JPH10220725A - 廃棄物の搬送装置および方法 - Google Patents

廃棄物の搬送装置および方法

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JPH10220725A
JPH10220725A JP1335498A JP1335498A JPH10220725A JP H10220725 A JPH10220725 A JP H10220725A JP 1335498 A JP1335498 A JP 1335498A JP 1335498 A JP1335498 A JP 1335498A JP H10220725 A JPH10220725 A JP H10220725A
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JP
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screw
chamber
waste
screws
relative movement
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JP1335498A
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Karl May
マイ カール
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Siemens AG
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Siemens AG
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    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D3/08Screw feeders; Screw dischargers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/22Crushing mills with screw-shaped crushing means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B31/00Charging devices
    • C10B31/06Charging devices for charging horizontally
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/02Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/44Details; Accessories
    • F23G5/442Waste feed arrangements
    • F23G5/444Waste feed arrangements for solid waste
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    • F23G2205/12Waste feed arrangements using conveyors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物2の搬送装置6を粗い廃棄物(粗大塵
芥)に対してもほとんど支障なしに運転できるように
し、廃棄物2の搬送方法を搬送装置6ができるだけ故障
なしに運転できるようにする。 【解決手段】 廃棄物2を搬送するために少なくとも二
つのスクリュー10がチャンバの中に配置され、それら
のスクリュー軸12が互いに搬送方向28に鋭角を成し
て延び、これによって両スクリュー間に搬送方向と逆向
きに広がる中空室35が形成されている。スクリュー1
0が搬送方向28と逆方向に後退した際にスクリュー1
0の後退を阻止することなしに、廃棄物2が中空室35
の中に集められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を熱的に再
利用する分野における廃棄物の搬送装置並びに廃棄物の
搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】再利用設備に供給される廃棄物あるいは
塵芥は一般に粗大塵芥片および微細塵芥片を有してい
る。廃棄物は再利用の前にとりあえずたいていの場合バ
ンカーに蓄えられる。このバンカーから廃棄物は必要に
応じて適当な搬送装置によって最も近い再利用ユニッ
ト、特に乾留燃焼設備の燃焼室あるいは乾留室に導かれ
る。このような設備は例えばヨーロッパ特許第0302
310号明細書に記載されている。粗大塵芥片から成る
場所をとる廃棄物部分は搬送装置を動かなくしてしま
い、従って廃棄物を熱的に再利用するための設備の連続
運転を阻止するおそれがある。
【0003】更に廃棄物を熱処理するためにはその設備
のチャンバをできるだけ細かな塵芥片で装填することが
有利である。従って供給された粗大塵芥を燃焼室あるい
は乾留室に入れる前に破砕することが重要である。シー
メンス社のパンフレット「乾留燃焼設備(Die Schwel-B
renn-Anlage)」 プロセス説明書、注文番号、No.A9960
01-4413-A248-V5 (1996年)から粗い原塵芥を破砕
する装置が知られている。供給された粗大塵芥はまず粗
大塵芥バンカーに蓄えられる。塵芥はそこから破砕のた
めに回転形切断機に搬送され、続いて微細塵芥バンカー
に蓄えられる。その後で塵芥は微細塵芥バンカーからい
わゆる充填形スクリューコンベヤを介して乾留室に導か
れる。この方法は二つの塵芥バンカーが必要であるた
め、即ち粗大塵芥バンカーと微細塵芥バンカーとが必要
であるために非常に経費がかかる。
【0004】ドイツ特許出願公開第4326483号明
細書から、廃棄物がスクリューによって同時に搬送且つ
破砕されるような装置が知られている。しかしここに記
載されている廃棄物搬送装置は、既に破砕された塵芥し
か微細塵芥バンカーから乾留室あるいは燃焼室に搬送で
きない。この装置の場合、粗大塵芥片から成る粗い塵芥
部分はスクリューを動かなくしてしまい、従って装置の
故障に導くおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、粗い
廃棄物(粗大塵芥)に対してもほとんど支障のない運転
を保証するような搬送装置を提供することにある。更に
本発明の課題は、搬送装置ができるだけ故障のない運転
を保証する搬送方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の第1の課題は本発
明によれば、廃棄物を搬送するための少なくとも二つの
スクリューがチャンバの中に配置され、これらのスクリ
ュー軸が互いに搬送又は搬送方向に鋭角を成して延びる
ことによって解決される。換言すれば、搬送方向と逆向
きに広がる中空室が形成されるように、スクリュー軸あ
るいはスクリューが互いにV字形を成して延びるように
配置されている。スクリューで搬送できない例えばかさ
ばった廃棄物部分は中空室の中に集められるので、連続
運転が可能となる。
【0007】本発明の特に有利な実施態様においては、
搬送装置が装填ピットを有し、この装填ピットがチャン
バの入口開口でこれに開口し、その入口開口が搬送方向
に見て中空室の後に配置されている。この配置構造によ
って、廃棄物が装填ピットから直接中空室の中に到達す
ることが避けられる。
【0008】本発明の有利な実施態様においては、廃棄
物はスクリュー相互の相対運動および/又はスクリュー
とチャンバとの相対運動によって破砕される。例えばス
クリューとチャンバとの相対運動によって廃棄物に機械
的な特にせん断力が作用する。互いに連続するスクリュ
ーの側歯間の距離、いわゆるピッチよりも大きなかさば
った廃棄物部分はその際に破砕される。
【0009】スクリューおよび/又はチャンバが少なく
とも一部の範囲において廃棄物を破砕するためにスクリ
ューとチャンバとの相対運動に基づく力を受けるための
手段を有していると有利である。スクリューおよびチャ
ンバはこの手段によって、廃棄物を破砕する際に作用す
るせん断力、破断力あるいは切断力を受ける働きをす
る。このような手段は廃棄物の性質に応じてスクリュー
および/又はチャンバの固有特性を有し、例えば特に硬
化処理された耐摩耗性の鋼で作られる。この手段はある
いはスクリューおよび/又はハウジングに設けられた補
強部でもよく、例えば耐摩耗鋼あるいは硬くて破断し難
いセラミックスから成る組物でもよい。
【0010】特に、固定刃を補強部として少なくとも一
部の範囲において入口開口の縁に配置すると有利であ
る。更にこの固定刃に追加してあるいはその代わりに、
スクリューの側歯に少なくとも固定刃の範囲にそれぞれ
回転刃を配置すると有利である。固定刃ないし回転刃に
よってチャンバないしそれぞれのスクリューが過大な機
械的負荷から保護される。
【0011】本発明の別の有利な実施態様においては、
チャンバは中空室の範囲特にその下側に閉鎖可能な出口
開口を有している。上述の手段にもかかわらず搬送装置
によって破砕できない廃棄物部分は、まず中空室の中に
集められ、それから出口開口を開放することによって搬
送装置から取り出されるので、ほぼ連続的な運転が可能
となる。
【0012】上述の第2の課題は本発明に基づいて、廃
棄物が少なくとも二つのスクリューによって搬送され、
これらのスクリューが搬送方向に鋭角を成して延び、搬
送方向と逆向きに広がる中空室を形成する搬送装置によ
る廃棄物の搬送方法によって解決される。スクリューに
よって搬送できない廃棄物は後部のスクリュー範囲に配
置された中空室内に集められるので、廃棄物の搬送はほ
とんど故障なしに維持することができる。
【0013】廃棄物がスクリュー相互の相対運動および
/又はスクリューとチャンバとの相対運動に基づく機械
力によって破砕されると有利である。これによって搬送
装置に入れられた廃棄物は同時に搬送且つ破砕すること
ができる。
【0014】スクリューを保護するためおよび寿命を長
くするためには、両スクリューの一つにかかる力が臨界
値を超過する際に少なくともその駆動装置が停止される
と有利である。
【0015】この場合少なくとも停止されたスクリュー
を後退させると有利である。換言すれば、作用する力が
臨界値を超過したことに基づいて停止されたスクリュー
はその回転方向を変化して、廃棄物を搬送方向と逆向き
に搬送する。これによって破砕されない廃棄物部分は後
部スクリュー範囲において中空室内に集められるので、
その廃棄物部分はスクリューが再び搬送方向に搬送する
ときにもはやそれを妨げない。
【0016】中空室内に存在する廃棄物を除去するため
に、スクリューの後退後に特にチャンバの下側面にある
中空室の範囲におけるチャンバの閉鎖可能な出口開口が
開かれると有利である。
【0017】上述の搬送装置は有利には、乾留燃焼設備
に廃棄物を装填するために利用され、乾留室に破砕され
た廃棄物が導入され、これによって乾留室における乾留
過程が有効に影響される。
【0018】
【実施例】以下図面に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0019】図1において廃棄物2の装填装置は装填ピ
ット4と搬送装置(スクリューコンベヤ)6とを有して
いる。装填ピット4はその下に配置されている搬送装置
6のチャンバ8にその入口開口7で開口している。チャ
ンバ8には二つのスクリュー10が配置されているが、
図1では一つのスクリューしか示されていない。スクリ
ュー10はそれぞれスクリュー軸12およびスクリュー
側歯14を有している。スクリュー軸12は軸受16に
支持され、チャンバ8の一方の端面の外側に配置された
駆動装置18によって駆動される。スクリュー10は入
口開口7の範囲にそのスクリュー側歯14に回転刃22
を有している。同様にこの範囲においてチャンバ8は固
定刃24を有している。チャンバ8の装填ピット4と反
対側の下側面に、閉鎖キャップ25で閉鎖できる出口開
口26が配置されている。チャンバ8の駆動装置18と
反対側の端面には、スクリュー10によって搬送された
廃棄物2の出口30が設けられる。
【0020】粗大部分を含んでいる廃棄物2が装填ピッ
ト4を介して搬送装置6に導入される。装填ピット4は
有利にはそれが漏斗を形成するように入口開口7に向か
って先細になっている。スクリュー10をそのスクリュ
ー軸12を中心として回転することによって、廃棄物2
はスクリュー側歯14によって搬送方向28に運ばれ、
即ち廃棄物は入口開口7から出口30に向けて搬送され
る。廃棄物2は出口30を通して搬送装置6から出され
る。スクリュー10の搬送方向28は装填ピット4の主
軸に対してほぼ直角に延びている。装填ピット4は前部
スクリュー範囲31においてチャンバ8に開口し、この
前部スクリュー範囲31には搬送方向28と逆向きに後
部スクリュー範囲32が続いている。
【0021】例えば連続する二つのスクリュー側歯間の
間隔、いわゆるピッチより大きな廃棄物部分33がチャ
ンバ8とスクリュー側歯14との間に到達したとき、こ
れはそこでまず挟みつけられ、そしてスクリュー10が
回転するためにスクリュー10とチャンバ8との相対運
動によって破砕される。その場合、入口開口7と出口3
0との間の部分範囲34において、詳しくは特に入口開
口7の出口30の側において、チャンバ8およびスクリ
ュー10に機械的荷重が生ずる。そして廃棄物部分33
にせん断力、破砕力および切断力が作用する。
【0022】チャンバ8あるいはスクリュー10の破損
を避けるために、これらは予期される機械的荷重に対し
て、例えば特に耐摩耗性で耐破断性の材料を使用するこ
とによって対処されている。好適には大きな力が生ずる
この危険な部分範囲34においてスクリュー側歯14に
回転刃22が配置され、装填ピット4のチャンバ8への
入口範囲に固定刃24が配置されている。回転刃22お
よび固定刃24の構造的形状は廃棄物2の性質に応じて
設計される。軟らかい廃棄物2しか生じないときには、
回転刃22および固定刃24についての要件は厳しくな
く、例えば単純な鋼で済ませられる。
【0023】これに対して廃棄物2が硬い物質例えば鉄
片も含んでいるときには、回転刃22および/又は固定
刃24に対して特に硬化処理された鋼あるいはセラミッ
ク組物も利用される。その場合、回転刃22および/又
は固定刃24を着脱自在に、即ち解離可能な結合によっ
てスクリュー10ないしチャンバ8に取付けると特に有
利である。回転刃22および/又は固定刃24が摩耗し
たとき、これはコスト的に有利に個々に交換できる。即
ち例えばスクリュー10全体を交換する必要はない。
【0024】スクリュー10の破砕作用を高めるために
は、回転刃22および/又は固定刃24に溝を付けるこ
とおよび固定刃24を例えばスクリュー10の周囲に環
状にチャンバ8に配置すると良い。
【0025】搬送装置6の水平断面図を示している図2
において、二つのスクリュー軸12は搬送方向28に鋭
角を成して延びている。スクリュー10が互いにV字状
に配置されていることによって、後部スクリュー範囲3
2に中空室35が形成されている。原理的には互いにV
字状に延びる二つ以上のスクリュー10を使用すること
もできる。チャンバ8の搬送方向28の先端部にチャン
バ8の下側面に出口30としてピットが続いている。両
スクリュー軸12はそれぞれチャンバ8の両側端から突
出し、チャンバ8の両側端面で支持されている。
【0026】スクリュー10は後部スクリュー範囲32
において、スクリュー10内にある廃棄物2が中空室3
5の中に到達できるように、この中空室35に対してそ
れぞれチャンバ8で境界づけられていない。これに対し
て搬送方向28においては後部スクリュー範囲32に続
いている前部スクリュー範囲31においてチャンバ8は
スクリュー10をそれぞれ環状に包囲している。互いに
鋭角を成して延びるスクリュー配置構造により形成され
ているV字形中空室35はこの前部スクリュー範囲31
においては閉じられている。換言すれば中空室35は、
この中空室35が台形底面を有するように、前部スクリ
ュー範囲31に対して例えば隔壁あるいは有利にはくさ
び状隔離物37によって境界づけられている。特に有利
な実施形態においては、廃棄物2が直接装填ピット4か
ら中空室35に到達しないように、廃棄物2はスクリュ
ー10にまず前部スクリュー範囲31においてそれぞれ
装填ピット4を介して導かれる。換言すれば装填ピット
4が開口しているチャンバ8の入口開口7は、搬送方向
28に見て中空室35の後に配置されている(図1も参
照)。
【0027】前部スクリュー範囲31において、図1で
説明したように、各スクリュー10に対してそれぞれ回
転刃22および固定刃24が配置されている。スクリュ
ー10は好適にはそれぞれ固定刃24によって円形に包
囲されている。
【0028】全般的に廃棄物2をできるだけ効果的に破
砕するために、チャンバ8の横断面形状が少なくとも機
械的せん断応力が生ずる部分範囲34においてスクリュ
ー10にぴったり合わされていることが有利である。従
ってスクリュー10の横断面形状が円形をしている場
合、チャンバ8は少なくとも部分範囲34において同様
に横断面が円形をしている。チャンバ8内に二つのスク
リュー10が配置されている場合、チャンバ8の横断面
形状はスクリュー10の合成横断面形状にぴったり合わ
され、即ちチャンバ8がスクリュー10を、チャンバ8
の壁とスクリュー10との距離ができるだけ小さくされ
るように包囲している。このことは前部スクリュー範囲
31においてスクリュー10がV字形に配置されている
場合、例えばほぼくさび状の隔離物37によって達成さ
れる。チャンバ8とスクリュー10との間隔はこの部分
範囲31において、一方ではチャンバ8内におけるスク
リュー10のかじりあるいは固着が避けられ、他方では
この空間を通して大きな廃棄物部分が通過できないよう
に選ばれている。
【0029】スクリュー10の駆動装置18はそれぞ
れ、これらが臨界荷重を超過すると停止するように設計
されている。廃棄物部分33が例えば回転刃22と固定
刃24との間に挟まり破砕できないときには、スクリュ
ー10および/又はチャンバ8を損傷してしまうような
力がスクリュー10および/又はチャンバ8に作用す
る。スクリュー10および/又はチャンバ8に臨界力が
作用すると駆動装置18が停止するように、駆動装置8
はその力に関係して停止するように設計されている。駆
動停止後駆動装置18は短時間後退し、即ちスクリュー
10の回転方向を逆にして、回転刃22と固定刃24と
の間の機械的荷重が減少される。駆動装置18はこの後
退後あるいは逆回転後にスクリュー10を再び搬送方向
28に駆動して、かさばった廃棄物部分33にあらため
て荷重を与えて破砕するようにする。
【0030】もう一度臨界力が超過されるときは、駆動
装置8はかさばった廃棄物部分33を完全に破砕するま
で、スクリュー10を繰り返して逆転するか後退させ
る。第1のスクリュー10の逆転中においても第2のス
クリュー10は支障なしに廃棄物を搬送できる。かさば
った廃棄物33によりスクリュー10が数回の逆回転後
もなお動かなくなるときには、かさばった廃棄物部分3
3が中空室35の中に到達し従ってスクリュー10の供
給範囲から出るように、スクリュー10は後退させられ
る。
【0031】その際中空室35は、スクリュー10内に
ある廃棄物2を中空室35内に集めて、スクリュー10
が逆回転の際に廃棄物のせき止めによって動かなくなら
ないように、大きく寸法づけられている。
【0032】図3においてチャンバ8は中空室35の範
囲に出口開口26を有している。出口開口26は横に開
かれる二つの閉鎖フラッパ25によって閉じられてい
る。両方のスクリュー10の上側に例えば装填ピット4
の下部に、導入された廃棄物2の量を調整するニードル
調整弁42が配置されている。
【0033】逆回転運転により中空室35内に集められ
た廃棄物2、特に破砕できないようなかさばった廃棄物
部分33は、閉鎖可能な出口開口26を通ってチャンバ
8から除去される。しかし閉鎖フラッパ25が開かれた
場合に廃棄物2が装填ピット4からスクリュー10を越
えて搬送装置を通過して落下しないように、出口開口2
6が開かれる前にまずニードル調整弁42が装填ピット
4の中に挿入される。有利には廃棄物2が装填ピット4
から直接中空室35に落下しないように、装填ピット4
は前部スクリュー範囲31におけるチャンバ8に配置さ
れている。ニードル調整弁42が左方向に挿入されると
直ちに、閉鎖フラッパ25が開かれて、中空室35内に
ある廃棄物2が落下ないし排出される。続いて出口開口
26は再び閉じられ、ニードル調整弁42が再び右側に
引き戻されて、廃棄物2が装填ピット4から搬送装置6
に再び導入される。
【0034】図4において搬送装置の出口30に、電動
駆動式の充填形スクリューコンベヤ46に通じている充
填ホッパ44が接続されている。充填形スクリューコン
ベヤ46は乾留室48に開口している。搬送装置6に装
填ピット4を介して入れられた廃棄物2は搬送装置6に
おいてまず破砕され、搬送方向28に搬送される。破砕
された廃棄物2は搬送装置6から出口30を通って出
て、充填ホッパ44を介して充填形スクリューコンベヤ
46に到達する。充填形スクリューコンベヤ46におい
て破砕された廃棄物2は乾留室48に向けて順々に圧縮
されて、この圧縮された廃棄物2は乾留室48への入口
50で閉塞プラグを形成し、これによって乾留室48は
充填形スクリューコンベヤ46に対してほぼ気密に密封
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく搬送装置を有している装填装置
の概略縦断面図。
【図2】図1における搬送装置の概略平面図。
【図3】並べて配置されたスクリューの概略背面図。
【図4】乾留室に開口している充填形スクリューコンベ
ヤが接続されている本発明に基づく搬送装置を備えた充
填装置の概略縦断面図。
【符号の説明】
2 廃棄物 4 装填ピット 6 搬送装置 7 入口開口 8 チャンバ 10 スクリュー 12 スクリュー軸 14 スクリュー側歯 16 軸受 18 駆動装置 22 回転刃 24 固定刃 25 閉鎖フラッパ 26 出口開口 28 搬送装置 30 出口 31 前部スクリュー範囲 32 後部スクリュー範囲 33 廃棄物部分 34 部分範囲 35 中空室 37 分離組物 42 ニードル調整弁 44 充填ホッパ 46 充填形スクリューコンベヤ 48 乾留室 50 入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 5/033 ZAB F23G 5/033 ZABA

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物(2)を搬送するための少なくと
    も二つのスクリュー(10)がチャンバ(8)の中に配
    置され、それらのスクリュー軸(12)が互いに搬送方
    向(28)に鋭角を成して延び、これによりスクリュー
    (10)間に搬送方向(28)と逆向きに広がる中空室
    (35)が形成されていることを特徴とする廃棄物の搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 装填ピット(4)が入口開口(7)でチ
    ャンバ(8)に開口し、その際入口開口(7)が搬送方
    向(28)に見て中空室(35)の後に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 廃棄物(2)がスクリュー(10)相互
    の相対運動および/又はスクリュー(10)とチャンバ
    (8)との相対運動によって破砕されることを特徴とす
    る請求項1記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 スクリュー(10)および/又はチャン
    バ(8)が少なくとも一部の範囲に廃棄物(2)を破砕
    するためにスクリュー(10)とチャンバ(8)との相
    対運動に基づく力を受けるための手段(22、24)を
    有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 入口開口(7)の縁の少なくとも一部の
    範囲に固定刃(24)が配置されていることを特徴とす
    る請求項4記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 スクリュー側歯(4)に少なくとも固定
    刃(24)の範囲に回転刃(22)が配置されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 チャンバ(8)が中空室(35)の範
    囲、特にその下側に閉鎖可能な出口開口(26)を有し
    ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
    つに記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 廃棄物(2)が少なくとも二つのスクリ
    ュー(10)によって搬送され、これらのスクリュー
    (10)が搬送方向(28)に鋭角を成して延び、搬送
    方向(28)と逆向きに広がる中空室(35)を形成し
    ていることを特徴とする搬送装置(6)による廃棄物の
    搬送方法。
  9. 【請求項9】 廃棄物(2)がスクリュー(10)相互
    の相対運動および/又はスクリュー(10)とチャンバ
    (8)との相対運動に基づく機械力によって破砕される
    ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 両スクリュー(10)の一方にかかる
    力が臨界値を超過すると少なくともその駆動装置(1
    8)が停止されることを特徴とする請求項8又は9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 両スクリュー(10)の一方にかかる
    力が臨界値を超過すると少なくともその駆動装置(1
    8)が停止され、そのスクリュー(10)が後退させら
    れることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 スクリュー(10)の後退後に特にチ
    ャンバ(8)の下側面にある中空室(35)の範囲にお
    けるチャンバ(8)の閉鎖可能な出口開口(26)が開
    かれ、中空室(35)内にある廃棄物(2)が除去され
    ることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 乾留燃焼設備の乾留室(48)に装填
    するために利用されることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか1つに記載の搬送装置。
JP1335498A 1997-01-10 1998-01-07 廃棄物の搬送装置および方法 Withdrawn JPH10220725A (ja)

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