JPH10234137A - 接触通電装置 - Google Patents
接触通電装置Info
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- JPH10234137A JPH10234137A JP3460297A JP3460297A JPH10234137A JP H10234137 A JPH10234137 A JP H10234137A JP 3460297 A JP3460297 A JP 3460297A JP 3460297 A JP3460297 A JP 3460297A JP H10234137 A JPH10234137 A JP H10234137A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源端子に対して受電側の接続端子が斜めに
接触したとしても良好な接触通電状態を付与できる接触
通電装置を提供する。 【解決手段】 端面に接点部材２を有する導電棒１に鍔
部１ｂを設け、この鍔部１ｂとハウジング３の内径部に
設けられる突起部３ａとの間に圧縮バネ１２を挿入する
ことによって被接続機器の接続端子１８Ａおよび１８Ｂ
の姿勢に追従するようにした。
接触したとしても良好な接触通電状態を付与できる接触
通電装置を提供する。 【解決手段】 端面に接点部材２を有する導電棒１に鍔
部１ｂを設け、この鍔部１ｂとハウジング３の内径部に
設けられる突起部３ａとの間に圧縮バネ１２を挿入する
ことによって被接続機器の接続端子１８Ａおよび１８Ｂ
の姿勢に追従するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は無人搬送車等の移動
機器の接触通電装置に関し、特に、地上側充電器と移動
機器とを接続端子の接触に基づいて電気的に接続して、
移動機器に車載されたバッテリーに地上側充電器から電
流を供給する接触通電装置に関する。
機器の接触通電装置に関し、特に、地上側充電器と移動
機器とを接続端子の接触に基づいて電気的に接続して、
移動機器に車載されたバッテリーに地上側充電器から電
流を供給する接触通電装置に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、車載されたバッテリーから供給され
る電流に基づいて駆動モータを回転させて走行する電気
式の移動機器が工場等で広く利用されている。
る電流に基づいて駆動モータを回転させて走行する電気
式の移動機器が工場等で広く利用されている。
【０００３】このような移動機器のバッテリーを充電す
る充電用接触通電装置は、移動機器を地上の充電ステー
ションに一時停止させた状態で、充電ステーションに備
え付けられた電源側の通電装置の接触要素と、移動機器
に設けられた受電側の通電装置の接触要素を電気的に導
通させることにより充電を行う。そのため、接触要素間
の着脱が可能であること、充電時に接触要素間の接触状
態を確実に維持できることが必要となる。
る充電用接触通電装置は、移動機器を地上の充電ステー
ションに一時停止させた状態で、充電ステーションに備
え付けられた電源側の通電装置の接触要素と、移動機器
に設けられた受電側の通電装置の接触要素を電気的に導
通させることにより充電を行う。そのため、接触要素間
の着脱が可能であること、充電時に接触要素間の接触状
態を確実に維持できることが必要となる。
【０００４】電源側および受電側の接触要素を接触させ
て充電を行うものとして、例えば、特開平５−２９２６
０７号公報に開示される接触通電装置がある。
て充電を行うものとして、例えば、特開平５−２９２６
０７号公報に開示される接触通電装置がある。
【０００５】図６は、特開平５−２９２６０７号公報に
開示される接触通電装置を示し、充電ステーションに備
え付けられる２組の電源側接触装置２３Ａおよび２３Ｂ
と、移動機器に取り付けられる２組の受電側接触装置４
０Ａおよび４０Ｂを有する。
開示される接触通電装置を示し、充電ステーションに備
え付けられる２組の電源側接触装置２３Ａおよび２３Ｂ
と、移動機器に取り付けられる２組の受電側接触装置４
０Ａおよび４０Ｂを有する。
【０００６】電源側接触装置２３Ａおよび２３Ｂは、導
電性材料で形成される導電棒２４と、導電棒２４の先端
部に形成される接点部材２５と、球面状の摺動面に沿っ
た方向に導電棒２４を移動可能に支持する球面軸受２６
を内蔵した球面ジョイント２７と、中空断面を有するシ
ャフト２８と、シャフト２８に一体的に設けられるスト
ッパー２８Ａと、シャフト２８に貫通されてストッパー
２８Ａに係止される蓋３０と、内径部にシャフト２８を
貫通させた有底ガイド筒３２と、ボルト２９Ａおよびナ
ット２９Ｂによって蓋３０および有底ガイド筒３２を一
体的に固定する駆動ベース３１と、有底ガイド筒３２内
のシャフト２８との間に配置される圧縮バネ３３と、有
底ガイド筒３２から突出したシャフト２８に固定される
リング３４と、リング３４にスプリングピン３５によっ
て固定される端子導体３６と、導電棒２４に圧着される
導電性スリーブ３７と、端子導体３６に圧着されるスリ
ーブ部３８と、導電性スリーブ３７とスリーブ部３８を
接続する可撓導体３９を有する。
電性材料で形成される導電棒２４と、導電棒２４の先端
部に形成される接点部材２５と、球面状の摺動面に沿っ
た方向に導電棒２４を移動可能に支持する球面軸受２６
を内蔵した球面ジョイント２７と、中空断面を有するシ
ャフト２８と、シャフト２８に一体的に設けられるスト
ッパー２８Ａと、シャフト２８に貫通されてストッパー
２８Ａに係止される蓋３０と、内径部にシャフト２８を
貫通させた有底ガイド筒３２と、ボルト２９Ａおよびナ
ット２９Ｂによって蓋３０および有底ガイド筒３２を一
体的に固定する駆動ベース３１と、有底ガイド筒３２内
のシャフト２８との間に配置される圧縮バネ３３と、有
底ガイド筒３２から突出したシャフト２８に固定される
リング３４と、リング３４にスプリングピン３５によっ
て固定される端子導体３６と、導電棒２４に圧着される
導電性スリーブ３７と、端子導体３６に圧着されるスリ
ーブ部３８と、導電性スリーブ３７とスリーブ部３８を
接続する可撓導体３９を有する。
【０００７】受電側接触装置４０Ａおよび４０Ｂは、絶
縁性基板４１と、絶縁性基板４１にナット４２Ａ、４２
Ｂによって固定される接点部材４３と、ボルト４４Ａお
よびナット４４Ｂによって絶縁性基板４１が固定される
移動装置側取り付けベース４５を有する。
縁性基板４１と、絶縁性基板４１にナット４２Ａ、４２
Ｂによって固定される接点部材４３と、ボルト４４Ａお
よびナット４４Ｂによって絶縁性基板４１が固定される
移動装置側取り付けベース４５を有する。
【０００８】図７は、電源側接触装置２３Ａおよび２３
Ｂを正面方向より示しており、電源側接触装置２３Ａお
よび２３Ｂは、それぞれ３本のボルト２９Ａによって駆
動ベース３１に固定されており、先端部に接点部材２５
を有する導電棒２４は円形状に形成されている。
Ｂを正面方向より示しており、電源側接触装置２３Ａお
よび２３Ｂは、それぞれ３本のボルト２９Ａによって駆
動ベース３１に固定されており、先端部に接点部材２５
を有する導電棒２４は円形状に形成されている。
【０００９】図８は、受電側接触装置４０Ａおよび４０
Ｂを示し、接点部材４３は、導電棒に設けられる接点部
材２５より広い面積の四角形状を成しており、絶縁性基
板４１に形成された窪みにそれぞれ埋設されている。
Ｂを示し、接点部材４３は、導電棒に設けられる接点部
材２５より広い面積の四角形状を成しており、絶縁性基
板４１に形成された窪みにそれぞれ埋設されている。
【００１０】上記した接触通電装置では、充電ステーシ
ョンに移動機器を停止させた後、電源側の駆動ベース３
１を矢印方向に移動させることによって電源側接触装置
２３Ａおよび２３Ｂの接点部材２５と、受電側接触装置
４０Ａおよび４０Ｂの接点部材４３を接触させる。この
接触時に移動機器の姿勢が悪いと、接点部材２５と接点
部材４３が正面からでなく角度を有して当接する。
ョンに移動機器を停止させた後、電源側の駆動ベース３
１を矢印方向に移動させることによって電源側接触装置
２３Ａおよび２３Ｂの接点部材２５と、受電側接触装置
４０Ａおよび４０Ｂの接点部材４３を接触させる。この
接触時に移動機器の姿勢が悪いと、接点部材２５と接点
部材４３が正面からでなく角度を有して当接する。
【００１１】この場合には、球面ジョイント２７で支持
される導電棒２４が接点部材４３の当接方向に応じて首
振りすることにより接点部材２５の全面を当接させる。
駆動ベース３１がさらに矢印方向に移動すると、シャフ
ト２８のストッパー２８を介して有底ガイド筒３２に収
容されている圧縮バネ３３が圧縮されて荷重を吸収し、
接点部材２５と接点部材４３が所定の接触状態に維持さ
れる。このようにして移動機器に車載されたバッテリー
の充電が行われる。
される導電棒２４が接点部材４３の当接方向に応じて首
振りすることにより接点部材２５の全面を当接させる。
駆動ベース３１がさらに矢印方向に移動すると、シャフ
ト２８のストッパー２８を介して有底ガイド筒３２に収
容されている圧縮バネ３３が圧縮されて荷重を吸収し、
接点部材２５と接点部材４３が所定の接触状態に維持さ
れる。このようにして移動機器に車載されたバッテリー
の充電が行われる。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の接触通
電装置によると、電源側接触装置の導電棒に接続される
可撓導体は固有の癖や撓みを有するため、球面軸受を支
点とした導電棒の首振りによって接触状態の安定化を図
ろうとすると、前述した可撓導体の癖や撓みによって導
電棒の可動方向に制約が生じ、受電側接触装置との当た
り方によっては接点部材同士が正しく接触せず、かえっ
て不安定な接触状態を招くという問題がある。従って、
本発明の目的は可撓導体の癖や撓みがあっても安定した
接触状態を得ることができる接触通電装置を提供するこ
とにある。
電装置によると、電源側接触装置の導電棒に接続される
可撓導体は固有の癖や撓みを有するため、球面軸受を支
点とした導電棒の首振りによって接触状態の安定化を図
ろうとすると、前述した可撓導体の癖や撓みによって導
電棒の可動方向に制約が生じ、受電側接触装置との当た
り方によっては接点部材同士が正しく接触せず、かえっ
て不安定な接触状態を招くという問題がある。従って、
本発明の目的は可撓導体の癖や撓みがあっても安定した
接触状態を得ることができる接触通電装置を提供するこ
とにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、固定系５に弾性部材１３を介して所定の
方向に付勢されながら弾性的に支持される絶縁性のガイ
ド部材３と、前記ガイド部材３の一端から被接続機器の
接続端子１８Ａおよび１８Ｂと接触する端子面２を突出
させた導電棒１と、前記導電棒１に接続されて前記ガイ
ド部材３の内部を貫通する可撓導体９を有する電源端子
１０を備えた接触通電装置において、前記導電棒１は、
前記ガイド部材３に弾性部材１２を介して前記所定の方
向に付勢されながら弾性的に支持されることによって前
記端子面２が前記被接続機器の接続端子１８Ａおよび１
８Ｂの姿勢に追従するように構成された接触通電装置を
提供する。
達成するため、固定系５に弾性部材１３を介して所定の
方向に付勢されながら弾性的に支持される絶縁性のガイ
ド部材３と、前記ガイド部材３の一端から被接続機器の
接続端子１８Ａおよび１８Ｂと接触する端子面２を突出
させた導電棒１と、前記導電棒１に接続されて前記ガイ
ド部材３の内部を貫通する可撓導体９を有する電源端子
１０を備えた接触通電装置において、前記導電棒１は、
前記ガイド部材３に弾性部材１２を介して前記所定の方
向に付勢されながら弾性的に支持されることによって前
記端子面２が前記被接続機器の接続端子１８Ａおよび１
８Ｂの姿勢に追従するように構成された接触通電装置を
提供する。
【００１４】上記した接触通電装置において、導電棒１
は、弾性部材１２を挿通される軸部１ａと、軸部１ａに
挿通された弾性部材１２を受け止める鍔部１ｂを有し、
ガイド部材３の内径部に***した突起部３ａと鍔部１ｂ
との間に弾性部材１２を配置して、鍔部１ｂの外径より
小なる開口を有する絶縁性の蓋４をガイド部材３の端面
にネジ固定することにより、開口から端子面２を突出さ
せて一体化されても良い。この弾性部材１２は、圧縮バ
ネであっても良い。また、ガイド部材３は、大径部と小
径部を有する円筒状の外周部を有し、固定系５の圧縮バ
ネ収容部５ｂと小径部との間に弾性部材１３を配置し
て、溝３ｂに固定リング８を嵌着することにより、固定
系５と一体化されることが好ましい。この弾性部材１３
は、圧縮バネであっても良い。
は、弾性部材１２を挿通される軸部１ａと、軸部１ａに
挿通された弾性部材１２を受け止める鍔部１ｂを有し、
ガイド部材３の内径部に***した突起部３ａと鍔部１ｂ
との間に弾性部材１２を配置して、鍔部１ｂの外径より
小なる開口を有する絶縁性の蓋４をガイド部材３の端面
にネジ固定することにより、開口から端子面２を突出さ
せて一体化されても良い。この弾性部材１２は、圧縮バ
ネであっても良い。また、ガイド部材３は、大径部と小
径部を有する円筒状の外周部を有し、固定系５の圧縮バ
ネ収容部５ｂと小径部との間に弾性部材１３を配置し
て、溝３ｂに固定リング８を嵌着することにより、固定
系５と一体化されることが好ましい。この弾性部材１３
は、圧縮バネであっても良い。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接触通電装置を図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
【００１６】図１は、本発明の実施の形態において地上
充電ステーションとして設けられる電源側の接触通電装
置を示し、金属等の導電性材料で形成される導電棒１
と、導電棒１の先端部に形成される接点部材２と、導電
棒１を収容する絶縁性のハウジング３と、導電棒１の先
端部を突出させてハウジング３の端面を封止する蓋４
と、支持固定用の鍔部５ａおよび圧縮バネ収容部５ｂと
一体的に形成される絶縁性のケース５と、ボルト６によ
って鍔部５ａが固定されるベース部７と、ケース５を係
止するリング８と、導電棒１の軸部１ａに接続される可
撓導体９と、可撓導体９の端部に圧着される圧着端子１
０を有する。
充電ステーションとして設けられる電源側の接触通電装
置を示し、金属等の導電性材料で形成される導電棒１
と、導電棒１の先端部に形成される接点部材２と、導電
棒１を収容する絶縁性のハウジング３と、導電棒１の先
端部を突出させてハウジング３の端面を封止する蓋４
と、支持固定用の鍔部５ａおよび圧縮バネ収容部５ｂと
一体的に形成される絶縁性のケース５と、ボルト６によ
って鍔部５ａが固定されるベース部７と、ケース５を係
止するリング８と、導電棒１の軸部１ａに接続される可
撓導体９と、可撓導体９の端部に圧着される圧着端子１
０を有する。
【００１７】図２は、電源側の接触通電装置を正面方向
より示しており、蓋４は、６本のネジ１１によってハウ
ジング３の端面に固定されている。
より示しており、蓋４は、６本のネジ１１によってハウ
ジング３の端面に固定されている。
【００１８】図３は 電源側の接触通電装置の断面を示
し、導電棒１は、軸部１ａと鍔部１ｂより構成され、鍔
部１ｂは蓋４の背面に当接している。ハウジング３の端
面には雌ネジが形成されており、蓋４は雌ネジに締め込
まれるネジ１１によって固定されている。また、ハウジ
ング３の内部には突起部３ａが形成されており、この突
起部３ａと鍔部１ｂとの間に圧縮バネ１２が挿入され
る。この圧縮バネ１２の反発力に基づいて導電棒１はハ
ウジング３と独立して可動することにより、接点部材２
を所定の押圧力で受電側の接点部材（図示せず）に当接
させる。
し、導電棒１は、軸部１ａと鍔部１ｂより構成され、鍔
部１ｂは蓋４の背面に当接している。ハウジング３の端
面には雌ネジが形成されており、蓋４は雌ネジに締め込
まれるネジ１１によって固定されている。また、ハウジ
ング３の内部には突起部３ａが形成されており、この突
起部３ａと鍔部１ｂとの間に圧縮バネ１２が挿入され
る。この圧縮バネ１２の反発力に基づいて導電棒１はハ
ウジング３と独立して可動することにより、接点部材２
を所定の押圧力で受電側の接点部材（図示せず）に当接
させる。
【００１９】また、ハウジング３と圧縮バネ収容部５ｂ
との間には圧縮バネ１３が収容されており、ケース５は
圧縮バネ１３の反発力によって分離しないように溝３ｂ
にリング８を嵌入して係止されている。このハウジング
３は圧縮バネ１３の反発力に基づいてケース５に対して
弾性的に支持される。
との間には圧縮バネ１３が収容されており、ケース５は
圧縮バネ１３の反発力によって分離しないように溝３ｂ
にリング８を嵌入して係止されている。このハウジング
３は圧縮バネ１３の反発力に基づいてケース５に対して
弾性的に支持される。
【００２０】図４は、電源側の接触通電装置と無人搬送
車（受電側）の接触通電装置の接触状態における断面を
示し、ベース部７に固定された２組の電源側接触装置１
４Ａおよび１４Ｂと、絶縁性基板１６に埋設された２組
の受電側接触装置１５Ａおよび１５Ｂを有する。
車（受電側）の接触通電装置の接触状態における断面を
示し、ベース部７に固定された２組の電源側接触装置１
４Ａおよび１４Ｂと、絶縁性基板１６に埋設された２組
の受電側接触装置１５Ａおよび１５Ｂを有する。
【００２１】受電側の接触通電装置１５Ａおよび１５Ｂ
は、絶縁性基板１６にボルト１７によって固定される接
点部材１８Ａおよび１８Ｂと、接点部材１８Ａおよび１
８Ｂにボルト１９によって固定される圧着端子２０Ａお
よび２０Ｂと、絶縁性基板１６をボルト２１Ａおよびナ
ット２１Ｂによって固定する移動ベース２２を有し、接
点部材１８Ａおよび１８Ｂは、図５に示すように、導電
棒１に設けられる接点部材２より広い面積の四角形状を
成しており、絶縁性基板１６に形成された窪みにそれぞ
れ埋設される。
は、絶縁性基板１６にボルト１７によって固定される接
点部材１８Ａおよび１８Ｂと、接点部材１８Ａおよび１
８Ｂにボルト１９によって固定される圧着端子２０Ａお
よび２０Ｂと、絶縁性基板１６をボルト２１Ａおよびナ
ット２１Ｂによって固定する移動ベース２２を有し、接
点部材１８Ａおよび１８Ｂは、図５に示すように、導電
棒１に設けられる接点部材２より広い面積の四角形状を
成しており、絶縁性基板１６に形成された窪みにそれぞ
れ埋設される。
【００２２】上記した接触通電装置において、移動ベー
ス２２に固定された受電側の接触通電装置１５Ａおよび
１５Ｂが電源側のベース部７に対して角度を有してお
り、ベース部７を矢印方向に移動させて電源側の接触通
電装置１４Ａおよび１４Ｂを接触させて充電を行う動作
について説明する。
ス２２に固定された受電側の接触通電装置１５Ａおよび
１５Ｂが電源側のベース部７に対して角度を有してお
り、ベース部７を矢印方向に移動させて電源側の接触通
電装置１４Ａおよび１４Ｂを接触させて充電を行う動作
について説明する。
【００２３】まず、ベース部７の移動に基づいて最初に
接触通電装置１４Ｂが接触通電装置１５Ｂに接触する。
この接点部材１８Ｂとの接触に基づいて導電棒１の鍔部
１ｂが圧縮バネ１２を押し縮めることにより反発力が増
大する。
接触通電装置１４Ｂが接触通電装置１５Ｂに接触する。
この接点部材１８Ｂとの接触に基づいて導電棒１の鍔部
１ｂが圧縮バネ１２を押し縮めることにより反発力が増
大する。
【００２４】この増大した反発力に基づいて、導電棒１
は接点部材１８Ｂの法線方向に押圧力を付与することに
より、導電棒１の先端部に設けられる接点部材２を接点
部材１８Ｂに面的に当接させる。また、ベース部７の移
動に基づいて発生する荷重は、ハウジング３と圧縮バネ
収容部５ｂとの間に収容される圧縮バネ１３によって吸
収されることから、接点部材間の接触状態が良好に維持
される。
は接点部材１８Ｂの法線方向に押圧力を付与することに
より、導電棒１の先端部に設けられる接点部材２を接点
部材１８Ｂに面的に当接させる。また、ベース部７の移
動に基づいて発生する荷重は、ハウジング３と圧縮バネ
収容部５ｂとの間に収容される圧縮バネ１３によって吸
収されることから、接点部材間の接触状態が良好に維持
される。
【００２５】次に、接触通電装置１４Ａが接触通電装置
１５Ａに当接する。この当接においても前述した動作に
基づいて接点部材２と接点部材１８Ｂとが面的に当接す
る。受電側の接続が完了したことを確認して充電を開始
する。
１５Ａに当接する。この当接においても前述した動作に
基づいて接点部材２と接点部材１８Ｂとが面的に当接す
る。受電側の接続が完了したことを確認して充電を開始
する。
【００２６】充電が完了すると、接触通電装置１４Ａお
よび１４Ｂを矢印と逆方向に移動させて接点部材２と接
点部材１８Ｂとを分離する。分離後、ハウジング３に収
容された導電棒１は圧縮バネ１２の反発力に基づいて所
定の位置に配置される。
よび１４Ｂを矢印と逆方向に移動させて接点部材２と接
点部材１８Ｂとを分離する。分離後、ハウジング３に収
容された導電棒１は圧縮バネ１２の反発力に基づいて所
定の位置に配置される。
【００２７】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の接触通電装
置によると、導電棒がガイド部材に弾性部材を介して所
定の方向に付勢されながら支持されることによって被接
続機器の接点部材の姿勢に追従するようにしたため、可
撓導体の癖や撓みがあっても安定した接触状態を得るこ
とができる。
置によると、導電棒がガイド部材に弾性部材を介して所
定の方向に付勢されながら支持されることによって被接
続機器の接点部材の姿勢に追従するようにしたため、可
撓導体の癖や撓みがあっても安定した接触状態を得るこ
とができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における接触通電装
置の電源側接触装置を示す側面図である。
置の電源側接触装置を示す側面図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態における接触通電装
置の電源側接触装置を示す正面図である。
置の電源側接触装置を示す正面図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態における接触通電装
置の電源側接触装置を示す断面図である。
置の電源側接触装置を示す断面図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態における接触通電装
置の電源側接触装置と受電側接触装置の接触状態を示す
説明図である。
置の電源側接触装置と受電側接触装置の接触状態を示す
説明図である。
【図５】本発明の第１の実施の形態における接触通電装
置の受電側接触装置を示す断面図である。
置の受電側接触装置を示す断面図である。
【図６】従来の接触通電装置の電源側接触装置と受電側
接触装置の接触状態を示す説明図である。
接触装置の接触状態を示す説明図である。
【図７】従来の接触通電装置の電源側接触装置を示す説
明図である。
明図である。
【図８】従来の接触通電装置の受電側接触装置を示す説
明図である。
明図である。
１，導電棒 １ａ，軸部 １ｂ，鍔部 ２，接点部材 ３，ハウジング ３ａ，突起部 ３ｂ，溝 ４，蓋 ５，ケース ５ａ，鍔部 ５ｂ，圧縮バネ収容部 ６，ボルト ７，ベース部 ８，リング ９，可撓導体 １０，圧着端子 １１，ネジ １２，圧縮バネ １３，圧縮バネ １４Ａ，接触通電装置（電源側） １４Ｂ，接触通電装置（電源側） １５Ａ，接触通電装置（受電側） １５Ｂ，接触通電装置（受電側） １６，絶縁性基板 １７，ボルト １８Ａ，接点部材 １８Ｂ，接点部材 １９，ボルト ２０Ａ，圧着端子 ２０Ｂ，圧着端子 ２１Ａ，ボルト ２１Ｂ，ナット ２２，移動ベース ２３Ａ，電源側接触装置 ２３Ｂ，電源側接触装置 ２４，導電棒 ２５，接点部材 ２６，球面軸受 ２７，球面ジョイント ２８，シャフト ２８Ａ，ストッパー ２９Ａ，ボルト ２９Ｂ，ナット ３０，蓋 ３１，駆動ベース ３２，有底ガイド筒 ３３，圧縮バネ ３４，リング ３５，スプリングピン ３６，端子導体 ３７，導電性スリーブ ３８，スリーブ部 ３９，可撓導体 ４０Ａ，受電側接触装置 ４０Ｂ，受電側接触装置 ４１，絶縁性基板 ４２Ａ、ナット ４２Ｂ，ナット ４３，接点部材 ４４Ａ，ボルト ４４Ｂ，ナット ４５，移動装置側取り付けベース
Claims (5)
- 【請求項１】 固定系５に弾性部材１３を介して所定の
方向に付勢されながら弾性的に支持される絶縁性のガイ
ド部材３と、前記ガイド部材３の一端から被接続機器の
接続端子１８Ａおよび１８Ｂと接触する端子面２を突出
させた導電棒１と、前記導電棒１に接続されて前記ガイ
ド部材３の内部を貫通する可撓導体９を有する電源端子
１０を備えた接触通電装置において、 前記導電棒１は、前記ガイド部材３に弾性部材１２を介
して前記所定の方向に付勢されながら弾性的に支持され
ることによって前記端子面２が前記被接続機器の接続端
子１８Ａおよび１８Ｂの姿勢に追従するように構成され
たことを特徴とする接触通電装置。 - 【請求項２】 前記導電棒１は、前記弾性部材１２を挿
通される軸部１ａと、前記軸部１ａに挿通された前記弾
性部材１２を受け止める鍔部１ｂを有し、前記ガイド部
材３の内径部に***した突起部３ａと前記鍔部１ｂとの
間に前記弾性部材１２を配置して、前記鍔部１ｂの外径
より小なる開口を有する絶縁性の蓋４を前記ガイド部材
３の端面にネジ固定することにより、前記開口から前記
端子面２を突出させて一体化される構成の請求項第１項
記載の接触通電装置。 - 【請求項３】 前記弾性部材１２は、圧縮バネである構
成の請求項第１項記載の接触通電装置。 - 【請求項４】 前記ガイド部材３は、大径部と小径部を
有する円筒状の外周部を有し、前記固定系５の圧縮バネ
収容部５ｂと前記小径部との間に弾性部材１３を配置し
て、溝３ｂに固定リング８を嵌着することにより、前記
固定系５と一体化される構成の請求項第１項記載の接触
通電装置。 - 【請求項５】 前記弾性部材１３は、圧縮バネである構
成の請求項第１項記載の接触通電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3460297A JPH10234137A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 接触通電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3460297A JPH10234137A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 接触通電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10234137A true JPH10234137A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12418912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3460297A Pending JPH10234137A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 接触通電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10234137A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055624A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-03-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器洗浄機 |
| US9131825B2 (en) | 2005-04-27 | 2015-09-15 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | Dishwashing machine |
| EP3518378A1 (en) * | 2018-01-30 | 2019-07-31 | Smartcart Oy | System for electrical charging of shopping carts equipped with electrical devices |
| JP2021090243A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 株式会社豊田自動織機 | 充電システム |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP3460297A patent/JPH10234137A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055624A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-03-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器洗浄機 |
| JP4598189B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2010-12-15 | ホシザキ電機株式会社 | 食器洗浄機 |
| US9131825B2 (en) | 2005-04-27 | 2015-09-15 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | Dishwashing machine |
| EP3518378A1 (en) * | 2018-01-30 | 2019-07-31 | Smartcart Oy | System for electrical charging of shopping carts equipped with electrical devices |
| JP2021090243A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 株式会社豊田自動織機 | 充電システム |
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