JPH10226927A - ドラフト装置のトップローラに負荷するスライバのための練条機の装置 - Google Patents

ドラフト装置のトップローラに負荷するスライバのための練条機の装置

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JPH10226927A
JPH10226927A JP10025960A JP2596098A JPH10226927A JP H10226927 A JPH10226927 A JP H10226927A JP 10025960 A JP10025960 A JP 10025960A JP 2596098 A JP2596098 A JP 2596098A JP H10226927 A JPH10226927 A JP H10226927A
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JP
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roller
top roller
pneumatic cylinder
pressure
pressure arm
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JP10025960A
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English (en)
Inventor
Mario Roeder
ローデル マリオ
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Truetzschler GmbH and Co KG
Original Assignee
Truetzschler GmbH and Co KG
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/46Loading arrangements
    • D01H5/52Loading arrangements using fluid pressure
    • D01H5/525Loading arrangements using fluid pressure for top roller arms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はドラフト装置のトップローラに負荷
するスライバのための練条機の装置に関し、簡単かつ迅
速にボトムローラを大きく露出させ、トップローラを簡
単かつ迅速に取り外したり取り付けたりできることを目
的とする。 【解決手段】 運転中には加圧アーム内の空気圧で負荷
された加圧部材によってトップローラ4′がボトムロー
ラIIIに押し付けられるようになっており、往復運動可
能な部材、たとえばプランジャ19を備えた少なくとも
1つの空気圧シリンダが存在しており、運転を停止する
と前記トップローラが前記ボトムローラから取り外せ
る。ボトムローラを簡単かつ迅速に十分に露出させ、ト
ップローラを簡単かつ迅速に取り外したり取り付けたり
できるように、空気圧シリンダの可動部材に少なくとも
1つの調節可能な連行部材26が付属しており、この連
行部材がトップローラと係合または解離可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラフト装置のトッ
プローラに負荷するスライバのための練条機の装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】相前後して配置されたボトムローラとト
ップローラとのローラ対からなるドラフト装置のトップ
ローラに負荷するスライバのための練条機の装置であっ
て、運転中は加圧アーム内の負荷された加圧部材によっ
てトップローラがボトムローラに押し付けられるように
なっており、往復運動可能な部材、たとえばプランジャ
を備えた少なくとも1つの加圧部材、たとえば空気圧シ
リンダが存在しており、運転を停止すると前記トップロ
ーラが前記ボトムローラから取り外せる形式のものは公
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】運転中はドラフト装置
において加圧アームが閉じており、加圧部材がトップロ
ーラをドラフト装置の付属のボトムローラに押し付け
る。特に比較的長時間、練条機を運転しないときは、加
圧アームを開いて、トップローラの負荷を取り除く、そ
うすることによってローラ(真円度)とその弾性被覆が
変形に対して保護されている。公知の装置では、加圧ア
ームは人手で開放旋回させられ、トップローラはボトム
ローラ上に定置されたままになっている。たとえばトッ
プローラに繊維が巻き付くなどの運転異常が生じたら、
トップローラを人手でホルダから簡単に重力に抗して持
ち上げて、巻付きを取り除いた後に直ちに再びはめ込む
が、これは唯一のローラに対しては合理的である。スラ
イバの挿入(バッチ交換)、練条機の清掃、組立および
分解、または加圧ロッドの調整、またはボトムローラに
巻き付いた場合はすべてのトップローラを取り外さなけ
ればならない。特に比較的多数のトップローラを人手で
取り外すことは時間と手間がかかる。さらに、トップロ
ーラを収納するための専用の場所が必要であることが不
都合である。しかも不注意に収納すると敏感なトップロ
ーラ(被覆)が破損する恐れがある。
【0004】これに対し、本発明の課題は、上記の短所
を回避して、特に簡単かつ迅速にボトムローラを大きく
露出させ、トップローラを簡単かつ迅速に取り外したり
取り付けたりできる、冒頭に記載した種類の装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の装置は、前記加圧部材、たとえば空気圧シリ
ンダの可動部材に少なくとも1つの調節可能な連行部材
が付属しており、該連行部材がトップローラと係合およ
び解離可能であり、前記加圧アームがトップローラを伴
い、および伴わずに開放旋回および閉鎖旋回できるよう
に配置されているようにした。
【0006】空気圧シリンダの可動部材に調節可能な連
行部材が付属していることによって、トップローラを空
気圧シリンダによってホルダから取り出し、次いで加圧
アームと一緒に外方旋回させることができる。そうする
ことによって、トップローラに負荷するための加圧部材
は、連動して同時にトップローラを持ち上げるのに用い
られている。機械が停止すると、トップローラを持ち上
げることによって自動的に負荷が除去される。次いで外
方旋回する際にトップローラは加圧アームに着いている
ので、取り外したトップローラを収納するための専用の
場所は必要なく、不適切に収納した場合の破損が確実に
避けられる。連行部材がトップローラと係合しないまま
でいることもできるので、加圧アームの開放旋回はトッ
プローラを伴わずに行われて、トップローラはホルダ内
にとどまっている。このようにすることによっても、加
圧アームの外方旋回によってトップローラ負荷が除去さ
れる。トップローラに巻付きが生じた場合は、トップロ
ーラを人手でホルダから持ち上げることができ、巻付き
を取り除いた後に直ちに、トップローラのための固定部
材を操作する必要なしに、再び取り付けることができ
る。
【0007】各々のトップローラに1つの門形加圧アー
ムが付属していることが合理的である。各々のトップロ
ーラに2つの空気圧シリンダが付属していることが好都
合である。空気圧シリンダのプランジャに1つの調節可
能な連行レバーなどが付属していることが有利である。
連行レバーが一方の端部でピボットに回転可能に支承さ
れていることが得策である。連行レバーがトップローラ
に付属する開口部と係合できることが合理的である。空
気圧シリンダのプランジャが戻るときに連行レバーおよ
びトップローラを持ち上げることができる点が好都合で
ある。連行ボルトに調節部材が付属していることが有利
である。少なくとも3つの操作状態(空気経路)を有す
る空気圧弁装置が設けられていることが合理的である。
各々の空気圧シリンダに2つの5/2方向制御弁が付属
していることが好都合である。各々の空気圧シリンダに
1つの5/3方向制御弁が付属していることが得策であ
る。各々の空気圧シリンダに2つの3/2方向制御弁が
付属していることが有利である。各々のトップローラの
荷重が圧力調節器によって個別に調節可能であることが
合理的である。加圧アームに調節可能な旋回部材が付属
していることが好都合である。加圧アームがピボットを
中心に旋回可能であることが有利である。連行部材のた
めの空気圧シリンダを作動させるために、操作部材、た
とえばキーボタンが設けられていることが得策である。
操作部材が電子制御調節装置と連結していることが合理
的である。調節可能な位置が制御調節装置内で設定可能
であることが好都合である。制御調節装置が少なくとも
1つの磁気コイルと少なくとも1つの空気圧弁を通して
空気圧シリンダと連結していることが有利である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に従い、たとえばトゥリ
ュッチュラー社の練条機HSのドラフト装置は、4オー
バ3方式ドラフト装置として設計されている。すなわ
ち、ドラフト装置は3つのボトムローラI,II, III
(ボトムフロントローラI、ボトムミドルローラII、ボ
トムバックローラIII )と、4つのトップローラ1,
2,3,4からなる。ドラフト装置において、幾つかの
スライバからなる重合スライバ5のドラフトが行われ
る。ドラフトはブレークドラフトとメインドラフトから
なる。ローラ対4/III と3/IIはブレークドラフト領
域を形成し、ローラ対3/IIと1,2/Iはメインドラ
フト領域を形成する。
【0009】ボトムフロントローラIは(図示されな
い)メインモータによって駆動され、それによって供給
速度を規定する。ボトムバックローラIII とボトムミド
ルローラIIは、(図示されない)変速モータによって駆
動される。トップローラ1〜4は、ピボット軸受10を
中心に矢印A,Bの方向に旋回可能な加圧アーム11
a,11b(11aのみ示されている)内の加圧部材6
〜9(負荷装置)によってボトムローラI,II,III に
押し付けられて、摩擦係合によって駆動力を得る。ロー
ラI,II,III ,1,2,3,4の回転方向は、湾曲し
た矢印で示されている。幾つかのスライバからなる重合
スライバ5は、C方向に進む。ボトムローラI,II,II
I は、機枠35に配置されたダイス13(図2、図3参
照)に支承されている。各々2つの加圧アーム(旋回腕
木)(図1では11aのみ示されている)は、トップロ
ーラ(加圧ローラ)1,2,3もしくは4を受容するた
めの加圧ローラホルダ14(図2には1つだけ示されて
いる)を移動可能に保持する働きをする。
【0010】図2、図3に従い、加圧ローラホルダ14
は、上部部分15と下部部分16からなる。上部部分1
5は、シリンダ中空部17を有するシリンダユニットを
形成している。シリンダ中空部17内では、プランジャ
19によってピストン18がスライドブシュ20内で案
内されている。プランジャ19はスライドブシュ21内
で案内されている。スライドブシュ21それ自体は下部
部分16に配置されている。加圧ローラ4のローラジャ
ーナル4aは、ホルダ軸24a内の開口部を貫通して軸
受22内に入っている。加圧ローラ4を保持している軸
受22は、加圧ホルダ14とボトムローラIII のローラ
ジャーナルとの間の空間23内に延びている。
【0011】膜25は、シリンダ中空部17を圧力上で
分割している。シリンダ中空部17の上部部分内に圧力
を作るために、圧縮空気接続口によりシリンダ中空部1
7の上部部分圧縮空気を装入できる。シリンダ中空部1
7の下部部分は排気口を通して排気される。シリンダ中
空部17の上部部分は対応して排気でき、シリンダ中空
部17の下部部分は圧縮空気を装入できる。
【0012】運転において、重合スライバ5がボトムロ
ーラI,II,III によって案内された後、加圧アーム1
1a(および図示されていない加圧アーム11bも)は
図1に示された作業位置に旋回させられて固定されるの
で、加圧ローラ1,2,3,4は重合スライバ5をボト
ムローラI,II,III に押圧することができる。この押
圧は、一方ではプランジャ19a〜19dがそれぞれ対
応する軸受22a〜2dに載っていることによって起こ
り、他方では膜25の上方の中空部が過圧状態に置かれ
たことによって起こる。そうすることによってプランジ
ャ19は他方の端部で軸受22を押し付けて、トップロ
ーラ4とボトムローラ(駆動ローラ)III との間で上記
の押圧を作る。プランジャ19は矢印D,Eの方向に摺
動できる。
【0013】プランジャ19には、矢印F,Gの方向に
摺動する摺動ボルト26が連行部材として90°の角度
で付属している。摺動ボルト26は長穴27を有してい
て、プランジャ19内に固定されたねじ28などがこの
長穴27を貫通している。この摺動ボルト26はその一
方の端部で軸受ケーシング29に支承されている。軸受
ケーシング29内には摺動ボルト26の往復運動のため
の(図示されない)駆動装置が存在している。軸受ケー
シング29は矢印H,Iの方向に摺動可能である。保持
プレート24aは摺動ボルト26の高さに連続した開口
部30を有している。摺動ボルト26は矢印Gの方向に
移動することにより、形状係合的に開口部30内に入る
か、開口部30を貫通する。
【0014】トップローラ(1,2,3,4)またはボ
トムローラ(I,II,III )に巻付き31が生じたら、
対応するトップローラ4を向き合うボトムローラIII か
らプランジャ19の抵抗に抗してD方向で位置4′(図
3)にずらすと、軸受22、それと一緒にプランジャ1
9もD方向にずれる。そうすることによって、同時に繊
維巻付きを監視する(図示されない)装置が操作され
る。
【0015】図4に従い、加圧アーム12aが内方旋回
していて、空気圧加圧部材9のプランジャ19が軸受2
2を押し付ける。摺動ボルト26は保持プレート24a
から解離している。加圧アーム12aは、ダイス13を
介して機枠35に固定されたピボット32を中心にして
矢印K,Lの方向へ回転できる。図5に従い、加圧アー
ムは矢印Kの方向に外方旋回している。摺動ボルト26
が保持プレート24aから解離しているので、トップロ
ーラ4は所定の位置にとどまっている。図6に従い、摺
動ボルト26は矢印Gの方向にずれていて、保持プレー
ト24内の開口部30を貫通している。次いで、プラン
ジャ19は矢印Eの方向にずれる。摺動ボルト26はね
じ28によってプランジャ19に接続されているので
(図2、図3)、それによって摺動プレート24aはト
ップローラ4と一緒にやはりE方向にプランジャ19と
等しい量だけ持ち上げられる。この場合、軸受22の突
起22はダイス13の支承部13aから持ち上げられ
る。同時に、加圧アーム11aに滑り軸受33を介して
摺動可能に支承されているケーシング29も、矢印Nの
方向にプランジャ19と等しい量だけずれている。次い
で、加圧アーム11aは、図7に従いピボット32を中
心にして矢印Kの方向に外方旋回する。摺動ボルト26
は保持プレート24と形状的に係合しているので、トッ
プローラ4も加圧アーム12aと一緒に外方旋回し、そ
れとともにボトムローラから離反旋回する。図4〜図7
に例としてトップローラ4の一方で示された摺動ボルト
26の矢印F,Gの方向への移動は、トップローラ4の
図示されない他方の端部でも同様に行われる。
【0016】図8および図9に従い、各々のトップロー
ラ4には、平面図で見るとトップローラ4の長手方向軸
に対して平行に向けられた門形加圧アーム12が付属し
ている。加圧アーム12は2つのサイドビーム12′お
よび12″とクロスビーム12′″とからなる。サイド
ビーム12′,12″にはそれぞれ1つの空気圧式押圧
部材9aもしくは9bが取り付けられている。プランジ
ャ19a,19bには、連行部材としてレバー34aも
しくは34bがそれぞれボルト28a,28bなどを介
して付属している。
【0017】図8に従い、加圧アーム12はピポット3
2を中心にして開放旋回している。レバー34a,34
bは保持プレート24a,24b内の開口部30a,3
0bを形状係合的に貫通している。そうすることによっ
て、トップローラ4も同様に開放旋回している。図9に
従い、加圧アーム32も同様にピポット32を中心にし
て開放旋回している。レバー34a,34bは保持プレ
ート24a,24bと解離しているので、トップローラ
4は外方旋回しておらず、ドラフト装置内にとどまって
いる。図8および図9で、加圧アーム12の例で開放旋
回を示した。これと対応して、別の(図示されていな
い)加圧アーム12の外方旋回が行われる。各々のトッ
プローラ1〜4(図1)には、それぞれ1つの門形加圧
アーム12が付属している。サイドビーム12′(図
8、図9)の下端部には開口部47が存在しており、こ
の開口部47を機枠35に取り付けた(図示されていな
い)摺動可能な鎖錠ロッドが貫通している。
【0018】図10に従い、レバー34として形成され
た連行部材(図8、図9参照)が一方の端部34で、加
圧アーム12のサイドビーム12′に固定されたピポッ
ト35を介して矢印O,Pの方向に回転可能に連結され
ている。レバー34はシングルアーム式の鈍角のアング
ルレバーとして形成されている。レバー34の他方の端
部は、片側が開いた長穴のような凹部34′よってフォ
ーク状に形成されている。この凹部を、中間部材36に
固定されたボルト28などが貫通している。中間部材3
6それ自体はプランジャ19に取り付けられている。レ
バー34のフォーク状の端部は連行突起34″を有して
いる。連行突起34″は保持プレート24aの開口部3
0と係合できる。プランジャ19が矢印Eの方向にずれ
たら、同時に中間部材36とボルト28による強制連結
によって連行突起34″はE方向に、しかも中心点が軸
受35を形成している円形軌道上でずれる。この場合、
レバー34は矢印Pの方向に回転し、開口部34′はボ
ルト28の方向に動くので、連行突起34″は自由に外
方に向かいボルト28による境界の外部に達する。この
ように構成することによって、連行突起34″は開口部
30と係合できるようになる。これに対し、プランジャ
19が矢印Dの方向に移動すると、すべての運動は反対
方向に行われる。
【0019】ドラフト装置の負荷装置の空気圧制御は、
2つの5/2方向制御弁(図11、図12参照)によっ
て行われる。この場合、次の3通りの操作状態が可能で
ある。 A.ピストン18が上死点で圧縮空気を負荷される。す
なわちトップローラ1〜4が持ち上げられる(図8)。
トップローラ1〜4を持ち上げるために、鎖錠(開口部
47参照)が開く前にキーボタン37(第1の加圧アー
ム12に配置されている)を押さなければならない。そ
うすることによって、ピストン18は上方に移動し、ト
ップローラ1〜4はレバー34a,34bを利用して固
定される。それからトップローラ1〜4はドラフト負荷
装置によって開放旋回させることができる。
【0020】B.ピストン18が下死点で圧縮空気を負
荷される。すなわちトップローラ1〜4が負荷されてい
る。この場合、各々のトップローラ1〜4の荷重は圧力
調節装置42によって個別的に調節できる。さらに、安
全のために圧力が圧力スイッチによって監視される。 C.ピストン18が下死点で無圧操作(排気)される。
すなわち、ドラフト負荷装置はトップローラ1〜4なし
で開放旋回できる。なぜならば、トップローラ1〜4は
固定されていないからである(図9)。この状態は機械
を停止すると自動的に作られる。そうすることによっ
て、トップローラ被覆と材料が保護される。
【0021】図11に従い、空気圧弁装置38では5/
2方向制御弁39に磁気コイル40が付属している。5
/2制御弁39は空気流のために給気接続口39a、第
1の排気接続口39b、第2の排気接続口39c、ワイ
ヤラップ接続39d(行程1)および操作接続口39e
(行程2)を有している。図12には、5/2方向制御
弁39の記号が示されている。操作接続口39dによ
り、3通りの操作状態が実現できる。別の操作接続口3
9eは閉鎖するか、たとえば摺動ボルト26(図2およ
び図3)の空気圧制御に用いることができる。矢印は空
気流の方向を示している。
【0022】図13に従い、マイクロコンピュータ制御
調節装置41が存在しており、これに磁気コイル4
0′,40″を介してそれぞれ1つの5/2方向制御弁
39′もしくは39″が接続されている。弁39′は空
気導管45と連通し、弁39″は空気導管46と連通し
ている。すべての空気圧シリンダ9a〜9fは空気導管
45と空気導管46のいずれとも接続されている。図1
3に従う配置構成により、各々の空気圧シリンダ9a〜
9fで3通りの空気圧操作状態(空気経路)が実現され
る(上記A,BおよびCに記載)。さらに制御調節装置
41には押しボタン37が接続されている。空気導管4
6には圧力調節装置42が接続されている。
【0023】3通りの操作状態の実現を2つの5/2方
向制御弁の例で説明した。これらの3通りの操作状態の
ために、2つの3/2方向制御弁または1つの5/3方
向制御弁を用いることもできる。本発明は空気圧加圧部
材(負荷部材)の例で説明した。トップローラ1〜4の
負荷に機械的加圧部材、水圧式加圧部材または電気的加
圧部材を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の装置を有するドラフト装置の
側面図である。
【図2】図2は、本発明の装置と空気圧式負荷手段を有
する図1にII−IIで示した部分の断面図である。
【図3】図3は、トップローラが降ろされている、図2
に従う図である。
【図4】図4は、加圧アームは内方旋回して連行部材が
解離している、本発明の装置を有するトップローラの部
分を示す図である。
【図5】図5は、加圧アームがトップローラを伴わずに
外方旋回している、図4に従うトップローラおよび装置
の図である。
【図6】図6は、加圧アームが内方旋回して連行部材が
係合している、図4に従うトップローラおよび装置の図
である。
【図7】図7は、加圧アームがトップローラと一緒に外
方旋回している、図4に従うトップローラおよび装置の
図である。
【図8】図8は、各々のトップローラに門形加圧アーム
が付属していて、この加圧アームがトップローラと一緒
に外方旋回している、本発明の別の実施例の正面図であ
る。
【図9】図9は、加圧アームがトップローラを伴わずに
外方旋回している、図8に従う装置の断面図である。
【図10】図10は、連行部材の配置構成を示す図であ
る。
【図11】図11および図12は、空気圧式5/2方向
制御弁の概略的な側面図および記号である。
【図12】図11および図12は、空気圧式5/2方向
制御弁の概略的な側面図および記号である。
【図13】図13は、2つのバルブを介して空気圧シリ
ンダと連結している電子制御調節装置のブロック線図で
ある。
【符号の説明】
1…トップローラ 9…空気圧シリンダ 11…加圧アーム 19…可動部材 26…連行部材

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相前後して配置されたボトムローラとト
    ップローラとのローラ対からなるドラフト装置のトップ
    ローラに負荷するスライバのための練条機の装置であっ
    て、運転中は加圧アーム内の負荷された加圧部材によっ
    てトップローラがボトムローラに押し付けられるように
    なっており、往復運動可能な部材、たとえばプランジャ
    を備えた少なくとも1つの加圧部材、たとえば空気圧シ
    リンダが存在しており、運転を停止すると前記トップロ
    ーラが前記ボトムローラから取り外せる形式のものにお
    いて、前記加圧部材、たとえば空気圧シリンダ(9,9
    a〜9f)の可動部材(19,19a,19b)に少な
    くとも1つの調節可能な連行部材(26;34,34a
    〜34b)が付属しており、該連行部材(26;34,
    34a〜34b)がトップローラ(1〜4)と係合また
    は解離することが可能であり、前記加圧アーム(11;
    12)がトップローラ(1〜4)を伴い、または伴わず
    に開放旋回および閉鎖旋回できるように配置されている
    ことを特徴とする、ドラフト装置のトップローラに負荷
    するスライバのための練条機の装置。
  2. 【請求項2】 各々のトップローラ(1〜4)に1つの
    門形加圧アーム(12)が付属している、請求項1記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 各々のトップローラ(1〜4)に2つの
    空気圧シリンダ(9,9a〜9f)が付属している、請
    求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 空気圧シリンダ(9,9a〜9f)のプ
    ランジャ(19,19a,19b)に1つの調節可能な
    連行レバー(26;34,34a,34b)などが付属
    している、請求項1から3のいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 連行レバー(34,34a,34b)が
    一方の端部でピボット(35)に回転可能に支承されて
    いる、請求項1から4のいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 連行レバー(34,34a,34b)が
    他方の端部に長穴(34′)を有していて、該長穴(3
    4′)をプランジャ(19,19a,19b)に固定さ
    れたボルト(28)などが貫通している、請求項1から
    5のいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 連行レバー(26;34,34a,34
    b)などが、前記トップローラ(1〜4)に付属する開
    口部(30)と係合(34″)できる、請求項1から6
    のいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 空気圧シリンダ(9,9a〜9f)のプ
    ランジャ(19,19a,19b)が戻るときに連行レ
    バー(26;34,34a,34b)およびトップロー
    ラ(1〜4)を持ち上げることができる、請求項1から
    7のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 連行ボルト(28)に調節部材(28)
    が付属している、請求項1から8のいずれか1項記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも3つの操作状態(空気経
    路)を有する空気圧弁装置(39)が設けられている、
    請求項1から9のいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 各々の空気圧シリンダ(9,9a〜9
    f)に2つの5/2方向制御弁(39,39′,3
    9″)が付属している、請求項1から10のいずれか1
    項記載の装置。
  12. 【請求項12】 各々の空気圧シリンダ(9,9a〜9
    f)に1つの5/3方向制御弁(39)が付属してい
    る、請求項1から11のいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 各々の空気圧シリンダ(9,9a〜9
    f)に2つの3/2方向制御弁(39,39′,3
    9″)が付属している、請求項1から12のいずれか1
    項記載の装置。
  14. 【請求項14】 各々のトップローラ(1〜4)の荷重
    が圧力調節器(42)によって個別に調節可能である、
    請求項1から13のいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記加圧アームに調節可能な旋回部材
    が付属している、請求項1から14のいずれか1項記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 加圧アーム(11;12)がピボット
    (10;32)を中心に旋回可能である、請求項1から
    15のいずれか1項記載の装置。
  17. 【請求項17】 連行部材(26;34,34a,34
    b)のための空気圧シリンダ(9,9a〜9f)を作動
    させるために、操作部材、たとえばキーボタン(27)
    が設けられている、請求項1から16のいずれか1項記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 操作部材(37)が電子制御調節装置
    (41)と連結している、請求項1から17のいずれか
    1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 調節可能な位置が制御調節装置(4
    1)内で設定可能である、請求項1から18のいずれか
    1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 制御調節装置(41)が少なくとも1
    つの磁気コイル(40′,40″)と少なくとも1つの
    空気圧弁(39,39′,39″)を通して空気圧シリ
    ンダ(9,9a〜9f)と連結している、請求項1から
    19のいずれか1項記載の装置。
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