JPH10222220A - リモート診断システム - Google Patents

リモート診断システム

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Publication number
JPH10222220A
JPH10222220A JP2821997A JP2821997A JPH10222220A JP H10222220 A JPH10222220 A JP H10222220A JP 2821997 A JP2821997 A JP 2821997A JP 2821997 A JP2821997 A JP 2821997A JP H10222220 A JPH10222220 A JP H10222220A
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JP
Japan
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data
personal computer
controller
microcomputer
command
Prior art date
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Application number
JP2821997A
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English (en)
Inventor
秀昭 ▲高▼久
Hideaki Takaku
Takahiro Kamata
高広 鎌田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスセンタのパーソナルコンピュータか
らネットワークで接続されたパーソナルコンピュータを
介して、診断の対象となるコントローラのソフトウェア
を即座にバージョンアップできるリモート診断システム
を得る。 【解決手段】 サービスセンター側のPC10はインタ
ーフェース12を有し、ユーザ側のPC20はインター
フェース22と、命令・データ生成手段23で生成され
た命令やデータをコントローラ30に送信する命令・デ
ータ送信手段24と、コントローラ30の状態情報を受
信する情報受信手段25と、を有し、診断の対象となる
コントローラ30はマイコン32と、命令・データ受信
手段31で受信した命令やデータの中から命令を抽出す
る命令・データ抽出手段34と、この抽出された命令を
比較処理する命令比較手段33と、メモリ38と、情報
送信手段39と、リセット信号を出力するリセット信号
生成手段37と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般産業機械な
どの分野に使用され、シーケンス制御、サーボ制御など
を行うコントローラに関わり、特に遠隔地にあるユーザ
のコントローラで発生した問題をサービスセンタ(メー
カを含む)との通信回線を利用して解決するリモート診
断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の数値制御装置のリモート診
断方式のブロック図であり、特開平2ー36407号公
報に記載されたものである。図において、510はコン
ピュータであり、一般の16ビット、あるいは32ビッ
トのパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)が使
用できる。このPC510はサービスセンタなどのサー
ビスの拠点に配置され、総合的な知識を有するサービス
エンジニアがリモート操作を行う。サービスエンジニア
は、PC510を操作することにより、遠隔地の診断の
対象となる数値制御装置(以下、CNCと記す)530
から必要なデータを得て、診断を実行し、障害箇所ある
いは加工プログラムの誤り、パラメータの設定の誤り等
を捜し出し、必要に応じて修理の指示、加工プログラム
の修正指示等を行なう。
【0003】511は操作キー、513は操作キー51
1で入力されたリモート操作指令512を送信用テキス
トに変換する操作指令変換手段である。操作指令変換手
段513では、リモート操作指令512を送信用のコー
ド、フォーマットに変換し、チェックビットの追加等を
行なう。514は送信の開始を通知する送信制御手段で
ある。515は、変換された送信用テキストをCNC5
30に送信し、またCNC530からの診断データを受
信する通信制御部である。ここでは、物理的なインター
フェイスはRS232Cを使用しているが、必要に応じ
て他のインターフェイスを使用することもできる。51
6は、CNC530からの診断データの受信を内部に通
知する受信制御手段、517はこの受信した診断データ
からビデオRAMデータを取出すビデオデータ取出し手
段である。518はデータを表示装置の1画面文のビデ
オデータに変換する表示データ変換手段である。519
は1画面分のビデオデータが格納されるビデオRAMで
あり、ビデオRAM519は必要に応じて複数画面文の
容量に拡張することができる。520はCRTあるいは
液晶表示装置等の表示装置である。サービスエンジニア
は、PC510の表示装置520に表示されるCNC5
30の1画面分の表示を見て、遠隔地に設置された数値
制御装置の診断を実行することができる。
【0004】診断の対象となるCNC530において、
531はPC510の通信制御部515と同様なRS2
32Cインターフェイスで構成される通信制御部であ
る。532はリモート操作指令の受信を内部に通知する
受信制御手段、533は受信した信号からリモート操作
指令を解読するリモート操作指令解読手段である。ここ
では、リモート操作指令は表示画面を選択する選択信号
が使用される。534はリモート操作指令による診断デ
ータが選択される診断データ選択手段であり、実際には
表示画面が内部のメモリから選択される。また、診断デ
ータ選択手段534は、PC510側にいるサービスエ
ンジニアの指示に基づいて、CNC530側にいるオペ
レータによって、操作キー538から、選択信号を入力
される。535は、選択された表示画面のデータを表示
可能な1画面分のデータに変換する診断データ変換手段
である。536は、表示するビデオデータが格納される
ビデオRAM、537はビデオRAM536のビデオデ
ータを表示する表示装置である。CNC530の近辺に
いるオペレータは、表示装置537に表示される内容を
監視する。
【0005】539は、ビデオRAM536に格納され
ているビデオデータを読み取るビデオデータ読み取り手
段、540はビデオデータ読み取り手段539によっ
て、読み取られたビデオデータにチェックビット等を追
加し、送信用テキストに変換するビデオデータ変換手段
である。541は送信通信を出す送信制御手段であり、
この送信用テキストは診断データとして通信制御部53
1から出力される。551はCNC530側のモデム、
552はPC510側のモデム、553は通信回線であ
る。
【0006】ここで、リモート操作されるCNC530
の画面として、以下のものがある。 (1)現在位置表示画面、残り移動量表示画面 (2)アラーム表示画面 (3)入出力信号表示画面 (4)ラダーの状態表示画面
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモート診断方
式において、診断の結果、機能向上等で遠隔地にあるコ
ントローラのソフトウェアのバージョンアップが必要に
なった場合、バージョンアップのためのフロッピーディ
スクを、サービスセンタからユーザに交通手段による運
搬によって送付していたので、ユーザは作業ができない
まま待たされてしまうという問題点があった。また、ユ
ーザに通常操作以外のバージョンアップの作業を強いる
という問題点があった。さらに、ユーザがサービスセン
タより遠隔地にある場合には、このソフトウェア改修の
待ち時間は1日以上の時間を要してしまうこともあっ
た。
【0008】また、従来のリモート診断方式では、遠隔
地にある診断の対象となるコントローラ内部のマイクロ
コンピュータの動作を、サービスセンタにいるサービス
マンが詳細に解析することができないため、使用できる
範囲内のデータから外部信号のインターロックのための
機械システムの停止(以下不具合という)の原因を推測
し、推測した原因を順番に調べていくという手順で調査
することになり、不具合の真の原因にたどり着くまでに
数多くの時間を要してしまうことがあるという問題点が
あった。
【0009】さらに、従来のリモート診断方式は、上述
のようにサービスセンタにいるサービスマンが、遠隔地
にある診断の対象となるコントローラの情報をモニタ
し、診断していたので、サービスセンタにサービスマン
がいる時にしか機能せず、真夜中や休日などに診断の対
象となるコントローラが動作しなくなった場合には、ユ
ーザはサービスセンタが営業開始するまで待たなければ
ならないという問題点があった。また、サービスマンが
診断の対象となるコントローラから通信回線を使って、
サービスセンタに送信されたデータを基に診断を行な
い、その回答をユーザに連絡していたが、診断するのが
サービスマンであり、その上受信データおよび診断結果
の蓄積ができなかったので、診断するサービスマンが異
なった場合、別のユーザから同じデータが送信されて
も、診断するのに時間がかかるという問題点があった。
【0010】この発明は、上述ような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、サービスセンタの
パーソナルコンピュータからネットワークで接続された
パーソナルコンピュータを介して、診断の対象となるコ
ントローラのソフトウェアを即座にバージョンアップで
きるリモート診断システムを得るものである。
【0011】また、第2の目的は、サービスセンタのパ
ーソナルコンピュータからネットワークで接続されたパ
ーソナルコンピュータを介して、診断の対象となるコン
トローラのマイクロコンピュータの動作の解析を行うこ
とができる
【0012】さらに、第3の目的は、サービスセンタの
サポートが休日および営業時間に限定されることのない
リモート診断システムを得るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリモート
診断システムは、第2のパーソナルコンピュータとネッ
トワークで接続するインターフェースを有る第1のパー
ソナルコンピュータと、第1のパーソナルコンピュータ
とネットワークで接続するインターフェースと、コント
ローラを制御するための命令やデータを生成する命令・
データ生成手段と、この命令・データ生成手段で生成さ
れた命令やデータをコントローラに送信する命令・デー
タ送信手段と、コントローラの状態情報を受信する情報
受信手段と、を有する第2のパーソナルコンピュータ
と、マイクロコンピュータと、命令やデータを受信する
命令・データ受信手段と、この命令・データ受信手段で
受信した命令やデータの中から命令を抽出する命令・デ
ータ抽出手段と、この命令・データ抽出手段で抽出され
た命令を比較し、モード切り換え命令が来た場合にはイ
ンストールモード信号を、またリセット要求命令が来た
場合にはリセット要求信号を出力する命令比較手段と、
メモリと、情報送信手段と、命令比較手段からリセット
要求信号が出力された場合に、マイコンをリセットする
リセット信号を出力するリセット信号生成手段と、を有
するコントローラと、を備え、第2のパーソナルコンピ
ュータをコントローラに接続し、第1のパーソナルコン
ピュータから第2のパーソナルコンピュータをネットワ
ークによるデータ通信で操作するようにしたものであ
る。
【0014】また、この発明に係るリモート診断システ
ムは、第2のパーソナルコンピュータとネットワークで
接続するインターフェースを有する第1のパーソナルコ
ンピュータと、第1のパーソナルコンピュータとネット
ワークで接続するインターフェースと、コントローラを
制御するための命令を生成し、コントローラに送信する
命令生成手段と、コントローラから受信した各種のデー
タを変換するデータ解析手段と、を有する第2のパーソ
ナルコンピュータと、マイクロコンピュータと、命令や
データを送受信する通信制御手段と、受信した命令内容
を解析する命令解析手段と、マイクロコンピュータへリ
セット信号を出力するリセット信号生成手段と、命令に
応じてサンプリング動作を行うアドレスを制御するアド
レス制御手段と、クロック信号の出力を制御するクロッ
ク生成手段と、メモリと、マイクロコンピュータからの
アドレス信号とデータ信号とコントロール信号とをメモ
リに格納できる形式でサンプリングするサンプリングデ
ータ生成手段と、メモリに対するアドレス信号とデータ
信号とコントロール信号との接続をマイクロコンピュー
タ側とサンプリングデータ生成手段側との間で切換え、
またメモリに格納されたアドレスデータ、データ、コン
トロールデータを読み出し、通信制御手段に出力する信
号切換手段と、を有するコントローラと、を備え、第2
のパーソナルコンピュータをコントローラに接続し、第
1のパーソナルコンピュータから第2のパーソナルコン
ピュータをネットワークによるデータ通信によりコント
ローラのマイクロコンピュータの動作解析をするように
したものである。
【0015】さらに、この発明に係るリモート診断シス
テムは、第1のマイクロコンピュータと、エラーメッセ
ージや第2のパーソナルコンピュータから得たコントロ
ーラの各種情報とリモート診断結果を格納する第1のメ
モリと、第2のパーソナルコンピュータから得たコント
ローラの各種情報を解析する情報解析手段と、第2のパ
ーソナルコンピュータとネットワークで接続するインタ
ーフェースと、を有する第1のパーソナルコンピュータ
と、第2のマイクロコンピュータと、第2のメモリと、
表示手段と、操作キーボードと、情報変換手段と、命令
をコントローラに送信する命令送信手段と、コントロー
ラより送信される情報データを受信する情報受信手段
と、第1のパーソナルコンピュータとネットワークで接
続するインターフェースと、を有する第2のパーソナル
コンピュータと、第3のマイクロコンピュータと、命令
を受信する命令受信手段と、情報送信手段と、メモリ
と、情報収集手段と、を有するコントローラと、を備
え、第2のパーソナルコンピュータをコントローラに接
続し、第2のパーソナルコンピュータから第1のパーソ
ナルコンピュータをネットワークによるデータ通信によ
りコントローラの不具合に対応したメッセージや対処方
法を入手できるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態であるコ
ントローラのリモート診断システムの構成を示す図であ
る。図において、10は第1のパーソナルコンピュータ
としてのサービスセンター側のPC、20は第2のパー
ソナルコンピュータとしてのユーザ側のPC、30は診
断の対象となるコントローラであり、シーケンス制御を
行うシーケンサ、サーボ制御などを行うサーボコントロ
ーラ、シーケンス制御およびサーボ制御を行うモーショ
ンコントローラ、CNC(数値制御装置)などがある。
11はPC10のマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと記す)、12はインターフェース、21はPC20
のマイコン、22はインターフェース、23はコントロ
ーラ30を制御するための命令やデータを生成する命令
・データ生成手段、24は命令・データ生成手段23で
生成された命令やデータをコントローラ30に送信する
命令・データ送信手段、25はコントローラ30の状態
情報を受信する情報受信手段、26はPC10とPC2
0とをデータ通信するネットワークである。
【0017】31はPC20からの命令やデータを受信
する命令・データ受信手段、32はマイコン、33は命
令比較手段、34は命令・データ受信手段31で受信し
た送信データをマイコン32に出力するとともに、送信
データの中から命令部分を抽出し、命令比較手段33に
出力する命令・データ抽出手段である。命令比較手段3
3は、命令・データ抽出手段34で抽出された命令を比
較し、モード切り換え命令が来た場合にはインストール
モード信号101を、またリセット要求命令が来た場合
にはリセット要求信号102を出力する。35は電源監
視手段、36はリセット・スイッチである。37は、電
源監視手段35から出力される電源状態信号103がO
FF状態からON状態に変化した場合と、リセット・ス
イッチ36をONした場合と、命令比較手段33からリ
セット要求信号102が出力された場合と、のいずれか
の場合に、マイコン32をリセットするリセット信号1
04を出力するリセット信号生成手段である。38はメ
モリ、39は情報送信手段である。
【0018】この発明の一実施の形態であるコントロー
ラのリモート診断システムは、サービスセンター側のパ
ーソナルコンピュータから診断の対象となるコントロー
ラに接続されたパーソナルコンピュータを介して、ネッ
トワークによるデータ通信により診断の対象となるコン
トローラを制御するものである。
【0019】コントローラ30のリモート診断システム
で、新たな命令コードをインストールし直す動作につい
て説明する。サービスセンター側のPC10と、診断の
対象となるコントローラ30が接続されたユーザ側のP
C20とを、ネットワーク26で接続し、サービスセン
ター側のPC10からコントローラ30のソフトウェア
をインストールするための要求を、パソコン通信により
ユーザ側のPC20に送信する。ユーザ側のPC20
は、受信した要求に基づいて生成した送信データを、診
断の対象となるコントローラ30に送信する。
【0020】コントローラ30の命令比較手段33は、
命令・データ抽出手段34から入力された命令がコント
ローラ30の状態を通常の運転状態からインストールが
可能な状態に変更するための命令である場合には、イン
ストールモード信号101をマイコン32に出力する。
マイコン32は、インストールモード信号101が入力
された場合、実行している処理を通常の運転のための処
理からインストールのための処理に変更し、変更したこ
とを示す状態情報を情報送信手段39に出力する。情報
送信手段39は、マイコン32から受け取った状態情報
をユーザ側のPC20に送信する。
【0021】ユーザ側のPC20のマイコン21は、情
報受信手段25が状態情報を受信した時、状態情報を読
み出し、コントローラ30のマイコン32の処理がイン
ストールのための処理に変更されたことを確認する。変
更されていた場合には、続いて次の処理、例えばメモリ
に命令コードやデータなどを書き込む処理に移る。
【0022】次に、コントローラ30のメモリ38に新
たな命令コードやデータを格納し直す動作について説明
する。まず、ユーザ側のPC20の命令・データ生成手
段23は、サービスセンター側のPC10から受け取っ
たデータと格納すべきアドレスを示したアドレス情報を
合わせて送信データとして生成し、この送信データは命
令・データ送信手段24を経由してコントローラ30に
送信される。
【0023】コントローラ30の命令・データ抽出手段
34は、命令・データ受信手段31を経由して受信した
送信データを、メモリ38に格納するデータとそのデー
タを格納すべきアドレス情報とに分離してマイコン32
に渡す。マイコン32は、メモリ38のアドレス情報が
示すアドレスへデータの書き込みを行い、書き込みを行
った後に、メモリ38の内容を読み出し、書き込んだデ
ータと照合する。データが一致していれば書き込みは成
功であると判断し、不一致であれば書き込みは失敗であ
ると判断して、メモリ38へのデータの書き込みが成功
したかあるいは失敗したかを示す状態情報を情報送信手
段39に書き込む。情報送信手段39は、マイコン32
から受け取った状態情報をユーザ側のPC20に送信す
る。
【0024】PC20のマイコン21は、情報受信手段
25に状態情報を受信した時、状態情報を情報受信手段
25から読み出し、コントローラ30のメモリ38への
書き込みが成功したかあるいは失敗したかを確認し、失
敗していた場合には、再び同じ送信データをコントロー
ラ30へ送信する。コントローラ30のメモリ38への
書き込みが成功していた場合には、サービスセンター側
のPC10から受け取ったデータがまだ残っている間
は、格納すべきアドレスを更新しながら、送信データを
コントローラ30へ送信する処理を繰り返す。サービス
センター側のPC10から受け取ったデータが残ってい
ない場合には、すべてのデータをコントローラ30のメ
モリ38に格納し終わったものとして、データを送信す
る処理を終了する。
【0025】次に、コントローラ30のマイコン32
を、メモリ38に新たに格納し直したプログラムで起動
し直す動作について説明する。まず、パソコン通信によ
り、サービスセンター側のPC10のマイコン11は、
コントローラ30のマイコン32をリセットするための
要求を、パソコン通信によりユーザ側のPC20に送信
する。
【0026】ユーザ側のPC20の命令・データ生成手
段23は、入力された要求に基づいてコントローラ30
のマイコン32をリセットするための命令を生成し、送
信データとして、命令・データ送信手段24に出力す
る。命令・データ送信手段24は、送信データをコント
ローラ30に送信する。
【0027】コントローラ30の命令比較手段33は、
入力された命令がコントローラ30のマイコン32をリ
セットするための命令であれば、リセット要求信号10
2をリセット信号生成手段37へ出力する。リセット信
号生成手段37は、命令比較手段33からリセット要求
信号102が入力された場合に、ある一定期間リセット
信号104をマイコン32に出力し、マイコン32をリ
セットする。
【0028】従って、命令比較手段33からリセット要
求信号102を出力することにより、マイコン32をリ
セットし、メモリ38に新たに格納し直した命令コード
でコントローラ30のマイコン32の制御を再開する。
【0029】実施の形態2.図2はこの発明の一実施の
形態に係るコントローラのリモート診断システムの構成
を示す図である。図において、10は第1のパーソナル
コンピュータとしてのサービスセンター側のPC、40
は第2のパーソナルコンピュータとしてのユーザ側のP
C、50は診断の対象となるコントローラである。11
はPC10のマイコン、12はインターフェース、41
はPC40のマイコン、42はインターフェース、43
はサービスセンター側のPC10から受信した要求を基
に命令に変換してコントローラ50に送信する命令生成
手段、44はコントローラ50から受信した各種のデー
タをマイコン41で使用できるデータ形式に変換するデ
ータ解析手段、45はPC10とPC40とをデータ通
信するネットワークである。
【0030】51はコントローラ50のマイコン、52
はユーザ側のPC40からの命令を受信し、またサンプ
リングしたデータをPC40へ送信する通信制御手段で
ある。53は受信した命令内容を解析する命令解析手
段、54はリセット信号を出力するリセット信号生成手
段、55はアドレス制御手段、56はクロック生成手
段、57は信号切換手段、58はメモリ、59はサンプ
リングタイミング毎に各種のデータをサンプリングする
サンプリングデータ生成手段である。
【0031】命令解析手段53は、受信した命令内容を
解析し、 (a)入力された命令がマイコン51をリセットする命
令の場合には、マイコン51をリセットするためのリセ
ット要求110を、リセット信号生成手段54に出力す
る。 (b)入力された命令から、データのサンプリングを開
始するアドレスを示すサンプリングアドレス情報111
とサンプリングするデータの数を示すサンプリングデー
タ数情報112とを抽出し、アドレス制御手段55に出
力する。 (c)入力された命令がコントローラ50の状態を通常
の運転状態からマイコン51の動作解析が可能な状態に
変更するための命令の場合には、メモリ58に対するア
ドレス信号とデータ信号の接続を、マイコン51側から
サンプリングデータ生成手段59側に変更する切換信号
113を、信号切換手段57に出力する。
【0032】リセット信号生成手段54は、命令解析手
段53が出力するリセット要求110に基づいて、マイ
コン51をリセットするリセット信号114を出力す
る。
【0033】アドレス制御手段55は、マイコン51か
ら出力されたアドレス信号123と命令解析手段53が
抽出したサンプリングアドレス情報111とを比較し、
内容が一致した時点からデータのサンプリング動作を開
始し、メモリ58に出力するアドレス信号131を先頭
アドレスから順次進め、サンプリングデータ数情報11
2に示されたデータの数となるまでデータのサンプリン
グ動作を行う。アドレス信号131はコントロール信号
132による書込み/読み出し要求毎に進められる。ま
た、アドレス制御手段55は、サンプリング動作を行っ
ている間、基本クロック信号130の周期毎にメモリ5
8への書込み/読み出し要求としてコントロール信号1
32を出力する。さらに、アドレス制御手段55は、マ
イコン51の動作を停止させるため、クロック停止要求
133を有効にする。
【0034】クロック生成手段56は、アドレス制御手
段55へサンプリング動作の基本となる基本クロック信
号130を常時出力するとともに、クロック停止要求1
33が無効になっている場合には、マイコン51へクロ
ック信号134を出力し、クロック停止要求133が有
効になっている場合には、マイコン51へのクロック信
号134の出力を停止する。
【0035】信号切換手段57は、切換信号113が入
力されると、メモリ58に対するアドレス信号120、
データ信号121およびコントロール信号122の接続
を、マイコン51側(アドレス信号123、データ信号
124およびコントロール信号125)とサンプリング
データ生成手段59側(アドレスデータ126、データ
127およびコントロールデータ128)との間で切換
える。また、信号切換手段57は、メモリ58のアドレ
ス信号120をサンプリングしたデータ数分だけ順次進
めていき、メモリ58に格納されたアドレスデータ12
6、データ127、コントロールデータ128を読み出
し、通信制御手段52に出力する。
【0036】サンプリングデータ生成手段59は、基本
クロック信号130のサンプリングタイミング毎に各種
のデータをサンプリングするものであり、60はマイコ
ン51からのアドレス信号123をメモリ58に保存で
きるアドレスデータ126に変換するアドレス信号イン
ターフェース、61はマイコン51からのデータ信号1
24をメモリ58に保存できるデータ127に変換する
データ信号インターフェース、62はマイコン51から
のコントロール信号125をメモリ58に保存できるコ
ントロールデータ128に変換するコントロール信号イ
ンターフェース、63はアドレスデータ126とデータ
127とコントロールデータ128とを切換えてメモリ
58に対するデータ信号129を生成するデータ切換手
段である。
【0037】この発明の一実施の形態に係るコントロー
ラのリモート診断システムの動作について説明する。ま
ず、遠隔地にあるサービスセンタ側のPC10とコント
ローラ50が接続されたユーザ側のPC40とを、ネッ
トワーク45で接続し、PC10とPC40との間でパ
ソコン通信を行なう。
【0038】サービスセンタ側のPC10のマイコン1
1は、パソコン通信により、コントローラ50のマイコ
ン51の動作を解析できる状態にするための要求を、ユ
ーザ側のPC40に送信する。ユーザ側のPC40のマ
イコン41は、送信された要求を命令生成手段43に出
力する。命令生成手段43は、入力された要求に基づい
て、コントローラ50のマイコン51の動作を解析でき
る状態に変更するための命令を生成し、コントローラ5
0へ送信する。
【0039】コントローラ50において、命令解析手段
53で通信制御手段52を経由してPC40から受信し
た命令の内容を解析する。入力された命令がコントロー
ラ50の状態を通常の運転状態からマイコン51の動作
解析が可能な状態に変更するための命令である場合に
は、メモリ58に対するアドレス信号とデータ信号の接
続を、マイコン51側からサンプリングデータ生成手段
59側に変更する切換信号113を、信号切換手段57
に出力する。また、入力された命令がマイコン51をリ
セットする命令の場合には、マイコン51をリセットす
るためのリセット要求110を、リセット信号生成手段
54に出力する。さらに、入力された命令から、サンプ
リングを開始するアドレスを示すサンプリングアドレス
情報111とサンプリングするデータの数を示すサンプ
リングデータ数情報112とを抽出し、アドレス制御手
段55に出力する。
【0040】アドレス制御手段55は、マイコン51か
ら出力されたアドレス信号123の内容と、命令解析手
段53が抽出したサンプリングアドレス情報111の内
容とを比較し、それらの内容が一致した時点からデータ
のサンプリング動作を開始する。メモリ58へ出力する
アドレス信号131を先頭アドレスから順次進めてい
き、アドレス信号131サンプリングしているデータの
数がサンプリングデータ数情報112に達するまでデー
タのサンプリング動作を継続する。また、アドレス制御
手段55は、サンプリング動作を行っている間、クロッ
ク生成手段56から出力された基本クロック信号130
の各周期毎に、コントロール信号132によりメモリ5
8への書込み要求を行う。
【0041】サンプリングデータ生成手段59は、基本
クロック信号130の各周期毎に、マイコン51からの
アドレス信号123、データ信号124およびコントロ
ール信号125をメモリ58に保存できるデータ形式に
変換する。アドレス信号インターフェース60で、アド
レス信号123をメモリ58に保存できるアドレスデー
タ126に、データ信号インターフェース61で、デー
タ信号124をメモリ58に保存できるデータ127に
し、コントロール信号インターフェース62で、コント
ロール信号125をメモリ58に保存できるコントロー
ルデータ128に変換する。上述のデータ形式に変換さ
れたアドレスデータ126、データ127、コントロー
ルデータ128は、アドレス制御手段55からの書込み
要求(コントロール信号132)が出力される毎にそれ
ぞれメモリ58に格納される。
【0042】さらに、アドレス制御手段55は、メモリ
58のアドレス信号120を先頭アドレスからサンプリ
ングしたデータ数分だけ順次進めていき、メモリ58に
格納されたアドレスデータ126、データ127、コン
トロールデータ128を読み出し、データ115として
通信制御手段52に出力する。通信制御手段52でユー
ザ側のPC40に送信できるデータ形式に変換されて、
PC40に送信する。
【0043】PC40において、受信したアドレスデー
タ、データ、コントロールデータをデータ解析手段44
によりマイコン41で使用できるデータ形式に変換す
る。マイコン41は、パソコン通信により、データ変換
されたデータを、サービスセンタ側のPC10に送信す
る。サービスセンタ側のPC10のマイコン11は、送
信されたデータを解析してユーザ側にあるコントローラ
50の状態を診断する。
【0044】上述のように、アドレス信号、データ信号
およびコントロール信号をサンプリングデータ生成手段
59でサンプリングし、これをマイコンが扱える形式の
データとしてメモリ58に蓄えたデータを通信制御手段
52によりパソコン通信を行なう上位のPC40へ送信
するように構成したので、ユーザ側のコントローラ50
の内部動作の解析ができる。
【0045】実施の形態3.図3はこの発明の一実施の
形態に係るコントローラのリモート診断システムの構成
を示す図である。図において、90は第1のパーソナル
コンピュータとしてのサービスセンター側の24時間無
休のPC、70は第2のパーソナルコンピュータとして
の遠隔地にあるユーザ側のPC、80は診断の対象とな
るコントローラである。91は第1のマイクロコンピュ
ータとしてのPC90のマイコン、92はコントローラ
80の各構成部品のソフトウェア型名、ハードウェア型
名(以下、ソフトウェアバージョン、ハードウェアバー
ジョンと記す)や各種パラメータの内容に対応したエラ
ーメッセージやエラー対処方法データやコントローラ8
0から得た各種情報とリモート診断結果を格納する第1
のメモリとしてのメモリ、93はデータベース化された
ファイルを有し、コントローラ80から受信した情報を
解析する情報解析手段、94はインターフェース、95
はPC90とPC70とをデータ通信するネットワーク
である。
【0046】71は第2のマイクロコンピュータとして
のユーザ側のPC70のマイコン、72はインターフェ
ース、73はマイコン71より出力される命令をコント
ローラ80に送信する命令送信手段、74はコントロー
ラ80より送信される情報データを受信する情報受信手
段、75はエラーメッセージやエラー対処方法を格納す
る第2のメモリとしてのメモリ、76はエラーメッセー
ジやエラー対処方法を表示するCRTなどの表示手段、
77はリモート診断の実行を入力する操作キーボード、
78は操作キーボード77から入力された命令を信号に
変換する情報変換手段である。
【0047】81はPC70から受信した命令を受信す
る命令受信手段、82は第3のマイクロコンピュータと
してのコントローラ80のマイコン、83はメモリ、8
4はコントローラ80の情報データを送信する情報送信
手段、85は問題解析に必要な情報を収集する情報収集
手段である。
【0048】この発明の一実施の形態に係るコントロー
ラのリモート診断システムは、ユーザがリモート診断を
実行すると、診断の対象となるコントローラの情報がこ
のコントローラに接続されたマイコンを介してサービス
センタ側のマイコンにネットワークによるデータ通信で
送信され、サービスセンタ側のマイコンで送信されたコ
ントローラの情報(ソフトウェアバージョン、ハードウ
ェアバージョン、各種パラメータ等)を基に解析したエ
ラーメッセージやエラー対処方法を、コントローラに接
続されたマイコンに送信するものである。
【0049】この発明の一実施の形態に係るコントロー
ラのリモート診断システムの動作について説明する。遠
隔地のコントローラにおいてエラー等が発生した場合、
ユーザは遠隔地にあるユーザ側のPC70の操作キーボ
ード77でリモート診断に必要な情報を入力する。入力
された情報は情報変換手段78を経てマイコン71へ出
力される。マイコン71は、エラーメッセージやエラー
対策方法等を格納しているメモリ75の内容を変更する
ための要求を、命令送信手段73を経由してコントロー
ラ80に送信する。
【0050】コントローラ80のマイコン82は、命令
受信手段81を経由して受信したデータにより、メモリ
83に格納されているコントローラ80のソフトウェア
バージョンとハードウェアバージョンとの情報データ、
および、情報収集手段85からコントローラ80の各種
情報を抽出し、抽出した情報データを情報送信手段84
を経由してユーザ側のPC70に送信する。
【0051】ユーザ側のPC70のマイコン71は、情
報受信手段74で受信した情報データをインターフェー
ス72を経由してネットワーク95で接続されたサービ
スセンター側のPC90にパソコン通信で送信する。
【0052】サービスセンター側のPC90のマイコン
91は、インターフェース94を経由して受信した情報
データを、情報解析手段93とメモリ92に出力する。
情報解析手段93は、受信した情報データの診断を行
い、診断結果をマイコン91に出力する。マイコン91
は、メモリ92から診断結果に対応するエラーメッセー
ジやエラー対策方法等のデータを読み出し、インターフ
ェース94を経由してユーザ側のPC70に送信する。
【0053】ユーザ側のPC70のマイコン71は、イ
ンターフェース72を経由して受信した情報データを、
メモリ75と情報変換手段78とに出力する。情報変換
手段78は、この受信した情報データを変換しCRT7
6に画面表示する。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0055】サービスセンタのパーソナルコンピュータ
からネットワークで接続されたパーソナルコンピュータ
を介して、診断の対象となるコントローラのソフトウェ
アを即座にバージョンアップできるようにしたので、ソ
フトウェア改修の待ち時間を減少することができ、また
ユーザの通常の操作以外のバージョンアップの作業を不
要とすることが可能となった。
【0056】また、サービスセンタのパーソナルコンピ
ュータからネットワークで接続されたパーソナルコンピ
ュータを介して、診断の対象となるコントローラのマイ
クロコンピュータの動作の解析を行うことができるよう
にしたので、診断の対象となるコントローラのマイクロ
コンピュータの動作に関連する不具合などの原因の調査
時間を短縮することが可能となった。
【0057】さらに、サービスセンタのサポートが休日
および営業時間に限定されることのないリモート診断シ
ステムを得ることができるようにしたので、ユーザに不
具合発生時サービスセンタが営業開始するまで待たせる
ことなく、迅速にトラブルシューティングや技術サポー
トを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態であるコントローラ
のリモート診断システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の一実施の形態に係るコントローラ
のリモート診断システムの構成を示す図である。
【図3】 この発明の一実施の形態に係るコントローラ
のリモート診断システムの構成を示す図である。
【図4】 従来の数値制御装置のリモート診断方式のブ
ロック図であり、特開平2ー36407号公報に記載さ
れたものである。
【符号の説明】
10 サービスセンター側のPC、 20 ユーザ側の
PC、 30 診断の対象となるコントローラ、 11
PC10のマイコン、 12 インターフェース、
21 PC20のマイコン、 22 インターフェー
ス、 23 命令・データ生成手段、 24 命令・デ
ータ送信手段、 25 情報受信手段、26 ネットワ
ーク、 31 命令・データ受信手段、 32 マイコ
ン、 33 命令比較手段、 34 命令・データ抽出
手段、 35 電源監視手段、36 リセットスイッ
チ、 37 リセット信号生成手段、 38 メモリ、
39 情報送信手段、 40 ユーザ側のPC、 41
PC40のマイコン、42 インターフェース、 4
3 命令生成手段、 44 データ解析手段、45 ネ
ットワーク、 50 診断の対象となるコントローラ、
51 コントローラ50のマイコン、 52 通信制
御手段、 53 命令解析手段、 54 リセット信号
生成手段、 55 アドレス制御手段、 56 クロッ
ク生成手段、 57 信号切換手段、 58 メモリ、
59 サンプリングデータ生成手段、 60 アドレ
ス信号インターフェース、 61 データ信号インター
フェース、 62 コントロール信号インターフェー
ス、 63 データ切換手段、 70 ユーザ側のP
C、 71 PC70のマイコン、 72 インターフ
ェース、 73 命令送信手段、 74 情報受信手
段、 75 メモリ、76 表示手段、 77 操作キ
ーボード、 78 情報変換手段、 80 診断の対象
となるコントローラ、 81 命令受信手段、 82
コントローラ80のマイコン、 83 メモリ、 84
情報送信手段、 85 情報収集手段、90 サービ
スセンター側のPC、 91 PC90のマイコン、
92 メモリ、 93 情報解析手段、 94 インタ
ーフェース、 95 ネットワーク、 101 インス
トールモード信号、102 リセット要求信号、 10
3電源状態信号、 104 リセット信号、 110
リセット要求、 111サンプリングアドレス情報、
112 サンプリングデータ数情報、 113切換信
号、 114 リセット信号、 120 アドレス信
号、 121 データ信号、 122 コントロール信
号、 123 アドレス信号、 124データ信号、
125 コントロール信号、 126 アドレスデー
タ、 127 データ、 128 コントロールデー
タ、 129 データ信号、 130基本クロック信
号、131 アドレス信号、132 コントロール信
号、 133 クロック停止要求、 134 クロック
信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパーソナルコンピュータと第2の
    パーソナルコンピュータと診断の対象となるコントロー
    ラとからなるリモート診断システムであって、前記第1
    のパーソナルコンピュータは、前記第2のパーソナルコ
    ンピュータとネットワークで接続するインターフェース
    を有し、前記第2のパーソナルコンピュータは、前記第
    1のパーソナルコンピュータとネットワークで接続する
    インターフェースと、前記コントローラを制御するため
    の命令やデータを生成する命令・データ生成手段と、こ
    の命令・データ生成手段で生成された命令やデータを前
    記コントローラに送信する命令・データ送信手段と、前
    記コントローラの状態情報を受信する情報受信手段と、
    を有し、前記コントローラは、マイクロコンピュータ
    と、命令やデータを受信する命令・データ受信手段と、
    この命令・データ受信手段で受信した命令やデータの中
    から命令を抽出する命令・データ抽出手段と、この命令
    ・データ抽出手段で抽出された命令を比較し、モード切
    り換え命令が来た場合にはインストールモード信号を、
    またリセット要求命令が来た場合にはリセット要求信号
    を出力する命令比較手段と、メモリと、情報送信手段
    と、前記命令比較手段からリセット要求信号が出力され
    た場合に、前記マイコンをリセットするリセット信号を
    出力するリセット信号生成手段と、を有するとともに、
    前記第2のパーソナルコンピュータを前記コントローラ
    に接続し、前記第1のパーソナルコンピュータから前記
    第2のパーソナルコンピュータをネットワークによるデ
    ータ通信で操作するようにしたことを特徴とするリモー
    ト診断システム。
  2. 【請求項2】 第1のパーソナルコンピュータと第2の
    パーソナルコンピュータと診断の対象となるコントロー
    ラとからなるリモート診断システムであって、前記第1
    のパーソナルコンピュータは、前記第2のパーソナルコ
    ンピュータとネットワークで接続するインターフェース
    を有し、前記第2のパーソナルコンピュータは、前記第
    1のパーソナルコンピュータとネットワークで接続する
    インターフェースと、前記コントローラを制御するため
    の命令を生成し、前記コントローラに送信する命令生成
    手段と、前記コントローラから受信した各種のデータを
    変換するデータ解析手段と、を有し、前記コントローラ
    は、マイクロコンピュータと、命令やデータを送受信す
    る通信制御手段と、受信した命令内容を解析する命令解
    析手段と、前記マイクロコンピュータへリセット信号を
    出力するリセット信号生成手段と、命令に応じてサンプ
    リング動作を行うアドレスを制御するアドレス制御手段
    と、クロック信号の出力を制御するクロック生成手段
    と、メモリと、前記マイクロコンピュータからのアドレ
    ス信号とデータ信号とコントロール信号とを前記メモリ
    に格納できる形式でサンプリングするサンプリングデー
    タ生成手段と、前記メモリに対するアドレス信号とデー
    タ信号とコントロール信号との接続を前記マイクロコン
    ピュータ側とサンプリングデータ生成手段側との間で切
    換え、また前記メモリに格納されたアドレスデータ、デ
    ータ、コントロールデータを読み出し、前記通信制御手
    段に出力する信号切換手段と、を有するとともに、前記
    第2のパーソナルコンピュータを前記コントローラに接
    続し、前記第1のパーソナルコンピュータから前記第2
    のパーソナルコンピュータをネットワークによるデータ
    通信により前記コントローラの前記マイクロコンピュー
    タの動作解析をするようにしたことを特徴とするリモー
    ト診断システム。
  3. 【請求項3】 第1のパーソナルコンピュータと第2の
    パーソナルコンピュータと診断の対象となるコントロー
    ラとからなるリモート診断システムであって、前記第1
    のパーソナルコンピュータは、第1のマイクロコンピュ
    ータと、エラーメッセージや前記第2のパーソナルコン
    ピュータから得た前記コントローラの各種情報とリモー
    ト診断結果を格納する第1のメモリと、前記第2のパー
    ソナルコンピュータから得た前記コントローラの各種情
    報を解析する情報解析手段と、前記第2のパーソナルコ
    ンピュータとネットワークで接続するインターフェース
    と、を有し、前記第2のパーソナルコンピュータは、第
    2のマイクロコンピュータと、第2のメモリと、表示手
    段と、操作キーボードと、情報変換手段と、命令を前記
    コントローラに送信する命令送信手段と、前記コントロ
    ーラより送信される情報データを受信する情報受信手段
    と、前記第1のパーソナルコンピュータとネットワーク
    で接続するインターフェースと、を有し、前記コントロ
    ーラは、第3のマイクロコンピュータと、命令を受信す
    る命令受信手段と、情報送信手段と、メモリと、情報収
    集手段と、を有するとともに、前記第2のパーソナルコ
    ンピュータを前記コントローラに接続し、前記第2のパ
    ーソナルコンピュータから前記第1のパーソナルコンピ
    ュータをネットワークによるデータ通信により前記コン
    トローラの不具合に対応したメッセージや対処方法を入
    手できるようにしたことを特徴とするリモート診断シス
    テム。
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