熱交換部X、
Yの冷媒流れ方向を下方向としている。
【0007】このような冷媒通路構成とすることによ
り、気液2相冷媒の液相冷媒と気相冷媒がチューブ2内
の冷媒通路2a、2bに対して不均一に分配されても、
矢印A方向に流れる空気の蒸発器吹出空気温度を蒸発器
1の全域にわって均一化できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先願の
ものの実用化に際して、本発明者らが実際に試作検討し
たところ、その製造上次のごとき問題が発生することが
判明した。すなわち、上記した蒸発器では、金属薄板4
をアルミニュウム合金で成形して、この金属薄板4を積
層して所定の蒸発器形状に組付けた後に、炉中にて蒸発
器全体を一体ろう付けして製造する。この一体ろう付け
の際に、チューブ2内部の冷媒通路を風上側の冷媒通路
2aと風下側の冷媒通路2bとに仕切るセンターリブ4
9の部分にてろう付け不良が発生すると、この部分で通
路の短絡が発生して、上記両通路2a、2bが直結して
しまうので、図6に示す所定の経路にて蒸発器全体に冷
媒を流すことができず、蒸発器の冷却性能が著しく低下
する。
【0009】しかるに、上記センターリブ49の部分に
おけるろう付け不良に起因する通路の短絡はチューブ2
内部の通路2a、2b相互間での短絡(内部漏れ)であ
るので、通常の外部漏れに対する漏れ検査(蒸発器の内
部通路に漏れ検査用ガスを圧入して、その漏れ検査用ガ
スの接合部からの漏れ有無を測定する検査)を実施して
も発見できない。
【0010】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
熱交換部のチューブを金属薄板の積層構造により形成す
るとともに、熱交換部のチューブ内の流体通路を金属薄
板に一体成形したセンターリブにて複数の通路に仕切る
ようにした積層型熱交換器において、センターリブ部分
の接合不良を発生しにくい構成とするとともに、センタ
ーリブ部分の接合不良が万一発生しても、この接合不良
による内部漏れを通常の外部漏れ検査にて容易に発見で
きるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、2枚の金属薄板(4)の
少なくとも一方に外周縁リブ(55)およひセンターリ
ブ(49)を成形し、外周縁リブ(55)の部分および
センターリブ(49)の部分で2枚の金属薄板(4)を
接合してチューブ(2)を形成し、チューブ(2)内部
をセンターリブ(49)により複数の流体通路(2a、
2b)に仕切るとともに、この複数の流体通路(2a、
2b)内にそれぞれインナーフィン(53、54)を配
置し、チューブ(2)を多数個積層し、複数の流体通路
(2a、2b)相互の間を連通させる積層型熱交換器に
おいて、センターリブ(49)により設定される金属薄
板間の間隔を、外周縁リブ(55)により設定される金
属薄板間の間隔およびインナーフィン(53、54)に
より設定される金属薄板間の間隔より大きくして、チュ
ーブ(2)の接合部のうち、センターリブ(49)の接
合部の方が外周縁リブ(55)の接合部およびインナー
フィン(53、54)の接合部より優先的に当接するよ
うにしたことを特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明によると、上記のよう
な関係に、チューブ(2)各部の寸法を設定することに
より、熱交換器を組付後、ろう付けする際に、センター
リブ(49、49)の頂部相互の間に隙間が発生せず、
この部分を必ず、優先的にろう付けできるので、前述し
た内部漏れの発生を阻止できる。万一、センターリブ
(49、49)の頂部相互の間に隙間が発生してろう付
け不良が発生した場合には、センターリブ(49、4
9)部よりも外周縁リブ(55、55)部の方により大
きな隙間が発生するので、この外周縁リブ(55、5
5)部の隙間によりチューブ内部から外部への漏れ、す
なわち外部漏れが必ず発生することになる。従って、通
常の外部漏れ検査を実施することにより、外周縁リブ5
5部の隙間からの検査ガスの漏れを測定して、製品不良
を容易に発見できる。
【0013】請求項1記載の発明は、請求項2のよう
に、外周縁リブ(55)を2枚の金属薄板(4、4)の
外周縁からそれぞれ同一高さで打ち出し成形した2個の
リブから構成し、センターリブ(49)は2枚の金属薄
板(4、4)の中央部からそれぞれ同一高さで打ち出し
成形した2個のリブから構成し、各センターリブ(4
9、49)の高さ(H1 )を各外周縁リブ(55)の高
さ(H2 )より高くするとともに、各センターリブ(4
9)の高さ(H1 )をインナーフィン(53、54)の
高さ(H3 )の1/2より高くすることにより、好適に
実施できる。
【0014】また、請求項3記載の発明では、2枚の金
属薄板(4)の少なくとも一方に外周縁リブ(55)、
センターリブ(49)および補強リブ(56、56a、
57、57a)を成形し、外周縁リブ(55)の部分、
センターリブ(49)の部分および補強リブ(56、5
6a、57、57a)部分で2枚の金属薄板(4)を接
合してチューブ(2)を形成し、チューブ(2)内部を
センターリブ(49)により複数の流体通路(2a、2
b)に仕切るとともに、補強リブ(56、56a、5
7、57a)は複数の流体通路(2a、2b)内に突出
するように配置し、チューブ(2)を多数個積層し、複
数の流体通路(2a、2b)相互の間を連通させる積層
型熱交換器において、センターリブ(49)により設定
される金属薄板間の間隔を外周縁リブ(55)により設
定される金属薄板間の間隔および補強リブ(56、56
a、57、57a)により設定される金属薄板間の間隔
より大きくして、チューブ(2)の接合部のうち、セン
ターリブ(49)の接合部の方が外周縁リブ(55)の
接合部および補強リブ(56、56a、57、57a)
の接合部より優先的に当接するようにしたことを特徴と
している。
【0015】請求項3記載の発明は、上記のように請求
項1、2におけるインナーフィン(53、54)の代わ
りに、金属薄板(4)に一体成形された補強リブ(5
6、56a、57、57a)を用いるものであり、この
補強リブを用いる構成であっても、上記の寸法設定によ
り、請求項1、2と同様に、センターリブ(49)の接
合部における内部漏れ防止、および万一の内部漏れ発生
時における発見の容易化を達成できる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項4のように
補強リブ(56、57)として、その頂部が相手側の金
属薄板(4)の内壁面に接合されるように構成した形態
とすることができる。また、請求項3記載の発明は、請
求項5のように2枚の金属薄板(4)において互いに対
向する部位に補強リブ(56a、57a)を設定して、
この補強リブ(56a、57a)の頂部相互を接合する
ようにしてもよい。
【0017】また、本発明は、請求項6のように、チュ
ーブ(2)の外部に送風される空気と、チューブ(2)
内の冷媒通路(2a、2b)を流れる冷凍サイクルの冷
媒とを熱交換して、冷媒を蒸発させる蒸発器に用いて、
好適に実施できる。なお、上記各手段の括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1〜図8は本発明蒸発器を自動車用
空調装置の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器に適用した
第1実施形態を示している。
【0019】図1、図2は蒸発器1の全体構成を示して
おり、蒸発器1は図1、2の上下方向を上下にして、図
示しない自動車用空調装置のクーリングユニットケース
内に設置される。蒸発器1の左右方向の一端側(右端
側)には配管ジョイント8が配設され、この配管ジョイ
ント8の入口パイプ8aには、図示しない温度作動式膨
張弁(減圧手段)の出口側配管が連結され、この膨張弁
で減圧され膨張した低温低圧の気液2相冷媒が流入する
ようになっている。
【0020】この蒸発器1は、多数のチューブ2を並列
配置し、このチューブ2内の冷媒通路を流れる冷媒とチ
ューブ2の外部を流れる空調用送風空気とを熱交換させ
る熱交換部3を備えている。図中、矢印Aは送風空気の
流れ方向を示す。上記チューブ2は、図3に示す金属薄
板4の積層構造により形成されており、以下この積層構
造の概略を説明すると、熱交換部3では、金属薄板4と
して、例えば、アルミニュウム心材(A3000番系の
材料)の両面にろう材(A4000番系の材料)をクラ
ッドした両面クラッド材(板厚:0.4〜0.6mm程
度)を用い、この両面クラッド材を図3に示す所定形状
に成形して、これを2枚1組として多数組積層した上
で、ろう付けにより接合することにより多数のチューブ
2を並列に形成する。
【0021】従って、各チューブ2は、図7に示すよう
に、金属薄板4を2枚1組として最中合わせの状態に接
合することにより形成されており、そして、各チューブ
2の内部には風上側の冷媒通路2aと風下側の冷媒通路
2bが、金属薄板長手方向に沿って平行に形成される。
図3に示す金属薄板4は大部分のチューブ2を構成する
基本の薄板であり、その上下両端部には、上記冷媒通路
2a相互の間、冷媒通路2b相互の間をそれぞれ連通さ
せる連通穴41、42を持った入口タンク部43、4
4、および連通穴45、46を持った出口タンク部4
7、48が2個づつ並んで形成されている。これらのタ
ンク部43、44、47、48はそれぞれ金属薄板4の
外方側へ突出する楕円筒状の突出部にて形成されてい
る。
【0022】そして、入口タンク部43、44の断面積
は、本例では、出口タンク部47、48の断面積より小
さく設定してある。49は風上側の冷媒通路2aと風下
側の冷媒通路2bとを仕切るセンターリブであり、本例
では冷媒通路2aと冷媒通路2bとを同一幅寸法となる
ように仕切っている。また、熱交換部3において、隣接
するチューブ2の外面側相互の間隙にコルゲートフィン
(フィン手段)7を接合して空気側の伝熱面積の増大を
図っている。このコルゲートフィン7はA3003のよ
うな、ろう材をクラッドしてないアルミニュウムベア材
にて波形状に成形されている。
【0023】熱交換部3の金属薄板積層方向の一端部
(図1の左端部、図2では右端部)に位置する金属薄板
からなるサイドプレート9およびこれに接合されるエン
ドプレート10、さらに金属薄板積層方向の他端部(図
1の右端部、図2では左端部)に位置する金属薄板から
なるサイドプレート11およびこれに接合されるエンド
プレート12も、本例では、上記金属薄板4と同様に両
面クラッド材から成形されている。但し、これらの板材
9、10、11、12は強度確保のため、上記金属薄板
4より厚肉、例えば1.0〜1.6mm程度の板厚にし
てある。
【0024】エンドプレート10、12は、図4、5に
示すように、外方側へ突出する複数の張出部10a、1
2aを有している。この張出部10a、12aは、図5
の例では断面矩形状に成形されており、エンドプレート
10、12の長手方向に沿って並列に成形されている。
そして、この張出部10a、12aとサイドプレート
9、11の平坦面との間に形成される空間により、冷媒
通路(流体通路)13、15が形成される。この冷媒通
路(流体通路)13、15の具体的役割については、図
6により後述する。
【0025】一方、複数の張出部10a、12aの間に
は帯状に延びる接合部10b、12bが形成され、この
接合部10b、12bは、サイドプレート9、11の平
坦面に当接し、サイドプレート9、11に接合される。
図2左端部のサイドプレート11の上下の端部には、そ
れぞれタンク部11a、タンク部11bが形成されてお
り、この両タンク部11a、11bはサイドプレート1
1の幅方向に沿って延びる細長の1つの椀状部から形成
されており、かつ、タンク部11aには連通穴11c
が、また、タンク部11bには連通穴11dがそれぞれ
開口形成されている。
【0026】張出部12aにより構成される冷媒通路1
3の下端部はサイドプレート11の下端部のタンク部1
1bの連通穴11dを介して、図3の金属薄板4の下端
部の入口タンク部44の連通穴42と連通する。また、
冷媒通路13の上端部はサイドプレート11の上端部の
タンク部11aの連通穴11cを介して、図3の金属薄
板4の上端部の出口タンク部47の連通穴45と連通す
る。
【0027】図1左端部のサイドプレート9は上記図2
左端部のサイドプレート11と略同一形状であるので、
詳細な説明は省略する。また、図1左端部のエンドプレ
ート10は、図1に示すように、配管ジョイント8の下
方側に上記張出部10aが形成され、また、配管ジョイ
ント8の上方側に別の張出部10cが形成されている。
この別の張出部10cは上記張出部10aとは異なり、
1つの椀状部から形成されている。
【0028】張出部10cと張出部10aとの間は、冷
媒通路的には分断されている。そして、張出部10cの
内側と図1左端部のサイドプレート9との間に形成され
る空間により冷媒通路14(図6参照)を形成してい
る。この冷媒通路14は、サイドプレート9の出口タン
ク部9aの連通穴(図示せず)を介して金属薄板4の上
側出口タンク部47の連通穴45と連通するとともに、
配管ジョイント8の冷媒出口パイプ8bに連通する。下
側の張出部10aにより構成される冷媒通路15の上端
部は、配管ジョイント8の冷媒入口パイプ8aに連通
し、冷媒通路15の下端部は、サイドプレート9の入口
タンク部9bの連通穴(図示せず)を介して金属薄板4
の下側入口タンク部44の連通穴42に連通する。
【0029】ここで、サイドプレート9の出口タンク部
9aおよび入口タンク部9bの形状は図1に明瞭に図示
してないが、サイドプレート11の上下のタンク部11
a、11bと同様の形状である。なお、配管ジョイント
8は例えば、A6000番系のアルミニュウムベア材に
て冷媒入口パイプ8aと冷媒出口パイプ8bを一体成形
してあり、この両パイプ8a、8bの通路端部をエンド
プレート10の穴部(図示せず)内に嵌入してろう付け
している。この配管ジョイント8の冷媒入口パイプ8a
には、前述した通り図示しない膨張弁の出口側冷媒配管
が連結され、一方、冷媒出口パイプ8bには、蒸発器1
で蒸発したガス冷媒を圧縮機(図示せず)へ吸入させる
圧縮機吸入配管が連結される。
【0030】図6は蒸発器1内における冷媒通路の構成
を示す概要図であり、図2の図示状態に対応して作成し
てある。金属薄板4の下側入口タンク部44の途中およ
び上側出口タンク部47の途中に、それぞれ仕切り部5
1、52を設けている。一方の仕切り部51は、金属薄
板として、図3に示す下側入口タンク部44の連通穴4
2を閉塞したものを用いることにより形成できる。ま
た、他方の仕切り部52は、金属薄板として、図3に示
す上側出口タンク部47の連通穴45を閉塞したものを
用いることにより形成できる。
【0031】上記仕切り部51、52の配置により、金
属薄板4の下側入口タンク部44を第1入口タンク部a
と第2入口タンク部bとに仕切るとともに、金属薄板4
の上側出口タンク部47を第1出口タンク部cと第2出
口タンク部dとに仕切ることができる。以上により、蒸
発器1内を冷媒は、冷媒入口パイプ8a→冷媒通路15
→下側入口タンク部44の第1入口タンク部a→チュー
ブ2の冷媒通路2b→上側入口タンク部43→チューブ
2の冷媒通路2b→下側入口タンク部44の第2入口タ
ンク部b→冷媒通路13→上側出口タンク部47の第1
出口タンク部c→チューブ2の冷媒通路2a→下側出口
タンク部48→チューブ2の冷媒通路2a→上側出口タ
ンク部47の第2出口タンク部d→冷媒通路14→冷媒
出口パイプ8bの経路で流れる。
【0032】このように、冷媒経路を構成することによ
り、矢印A方向に流れる空気の蒸発器吹出空気温度を熱
交換部3の全域にわって均一化できる。本実施形態の冷
媒蒸発器の製造方法を簡単に説明すると、最初に、金属
薄板4、コルゲートフィン7、サイドプレート9、1
1、およびエンドプレート10、12を積層し、さら
に、配管ジョイント8をエンドプレート10に組付け
て、図1、2に示す所定の熱交換器構造に組付ける。
【0033】次に、金属薄板4の積層方向に延びるワイ
ヤー60、61によりエンドプレート10、12の外側
から熱交換器構造の組付体を締めつけて、この組付体の
組付姿勢を保持する。次に、この組付姿勢を保持した状
態で、ろう付け炉内に組付体を搬入し、このろう付け炉
内にて、組付体をアルミニュウム両面クラッド材のろう
材の融点まで加熱して、組付体各部の接合箇所を一体ろ
う付けする。これにより、蒸発器1全体の組付を完了す
る。
【0034】ところで、本実施形態では、チューブ2内
部の冷媒通路を風上側の冷媒通路2aと風下側の冷媒通
路2bとに仕切るセンターリブ49の部分におけるろう
付け不良に起因する内部漏れを発見できるようにするた
め、次のごとき工夫をしている。図8はチューブ2を空
気流れ方向A(チューブ長手方向と直交する方向)で断
面した図であり、図8の例ではチューブ2内の風上側冷
媒通路2aおよび風下側冷媒通路2bにそれぞれ波形状
に成形されたインナーフィン53、54を配設して、冷
媒側の伝熱性能を向上させるとともに、チューブ2の通
路厚み方向(図8の左右方向)をインナーフィン53、
54により補強している。ここで、インナーフィン5
3、54もアルミニュウム合金、例えば、A3003の
ような、ろう材をクラッドしてないアルミニュウムベア
材にて成形され、チューブ2を構成する金属薄板4の内
壁面に接合される。
【0035】また、チューブ2を構成する2枚の金属薄
板4の外周部にはその全周にわたって外周縁リブ55が
それぞれ同一高さで打ち出し成形されている。そして、
センターリブ49の打ち出し高さをH1 、外周縁リブ5
5の打ち出し高さをH2 、インナーフィン53、54の
高さをH3 としたとき、チューブ2各部の寸法を以下の
関係に設定している。
【0036】センターリブ49、49により設定される
金属薄板4、4間の間隔(2×H1)を外周縁リブ5
5、55により設定される金属薄板4、4間の間隔(2
×H2)およびインナーフィン53、54により設定さ
れる金属薄板4、4間の間隔(H3 )より大きくしてい
る。すなわち、(2×H1 )>(2×H2 )、および
(2×H1 )>H3 の関係を満足するようにチューブ2
各部の寸法を設定している。
【0037】ここで、上記各寸法の具体的な設計例とし
ては、H1 =0.92mm、H2 =0.87mm、H3
=1.76mmである。従って、この設計例の場合は、
(2×H1 )>H3 >(2×H2 )の関係となる。上記
のように、(2×H1 )>(2×H2 )、および(2×
1 )>H3 の関係に、チューブ2各部の寸法を設定す
ることにより、蒸発器の組付を終えた際に、チューブ2
を構成する2枚の金属薄板4、4の接合部のうち、イン
ナーフィン53、54の頂部と金属薄板4、4内壁面と
の接合部、および外周縁リブ55、55の頂部相互の接
合部に対して、センターリブ49、49の頂部相互の接
合部が常に優先的に当接する。
【0038】従って、蒸発器を組付後、ろう付け炉内に
搬入してろう付けする際に、センターリブ49、49の
頂部相互の間に隙間が発生せず、この部分を必ず、優先
的にろう付けできるので、前述した内部漏れの発生を阻
止できる。万一、センターリブ49、49の頂部相互の
間に隙間が発生してろう付け不良が発生した場合には、
センターリブ49、49部よりも外周縁リブ55、55
部の方により大きな隙間が発生するので、この外周縁リ
ブ55、55部の隙間によりチューブ内部から外部への
漏れ、すなわち外部漏れが必ず発生することになる。従
って、通常の外部漏れ検査を実施することにより、外周
縁リブ55部の隙間からの検査ガスの漏れを測定して、
製品不良を容易に発見できる。よって、内部漏れという
致命的な欠陥を持つ製品が市場に供給されるのを事前に
確実に防止できる。
【0039】(第2実施形態)図9は第2実施形態を示
すものであり、上記した第1実施形態では、チューブ2
内の風上側冷媒通路2aおよび風下側冷媒通路2bにそ
れぞれ波形状に成形されたインナーフィン53、54を
配設する場合について説明したが、このインナーフィン
53、54を廃止して、その代わりに図9に示すよう
に、チューブ2を構成する2枚の金属薄板4、4にそれ
ぞれ風上側冷媒通路2aおよび風下側冷媒通路2b内に
突出する補強リブ56、57を一体成形している。
【0040】本例では、補強リブ56、57はそれぞれ
断面コ字状に突出成形された小突起からなり、風上側冷
媒通路2aおよび風下側冷媒通路2bの冷媒流れ方向に
多数個設けられ、冷媒がこの補強リブ56、57相互の
間を流れることより冷媒側の伝熱性能を向上させる。ま
た、熱交換器ろう付け後の状態では、補強リブ56、5
7の頂部がそれぞれ、相手側の金属薄板4、4の内壁面
に接合されることにより、チューブ2の補強を行う。
【0041】第2実施形態においても、補強リブ56、
57の高さをH4 としたとき、センターリブ49、49
により設定される金属薄板4、4間の間隔(2×H1
を外周縁リブ55、55により設定される金属薄板4、
4間の間隔(2×H2 )および補強リブ56、57によ
り設定される金属薄板4、4間の間隔(H4 )より大き
くしている。
【0042】すなわち、(2×H1 )>(2×H2 )、
および(2×H1 )>H4 の関係を満足するようにチュ
ーブ2各部の寸法を設定している。これにより、チュー
ブ2を構成する2枚の金属薄板4、4の接合部のうち、
補強リブ56、57の頂部と金属薄板4、4内壁面との
接合部、および外周縁リブ55、55の頂部相互の接合
部に対して、センターリブ49、49の頂部相互の接合
部が常に優先的に当接するようになって、第1実施形態
と同様の作用効果を発揮できる。
【0043】なお、上記各寸法の具体的な設計例として
は、H1 =0.92mm、H2 =0.87mm、H4
1.76mmである。従って、この設計例の場合は、
(2×H1 )>H4 >(2×H2 )の関係となる。 (第3実施形態)図10は第3実施形態を示すものであ
り、上記した第2実施形態では、チューブ2を構成する
2枚の金属薄板4、4にそれぞれ相手側の金属薄板の内
壁面に接合し得るだけの高さH4 を持った補強リブ5
6、57を設定しているが、第3実施形態では、補強リ
ブ56a、57aをそれぞれ2枚の金属薄板4、4にお
いて対向する部位に設定して、この補強リブ56a、5
7aの頂部相互を接合するようにしている。
【0044】第3実施形態においても、補強リブ56
a、57aの高さをH5 としたとき、センターリブ4
9、49により設定される金属薄板4、4間の間隔(2
×H1 )を外周縁リブ55、55により設定される金属
薄板4、4間の間隔(2×H2 )および補強リブ56
a、57aにより設定される金属薄板4、4間の間隔
(2×H5 )より大きくしている。
【0045】すなわち、(2×H1 )>(2×H2 )、
および(2×H1 )>(2×H5 )の関係を満足するよ
うにチューブ2各部の寸法を設定している。これによ
り、チューブ2を構成する2枚の金属薄板4、4の接合
部のうち、補強リブ56a、57aの頂部相互の接合
部、および外周縁リブ55、55の頂部相互の接合部に
対して、センターリブ49、49の頂部相互の接合部が
常に優先的に当接するようになって、第1実施形態と同
様の作用効果を発揮できる。
【0046】なお、上記各寸法の具体的な設計例として
は、H1 =0.92mm、H2 =0.87mm、H5
0.88mmである。従って、この設計例の場合は、
(2×H1 )>(2×H5 )>(2×H2 )の関係とな
る。 (他の実施形態)なお、本発明の要部は、センターリブ
49、49による仕切り部での内部漏れ防止および内部
漏れの発見の容易化にあるから、熱交換部3における冷
媒通路構成は図6に示す例に限定されることなく、種々
変更可能である。
【0047】また、図3の金属薄板4では、センターリ
ブ49を金属薄板幅方向の中央に設定して、冷媒通路2
a、2bの幅を同一に設定しているが、上記センターリ
ブ49を金属薄板幅方向の中央から左右にずれた位置に
設定してもよい。また、上記した第1〜第3実施形態で
は、センターリブ49、49および外周縁リブ55、5
5を2枚の金属薄板4、4にそれぞれ成形し、センター
リブ49、49の頂部相互および外周縁リブ55、55
の頂部相互を接合しているが、図9の補強リブ56、5
7のように、2枚の金属薄板4、4の一方のみに、セン
ターリブ49および外周縁リブ55を成形して、このセ
ンターリブ49および外周縁リブ55をそれぞれ相手側
の金属薄板4の内壁面に接合するようにしても、本発明
は実施できる。
【0048】また、本発明は冷媒蒸発器に限定されるこ
となく、種々な流体の熱交換を行う熱交換器一般に広く
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する蒸発器の斜視図である。
【図2】図1の蒸発器を空気流れ方向Aの反対側から見
た斜視図である。
【図3】図1の蒸発器に用いられるチューブ用の金属薄
板の正面図である。
【図4】図1、2のB部の拡大図である。
【図5】図1、2のC−C断面図である。
【図6】図1の蒸発器における冷媒通路構成を示す概略
斜視図である。
【図7】図1の蒸発器におけるチューブ部分の分解斜視
図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示すチューブ部分の断
面図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示すチューブ部分の断
面図である。
【図10】本発明の第3実施形態を示すチューブ部分の
断面図である。
【符号の説明】
1…蒸発器、2…チューブ、2a…風上側冷媒通路、2
b…風下側冷媒通路、4…金属薄板、49…センターリ
ブ、53、54…インナーフィン、55…外周縁リブ、
56、56a、57、57a…補強リブ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の金属薄板(4)の少なくとも一方
    に外周縁リブ(55)およひセンターリブ(49)を成
    形し、 前記外周縁リブ(55)の部分および前記センターリブ
    (49)の部分で前記2枚の金属薄板(4)を接合して
    チューブ(2)を形成し、 前記チューブ(2)内部を前記センターリブ(49)に
    より複数の流体通路(2a、2b)に仕切るとともに、
    前記複数の流体通路(2a、2b)内にそれぞれインナ
    ーフィン(53、54)を配置し、 前記チューブ(2)を多数個積層し、前記複数の流体通
    路(2a、2b)相互の間を連通させる積層型熱交換器
    であって、 前記センターリブ(49)により設定される金属薄板間
    の間隔を前記外周縁リブ(55)により設定される金属
    薄板間の間隔および前記インナーフィン(53、54)
    により設定される金属薄板間の間隔より大きくして、前
    記チューブ(2)の接合部のうち、前記センターリブ
    (49)の接合部の方が前記外周縁リブ(55)の接合
    部および前記インナーフィン(53、54)の接合部よ
    り優先的に当接するようにしたことを特徴とする積層型
    熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記外周縁リブ(55)は前記2枚の金
    属薄板(4)の外周縁からそれぞれ同一高さで打ち出し
    成形された2個のリブからなり、 前記センターリブ(49)は前記2枚の金属薄板(4)
    の中央部からそれぞれ同一高さで打ち出し成形された2
    個のリブからなり、 前記各センターリブ(49)の高さ(H1 )を前記各外
    周縁リブ(55)の高さ(H2 )より高くするととも
    に、 前記各センターリブ(49)の高さ(H1 )を前記イン
    ナーフィン(53、54)の高さ(H3 )の1/2より
    高くしたことを特徴とする請求項1に記載の積層型熱交
    換器。
  3. 【請求項3】 2枚の金属薄板(4)の少なくとも一方
    に外周縁リブ(55)、センターリブ(49)および補
    強リブ(56、56a、57、57a)を成形し、 前記外周縁リブ(55)の部分、前記センターリブ(4
    9)の部分および前記補強リブ(56、56a、57、
    57a)部分で前記2枚の金属薄板(4)を接合してチ
    ューブ(2)を形成し、 前記チューブ(2)内部を前記センターリブ(49)に
    より複数の流体通路(2a、2b)に仕切るとともに、
    前記補強リブ(56、56a、57、57a)は前記複
    数の流体通路(2a、2b)内に突出するように配置
    し、 前記チューブ(2)を多数個積層し、前記複数の流体通
    路(2a、2b)相互の間を連通させる積層型熱交換器
    であって、 前記センターリブ(49)により設定される金属薄板間
    の間隔を前記外周縁リブ(55)により設定される金属
    薄板間の間隔および前記補強リブ(56、56a、5
    7、57a)により設定される金属薄板間の間隔より大
    きくして、前記チューブ(2)の接合部のうち、前記セ
    ンターリブ(49)の接合部の方が前記外周縁リブ(5
    5)の接合部および前記補強リブ(56、56a、5
    7、57a)の接合部より優先的に当接するようにした
    ことを特徴とする積層型熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記補強リブ(56、57)は、その頂
    部が相手側の金属薄板(4)の内壁面に接合されるよう
    に構成したことを特徴とする請求項3に記載の積層型熱
    交換器。
  5. 【請求項5】 前記2枚の金属薄板(4)において互い
    に対向する部位に前記補強リブ(56a、57a)を設
    定して、この補強リブ(56a、57a)の頂部相互を
    接合するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の
    積層型熱交換器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    の積層型熱交換器にて構成され、前記チューブ(2)の
    外部に送風される空気と冷凍サイクルの冷媒とを熱交換
    して、冷媒を蒸発させる蒸発器であって、 前記チューブ(2)内の前記複数の流体通路(2a、2
    b)の一方は風上側の冷媒通路(2a)であり、他方は
    風下側の冷媒通路(2b)であり、 前記チューブ(2)の長手方向の両端部には、前記風上
    側の冷媒通路(2a)相互間および前記風下側の冷媒通
    路(2b)相互間を連通させるタンク部(43、44、
    47、48)が形成されていることを特徴とする蒸発
    器。
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