JPH10231582A - パネル構造 - Google Patents

パネル構造

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Publication number
JPH10231582A
JPH10231582A JP9051154A JP5115497A JPH10231582A JP H10231582 A JPH10231582 A JP H10231582A JP 9051154 A JP9051154 A JP 9051154A JP 5115497 A JP5115497 A JP 5115497A JP H10231582 A JPH10231582 A JP H10231582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
decorative plate
frame
decorative
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9051154A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Tagai
元行 田貝
Sachiko Kikuta
祥子 菊田
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cleanup Corp
Original Assignee
Cleanup Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Cleanup Corp filed Critical Cleanup Corp
Priority to JP9051154A priority Critical patent/JPH10231582A/ja
Publication of JPH10231582A publication Critical patent/JPH10231582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工業化住宅の各部屋を画成したり、室内の一
画を仕切るためのパネルの構造に関するもので、特にキ
ッチンルームを構成するのに好適なものである。 【構成】 縦長方形状のフレーム10の片面には、室内
壁となる化粧あるいは防水処理を施した化粧板12もし
くは下地板を添着し、フレーム10の他面には室内壁と
なる化粧板13を取り外し自在に保持したパネル構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工業化住宅の各
部屋を画成したり、室内の一画を仕切るためのパネルの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パネルを間仕切建具として住
宅の各部屋を構成する考えがあった。例えば特開平7−
42277号公報には、天井の下面と床に木製のレール
を装着し、このレールを挟むように仮固定手段によって
パネルの半体を仮固定し、立設した状態を保ちながらも
う一方にパネルの半体を被せ、最後に表面から釘を打ち
固定する手段が示されている。
【0003】しかし、この従来例においては次の問題を
有していた。 (1)2枚のパネルの本固定をいずれも釘で行うため、
作業が軽減しない。 (2)本固定の後、パネルの両面もしくは片面に壁紙を
貼ったり、塗装を行うなどの仕上げ工程が必要であり省
力化にならない。 (3)天井および床にレールの装着工事が必要となるた
め、工事の省力化にならない。 (4)最終的にはパネルの両面を固定的に塞ぐ工法であ
るため、パネル内への電気配線工事などが終了するま
で、他の一方のパネルを完全に固定することができず、
工事手順が悪い。 (5)施工後の修理には、パネルの釘抜きが必要であり
大きな工事となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来パネルの構造における問題点に鑑み行ったもので、釘
打ちや、内装の仕上げ工事を必要とせず、施工が簡単で
且つ工事手順がよく、さらに修理や追加工事が容易なパ
ネル構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るパ
ネルの構造は、縦長方形状のフレームの片面には、室内
壁となる化粧あるいは防水処理を施した化粧板もしくは
下地板を添着し、フレームの他面には室内壁となる化粧
板を取り外し自在に保持したことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のパネル
の構造であって、取り外し自在な化粧板が左右方向にス
ライドさせ取り外し自在としたものである。請求項3の
発明は、請求項1又は請求項2記載のパネルの構造であ
って、フレームに補強桟を渡し、この補強桟と取り外し
自在とする化粧板の背面の、一方には受け具を他方には
受け具に嵌り込む連結具を夫々設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に示す発明の実施の形態
に即して説明する。この発明に係るパネルPは、基本的
には方形状のフレーム10に適宜補強桟11を渡し、片
面には室内壁となる化粧板12もしくは下地板(合板、
ファイバーボード、石膏ボード、ケイ酸カルシウム板
等)を添着し、フレーム10の他面には化粧を施して室
内壁となるようにした化粧板13を取り外し自在とする
ようにしたものである。フレーム10の片面に添着する
化粧板12は、室内壁として必要な壁紙を貼ったり、タ
イルやステンレス鋼板を貼ることによって不燃防水処理
をしたり、塗装をしたりといった仕上げを予め施してあ
る。また、使用状態で隠蔽されて化粧が不要な場合は合
板、ファイバーボード、石膏ボード、ケイ酸カルシウム
板等のいわゆる下地板のままとする。更に、部分的に下
地板が露出する場合には、露出する部分にタイル、不燃
板、壁紙などを貼る処理をする場合もある。
【0008】取り外し自在にする構成としては、図示の
例では補強桟11及び化粧板13の対応位置に、夫々受
け具20及び連結具21をビス22にて取り付けてお
き、受け具20及び連結具21をスライドさせて嵌め合
わせることによりフレーム10の両面に、片面には固定
された化粧板12が、他面には取り外し自在な化粧板1
3にて覆われることになる。受け具20及び連結具21
を左右方向にスライドさせて嵌め合わされるようにする
と、パネルPが天井に近い高さであっても化粧板13に
て天井を損傷することがない。しかし、パネルPの頂部
と天井の隙間が開いている場合には、図示しないが、フ
レーム10に縦方向の溝穴を設け、化粧板13の背面に
フレーム10の溝に入り込み掛止される鉤片を設けるこ
とにより取り外し自在としたり、あるいは、前述の受け
具20と連結具21にて縦方向にスライドさせて嵌め合
わせるようにすることもできる。
【0009】図示の例では化粧板13は肉薄な化粧板1
3としてあるが、フレーム10と同形なフレーム10に
補強桟11を渡し、片面に化粧板13を取り付けたもの
とし、夫々の補強桟11に受け具20及び連結具21を
設けるようにして一方を取り外し自在とすることもでき
る。この場合は、全体としてのパネルPは肉厚となり遮
音、断熱性能において優れることになり間仕切壁として
好適である。いずれにしても取り外し自在な化粧板13
は建築現場で大掛かりな化粧工事がいらないように、形
状、意匠の仕上げがなされたものとしている。
【0010】このような構成からなるパネルPは図示し
ないが、上下のフレームに貫通穴を設けておき、化粧板
13を取り付けていない状態で天井スラブ、コンクリー
ト床にボルトなどにて固定でき、建築間仕切として極め
て強固に固定できることになる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上のような構成からなるも
ので、パネルの両面を、室内壁に必要な化粧板、下地板
とするため、例えばキッチン背面のタイル工事や不燃工
事が不要となる。また、フレームの片面の化粧板を取り
外し自在としたので、簡単に両面に化粧板を備えたパネ
ル等を得ることができ、取り付け後の取り外しも大掛か
りになることなく、交換補修が容易となるのである。特
に、キッチンルームを構成する間仕切りパネルとして採
用すると、パネルによるルーム全体の形成工事が終了し
た後にパネル内部に配線することが可能となるため工事
の進行手順が良くなり、またメインテナンスも大掛かり
になることがないのである。
【0012】取り外し自在な化粧板が左右方向にスライ
ドさせて取り外し自在とすると、パネルが天井に近接す
る高さであっても床、天井にぶつかったり傷つけたりす
ることなく簡単に取り外し可能となるのである。フレー
ムに補強桟を渡して、取り外し自在とする化粧板の背面
の、一方には受け具を、他方には受け具に嵌り込む連結
具を夫々設けるようにすると、予めこれらを取り付けて
搬入すれば現場での組み付け作業が極めて単純になり、
パネル内への配線が遅れても仮止めして組み付けること
もできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパネルの連結状態の要部断面図
である。
【図2】この発明に係るパネルの化粧板を取り付ける前
の背面図である。
【図3】受け具及び連結具の斜視図である。
【符号の説明】
P パネル 10 フレーム 11 補強桟 12 化粧板 13 化粧板 20 受け具 21 連結具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長方形状のフレームの片面には、室内
    壁となる化粧あるいは不燃、防水処理を施した化粧板も
    しくは下地板を添着し、フレームの他面には室内壁とな
    る化粧板を取り外し自在に保持したことを特徴とするパ
    ネルの構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパネルの構造であって、
    取り外し自在な化粧板が左右方向にスライドさせて取り
    外し自在としたことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のパネルの構
    造であって、フレームに補強桟を渡し、この補強桟と取
    り外し自在とする化粧板の背面の、一方には受け具を他
    方には受け具に嵌り込む連結具を夫々設けたことを特徴
    とするもの。
JP9051154A 1997-02-20 1997-02-20 パネル構造 Pending JPH10231582A (ja)

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JP9051154A JPH10231582A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 パネル構造

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JP9051154A JPH10231582A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 パネル構造

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JPH10231582A true JPH10231582A (ja) 1998-09-02

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ID=12878916

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JP9051154A Pending JPH10231582A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 パネル構造

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