JPH10224048A - 携帯品装着用クリップ - Google Patents

携帯品装着用クリップ

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JPH10224048A
JPH10224048A JP3429097A JP3429097A JPH10224048A JP H10224048 A JPH10224048 A JP H10224048A JP 3429097 A JP3429097 A JP 3429097A JP 3429097 A JP3429097 A JP 3429097A JP H10224048 A JPH10224048 A JP H10224048A
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JP
Japan
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piece
clip
belt
portable
case
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JP3429097A
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English (en)
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Yasuhiko Inoue
泰彦 井上
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯品(ケースを含む)を帯状部材に対し着
脱可能に装着するクリップを対象とし、携帯品の装着姿
勢を変更したり、横や縦方向に配置された帯状部材であ
っても携帯品を同様に装着できるようにする。 【解決手段】 第1片部1Aと第2片部1Bとが連結部
3を介して略U形の対向片状に設けられ、第1片部1A
と第2片部1Bとの間に第1の掛け止め部11を形成し
ているクリップ1において、第2片部1Bとで略U形の
対向片状を形成する第3片部1Cを、第2片部1Bの一
側にあって、連結部6と略90度ずれた側部に連結部6
を介して一体に設け、第2片部1Bと第3片部1Cとの
間に第1の掛け止め部11に対し異方向の挿入口を持つ
第2の掛け止め部12を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
機や携帯用計測器、カメラ等の携帯品をベルト等に着脱
する際に好適な携帯品装着用クリップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような携帯品を腰ベルト等に装着す
る場合の基本的な手法として、図9や図10に示すよう
な従来構造が採用されている。図9は携帯品50をケー
ス51を介してベルト52に取り付ける一例を示してい
る。この構造では、ケース51が携帯品50に対応した
大きさからなり、ケース51の背面側にあって、ベルト
挿入用の取付穴53がケースと一体に設けられたり、専
用の帯状ブラケット54を用いて形成されている。そし
て、ケース51は、ベルト52の端部を取付穴53に通
し、その後、ベルト52を人の腰に締め付けることによ
り取り付けられる。携帯品50は、そのケース51を介
することによって人の腰に自由に装着される。なお、こ
の構造において、携帯品50をケース51と共に取り外
す場合は、ベルト52自体を人の腰から一旦外して、取
付穴53に挿入されているベルト52を抜き取る。
【0003】図10の構造は、携帯品50を同じくケー
ス51を介してベルト52に取り付けるが、掛け止め部
を持つ装着用クリップ55を用いた例である。このクリ
ップ55は、第1片部55aと第2片部55bとが上側
の連結部を介して略U形の対向片状に設けられ、第1片
部55aと第2片部55bとの間に下側からベルト52
を差し込むことによって、ベルト52に装着される。取
り外す場合は、クリップ55をケース51と共に上側に
移動させて第1片部55aと第2片部55bの間からベ
ルト52を引き抜く。したがって、この構造では、図9
の形態に対しベルト52自体を外さなくても、ケース5
1に固定されたクリップ55をベルト52に対し抜き差
しすることによって、ケース51を着脱することができ
る。なお、実開昭58−148971号公報には図10
の変形例として、第1片部の上側に延長部を設け、その
延長部をケース側に固定すると共に、同延長部と第1片
部との間に薄肉ヒンジ部を設けることにより、例えば、
ベルト52に装着した状態でその薄肉ヒンジ部を支点と
して第1,第2片部(本体側)を傾けることができるよ
うにした構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したうち、図
9の構造では、携帯品50をケース51と共にベルト5
2に着脱する場合は、ベルト52を一度人の腰から外し
た状態で、ケース51を着脱する必要があり、使い勝手
が悪い。これに対し、図10や上記公報の構造では、前
述のように携帯品50をケース51と共にベルト52に
着脱する場合、ベルト52を一旦外さなくてもよく、使
い勝手がそれなりに向上できる。しかしながら、この構
造では、ベルト52に対する装着方向が一方向に規制さ
れ、携帯品50のベルト52への装着姿勢が常に同じよ
うになると共に、通常、ベルト52が横方向に配置され
るベルトだけに適用可能である等の制約を受ける。換言
すると、この種の従来クリップでは、横ベルトに加え、
縦ベルトや縦帯部分(ズボンのベルト対応部に設けられ
て、腰ベルトを通して位置規制するためのベルトガイド
帯等)に対し着脱可能にしたい場合などに対応できない
こと加え、クリップ自体をケース51や携帯品50に対
し着脱する構成にも兼用したいというような要望に応え
られず、汎用性に欠けていた。
【0005】本発明は、上記背景に鑑みてなされたもの
であり、第1の目的は携帯品(そのケースの場合を含
む)をクリップを用いてベルト等の帯状部材に対し着脱
可能に装着する構造において、携帯品の装着姿勢を変更
したり、横や縦方向に配置された帯状部材であっても携
帯品を同様に装着できる、汎用性に優れた携帯品装着用
クリップを提供することにある。第2の目的は一部品で
成形容易であることを前提とし、携帯品(そのケースの
場合を含む)に対しクリップを固定した状態で用いる構
成に限らず、クリップ自体を着脱可能な態様で用いる構
成にも、兼用可能にすることにある。さらに、他の目的
は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1から図8に例示する如く、第1片部1A
と第2片部1Bとが連結部3を介して略U形の対向片状
に設けられ、第1片部1Aと第2片部1Bとの間に第1
の掛け止め部11を形成している携帯品装着用クリップ
1において、第2片部1Bとで略U形の対向片状を形成
する第3片部1Cを、第2片部1Bの一側にあって、連
結部6と略90度ずれた側部に連結部6を介して一体に
設け、第2片部1Bと第3片部1Cとの間に第1の掛け
止め部11に対し異方向の挿入口を持つ第2の掛け止め
部12を有しているものである。この構造のクリップ1
は、第1と第2の掛け止め部11,12が略90度ずれ
た挿入口を有するように工夫されている。このため、使
用態様としては、例えば、携帯品(携帯電話機,携帯用
計測器,カメラ,アクセサリー等を含む)に本発明のク
リップ1を固定した状態に付設した場合、図6(a),
(b)の如く腰回りに配置される等の水平ベルトに限ら
れず、縦ベルト(各種ズボンのベルト対応部に設けられ
て、腰ベルトを通して位置規制するためのベルトガイド
帯等を含む)にも着脱することが可能であると共に、携
帯品を合計4つの装着姿勢でベルト等の帯状部材に装着
することが可能となって、汎用性に富むものとなる。
【0007】以上の構造においては、第1と第2の掛け
止め部11,12が、その対応する連結部3,6を除く
3方向開口したスリット溝状に形成されていると共に、
前記スリット溝状の内部に突出した係止又は抜け止め用
の突起部4,7を一体に有していることが好ましい。こ
の場合は、各掛け止め部11,12が突起部4,7によ
る作用を備え、各掛け止め部11,12であるスリット
溝状内にベルト等の帯状部材を挿入口から差し込んだ状
態で不用意に外れるという虞を解消し、品質と信頼性を
向上できる。なお、このような突起部4,7は、第1片
部1Aと第2片部1B、第2片部1Bと第3片部1C、
の各対向面に一体に突出形成する。その形成位置や突起
形状は、各掛け止め部11,12の隙間の大きさや片部
の板幅等を考慮して任意に設定される。
【0008】また、第1,第2,第3の各片部1A,1
B,1Cには、同軸上に貫通形成された取付用穴2,
5,8を有すると共に、第1片部1Aの穴2の内径が他
の片部の穴5,8よりも小さく設けられていることが好
ましい。これは、本発明のクリップが図6に示す如く携
帯品51に対し固定した状態で用いられるような仕様の
場合、止め手段として両面接着テープや接着剤を用いる
以外に、固定強度的に優れた取付ビス9を使用して容易
に取り付けることが可能になるからである。更に、第3
片部1Cの板幅が、挿入口側である自由先端側に進むに
従って小さくなるように形成されていることが好まし
い。この場合では、図7,図8に例示する如く第2の掛
け止め部12において、第3片部1Cを携帯品側の取付
穴53に挿入させて取り付けるようなときに、先端の幅
が小さくなっているので挿入がし易くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】図1乃至図4は本発明形態としてのクリッ
プを示し、図1はその斜視図、図2は図1の矢印A方向
より見た上面図、図3は図1の矢印B方向より見た側面
図、図4は図1の矢印C方向より見た側面図である。図
1乃至図4において、本発明のクリップ1は、第1片部
1Aと第2片部1Bと第3片部1Cとを有して、樹脂材
で一体に型成形されたものである。なお、材質的には金
属製であってもよい。
【0011】(各部構成)第1片部1Aと第2片部1B
とは、第1の掛け止め部11を形成する部分で、略U形
の対向片状の関係をなしている。このうち、第1片部1
Aは、四角の板状片として形成されており、貫通してい
る一対の取付穴2を有している。同様に、第2片部1B
は、第1片部1Aと略同じ大きさをした四角の板状片を
なし、第1片部1Aの一端との間に連結部3を介在して
折り返され、第1片部1Aと対向した状態に配設されて
いる。そして、この第1片部1Aと第2片部1Bによ
り、略U字状をした第1の掛け止め部11を形成してい
る。この第1の掛け止め部11は、連結部3から離れる
自由端側が挿入口であると共に、第1片部1Aと第2片
部1Bとの間に3方向開口したスリット溝状を形成して
いる。また、第1片部1Aと第2片部1Bは、U形の対
向片状に設けられることで、連結部3を支点として弾性
変形可能で、この弾性機能により第1片部1Aと第2片
部1Bとの間にベルト等の帯状部材を所定強度にて挟み
込むことができる。更に、第2片部1Bには、その自由
端側において、第1片部1Aと対向する面側に、その幅
方向に沿って係止ないしは抜け止め用の突起部4が形成
されていると共に、第1片部1A側の各取付穴2に対応
して2個の穴5が形成されている。なお、その穴5の内
径は取付穴2の内径よりも大きく形成されている。
【0012】第3片部1Cは、第2片部1Bとの間で第
2の掛け止め部12を形成する部分であり、第2片部1
Bと共に略U形の対向片状の位置関係をなしている。形
状的には、第1片部1A及び第2片部1Bと同様に四角
の板状片をなしているが、その自由先端が板幅寸法が小
さくなるよう先細状に形成されていて、この先細状に形
成することにより第3片部1Cを取付穴等に差し込みし
易くしている。また、第2片部1Bに対し連結部6を介
在して折り返され、第2片部1Bと対向して配設されて
いる。この連結部6は、連結部3に対し90度ずれた位
置、つまり図1において、第2片部1Bの一側であっ
て、第2片部1Bの連結部3と自由端側を除く側部に設
けられている。したがって、第2の掛け止め部12は、
第1片部1Cと第2片部1Bにより、第1の掛け止め部
11に対し異方向(略90度ずれた方向)の挿入口を持
つ状態で形成されている。そして、第2の掛け止め部1
2は、連結部6から離れる自由端側が挿入口であると共
に、第3片部1Cと第2片部1Bとの間に3方向開口し
たスリット溝状を形成している点、第3片部1Cが第2
片部1Bとで略U形の対向片状に設けられ、連結部6を
支点とする弾性機能により第3片部1Cと第2片部1B
との間にベルト等の帯状部材を弾性的に挟み込むことが
できる点、これらは第1の掛け止め部11とほぼ同様で
ある。また、第3片部1Cには、その自由端側におい
て、第2片部1Bと対向する面側に、その幅方向に沿っ
て係止ないしは抜け止め用の突起部7が形成されている
と共に、第2片部1B側の各穴5に対応して貫通してい
る2個の穴8が形成されている。なお、この穴8の内径
は穴5の内径と略同じ大きさで形成されている。
【0013】(使用態様)以上のクリップ1を使用して
携帯品やケースをベルト52に着脱する態様としては幾
通りかの方法がある。その代表的な例を次に説明する。
なお、ここで、ベルト52は帯状部材の一例であり、ク
リップ1を着脱する対象物としては少なくともベルト5
2のような帯状部を有していればよい。先ず、クリップ
1を携帯品やそれを入れるケースに固定して使用する仕
様である。このうち、図5はクリップ1をケースでな
く、携帯品50aに直に固定した例であるが、ケースに
固定して用いる場合も同様である。この固定仕様では、
取付手段として公知の接着方式等を適用することも可能
であるが、取付位置精度や固定工数等で問題になり易
い。そこで、この形態例では、図5に例示する如く取付
ビス9を使用して携帯品50a側により確実に装着する
ことができるようになっている。この操作要領は、第1
片部1Aを携帯品50aの背面(側面でもよい)に当接
しつつクリップ1を位置決めし、取付ビス9を第3片部
1Cの穴8から第2片部1Bの穴5、更に取付穴2を通
して携帯品50a側に締め付ける。なお、携帯品50a
側に取付穴2に対応した取付穴を設けることも可能であ
り、その場合はその取付穴に取付穴2を一致させて、取
付ビス9を装着することは勿論である。
【0014】以上のようにクリップ1付きの携帯品50
aの場合は次のような取付姿勢ないしは態様が得られ
る。第1に、帯状部材が図6(a)と(b)に示す如く
腰ベルト等のように横ないしは水平方向に配置されてい
るベルト52aの場合である。携帯品53はベルト52
aの水平部分にクリップ1を介して着脱されるが、ベル
ト52aに対する取り付け手段として第1の掛け止め部
11を用いるか、第2の掛け止め部12を用いるかによ
り装着ないしは取付姿勢を変えることができる。ここ
で、図6(a)の場合は第1片部1Aと第2片部1Bと
の間すなわち第1の掛け止め部11を使用し、図6
(b)の場合は第2片部1Bと第3片部1Cとの間すな
わち第2の掛け止め部12を使用してそれぞれベルト5
2aに取り付けられている。両者において、携帯品53
の向きは図6(a)を正規の状態と仮定すると、図6
(b)では90度だけ回転した状態で取り付けられてい
る。これらの着脱要領は、図6(a)の場合に第1の掛
け止め部11に、図6(b)の場合に第2の掛け止め部
12に何れもその挿入口側からベルト52aを下から上
に差し込んだり、抜き出すだけであり、簡単に行うこと
ができる。
【0015】第2に、帯状部材がベルトガイド帯等のよ
うに縦ないしは上下方向に配置されるベルト52bの場
合である。このときも、携帯品53がベルト52bの上
下部分にクリップ1を介して着脱されるが、ベルト52
bに対する取り付け手段として第1の掛け止め部11を
用いるか、第2の掛け止め部12を用いるかにより取付
姿勢を上記したと同様に選ぶことができる。図6(a)
の場合は第2片部1Bと第3片部1Cとの間すなわち第
2の掛け止め部12を使用し、図6(b)の場合は第1
片部1Aと第2片部1Bとの間すなわち第1の掛け止め
部11を使用しそれぞれ取り付けられている。携帯品5
3の向きは前記したように図6(a)と図6(b)とで
は90度だけ回転した異なる状態で取り付けられてい
る。なお、着脱要領は、図6(a)の場合に第2の掛け
止め部12に、図6(b)の場合に第1の掛け止め部1
1に何れもその挿入口側からベルト52bを横切る方向
に差し込んだり、抜き出すだけである。
【0016】このようにしてクリップ1は、携帯品やケ
ース側に固定仕様として用いる場合、第1の掛け止め部
11と第2の掛け止め部12とに使い分けることによ
り、被装着側である帯状部分が水平に配置されている場
合、垂直に配置されている場合の何れであっても着脱自
在に装着することができ、しかも携帯品やケースの向き
を略90度回転して異なる姿勢で装着することもでき
る。
【0017】次に、クリップ1が上記した固定仕様では
なく、例えば、オプション的に用いられる仕様について
説明する。図7及び図8は、図9,図10と同様にクリ
ップ1を携帯品50を入れるケース51に着脱可能に取
り付ける例であり、図7に例示す如くケース51の背面
側(側面でもよい)にあって、取付穴53がケース51
に一体に形成されたり、専用部材54を用いて設けら
れ、そこに取り付けるような場合である。なお、この取
付穴53は図9の場合と同様に設計段階で、例えば、腰
回りに装着されるベルトを挿通することを前提として設
けられていることも多い。この使用例では、クリップ1
がケース51側に設けられている取付穴53内に第3片
部11Cを挿入することにより、ケース51側に予め着
脱自在に装着される。そして、第1片部11Aと第2片
部11Bの間、つまり第1の掛け止め部11を使用して
ベルト52を下側挿入口から入れて挟み込むことで、ク
リップ1がベルト52に取り付けられる。すると、ケー
ス51はクリップ1を介してベルト52に着脱可能に装
着される。図8は、このようにしてベルト52に取り付
けたケース51に携帯品50を着脱自在に装着している
状態を示している。したがって、このクリップ1は、ケ
ース51に固定して使用しても、固定せずに単なる仲介
部材として、オプション的に使用してもよいものであ
り、その使用目的に応じて色々の態様で用いることがで
き、この点でも汎用性に富んでいる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
第1と第2の掛け止め部を有し、かつ各掛け止め部が略
90度ずれた挿入口を持つよう工夫されていることか
ら、使用態様として、腰ベルト等の横方向に配置された
帯状部材に限られず、ベルトガイド帯等の縦方向に配置
された帯部分にも着脱可能、かつ携帯品を異なる姿勢で
装着することができる。加えて、携帯品(そのケースの
場合を含む)に対しクリップを固定した状態で用いた
り、クリップ自体を着脱可能な態様で用いることも可能
である。よって、この種クリップとして、携帯品やケー
スの着脱方向や装着姿勢を変えることができ、汎用性を
具備できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したクリップ形態の外観斜視図で
ある。
【図2】図1の矢印A方向より見た上面図である。
【図3】図1の矢印B方向より見た側面図である。
【図4】図1の矢印C方向より見た側面図である。
【図5】本発明に係るクリップを固定仕様で用いる場合
の概略斜視図である。
【図6】図5の固定仕様において、携帯品等の取付姿勢
例を示す概略斜視図である。
【図7】本発明に係るクリップを着脱仕様で用いる例を
示す概略斜視図である。
【図8】図7の着脱仕様において、ケース等の取付姿勢
例を示す概略斜視図である。
【図9】携帯品を装着する従来例を説明する図である。
【図10】携帯品を装着する他の従来例を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 クリップ 1A 第1片部 1B 第2片部 1C 第3片部 3,6 連結部 11 第1の掛け止め部 12 第2の掛け止め部 4,7 突起部 2,5,8 取付用穴 52 ベルト(帯状部材) 52a,52b ベルト(帯状部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1片部と第2片部とが連結部を介して
    略U形の対向片状に設けられ、前記第1片部と第2片部
    との間に第1の掛け止め部を形成している携帯品装着用
    クリップにおいて、 前記第2片部とで略U形の対向片状を形成する第3片部
    を、前記第2片部の一側にあって、前記連結部と略90
    度ずれた側部に連結部を介して一体に設け、前記第2片
    部と前記第3片部との間に前記第1の掛け止め部に対し
    異方向の挿入口を持つ第2の掛け止め部を有している、
    ことを特徴とした携帯品装着用クリップ。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の掛け止め部が、前記対
    応する連結部を除く3方向開口したスリット溝状に形成
    されていると共に、前記スリット溝状の内部に突出した
    係止又は抜け止め用の突起部を一体に有している、請求
    項1に記載の携帯品装着用クリップ。
  3. 【請求項3】前記第1,第2,第3の各片部には、同軸
    上に貫通形成された取付用穴を有すると共に、前記第1
    片部の穴の内径が他の片部の穴よりも小さく設けられて
    いる請求項1に記載の携帯品装着用クリップ。
  4. 【請求項4】前記第3片部の板幅が、前記挿入口側であ
    る自由先端側に進むに従って小さくなるように形成され
    ている請求項1から3の何れかに記載の携帯品装着用ク
    リップ。
JP3429097A 1997-02-04 1997-02-04 携帯品装着用クリップ Pending JPH10224048A (ja)

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