JPH10220824A - 可燃性冷媒を用いた空気調和装置 - Google Patents

可燃性冷媒を用いた空気調和装置

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JPH10220824A
JPH10220824A JP2034797A JP2034797A JPH10220824A JP H10220824 A JPH10220824 A JP H10220824A JP 2034797 A JP2034797 A JP 2034797A JP 2034797 A JP2034797 A JP 2034797A JP H10220824 A JPH10220824 A JP H10220824A
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浩 中山
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春成 朴
Satoshi Ishida
智 石田
Katsumi Hokotani
克己 鉾谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動冷媒として可燃性冷媒を用いる空気調和
装置において、可燃性冷媒の漏洩時における装置運転上
の安全性を確保する。 【解決手段】 ケーシング1,10内に、可燃性冷媒を
作動冷媒として用いた熱交換器5,11と電装品6,1
3とを収容してなる空気調和装置において、上記電装品
6,13を上記熱交換器5,11よりも上位に位置する
ようにして上記ケーシング1,10の上部に配置する。
かかる構成とすることで、万が一、上記熱交換器5,1
1から可燃性冷媒が漏洩してこれが上記ケーシング1,
10の下部に溜まったとしても、この漏洩冷媒に対して
着火源となり得る上記電装品6,13が上記熱交換器
5,11よりも上位にあって上記漏洩冷媒に対して上方
に離間しているので該漏洩冷媒の上記電装品6,13側
への侵入、及びそれによる漏洩冷媒の引火が確実に防止
され、可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装置の運転
上の安全性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、可燃性冷媒を用
いた空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置においては作動冷媒
として不燃性冷媒であるフロンを使用していたが、近年
における地球環境の保護意識の高まりから、オゾン層の
破壊とか地球温暖化に結びつくフロン冷媒の使用が全世
界的に規制されることとなった。かかる状況の下で、フ
ロン冷媒に代わるものとして、プロパン、ブタン等の自
然冷媒が注目されている。
【0003】しかしながら、このような自然冷媒は自然
環境に優しい冷媒と言えるものの、その反面、可燃性冷
媒であることから、これを空気調和装置の作動冷媒とし
て使用するに当たっては、装置運転上における安全性の
確保等の観点から、万が一、この可燃性冷媒が漏洩した
場合を想定してかかる場合における有効な対策を予め講
じておくことが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の空気
調和装置においては、可燃性冷媒を使用することを前提
としていなかったので、不燃性冷媒を使用することを前
提としたその構造をそのまま可燃性冷媒を用いる空気調
和装置に適用した場合には、以下の諸点において、可燃
性冷媒の漏洩時における安全性が十分に確保されないと
いう問題が生じる。
【0005】第1の問題点 図7には、従来のセパレート型空気調和装置における室
内機X01を示している。この室内機X01は、その前面上
部と上面にそれぞれ吸込口32,32を、前面下部に吹
出口33をそれぞれ設けたケーシング31内に、屈曲板
状に形成された熱交換器35を上記各吸込口32,32
に対向するようにして配置するとともに、電装品36を
上記熱交換器35の幅方向の一端35a側に位置し且つ
上記ケーシング31の上下方向の略全域に跨がるように
配置して構成されている(尚、ファンの図示は省略して
いる)。
【0006】ところが、かかる構成の室内機X01におい
ては、万が一、上記熱交換器35と連絡配管(図示省
略)との溶接部あるいは該熱交換器35の伝熱管の溶接
部において可燃性冷媒の漏洩が生じると、該可燃性冷媒
は漏洩後にケーシング31に溜まるという性状を有して
いることから、漏洩冷媒が上記電装品36側に侵入し、
該電装品36における電気火花等によって引火する惧れ
があり、装置運転上における安全性が十分に確保できな
いことも考えられる。
【0007】また、特に上記熱交換器35がクロスフィ
ン型熱交換器、即ち、複数枚のフィンとこれら各フィン
をその板厚方向に貫通して配置される複数本の伝熱管と
からなる熱交換器である場合には、該熱交換器35にお
いて最も冷媒の漏洩が発生し易い箇所である伝熱管溶接
部、即ち、ヘアピン管の端部と該端部同士を接続するU
字管との溶接部と、上記電装品36との相対的な配置位
置を考慮することが必要である。具体的には、冷媒の漏
洩漏洩源である熱交換器35の溶接部と着火源である上
記電装品36とをできるだけ離間させて漏洩冷媒の引火
を防止するように配置構造を考慮することが必要である
が、従来は不燃性冷媒を使用することを前提としていた
ので、かかる観点からの考慮は何等なされておらず、従
って、上記熱交換器35における上記溶接部が上記電装
品36寄りの一端35a側に位置せしめられる場合も多
く、かかる配置構造のものを可燃性冷媒を用いる熱交換
器に適用した場合には装置運転上の安全性が阻害される
ことになる。
【0008】第2の問題点 図8には、従来のセパレート型空気調和装置における室
外機Y01を示している。この室外機Y01は、ケーシング
40内の幅方向の一方寄り位置に熱交換器41とファン
42とをケーシング奥行き方向に前後して配置するとと
もに、他方寄り位置には電装品43と圧縮機44とを、
該室外電装品43が該圧縮機44の上側に位置するよう
にして配置して構成されている。
【0009】ところが、この室外機Y01においては、漏
洩冷媒の着火源となり得る上記室外電装品43が、冷媒
漏洩源となる上記熱交換器41と上下方向において重合
しているので、万が一、上記熱交換器41から可燃性冷
媒が漏洩した場合に、この漏洩冷媒が上記室外電装品4
3側に侵入し、場合によっては該漏洩冷媒の引火に至る
ということも考えられ、装置運転上の安全性の確保とい
う点において問題となる。
【0010】第3の問題点 図9には、従来のセパレート型空気調和装置における室
外機Y02を示している。この室外機Y02は、ケーシング
40内の幅方向の一方寄り位置に熱交換器41とファン
42とをケーシング奥行き方向に前後して配置するとと
もに、他方寄り位置には室外電装品43と圧縮機44と
を該室外電装品43が該圧縮機44の上側に位置するよ
うにして配置して構成されている。そして、この室外電
装品43は、上記圧縮機44の上方位置から上記ファン
42の上方寄り位置まで横方向に延出しており、このフ
ァン42側への延出部には冷却フィン45が設けられて
いる。
【0011】かかる室外電装品43の配置構成は、該室
外電装品43の中にはその作動上の信頼性確保という点
において冷却を必要とするものが存在することを前提と
したものであって、従って、該室外電装品43をファン
42による送風で冷却する必要上、該室外電装品43全
体を上記ケーシング40の内部に、しかもその一部を上
記ファン42側に接近させて配置している。このため、
上記熱交換器41から漏洩冷媒が漏洩した場合、この漏
洩冷媒が上記室外電装品43側に侵入するおそれがあ
り、装置運転上の安全性の確保という点において問題で
ある。
【0012】第4の問題点 図10には、従来のセパレート型の空気調和装置Z0
示している。この空気調和装置Z0は、室内に設置され
る室内機X02と室外に設置される室外機Y03とを備え、
これら室内機X02と室外機Y03とを連絡配管21,21
によって連結して構成される。上記室内機X02は、熱交
換器48の側方に室内電装品46を配置している。ま
た、上記室外機Y03は、ケーシング40内の幅方向の一
方寄り位置には熱交換器41とファン42とをケーシン
グ奥行き方向に前後して配置するとともに、他方寄り位
置には室外電装品47と圧縮機44とを該室外電装品4
7が該圧縮機44の上側に位置するようにして配置して
構成されている。
【0013】ところが、かかる構造では、上記室内機X
02においては上記熱交換器48と上記室内電装品46と
が上下方向において重合し、また上記室外機Y03におい
ては上記熱交換器41と上記室外電装品47とが上下方
向に重合し、これら両者においては共に熱交換器48,
41側から漏洩した可燃性冷媒が室内電装品46,47
側に侵入する惧れがあり、装置運転上の安全性の確保と
いう点において問題である。
【0014】そこで本願発明では、上記各問題点に鑑
み、作動冷媒として可燃性冷媒を用いる空気調和装置に
おいて、可燃性冷媒の漏洩時における装置運転上の安全
性を確保することを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0016】本願の第1の発明では、ケーシング1,1
0内に、可燃性冷媒を作動冷媒として用いた熱交換器
5,11と電装品6,13とを収容してなる空気調和装
置において、上記電装品6,13を上記熱交換器5,1
1よりも上位に位置するようにして上記ケーシング1,
10の上部に配置したことを特徴としている。
【0017】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
熱交換器5,11における伝熱管の溶接部を該熱交換器
5,11の幅方向の一方側に集中配置する一方、上記電
装品6,13を上記ケーシング1,10の上部で且つ上
記熱交換器5,11の幅方向の他方側に偏位させて配置
したことを特徴としている。
【0018】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
て、上記電装品6,13を、上記ケーシング1,10の
上部において該上記ケーシング1,10の内部空間と略
気密的に隔離させたことを特徴としている。
【0019】本願の第4の発明では、上記第3の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
電装品6をケース本体24内に収容し且つ該ケース本体
24を開閉自在のケース蓋25によって略気密的に閉蓋
して電装品ユニット23を構成するとともに、上記ケー
ス本体24の側壁面に上記電装品6の端子ターミナル2
8を設けたことを特徴としている。
【0020】本願の第5の発明では、上記第3の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
電装品13を、上記ケーシング10の天板16にその表
面側から上記ケーシング10の内部空間側に向けて凹設
され且つ該内部空間に対して略気密的に隔離された電装
品収容室18内に収容するとともに、該電装品収容室1
8の開口部を蓋板17によって覆蓋し、さらに上記電装
品収容室18に上記電装品13の端子ターミナル19を
設けたことを特徴としている。
【0021】本願の第6の発明では、上記第5の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
電装品13を、冷却を必要としない電装品13Aと冷却
を必要とする電装品13Bとに分け、これら各電装品1
3A,13Bをそれぞれ上記電装品収容室18、18内
に収容し且つ蓋板17、17によって覆蓋するととも
に、冷却を必要とする上記電装品13Bが収容された上
記電装品収容室18には冷却フィン15を備え且つこれ
を通風領域に接近させて配置したことを特徴としてい
る。
【0022】本願の第7の発明では、共に可燃性冷媒を
作動冷媒として用いる熱交換器5,11を備えた室内機
2と室外機Y3とを連絡配管21を介して接続してなる
可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記室内機
2用の電装品と上記室外機Y3用の電装品とを集めて上
記室内機X2及び上記室外機Y3とは別体の電装品ユニッ
ト20を構成し、該電装品ユニット20を連絡電線22
を介して上記室内機X2及び上記室外機Y3と電気的に接
続したことを特徴としている。
【0023】本願の第8の発明では、上記第7の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
可燃性冷媒を空気よりも比重の大きいものとするととも
に、上記電装品ユニット20を室内の上記室内機X2
りも高い位置に配置したことを特徴としている。
【0024】本願の第9の発明では、上記第7の発明に
かかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記
可燃性冷媒を空気よりも比重の大きいものとするととも
に、上記電装品ユニット20を室外の上記室外機Y3
りも高い位置に配置したことを特徴としている。
【0025】本願の第10の発明では、上記第9の発明
にかかる可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、遠
隔操作信号を受ける受信部30を上記室内機X2側に設
けたことを特徴としている。
【0026】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0027】(a) 本願の第1の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、ケーシング1,1
0内に、可燃性冷媒を作動冷媒として用いた熱交換器
5,11と電装品6,13とを収容してなる空気調和装
置において、上記電装品6,13を上記熱交換器5,1
1よりも上位に位置するようにして上記ケーシング1,
10の上部に配置しているので、万が一、上記熱交換器
5,11から可燃性冷媒が漏洩してこれが上記ケーシン
グ1,10の下部に溜まったとしても、この漏洩冷媒に
対して着火源となり得る上記電装品6,13が上記熱交
換器5,11よりも上位にあって上記漏洩冷媒に対して
上方に離間しているので該漏洩冷媒の上記電装品6,1
3側への侵入、及びそれによる漏洩冷媒の引火が確実に
防止され、可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装置の
運転上の安全性が確保されることになる。
【0028】(b) 本願の第2の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(a)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、上記熱交換器5,11における伝熱管の溶接部を
該熱交換器5,11の幅方向の一方側に集中配置する一
方、上記電装品6,13を上記ケーシング1,10の上
部で且つ上記熱交換器5,11の幅方向の他方側に偏位
させて配置しているので、可燃性冷媒の漏洩源となる可
能性が高い上記伝熱管の溶接部と、漏洩冷媒に対してそ
の着火源となる上記電装品6,13とが上下方向及び左
右方向の双方において可及的に離間することとなり、漏
洩冷媒が上記電装品6,13側に侵入することによる該
漏洩冷媒の引火の惧れがさらに減少し、可燃性冷媒の漏
洩時における空気調和装置の運転上の安全性がより一層
高められるものである。
【0029】(c) 本願の第3の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(a)又は
(b)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調
和装置においては、上記電装品6,13を、上記ケーシ
ング1,10の上部において該上記ケーシング1,10
の内部空間と略気密的に隔離させているので、上記熱交
換器5,11から漏洩冷媒が漏洩しこれが上記ケーシン
グ1,10の内部空間に充満したとしても、この漏洩冷
媒が該内部空間に対して略気密的に隔離された上記電装
品6,13側へ侵入するのが阻止されることとなり、そ
れだけ可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装置の運転
上の安全性がさらに高められるものである。
【0030】(d) 本願の第4の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(c)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、上記電装品6をケース本体24内に収容し且つ該
ケース本体24を開閉自在のケース蓋25によって略気
密的に閉蓋して電装品ユニット23を構成するととも
に、上記ケース本体24の側壁面に上記電装品6の端子
ターミナル28を設けているので、漏洩冷媒の上記電装
品6側への侵入防止がより簡単な構造で達成されるとと
もに、上記電装品6の配線の脱落を上記端子ターミナル
28を備えることで確実に防止され、これらの相乗効果
として、可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装置の運
転上の安全性をより低コストで実現できるものである。
【0031】(e) 本願の第5の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(c)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、上記電装品13を、上記ケーシング10の天板1
6にその表面側から上記ケーシング10の内部空間側に
向けて凹設され且つ該内部空間に対して略気密的に隔離
された電装品収容室18内に収容するとともに、該電装
品収容室18の開口部を蓋板17によって覆蓋し、さら
に上記電装品収容室18に上記電装品13の端子ターミ
ナル19を設けているので、上記ケーシング10の内部
空間内に漏洩した漏洩冷媒が上記電装品13側に侵入す
るのが確実に防止されるとともに、上記電装品13の配
線の脱落が上記端子ターミナル19を備えることで確実
に防止され、これらの相乗効果として、可燃性冷媒の漏
洩時における空気調和装置の運転上の安全性がより一層
高められることになる。また、漏洩冷媒の漏洩の有無に
拘わらず、上記電装品13の点検等を上記ケーシング1
0の外部から行うことができるので、例えば該電装品1
3を上記ケーシング10の内部空間に配置した場合に比
して、点検作業等の簡略化が図れるものである。
【0032】(f) 本願の第6の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(e)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、上記電装品13を、冷却を必要としない電装品1
3Aと冷却を必要とする電装品13Bとに分け、これら
各電装品13A,13Bをそれぞれ上記電装品収容室1
8、18内に収容し且つ蓋板17、17によって覆蓋す
るとともに、冷却を必要とする上記電装品13Bが収容
された上記電装品収容室18には冷却フィン15を備え
且つこれを通風領域に接近させて配置しているので、上
記各電装品13A,Bの漏洩冷媒からの隔離と、冷却を
必要とする電装品13Bの効果的な冷却作用とが共に実
現され、これらの結果、可燃性冷媒の漏洩時における空
気調和装置の運転上の安全性の確保と電装品13Bの信
頼性の確保との両立が可能となるものである。
【0033】(g) 本願の第7の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、共に可燃性冷媒を
作動冷媒として用いる熱交換器5,11を備えた室内機
2と室外機Y3とを連絡配管21を介して接続してなる
可燃性冷媒を用いた空気調和装置において、上記室内機
2用の電装品と上記室外機Y3用の電装品とを集めて上
記室内機X2及び上記室外機Y3とは別体の電装品ユニッ
ト20を構成し、該電装品ユニット20を連絡電線22
を介して上記室内機X2及び上記室外機Y3と電気的に接
続しているので、万が一、上記室内機X2あるいは上記
室外機Y3において可燃性冷媒の漏洩が発生したとして
も、該室内機X2及び室外機Y3にはこの漏洩冷媒の着火
源となる電装品は存在せず、従って、可燃性冷媒の漏洩
時における空気調和装置の運転上の高い安全性が確保さ
れるものである。
【0034】(h) 本願の第8の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(g)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、空気よりも比重の大きい可燃性冷媒を使用し、且
つ上記電装品ユニット20を室内の上記室内機X2より
も高い位置に配置しているので、万が一、上記室内機X
2において可燃性冷媒の漏洩が発生したとしても、この
漏洩冷媒は空気との比重差によって上記電装品ユニット
20側に侵入するということはなく、従って、上記電装
品ユニット20を室内に配置したものにおいて、可燃性
冷媒の漏洩時における空気調和装置の運転上の高い安全
性が確保されるものである。
【0035】(i) 本願の第9の発明にかかる可燃性
冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(g)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置におい
ては、空気よりも比重の大きい可燃性冷媒を使用し、且
つ上記電装品ユニット20を室外の上記室外機Y3より
も高い位置に配置しているので、万が一、上記室外機Y
3において可燃性冷媒の漏洩が発生したとしても、この
漏洩冷媒は空気との比重差によって上記電装品ユニット
20側に侵入するということはなく、従って、上記電装
品ユニット20を室外に配置したものにおいて、可燃性
冷媒の漏洩時における空気調和装置の運転上の高い安全
性が確保されるものである。
【0036】(j) 本願の第10の発明にかかる可燃
性冷媒を用いた空気調和装置によれば、上記(i)に記
載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。
即ち、この発明の可燃性冷媒を用いた空気調和装置にお
いては、遠隔操作信号を受ける受信部30を上記室内機
2側に設けているので、該室内機X2から可燃性冷媒が
漏洩した場合における室内側の安全性を確保しつつ、室
内側での操作によって高い操作性を確保することができ
るものである。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本願発明を好適な実施形態
に基づいて具体的に説明する。第1の実施形態 図1には、本願発明の第1の実施形態にかかるセパレー
ト型空気調和装置の室内機X1を示している。この室内
機X1は、その前面上部と上面にそれぞれ吸込口2,3
を、前面下部に吹出口4をそれぞれ設けたケーシング1
内に、屈曲板状に形成されたクロスフィン型熱交換器5
を上記各吸込口2,3に対向するようにして配置すると
ともに、電装品6を上記熱交換器35の幅方向の一端5
a寄りで且つ上記ケーシング1の最上部に配置している
(尚、ファンの図示は省略している)。また、上記熱交
換器5における伝熱管の溶接部及び該伝熱管と連絡配管
との溶接部を、共に上記電装品6とは反対側に位置する
上記熱交換器5の他端5b側に集中配置するようにして
いる(尚、上記各溶接部の図示は省略)。
【0038】かかる構造とすると、万が一、上記熱交換
器5側の各溶接部において可燃性冷媒の漏洩が生じたと
しても、該可燃性冷媒は空気よりも比重が大きく漏洩後
は上記ケーシング1の下部側に溜まること、及びこの可
燃性冷媒の漏洩箇所とその漏洩冷媒の着火源となる上記
電装品6とが大きく離間していることから、この漏洩冷
媒が上記電装品6側に侵入して該電装品6における電気
火花等によって引火するというような惧れは全くなく、
可燃性冷媒の漏洩時においても装置運転上における高い
安全性が確保されるものである。
【0039】また、この実施形態の室内機X1において
は、上記ケーシング1の内部空間の最上部に内蔵配置さ
れる各種の上記電装品6を、図2に示すような電装品ユ
ニット23として配置するようにしている。即ち、この
電装品ユニット23は、上記電装品6をケース本体24
内に収容し且つ該ケース本体24を開閉自在のケース蓋
25によって略気密的に閉蓋して構成され、しかも該ケ
ース本体24の側壁面に上記電装品6の端子ターミナル
28を設けている。
【0040】このような構成の電装品ユニット23を備
えることで、漏洩冷媒の上記電装品6側への侵入防止が
より簡単な構造で達成されるとともに、上記電装品6の
配線の脱落が上記端子ターミナル28を備えることで確
実に防止され、これらの相乗効果として、可燃性冷媒の
漏洩時における空気調和装置の運転上の安全性をより低
コストで実現できることになる。
【0041】第2の実施形態 図3には、本願発明の第2の実施形態にかかるセパレー
ト型空気調和装置における室外機Y1を示している。こ
の室外機Y1は、ケーシング10内の幅方向のほぼ全域
に跨がるようにして熱交換器11を配置するとともにこ
の熱交換器11の後方側にファン12を配置し、さらに
上記ファン12の側方に圧縮機14を配置するとともに
上記熱交換器11の上方に位置する上記ケーシング10
の最上部にその幅方向の全域に跨がるようにして電装品
13を配置している。
【0042】かかる構造の室外機Y1においては、上記
熱交換器11の溶接部等から可燃性冷媒が漏洩した場
合、その漏洩冷媒に対して着火源となり得る上記電装品
13が、冷媒漏洩源である上記熱交換器11の上方に配
置されており、しかも上述のようにこの漏洩冷媒は空気
との比重差によって漏洩後は上記ケーシング10の下部
側に移動する性状をもつことから、この漏洩冷媒が上記
電装品13側に侵入すること、及びこの漏洩冷媒が上記
電装品13側の電気火花等によって引火するという事態
は起こり得ず、この結果、可燃性冷媒の漏洩時における
空気調和装置の運転上の高い安全性が確保されるもので
ある。
【0043】尚、この実施形態の室外機Y1において
も、上記第1の実施形態の場合と同様に、上記電装品1
3を、上記ケーシング10の内部空間から略気密的に隔
離された電装品ユニット23(図2を参照)に収容する
ようにすれば、可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装
置の運転上の安全性がさらに高められることになる。
【0044】第3の実施形態 図4には、本願発明の第3の実施形態にかかる空気調和
装置の室外機Y2を示している。この室外機Y2は、ケー
シング10内の幅方向の一方寄り位置に熱交換器11と
ファン12とをケーシング奥行き方向に前後して配置す
るとともに、他方寄り位置には圧縮機14を配置してい
る。そして、この熱交換器11における冷媒配管の溶接
部の全てを、該熱交換器11の両側部11a,11bの
うち、上記圧縮機14の反対側に位置する側部11b側
に集中させるようにしている(尚、溶接部の図示は省
略)。
【0045】さらに、上記圧縮機14の上方側のケーシ
ング最上部には次述の第1電装品13Aを、また上記熱
交換器11の上方側のケーシング最上部には次述の第2
電装品13Bを、それぞれ配置している。この二つの電
装品13A,13Bは、共に漏洩冷媒に対してその着火
源となり得るものであることから漏洩冷媒からの隔離が
必要であるとともに、上記第1電装品13Aは冷却をさ
ほど必要としないものであるのに対して、第2電装品1
3Bはその信頼性の確保上から冷却を必要とするもので
ある。
【0046】このため、この実施形態においては、先
ず、上記各電装品13A,13Bを共に図5に示す如き
隔離構造とするとともに、上記第2電装品13B側には
冷却フィン15を設けている。ここで、上記隔離構造を
図5を参照して説明すると次の通りである。即ち、上記
ケーシング10の天板16に、該天板16の表面16a
側から裏面16b側(即ち、上記ケーシング10の内部
空間側)に向けて陥没し且つ上記ケーシング10の内部
空間に対して略気密的に隔離された電装品収容室18を
設け、この電装品収容室18内に上記第1電装品13A
あるいは第2電装品13Bを収容するとともに、該電装
品収容室18の上部開口を蓋板17によってケーシング
10の上方側から開閉蓋し得るように構成したものであ
る。また、上記電装品収容室18の側壁には上記電装品
13A,13Bのための端子ターミナル19を設けてい
る。
【0047】以上の如き構成をもつ室外機Y2において
は、万が一、上記熱交換器11側において可燃性冷媒の
漏洩が生じたとしても、第1に、この冷媒の漏洩箇所が
上記各電装品13A,13Bとの間隔が大きい位置、即
ち、上記熱交換器11の側部11b側であること、第2
に、漏洩冷媒は空気との比重差によって上記ケーシング
10の内部空間における底部側に溜まること、第3に、
上記各電装品13A,13Bがそれぞれ上記電装品収容
室18,18によって上記ケーシング10の内部空間か
ら隔離されていることから、漏洩冷媒が上記各電装品1
3A,13B側に侵入してこれに触れること及びそれに
よる漏洩冷媒の引火という事態の発生が皆無であり、こ
の結果、漏洩冷媒の漏洩時における空気調和装置の運転
上の安全性が可及的に高められることになる。
【0048】また、このように冷媒漏洩時の安全性を確
保しつつ、冷却の必要な上記第2電装品13Bはこれを
上記ファン12からの送風によって効果的に冷却してそ
の作動上における高い信頼性を確保することができるも
のである。さらに、上記各電装品13A,13Bの点検
等を上記ケーシング10の外部から行うことができるこ
とから、その点検等における作業性の向上も期待できる
ものである。
【0049】尚、この実施形態においては、上記各電装
品13A,13Bの上記ケーシング10の内部空間から
の隔離構造として上述の如き構造を採用しているが、こ
れに代えて、例えば上記第1の実施形態における如き隔
離構造(図2に示す構造)を採用することも可能であ
る。
【0050】第4の実施形態 図6には、本願発明の第4の実施形態にかかるセパレー
ト型空気調和装置Zを示している。この空気調和装置Z
は、室内機X2と室外機Y3とを備え、これに室内機X2
と室外機Y3とを連絡配管21,21を介して接続して
冷媒循環経路を構成している。また、上記室内機X2
は、熱交換器5とファン(図示省略)とが内蔵配置され
ている。さらに、上記室外機Y3には、熱交換器11と
ファン12とがケーシング10の奥行き方向に前後して
配置されるとともに、該ファン12の側部には圧縮機1
4が配置されている。
【0051】そして、この空気調和装置Zにおいて最も
大きな特徴は、上記室内機X2と室外機Y3とにそれぞれ
内蔵配置されていた各電装品を集めて、これを該室内機
2及び室外機Y3とは別体の電装品ユニット20とする
とともに、この電装品ユニット20を上記室内機X2
び室外機Y3から共に離間させて配置したことにある。
【0052】かかる基本的な構造上の特徴によれば、漏
洩冷媒に対して着火源となり得る電装品を集めてこれを
電装品ユニット20とし、且つ該電装品ユニット20を
冷媒漏洩源となる上記室内機X2及び室外機Y3から離間
配置することで、万が一、これら室内機X2及び室外機
3側から可燃性冷媒の漏洩が生じたとしても、この漏
洩冷媒が上記電装品ユニット20側に至ってこれと接触
して引火するというようなことが未然に且つ確実に防止
されるので、可燃性冷媒の漏洩時における空気調和装置
Zの運転上の安全性が確保されるものである。
【0053】また、かかる可燃性冷媒の漏洩時における
安全性の更なる向上という点においては、例えば上記電
装品ユニット20を室内側に配置する場合には該電装品
ユニット20を上記室内機X2よりも上位に配置し、ま
た上記電装品ユニット20を室外側に配置する場合には
該電装品ユニット20を上記室外機Y3よりも上位に配
置すれば良い。かかる構成とすれば、上記室内機X2
室外機Y3のいずれから可燃性冷媒が漏洩した場合であ
っても、その漏洩冷媒が上記電装品ユニット20側に侵
入するのを確実に防止することができ、冷媒漏洩時の安
全確保がより確実ならしめられる。
【0054】さらに、上記電装品ユニット20を室外に
配置する場合であっても、上記電装品ユニット20の各
電装品の作動操作を行うリモートコントローラ(図示省
略)からの遠隔操作信号を受ける受信部30を上記室内
機X2側に設けることで、該室内機X2側において可燃性
冷媒の漏洩が発生した場合における室内側の安全性を確
保しつつ、室内側での操作によって高い操作性を確保す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態にかかる空気調和装
置における室内機の斜視図である。
【図2】図1に示した電装品部分の構造例を示す斜視図
である。
【図3】本願発明の第2の実施形態にかかる空気調和装
置における室外機の正面図である。
【図4】本願発明の第3の実施形態にかかる空気調和装
置における室外機の正面図である。
【図5】図4に示した電装品部分の構造例を示す斜視図
である。
【図6】本願発明の第4の実施形態にかかるセパレート
型空気調和装置の全体システム図である。
【図7】従来の空気調和装置における室内機の斜視図で
ある。
【図8】従来の空気調和装置における室外機の正面図で
ある。
【図9】従来の空気調和装置における室外機の正面図で
ある。
【図10】従来のセパレート型空気調和装置の全体シス
テム図である。
【符号の説明】
1はケーシング、2及び3は吸込口、4は吹出口、5は
熱交換器、6は電装品、10はケーシング、11は熱交
換器、12はファン、13,13A及び13Bは電装
品、14は圧縮機、15は冷却フィン、16は天板、1
7は蓋板、18は電装品収容室、19は端子ターミナ
ル、20は電装品ユニット、21は連絡配管、22は連
絡電線、23は電装品ユニット、24はケース本体、2
5はケース蓋、26及び27は電装品、28は端子ター
ミナル、29はシール材、30は受信部、Zは空気調和
装置、X1及びX2は室内機、Y1〜Y3は室外機である。
フロントページの続き (72)発明者 石田 智 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 鉾谷 克己 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1,10)内に、可燃性冷
    媒を作動冷媒として用いた熱交換器(5,11)と電装
    品(6,13)とを収容してなる空気調和装置であっ
    て、 上記電装品(6,13)を上記熱交換器(5,11)よ
    りも上位に位置するようにして上記ケーシング(1,1
    0)の上部に配置したことを特徴とする可燃性冷媒を用
    いた空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記熱交換器(5,11)における伝熱管の溶接部を該
    熱交換器(5,11)の幅方向の一方側に集中配置する
    一方、 上記電装品(6,13)を上記ケーシング(1,10)
    の上部で且つ上記熱交換器(5,11)の幅方向の他方
    側に偏位させて配置したことを特徴とする可燃性冷媒を
    用いた空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記電装品(6,13)を、上記ケーシング(1,1
    0)の上部において該上記ケーシング(1,10)の内
    部空間と略気密的に隔離させたことを特徴とする可燃性
    冷媒を用いた空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記電装品(6)をケース本体(24)内に収容し且つ
    該ケース本体(24)を開閉自在のケース蓋(25)に
    よって略気密的に閉蓋して電装品ユニット(23)を構
    成するとともに、 上記ケース本体(24)の側壁面に上記電装品(6)の
    端子ターミナル(28)を設けたことを特徴とする可燃
    性冷媒を用いた空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 上記電装品(13)を、上記ケーシング(10)の天板
    (16)にその表面側から上記ケーシング(10)の内
    部空間側に向けて凹設され且つ該内部空間に対して略気
    密的に隔離された電装品収容室(18)内に収容すると
    ともに、該電装品収容室(18)の開口部を蓋板(1
    7)によって覆蓋し、さらに上記電装品収容室(18)
    に上記電装品(13)の端子ターミナル(19)を設け
    たことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記電装品(13)を、冷却を必要としない電装品(1
    3A)と冷却を必要とする電装品(13B)とに分け、
    これら各電装品(13A),(13B)をそれぞれ上記
    電装品収容室(18)、(18)内に収容し且つ蓋板
    (17)、(17)によって覆蓋するとともに、 冷却を必要とする上記電装品(13B)が収容された上
    記電装品収容室(18)には冷却フィン(15)を備え
    且つこれを通風領域に接近させて配置したことを特徴と
    する可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  7. 【請求項7】 共に可燃性冷媒を作動冷媒として用いる
    熱交換器(5),(11)を備えた室内機(X2)と室
    外機(Y3)とを連絡配管(21)を介して接続してな
    る可燃性冷媒を用いた空気調和装置であって、 上記室内機(X2)用の電装品と上記室外機(Y3)用の
    電装品とを集めて上記室内機(X2)及び上記室外機
    (Y3)とは別体の電装品ユニット(20)を構成し、
    該電装品ユニット(20)を連絡電線(22)を介して
    上記室内機(X2)及び上記室外機(Y3)と電気的に接
    続したことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空気調和装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記可燃性冷媒が空気よりも比重の大きい冷媒であると
    ともに、 上記電装品ユニット(20)が室内の上記室内機
    (X2)よりも高い位置に配置されていることを特徴と
    する可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記可燃性冷媒が空気よりも比重の大きい冷媒であると
    ともに、 上記電装品ユニット(20)が室外の上記室外機
    (Y3)よりも高い位置に配置されていることを特徴と
    する可燃性冷媒を用いた空気調和装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 遠隔操作信号を受ける受信部(30)を上記室内機(X
    2)側に設けたことを特徴とする可燃性冷媒を用いた空
    気調和装置。
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