JPH10238629A - 樹脂製ステアリングブーツ - Google Patents

樹脂製ステアリングブーツ

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JPH10238629A
JPH10238629A JP4274997A JP4274997A JPH10238629A JP H10238629 A JPH10238629 A JP H10238629A JP 4274997 A JP4274997 A JP 4274997A JP 4274997 A JP4274997 A JP 4274997A JP H10238629 A JPH10238629 A JP H10238629A
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Mitsuru Nagata
充 永田
Hiroshi Takanashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮量の確保と蛇行防止を図る。 【解決手段】 蛇腹部4のボールジョイント18に対向
する範囲の最小内径dを、ボールジョイント18の最大
外径Dに対して1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以
下の寸法に設定する。また、より好ましくは蛇腹部4の
最大の谷の内径dを、ボールジョイント18の最大外径
Dに対して1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以下の
寸法に設定する。また、立ち上がり傾斜壁11を、小径
取付部3から拡径する第1拡径壁12と、第1拡径壁1
2よりも大きい傾斜角度で拡径する第2拡径壁13とに
分割すると共に、第1拡径壁12の外周面に複数のリブ
14を設ける。長さL1は、長さL2以下の寸法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング装置に装着される樹脂製ステアリングブーツに関す
る。より詳しくは、本発明は、樹脂製のステアリングブ
ーツの耐久性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリング装置のハウジング
(シリンダ)とタイロッドとの間には、装置内部への水
や塵埃等の侵入を防止するために樹脂製ステアリングブ
ーツが装着されている。この樹脂製ステアリングブーツ
101は、図5に示すように、ステアリング装置のハウ
ジング105に取り付けられる大径取付部102と、タ
イロッド106に取り付けられる小径取付部103と、
これら両取付部102,103の間に形成された蛇腹部
104より構成され、これらは樹脂により一体成形され
ている。
【0003】ステアリング装置では、ハウジング105
から車幅方向に突出するラックバーをステアリング操作
に連動して往復運動させ、当該ラックバーの先端にボー
ルジョイントによって連結されたタイロッド106を操
作する。したがって、樹脂製ステアリングブーツ101
の蛇腹部104は、タイロッド106のハウジング10
5に対する車幅方向の往復運動とボールジョイントを中
心とした揺動運動(ピボット運動)に対応して伸縮、屈
曲等変形する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この樹脂製ステアリン
グブーツ101は内部が密閉されているため、雰囲気温
度の上昇等により内圧が上がり図5に示すように異常変
形、即ちS字状に屈曲していわゆる蛇行を起こすことが
ある。特に近年、エンジンの高出力化等により使用雰囲
気温度として120℃以上を要求されることがあり、蛇
行を起こす危険がより高くなっている。樹脂製ステアリ
ングブーツ101が蛇行した場合、蛇腹部104が内側
のハウジング内に噛み込まれたり、サスペンション装置
等の周辺の部材に接触して異常摩耗する虞がある。
【0005】また、樹脂製ステアリングブーツ101の
蛇腹部104の伸縮量を確保するため、蛇腹部104の
小径取付部103側の立ち上がり傾斜壁を湾曲可能とし
ているものがあるが、これは当該立ち上がり傾斜壁の剛
性を低下させることにもなるので、蛇腹部104の支持
力が弱くなって樹脂製ステアリングブーツ104の蛇行
量を増加させる原因になる。
【0006】本発明は、伸縮量の確保と蛇行抑制を図り
実用性を害さない樹脂製ステアリングブーツを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、大径取付部と小径取付部と
の間に蛇腹部を形成し、この蛇腹部内に当該蛇腹部に対
して相対運動可能なボールジョイントを収納する樹脂製
ステアリングブーツにおいて、蛇腹部のボールジョイン
トに対向する範囲の最小内径を、ボールジョイントの最
大外径又は最大対角距離に対して1.0倍よりも大きく
且つ1.25倍以下の寸法に設定して構成されている。
【0008】したがって、蛇腹部がボールジョイントに
接近することになり、蛇腹部が径方向に変形し始めると
ボールジョイントに当たり、以降、ボールジョイントに
よって支えられるようにして屈曲する。ここで、蛇腹部
のボールジョイントに対向する範囲の最小内径を、ボー
ルジョイントの最大外径または最大対角距離に対して
1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以下の寸法にした
のは、蛇腹部のボールジョイントに対向する範囲の最小
内径をボールジョイントの最大外径または最大対角距離
の1.0倍以下にすると、樹脂製ステアリングブーツを
ステアリング装置に装着し難くなると共にボールジョイ
ントが蛇腹部の変形の障害になって樹脂製ステアリング
ブーツの作動性及び耐久性を悪化させるからである一
方、蛇腹部のボールジョイントに対向する範囲の最小内
径をボールジョイントの最大外径または最大対角距離の
1.25倍よりも大きくすると、蛇腹部がボールジョイ
ントに当たるまでに蛇行量が大きくなり、即ち蛇行を効
果的に抑えることができないからである。
【0009】この場合、請求項2記載の発明のように、
蛇腹部に形成された複数の谷のうち、最大の谷の内径
を、ボールジョイントの最大外径または最大対角距離に
対して1.0倍よりも大きく1.25倍以下の寸法に設
定して樹脂製ステアリングブーツを構成することが望ま
しい。
【0010】したがってこの場合には、蛇腹部全体がボ
ールジョイントにより接近することになり、蛇行をより
効果的に抑えることができる。ここで蛇腹部の最大の谷
の内径を、ボールジョイントの最大外径または最大対角
距離に対して1.0倍よりも大きく1.25倍以下の寸
法にしたのは、蛇腹部の最大の谷の内径をボールジョイ
ントの最大外径または最大対角距離の1.0倍以下にす
ると、樹脂製ステアリングブーツをステアリング装置に
装着し難くなると共に蛇腹部がボールジョイントにひっ
かかり円滑な伸縮および揺動運動ができなくなるからで
ある一方、蛇腹部の最大の谷の内径をボールジョンイト
の最大外径または最大対角距離の1.25倍より大きく
すると、蛇腹部の蛇行が部分的にやや大きくなる危険が
あり、より効果的に蛇行を抑えることができないからで
ある。
【0011】この場合、請求項3記載の発明のように、
蛇腹部に形成された複数の山と谷のうち、小径取付部側
から2個以上5個以内の山の外径寸法と2個以上5個以
内の谷の内径寸法との少なくとも一方を小径取付部側か
ら徐々に大きくして樹脂製ステアリングブーツを構成す
ることが望ましい。
【0012】したがってこの場合には、蛇腹部の小径取
付部寄りの部分の剛性が高くなり、この部分が他の部分
に比べて変形し難くなる。ここで、外径寸法を徐々に大
きくする山又は内径寸法を徐々に大きくする谷の数を、
小径取付部側から2個以上5個以内としたのは、1個と
すると、剛性を高める補強効果が弱すぎ、また2個目に
対して大きさが違いすぎて却って1個目と2個目との境
界部分の剛性を弱めてしまうからである一方、5個より
も多くすると、剛性が高まる範囲が広くなり過ぎて蛇腹
部のボールジョイントの作動に対する追従性を妨げる虞
がある共に、ボールジョイントの近くまで蛇腹部が小径
になるのでこれらが接触し易くなって樹脂製ステアリン
グブーツの正常な作動を妨げる虞があるからである。
【0013】さらにこの場合、請求項4記載の発明のよ
うに、蛇腹部に形成された複数の谷のうち、大径取付部
側から数えて全谷数の1/3以内の谷の底位置に断面形
状がほぼU字型の周溝を形成して樹脂製ステアリングブ
ーツを構成することが望ましい。
【0014】したがってこの場合には、蛇腹部の大径取
付部寄りの部分の径方向変形に対する剛性が高くなり、
この部分が他の部分に比べて径方向に変形し難くなる。
ここで、周溝を形成する谷部の数を大径取付部側から数
えて全谷数の1/3以内としたのは、周溝を全谷数の1
/3より多くの谷に設けると、ボールジョイントの近く
までもが径方向に変形し難くなり、ボールジョイントの
作動に対する追従性を悪化させてしまう虞があるからで
ある。
【0015】また、請求項5記載の発明は、大径取付部
と小径取付部との間に蛇腹部を形成し、この蛇腹部内に
当該蛇腹部に対して相対運動可能なボールジョイントを
収納する樹脂製ステアリングブーツにおいて、蛇腹部の
小径取付部側の立ち上がり傾斜壁を、小径取付部から拡
径する第1拡径壁と、該第1拡径壁から当該第1拡径壁
の傾斜角度よりも大きい傾斜角度で拡径する第2拡径壁
とに分割すると共に、第1拡径壁の外周面に複数のリブ
を設けて構成している。
【0016】したがって、立ち上がり傾斜壁のうち第1
拡径部の剛性が大きくなり、蛇腹部側を小径取付部側に
しっかりと連結することができると共に、第2拡径壁が
第1拡径壁に重なるように変形し、十分な圧縮変形量が
確保される。
【0017】この場合、請求項6記載の発明のように、
第2拡径壁の長さは、第1拡径壁と第2拡径壁の境界位
置から小径取付部に形成されたバンド装着溝の蛇腹側端
までの部分の蛇腹部の軸方向の長さ以下の寸法であるこ
とが望ましい。
【0018】したがってこの場合には、立ち上がり傾斜
壁が大きな圧縮加重を受けて第2拡径壁が第1拡径壁に
重なるように変形(反転)しても、小径取付部を締め付
けるバンドと蛇腹部との接触が回避される。
【0019】さらに、請求項7及び8記載の発明は、上
述した請求項1から6記載の樹脂製ステアリングブーツ
の特徴を適宜組み合わせている。したがって、各々の作
用が複合したものとして得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1に、本発明を適用した樹脂製ステアリ
ングブーツの実施形態の一例を示す。
【0022】樹脂製ステアリングブーツ(以下、単にス
テアリングブーツという)1は、自動車のステアリング
装置に装着されるものであり、大径取付部2と小径取付
部3との間に蛇腹部4を形成し、この蛇腹部4内に当該
蛇腹部4に対し相対運動可能なボールジョイント、より
詳しくはステアリング装置のハウジング15から車幅方
向に突出するラックバー16とタイロッド17とを連結
するボールジョイント18を収納している。なお、大径
取付部2及び小径取付部3は、バンド(クランプ)装着
用溝5,6に装着されたバンドによってハウジング15
又はタイロッド17に固定される。
【0023】蛇腹部4は、ハウジング15に対するラッ
クバー16及びタイロッド17の往復運動やボールジョ
イント18を中心としたタイロッド17の揺動運動(ピ
ボット運動)に対応して伸縮や屈曲等の変形を繰り返
す。即ち、自動車の走行等により、蛇腹部4のボールジ
ョイント18に対向する位置が変化する。この蛇腹部4
のボールジョイント18の径方向に対向する範囲の最小
内径dは、ボールジョイント18の最大外径Dに対して
1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以下の寸法に設定
されている。なおボールジョンイト18の外形が円でな
い場合には、最大対角距離に対して寸法設定される。し
たがって、蛇腹部4がボールジョイント18に接近する
ことになり、蛇腹部4が径方向に変形し始めるとボール
ジョイント18に当たり、ボールジョイント18に支え
られるようにして蛇腹部4の変形をタイロッド17のピ
ボット運動にあわせる。
【0024】ここで、蛇腹部4のボールジョイント18
に対向する範囲(以下、単に対向範囲という)の最小内
径dを上述の寸法に設定するのは、次の理由による。つ
まり、蛇腹部4の対向範囲の最小内径dをボールジョイ
ント18の最大外径Dの1.0倍以下の寸法にすると、
ステアリングブーツ1をステアリング装置に装着する場
合に蛇腹部4をボールジョイント18に当てずに装着作
業を行うことができなくなって作業性が悪化すると共
に、ステアリングブーツ1の使用時には蛇腹部4とボー
ルジョイント18とが常に接触するので作動性、耐久性
を悪化させるからである。一方、蛇腹部4の対向範囲の
最小内径dをボールジョイント18の最大外径Dの1.
25倍よりも大きくすると、蛇腹部4のボールジョイン
ト18に当たるまでの変形量が大きくなり過ぎ、蛇腹部
4をボールジョイント18に接触させることで蛇行を抑
えるという効果が得難くなるからである。
【0025】また、蛇腹部4に形成されている複数の谷
のうち、最大の谷の内径dはボールジョント18の最大
外径Dに対して1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以
下の寸法に設定されている。したがって、蛇腹部4全体
がボールジョンイト18に接近することになり、蛇腹部
4が径方向に変形し始めるとボールジョンイト18に当
たり、蛇行を抑える。
【0026】ここで、蛇腹部4の最大の谷の内径dを上
述の寸法に設定するのは、次の理由による。つまり、蛇
腹部4の最大の谷の内径dをボールジョイント18の最
大外径Dの1.0倍以下の寸法にすると、ステアリング
ブーツ1をステアリング装置に装着する場合に蛇腹部4
をボールジョイント18に当てずに装着作業を行うこと
ができなくなって作業性が悪化すると共に、ステアリン
グブーツ1の使用時には蛇腹部4がボールジョイント1
8にひっかかり円滑な伸縮および揺動運動ができないか
らである。一方、蛇腹部4の最大の谷の内径dをボール
ジョイント18の最大外径Dの1.25倍よりも大きく
すると、蛇腹部4のボールジョイント18に当たるまで
の変形量が大きくなり過ぎ、蛇腹部4をボールジョイン
ト18に接触させることで蛇行を抑えるという効果が小
さくなるからである。
【0027】また、蛇腹部4に形成されている複数の山
と谷のうち、小径取付部3側から2個以上5個以内の山
7の外径寸法と2個以上5個以内の谷8の内径寸法の少
なくとも一方が、小径取付部3側から徐々に大きくなっ
ている。本実施形態では、小径取付部3側から5個の山
7の外径寸法及び4個の谷8の内径寸法が小径取付部3
側から徐々に大きくなっている。したがって、当該山7
又は谷8が形成されている範囲A1の剛性が高くなり、
この範囲A1が他の範囲に比べて補強されることにな
る。これにより、蛇腹部4の小径取付部3の近くの変形
量を蛇行に至らない程度に抑えることができる。
【0028】ここで、小径取付部3側から外径寸法又は
内径寸法を徐々に大きくする山7又は谷8の数を2個以
上5個以内としたのは、以下の理由による。つまり、か
かる山7又は谷8の数を1個とした場合には、剛性が高
められる範囲A1が狭くて補強効果が弱く、また、2個
目の山又は谷との径差が大きくなって却ってこれらの境
界部分が変形に対して弱くなり、蛇行を抑えるという効
果が得難くなるからである。一方、かかる山7又は谷8
の数が5個を超えた場合には、剛性が高められる範囲が
広くなり過ぎて蛇腹部4の円滑な屈曲等が妨げられる虞
があり、また、ボールジョイント18の近傍まで蛇腹部
4が小径になってしまい、当該蛇腹部4が必要以上にボ
ールジョイント18に当たり易くなって蛇腹部4のボー
ルジョイント18の動きに対する追従性が害される虞が
あるからである。
【0029】また、蛇腹部4に形成された複数の谷のう
ち、大径取付部2側から数えて全谷数の1/3以内、本
実施形態では、全谷数13個のうち大径取付部2側から
3個の谷9の底位置に断面形状がほぼU字型の周溝10
を形成している。各周溝10は、蛇腹部4の径方向変形
に対する剛性を向上させる。即ち、蛇腹部4の谷9が形
成されている範囲A2が他の範囲に比べて径方向に変形
し難くなり、蛇行の発生を抑制する。
【0030】ここで、周溝10を底位置に形成する谷9
の数を大径取付部2側から数えて全谷数の1/3以内と
したのは、次の理由による。つまり、全谷数の1/3よ
り多くの谷9に周溝10を設けると変形に対する剛性を
向上させる範囲A2が広くなり過ぎてボールジョイント
18の近傍にまで及び、ボールジョイント18の動きに
対する蛇腹部4の追従性が悪化するからである。
【0031】また、蛇腹部4の小径取付部3側の立ち上
がり傾斜壁11は、小径取付部3から拡径する第1拡径
壁12と、該第1拡径壁12から当該第1拡径壁12の
傾斜角度よりも大きい傾斜角度で拡径する第2拡径壁1
3とに分割されている。即ち、蛇腹部4の小径取付部3
側の立ち上がり傾斜壁11(以下、単に立ち上がり傾斜
壁11という)は2段構造となっており、その断面形状
は第1拡径壁12と第2拡径壁13との境界位置で折れ
曲がったものとなっている。
【0032】第1拡径壁12の外周面には、複数のリブ
14が設けられている。各リブ14は、周方向に等間隔
で例えば4カ所に形成されている。各リブ14は、第1
拡径壁12を補強してその剛性を高める。したがって、
立ち上がり傾斜壁11全体としての剛性は小径取付部3
側と蛇腹部4側とを連結するのに十分な、即ち蛇腹部4
側を小径取付部3側で支えるのに十分な大きさになり、
ステアリングブーツ1の姿勢が保持されて蛇行が効果的
に抑えられる。また、第1拡径壁12と第2拡径壁13
との境界位置や第2拡径壁13自体の変形は容易である
ことから、樹脂製ステアリングブーツ1に圧縮方向の力
が作用した場合、立ち上がり傾斜壁11全体としての屈
曲量はステアリング装置の作動を妨げない程度に確保さ
れる。
【0033】また、図2に示すように、第2拡径壁13
の長さL1は、第1拡径壁12と第2拡径壁13の境界
位置から小径取付部3に形成されたバンド装着用溝6の
蛇腹側端6aまでの部分の蛇腹部4軸方向の長さL2以
下の寸法に設定されている。したがって、立ち上がり傾
斜壁11が大きな圧縮加重を受けて折れ曲がり第2拡径
壁13が第1拡径壁12側に重なるように変形(反転)
した場合であっても、小径取付部3側から1個目の山7
と小径取付部3を締め付けるバンド20との接触が回避
され、当該山7の摩耗、破断が防止される。
【0034】一般に、ステアリングブーツは蛇腹部を変
形し易くして十分な伸縮量を確保する。その一方、単純
に蛇腹部を変形し易くすると、この蛇腹部は蛇行し易く
なる。蛇腹部が蛇行すると、この蛇腹部はハウジング1
5内に噛み込まれたり、周辺のサスペンション装置等に
当たる虞がある。蛇腹部がハウジング15内に噛み込ま
れた場合やサスペンション装置等に当たった場合、当該
蛇腹部はボールジョイント18に当たった場合に比べて
大きなダメージを受ける。
【0035】本発明にかかるステアリングブーツ1は、
蛇腹部4を変形量が小さい段階でボールジョイント18
に当てることでその変形を抑制し、また、蛇腹部4の各
取付部2,3側の範囲A1,A2における変形を抑える
ことができ、しかも立ち上がり傾斜壁11は蛇腹部4側
を小径取付部3側に対してしっかりと連結すると共に第
2拡径壁13の反転を可能にして圧縮変形量を確保して
いる。このため、ステアリングブーツ1の蛇腹部4全体
としての伸縮量を確保しながら蛇腹部4の蛇行を防ぐこ
とができる。即ち、ステアリング装置の作動を妨げない
伸縮量と、耐久性に重大な影響を与える蛇行の防止とを
ともに高水準でバランス良く満足させ、ブーツとしての
機能を十分に発揮できる実用的なものにしている。
【0036】さらに本発明のステアリングブーツ1は、
大幅な小型化が可能となり、周辺部材のレイアウトの自
由度を増し、車両の軽量化、設計の自由度を増すことも
可能となる。
【0037】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0038】例えば、上述の説明では、蛇腹部4の最大
の谷の内径dと蛇腹部4の対向範囲の最小内径dとを同
一としているが、これに限定されるものではなく、蛇腹
部4の最大の谷の内径が蛇腹部4の対向範囲の最小内径
よりも大きくても良い。
【0039】また、上述の説明では、小径取付部3側か
ら外径寸法を徐々に大きくする山7の数を5個にする一
方、内径寸法を徐々に大きくする谷8の数を4個にして
いるが、2個以上5個以内の数であれば特に限定される
ものではない。例えば、図3に示すステアリングブーツ
1のように、小径取付部3側から4個の山7の外径寸法
を徐々に大きくする一方、3個の谷8の内径寸法を徐々
に大きくしても良い。
【0040】また、上述の説明では、小径取付部3側か
ら所定数の山7と谷8の両方について外径寸法又は内径
寸法を徐々に大きくして範囲A1の剛性を高めている
が、必ずしも山7と谷8の両方について外径寸法又は内
径寸法を徐々に大きくして範囲A1の剛性を高める必要
はなく、山7の外径寸法を徐々に大きくするか、又は谷
8の内径寸法を徐々に大きくすることで範囲A1の剛性
を高めるようにしても良い。
【0041】また、上述の説明では、大径取付部2側か
ら3個の谷9に周溝10を形成しているが、周溝10を
形成する谷9の数は大径取付部2側から数えて全谷数の
1/3以内であれば特に限定されるものではない。例え
ば、図3に示すステアリングブーツ1のように、大径取
付部2側から2個の谷9に周溝10を形成しても良い。
【0042】また、上述の説明では、大径取付部2、小
径取付部3及び蛇腹部4から構成されたステアリングブ
ーツ1を例にしているが、大径取付部2、小径取付部3
及び蛇腹部4のみから構成されるステアリングブーツ1
に限るものではない。例えば、図4に示すステアリング
ブーツ1のように、大径取付部2と蛇腹部4との間に延
長部19を有するものであっても良い。
【0043】さらに、上述の説明では、同一のステアリ
ングブーツ1について、蛇腹部4の対向範囲の最小内径
dおよび蛇腹部4の最大の谷の内径dを所定の寸法と
し、所定数の山7の外径寸法及び所定数の谷8の内径寸
法を所定の寸法とし、所定数の谷9に周溝10を形成
し、さらに、立ち上がり傾斜壁11を所定寸法の第1及
び第2拡径壁12,13に分割すると共に複数のリブ1
4を形成しているが、これらを全て一緒に施す必要はな
く、必要に応じて各々を選択して施せば良いことは勿論
である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の樹
脂製ステアリングブーツは、蛇腹部のボールジョイント
に対向する範囲の最小内径を、ボールジョイントの最大
外径に対して1.0倍よりも大きく且つ1.25倍以下
の寸法に設定しているので、蛇腹部をボールジョイント
に当ててその蛇行を防止することができる。このため、
樹脂製ステアリングブーツの伸縮量を十分に確保しつつ
蛇行を有効に防止することができるとともにコンパクト
化も図ることができる。
【0045】この場合、請求項2記載のステアリングブ
ーツでは、蛇腹部に形成された谷のうち、最大の谷の内
径を、ボールジョイントの最大外径に対して1.0倍よ
りも大きく且つ1.25倍以下の寸法に設定しているの
で、蛇腹部をボールジョイントに当ててその蛇行を防止
することができる。このため、樹脂製ステアリングブー
ツの伸縮量を十分に確保しつつ蛇行をより有効に防止す
ることができると共にコンパクト化をより一層図ること
ができる。
【0046】この場合、請求項3記載のステアリングブ
ーツでは、蛇腹部に形成された複数の山と谷のうち、小
径取付部側から2個以上5個以内の山の外径寸法と2個
以上5個以内の谷の内径寸法との少なくとも一方を小径
取付部側から徐々に大きくしているので、蛇腹部の小径
取付部寄りの部分の剛性を高めることができ、樹脂製ス
テアリングブーツの蛇腹部の蛇行をより有効に防止する
ことができる。
【0047】さらにこの場合、請求項4記載のステアリ
ングブーツでは、蛇腹部に形成された複数の谷のうち、
大径取付部側から数えて全谷数の1/3以内の谷の底位
置に断面形状がほぼU字型の周溝を形成しているので、
蛇腹部の大径取付部寄りの部分の径方向変形に対する剛
性を高めることができ、樹脂製ステアリングブーツの蛇
腹部の蛇行をより一層有効に防止することができる。
【0048】また、請求項5記載の樹脂製ステアリング
ブーツは、蛇腹部の小径取付部側の立ち上がり傾斜壁
を、小径取付部から拡径する第1拡径壁と、該第1拡径
壁から当該第1拡径壁の傾斜角度よりも大きい傾斜角度
で拡径する第2拡径壁とに分割すると共に、第1拡径壁
の外周面に複数のリブを設けているので、立ち上がり傾
斜壁によって蛇腹部側が小径取付部側にしっかりと支え
られる。このため、樹脂製ステアリングブーツの蛇腹部
の蛇行を防止することができる。また、第2拡径壁は第
1拡径壁側に重なるようにして反転できるので、樹脂製
ステアリングブーツの蛇腹部の圧縮方向の変形量を十分
に確保することができるとともにコンパクト化が可能と
なる。
【0049】この場合、請求項6記載の樹脂製ステアリ
ングブーツでは、第2拡径壁の長さを、第1拡径壁と第
2拡径壁の境界位置から小径取付部に形成されたバンド
装着溝の蛇腹側端までの部分の蛇腹部の軸方向の長さ以
下の寸法にしているので、圧縮加重を受けて第2拡径壁
が第1拡径壁に重なるように反転しても、小径取付部を
締め付けるバンドと蛇腹部とが接触することがない。こ
のため、樹脂製ステアリングブーツの蛇腹部の圧縮方向
の変形量を十分に確保すると共に、耐久性を向上させる
ことができる。
【0050】さらに、請求項7及び8記載の樹脂製ステ
アリングブーツは、上述の請求項1から6に記載した樹
脂製ステアリングブーツの特徴部分を適宜組み合わせて
いるので、樹脂製ステアリングブーツの変形量の確保と
蛇行防止をより一層図ることができるとともにコンパク
ト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製ステアリングブーツの実施形態
の一例を示す断面図である。
【図2】図1の樹脂製ステアリングブーツの小径取付部
側の立ち上がり傾斜壁を詳しく示す断面図である。
【図3】本発明の樹脂製ステアリングブーツの他の実施
形態を示す断面図である。
【図4】本発明の樹脂製ステアリングブーツのさらに他
の実施形態を示す断面図である。
【図5】従来の樹脂製ステアリングブーツの蛇行変形し
た状態の側面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングブーツ 2 大径取付部 3 小径取付部 4 蛇腹部 6 小径取付部側のバンド装着用溝 6a 蛇腹側端 7 小径取付部寄りの山 8 小径取付部寄りの谷 9 大径取付部寄りの谷 10 周溝 11 立ち上がり傾斜壁 12 第1拡径壁 13 第2拡径壁 14 リブ 18 ボールジョイント D ボールジョイントの最大外径 d 蛇腹部の対向範囲の最小内径

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径取付部と小径取付部との間に蛇腹部
    を形成し、この蛇腹部内に当該蛇腹部に対して相対運動
    可能なボールジョイントを収納する樹脂製ステアリング
    ブーツにおいて、前記蛇腹部の前記ボールジョイントに
    対向する範囲の最小内径を、前記ボールジョイントの最
    大外径又は最大対角距離に対して1.0倍よりも大きく
    且つ1.25倍以下の寸法に設定したことを特徴とする
    樹脂製ステアリングブーツ。
  2. 【請求項2】 前記蛇腹部に形成された複数の谷のう
    ち、最大の谷の内径を、前記ボールジョイントの最大外
    径または最大対角距離に対して1.0倍よりも大きく
    1.25倍以下の寸法に設定したことを特徴とする請求
    項1記載の樹脂製ステアリングブーツ。
  3. 【請求項3】 前記蛇腹部に形成された複数の山と谷の
    うち、前記小径取付部側から2個以上5個以内の山の外
    径寸法と2個以上5個以内の谷の内径寸法との少なくと
    も一方を前記小径取付部側から徐々に大きくしたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の樹脂製ステアリングブ
    ーツ。
  4. 【請求項4】 前記蛇腹部に形成された複数の谷のう
    ち、前記大径取付部側から数えて全谷数の1/3以内の
    谷の底位置に断面形状がほぼU字型の周溝を形成したこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の樹脂製
    ステアリングブーツ。
  5. 【請求項5】 大径取付部と小径取付部との間に蛇腹部
    を形成し、この蛇腹部内に当該蛇腹部に対して相対運動
    可能なボールジョイントを収納する樹脂製ステアリング
    ブーツにおいて、前記蛇腹部の小径取付部側の立ち上が
    り傾斜壁を、前記小径取付部から拡径する第1拡径壁
    と、該第1拡径壁から当該第1拡径壁の傾斜角度よりも
    大きい傾斜角度で拡径する第2拡径壁とに分割すると共
    に、前記第1拡径壁の外周面に複数のリブを設けたこと
    を特徴とする樹脂製ステアリングブーツ。
  6. 【請求項6】 前記第2拡径壁の長さは、前記第1拡径
    壁と第2拡径壁の境界位置から前記小径取付部に形成さ
    れたバンド装着溝の蛇腹側端までの部分の前記蛇腹部の
    軸方向の長さ以下の寸法であることを特徴とする請求項
    5記載の樹脂製ステアリングブーツ。
  7. 【請求項7】 大径取付部と小径取付部との間に蛇腹部
    を形成し、この蛇腹部内に当該蛇腹部に対して相対運動
    可能なボールジョイントを収納する樹脂製ステアリング
    ブーツにおいて、前記蛇腹部の小径取付部側の立ち上が
    り傾斜壁を、前記小径取付部から拡径する第1拡径壁
    と、該第1拡径壁から当該第1拡径壁の傾斜角度よりも
    大きい傾斜角度で拡径する第2拡径壁とに分割すると共
    に、前記第1拡径壁の外周面に複数のリブを設けたこと
    を特徴とする請求項3又は4記載の樹脂製ステアリング
    ブーツ。
  8. 【請求項8】 前記第2拡径壁の長さは、前記第1拡径
    壁と第2拡径壁の境界位置から前記小径取付部に形成さ
    れたバンド装着溝の蛇腹側端までの部分の前記蛇腹部の
    軸方向の長さ以下の寸法であることを特徴とする請求項
    7記載の樹脂製ステアリングブーツ。
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