JPH10225812A - テーパ溝加工用エンドミル - Google Patents

テーパ溝加工用エンドミル

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Publication number
JPH10225812A
JPH10225812A JP4171297A JP4171297A JPH10225812A JP H10225812 A JPH10225812 A JP H10225812A JP 4171297 A JP4171297 A JP 4171297A JP 4171297 A JP4171297 A JP 4171297A JP H10225812 A JPH10225812 A JP H10225812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
end mill
neck
diameter
taper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4171297A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Imoto
武志 井本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tool Engineering Ltd filed Critical Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority to JP4171297A priority Critical patent/JPH10225812A/ja
Publication of JPH10225812A publication Critical patent/JPH10225812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2265/00Details of general geometric configurations
    • B23C2265/08Conical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テ−パ溝加工用エンドミルにおいて、深い溝
であっても切削性を阻害することなく利用が可能な優れ
たテ−パ溝加工用エンドミルを提供することを目的とす
る。 【構成】 テ−パ溝加工用エンドミルにおいて、前記本
体とシャンクとの間に、本体と略同等のテーパ角で、か
つ本体との連接部分においては本体の直径の90%〜9
8%の値となる、円錐体の一部からなる首部より構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製品、アルミニウ
ムダイキャスト製品等のリブ溝やキャビティ部のテ−パ
状断面の溝を成形する金型加工用のエンドミルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に樹脂金型、ダイキャスト金型のリ
ブ成形部分であるテ−パ状断面溝等を切削加工する場
合、テーパエンドミルが用いられる。しかし通常形状の
テーパエンドミルは小径でかつ刃長の長いことを必要と
するテーパ溝加工においては、切れ刃の剛性ないし強度
が十分でなく、満足できない場合が多かった。これを改
良したものに例えば実開平2−3317号に示されてい
るテ−パ溝加工用エンドミル(以下、従来品という)が
あり、これは図1に示すように多角形の断面をもち、多
角形の各頂点が軸線方向に作る稜が先細のテ−パ角をも
つ本体と、その先端に底刃と外周刃とを連設したテーパ
エンドミルであって、テ−パ溝を加工する位置にわずか
に切り込んで切削送りをかけ、これを繰返しながら切り
込みを深くして溝を彫り込んでいくものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら従来品
においては、切削する溝の深さが深くなるほど溝幅拡張
の役割を担う本体のテーパ部分が長い範囲にわたって被
加工物と接触し、抵抗が増して損傷を生じるため、工具
剛性が優れるとはいえ、先端径の10倍ないし12倍位
の深さが切削可能な限界であった。本発明の目的は、上
述の問題を解決するためになされたものであり、本体と
シャンクとの間に首部を設け、かつその形状を工夫する
ことにより、従来品以上に深い溝であっても切削性を阻
害することなく、利用が可能な優れたテ−パ溝加工用エ
ンドミルを提供するものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上述の目的に沿うこの
発明は前述問題点を解決するために、多角形の断面をも
ち、多角形の各頂点が軸線方向に作る稜がねじれをなし
て先細のテ−パ角をもつ本体と、その先端に底刃と外周
刃とを連設した切削刃部と、本体の他端にシャンクとを
備えたテ−パ溝加工用エンドミルにおいて、前記本体と
シャンクとの間に、本体と略同等のテーパ角で、かつ本
体との連接部分においては本体の直径の90%〜98%
の値となる、円錐体の一部からなる首部を設けたもので
ある。また、該首部の軸断面が本体から延伸する多角形
の一部分を含むようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、本体とシャンクとの間に、
本体と略同等のテーパ角で、かつ本体との連接部分にお
いては本体の直径の90%〜98%の値となる円錐体の
一部からなる首部を設けたから、深く切り込んでも本体
の稜の長さ以上は被加工物と接触しないため、抵抗が過
大になることがなく、首部に相当する長さを深く切削す
ることができる。また、首部の直径は本体の直径よりわ
ずかに細いが、断面が円形であれば断面積は多角形より
大きくなるのが普通で、顕著な強度の低下はない。さら
に首部は本体と略同等のテーパ角であるから、切削中に
曲げ応力がもっとも大きくなる首部のシャンク側端では
首部直径が最大になり、強度を維持することができる。
【0006】本発明品を用いて深いテーパ溝を加工する
場合は、まず従来品を用いて先端径の8〜10倍位を彫
り込み、そののち本発明品を用いて深さ方向に次ぎ足し
切削を行なう。従って、先きの従来品による溝加工は、
その溝幅を本発明品による削り代を見込んで決めてお
く。継ぎ目部分の段差が目立たなくなったら切削を終え
るが、実際には数値設定をしておくのがよい。なおこの
段差を目立たなくする手段として、先に用いる従来品よ
りもわずかにテーパ角の小さな本発明品を用いるとよ
い。溝深さがエンドミル先端径の20倍にも及ぶとき、
あるいは本発明品による切り込みが比較的浅いときは、
首部は円錐体の一部とした形状が、剛性に富み推奨でき
るが、15倍程度の場合などでは多角形断面の一部を含
む形状としてもよい。この場合は多角形断面の本体を予
め長く作り、そのシャンク側の一部を修正して直径を減
じてもよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2〜3は本発明の一実施例である本体1
の軸直角断面が正六角形を呈するテーパ溝加工用エンド
ミルである。本体1は先端の切削刃部4に向かって徐々
に細くなるように形成されている。切削刃部4は各々2
刃の底刃と外周刃が本体1の稜5に重ねて対称に設けら
れている。本体1の大端径側には本体1と同じテーパ角
の円錐体の一部からなる首部7がある。その延長にはシ
ャンク6があって、図示しない回転切削機械主軸の先端
にチャックを介して着脱自在に取り付けられて軸心まわ
りに矢印で示す方向に回転させられる。ここで先端の切
削刃部4の小端径は2mm、本体基端までの長さは35
mm、シャンクを含めた全長は70mmである。本体1
および切削刃部4のねじれ角は左方向に10°、切削刃
部4の軸方向長さは1mm、本体1の軸方向長さは15
mmであって、首部7の長さは20mmである。また首
部7は本体1と同じ片角1°で円形断面を有し、本体1
との連接部において直径で0.2mmの段差を設けてい
る。従って連接部における断面積は、本体1よりも首部
7の方が凡そ2.5%大きくなる。
【0008】これを用いて深さ32mmのリブ溝を加工
した。まず先端径2.5mmのエンドミルを用いて深さ
18mmのテ−パ溝を切削し、次いで本発明品に交換し
て切削を継続した。このときテーパ角は片角1°である
から、先きの切削で上端の幅を2.5mmにして、これ
に繋げれば32mm深さが得られるのである。このよう
にして従来不可能とされた深溝であっても、切削による
成形が可能となったのである。なお図4〜5は、首部を
多角形断面の一部を含む形状とした場合の例を示す。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、本体とシャンクとの間
に首部を設け、かつその形状を工夫することにより、極
めて深い溝であっても切削性を阻害することなく、従来
品と組み合わせて利用が可能な優れたテ−パ溝加工用エ
ンドミルを得ることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来品の正図面を示す。
【図2】図2は、本発明の一実施例の正図面を示す。
【図3】図3は、図2の要部断面図を示す。
【図4】図4は、本発明の他の実施例の正図面を示す。
【図5】図5は、図4の要部断面図を示す。
【符号の簡単な説明】
1 本体 2 底刃 3 外周刃 4 切削刃部 5 稜 6 シャンク 7 首部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形の断面をもち、多角形の各頂点が
    軸線方向に作る稜がねじれをなして先細のテ−パ角をも
    つ本体と、その先端に底刃と外周刃とを連設した切削刃
    部と、本体の他端にシャンクとを備えたテ−パ溝加工用
    エンドミルにおいて、前記本体とシャンクとの間に、本
    体と略同等のテーパ角で、かつ本体との連接部分におい
    ては本体の直径の90%〜98%の値となる、円錐体の
    一部からなる首部を設けたことを特徴とするテ−パ溝加
    工用エンドミル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテ−パ溝加工用エンドミ
    ルにおいて、該首部の軸断面が本体から延伸する多角形
    の一部分を含むようにしたことを特徴とするテ−パ溝加
    工用エンドミル。
JP4171297A 1997-02-10 1997-02-10 テーパ溝加工用エンドミル Pending JPH10225812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4171297A JPH10225812A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 テーパ溝加工用エンドミル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4171297A JPH10225812A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 テーパ溝加工用エンドミル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10225812A true JPH10225812A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12616046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4171297A Pending JPH10225812A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 テーパ溝加工用エンドミル

Country Status (1)

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JP (1) JPH10225812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431538B1 (en) * 2007-04-12 2008-10-07 Kennametal Inc. End mill for orbital drilling of fiber reinforced plastic materials
US7959382B2 (en) 2009-01-21 2011-06-14 Kennametal Inc. End mill for orbital drilling

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431538B1 (en) * 2007-04-12 2008-10-07 Kennametal Inc. End mill for orbital drilling of fiber reinforced plastic materials
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