JPH05157486A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH05157486A JPH05157486A JP32185491A JP32185491A JPH05157486A JP H05157486 A JPH05157486 A JP H05157486A JP 32185491 A JP32185491 A JP 32185491A JP 32185491 A JP32185491 A JP 32185491A JP H05157486 A JPH05157486 A JP H05157486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- header
- partition plate
- heat exchanger
- hole
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0209—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions
- F28F9/0212—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions the partitions being separate elements attached to header boxes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タンクと仕切板との接合不良を検出可能な仕
切板を、外径の寸法誤差なく、低いコストで、かつ薄い
厚さで作成し、信頼性の高い熱交換器を低いコストで提
供する。 【構成】 仕切板5は、1枚の板材を加工して形成され
たもので、ヘッダ4の内部形状に応じた外形と、ヘッダ
4の穴11に嵌め合わされる突起10とからなる。そし
て、仕切板5は、ヘッダ4と接する周囲の中央部に、ヘ
ッダ4の穴11を介して外部と連通する溝12を備え
る。
切板を、外径の寸法誤差なく、低いコストで、かつ薄い
厚さで作成し、信頼性の高い熱交換器を低いコストで提
供する。 【構成】 仕切板5は、1枚の板材を加工して形成され
たもので、ヘッダ4の内部形状に応じた外形と、ヘッダ
4の穴11に嵌め合わされる突起10とからなる。そし
て、仕切板5は、ヘッダ4と接する周囲の中央部に、ヘ
ッダ4の穴11を介して外部と連通する溝12を備え
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッダ内に仕切板を備
えた熱交換器に関するもので、仕切板の接合不良を検出
する技術に関するものである。
えた熱交換器に関するもので、仕切板の接合不良を検出
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】仕切板の接合不良を検出する従来技術を
説明する。それは、図12〜図15に示すように、ヘッ
ダ20の内部を区画する仕切板21を2枚の板材22、
23を接合して設けたもので、この仕切板21の2枚の
板材22、23は、周囲が適度の間隔で離されて接合さ
れている。そして、2枚の板材22、23は、ヘッダ2
0に形成される穴24に嵌め合わされる位置決め用の突
起25を備え、ヘッダ20には、2枚の板材22、23
の隙間と、外部とを連絡する穴26を備える。このよう
に構成された接合不良検出手段は、ヘッダ20と接合さ
れた仕切板21の接合不良を検出する際、ヘッダ20内
にガスを送り、穴26からガスが流出するか否かの検査
を行う。つまり、ヘッダ20と仕切板21とに接合不良
がある場合は、ヘッダ20内に供給されたガスが、接合
不良箇所、2枚の板材22、23の隙間を介して穴26
から流出し、接合不良が無い場合は、穴26からのガス
の流出は無い。
説明する。それは、図12〜図15に示すように、ヘッ
ダ20の内部を区画する仕切板21を2枚の板材22、
23を接合して設けたもので、この仕切板21の2枚の
板材22、23は、周囲が適度の間隔で離されて接合さ
れている。そして、2枚の板材22、23は、ヘッダ2
0に形成される穴24に嵌め合わされる位置決め用の突
起25を備え、ヘッダ20には、2枚の板材22、23
の隙間と、外部とを連絡する穴26を備える。このよう
に構成された接合不良検出手段は、ヘッダ20と接合さ
れた仕切板21の接合不良を検出する際、ヘッダ20内
にガスを送り、穴26からガスが流出するか否かの検査
を行う。つまり、ヘッダ20と仕切板21とに接合不良
がある場合は、ヘッダ20内に供給されたガスが、接合
不良箇所、2枚の板材22、23の隙間を介して穴26
から流出し、接合不良が無い場合は、穴26からのガス
の流出は無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の接合
不良を検出するための仕切板21は、2枚の板材22、
23を接合して設けるため、接合誤差による外径差が生
じ易く、外径差による接合不良の発生を招く可能性があ
る。また、仕切板21は、2枚の板材22、23で構成
されるとともに、2枚の板材22、23を高い精度で接
合するため、仕切板21の製造コストが高くなってしま
う。さらに、チューブ27のピッチ間を狭くする要求が
ある場合、仕切板21は2枚の板材22、23を隙間を
隔てて接合しているため厚みが厚く、仕切板21の厚み
によって、チューブ27のピッチが制限されてしまう。
不良を検出するための仕切板21は、2枚の板材22、
23を接合して設けるため、接合誤差による外径差が生
じ易く、外径差による接合不良の発生を招く可能性があ
る。また、仕切板21は、2枚の板材22、23で構成
されるとともに、2枚の板材22、23を高い精度で接
合するため、仕切板21の製造コストが高くなってしま
う。さらに、チューブ27のピッチ間を狭くする要求が
ある場合、仕切板21は2枚の板材22、23を隙間を
隔てて接合しているため厚みが厚く、仕切板21の厚み
によって、チューブ27のピッチが制限されてしまう。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、タンクと仕切板との接
合不良を検出可能な仕切板を、外径の寸法誤差なく、低
いコストで、かつ薄い厚さで作成し、信頼性の高い熱交
換器を低いコストで提供することにある。
合不良を検出可能な仕切板を、外径の寸法誤差なく、低
いコストで、かつ薄い厚さで作成し、信頼性の高い熱交
換器を低いコストで提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器は、次
の技術的手段を採用した。熱交換器は、複数のチューブ
と、この複数のチューブの端部に接合されるとともに、
内部を区画する仕切板を備えたヘッダとを備える。そし
て、前記ヘッダは、内部と外部とを連通する穴を備え
る。また、前記仕切板は、前記穴に嵌め合わされる突起
を備えるとともに、前記ヘッダと接する面に、前記穴を
介して前記ヘッダの外部と連通する溝を備える。
の技術的手段を採用した。熱交換器は、複数のチューブ
と、この複数のチューブの端部に接合されるとともに、
内部を区画する仕切板を備えたヘッダとを備える。そし
て、前記ヘッダは、内部と外部とを連通する穴を備え
る。また、前記仕切板は、前記穴に嵌め合わされる突起
を備えるとともに、前記ヘッダと接する面に、前記穴を
介して前記ヘッダの外部と連通する溝を備える。
【0006】
【発明の作用】ヘッダと仕切板とを接合して、接合不良
の検査をするために、ヘッダ内に気体や液体などの検査
用の流体を供給する。ヘッダと仕切板との間に、接合不
良による隙間があると、検査用の流体が隙間、溝を通っ
て、ヘッダの穴より流出する。また、接合不良による隙
間の形成が無い場合は、ヘッダ内の流体は溝へは侵入し
ないため、穴より流体の流出は無い。
の検査をするために、ヘッダ内に気体や液体などの検査
用の流体を供給する。ヘッダと仕切板との間に、接合不
良による隙間があると、検査用の流体が隙間、溝を通っ
て、ヘッダの穴より流出する。また、接合不良による隙
間の形成が無い場合は、ヘッダ内の流体は溝へは侵入し
ないため、穴より流体の流出は無い。
【0007】
【発明の効果】本発明の熱交換器は、仕切板の周囲に溝
を設ける構造のため、仕切板が1枚の板材で済むととも
に、外径寸法に誤差は生じ無い。このため、外径寸法誤
差による接合不良の発生を無くすことができるととも
に、部品点数や加工工程数を少なくでき、さらに加工精
度を低くすることができる。このため、接合不良の発生
を抑えたり、仕切板の製造コストを低くして、結果的に
熱交換器の製造コストを低く抑えることができる。ま
た、仕切板が1枚の板材で済むため、厚さを薄くするこ
とができ、結果的に、チューブのピッチを従来より狭く
することが可能になる。
を設ける構造のため、仕切板が1枚の板材で済むととも
に、外径寸法に誤差は生じ無い。このため、外径寸法誤
差による接合不良の発生を無くすことができるととも
に、部品点数や加工工程数を少なくでき、さらに加工精
度を低くすることができる。このため、接合不良の発生
を抑えたり、仕切板の製造コストを低くして、結果的に
熱交換器の製造コストを低く抑えることができる。ま
た、仕切板が1枚の板材で済むため、厚さを薄くするこ
とができ、結果的に、チューブのピッチを従来より狭く
することが可能になる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の熱交換器を、冷凍サイクルの
冷媒凝縮器に使用した実施例に基づき、図面を用いて説
明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の第1実施例
を示すもので、図1は熱交換器の要部断面図、図2は熱
交換器の概略断面図である。冷媒凝縮器に使用される熱
交換器1は、黄銅、アルミニウムなどの金属材料によっ
て形成されたもので、大別して複数のチューブ2、コル
ゲートフィン3、ヘッダ4から構成される。チューブ2
は内部を流れる冷媒と、チューブ2の間を通過する空気
との熱交換を行う偏平な管で、内部に複数の通路が形成
されている。コルゲートフィン3は、各チューブ2の間
に挟まれた状態でチューブ2に接合され、チューブ2の
内部を流れる冷媒と、チューブ2の間を流れる空気との
熱交換率を向上させるものである。このコルゲートフィ
ン3は、帯状で極薄の板材を、波状に曲折して設けたも
のである。なお、コルゲートフィン3には、通常、熱交
換効率の向上を図るために、多数のルーバが形成されて
いる。ヘッダ4は、複数のチューブ2の両端にそれぞれ
接続されたタンクである。ヘッダ4は、2つの分割体を
接合して設けられている。
冷媒凝縮器に使用した実施例に基づき、図面を用いて説
明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の第1実施例
を示すもので、図1は熱交換器の要部断面図、図2は熱
交換器の概略断面図である。冷媒凝縮器に使用される熱
交換器1は、黄銅、アルミニウムなどの金属材料によっ
て形成されたもので、大別して複数のチューブ2、コル
ゲートフィン3、ヘッダ4から構成される。チューブ2
は内部を流れる冷媒と、チューブ2の間を通過する空気
との熱交換を行う偏平な管で、内部に複数の通路が形成
されている。コルゲートフィン3は、各チューブ2の間
に挟まれた状態でチューブ2に接合され、チューブ2の
内部を流れる冷媒と、チューブ2の間を流れる空気との
熱交換率を向上させるものである。このコルゲートフィ
ン3は、帯状で極薄の板材を、波状に曲折して設けたも
のである。なお、コルゲートフィン3には、通常、熱交
換効率の向上を図るために、多数のルーバが形成されて
いる。ヘッダ4は、複数のチューブ2の両端にそれぞれ
接続されたタンクである。ヘッダ4は、2つの分割体を
接合して設けられている。
【0009】一方のヘッダ4は、内部が仕切板5によっ
て区画され、流入室6と流出室7とに分けられている。
そして、流入室6側のヘッダ4には、冷媒をヘッダ4内
に流入する入口パイプ8が接続され、流出室7側のヘッ
ダ4には、ヘッダ4内の冷媒を外部へ流出する出口パイ
プ9が接続されている。
て区画され、流入室6と流出室7とに分けられている。
そして、流入室6側のヘッダ4には、冷媒をヘッダ4内
に流入する入口パイプ8が接続され、流出室7側のヘッ
ダ4には、ヘッダ4内の冷媒を外部へ流出する出口パイ
プ9が接続されている。
【0010】次に、仕切板5を、図3ないし図5を用い
て説明する。仕切板5は、位置決め用の突起10を備
え、ヘッダ4には、この突起10と嵌め合わされる穴1
1を備える。なお、この穴11は、ヘッダ4の内部と外
部とを連通するように設けられている。仕切板5は、板
厚が例えば2mmほどの1枚の板材で、ヘッダ4の内部
形状に応じた外形と、穴11の外部に突出する突起10
とからなる。仕切板5のヘッダ4と接する面、すなわち
周囲の面の中央部分には、溝12が形成されている。こ
の溝12は、幅および深さが約0.5mmほど(部品加
工性や、ろう付け条件によって決められる)のもので、
ヘッダ4内に組み付けられた際に、ヘッダ4の穴11を
介してヘッダ4の外部と連通する。なお、この溝12
は、仕切板5がヘッダ4内にろう付け接合されて、接合
不良の有無の検査のあと、ヘッダ4の外部よりトーチろ
う付けによって、溝12の外部が埋められ、雨水等が溝
12内に侵入するのを防いでいる。
て説明する。仕切板5は、位置決め用の突起10を備
え、ヘッダ4には、この突起10と嵌め合わされる穴1
1を備える。なお、この穴11は、ヘッダ4の内部と外
部とを連通するように設けられている。仕切板5は、板
厚が例えば2mmほどの1枚の板材で、ヘッダ4の内部
形状に応じた外形と、穴11の外部に突出する突起10
とからなる。仕切板5のヘッダ4と接する面、すなわち
周囲の面の中央部分には、溝12が形成されている。こ
の溝12は、幅および深さが約0.5mmほど(部品加
工性や、ろう付け条件によって決められる)のもので、
ヘッダ4内に組み付けられた際に、ヘッダ4の穴11を
介してヘッダ4の外部と連通する。なお、この溝12
は、仕切板5がヘッダ4内にろう付け接合されて、接合
不良の有無の検査のあと、ヘッダ4の外部よりトーチろ
う付けによって、溝12の外部が埋められ、雨水等が溝
12内に侵入するのを防いでいる。
【0011】次に、ヘッダ4と仕切板5との接合不良の
検査について、簡単に説明する。チューブ2、コルゲー
トフィン3、ヘッダ4等を治具によって組付け、炉中に
てろう付け接合を行った後に、ヘッダ4と仕切板5との
接合不良の検査を実施する。ヘッダ4内に検査用のガス
を圧送する。ヘッダ4と仕切板5との間に、接合不良に
よる隙間があると、ヘッダ4内に圧送したガスが、接合
不良による隙間より溝12内に流れ込み、溝12に沿っ
てヘッダ4の穴11より流出する。つまり、ヘッダ4の
穴11内に開口する溝12より検査用のガスの流出があ
ることによって、ヘッダ4と仕切板5とに接合不良箇所
があることがわかる。逆に、接合不良による隙間の形成
が無い場合は、ヘッダ4内の流体は溝12へは侵入しな
いため、穴11より流体の流出は無い。つまり、ヘッダ
4と仕切板5とに接合不良箇所が無いことがわかる。そ
して、接合不良が無いことが確認されると、ヘッダ4の
外部より穴11内で開口する溝12をトーチろう付けで
埋める。その後、再びヘッダ4内に検査用のガスを供給
して、他の接合部分の洩れ検査を行う。
検査について、簡単に説明する。チューブ2、コルゲー
トフィン3、ヘッダ4等を治具によって組付け、炉中に
てろう付け接合を行った後に、ヘッダ4と仕切板5との
接合不良の検査を実施する。ヘッダ4内に検査用のガス
を圧送する。ヘッダ4と仕切板5との間に、接合不良に
よる隙間があると、ヘッダ4内に圧送したガスが、接合
不良による隙間より溝12内に流れ込み、溝12に沿っ
てヘッダ4の穴11より流出する。つまり、ヘッダ4の
穴11内に開口する溝12より検査用のガスの流出があ
ることによって、ヘッダ4と仕切板5とに接合不良箇所
があることがわかる。逆に、接合不良による隙間の形成
が無い場合は、ヘッダ4内の流体は溝12へは侵入しな
いため、穴11より流体の流出は無い。つまり、ヘッダ
4と仕切板5とに接合不良箇所が無いことがわかる。そ
して、接合不良が無いことが確認されると、ヘッダ4の
外部より穴11内で開口する溝12をトーチろう付けで
埋める。その後、再びヘッダ4内に検査用のガスを供給
して、他の接合部分の洩れ検査を行う。
【0012】〔実施例の効果〕本実施例の熱交換器1
は、上記の作用で示したように、仕切板5の周囲に溝1
2を設ける構造のため、仕切板5が1枚の板材で済むと
ともに、溝12の両側の外径寸法に誤差は生じ無い。こ
のため、外径寸法誤差による接合不良の発生を無くすこ
とができるとともに、部品点数や加工工程数を少なくす
ることができ、さらに、加工精度を低くすることができ
る。このため、接合不良の発生を抑えたり、仕切板5の
製造コストを低くして、結果的に熱交換器1の製造コス
トを低く抑えることができる。また、仕切板5が1枚の
板材で済むため、厚さを薄くすることができ、結果的
に、チューブ2のピッチを従来より狭くすることが可能
である。
は、上記の作用で示したように、仕切板5の周囲に溝1
2を設ける構造のため、仕切板5が1枚の板材で済むと
ともに、溝12の両側の外径寸法に誤差は生じ無い。こ
のため、外径寸法誤差による接合不良の発生を無くすこ
とができるとともに、部品点数や加工工程数を少なくす
ることができ、さらに、加工精度を低くすることができ
る。このため、接合不良の発生を抑えたり、仕切板5の
製造コストを低くして、結果的に熱交換器1の製造コス
トを低く抑えることができる。また、仕切板5が1枚の
板材で済むため、厚さを薄くすることができ、結果的
に、チューブ2のピッチを従来より狭くすることが可能
である。
【0013】〔第2実施例〕図6および図7は第2実施
例を示すもので、図6は仕切板5の平面図、図7は仕切
板5の側面図である。本実施例は、ろう付け接合時に、
ろう材が溜まり易い位置の溝12の深さを深くして、ろ
う材によって溝12が塞がるのを防いだものである。
例を示すもので、図6は仕切板5の平面図、図7は仕切
板5の側面図である。本実施例は、ろう付け接合時に、
ろう材が溜まり易い位置の溝12の深さを深くして、ろ
う材によって溝12が塞がるのを防いだものである。
【0014】〔第3実施例〕図8および図9は第3実施
例を示すもので、図8は仕切板5の平面図、図9は仕切
板5の側面図である。本実施例は、ろう付け接合時に、
ろう材が切れやすい部分、つまり接合不良が起こりやす
い部分のみに溝12を設けたものである。
例を示すもので、図8は仕切板5の平面図、図9は仕切
板5の側面図である。本実施例は、ろう付け接合時に、
ろう材が切れやすい部分、つまり接合不良が起こりやす
い部分のみに溝12を設けたものである。
【0015】〔第4実施例〕図10および図11は第4
実施例を示すもので、図10は仕切板5の平面図、図1
1は仕切板5の側面図である。本実施例は、突起10の
厚さよりも、突起10以外の仕切板5の厚みを厚く設け
たものである。これにより、ヘッダ4と仕切板5との接
触面積が大きくなり、ろう付け不良が減少し、ろう付け
強度が増大する。
実施例を示すもので、図10は仕切板5の平面図、図1
1は仕切板5の側面図である。本実施例は、突起10の
厚さよりも、突起10以外の仕切板5の厚みを厚く設け
たものである。これにより、ヘッダ4と仕切板5との接
触面積が大きくなり、ろう付け不良が減少し、ろう付け
強度が増大する。
【0016】〔変形例〕本実施例では、熱交換器を冷凍
サイクルの冷媒凝縮器に適用した例を示したが、冷媒蒸
発器はもちろん、ヒータコア、ラジエータ、オイルクー
ラ、インタークーラなど、気体−気体熱交換器、気体−
液体熱交換器、液体−液体熱交換器に適用が可能なもの
である。
サイクルの冷媒凝縮器に適用した例を示したが、冷媒蒸
発器はもちろん、ヒータコア、ラジエータ、オイルクー
ラ、インタークーラなど、気体−気体熱交換器、気体−
液体熱交換器、液体−液体熱交換器に適用が可能なもの
である。
【図1】熱交換器の要部断面図である(第1実施例)。
【図2】熱交換器の概略断面図である(第1実施例)。
【図3】ヘッダの要部側面図である(第1実施例)。
【図4】仕切板の平面図である(第1実施例)。
【図5】仕切板の側面図である(第1実施例)。
【図6】仕切板の平面図である(第2実施例)。
【図7】仕切板の側面図である(第2実施例)。
【図8】仕切板の平面図である(第3実施例)。
【図9】仕切板の側面図である(第3実施例)。
【図10】仕切板の平面図である(第4実施例)。
【図11】仕切板の側面図である(第4実施例)。
【図12】熱交換器の要部断面図である(従来技術)。
【図13】ヘッダの要部側面図である(従来技術)。
【図14】仕切板の平面図である(従来技術)。
【図15】仕切板の側面図である(従来技術)。
1 熱交換器 2 チューブ 4 ヘッダ 5 仕切板 10 突起 11 穴 12 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のチューブと、この複数のチューブ
の端部に接合されるとともに、内部を区画する仕切板を
備えたヘッダとを備える熱交換器において、 前記ヘッダは、内部と外部とを連通する穴を備え、 前記仕切板は、前記穴に嵌め合わされる突起を備えると
ともに、前記ヘッダと接する面に、前記穴を介して前記
ヘッダの外部と連通する溝を備えることを特徴とする熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32185491A JPH05157486A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32185491A JPH05157486A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157486A true JPH05157486A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18137165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32185491A Pending JPH05157486A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05157486A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0805330A3 (en) * | 1996-04-30 | 1998-10-14 | Sanden Corporation | Heat exchanger enabling leak test of chambers in tank separated by single partition |
WO2000029801A1 (en) * | 1998-11-16 | 2000-05-25 | Norsk Hydro Asa | Baffle for heat exchanger and installation method thereof |
JP2016099097A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
DE102005014994B4 (de) | 2004-04-02 | 2022-08-25 | Denso Corporation | Wärmetauscher |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP32185491A patent/JPH05157486A/ja active Pending
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