JP2001236115A - リモート診断システム及び方法 - Google Patents

リモート診断システム及び方法

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JP2001236115A
JP2001236115A JP2000046971A JP2000046971A JP2001236115A JP 2001236115 A JP2001236115 A JP 2001236115A JP 2000046971 A JP2000046971 A JP 2000046971A JP 2000046971 A JP2000046971 A JP 2000046971A JP 2001236115 A JP2001236115 A JP 2001236115A
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Masao Kamiguchi
賢男 上口
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Fanuc Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アラーム発生の機器がどのような状態でもリ
モート診断ができ、低コストで、より精度の高いリモー
ト診断システム、方法を得る。 【解決手段】 工場等に設けられた複数の機器A、B・
・に対して1台の管理装置20をLAN等で接続する。
管理装置20とメーカ側等に設けられた診断センタは通
信回線を介して接続される。管理装置20は、所定周期
毎及びアラーム発生時、機器の状態を示すパラメータデ
ータを読み取る。このパラメータデータ、問診処理を行
い得られた問診データ、ファイル25〜27に記憶する
アラーム発生の機器の仕様等のデータを診断情報として
診断センタに送信する。診断センタの診断装置30は、
診断情報と保守管理マニュアルデータ(ファイル37〜
39)の各種データにより精度の高い診断を行う。診断
結果を管理装置20又はアラーム発生の機器に送信す
る。機器が通信不能でも精度の高いリモート診断が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置で制御さ
れる工作機械や装置等の機器のリモート診断システム
(装置)及び診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等のフィールドに配置されている機
器の故障等を診断センター等で一括して診断する診断シ
ステムは、各種開発されている。例えば、特開平10−
228311号公報には、メーカ側に配置された診断コ
ンピュータ装置とユーザ側に配置された機器とをインタ
ーネットで接続し、ユーザ側の機器に故障が発生する
と、オペレータは電子メール作成プログラムを起動し、
故障診断用情報を作成して電子メールの形態で送信し、
メーカ側の診断コンピュータはこれを受信して、故障原
因等が解析され、メーカからユーザへの電話連絡やメー
カのサービス部門への連絡指示等の必要な対応対処がな
される。又、故障点検用プログラムが電子メールでメー
カのコンピュータ装置からユーザの機器に送られ。この
プログラムの実行で検出された情報がメーカ側に送信さ
れるようにした発明が記載されている。
【0003】又、特開平5−284573号公報には、
複数の数値制御装置がマルチプレクサを介してモデムが
接続され、故障診断装置と通信回線で接続され、故障診
断装置からデータ要求コマンドが送信されると、各数値
制御装置からの回答が一致するものは1つにまとめられ
て故障診断装置に返信されるようにした発明が記載され
ている。
【0004】特開平10−222220号公報には、サ
ービスセンタ側のパソコンと故障診断を行うコントロー
ラに接続されたパソコンをネットワークで接続し、セン
タ側から動作解析が可能な状態に変更する指令がパソコ
ンに指令されると、コントローラは、この指令に基づ
き、サンプリングを開始してデータを取得し、パソコン
を介してセンタ側に送信する。センタ側ではデータを解
析してコントローラの状態を診断するようにした発明が
記載されている。又、コントローラ側のパソコンよりリ
モート診断指令が入力されると、コントローラで各種情
報が抽出され、この情報はパソコンを介してセンタ側に
送られ、センタで診断を行い、その結果をコントローラ
側のパソコンに送出して、このパソコンのCRTに表示
する発明が記載されている。
【0005】特開平11−119815号公報には、C
NC工作機械とホストコンピュータを通信回線で接続
し、工作機械の故障等時に、工作機械の状態を表すデー
タをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータ
では故障原因を抽出し工作機械に送信するようにした発
明が記載されている。
【0006】特開平5−11834号公報には、メーカ
側に設けた問診端末とユーザ側のCNC機械側に設けた
回答端末を電話回線等の通信手段で接続し、問診端末か
ら問診プログラムを回答端末に送信し、回答端末ではこ
れを受信した後、オペレータがCNCのスタートボタン
を押すと、受信した問診プログラムに基づいてCNC機
械を動作させてデータを取得し、このデータを問診端末
に送信し、メーカ側で機械の診断を行うようにした発明
が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の各種リ
モート診断システムにおいて、診断される機器と診断を
行うセンタ側の装置が通信回線等で直接接続されている
ものにおいては、機器自体に通信障害が発生したとき、
この機器から診断を行うセンタ側に情報を送信すること
ができない。そのため、このような場合の診断はできな
いことになる。一般に、工作機械等を制御する制御装置
は、制御装置の一部に障害が発生した場合、安全のため
にシステムが立ち上がらなくなり、通信できないように
なっている。そのため、工作機械等の故障診断では、上
述したような、工作機械の制御装置と通信回線を直接接
続する方式では、十分な故障診断システムを構築できな
いことになる。
【0008】一方、上述した特開平10−222220
号公報に記載された故障診断システムにおいては、故障
を診断しようとするコントローラがパソコンを介して通
信回線に接続されている。そのため、このコントローラ
が作動しなくなったときでも、パソコンによってセンタ
側と通信することは可能であるが、この特開平10−2
22220号公報に記載された故障診断システムでは、
コントローラ側で故障が生じたとき、コントローラを作
動させてデータを抽出する必要があるもので、コントロ
ーラが作動しない状態になったときにはこの診断システ
ムは作動しないという欠点がある。
【0009】又、故障等を診断するには、単に機械の状
態等の情報のみでは、原因を診断することは難しい。機
械がアラームを発生して停止したとき等の機械の操作履
歴や、オペレータの関与状態等、アラーム発生時におけ
る機械動作、作業に関する各種情報が多く集められれ
ば、より正確に故障等のアラーム発生原因を診断するこ
とができる。しかし、上述した従来の技術では、単に機
械情報を集めるだけで、的確な故障原因を診断するには
不十分である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1〜10
に係わる本発明はリモート診断システム(リモート診断
装置)に係わるもので、上述した従来技術の欠点を改善
するために、複数の前記機器を有線又は無線でネットワ
ークして統合するか、あるいは電子記憶媒体を介して前
記機器の情報を入手可能とした管理装置を設ける。そし
て、前記機器にアラームが発生した場合、前記管理装置
からアラームを発生した機器の診断情報を通信回線を通
じて診断センタに送信するようにする。診断センタは前
記診断情報を受け取る受信サーバと診断機能を有する診
断装置もしくは受信サーバ機能と診断機能を有する診断
装置を備えている。前記診断装置は受け取った診断情報
に基づいて前記機器の診断を行い、その診断結果を前記
管理装置もしくは前記アラームを発生した機器に送信す
るようにした。
【0011】前記診断情報は機器の動作状態を示すパラ
メータ情報を含み、このパラメータ情報を所定周期毎収
集し前記管理装置内もしくは前記電子記憶媒体に更新記
憶し、アラーム発生時には最新のこのパラメータ情報を
診断情報として送信するようにする。そして、機器から
アラームが発生した時、該機器から前記動作状態を示す
パラメータ情報を収集し、収集できた場合はこのアラー
ム時のパラメータ情報と前記所定周期毎更新記憶したパ
ラメータ情報と共に診断情報として送信する。
【0012】さらに、前記管理装置は、問診機能を備
え、機器からアラームが発生したとき、問診機能を作動
させて問診に対して入力されたデータをも前記診断情報
として診断センタに送信する。又、管理装置に、該管理
装置が管理する機器の機種、タイプ等の機器を特定する
情報が予め入力記憶されており、アラーム発生時には、
アラームを発生した機器の上記機器を特定する情報をも
診断情報として送信する。又、管理装置に該管理装置が
管理する機器の保守履歴情報が予め入力記憶されてお
り、アラーム発生時には、アラームを発生した機器の上
記保守履歴情報をも診断情報として送信する。又、機器
の操作履歴を所定周期毎、前記管理装置内の記憶部もし
くは前記電子記憶媒体内に収集し、アラームを発生した
時、該アラームが発生した機器の操作履歴をも診断情報
として送信する。
【0013】診断センタには、前記各種機器の保守管理
に関するマニュアル情報を記憶した記憶手段を備え、該
診断センタの診断装置は受け取った診断情報と前記保守
管理に関するマニュアル情報に基づいて診断処理を行
う。さらに、診断センタには、該診断センタが管理する
管理装置内の全機器のアラーム履歴及び又は診断履歴を
記憶する記憶手段を備え、該診断センタの診断装置は受
け取った診断情報と前記アラーム履歴及び又は診断履歴
に基づいて診断処理を行うようにする。
【0014】又、請求項11〜14に係わる発明は、制
御装置で制御される各種機器のリモート診断方法であっ
て、複数の前記機器を管理する管理装置と通信回線を介
して接続される診断センタを備え、前記機器からアラー
ムが発生した際、当該機器の動作状態を示すパラメータ
の情報を有線又は無線のネットワークもしくは電子記憶
媒体を介して又は手動入力により前記管理装置入力し、
この機器の動作状態を示すパラメータの情報を診断情報
として前記診断センタに送信し、前記診断センタでは、
前記診断情報、及び診断センタで記憶する機械保守管理
情報を用いて機器の診断を行い、その診断結果を前記管
理装置もしくは前記アラームを発生した機器側に知らせ
るようにした。さらに、管理装置に、アラーム発生時の
オペレータに対する質問と該質問に対する複数の回答、
各回答に対して次の質問と、質問と回答を連鎖させて記
憶させておき、アラーム発生時、最初の質問から表示手
段に表示し、複数の回答の中からオペレータに選択さ
れ、選択された回答に応じて次の質問を表示し、順次、
質問と回答選択を繰り返しオペレータとの問診を行い、
この問診データをも診断情報として診断センタに送信し
リモート診断を行う。
【0015】又、管理装置には、該管理装置が管理する
機器の機種、タイプ等の機器を特定する情報、保守履歴
情報が予め入力記憶されており、アラーム発生時には、
アラームを発生した機器の上記機器を特定する情報をも
診断情報として送信してリモート診断を行う。記診断セ
ンタに、前記各種機器の保守管理に関するマニュアル情
報、機器のアラーム履歴、診断履歴の少なくとも1つを
記憶しておき、該診断センタでは、受け取った診断情報
と前記記憶情報に基づいてリモート診断処理を行う。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリモート診断シ
ステム(リモート診断装置)の要部ブロック図である。
工場等のフィールドには、CNC工作機械やロボット、
射出成形機等のコンピュータ内蔵の制御装置で制御され
る各種機器が配置されている。この複数の各種機器に対
してこれらを管理する管理装置が1台配置されている。
これら機器の制御装置と管理装置間は無線LANやイー
サネット等のLANで接続されている。図1に示す例で
は、機器Aが無線LANで、又機器Bがイーサネットで
管理装置20に接続されている例を示している。又、管
理装置20と診断センサのLANは無線電話あるいは有
線電話によりインターネットあるいは専用のネットワー
クで接続されるようになっている。工場等のフィールド
側は、機器メーカが機器を納入したユーザ側であり、診
断センタは機器を製造販売するメーカ側に通常設けられ
る。
【0017】図1では、機器A、Bの主要な制御部のみ
を図示している。各機器A、Bは、機器の機構部を制御
する制御装置a1,b1、管理装置20と通信するため
の通信装置a2,b2、メモリカード等の電子記憶媒体
10が接続される入出力装置a3,b3等を備えてい
る。
【0018】LANには、通信回線等に接続されるター
ミナルアダプタ22,無線通信のための送受信機23を
備えている。このLANには管理装置20、メモリカー
ド装置21等が接続されている。管理装置20は、前記
メモリカード等の電子記憶媒体10へのデータの読み書
きを行う入出力装置を備えている。又、診断センタとイ
ンターネットや専用ネットワークで接続されるターミナ
ルアダプタ24が接続されている。さらに、無線電話2
8により診断センタと接続する無線電話用通信手段をも
備えている。
【0019】又、管理装置20は、該管理装置20に接
続される各種機器の機種、タイプ、オプション手段、出
荷年月日等の各機器を特定する仕様内容等の出荷情報を
記憶する出荷情報ファイル25、各機器の保守履歴を記
憶する保守情報ファイル26、後述するように操作履歴
を一旦記憶するための操作履歴ファイル27を備えてい
る。なお、出荷情報ファイル25には、機器が初めてフ
ィールドに設置され、この管理装置20に接続されたと
きの上記仕様等の情報が予め入力される。又、保守情報
ファイル26には各機器に対して保守が行われる毎にそ
の履歴が入力記憶される。
【0020】診断センタもLAN構成とされ、該LAN
にはインターネットあるいは専用のネットワークに接続
されるターミナルアダプタ35,無線電話用のターミナ
ルアダプタ36を備え、該LANには、故障(アラー
ム)診断処理を行う診断制御装置30、管理装置20か
ら送られてくる診断情報を受信する受信サーバ31及び
電話機32が接続されている。なお、この実施形態で
は、診断制御装置30と受信サーバ31を独立に構成し
LANで接続するようにしているが、診断制御装置30
内にこの受信サーバを設けるようにしてもよい。
【0021】診断制御装置30には、複数の診断コンソ
ール33,33・・・が接続され、複数のアラーム診断
を効率よく処理できるようになっている。又、パーツセ
ンタやサービスセンタ34も接続されている。さらに、
この診断センタで診断を行う各種機器の構成、機構構
造、制御システム構成、回路図、アラームコードとその
コードが意味する内容等の保守管理マニュアルデータを
記憶す機器マニュアルファイル37、各機器のアラーム
履歴を記憶するアラーム履歴ファイル38,過去の各機
器の診断履歴を記憶する診断履歴ファイル39が接続さ
れている。
【0022】以上の構成により、機器A、B・・・から
アラームが発生すると、管理装置20は、アラームが発
生した機器の動作状態を示すパラメータデータや予め組
み込まれている問診プログラムによって問診され、オペ
レータが回答した問診データ等を診断情報として診断セ
ンタに送信する。診断センタではこの診断情報、を受信
サーバ31で受け取り、診断装置30によって、この診
断情報、及び記憶手段32に記憶する機器マニュアルデ
ータに基づいて診断を行い、その結果を管理装置20も
しくは、直接アラーム発生の機器に送信するようになっ
ている。
【0023】図2は、各機器A、B・・・と管理装置2
0がLAN等で直接接続されている実施形態において、
管理装置20が所定周期毎行う、機器の動作状態を示す
パラメータ等のデータの収集処理のフローチャートであ
る。
【0024】管理装置20のプロセッサは、LAN接続
された各機器A、B・・・に対して、図2に示す処理を
所定周期毎実行する。まず、機器からアラーム信号が出
力されているか判断し(ステップ201)、アラーム信
号が発生していなければ、当該機器に対して図12に示
すような機器の動作状態を示すパラメータの現在値のデ
ータ及び操作履歴データを要求する(ステップ20
2)。
【0025】この実施形態では、機器として、後述する
ように、複数の射出成形機を管理装置20で管理する例
を示しており、この場合、射出成形機の動作状態を示す
パラメータのデータとしては、図12に示すように、運
転開始からのショット数、射出中の射出スクリュを駆動
するモータの最大電流値、型締め中の型締機構を駆動す
るモータの最大電流値、エジェクタ軸を駆動するモータ
の最大電流値、スクリュを回転駆動するモータの計量中
の最大電流値、ピーク射出圧力、1成形サイクルの現在
サイクルタイム、計量時間、射出時間、さらにアラーム
コード等であり、これらのデータは、各機器(射出成形
機)の制御装置が検出し記憶しているデータである。
又、当該機器に対して、オペレータが操作したその履歴
も機器(射出成形機)の制御装置が記憶しており、前周
期出力した操作履歴以後の操作履歴をも送信する。
【0026】一方、管理装置20のプロセッサは、当該
機器から回答があるか判断し(ステップ203)、機器
が正常に動作していれば、回答があり、要求した機器の
上述の動作状態を示すパラメータのデータ、及び操作履
歴が送られてくる。動作状態を示すパラメータのデータ
は、管理装置20内の記憶手段に設けられた記憶部D0
に格納する(ステップ204)。又、操作履歴データは
操作履歴ファイル27に順次格納する。なお、この操作
履歴ファイル27は、最新の操作履歴データから所定数
(例えば50個)の操作履歴データを循環的に記憶する
ようにしている。そしてアラーム発生状態を示すフラグ
ALMをアラームなしとする「0」の値にセットする
(ステップ206)。以下アラームが発生しなければ、
上述した(ステップ201〜204、206の処理を各
機器毎に実行し、各機器の動作状態を示すパラメータの
現在値データを記憶部D0に更新記憶し、又、操作履歴
データを操作履歴ファイル27に記憶する。
【0027】又、機器からアラーム信号が発生していな
いが、ステップ203で、機器からのデータ要求に対す
る応答がない場合には、機器が完全にダウンして機能停
止しているとして、アラーム発生状態を示すフラグAL
Mを「2」にセットする(ステップ205)。一方、機
器に異常が発生し、アラーム信号をステップ201で検
出した場合には、アラーム情報(アラームコード)と共
に、この時の機器の動作状態を示すパラメータの現在値
データを先の記憶部D0とは異なる記憶部D1に格納す
る。又、このとき検出される操作履歴を操作履歴ファイ
ル27に格納する(ステップ207)。そして、フラグ
ALMを「1」にセットする。
【0028】図3は、アラームが発生したとき診断情報
を診断センサに送信する管理装置のプロセッサの処理フ
ローチャートで、この処理は、図2のタスク周期とは別
のタスク周期で実行される。まず、フラグALMが
「0」か判断し、「0」ならば、この処理はそのまま終
了する。一方、「0」でない場合には、図7に示すよう
な問い合わせデータ送信画面を管理装置20の表示手段
(図示せず)の画面に表示する。そして、フラグALM
が「1」か否か判断し、「1」の場合には、ステップ3
04へ、「1」でない場合(「2」の場合)はステップ
305へ移行し、問診データの入力処理、及び機器の状
態を示すデータのデータ送信用メモリ部へのセット処理
を行う。
【0029】図7に示す問い合わせデータ送信画面の表
示は、まず、この管理装置20の設置位置等を特定する
ための予め設定記憶されている表題事項71が表示され
る。この表題事項としては、アラームが発生し、診断情
報を送信する時の日時、担当者名、この管理装置20が
配置されている顧客名、その住所、電話番号、Eメール
アドレス等である。
【0030】次に、管理装置20のプロセッサは、図8
に示すQ&Aテーブルが設定記憶されており、このQ&
Aテーブルに基づいて、質問を表示画面に表示し、予め
設定記憶されているメニューの中から回答を選択するよ
うに、オペレータに入力をうながす。そして、その回答
に基づいて次の質問と、予想回答を表示するようにす
る。以下これを繰り返しものである。
【0031】最初は、Q&Aテーブルで最初に指定され
る質問番号「0」の「不具合が発生した機器を選択下さ
い」を図7に示すように表示し、プルダウンリストボッ
クスとメニューを選択するためのボタンを表示し、オペ
レータがメニュー選択用のボタンをマウス等のポインテ
ィングディバイスでクリックすると、この管理装置20
に接続され管理している機器がプルダウンメニューとし
て表示される。この実施形態では、4台の射出成形機か
この管理装置に接続されているとして、図8のQ&Aテ
ーブルの「0.不具合が発生した機器を選択下さい」に
対応する、「問い合わせ候補」に設定されている1号機
から4号機の射出成形機のリストがプルダウンメニュー
として表示され、その中の、アラームを発生した機器を
選択する。図7では「1」号機がアラームを発生したも
のとしてセットされている例を示している。「問い合わ
せ候補」に対してはそれぞれ次の質問が設定されてお
り、図7に示す例では、「1」号機が選択され、この項
目に対する次の質問番号が「1001」と設定されてい
るので、1001の「不具合情報を入力して下さい」を
選択し表示すると共に、プルダウンリストボックス、メ
ニューを選択するためのボタン、実行指令のボタンを表
示する。
【0032】そこで、オペレータがメニューを選択用ボ
タンをクリックすれば、図8のQ&Aテーブルの「10
01.に対応する不具合情報を入力して下さい」に対応
する「問い合わせ候補」にセットされている「手動入
力」、「メモリカード」、「オンライン」をメニューと
して表示し、オペレータに選択をうながす。この実施形
態では管理装置20と各機器とがLANでオンライン接
続されている場合であるから、オンラインが選択される
ことになる。図7では「オンライン」が選択された例を
示している。そして、「実行」のボタンがクリックされ
ると、送信するデータの取込を開始すると共に、次の質
問の表示を行う。
【0033】図8に示すQ&Aテーブルには、問い合わ
せ候補が「手動入力」であると、「1020」、「メモ
リカード」であると「1030」、「オンライン」であ
ると「1030」の次の質問が選択されることになる。
図8の例では、「オンライン」が選択されているから
「1030」が選択され、「不具合状況の入力」として
「発生時の状況を選択して下さい」を表示し、プルダウ
ンリストボックス、メニューを選択するためのボタンを
表示する。
【0034】オペレータがこのメニュー用ボタンをクリ
ックすると、Q&Aテーブルの「1030.発生時の状
況を選択して下さい」に対する問い合わせ候補「自動運
転中」、「手動運転中」、「停止中」がプルダウンメニ
ューとして表示される。この内の1つの候補を選択すれ
ば、選択候補に対して設定されている次の質問が表示さ
れるが、図7の例では、「自動運転中」が選択され、こ
れに対応する次の質問番号「1110」の「現象を選択
して下さい」を表示し、この項目に対応する問い合わせ
候補「動作不良(動かない、異音など)」、「成形不良
(計量不安定、バラツキなど)」、「操作・機能不良
(表示・入力・制御できない)」をプルダウンメニュー
として表示する。この問い合わせ候補の内1つを選択す
れば、その選択候補に対する次の質問が表示されるが、
図7の例では、「動作不良(動かない、異音など)」が
選択され、これに対応する次の質問番号1120の
「G:不良個所を選択して下さい」を表示し、問い合わ
せコードとして「射出部」、「型締部」をプルダウンメ
ニューとして表示することになる。「射出部」が選択さ
れれば、次の質問番号が「1200」、「型締部」が選
択されれば、次の質問番号が「1250」となるが、図
7の例では、「射出部」が選択され、質問番号「120
0」の「射出部の不良現象を入力して下さい」を表示
し、この項目に対応する問い合わせ候補「射出スクリュ
が動作しない」、「スクリュが回転しない」、「射出ユ
ニットが動作しない」、「異音がする」をプルダウンメ
ニューとして表示することになる。このうち1つを選択
(図7では「射出スクリュが動作しない」)すると、選
択項目に対して設定されている次の質問番号の質問事項
が表示される。この場合、全ての項目に対して図8に示
すQ&Aテーブルの例では、次の質問番号は「150
0」であるから、「問い合わせ事項があれば入力して下
さい」と図7に示すように表示する。オペレータは問い
合わせ事項があればそれを文章で入力し、このオペレー
タとの問診データ入力処理は終了する。
【0035】そこで、送信ボタンをクリックすれば、こ
うして入力した問診データと、後述するデータ送信用メ
モリ部にセットした機器の状態を示すデータ等を診断情
報として診断センタに送信することになる。そして、こ
のオペレータとの問診データ入力処理は終了する。
【0036】一方、「実行」のボタンがクリックされた
とき行う送信するデータの取込は、ステップ304で
は、機器から送られてきた記憶部D1に記憶する現在の
機器の動作状態を示すパラメータの現在値データ(アラ
ームコードも含む)、1周期前に検出し記憶部D0に記
憶するを動作状態を示すパラメータのデータ、保存して
いる出荷情報ファイル25,保守履歴ファイル26及び
操作履歴ファイル27に記憶する、このアラーム発生の
機器に対するデータをデータ送信用メモリ部にセットす
る。
【0037】又、フラグALMが「2」の場合でのステ
ップ305の処理では、アラーム発生時の機器の動作状
態を示すパラメータの現在値データは記憶されていない
から、この場合には、記憶部D0に記憶する1周期前の
データと、上述した保存データをデータ送信用メモリ部
にセットする。
【0038】図7に示す問い合わせデータ送信画面で、
オペレータが「送信」のボタンをクリックすると、管理
装置20のプロセッサは、これを検出し(ステップ30
6)、データ送信用メモリ部にセットされたデータ及び
問診データを暗号化処理(ステップ307)し、診断セ
ンタに送信する(ステップ308)。そして診断センタ
から受付番号が送られてくるから、この番号を受信し
(ステップ309)、図7に示す問い合わせデータ送信
画面にこの受付番号を表示し(ステップ310)、この
診断情報の送信処理は終了する。
【0039】一方、診断センタに設けられた診断装置3
0のプロセッサは、図4の処理を所定周期毎繰り返し実
行している。まず、受信サーバ31に受信データがある
か判断し(ステップ401)、なければ、当該処理周期
の処理を終了する。又、受信データがあると、この受信
データの暗号を解読し、かつ、待ち時間の測定を開始
し、診断情報を送信した管理装置20に対して受付番号
を送信する(ステップ402,403,404)。
【0040】次に、受信データにあるフラグALMが
「1」か判断し、「1」ならば、送られてきた問診デー
タ、アラーム発生時の現在の機器の状態を表すパラメー
タデータ、1周期前に収集した機器状態を表すパラメー
タデータ、出荷情報ファイル25,保守履歴ファイル2
6及び操作履歴ファイルに記憶していた保存データを格
納する(ステップ406)。又、フラグALMが「2」
の場合では、アラーム発生時の現在の機器の状態を表す
パラメータデータは送られてこないからこのデータは格
納されることはない(ステップ407)。そして、診断
装置30内に設けられた図9に示すような「受信アラー
ム一覧」テーブルにこの受信データを追加し、このアラ
ーム受信データ処理を終了する。
【0041】図9は、この「受信アラーム一覧」テーブ
ルを表示したときの一例である。この図9に示すよう
に、「受信アラーム一覧」のテーブルには、受付番号、
受付時間、待ち時間、ユーザ名、機種、電話番号、所在
地、問い合わせ概要、担当を記憶する部が設けられてい
る。受付番号は、ステップ404で発行された番号、受
付時間は、ステップ403で待ち時間の計測を開始した
時刻、待ち時間は、待ち時間の計測を開始してからこの
診断処理が終了するまでの時間であり、診断処理が終了
していない場合は、この表示時間は変化している。ユー
ザ名、電話番号、所在地は、管理装置20から送られて
きた受信データより判別される会社との名前、電話番
号、所在地である。機種は、図7での問診処理によって
入力された不具合を発生した機器に対する機種、問い合
わせ概要は、図7での問診処理によってオペレータが最
後の質問項目として「問い合わせ事項があれば連絡下さ
い」に対して入力した文字の最初から数十文字(例えば
20字)を記憶する。又、診断処理を開始したとき、担
当の欄に、この診断処理を行うオペレータの名前が登録
される。
【0042】診断センタのオペレータは、複数配置され
ている診断コンソール33より、「受信アラーム一覧」
を呼び出し表示し、診断処理を行う。図5は、診断装置
30が行うこの診断処理のフローチャートである。
【0043】まず、「受信アラーム一覧」のテーブルに
記憶するデータを「受信アラーム一覧」としてコンソー
ル画面に表示する(ステップ501)。オペレータは、
この表示された「受信アラーム一覧」の担当の欄が空白
で、担当者が決まっていないもの受付番号をクリックし
て、もしくは、その受付番号を入力して選択する。そし
て、選択ボタンをクリックする(ステップ502)。こ
うして受付番号が選択されると、待ち時間計測を終了
し、「受信アラーム一覧」の待ち時間の欄の表示は固定
される(ステップ503)。そして、コンソール画面を
図10に示す「リモート診断受付画面」に切り替え(ス
テップ504)、図6に示すリモート診断処理を開始す
る(ステップ505)。
【0044】「リモート診断受付画面」には、「受付番
号」、「受付時間」、「待ち時間」が表示されると共
に、管理装置20から送られてきたデータに基づいて、
「ユーザ名」、アラーム発生の「機種名」、管理装置2
0の「所在地」、管理装置側の「担当者名」、さらに、
問診データと出荷情報ファイル25からのデータより得
られる、「機種タイプ」、「製造年月日」、問診によっ
て得られたデータであるアラームの「発生時の状況」、
「現象」、「動作不良個所」、「不良動作現象」機器の
「現在の状況」、「ユーザからのコメント」が表示され
る。又、保守履歴ファイル26からのデータに基づい
て、当該アラーム発生の機器の保守履歴を表示する。
【0045】さらに、診断装置のプロセッサは、受信し
た診断情報から自動的にキーワードを選択、生成し表示
する。図10に示す例では、キーワードとして「アラー
ム番号」と「発生状況が運転中である」、「射出部」が
表示されている例を示している。又、画面の下部には、
「機器データ」、「アラーム内容」、「マニュアル」、
「社内情報」、「構造データ」、「回路データ」、「ソ
フトデータ」、「操作履歴」、「アラーム履歴」、「過
去の診断書」のウィンドウ表示させるボタンが表示され
る。又、「診断書作成」の画面を呼び出すためのボタン
も表示される。
【0046】そして、診断装置30のプロセッサは、図
6に示すように、これらのボタンがクリックされ選択さ
れたか判断し(ステップ601〜609)、「機器デー
タ」のボタンが選択されると、図13に示すように、管
理装置20から送られてきた診断情報の内、アラームを
発生した機器の動作状態を示すパラメータのデータがウ
ィンドウ表示される(ステップ601)。この図13に
示す例では、アラーム発生時に採取データとそれよりも
1周期前に採取したデータが表示されている例を示して
いる。このウィンドウ画面に表示された「消去」のボタ
ンをクリックして選択すれば、当該機器データウィンド
ウ画面を消去する(ステップ616)。
【0047】又「アラーム内容」のボタンが選択される
と(ステップ602)、図14に示すようなアラーム内
容を説明するウィンドウ画面が表示される(ステップ6
11)。そして、このウィンドウ画面に表示された「消
去」のボタンをクリックして選択すれば、当該アラーム
内容ウィンドウ画面を消去する(ステップ617)。同
様に、「マニュアル」、「社内情報」、「構造デー
タ」、「回路データ」のボタンが選択されると(ステッ
プ603〜606)、それぞれ対応する図15〜図18
のウィンドウ画面を表示し(ステップ612〜61
5)、各ウィンドウ画面内の「消去」ボタンをクリック
すれば、当該ウィンドウ画面を消去する(ステップ61
8〜621)。なお、ウィンドウ画面を消去する場合、
ウィンドウ画面内の「消去」ボタンをクリックして消去
するものであるが、図6に示すフローチャートでは簡易
的にこれを示している。
【0048】同様に、「ソフトデータ」、「操作履
歴」、「アラーム履歴」、「過去の診断書」のボタンが
クリックされたときも、図19,図20,図21、図2
2のウィンドウ画面をそれぞれ表示し、これらウィンド
ウ画面の消去ボタンがクリックされるとこれらウィンド
ウ画面の表示は消去されるものである。しかし、これら
の点は図6に示すフローチャートでは省略している。
【0049】又、診断書作成のボタンがクリックされ選
択されると(ステップ607)、この「リモート診断受
付画面」を消去し、図11に示す「診断書作成」の画面
を表示する。又、この「診断書作成」の「受付画面」の
ボタンをクリックして選択すれば、図10に示す「リモ
ート診断受付画面」を表示し、図6の処理を再び開始す
る。
【0050】オペレータは、図10に示す「リモート診
断受付画面」と図11に示す「診断書作成」を必要に応
じて、切り替え表示させ、かつ必要に応じてウィンドウ
画面を表示して、アラーム発生原因等を診断する。そし
て、診断結果は、各ウィンドウ画面に表示された内容等
をコピーし、「診断書作成」の画面の選択した位置に貼
り付ける等のカット&ペーストを利用しながら、文章等
を作成し、診断書を作成する。
【0051】図13に示す「機器データ」のウィンドウ
表示では、機器の状態を示すパラメータデータが表示さ
れるので(図13に示す例ではアラーム発生時とこのと
きより1周期前の機器の状態を示すパラメータデータが
表示されている)、この表示データより、機器の動作状
態を知ることができる。図13において、「%」は、最
大値に対する現在値のパーセンテイジを示しており、定
格は30%程度である。この図13に示す例では、射出
中のモータ最大電流が、70%、75%と大きいこと、
又、ピーク射出圧力が70%、80%と高いことから、
射出モータに大きな負荷がかかっていることを示してい
ます。
【0052】図14に示す「アラーム内容」表示のウィ
ンドウには、この例の場合は、アラーム番号「310」
に対するアラーム内容が機器マニュアルファイル37か
ら読み出され表示されることになる。図15に示す「マ
ニュアル」ウィンドウには、診断結果に応じ必要な対応
方法を表示可能とするもので、この例では、アラーム原
因が、アラーム番号「310」でモータのオーバヒート
であることが判明している。又、機器の現在状態を示す
パラメータ情報や問診データから、射出軸を駆動するモ
ータがオーバヒートしていることを意味している。モー
タのオーバヒートに対する対応方法が、「対応方法」の
ボタンをクリックして選択することによって、表示さ
れ、射出軸のモータのオーバーヒートに対する対応等を
知ることができる。
【0053】又、「社内情報」のウィンドウの場合に
は、社内で特別注意を喚起する必要がある場合のデータ
が表示されるもので、図16に示すように、格別ない場
合には、特別な情報は表示されない。図17に示す「構
造データ」のウィンドウは、診断結果に応じアラーム発
生原因となった、機械構造上のデータが機器マニュアル
ファイル37から読み出され表示されるもので、この実
施形態で示す例では、特別表示を必要とする構造上のデ
ータはないことが表示されている。図18に示す「回路
データ」ウィンドウには、診断結果に応じて、参照する
必要がある機器内の回路図等を表示可能とするもので、
診断結果に関係する回路名等が表示されると共に、この
ウィンドウ画面内の回路図のボタンをクリックすれば、
機器マニュアルファイル37からその回路図が読み込ま
れ表示されることになる。
【0054】図19に示す「ソフトデータ」のウィンド
ウは、診断結果、アラーム発生に関係するソフトウエア
を表示するもので、この例では関係がないことから、何
等表示はされない。
【0055】「操作履歴」のウィンドウは、管理装置2
0から送られてきた当該アラーム発生機器に対する操作
履歴が図20のように、一覧表示で表示される。
【0056】「アラーム履歴」のウィンドウは、アラー
ム履歴ファイル38に記憶する当該アラーム発生機器に
対するアラーム履歴が図21に示すように表示される。
【0057】「過去の診断書」のウィンドウの表示は、
図22に示すように、過去に作成した当該アラーム発生
機器に対する診断履歴が表示される。なお、この診断履
歴の表示において、「使用回数」は、過去のアラーム診
断において、診断結果が同じときには、同一の診断書が
作成されるものであり、そのために、同じ診断書を発行
した場合には、その数が記憶されているものである。
【0058】そこで、オペレータは、リモート診断受付
画面に表示された問診によって得られたデータ、アラー
ム発生の機器の機種、タイプ、製造年月日、保守履歴、
さらには、上述した各種ウィンドウ画面を表示して、機
器の動作状態を示すパラメータのデータである機器デー
タ、アラーム番号の内容、構造や回路構成、ソフトウエ
ア、又、操作履歴、アラーム履歴、過去の診断書を参照
して、アラーム発生原因を診断し診断書を作成する。
【0059】図10,図11で示す例では、射出部に不
良があり、射出スクリュが動作しないこと、アラームコ
ードが310でモータのオーバヒートであること、又、
機器データから射出中のモータ最大電流が大きく、ピー
ク射出圧が高いこと等から、射出条件が適していないと
診断し、保圧条件を修正するように指示を出し、対応方
法として、マニュアルウィンドウの対応方法に表示され
る保圧条件の設定修正方法を診断書に書き込む。この診
断結果は、カット&ペーストの方法を利用しながら、図
11に示す診断書画面の「2.診断内容」の「1)内
容」、「2)対応」の欄に書き込まれ、添付するデータ
として、「対応方法」が上述したカット&ペーストの方
法によって取り込まれる。又、対応方法によっては、各
ウィンドウ画面から得られる図面や機械構造、ソフトウ
エア等のデータと共に、アラーム解消のための対応方法
が貼り付けられる。
【0060】なお、この診断方法をプログラム化して、
管理装置から送られたきた診断情報、機器マニュアルフ
ァイル37に記憶するデータに基づいて、さらには、ア
ラーム発生履歴ファイル38.診断履歴ファイル39を
参照して、診断装置30が自動的に診断を行うようにし
てもよい。
【0061】こうして診断書が作成され、診断書作成画
面の「診断書発行」のボタンがクリックされると(ステ
ップ609)、このリモート診断処理は終了し、図5に
示すオペレータ操作処理に戻り、診断書データを管理装
置20に送信する(ステップ506)。その後、アラー
ム履歴ファイル38内のアラー発生の機器に対するアラ
ーム履歴を図21に示すような形式で記憶し、又、診断
履歴ファイル39内のアラー発生の機器に対する診断履
歴を図22で示す形式で記憶更新させる。なお、過去に
送信した診断書と同一の診断書を送信した場合には、当
該診断内容の使用回数を「1」加算するのみである(ス
テップ507)。
【0062】なお、上記実施形態では、診断結果を管理
装置20に送り返すようにしたが、管理装置20よりも
アラームを発生した機器A、B・・・に直接診断結果を
送信した方がよい場合には、機器へ直接送信するように
する。この場合、管理装置20から診断センタに診断情
報を送信するときに、診断結果送り先のデータをも送信
するようにし、診断結果は、診断センタのターミナルア
ダプタ35から、公衆回線等を介してフィールド内のL
ANに設けられたターミナルアダプタ22に送られ、直
接アラーム発生の機器の制御装置に送られることにな
る。
【0063】又、管理装置20には、無線電話28が設
けられており、この電話を介して、診断センタの電話機
32に電話して、口頭で知らせたいデータやその他の情
報を診断センタ側に送ることができるようにしている。
【0064】又、上述した実施形態では、フィールドの
各種複数の機器A、B・・・と管理装置20がLANで
接続されている場合について説明したが、LANで接続
されず、機器の状態を表すパラメータデータ等をメモリ
カード等の電子記憶媒体10で管理装置20に入力する
場合には、アラームを発生した機器の状態を示すパラメ
ータデータを記憶するメモリカード等の電子記憶媒体1
0を管理装置20の入出力装置に装着し、図7に示す問
い合わせデータ送信画面で、「不具合情報の入手方法を
選択下さい」という問いに対して、プルダウンメューか
ら「メモリカード」を選択し、「実行」ボタンをクリッ
クすれば、機器の状態を表すパラメータデータはこのメ
モリリカード等の電子記憶媒体10から読み取られ、デ
ータ送信用記憶部にセットされる。以下の処理は上述し
た処理と同一である。
【0065】又、管理装置20と各種機器がLAN結合
されておらず、かつメモリカード等の電子記憶媒体10
で、データの入力もできない場合は、データを手動で入
力する方法を選択する。このときは、図7に示す問い合
わせデータ送信画面で、「不具合情報の入手方法を選択
下さい」という問いに対して、プルダウンメューから
「手動入力」を選択し、「実行」ボタンを選択すること
になる。そして、アラーム発生機器に対する状態を表す
データは、機器に表示されているデータを読み取り、手
動で管理装置に入力することになる。又は、このような
機器の状態を表すパラメータ情報が得られない場合は、
問診データ以外にさらに詳しい、データを手動で入力
し、診断センタに送信するようにする。
【0066】
【発明の効果】本発明は、工場等のフィールドに設けら
れた複数の各種機器に対して1台の管理装置を設け、こ
の管理装置と機器メーカ側等に設けられた診断センタ間
で、診断情報及び診断結果の送受を行うようにしたの
で、各機器自体に診断情報を診断センタへ送信するため
の手段を設ける必要がなく、低コストで診断システムを
構成することができる。特に、診断に必要な機器に特有
な機器仕様や保守履歴情報を一括して、管理装置に記憶
しておくことによって、機器側にこのような情報を記憶
しておく必要がなくなることから、診断に必要な情報を
もれなく、保存しておき、診断センタにこのような情報
も送信して、精度の高い情報を得ることができる。
【0067】本発明は、アラーム発生の機器の動作状態
を示すパラメータ情報と、さらには、管理装置で、機器
アラームに対する問診を行いこの問診データをも診断情
報として、診断センタに送信して診断するようにしたか
ら、診断センタでは、機械の動作状態、問診データ、診
断センタ内に記憶している機器マニュアルデータのデー
タ、さらには、機器仕様データ、保守履歴データ、操作
履歴データ、アラーム履歴データ、診断履歴データ等に
基づいて精度の高い診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のリモート診断システム
(リモート診断装置)のブロック図である。
【図2】同実施形態における管理装置でのアラーム検出
処理のフローチャートである。
【図3】同実施形態における管理装置でのアラーム送信
処理のフローチャートである。
【図4】同実施形態における診断センタの診断装置にお
けるアラーム受信処理のフローチャートである。
【図5】同実施形態における診断処理におけるオペレー
タ操作処理のフローチャートである。
【図6】同実施形態におけるリモート診断処理のフロー
チャートである。
【図7】同実施形態における問い合わせデータ送信画面
の一例を示す図である。
【図8】同実施形態におけるQ&Aテーブルの説明図で
ある。
【図9】同実施形態における受信データ一覧のテーブル
の説明図である。
【図10】同実施形態におけるリモート診断受付画面の
一例を示す図である。
【図11】同実施形態における診断書作成画面の一例を
示す図である。
【図12】同実施形態における機器の状態を表すパラメ
ータデータの一例である。
【図13】同実施形態における機器データのウィンドウ
画面の一例である。
【図14】同実施形態におけるアラーム内容のウィンド
ウ画面の一例である。
【図15】同実施形態におけるマニュアルのウィンドウ
画面の一例である。
【図16】同実施形態における社内情報のウィンドウ画
面の一例である。
【図17】同実施形態における構造データのウィンドウ
画面の一例である。
【図18】同実施形態における回路データのウィンドウ
画面の一例である。
【図19】同実施形態におけるソフトデータのウィンド
ウ画面の一例である。
【図20】同実施形態における操作履歴のウィンドウ画
面の一例である。
【図21】同実施形態におけるアラーム履歴のウィンド
ウ画面の一例である。
【図22】同実施形態における過去の診断書のウィンド
ウ画面の一例である。
【符号の説明】
A、B 機器 20 管理装置 30 診断装置 31 受信サーバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311H Fターム(参考) 5H223 AA05 BB05 CC09 DD05 DD07 DD09 EE06 EE11 EE29 EE30 5H269 AB26 BB10 BB12 KK03 MM07 PP01 QB03 QE11 5K048 AA05 BA25 DB01 DC07 EB08 EB12 HA03 5K101 KK13 LL01 LL11 MM07 9A001 BB04 BB06 CC02 CC05 DD15 JJ12 JJ18 JJ27 JJ61 KK54 LL05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置で制御される各種機器のリモー
    ト診断システムであって、複数の前記機器を有線又は無
    線でネットワークして統合するか、あるいは電子記憶媒
    体を介して前記機器の情報を入手可能とした管理装置を
    備え、前記機器にアラームが発生した場合、前記管理装
    置からアラームを発生した機器の診断情報を通信回線を
    通じて診断センタに送信し、前記診断センタは前記診断
    情報を受け取る受信サーバと診断機能を有する診断装置
    もしくは受信サーバ機能と診断機能を有する診断装置を
    備え、受け取った診断情報に基づいて前記診断装置で前
    記機器の診断を行い、その診断結果を前記管理装置もし
    くは前記アラームを発生した機器に送信するようにした
    ことを特徴とするリモート診断システム。
  2. 【請求項2】 前記診断情報は機器の動作状態を示すパ
    ラメータ情報である請求項1記載のリモート診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記機器の動作状態を示すパラメータ情
    報を所定周期毎収集し前記管理装置内もしくは前記電子
    記憶媒体に更新記憶し、アラーム発生時には最新のこの
    パラメータ情報を診断情報として送信する請求項2記載
    のリモート診断システム。
  4. 【請求項4】 機器からアラームが発生した時、該機器
    から前記動作状態を示すパラメータ情報を収集し、収集
    できた場合はこのアラーム時のパラメータ情報と前記所
    定周期毎更新記憶したパラメータ情報と共に診断情報と
    して送信する請求項3記載のリモート診断システム。
  5. 【請求項5】 前記管理装置は、問診機能を備え、機器
    からアラームが発生したとき、問診機能を作動させて問
    診に対して入力されたデータをも前記診断情報とする請
    求項2乃至4の内1項記載のリモート診断システム。
  6. 【請求項6】 前記管理装置には、該管理装置が管理す
    る機器の機種、タイプ等の機器を特定する情報が予め入
    力記憶されており、アラーム発生時には、アラームを発
    生した機器の上記機器を特定する情報をも診断情報とし
    て送信する請求項2乃至5の内1項記載のリモート診断
    システム。
  7. 【請求項7】 前記管理装置には、該管理装置が管理す
    る機器の保守履歴情報が予め入力記憶されており、アラ
    ーム発生時には、アラームを発生した機器の上記保守履
    歴情報をも診断情報として送信する請求項6記載のリモ
    ート診断システム。
  8. 【請求項8】 前記機器の操作履歴を所定周期毎、前記
    管理装置内の記憶部もしくは前記電子記憶媒体内に収集
    し、アラームを発生した時、該アラームの発生の機器の
    操作履歴をも診断情報として送信する請求項2乃至7の
    内1項記載のリモート診断システム。
  9. 【請求項9】 前記診断センタには、前記各種機器の保
    守管理に関するマニュアル情報を記憶した記憶手段を備
    え、該診断センタの診断装置は受け取った診断情報と前
    記保守管理に関するマニュアル情報に基づいて診断処理
    を行う請求項1乃至8の内1項記載のリモート診断シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記診断センタには、該診断センタが
    管理する管理装置内の全機器のアラーム履歴及び又は診
    断履歴を記憶する記憶手段を備え、該診断センタの診断
    装置は受け取った診断情報と前記アラーム履歴及び又は
    診断履歴に基づいて診断処理を行う請求項9項記載のリ
    モート診断システム。
  11. 【請求項11】 制御装置で制御される各種機器のリモ
    ート診断方法であって、複数の前記機器を管理する管理
    装置と通信回線を介して接続される診断センタを備え、
    前記機器からアラームが発生した際、当該機器の動作状
    態を示すパラメータの情報を有線又は無線のネットワー
    クもしくは電子記憶媒体を介して又は手動入力により前
    記管理装置に入力し、この機器の動作状態を示すパラメ
    ータの情報を診断情報として前記診断センタに送信し、
    前記診断センタでは、前記診断情報、及び診断センタで
    記憶する機械保守管理情報を用いて機器の診断を行い、
    その診断結果を前記管理装置もしくは前記アラームを発
    生した機器側に知らせるようにしたことを特徴とするリ
    モート診断方法。
  12. 【請求項12】 前記管理装置に、アラーム発生時のオ
    ペレータに対する質問と該質問に対する複数の回答、各
    回答に対して次の質問と、質問と回答を連鎖させて記憶
    させておき、アラーム発生時、最初の質問から表示手段
    に表示し、複数の回答の中からオペレータに選択され、
    選択された回答に応じて次の質問を表示し、順次、質問
    と回答選択を繰り返しオペレータとの問診を行い、この
    問診データをも診断情報として診断センタに送信する請
    求項11記載のリモート診断方法。
  13. 【請求項13】 前記管理装置には、該管理装置が管理
    する機器の機種、タイプ等の機器を特定する情報、保守
    履歴情報が予め入力記憶されており、アラーム発生時に
    は、アラームを発生した機器の上記機器を特定する情報
    をも診断情報として送信する請求項11又は請求項12
    記載のリモート診断方法。
  14. 【請求項14】 前記診断センタに、前記各種機器の保
    守管理に関するマニュアル情報、機器のアラーム履歴、
    診断履歴の少なくとも1つを記憶しておき、該診断セン
    タでは、受け取った診断情報と前記記憶情報に基づいて
    診断処理を行う請求項11乃至13の内1項記載のリモ
    ート診断方法。
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