JPH10223007A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH10223007A JPH10223007A JP2775997A JP2775997A JPH10223007A JP H10223007 A JPH10223007 A JP H10223007A JP 2775997 A JP2775997 A JP 2775997A JP 2775997 A JP2775997 A JP 2775997A JP H10223007 A JPH10223007 A JP H10223007A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- lamp
- source bulb
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/28—Cover glass
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光の照射範囲の拡大、隣の灯具への光漏れ防
止、見栄え向上。 【解決手段】 レンズ３Ａの光照射部３０Ａとシール脚
部３１Ａとの繋ぎ部の内面に、光源バルブ５０からの光
Ｌを、外部に広く拡散照射させる拡散曲面６が設けられ
ている。この拡散曲面６により、光源バルブ５０からの
光Ｌを、光照射部３０Ａによる照射範囲よりも広く拡散
照射させることができる。レンズ３Ａの回り込み部が直
線稜線６０よりも外側に突出した形状をなすので、拡散
曲面６の曲率半径を大きくすることができ、光Ｌをより
広く拡散照射させることができる。拡散曲面６に入射し
た光Ｌを外部に拡散照射するので、複数個の灯具が隣接
する場合、隣の灯具のレンズ２に光が写り込んで漏れた
りするのを防ぐことができる。光制御エレメント３２Ａ
群と拡散曲面６とがその間に段差無く滑らかに繋げられ
ているので、見え方が向上される。
止、見栄え向上。 【解決手段】 レンズ３Ａの光照射部３０Ａとシール脚
部３１Ａとの繋ぎ部の内面に、光源バルブ５０からの光
Ｌを、外部に広く拡散照射させる拡散曲面６が設けられ
ている。この拡散曲面６により、光源バルブ５０からの
光Ｌを、光照射部３０Ａによる照射範囲よりも広く拡散
照射させることができる。レンズ３Ａの回り込み部が直
線稜線６０よりも外側に突出した形状をなすので、拡散
曲面６の曲率半径を大きくすることができ、光Ｌをより
広く拡散照射させることができる。拡散曲面６に入射し
た光Ｌを外部に拡散照射するので、複数個の灯具が隣接
する場合、隣の灯具のレンズ２に光が写り込んで漏れた
りするのを防ぐことができる。光制御エレメント３２Ａ
群と拡散曲面６とがその間に段差無く滑らかに繋げられ
ているので、見え方が向上される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明灯や信号灯等
の車両用灯具に係り、特にレンズの光照射部による照射
範囲をより広く拡散させることができ、また複数個の灯
具が隣接する車両用灯具の場合隣の灯具への光漏れを防
止でき、さらに見栄えが向上された車両用灯具に関する
ものである。
の車両用灯具に係り、特にレンズの光照射部による照射
範囲をより広く拡散させることができ、また複数個の灯
具が隣接する車両用灯具の場合隣の灯具への光漏れを防
止でき、さらに見栄えが向上された車両用灯具に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】以下、この種の従来の車両用灯具につい
て図３乃至図５を参照して説明する。この図示の車両用
灯具は、例えば照明灯と信号灯とが組み合わせられた複
数の灯具のうちの信号灯の例について説明する。上述の
複数の灯具は、ランプハウジング１及びレンズ２、２
０、３により灯室４、５が画成され、かつこの灯室４、
５が隔壁１０により照明灯用の灯室４と信号灯用の灯室
５とに２分割されている。この照明灯用の灯室４内には
照明灯用の光源バルブ４０が配設され、かつ信号灯用の
灯室５内には信号灯用の光源バルブ５０が配設されてい
る。
て図３乃至図５を参照して説明する。この図示の車両用
灯具は、例えば照明灯と信号灯とが組み合わせられた複
数の灯具のうちの信号灯の例について説明する。上述の
複数の灯具は、ランプハウジング１及びレンズ２、２
０、３により灯室４、５が画成され、かつこの灯室４、
５が隔壁１０により照明灯用の灯室４と信号灯用の灯室
５とに２分割されている。この照明灯用の灯室４内には
照明灯用の光源バルブ４０が配設され、かつ信号灯用の
灯室５内には信号灯用の光源バルブ５０が配設されてい
る。
【０００３】ここで、上述のレンズ２、３のうち、側面
から見てほぼ横長の長方形をなす（図３参照）信号灯用
のレンズ３は、他のレンズ、すなわち照明灯用のレンズ
２及び信号灯用のレンズ３の３辺（照明灯用のレンズ２
と隣接する辺を除いた３辺）を囲んだ周囲レンズ２０
と、別個のピースから構成されている。この別個のピー
スの信号灯用のレンズ３と照明灯用のレンズ２及び周囲
レンズ２０とは、嵌合、接着、溶着等の適宜の連結手段
により連結されている。
から見てほぼ横長の長方形をなす（図３参照）信号灯用
のレンズ３は、他のレンズ、すなわち照明灯用のレンズ
２及び信号灯用のレンズ３の３辺（照明灯用のレンズ２
と隣接する辺を除いた３辺）を囲んだ周囲レンズ２０
と、別個のピースから構成されている。この別個のピー
スの信号灯用のレンズ３と照明灯用のレンズ２及び周囲
レンズ２０とは、嵌合、接着、溶着等の適宜の連結手段
により連結されている。
【０００４】上述の信号灯用のレンズ３は、光源バルブ
５０からの光Ｌ１を外部に照射する光照射部３０と、そ
の光照射部３０の端部に一体に設けられておりランプハ
ウジング１のシール凹部１１にシールされるシール脚部
３１とを備える。また、この信号灯用のレンズ３は、前
部から側部にかけて回り込み部を有する。さらに、この
レンズ３の光照射部３０の内面には、光源バルブ５０か
らの光を制御する曲面形状の光制御エレメント３２（所
謂縦カマボコプリズム、すなわち縦円柱凸面形状のプリ
ズム）群が設けられている。さらにまた、このレンズ３
の光照射部３０は、光源バルブ５０からの直射光を外部
に照射するものである。
５０からの光Ｌ１を外部に照射する光照射部３０と、そ
の光照射部３０の端部に一体に設けられておりランプハ
ウジング１のシール凹部１１にシールされるシール脚部
３１とを備える。また、この信号灯用のレンズ３は、前
部から側部にかけて回り込み部を有する。さらに、この
レンズ３の光照射部３０の内面には、光源バルブ５０か
らの光を制御する曲面形状の光制御エレメント３２（所
謂縦カマボコプリズム、すなわち縦円柱凸面形状のプリ
ズム）群が設けられている。さらにまた、このレンズ３
の光照射部３０は、光源バルブ５０からの直射光を外部
に照射するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具においては、レンズ３の光照射部３０とシ
ール脚部３１とがただ単に繋がれているものであるか
ら、この光照射部３０とシール脚部３１との繋ぎ部近傍
に光源バルブ５０からの光Ｌ１が入射すると、図４に示
すように、ほぼ直線的に外部に照射されるので、レンズ
３の光照射部３０による照射範囲が限られている。
の車両用灯具においては、レンズ３の光照射部３０とシ
ール脚部３１とがただ単に繋がれているものであるか
ら、この光照射部３０とシール脚部３１との繋ぎ部近傍
に光源バルブ５０からの光Ｌ１が入射すると、図４に示
すように、ほぼ直線的に外部に照射されるので、レンズ
３の光照射部３０による照射範囲が限られている。
【０００６】また、この従来の車両用灯具において、上
述のように、複数個の灯具（信号灯、照明灯）が隣接す
る場合、光照射部３０とシール脚部３１との繋ぎ部近傍
に入射した信号灯用の光源バルブ５０からの光Ｌ１が外
部に照射されずに、隣の照明灯用のレンズ２に写り込ん
で隣の照明灯に漏れることがある。
述のように、複数個の灯具（信号灯、照明灯）が隣接す
る場合、光照射部３０とシール脚部３１との繋ぎ部近傍
に入射した信号灯用の光源バルブ５０からの光Ｌ１が外
部に照射されずに、隣の照明灯用のレンズ２に写り込ん
で隣の照明灯に漏れることがある。
【０００７】さらに、この従来の車両用灯具において、
レンズ３の光照射部３０の内面に曲面形状の光制御エレ
メント３２群が設けられている場合、図５に示すよう
に、この光照射部３０の曲面形状の光制御エレメント３
２群とシール脚部３１との繋ぎ部に段差３３が生じ、こ
れをレンズ３の外側から見ると、この段差３３により、
曲面形状の光制御エレメント３２群の光照射部３０とシ
ール脚部３１との見え方が段が付いたようになって違和
感がある見え方となる。
レンズ３の光照射部３０の内面に曲面形状の光制御エレ
メント３２群が設けられている場合、図５に示すよう
に、この光照射部３０の曲面形状の光制御エレメント３
２群とシール脚部３１との繋ぎ部に段差３３が生じ、こ
れをレンズ３の外側から見ると、この段差３３により、
曲面形状の光制御エレメント３２群の光照射部３０とシ
ール脚部３１との見え方が段が付いたようになって違和
感がある見え方となる。
【０００８】本発明の目的は、レンズの光照射部による
照射範囲をより広く拡散させることができ、また複数個
の灯具が隣接する車両用灯具の場合において隣の灯具へ
の光の漏れを防止でき、さらに光制御エレメント群の光
照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え方が向上された車
両用灯具を提供することにある。
照射範囲をより広く拡散させることができ、また複数個
の灯具が隣接する車両用灯具の場合において隣の灯具へ
の光の漏れを防止でき、さらに光制御エレメント群の光
照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え方が向上された車
両用灯具を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、レンズが前部から側部にかけて回り込
み部を有し、この回り込み部が前部における光照射部と
シール脚部との繋ぎ部と側部における光照射部とシール
脚部との繋ぎ部とを結ぶ直線稜線よりも外側に突出した
形状をなし、このレンズの光照射部とシール脚部との繋
ぎ部の内面に、光源バルブからの光を、光照射部による
照射範囲よりも広く拡散照射させる拡散曲面が設けられ
ていることを特徴とする。
達成するために、レンズが前部から側部にかけて回り込
み部を有し、この回り込み部が前部における光照射部と
シール脚部との繋ぎ部と側部における光照射部とシール
脚部との繋ぎ部とを結ぶ直線稜線よりも外側に突出した
形状をなし、このレンズの光照射部とシール脚部との繋
ぎ部の内面に、光源バルブからの光を、光照射部による
照射範囲よりも広く拡散照射させる拡散曲面が設けられ
ていることを特徴とする。
【００１０】この結果、本発明の車両用灯具は、拡散曲
面により、光源バルブからの光を、外部にレンズの光照
射部による照射範囲よりも広く拡散照射させることがで
きる。しかも、レンズの回り込み部が直線稜線よりも外
側に突出した形状をなすので、光照射部とシール脚部と
の繋ぎ部の内面に設けられる拡散曲面の曲率半径を大き
くすることができ、その分この拡散曲面から光源バルブ
からの光を外部により広く拡散照射させることができ
る。また、上述の拡散曲面に入射した光源バルブからの
光を外部に拡散照射することができるので、複数個の灯
具が隣接する車両用灯具の場合であっても、隣の灯具の
レンズに光が写り込んで、隣の灯具に光が漏れたりする
のを防ぐことができる。
面により、光源バルブからの光を、外部にレンズの光照
射部による照射範囲よりも広く拡散照射させることがで
きる。しかも、レンズの回り込み部が直線稜線よりも外
側に突出した形状をなすので、光照射部とシール脚部と
の繋ぎ部の内面に設けられる拡散曲面の曲率半径を大き
くすることができ、その分この拡散曲面から光源バルブ
からの光を外部により広く拡散照射させることができ
る。また、上述の拡散曲面に入射した光源バルブからの
光を外部に拡散照射することができるので、複数個の灯
具が隣接する車両用灯具の場合であっても、隣の灯具の
レンズに光が写り込んで、隣の灯具に光が漏れたりする
のを防ぐことができる。
【００１１】さらに、本発明は、レンズの光照射部の内
面に光制御エレメント群が設けられており、この光制御
エレメント群と拡散曲面とがその間に段差無く滑らかに
繋げられていることを特徴とする。
面に光制御エレメント群が設けられており、この光制御
エレメント群と拡散曲面とがその間に段差無く滑らかに
繋げられていることを特徴とする。
【００１２】この結果、本発明の車両用灯具は、光制御
エレメント群の光照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え
方が段差無く違和感無く見え、見え方が向上される。
エレメント群の光照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え
方が段差無く違和感無く見え、見え方が向上される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の一実
施の形態を図１及び図２を参照して説明する。この例は
例えば照明灯と信号灯とが組み合わせられた複数の灯具
のうちの信号灯の例について説明する。図中、図３乃至
図５と同符号は同一のものを示す。
施の形態を図１及び図２を参照して説明する。この例は
例えば照明灯と信号灯とが組み合わせられた複数の灯具
のうちの信号灯の例について説明する。図中、図３乃至
図５と同符号は同一のものを示す。
【００１４】この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、レンズ３Ａの光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａ
との繋ぎ部の内面に、光源バルブ５０からの直射光Ｌ
を、光照射部３０Ａによる照射範囲（図１中の一点鎖線
Ｌ１で示す範囲）よりも広い範囲（図１中の実線矢印Ｌ
で示す範囲）に亘って拡散照射させる拡散曲面６が設け
られているものである。この拡散曲面６は、図２に示す
ように、縦円柱凹面形状乃至縦自由曲面の凹面形状をな
す。
具は、レンズ３Ａの光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａ
との繋ぎ部の内面に、光源バルブ５０からの直射光Ｌ
を、光照射部３０Ａによる照射範囲（図１中の一点鎖線
Ｌ１で示す範囲）よりも広い範囲（図１中の実線矢印Ｌ
で示す範囲）に亘って拡散照射させる拡散曲面６が設け
られているものである。この拡散曲面６は、図２に示す
ように、縦円柱凹面形状乃至縦自由曲面の凹面形状をな
す。
【００１５】一方、上述のレンズ３Ａは、図１に示すよ
うに、前部から側部にかけて回り込み部（すなわち光照
射部３０Ａ）を有し、この回り込み部は、前部における
光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部と側部に
おける光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部と
を結ぶ直線稜線（図１中の二点鎖線）６０よりも外側に
突出した形状をなす。
うに、前部から側部にかけて回り込み部（すなわち光照
射部３０Ａ）を有し、この回り込み部は、前部における
光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部と側部に
おける光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部と
を結ぶ直線稜線（図１中の二点鎖線）６０よりも外側に
突出した形状をなす。
【００１６】この実施の形態における本発明の車両用灯
具は、以上の如き構成からなるので、拡散曲面６に入射
された光源バルブ５０からの直射光Ｌを、外部にレンズ
３Ａの光照射部３０Ａによる照射範囲Ｌ１よりも広く拡
散照射させることができ、光の制御がし易くなり、見栄
えが向上される。
具は、以上の如き構成からなるので、拡散曲面６に入射
された光源バルブ５０からの直射光Ｌを、外部にレンズ
３Ａの光照射部３０Ａによる照射範囲Ｌ１よりも広く拡
散照射させることができ、光の制御がし易くなり、見栄
えが向上される。
【００１７】しかも、レンズ３Ａの回り込み部が直線稜
線６０よりも外側に突出した形状をなすので、光照射部
３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部の内面に設けられ
る拡散曲面６の曲率半径を大きくすることができ、その
分この拡散曲面６から光源バルブ５０からの光Ｌを外部
により広く拡散照射させることができる。
線６０よりも外側に突出した形状をなすので、光照射部
３０Ａとシール脚部３１Ａとの繋ぎ部の内面に設けられ
る拡散曲面６の曲率半径を大きくすることができ、その
分この拡散曲面６から光源バルブ５０からの光Ｌを外部
により広く拡散照射させることができる。
【００１８】また、この実施の形態における本発明の車
両用灯具は、上述の拡散曲面６に入射した光源バルブ５
０からの光Ｌを外部に拡散照射することができるので、
複数個の灯具が隣接する車両用灯具の場合であっても、
隣の灯具のレンズ２に光が写り込んで、隣の灯具に光が
漏れたりするのを防ぐことができる。
両用灯具は、上述の拡散曲面６に入射した光源バルブ５
０からの光Ｌを外部に拡散照射することができるので、
複数個の灯具が隣接する車両用灯具の場合であっても、
隣の灯具のレンズ２に光が写り込んで、隣の灯具に光が
漏れたりするのを防ぐことができる。
【００１９】さらに、この実施の形態における本発明の
車両用灯具は、レンズ３Ａの光照射部３０Ａの内面に光
制御エレメント３２Ａ群が設けられている場合におい
て、光制御エレメント３２Ａ群と拡散曲面６とがその間
に段差無く滑らかに繋げられているので、光制御エレメ
ント３２Ａ群の光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの
繋ぎ部の見え方が段差無く違和感無く見え、見え方が向
上される。
車両用灯具は、レンズ３Ａの光照射部３０Ａの内面に光
制御エレメント３２Ａ群が設けられている場合におい
て、光制御エレメント３２Ａ群と拡散曲面６とがその間
に段差無く滑らかに繋げられているので、光制御エレメ
ント３２Ａ群の光照射部３０Ａとシール脚部３１Ａとの
繋ぎ部の見え方が段差無く違和感無く見え、見え方が向
上される。
【００２０】なお、上述の実施の形態においては、照明
灯と信号灯とが組み合わせられた複数の灯具のうちの信
号灯について説明したが、本発明の車両用灯具は、その
他の灯具にも使用できる。
灯と信号灯とが組み合わせられた複数の灯具のうちの信
号灯について説明したが、本発明の車両用灯具は、その
他の灯具にも使用できる。
【００２１】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具は、レンズの光照射部とシール脚部との繋ぎ部の
内面に、光源バルブからの光を、光照射部による照射範
囲よりも広く拡散照射させる拡散曲面が設けられている
ものであるから、この拡散曲面により、光源バルブから
の光を、外部に光照射部による照射範囲よりも広く拡散
照射させることができる。
用灯具は、レンズの光照射部とシール脚部との繋ぎ部の
内面に、光源バルブからの光を、光照射部による照射範
囲よりも広く拡散照射させる拡散曲面が設けられている
ものであるから、この拡散曲面により、光源バルブから
の光を、外部に光照射部による照射範囲よりも広く拡散
照射させることができる。
【００２２】しかも、レンズの回り込み部が直線稜線よ
りも外側に突出した形状をなすので、光照射部とシール
脚部との繋ぎ部の内面に設けられる拡散曲面の曲率半径
を大きくすることができ、その分この拡散曲面から光源
バルブからの光を外部により広く拡散照射させることが
できる。
りも外側に突出した形状をなすので、光照射部とシール
脚部との繋ぎ部の内面に設けられる拡散曲面の曲率半径
を大きくすることができ、その分この拡散曲面から光源
バルブからの光を外部により広く拡散照射させることが
できる。
【００２３】また、上述の拡散曲面に入射した光源バル
ブからの光を外部に拡散照射することができるので、複
数個の灯具が隣接する車両用灯具の場合であっても、隣
の灯具のレンズに光が写り込んで、隣の灯具に光が漏れ
たりするのを防ぐことができる。
ブからの光を外部に拡散照射することができるので、複
数個の灯具が隣接する車両用灯具の場合であっても、隣
の灯具のレンズに光が写り込んで、隣の灯具に光が漏れ
たりするのを防ぐことができる。
【００２４】さらに、本発明の車両用灯具は、レンズの
光照射部の内面に光制御エレメント群が設けられてお
り、この光制御エレメント群と拡散曲面とがその間に段
差無く滑らかに繋げられているものであるから、光制御
エレメント群の光照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え
方が段差無く違和感無く見え、見え方が向上される。
光照射部の内面に光制御エレメント群が設けられてお
り、この光制御エレメント群と拡散曲面とがその間に段
差無く滑らかに繋げられているものであるから、光制御
エレメント群の光照射部とシール脚部との繋ぎ部の見え
方が段差無く違和感無く見え、見え方が向上される。
【図１】本発明の車両用灯具の一実施の形態を示した横
断面図である。
断面図である。
【図２】同じく要部（拡散曲面）の拡大断面図である。
【図３】従来の車両用灯具を示した側面図である。
【図４】図３におけるＩＶ−ＩＶ線断面図である。
【図５】レンズの光照射部とシール脚部との部分の拡大
断面図である。
断面図である。
１…ランプハウジング、１０…隔壁、１１…シール凹
部、２…照明灯用のレンズ、３Ａ…レンズ（信号灯用の
レンズ）、３０Ａ…光照射部、３１Ａ…シール脚部、３
２Ａ…光制御エレメント、４…照明灯用の灯室、４０…
照明灯用の光源バルブ、５…信号灯用の灯室、５０…信
号灯用の光源バルブ、６…拡散曲面、６０…直線稜線、
Ｌ…光源バルブからの光であって光照射部による照射範
囲よりも広く拡散照射された光、Ｌ１…光照射部により
外部に照射された光源バルブからの光。
部、２…照明灯用のレンズ、３Ａ…レンズ（信号灯用の
レンズ）、３０Ａ…光照射部、３１Ａ…シール脚部、３
２Ａ…光制御エレメント、４…照明灯用の灯室、４０…
照明灯用の光源バルブ、５…信号灯用の灯室、５０…信
号灯用の光源バルブ、６…拡散曲面、６０…直線稜線、
Ｌ…光源バルブからの光であって光照射部による照射範
囲よりも広く拡散照射された光、Ｌ１…光照射部により
外部に照射された光源バルブからの光。
Claims (2)
- 【請求項１】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
が画成されており、この灯室内には光源バルブが配設さ
れており、前記レンズは、前記光源バルブからの光を外
部に照射する光照射部と、その光照射部の端部に設けら
れており前記ランプハウジングにシールされるシール脚
部とを備えた車両用灯具において、 前記レンズは、前部から側部にかけて回り込み部を有
し、この回り込み部は、前部における前記光照射部と前
記シール脚部との繋ぎ部と側部における前記光照射部と
前記シール脚部との繋ぎ部とを結ぶ直線稜線よりも外側
に突出した形状をなし、 前記レンズの前記光照射部と前記シール脚部との繋ぎ部
の内面には、前記光源バルブからの光を、前記光照射部
による照射範囲よりも広く拡散照射させる拡散曲面が設
けられている、ことを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項２】 前記光照射部の内面には、前記光源バル
ブからの光を制御する曲面形状の光制御エレメント群が
設けられており、この光制御エレメント群と前記拡散曲
面とがその間に段差無く滑らかに繋げられている、こと
を特徴とする請求項１に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2775997A JPH10223007A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2775997A JPH10223007A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10223007A true JPH10223007A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12229948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2775997A Pending JPH10223007A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10223007A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030809A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車のランプユニット |
| JP2007244233A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| WO2023220720A1 (en) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | Valeo North America, Inc. | Light control in an optical element |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP2775997A patent/JPH10223007A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030809A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車のランプユニット |
| JP2007244233A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| WO2023220720A1 (en) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | Valeo North America, Inc. | Light control in an optical element |
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