JPH10233032A - 光ヘッド装置及び当該光ヘッド装置を備えた光学式記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド装置及び当該光ヘッド装置を備えた光学式記録再生装置

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JPH10233032A
JPH10233032A JP9054044A JP5404497A JPH10233032A JP H10233032 A JPH10233032 A JP H10233032A JP 9054044 A JP9054044 A JP 9054044A JP 5404497 A JP5404497 A JP 5404497A JP H10233032 A JPH10233032 A JP H10233032A
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JP
Japan
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light
head device
optical head
polarization
light beam
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Application number
JP9054044A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Uno
徹也 宇野
Hayami Hosokawa
速美 細川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームの偏光方向の違いを利用してCDと
DVDのいずれの光ディスクも読み書き可能な光ヘッド
装置を提供する。 【解決手段】 投光部から出射された光ビームLBを環
状の偏光フィルタ10に透過させる。偏光フィルタ10
を透過した光ビームLBのうち、S偏光成分は偏光フィ
ルタ10を透過しP偏光成分は偏光フィルタ10で遮断
されるので、S偏光成分の光は偏光フィルタ10を透過
して開口数の大きな光として対物レンズ6で絞られてD
VDに集光される。また、P偏光成分の光は偏光フィル
タ10を透過して開口数の小さな光として対物レンズ6
で絞られてCDに集光される。DVDで反射した光ビー
ムLBは偏光ビームスプリッタを透過してDVD用の受
光素子7に受光され、CDで反射した光ビームは偏光ビ
ームスプリッタで反射してCD用の受光素子8に受光さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ヘッド装置及び
当該光ヘッド装置を備えた光学式記録再生装置に関す
る。特に、CDやDVDのような異種の光ディスク記録
媒体の記録再生を行なう光ヘッド装置と当該光ヘッド装
置を備えた光学式記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録媒体としては、何種類か
のものが開発されており、典型的なものとしてはDVD
(digital video disk)とCD(compact disk)が知ら
れている。CDとDVDは、同じ厚みを有していてディ
スクの外観は似ているが、CDは厚み1.2mmの樹脂
層の裏面にアルミ蒸着して記録層が形成されているの対
し、DVDでは厚み0.6mmの樹脂層を積層し、その
中間に記録層が形成されている。従って、光ディスク装
置の光ディスクカートリッジにセッティングしたとき、
DVDの記録層はCDの記録層に比べ光ヘッド装置の対
物レンズ近くに位置し、光ビームの集光位置が異なる。
また、DVDは、CDよりもピットが小さいため、DV
D用の光ヘッド装置では、CD用の光ヘッド装置よりも
集光スポットを絞り込む必要がある。
【0003】このようにCDとDVDとでは、微細な構
造が異なっているため、CD用の光ディスク装置とDV
D用の光ディスク装置とは異なり、CD用の光ディスク
装置ではDVDを記録再生することができない。しか
し、商品ニーズを考慮すると、同一の光ディスク装置で
CDもDVDも記録再生できるようにすることが好まし
い。
【0004】そこで、同一の光ディスク装置でCDもD
VDも記録再生できるようにする方法が種々検討されて
いる。例えば、図20(a)(b)に示すものは、対物
レンズ101に対向させて白黒液晶シャッタ102を配
置し、液晶シャッタ102をオン、オフすることによっ
て光ビームLBの開口数(NA)を変化させることでD
VDとCDの両方を読み取れるようにしたものである。
【0005】すなわち、DVDを読み取る場合には、液
晶シャッタ102をオフにして液晶シャッタ102の全
面を光ビームLBが透過するようにする。この場合に
は、光ビームLB全体が液晶シャッタ102を透過し、
開口数の大きな光ビームLBが対物レンズ101で小さ
な光スポットに集光され、小さなスポットに絞られた光
ビームLBがDVDの記録層TDVDに集光される。これ
に対し、CDを読み取る場合には、液晶シャッタ102
をオンにして液晶シャッタ102の外周部102a(斜
線領域)を不透明にし、光ビームLBの周辺光を遮断
し、開口数の小さな光ビームLBを対物レンズ101で
絞ってCDの記録層TCDに集光させる。
【0006】従って、液晶シャッタ102をオフにした
状態では、開口数が大きくなるので、光ビームLBを小
さく絞ることができ、ビームパワーの大きな光スポット
をDVDのピットに集光させることができる。一方、液
晶シャッタ102をオンにした状態では、収差の大きな
周辺光をカットすることができるので、光ビームLBの
中心光をCDのピットに集光させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような光ヘッド装置にあっては、液晶シャッタをオン、
オフすることによって投光ビームの開口数を変化させて
いるので、一般には入手できないような特殊な専用の液
晶パネルを必要とする。また、そのような特殊な液晶パ
ネルを入手できたとしても非常に高価につくという問題
がある。
【0008】また、液晶シャッタを用いているので、液
晶シャッタを駆動するための液晶駆動回路や電源が必要
となり、構成が複雑となると共にコストが高くつくとい
う問題がある。さらに、携帯用光ディスク装置では、液
晶シャッタの電力消費のために、電池寿命も短くなると
いう欠点があった。
【0009】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、DVDとC
Dのような異種の光ディスクの読み取りが可能で、しか
も安価で電力消費も少ない光ヘッド装置及び当該光ヘッ
ド装置を用いた光学式記録再生装置を提供することにあ
る。
【0010】
【発明の開示】請求項1に記載の光ヘッド装置は、光ビ
ームを出射する投光部と、前記投光部から出射された光
ビームを記録媒体に照射する集光素子と、前記投光部か
ら出射されて記録媒体に照射される光ビームのうち、所
定方向に偏光した光を開口数の大きな光束に変換し、異
なる方向に偏光した光を小さな開口数の光束に変換する
開口数制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項1の光ヘッド装置は、光の偏光方向
の違いを利用して開口数制御手段により開口数の大きな
光束と開口数の小さな光束とに分離することができる。
従って、DVD、DVD−Rのような記録媒体には開口
数の大きな光ビームを集光素子で最小限に小さく絞って
記録層に集光させることができる。また、CD、CD−
Rのような記録媒体には、記録媒体の違いによって生じ
る収差の原因である集光素子外周部を通過する光をカッ
トした開口数の小さな光ビームを、読み取り可能な程度
の光スポットに絞って記録層に集光させることができ
る。従って、この光ヘッド装置にあっては、異なる偏光
方向の光をそれぞれ異なる記録媒体の記録層に集光させ
ることができる。
【0012】この光ヘッド装置は、投光部から出射され
る光ビームの偏光方向の違いを利用して複数の記録媒体
に光ビームを集光させているので、液晶シャッタを用い
て複数の記録媒体に集光させる方式と比較すると、液晶
シャッタのような特殊な部品を必要とせず、容易に製作
できるとともにコストを安価にすることができる。しか
も、液晶シャッタのように駆動回路や電源も必要ないの
で、電力消費を小さく抑えることができ、携帯用機器に
用いた場合にはバッテリーを長持ちさせることができ
る。
【0013】請求項2に記載の実施態様は、請求項1記
載の光ヘッド装置において、前記開口数制御手段は、偏
光方向にかかわりなく光ビームを透過させる領域と、そ
の周囲に形成された、所定の偏光方向の光だけを透過さ
せる領域とからなることを特徴としている。
【0014】例えば偏光フィルタ等を用いて周縁部では
所定の偏光方向の光だけを透過させ、中央部では偏光方
向にかかわりなく光ビームを透過させるようにすれば、
所定の偏光方向の光は開口数制御手段の中央部も周縁部
も透過するので、開口数の大きな光束に変換される。こ
れに対し、周縁部を透過しない偏光方向の光は、中央部
だけを透過するので、開口数の小さな光束に変換され
る。
【0015】請求項3に記載の実施態様は、請求項2記
載の光ヘッド装置において、前記開口数制御手段である
偏光フィルタと、前記投光部から出射された光ビームを
受光光学系と同軸化するためのハーフミラーとを備え、
当該偏光フィルタとハーフミラーは一体化されているこ
とを特徴としている。
【0016】この実施態様にあっては、投光部からの光
ビームを受光光学系と同軸化するためのハーフミラー
に、偏光フィルタが一体化されているので、偏光フィル
タを固定する部材を省略することができてコストを安価
にできる。また、ハーフミラーと偏光フィルタの実装手
間も軽減され、アセンブリ性も良好になる。さらに、配
置スペースが小さくなるので、光ヘッド装置を小型化で
きる。
【0017】請求項4に記載の実施態様は、請求項2記
載の光ヘッド装置において、前記開口数制御手段である
偏光フィルタと、前記集光素子であるレンズとを備え、
当該偏光フィルタとレンズは一体化されていることを特
徴としている。
【0018】この実施態様にあっては、偏光フィルタが
集光素子となるレンズに一体化されているので、偏光フ
ィルタを固定する部材を省略することができてコストを
安価にできる。また、レンズと偏光フィルタの実装手間
も軽減され、アセンブリ性も良好になる。さらに、配置
スペースが小さくなるので、光ヘッド装置を小型化でき
る。
【0019】請求項5に記載の実施態様は、請求項2記
載の光ヘッド装置において、前記開口数制御手段の、偏
光方向にかかわりなく光ビームを透過させる領域を通過
した光の光路長と、所定の偏光方向の光だけを透過させ
る領域を通過した光の光路長との差が光の波長の整数倍
となっていることを特徴としている。
【0020】この実施形態にあっては、開口数制御手段
における、光を偏光させる領域を通過した光と、光を偏
光させない領域を通過した光との位相が一致するので、
両領域を通過した光ビームのコヒーレント性が低下せ
ず、記録媒体上における集光スポットの広がりを防止で
きる。
【0021】請求項6に記載の光ヘッド装置は、光ビー
ムを出射する投光部と、前記投光部から出射された光ビ
ームを記録媒体に照射する集光素子と、透過する光の偏
光方向によって屈折率の異なる材料からなる素子とを備
え、前記偏光方向によって屈折率の異なる材料からなる
素子を前記集光素子と記録媒体セット位置との間に配設
したことを特徴としている。
【0022】請求項6に記載の光ヘッド装置は、偏光方
向によって屈折率の異なる材料からなる素子が集光素子
と記録媒体との間に配設されているから、偏光方向によ
って当該素子を通過する際の光路長が異なり、このため
偏光方向の異なる光は異なる点に集光することになる。
従って、当該素子の厚みや屈折率などを適宜調整するこ
とにより、2種の記録媒体の記録層にそれぞれ光ビーム
を集光させることができる。
【0023】この光ヘッド装置も、投光部から出射され
る光ビームの偏光方向の違いを利用して複数の記録媒体
に光ビームを集光させているので、液晶シャッタを用い
て複数の記録媒体に集光させる方式と比較すると、液晶
シャッタのような特殊な部品を必要としないので、容易
に製作できるとともにコストを安価にすることができ
る。しかも、液晶シャッタのように駆動回路や電源も必
要ないので、電力消費を小さく抑えることができ、携帯
用機器に用いた場合にはバッテリーを長持ちさせること
ができる。
【0024】請求項7に記載の実施態様は、請求項1又
は6記載の光ヘッド装置においては、記録媒体で反射し
た光ビームを受光する1又は2以上の受光素子を備え、
当該受光素子は、前記記録媒体の種類に応じて異なる偏
光方向の光を信号光として受光することを特徴としてい
る。
【0025】具体的には、請求項8のように、投光光路
と重ならない受光光路中に偏光分離手段が配置されてい
て、記録媒体で反射した前記2つの偏光方向の光を分離
し、2つの受光素子が、偏光分離手段で分離された各偏
光方向の光を受光するようにしたものである。
【0026】あるいは、請求項9に記載のように、投光
光路と重ならない受光光路中に偏光分離手段が配置され
ていて、記録媒体で反射した前記2つの偏光方向の光の
うち、いずれか一方の偏光方向の光を選択的に透過さ
せ、受光素子が偏光分離手段を透過した偏光方向の光を
受光するようにし、前記偏光分離手段により透過させら
れる光ビームの偏光方向を変更できるようにしたもので
ある。
【0027】あるいは、請求項10に記載のように、前
記投光部から出射される光ビームの偏光方向を回転可能
にしてもよい。
【0028】請求項7〜10に記載の実施形態の光ヘッ
ド装置にあっては、記録媒体の種類に応じて異なる偏光
方向の光がその記録媒体の記録層に集光される。この記
録層で反射された偏光方向の光は、異なる偏光方向の光
を受光する2つの受光素子を有する場合には、いずれか
の受光素子で受光され、記録媒体の記録が読み取られ
る。また、一方の偏光方向の光を受光する受光素子の場
合には、記録媒体の種類に応じて偏光分離手段もしくは
投光部により偏光方向をあらかじめセットしておけば、
その記録媒体の記録が読み取られる。
【0029】請求項11に記載の実施態様は、請求項8
記載の光ヘッド装置において、一方の受光素子のみでフ
ォーカスエラー信号を受光するようにしたことを特徴と
している。
【0030】この実施態様では、いずれの受光素子で信
号光を受光しているかに拘らず、一方の受光素子でフォ
ーカスエラー信号を受光し、フォーカスエラーを検出す
るようにしているので、他方の受光素子はフォーカスエ
ラー検出のための特殊な受光素子を用いる必要がなく、
コストを安価にすることができる。
【0031】請求項12に記載の光学式記録再生装置
は、請求項1ないし11に記載の光ヘッド装置と、光ヘ
ッド装置によって記録媒体から読み取った記録情報を再
生データに変換する手段と、書込データに基づいて光ビ
ームを変調して投光部から記録媒体に照射する手段とを
備えたことを特徴としている。
【0032】この光学式記録再生装置によれば、本発明
の光ヘッド装置を用いているので、液晶シャッタを用い
ることなく、光の偏光方向の違いを利用して読み書きで
きる記録媒体の種類を切り替えることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の一実施形態よる光ヘ
ッド装置1を示す図である。この光ヘッド装置1にあっ
ては、2つの異なる規格の光ディスク記録媒体であるC
DとDVDを読み取り対象としており、半導体レーザー
素子(LD)2から投射される光ビームLBをDVDの
記録層TDVD又はCDの記録層TCDに集光させ、記録層
DVD又はTCDに刻まれた微小なピットからの反射光を
個別の受光素子7,8で受光させるようになっている。
このため、光ビームLBを開口数の大きい偏光成分の光
と開口数の小さい偏光成分の光に分離して個別の受光素
子7,8で受光させるための偏光フィルタ10(開口数
制御手段)及び偏光ビームスプリッタ11(偏光分離手
段)が設けられている。以下、この実施形態を詳細に説
明する。
【0034】この光ヘッド装置1にあっては、光軸(対
物レンズの光軸)3に沿って、光ディスクセッティング
側から順に、投受光兼用の対物レンズ6、偏光フィルタ
10、ハーフミラー5、偏光ビームスプリッタ(PB
S)11が配置されており、ハーフミラー5の側方に半
導体レーザー素子2が配置され、偏光ビームスプリッタ
11の透過側と反射側にそれぞれDVD用の受光素子7
とCD用の受光素子8が配置されている。投光光学系
は、半導体レーザー素子2、偏光フィルタ10および対
物レンズ6からなり、受光光学系は対物レンズ6、偏光
ビームスプリッタ11、DVD用の受光素子7及びCD
用の受光素子8からなる。
【0035】ハーフミラー5は光軸3に対して斜めに配
置され、半導体レーザー素子2はハーフミラー5に向け
て光軸3と垂直な方向から光ビームLBを出射するよう
に配置されており、半導体レーザー素子2から出射され
た光ビームLBは、ハーフミラー5で反射されることに
よって受光光学系と同軸化され、偏光フィルタ10に入
射させられている。
【0036】偏光フィルタ10は、図2に示すように、
環状に形成されており、その外径は光ビームLBの光束
の径よりも大きく、内径は、光ビームLBや対物レンズ
6の径よりも小さくなっている。また、偏光フィルタ1
0は、その偏光面が図1の紙面と平行な方向を向くよう
に配置されている。なお、図2に示した環状の偏光フィ
ルタ10では、中心部には透孔10aが開口されている
が、中心部は例えばガラス板や透明プラスチック板のよ
うな光学的透明体であってもよい。
【0037】ここで、半導体レーザー素子2から出射さ
れる光ビームLBは直線偏光であるため、偏光フィルタ
10に入射する光ビームLBの偏光方向が偏光フィルタ
10の偏光面に対して45度の角度となるように、半導
体レーザー素子2の出射面の角度が調整されている。但
し、光ビームLBの偏光方向は、偏光フィルタ10の偏
光面に対して45度に限るものではなく、偏光フィルタ
10の偏光面に対して平行でなく、垂直でもなければよ
い。
【0038】したがって、光ビームLBが偏光フィルタ
10に入射すると、偏光フィルタ10を透過する光ビー
ムLBの周辺光は、偏光フィルタ10の偏光面と平行な
方向の偏光成分(以下、S偏光成分という)だけが透過
させられる。これに対し、偏光フィルタ10の透孔10
aを透過する光ビームLBの中心光は、S偏光成分もS
偏光成分と直交する方向の偏光成分(以下、P偏光成分
という)も透過する。すなわち、光ビームLBのS偏光
成分は開口数が大きい投光光束をなし、P偏光成分は開
口数が小さい投光光束をなしている。
【0039】対物レンズ6は投受光兼用となっており、
偏光フィルタ10を通過した光ビームLBは対物レンズ
6によって集光される。ここで、対物レンズ6は球面収
差のため、周辺光は中心光よりも近くに集光点を有して
いる。すなわち、光ディスクカートリッジにセッティン
グされたCDの記録層TCDに中心光の集光点が位置し、
光ディスクカートリッジにセッティングされたDVDの
記録層TDVDに周辺光の集光点が位置するよう、対物レ
ンズ6の寸法や半導体レーザー素子2の位置が設計され
ている。
【0040】偏光ビームスプリッタ11は、偏光フィル
タ10の偏光面と平行なS偏光成分の光を透過させ、偏
光フィルタ10の偏光面と垂直なP偏光成分の光を反射
させるような向きにして、光軸3に対して斜めに配置さ
れている。
【0041】DVD用の受光素子7としてはフォトダイ
オード等が用いられており、偏光ビームスプリッタ11
の透過側において、光ビームLBの集光点もしくはその
付近に配置されている。
【0042】CD用の受光素子8もフォトダイオード等
が用いられており、偏光ビームスプリッタ11の反射側
において、光ビームLBの集光点もしくはその付近に配
置されている。
【0043】しかして、半導体レーザー素子2から出射
された光ビームLBは、ハーフミラー5に入射し、ハー
フミラー5で反射された光ビームLBは偏光フィルタ1
0及び対物レンズ6を通過して、DVDの記録層TDVD
又はCDの記録層TCDに集光される。DVDの記録層T
DVD又はCDの記録層TCDで反射した光ビームLBは再
び対物レンズ6及び偏光フィルタ10を通過し、偏光ビ
ームスプリッタ11に入射する。偏光ビームスプリッタ
11では、偏光方向の違いによってS偏光成分の光は偏
光ビームスプリッタ11を透過してDVD用の受光素子
7上に結像される。また、P偏光成分の光は偏光ビーム
スプリッタ11で反射してCD用の受光素子8上に結像
される。
【0044】上記のような構成の光ヘッド装置1によれ
ば、偏光フィルタ10の偏光面と平行なS偏光成分の光
は、投光光学系においては、開口数の大きな光ビームL
BとしてDVDの記録層TDVDの位置に集光され、受光
光学系においては、DVD用信号としてDVD用の受光
素子7により受光される。一方、P偏光成分の光は、D
VDで反射されても偏光ビームスプリッタ11で反射さ
れるので、DVD用の受光素子7には受光されない。よ
って、光ディスクセッティング位置にDVDがセットさ
れていると、開口数の大きな光ビームLBを対物レンズ
6で最小限に小さく絞った微小光スポットをDVDの記
録層TDVDに集光させ、DVDの読み取りを行なうこと
ができる。
【0045】これに対し、偏光フィルタ10の偏光面と
直交するP偏光成分の光は、投光光学系においては、開
口数の小さな光ビームLBとしてCDの記録層TCDの位
置に集光され、受光光学系においては、CD用信号とし
てCD用の受光素子8により受光される。一方、S偏光
成分の光は、CDで反射されても偏光ビームスプリッタ
11を透過するので、CD用の受光素子8には受光され
ない。よって、光ディスクセッティング位置にCDがセ
ットされていると、ディスクの違いによって生じる収差
の原因である対物レンズ6の外周部を通過する光をカッ
トされた開口数の小さな光ビームLBを、対物レンズ6
で読み取り可能な程度の光スポットに絞ってCDの記録
層TCDに集光させ、CDの読み取りを行なうことができ
る。
【0046】よって、光ディスクセッティング位置にセ
ットされているDVDもしくはCDに応じて、いずれの
光ディスクも読み取り可能となる。
【0047】また、偏光ビームスプリッタ透過側の光ビ
ームLB(DVD信号)は、DVD及びCD読取り用の
フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号とし
ても用いられる。このため、半導体レーザー素子2とハ
ーフミラー5の間には、トラッキング信号を発生するた
めの回折格子9を配置し、偏光ビームスプリッタ11と
DVD用の受光素子7との間には、フォーカスエラー検
出用信号を発生させるためのシリンドリカルレンズ4を
配置している。ただし、回折格子9は投光光路中であれ
ば、どこに配置しても差し支えない。さらに、これに対
応して、DVD用の受光素子7は、フォーカスエラー信
号やトラッキングエラー信号を検出するための構造を有
しており、図3に示すように、フォーカスエラー検出用
の4分割受光面12aとやサイドスポット検出用の受光
面12bを備えている。
【0048】しかして、回折格子9から出た0次回折光
(信号光であるメインスポット)を4分割受光面12a
で受光すると共に回折格子9から出た±1次回折光(サ
イドスポット)を受光面12bで受光している。そし
て、サイドスポットが受光面12bから外れたことによ
ってトラッキングエラーを検出している。また、メイン
スポットは、シリンドリカルレンズ4を通過することに
よって焦点位置近傍において光軸方向に沿って光スポッ
ト形状が変化するので、これを4分割受光面12aで検
出することによりフォーカスエラーを検出する。
【0049】このようにCD読み取り時においても、D
VD読み取り時においても、DVD用の受光素子7でト
ラッキングエラーやフォーカスエラーを検出しているの
で、CD用の受光素子8は通常のフォトダイオードのよ
うな安価な受光素子を用いることができ、シリンドリカ
ルレンズ4も1つで済み、光ヘッド装置1のコストを安
価にできる。なお、トラッキングエラーやフォーカスエ
ラーの検出は、CD用の受光素子8で行なってもよい。
【0050】また、光ビームLBのS偏光成分はハーフ
ミラー5を透過した後偏光ビームスプリッタ11をも透
過しており、ハーフミラー5と偏光ビームスプリッタ1
1の両方の収差が加わっているので、フォーカスエラー
信号を検出する際、収差量をかせぐために厚いハーフミ
ラー5を用いる必要がない。従って、光ヘッド装置1の
小型化が可能となる。
【0051】本発明の光ヘッド装置1にあっては、偏光
フィルタ10と偏光ビームスプリッタ11によって開口
数の大きな光束と開口数の小さな光束に分離して異なる
受光素子7,8へ導くようにしているので、液晶シャッ
タを用いた方式のように特殊な白黒液晶シャッタを必要
とせず、液晶シャッタのように駆動回路や駆動用電源も
必要としない。また、環状の偏光フィルタ10は、液晶
シャッタ等に比較して単純な部品であって、市販品を用
いることもできるので、コストが安価になる。
【0052】なお、図1では、偏光フィルタ10は対物
レンズ6とハーフミラー5の間の光軸3上に配置してい
るが、以上の説明からも明らかなように、半導体レーザ
ー素子2とハーフミラー5の間に配置しても差し支えな
い。
【0053】また、半導体レーザー素子2の前にコリメ
ートレンズを配置してコリメート光を偏光フィルタ10
及び対物レンズ6に入射させるようにし、受光素子7,
8の前に集光レンズを配置してコリメート光を受光素子
7,8上に集光させるようにしてもよい。
【0054】また、偏光フィルタ10の中心部は透孔等
が望ましいが、偏光フィルタ10と偏光面の方向が異な
る別な偏光フィルタ10を偏光フィルタ10の中心部に
設けても差し支えない。
【0055】また、例えば対物レンズ形状が原因で、D
VDもしくはCDのフォーカスが不十分となる場合に
は、予めP偏光成分とS偏光成分の最小スポット位置の
ずれを考慮し、フォーカス位置のオフセット量だけ例え
ば対物レンズ6の位置を微調整するフォーカスサーボ機
構を設けてもよい。
【0056】また、フォーカスエラー検出用には、シリ
ンドリカルレンズ4を用いず、ハーフミラーや偏光ビー
ムスプリッタによって発生する収差を利用してもよい。
従って、以下の実施形態では、シリンドリカルレンズは
図示省略する。
【0057】(第2の実施形態)図4は本発明の別な実
施形態による光ヘッド装置20を示す図である。この光
ヘッド装置20にあっては、開口数制御手段として、中
空偏光ビームスプリッタ21が用いられている。また、
トラッキング信号を発生させるための回折格子9は中空
偏光ビームスプリッタ21と対物レンズ6の間に設けら
れている。なお、その他の構成及び作用効果は上記実施
形態と同様であり、同部材には同符号を付している。な
お、この実施形態では、偏光ビームスプリッタ21を透
過する光の偏光方向をS偏光方向とし、それに直交する
方向をP偏光方向という。
【0058】図5は中空偏光ビームスプリッタ21の構
造と、光ビームLBが中空偏光ビームスプリッタ21を
通過する様子とを示す斜視図である。中空偏光ビームス
プリッタ21は、矩形のガラス板22aの表面の中央部
を除く領域に蒸着膜22bを形成したものであって、対
物レンズ6の光軸3に対して斜めに配置されている。従
って、図5に示すように、下方から中空偏光ビームスプ
リッタ21に光ビームLBが入射すると、光ビームLB
の周辺光はS偏光成分が蒸着膜22bを形成されている
領域を透過すると共にP偏光成分が蒸着膜22bを形成
されている領域により光軸3外へ反射される。これに対
し、光ビームLBの中心光は、S偏光成分及びP偏光成
分のいずれも偏光ビームスプリッタ21の蒸着膜22b
が開口22cを透過する。
【0059】従って、この実施形態にあっても、半導体
レーザー素子2から出射され、ハーフミラー5で反射さ
れた光ビームLBのうち、S偏光成分は偏光ビームスプ
リッタ21を透過して開口数の大きな光ビームLBとし
てDVDの記録層TDVDに集光される。これに対し、P
偏光成分は、周辺部分が偏光ビームスプリッタ21によ
って光軸外へ反射されるので、開口数の小さな光ビーム
LBとしてCDの記録層TCDに集光される。
【0060】(第3の実施形態)図6は本発明のさらに
別な実施形態による光ヘッド装置25を示す図である。
この光ヘッド装置25にあっては、偏光分離手段として
ウォラストンプリズム26を用い、このウォラストンプ
リズム26に対向させてDVD用の受光素子7とCD用
の受光素子8を配置している。
【0061】ウォラストンプリズム26は、わずかに異
なる方向へS偏光成分とP偏光成分を分割するので、D
VD用の受光素子7とCD用の受光素子8を接近させて
配置でき、光ヘッド装置25の小型化、並びに、省スペ
ース化が可能となっている。
【0062】(第4の実施形態)図7は本発明のさらに
別な実施形態による光ヘッド装置30を示す図である。
この光ヘッド装置30にあっては、偏光分離手段とし
て、ハーフミラー5と受光素子32の間に検光フィルタ
31を配置している。この受光素子32は、DVD用の
受光素子とCD用の受光素子を兼用している。また、検
光フィルタ31は、S偏光成分を通過させP偏光成分を
遮る角度と、P偏光成分を通過させS偏光成分を遮る角
度とに90゜回転させられるようになっている。なお、
その他の構成及び作用効果は第1の実施形態と同様であ
り、同部材には同符号を付している。
【0063】しかして、光ディスクセッティング位置に
DVDが装着されている場合には、S偏光成分を透過さ
せるように検光フィルタ31の角度をセットする。この
状態では、大きな開口数でDVDの記録層TDVDに集光
され、DVDで反射されたS偏光成分の光が検光フィル
タ31を透過し、受光素子32で受光される。一方、P
偏光成分の光は、DVDで反射されても検光フィルタ3
1で遮られるので、受光素子32で受光されない。
【0064】また、光ディスクセッティング位置にCD
が装着されている場合には、P偏光成分を透過させるよ
うに検光フィルタ31の角度をセットする。この状態で
は、小さな開口数でCDの記録層TCDに集光され、CD
で反射されたP偏光成分の光が検光フィルタ31を透過
し、受光素子32で受光される。一方、S偏光成分の光
は、CDで反射されても検光フィルタ31で遮られるの
で、受光素子32で受光されない。
【0065】この実施形態においては、上記のように検
光フィルタ31を回転させることによってDVD用とC
D用に切り替えることができる。検光フィルタ31は手
動で回転させるようにしてもよく、モータ等のアクチュ
エータにより回転させるようにしてもよい。この実施形
態では、受光素子が1つで済むので、実装時のスペース
効率が高く、コストが安価になる。
【0066】(第5の実施形態)図8は本発明のさらに
別な実施形態による光ヘッド装置35を示す図である。
この光ヘッド装置35にあっては、ランダムな偏光成分
のレーザ光を出射する半導体レーザー素子36が用いら
れており、半導体レーザー素子36とハーフミラー5の
間の光路上には回転偏光フィルタ37が配置されてお
り、この回転偏光フィルタ37は光軸回りに回転可能と
なっている。また、偏光フィルタ10は、S偏光の透過
率が均一になるよう、中心部の透過率を50%程度に落
としてある。
【0067】しかして、光ディスクセッティング位置に
DVDが装着されている場合には、回転偏光フィルタ3
7を透過した偏光が偏光フィルタ10に入射するときS
偏光となるよう、回転偏光フィルタ37の角度をセット
する。この状態では、S偏光成分の光だけが投光され、
偏光フィルタ10を大きな開口数で透過してDVDの記
録層TDVDに集光され、DVDで反射されたS偏光成分
の光が受光素子32で受光される。
【0068】また、光ディスクセッティング位置にCD
が装着されている場合には、回転偏光フィルタ37を透
過した偏光が偏光フィルタ10に入射するときP偏光と
なるよう、回転偏光フィルタ37の角度をセットする。
この状態では、P偏光成分の光だけが投光され、偏光フ
ィルタ10を小さな開口数で透過してCDの記録層TCD
に集光され、CDで反射されたP偏光成分の光が受光素
子32で受光される。
【0069】この実施形態でも、受光素子を1つにでき
るので、光ヘッド装置35をコンパクトにでき、実装時
のスペースを小さくできる。また、コストも安価にでき
る。
【0070】(第6の実施形態)図9は本発明のさらに
別な実施形態による光ヘッド装置38を示す図である。
この光ヘッド装置38にあっては、直線偏光の半導体レ
ーザー素子2が回転可能に実装されている。このよう
に、半導体レーザー素子2を回転できるようにしておけ
ば、半導体レーザー素子2から出射される光ビームLB
の偏光方向を回転させることができるので、回転偏光フ
ィルタ37を用いた第5の実施形態による光ヘッド装置
35と同じ作用効果を、回転偏光フィルタ37を用いる
ことなく、実現できる。よって、一層コストを安価にで
きる。
【0071】(第7の実施形態)図10は本発明のさら
に別な実施形態による光ヘッド装置40を示す図であ
る。この光ヘッド装置40にあっては、図11に示すよ
うに、ハーフミラー5の表面に環状の偏光フィルタ10
を貼り合わせて一体化した複合部品41が用いられてお
り、当該複合部品41は光軸3に対して斜めに配置され
ている。しかして、半導体レーザー素子2から出射され
た光ビームLBが、偏光フィルタ10側から複合部品4
1に入射すると、中心ではS偏光成分の光もP偏光成分
の光もハーフミラーで反射されて対物レンズ6側へ向か
う。これに対し、周辺の光ビームLBは、S偏光だけが
偏光フィルタを透過し、裏面のハーフミラーで反射され
て再び偏光フィルタ21を透過し、S偏光成分の光のみ
が対物レンズ6へ向かう。この結果、S偏光成分の光は
開口数の大きな光束として集光され、P偏光成分の光は
開口数の小さな光束として集光される。
【0072】この実施形態では、ハーフミラー5と偏光
フィルタ10が貼り合わされて一体化されているので、
偏光フィルタ10を固定する部材が不要となり、コスト
が低下し、配置スペースが小さくて済み、光ヘッド装置
を小型化することができる。
【0073】(第8の実施形態)例えば、図1の光ヘッ
ド装置1に用いられている偏光フィルタ10のように中
央部に透孔10aが開口していると、偏光フィルタを通
過した光と透孔を通過した光との間には、位相のずれが
生じる。コヒーレントな光を回折限界まで絞る光学系に
おいては、位相の乱れはスポットの広がりとなるから、
このような位相のずれは光ビームLBをDVDに集光さ
せる際のスポット径の増大を招く。
【0074】この実施形態は、このような問題を解決す
るものであって、偏光フィルタ10を通過する光と透孔
10aを通過する光との光路長の差が光の波長の整数倍
となるようにしている。図12はこのような偏光フィル
タ10の一部分を示す拡大断面図である。この偏光フィ
ルタ10にあっては、その屈折率をn1、厚みをt1、光
ビームLBの波長をλとするとき、 n11−t1=kλ (k:整数) となるように、偏光フィルタ10の屈折率n1もしくは
厚みt1を調整している。この結果、偏光フィルタ10
を通過した光ビームLBと透孔10aを通過した光ビー
ムLBの位相が一致する。
【0075】従って、本実施形態による偏光フィルタ1
0は、光ビームLBのコヒーレント性を低下させること
なく光ビームLBの一部(周辺光)のみを偏光させるこ
とができ、この偏光フィルタ10を光ヘッド装置に搭載
することによって、DVD上における集光スポットの広
がりを防止することができる。
【0076】(第9の実施形態)図13(a)(b)に
示すものは、環状の偏光フィルタ10を通過した光ビー
ムLBと偏光フィルタ10の中心を通過した光ビームL
Bの位相のずれを防止するための別な方法を示す斜視図
及び断面図である。この偏光フィルタ10にあっては、
透孔10a内に屈折率n2の透明部材42を厚さt2で充
填することにより、偏光フィルタ10を通過した光ビー
ムLBと透明部材42を通過した光ビームLBとの光路
長の差が光の波長の整数倍となるようにしている。すな
わち、 n11−n22=kλ (k:整数) となるように透明部材の屈折率n2と厚さt2を調整して
いる。なお、この透明部材42によって偏光フィルタ1
0の透孔10aにおける光の透過率も調整してよい。
【0077】(第10の実施形態)図14に示すもの
は、例えば図1に示したような構造の光ヘッド装置1に
おいて、対物レンズ6と偏光フィルタ10を一体化した
ものである。すなわち、対物レンズ6に設けた脚部6a
に偏光フィルタ10を接着している。このような構造に
すれば、偏光フィルタ10を固定するための部材が不要
となり、組み立てが簡単となる。
【0078】(第11の実施形態)図15は、本発明の
さらに別な実施形態による光ヘッド装置60の構成を示
す斜視図、図16はその作用説明図である。この光ヘッ
ド装置60にあっては、一般的なCDのピックアップに
近い構成である。
【0079】この実施形態にあっては、対物レンズ6の
光軸に沿って対物レンズ6、環状の偏光フィルタ10、
回折格子9、三角プリズム状をしたハーフミラー5、検
光フィルタ61及びCD用の受光素子8が配置されてい
る。検光フィルタ61の偏光面は、偏光フィルタ10の
偏光面と直交する方向に向いている。また、ハーフミラ
ー5は光軸に斜めに配置されており、ハーフミラー5の
横方向には別なハーフミラー62が略45度の角度で配
置されている。ハーフミラー62の背後(透過方向)に
はDVD用の受光素子7が配置され、ハーフミラー62
の横方向には、半導体レーザー素子2が配置されてお
り、DVD用の受光素子7の受光光路と半導体レーザー
素子2の投光光路が同軸化されている。
【0080】しかして、半導体レーザー素子2から出射
された光ビームLBはハーフミラー62で反射してハー
フミラー5に入射する。ハーフミラー5で反射した光ビ
ームLBは、回折格子9と偏光フィルタ10を通過した
後、対物レンズ6によって集光される。このときS偏光
成分の光は開口数の大きな光ビームLBとしてDVDの
記録層TDVDに集光され、P偏光成分の光は開口数の小
さな光ビームLBとしてCDの記録層TCDに集光され
る。DVDもしくはCDで反射した光ビームLBは再び
対物レンズ6、偏光フィルタ10及び回折格子9を透過
してハーフミラー5に入射する。ハーフミラー5で反射
した光ビームLBは、ハーフミラー62を透過してDV
D用の受光素子7に入射する。また、ハーフミラー5を
透過した光ビームLBは、検光フィルタによってP偏光
成分の光だけが透過してCD用の受光素子8で受光され
る。
【0081】なお、DVD用受光素子7とハーフミラー
61の中間にも、S偏光成分の光だけを透過させるため
の偏光フィルタを配置してもよい。
【0082】(第12の実施形態)図17は本発明のさ
らに別な実施形態による光ヘッド装置70を示す図であ
って、対物レンズ6と光ディスクセッティング位置との
間に光路長変換素子71を配置した点を特徴としてい
る。また、この実施形態では、半導体レーザー素子2の
前にコリメートレンズ72を配置し、両受光素子7,8
に対向させて集光レンズ73,74を配置してコリメー
ト光学系としているが、これは作用説明を簡単にするた
めにであって、コリメートレンズ72や集光レンズ7
3,74はなくても差し支えない。
【0083】しかして、半導体レーザー素子2から出射
された光ビームLBは、コリメートレンズ72によって
コリメート光に変換され、コリメートされた光ビームL
Bはハーフミラー5に入射する。ハーフミラー5に入射
した光ビームLBは、ハーフミラー5で反射して対物レ
ンズ6を透過し、光路長変換素子71を通過して前方で
集光される。光路長変換素子71とは、光ビームLBの
偏光方向によって屈折率が異なる材料からなる素子であ
って、このような光学的材料としては、リチウムナイオ
ベイト等がある。この光路長変換素子71の電気的主軸
方向に偏光した直線偏光の方向をS偏光方向とP偏光方
向とし、屈折率の大きな側の直線偏光をS偏光とする
と、光路長変換素子71のS偏光成分に対する屈折率n
SとP偏光成分に対する屈折率nPの違い(nS>nP)に
より、S偏光成分の光はDVDの記録層TDVDに集光さ
れると共にP偏光成分の光はCDの記録層TCDに集光さ
れる。
【0084】このように投光系の光路中に偏光方向によ
って屈折率の異なる材料からなる光路長変換素子71を
挿入すると、光路長の違いによって偏光方向によって収
差量が異なったものとなり、DVDの記録層TDVDとC
Dの記録層TCDにいずれにも、最も小さく絞った光スポ
ットを照射することができる。
【0085】DVDの記録層TDVDで反射されたS偏光
成分の光は、偏光ビームスプリッタ11を透過してDV
D用の受光素子7に受光され、CDの記録層TCDで反射
されたP偏光成分の光は偏光ビームスプリッタ11で反
射されてCD用の受光素子8に受光される。
【0086】図18(a)は上記光路長変換素子71
が、S偏光成分の光をDVDの記録層TDVDに集光する
作用を説明する図、図18(b)はP偏光成分の光をC
Dの記録層TCDに集光する作用を説明する図である。い
ま、光路長変換素子71のS偏光成分に対する屈折率を
S、P偏光成分に対する屈折率をnP、厚みをdとす
る。また、対物レンズ6の焦点距離をF、対物レンズ6
からDVDの記録層TDVDまでの距離をLDVD、CDの記
録層TCDまでの距離をLCDとする。また、樹脂層表面か
らDVDの記録層TDVDまでの深さをdDVD(=0.6m
m)、樹脂層表面からCDの記録層TCDまでの深さをd
CD(=1.2mm)、DVD及びCDの樹脂層の屈折率
をn0とする。このとき、 F=LDVD+(nS−1)d+(n0−1)dDVD … F=LCD+(nP−1)d+(n0−1)dCD … の関係を満たすように光学系を設計してあれば、S偏光
成分の光はDVDの記録層TDVDに集光され、P偏光成
分の光はCDの記録層TCDに集光される。上記式及び
式からは、 LCD−LDVD( =1.2mm)=(nS−nP)d+(n0
−1)(dDVD−dCD) が得られるから、このような光学系を実現するには、 d=[(LCD−LDVD)−(n0−1)(dDVD−dCD)]/(nS−nP) … で表わされる厚みdの光路長変換素子を用いればよいこ
とが分かる。さらに、 LCD−LDVD=dCD−dDVD であるから、上記式は、次のように表わされる。 d=n0(dCD−dDVD)/(nS−nP
【0087】しかして、この光ヘッド装置70によれ
ば、光ディスクセット位置にDVDがセットされると、
DVD用の受光素子7によってDVDを読み取ることが
でき、CDがセットされると、CD用の受光素子8によ
ってCDを読み取ることができる。あるいは、いずれか
一方の光ディスクのみを読み取り可能なように切り替え
るためには、例えば半導体レーザー素子2の前に偏光フ
ィルタを90度回転可能に設け、偏光フィルタを回転さ
せてS偏光またはP偏光の光を出射させることにより、
DVD用とCD用とに切り替えられるようにしてもよ
い。
【0088】(第13の実施形態)図19は本発明にか
かる光ヘッド装置を用いた光学式記録再生装置80の概
略構成を示す図であって、例えばパーソナルコンピュー
タ用の仕様となっている。光ヘッド装置81としては、
例えば図1に示したのと同じものを示しているが、この
ような光ヘッド装置に限るものではない。
【0089】この光学式記録再生装置80にあっては、
DVDやCD等の光ディスクは、光ディスクを所定位置
に位置決めして保持し、一定の回転速度で回転させるた
めのセッター82にセッティングされるようになってい
る。CDをセッター82にセッティングし、電源をオン
にすると、セッター駆動回路83によってセッター82
が一定速度で回転させられ、セッター82と共にDVD
又はCDが回転する。
【0090】この状態で、制御回路84に再生コマンド
が入力されると、半導体レーザー素子駆動回路85が半
導体レーザー素子2をパルス発光させてDVD又はCD
に光ビームLBを照射し、DVD又はCDで反射した光
ビームLBをDVD用又はCD用の受光素子7,8で受
光する。光ディスクがDVDである場合には、DVD用
の受光素子7で受光されるので、DVD用の受光素子7
から出力された光電流がDVD読取回路86に送られ、
DVD読取回路86からは所定形式の再生データが出力
される。同様に、光ディスクがCDである場合には、C
D用の受光素子8で受光されるので、CD用の受光素子
8から出力された光電流がCD読取回路87に送られ、
CD読取回路87からは所定形式の再生データが出力さ
れる。
【0091】また、制御回路84に書込コマンドが入力
されると、半導体レーザー素子駆動回路85は半導体レ
ーザー素子2を駆動して書込用に出力アップされた光ビ
ームLBを出射する。一方、書込用回路88が書込デー
タを受信すると、書込用回路88は、半導体レーザー素
子駆動回路85を介して、書込データに応じて半導体レ
ーザー素子2から出力される光ビームLBを変調発光さ
せ、変調発光された光ビームLBをDVD又はCDに照
射し、DVD又はCDに書込データを記録する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光ヘッド装置を示す
図である。
【図2】(a)は同上の偏光フィルタの平面図であり、
(b)はその断面図である。
【図3】DVD用の受光素子の構造を示す図である。
【図4】本発明の別な実施形態による光ヘッド装置を示
す図である。
【図5】光ビームが中空偏光ビームスプリッタを通過す
る際の光学的作用を説明する図である。
【図6】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド装
置を示す図である。
【図7】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド装
置を示す図である。
【図8】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド装
置を示す図である。
【図9】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド装
置を示す図である。
【図10】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド
装置を示す図である。
【図11】本発明のさらに別な実施形態であって、ハー
フミラーに貼り合わされた偏光フィルタにより光ビーム
が受ける光学的作用を説明する図である。
【図12】本発明のさらに別な実施形態であって、偏光
フィルタを通過する光ビームと中央の透孔を通過する光
ビームの位相を示す図である。
【図13】本発明のさらに別な実施形態であって、
(a)は中央の孔に透明部材を充填された偏光フィルタ
を示す斜視図であり、(b)は偏光フィルタを通過する
光ビームと透孔内の透明部材を通過する光ビームの位相
を示す図である。
【図14】本発明のさらに別な実施形態であって、対物
レンズと一体化された偏光フィルタを示す図である。
【図15】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド
装置の構成を示す斜視図である。
【図16】同上の光ヘッド装置の作用説明図である。
【図17】本発明のさらに別な実施形態による光ヘッド
装置の構成を示す図である。
【図18】(a)(b)は同上の光ヘッド装置におい
て、光路長変換素子が光デイスク記録媒体の種類に応じ
て光ビームの集光位置を変化させる様子を説明する図で
ある。
【図19】本発明のさらに別な実施形態による光学式記
録再生装置の構成を示す図である。
【図20】(a)(b)は従来例による光ディスク装置
の原理説明図である。
【符号の説明】
2,36 半導体レーザー素子 3 対物レンズの光軸 5 ハーフミラー 6 対物レンズ 7 DVD用の受光素子 8 CD用の受光素子 10 偏光フィルタ 11 偏光ビームスプリッタ 21 中空偏光ビームスプリッタ 26 ウォラストンプリズム 71 光路長変換素子 LB 光ビーム TDVD DVDの記録層 TCD CDの記録層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する投光部と、 前記投光部から出射された光ビームを記録媒体に照射す
    る集光素子と、 前記投光部から出射されて記録媒体に照射される光ビー
    ムのうち、所定方向に偏光した光を開口数の大きな光束
    に変換し、異なる方向に偏光した光を小さな開口数の光
    束に変換する開口数制御手段と、を備えたことを特徴と
    する光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記開口数制御手段は、偏光方向にかか
    わりなく光ビームを透過させる領域と、その周囲に形成
    された、所定の偏光方向の光だけを透過させる領域とか
    らなることを特徴とする、請求項1に記載の光ヘッド装
    置。
  3. 【請求項3】 前記開口数制御手段である偏光フィルタ
    と、前記投光部から出射された光ビームを受光光学系と
    同軸化するためのハーフミラーとを備え、 当該偏光フィルタとハーフミラーは一体化されているこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 前記開口数制御手段である偏光フィルタ
    と、前記集光素子であるレンズとを備え、 当該偏光フィルタとレンズは一体化されていることを特
    徴とする、請求項2に記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 前記開口数制御手段の、偏光方向にかか
    わりなく光ビームを透過させる領域を通過した光の光路
    長と、所定の偏光方向の光だけを透過させる領域を通過
    した光の光路長との差が光の波長の整数倍となっている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の光ヘッド装置。
  6. 【請求項6】 光ビームを出射する投光部と、前記投光
    部から出射された光ビームを記録媒体に照射する集光素
    子と、透過する光の偏光方向によって屈折率の異なる材
    料からなる素子とを備え、 前記偏光方向によって屈折率の異なる材料からなる素子
    を前記集光素子と記録媒体セット位置との間に配設した
    ことを特徴とする光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体で反射した光ビームを受光する
    1又は2以上の受光素子を備え、当該受光素子は、前記
    記録媒体の種類に応じて異なる偏光方向の直線偏光を信
    号光として受光することを特徴とする、請求項1又は6
    に記載の光ヘッド装置。
  8. 【請求項8】 投光光路と重ならない受光光路中に配置
    され、記録媒体で反射した前記2つの偏光方向の光を分
    離する偏光分離手段と、 前記偏光分離手段で分離された各偏光方向の光を受光す
    る2つの受光素子と、を備えたことを特徴とする、請求
    項7に記載の光ヘッド装置。
  9. 【請求項9】 投光光路と重ならない受光光路中に配置
    され、記録媒体で反射した前記2つの偏光方向の光のう
    ちいずれか一方の偏光方向の光を選択的に透過させる偏
    光分離手段と、前記偏光分離手段を透過した偏光方向の
    光を受光する受光素子とを備え、 前記偏光分離手段により透過させられる光ビームの偏光
    方向を変更できるようにしたことを特徴とする、請求項
    7に記載の光ヘッド装置。
  10. 【請求項10】 前記投光部から出射される光ビームの
    偏光方向を回転可能にしたことを特徴とする、請求項7
    に記載の光ヘッド装置。
  11. 【請求項11】 一方の受光素子のみでフォーカスエラ
    ー信号を受光するようにしたことを特徴とする、請求項
    8に記載の光ヘッド装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11に記載の光ヘッド
    装置と、 光ヘッド装置によって記録媒体から読み取った記録情報
    を再生データに変換する手段と、 書込データに基づいて光ビームを変調して投光部から記
    録媒体に照射する手段と、を備えた光学式記録再生装
    置。
JP9054044A 1997-02-20 1997-02-20 光ヘッド装置及び当該光ヘッド装置を備えた光学式記録再生装置 Pending JPH10233032A (ja)

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