JPH10220220A - 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置 - Google Patents

電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置

Info

Publication number
JPH10220220A
JPH10220220A JP2556297A JP2556297A JPH10220220A JP H10220220 A JPH10220220 A JP H10220220A JP 2556297 A JP2556297 A JP 2556297A JP 2556297 A JP2556297 A JP 2556297A JP H10220220 A JPH10220220 A JP H10220220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cylinder
fuel injection
air
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2556297A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yoshizaki
康二 吉▲崎▼
Toshimi Murai
俊水 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2556297A priority Critical patent/JPH10220220A/ja
Publication of JPH10220220A publication Critical patent/JPH10220220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気加熱式触媒を搭載した多気筒エンジンの
暖機運転時等に必要な二次空気を、所定気筒の燃料噴射
停止によって供給するようにする。 【解決手段】 排気通路2内に電気加熱式触媒4を備え
た多気筒エンジン1において、エンジンの暖機運転時等
に必要な二次空気を、多気筒エンジン1の一部の気筒の
燃料噴射を停止することにより、電気加熱式触媒4の上
流側に供給して触媒における未燃焼成分の浄化能力を向
上させる。燃料噴射停止気筒は、エンジンの気筒数、1
気筒からの空気の排出量、電気加熱式触媒4への通電時
の空燃比、及びエンジン回転数から、排気ガス中の空燃
比が理論空燃比になるように、演算により適宜決定する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気加熱式触媒を備
えたエンジンの制御装置に関し、特に、自動車の排気通
路に電気加熱式触媒を備え、エンジンの冷間始動時のよ
うに触媒が冷えている時に電力を供給して加熱し、触媒
の活性化を促進させるようにした多気筒エンジンの制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されたエンジンから排出され
る排気ガス中にはHC(炭化水素)、CO(一酸化炭
素)やNOx(窒素酸化物) 等の有害物質が含まれている
ので、エンジンの排気通路には排気ガスを浄化する排気
ガス浄化装置としての触媒コンバータが一般に設けられ
ている。ところが、この触媒コンバータに使用される三
元触媒は、触媒の温度が低い時 (不活性状態) には排気
ガス中の有害物質の浄化率が低いことが知られている。
したがって、エンジンの冷間始動後の触媒コンパータが
不活性の状態では排気ガスの浄化が十分に行えなかっ
た。
【0003】そこで、触媒コンバータの上流側の排気通
路に、酸化触媒が担持されると共に電気ヒータを組み込
んだ第2の触媒コンバータ(EHC:Electrically Hea
tedCatalyst、以後、電気加熱式触媒と記す)を組み込
み、触媒コンバータが不活性の状態の時にこの電気加熱
式触媒を電気的に加熱して酸化触媒を活性化させ、HC
の浄化を促進させるようにした排気ガス浄化装置が提案
されている。このような電気加熱式触媒には通常、オル
タネータやバッテリから電力が供給される。
【0004】一方、エンジン始動後のエンジン暖機運転
中には、一般にリッチな空燃比でエンジンが運転される
が、この時の排気ガス中には未燃焼燃料と少しの空気し
かなく、排気ガス中の空燃比は理論空燃比よりも濃い。
このために、いくら電気加熱式触媒を設けて触媒コンバ
ータを活性化しても、触媒コンバータにおいてHCやC
Oが浄化されにくかった。そこで、エンジンの暖機運転
時の排気ガスの空燃比を理論空燃比に近づけ、触媒コン
バータにおける排気ガスの浄化性能を向上させるため
に、触媒コンバータの上流側に電動エアポンプを設け、
電気加熱式触媒の通電時に電気加熱式触媒の上流側に二
次空気を導入する技術がある(例えば、特開平6−74
028号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気通
路に供給する二次空気が必要となるのは、エンジンの始
動後の暖機時等のごく短い特定状況においてだけであ
り、特開平61−33735号公報に開示のようにこの
目的のためだけに専用の電動エアポンプを設置するとな
ると、電動エアポンプ本体の他に、チェック弁、エアコ
ントロール弁、VSV、バキューム配管、二次空気供給
用の配管等の部品が必要であり、エンジンのコストアッ
プになるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、触媒コンバータの上流
側に電気加熱式触媒を備えたエンジンにおいて、エンジ
ン始動後の暖機時等に必要となる二次空気を、専用の電
動エアポンプを設置することなく、排気通路に供給でき
るようにして、触媒コンバータにおける排気ガスの浄化
率を向上させると共に、エンジンのコストアップを抑え
ることができるエンジンの制御装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置は、排
気通路内に電気加熱式触媒を備えた多気筒エンジンの制
御装置において、所定条件の時にこの多気筒エンジンの
一部の気筒の燃料噴射を停止して、触媒の上流側に二次
空気を導入する制御手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0008】この時の燃料噴射停止気筒は、多気筒エン
ジンの気筒数、1気筒からの空気の排出量、電気加熱式
触媒への通電時の空燃比、及びエンジン回転数から、排
気ガス中の空燃比が理論空燃比になるように、演算によ
り適宜決定すれば良い。なお、演算によって決定された
燃料噴射停止気筒が特定の気筒に集中する場合は、燃料
噴射停止気筒をこの特定の気筒の前後に燃料が噴射され
る気筒に分散すれば良い。
【0009】本発明によれば、エンジンの始動後の暖機
時等で、電気加熱式触媒に通電が行われる時には、この
時に必要な二次空気がエンジンから供給されるように、
エンジンの所定気筒への燃料噴射が停止される。この結
果、燃料噴射が停止された気筒からは吸入空気がそのま
ま排気通路に排出され、これが二次空気となる。従っ
て、電動エアポンプの無い状態で排気通路に二次空気を
供給することができ、エンジンのコストアップを抑える
ことができる。
【0010】また、燃料噴射停止気筒が、多気筒エンジ
ンの気筒数、1気筒からの空気の排出量、電気加熱式触
媒への通電時の空燃比、及びエンジン回転数から、排気
ガス中の空燃比が理論空燃比になるように演算されて決
定される場合には、排気ガス中の空燃比が理論空燃比に
なるので、触媒コンバータにおける浄化率が向上する。
【0011】更に、燃料噴射停止気筒が特定の気筒に集
中する場合に、燃料噴射停止気筒をこの特定の気筒の前
後に燃料が噴射される気筒に分散するようにしたことに
より、エンジンの局部的な冷却を防止することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施の形態を具体的な実施例により詳細に説明する。図1
は本発明の電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置
の一実施例を搭載したエンジン1の全体構成を示す図で
ある。
【0013】図1において、エンジン1の吸気通路20
にはエアクリーナ23が設けられており、その下流側に
エアフローメータ21とスロットル弁22がある。エア
フローメータ21には吸入空気量を検出するセンサであ
るエアフローセンサ24が設けられており、このエアフ
ローセンサ24の吸入空気量の検出値Qは、負荷量とし
てECU(エンジン・コントロール・ユニット)10に
送られる。
【0014】エンジン1の各気筒への吸気通路20に
は、それぞれ燃料噴射弁11が設けられている。各燃料
噴射弁11には燃料が供給されており、ECU10から
の開弁信号によって燃料噴射弁11が開弁すると、燃料
噴射弁11から各気筒に燃料が噴射される。燃料噴射弁
11の開弁時間は、エンジン1の運転状態に応じて適正
な空燃比となるようにECU10で計算される。
【0015】また、エンジン1の排気通路2には通常の
触媒コンバータ3が設けられており、この通常の触媒コ
ンバータ3の上流側に近接して電気加熱式触媒4が設け
られている。7は電気加熱式触媒4のヒータの電極であ
る。一方、エンジン1の出力側にはエンジン1の回転数
Neを検出する回転数センサ8が設けられており、検出
値NeはECU10に入力される。また、エンジン1の
近傍には、エンジン1によって駆動されて発電を行う発
電機(オルタネータ)9が設けられている。このオルタ
ネータ9は、発電によって得られた電力により、車両に
搭載されたバッテリ6を充電するものである。このオル
タネータ9にはその発電量を制御する制御信号が、EC
U10から入力されるようになっている。
【0016】この実施例では、バッテリ6の出力端子
は、ECU10とオルタネータ9に直接入力されると共
に、イグニッションスイッチSWIGを介して車両負荷
5及びオルタネータ9に入力され、更に、スイッチSW
2を介して電気加熱式触媒4の電極7に入力される。ま
た、オルタネータ9の出力は、切換スイッチSW1がO
FF端子に接続されている時にバッテリ6の出力端子に
入力され、ON端子に接続されている時に電気加熱式触
媒4の電極7に入力される。従って、オルタネータ9の
出力は、切換スイッチSW1がON側の時に電気加熱式
触媒4の加熱に利用され、OFF側の時にバッテリ6の
充電に利用される。
【0017】図2は、図1に示したオルタネータ9の内
部の回路構成、及び電気加熱式触媒4、車両負荷5、E
CU10とバッテリ6との具体的な接続関係を示す回路
図であり、図1と同じ構成部材には同じ符号が付されて
いる。図2に示されるように、オルタネータ9の内部に
は、3相星型結線されたステータコイル91、ロータコ
イル92、ブラシ93、ダイオードブリッジからなる3
相全波整流器94、及びICレギュレータ95がある。
ロータコイル92の一端はICレギュレータ95に接続
され、他端は整流器94に接続されている。ICレギュ
レータ95には充電端子B、イグニッションスイッチ9
7に接続するイグニッション端子IG、ロータコイル9
2が接続する界磁電流端子F、ステータコイル91の1
相に接続する位相端子P、ECUからの制御信号が入力
される端子EHC、バッテリ6に直接接続される端子
S、及び接地されるアース端子Eがある。
【0018】電気加熱式触媒4、車両負荷5、バッテリ
6、及びスイッチSWIG、SW1、及びSW2との接
続関係は図1と全く同じである。以上のように構成され
た実施例では、イグニッションスイッチSWIGがオン
されている通常の状態において、ECU10によってス
イッチSW1が実線で示すOFF端子側に接続された時
に、ステータコイル91で発生した電力は3相全波整流
器14で整流された後にICレギュレータ95を経てバ
ッテリ6に入力される。このとき、ECU10によって
スイッチSW2がオンされると、電気加熱式触媒4はバ
ッテリ6によって通電されて加熱される。一方、ECU
10によってスイッチSW1が破線で示すON端子側に
切り換えられると、電気加熱式触媒4はオルタネータ9
によって通電されて加熱される。
【0019】以上のように構成された電気加熱式触媒を
備えたエンジンの制御装置においては、エンジン1が暖
機され、O2 センサで空燃比をフィードバック制御して
エンジン1が運転されている状態では、HC,CO等の
未燃焼成分が排気ガス中に含まれていても、燃焼時に残
った酸素によってこれらの未燃焼成分は触媒コンバータ
3で反応し、二次空気を加えなくても浄化することがで
きる。
【0020】一方、エンジン1の暖機運転時は、供給さ
れた燃料がポート等の壁面に付着するため、蒸発して空
気と混合される燃料が不足する分だけ燃料を増量し、空
燃比をリッチの状態にしている。このように空燃比がリ
ッチの状態の時は、排気ガス中の空燃比もリッチの状態
であり、いくら触媒コンバータ3が活性温度に達してい
ても、酸素が不足しているので未燃焼成分が触媒コンバ
ータ3で反応できず、そのまま大気に放出されてしま
い、エミッションが悪化する。
【0021】この排気ガスを浄化するのに必要な二次空
気の量は、燃料の増量を行った時の燃料量から理論空燃
比での燃料量の差分を燃焼させるのに必要な量である。
本発明では、この二次空気をエンジン1の一部の気筒で
燃料噴射弁からの燃料噴射を止め、シリンダに吸い込ん
だ空気をそのまま排気通路に放出することで供給するよ
うにしている。
【0022】このように、空燃比が濃くなった分を燃焼
させるのに必要な二次空気を、エンジン1の一部の気筒
の燃料噴射を止めて供給すると、電気加熱式触媒4(以
後電気加熱式触媒4はEHC4と表記する)に通電する
ことによって触媒コンバータ3を電気的に活性温度に維
持した状態で、未燃焼成分を触媒コンバータ3で反応さ
せ、浄化することができる。
【0023】ここで、以上のように構成された電気加熱
式触媒を備えたエンジンの制御装置において、EHC4
への通電制御、及びEHC4に二次空気を供給するため
のエンジン1の制御を、図3から図6に示すフローチャ
ート、及び図7に示すタイムチャートを用いて説明す
る。図3は、本発明におけるEHC4の通電制御の手順
を示すフローチャートである。このフローチャートは所
定時間毎に実行される。
【0024】まず、ステップ301ではエンジン(図で
はE/Gと略記)1が稼働中か否かを判定し、エンジン
1が稼働中の場合はステップ303に進み、稼働中でな
い場合はステップ302に進む。ステップ302では、
エンジン1の始動が終了したか否かを判定する。エンジ
ン1が停止中の場合、及び始動中の場合はこのルーチン
を終了し、エンジン始動終了時はステップ303に進
む。
【0025】ステップ303ではエンジン1の運転状態
パラメータの読み込みを行う。このエンジンの運転状態
パラメータは、例えば、バッテリ6の端子電圧Ve、機
関回転数Ne、吸入空気量Q等である。続くステップ3
04ではEHC4が通電条件か否かを判定する。そし
て、EHC4が通電条件でなければステップ317に進
み、EHC4が通電条件の時はステップ305に進む。
EHC4の通電条件は、例えば、エンジンの水温が20
℃以下、触媒コンバータ3の温度が所定温度以下等であ
る。
【0026】ステップ304においてEHC4が通電条
件と判定した時に進むステップ305では、エンジン1
の回転数Neが800rpm以上か否かを判定し、Ne
<800rpmの時はステップ317に進み、Ne≧8
00rpmの時はステップ306に進む。ステップ30
6では、切換スイッチSW1をON端子に接続し、スイ
ッチSW2をOFFにする。図1,2で説明したよう
に、この状態ではオルタネータ9の出力でEHC4が通
電される。
【0027】一方、EHC4が通電条件でない時、又は
Ne<800rpmの時に進むステップ317では切換
スイッチSW1をOFF端子に接続し、スイッチSW2
をOFFにする。図1,2で説明したように、この状態
ではオルタネータ9の出力でバッテリ6が充電され、E
HC4には通電が行われない。ステップ317が終了す
ると、ステップ318で後述する時間T1,T2を0に
してこのルーチンを終了する。
【0028】EHC4がオルタネータ9の出力によって
通電されている状態で進むステップ307では、時間T
1のカウントが終了したか否かを判定するフラグFT1
の値が1か否かを判定する。このフラグFT1は、時間
T1のカウントが終了した時に1となり、時間T1のカ
ウントが終了していない場合に0となるものである。エ
ンジン1が始動されてから最初にステップ307に進ん
できた時にはFT1の値は0であるからステップ308
に進む。
【0029】ステップ308では、カウンタによってE
HC4のオルタネータ9による通電時間T1をカウント
する。そして、次のステップ309でこのEHC4のオ
ルタネータ9による通電時間T1が規定時間A(例え
ば、30秒)以上か否かを判定する。ステップ309で
T1<Aの場合は、EHC4がオルタネータ9の出力に
よって通電されている時間が規定時間Aに達していない
のでこのルーチンを終了する。一方、T1≧Aの場合
は、EHC4がオルタネータ9の出力によって規定時間
Aだけ通電されたのでステップ310に進む。ステップ
310では、EHC4のオルタネータ9による通電時間
T1を0にすると共に、時間T1のカウントが終了した
のでフラグFT1の値を1にしてステップ311に進
む。
【0030】ステップ310でフラグFT1の値が1に
された後は、ステップ307における判定はYESとな
るので、以後はステップ307からステップ311に進
むことになる。ステップ311では、切換スイッチSW
1をOFF端子に接続し、スイッチSW2をONにす
る。図1,2で説明したように、この状態ではバッテリ
6の出力でEHC4が通電される。EHC4がバッテリ
6によって通電されている状態で進むステップ312
は、バッテリ6の電圧がEHC4の通電に適した電圧で
ある10.5Vを保っているか否かを判定するものであ
る。そして、バッテリ電圧Veが10.5V以上であれ
ば、バッテリ6によるEHC4への通電が可能であると
してステップ313に進み、バッテリ電圧Veが10.
5V未満であれば、バッテリ6によりEHC4に通電を
行うとバッテリ6が劣化するとしてステップ315に進
む。
【0031】まず、バッテリ6が正常な場合について説
明すると、この場合はステップ313でバッテリ6によ
るEHC4の通電時間T2をカウンタによってカウント
し、続くステップ314においてこの通電時間T2が規
定時間B(例えば150秒)以上になったか否かを判定
する。ステップ314においてT2<Bの場合はEHC
4へのバッテリ6からの通電時間が不十分であるのでこ
のルーチンを終了し、T2≧Bの場合はEHC4へのバ
ッテリ6からの通電時間が経過したとしてステップ31
5に進む。
【0032】ステップ315ではバッテリ6によるEH
C4の通電時間T2を0にすると共に、次回の通電のた
めに、時間T1のカウントが終了したか否かを判定する
フラグFT1の値を0にする。そして、ステップ316
においてスイッチSW2をOFFにしてバッテリ6によ
るEHC4への通電を打ち切る。以上のような手順によ
り、この実施例では、エンジン1の始動後、EHC4へ
の通電条件が揃っている場合に、規定時間Aの間はオル
タネータ9からEHC4に通電が行われ、その後の規定
時間Bの間は、バッテリ6からEHC4への通電が行わ
れる。
【0033】次に、EHC4の通電中に、EHC4に二
次空気を供給するためのエンジン1の制御について説明
する。図4は二次空気を供給するために、特定の気筒の
噴射を停止する本発明の噴射停止気筒の演算手順を示す
ものである。ステップ401ではエンジン1が始動直後
か否かを判定する。エンジン1が始動直後でない場合は
二次空気の供給の必要性がないのでこのルーチンを終了
し、エンジン1が始動直後の場合はステップ402に進
む。ステップ402では切換スイッチSW1がON側に
あるか否かを判定し、ON側にある場合はステップ40
5に進むが、OFF側の場合はステップ403に進む。
ステップ403ではスイッチSW2がONか否かを判定
する。ステップ403でスイッチSW2がOFFと判定
した場合は、EHC4に通電が行われていないのでステ
ップ404に進む。ステップ404では、二次空気が供
給されることなく空燃比をリッチにした始動増量運転が
行われる。
【0034】一方、ステップ402で切換スイッチSW
1がON、またはステップ403でスイッチSW2がO
Nの場合は、EHC4にオルタネータ9から、或いは、
バッテリ6から通電が行われているので、触媒での反応
を助けるために二次空気が必要である。そこで、ステッ
プ405では、エンジン1の運転状態パラメータによっ
て演算された現在の空燃比の理論空燃比からの増量値
と、エンジン回転数Neと、吸入空気量Qと、エンジン
1の1気筒の排気量(容量)、及び、エンジン1の気筒
数とから、二次空気の供給量、この二次空気の供給量を
得るためのエンジン1の燃料噴射気筒の停止気筒間隔、
および停止気筒とを演算する。
【0035】なお、エンジン1の始動直後の燃料噴射量
の演算は、図5に示す燃料噴射量演算ルーチンによって
行われる。このルーチンは所定クランク角、例えば、3
60°CA毎に実行される。ステップ501では基本噴
射量TPを、吸入空気量Q及び回転数Neのデータに基
づいて、下記の式により演算する。 TP ← KQ / Ne (但しKは定数) 続くステップ502では、燃料噴射量TAUを、FAF
を空燃比補正係数、α,βを、冷却水温等の補正係数、
暖機増量補正係数、吸気温度補正係数、過渡時補正係
数、電源電圧補正係数として、下記の式により演算す
る。
【0036】TAU ← TP・FAF・α + β そして、ステップ503によって噴射量TAUをECU
10のカウンタにセットしてこのルーチンを終了する。
ECU10はこの燃料噴射量TAUに相当する時間だ
け、燃料噴射気筒の噴射弁を開弁させて各気筒への燃料
噴射を行う。図6は図1に示した4気筒エンジン1にお
ける燃料噴射停止気筒の制御の実施例を示すものであ
る。ステップ601では第1気筒が噴射時期か否かを判
定し、第1気筒が噴射時期の場合はステップ602に進
み、噴射時期でない場合はステップ605に進む。
【0037】第1気筒が噴射時期の時に進むステップ6
02では第1気筒がステップ405で演算した噴射停止
時期に当たるか否かを判定し、噴射停止時期でない場合
はステップ603に進んでステップ503でセットされ
た燃料噴射量TAUに相当する燃料量を噴射する。一
方、第1気筒が噴射停止時期である場合はステップ60
4に進み、燃料噴射をカットする。この結果、第1気筒
からは二次空気が排気通路内に排出される。
【0038】同様にステップ605からステップ608
では第2気筒について噴射時期か否かを判定し(ステッ
プ605)、噴射時期の場合には燃料噴射停止時期か否
かを判定して(ステップ606)、燃料の噴射(ステッ
プ607)、あるいは燃料噴射のカット(ステップ60
8)が行われる。同様にステップ609からステップ6
12では第3気筒について噴射時期か否かを判定し(ス
テップ609)、噴射時期の場合には燃料噴射停止時期
か否かを判定して(ステップ610)、燃料の噴射(ス
テップ611)、あるいは燃料噴射のカット(ステップ
612)が行われる。
【0039】同様にステップ613からステップ616
では第4気筒について噴射時期か否かを判定し(ステッ
プ613)、噴射時期の場合には燃料噴射停止時期か否
かを判定して(ステップ614)、燃料の噴射(ステッ
プ615)、あるいは燃料噴射のカット(ステップ61
6)が行われる。以上のような手順により、ステップ4
05で計算された二次空気供給量が、燃料噴射停止気筒
間隔と停止気筒の制御により、エンジン1の始動直後の
EHC4の通電時期に排気通路2に供給される。
【0040】図7は以上説明した制御手順のタイムチャ
ートである。時刻t0でイグニッションスイッチSWI
Gがオンされ、エンジン回転数が上昇して時刻t1にお
いて800rpm以上となると、切換スイッチSW1が
ON端子側になり、オルタネータ9からEHC4への通
電が行われる。このようにして、EHC4に通電が行わ
れた後は、二次空気を排気通路2に供給するために、時
刻T2において気筒の燃料噴射停止期間が開始され、こ
の期間の間、ステップ405で計算された二次空気供給
量が、燃料噴射停止気筒間隔と停止気筒の制御により排
気通路2に供給される。
【0041】時刻t1から規定時間Aが過ぎた時刻t3
になると、切換スイッチSW1がOFF側に切り換えら
れ、スイッチSW2がONとなる。この結果、オルタネ
ータ9からEHCへの通電がなくなり、バッテリ6から
EHC4に通電が行われるようになる。このバッテリ6
によるEHC4への通電は、時刻t3から規定時間Bだ
け後の時刻t5まで行われる。
【0042】なお、この実施例では、気筒燃料噴射停止
期間は、時刻t3と時刻t5の間の時刻t4で終了して
いる。気筒燃料噴射停止期間の時刻t3から時刻t4ま
での時間は、およそ50〜60秒程度である。このよう
に、気筒燃料噴射停止期間が時刻t4で終了するのは、
この時刻t4においては空燃比のフィードバック(F/
B)信号により、空燃比のフィードバック制御が実行さ
れるためであり、燃料噴射量は始動増量値(固定値)か
ら、フィードバック制御による可変値に移行するので、
二次空気を供給する必要がなくなるからである。
【0043】なお、以上説明した実施例においては、E
HC4への通電をオルタネータ9とバッテリ6の両方か
ら行うようにしているが、バッテリ6のみによってEH
C4に通電を行うようにしても良い。ここで、具体的な
例を用いて、エンジン1の暖機時に供給する二次空気の
量、この二次空気の量を供給するためのエンジン1の燃
料噴射を止める気筒の割合、燃料噴射を止める気筒の制
御例について説明する。
【0044】いま、エンジン1が4サイクルn気筒数で
あるとし、暖機運転時の回転数をNrpm(1秒間の回
転数はN/60rps)、1秒間の吸入空気量をGa
(g/s)、この時のリッチな空燃比をAFr、理論空
燃比をAFtとすると、1秒間に吸気を数気筒の数Sは
式のようになる。 S=(N÷60)×n÷2 … また、1つの気筒が数空気量Gbは式のようになる。
【0045】 Gb=Ga×(120÷(N×n)) =Ga÷S (g/s) … そして、排気空燃比がリッチな分の燃料量Fcは式の
ようになる。 Fc =(Ga÷AFr)−(Ga÷AFt) … ここで、理論空燃比より濃い燃料分をエンジンの一部の
気筒の燃料噴射量を中止し、その空気で燃焼させるのに
必要な空気量分を得るために、1秒間に必要な燃料噴射
停止気筒数をmとすると、から式によりmは式の
ようになる。
【0046】 ((S−m)÷S)×Fc =(Gb÷AFt)× m … (S−m)×Fc =(Ga÷AFt)× m … (N×n÷120 −m)×( (AFt−AFr)×Ga) ÷(AFr×AFt)=(Ga ÷AFt)×m … (N×n÷120 −m)× (AFt −AFr)÷AFr = m … (AFr÷(AFt−AFr)+1)×m =N×n÷120 … m=(N×n)÷(120×(AFr÷(AFt−AFr)+1)… 燃料噴射を止める気筒の割合Mは、 M=m÷S×100(%)=100÷(AFr÷(AFt−AFr)+1) (%) …(1) のようになり、燃料増量を行った割合分の気筒の燃料噴
射を止めれば良いことが分かる。ECU10では、空燃
比をリッチにする時は、理論空燃比の割合1に対して増
量値を算出しているので、その増量値をZ(>1)とす
ると、 M=100÷((1/Z÷(1−1/Z))+1) = (Z−1)÷Z ×100 (%) …(2) とも表すことができる。
【0047】エンジンの燃料噴射を止める気筒数は整数
なので、mの小数点以下を切上げ、若干理論空燃比より
もリーン側にすることにより、HC,COをより完全に
触媒コンバータ3において浄化できるようにしても良い
し、また、mの小数点以下を切捨て、燃料噴射気筒の停
止間隔を若干理論空燃比よりもリーン側になるように制
御しても良い。燃料噴射の停止を行う気筒の間隔を表す
気筒数bは、 b=S÷m=(AFr÷(AFt−AFr)+1) …(3) となる。この気筒数bはエンジンの気筒数やエンジンの
回転数に関係なく決まる数である。
【0048】ここで、図8(a) に示す直列4気筒エンジ
ンにおける燃料噴射停止気筒の制御例について説明す
る。なお、直列4気筒エンジンの点火順序は、第n気筒
を♯nと表した場合に、♯1→♯3→♯4→♯2とな
る。例えば、このエンジンの回転数Nが1200rpm
であると、1秒間に吸気を吸う気筒の数は式より40
である。そして、この時のリッチな空燃比AFrを13
とすると、燃料噴射を停止する間隔の気筒数bは(3) 式
より約9.67となり、10回に1回燃料噴射を止めれ
ば良いことになる。
【0049】なお、以後説明する実施例のエンジンは、
図1に示したような、各気筒に独立に燃料噴射を行うこ
とができる独立燃料噴射エンジンであることが前提であ
る。図9(a) は10回に1回燃料噴射を止める場合の、
直列4気筒エンジンの1秒間の燃料噴射気筒、及び燃料
噴射停止気筒の状態を示す図である。前述の例の4気筒
エンジンの場合は、燃料噴射を停止する間隔の気筒数b
は10であり、この図から必ず第3気筒♯3と第2気筒
♯2が交互に、5回に1回の割合で燃料の噴射を止めら
れることになる。
【0050】この結果、第3気筒♯3と第2気筒♯2は
5回に1回の割合で燃焼がなく冷却されるが、図7のタ
イムチャートで説明したように、気筒燃料噴射停止期間
は50〜60秒程度のごく短い時間であるので、この時
間内だけ第3気筒♯3と第2気筒♯2のみが5回に1回
の割合で燃料噴射を止められても、燃焼停止による燃焼
室の冷却の影響は小さく、殆ど問題が生じないと思われ
る。
【0051】しかしながら、始動後の50〜60秒程度
の間においても燃料噴射停止気筒を第1気筒♯1から第
4気筒に均等に分布させることもできる。この場合は、
図9(b) に示すように、10回に1回の割合で、燃料噴
射停止気筒をその前後に燃料噴射を行う気筒にずらせば
良い。例えば、1巡目、2巡目では第3、第2気筒の燃
料の噴射を停止させ、3巡目、4巡目では点線で囲んだ
第3、第2気筒の次に燃料噴射を行う気筒(第4、第1
気筒)の燃料の噴射を停止させ、5巡目、6巡目では元
に戻して第3、第2気筒の燃料の噴射を停止させ、7巡
目、8巡目では二点鎖線で囲んだ第3、第2気筒の1つ
前に燃料噴射を行う気筒(第1、第4気筒)の燃料の噴
射を停止させれば良い。
【0052】このような燃料噴射停止気筒の制御は、コ
ンピュータによって行わせれば、簡単に実行することが
できる。次に、図8(b) に示すV型6気筒エンジンや図
8(c) に示すV型8気筒エンジン、或いは直列6気筒エ
ンジンのように、排気管が左右や前後で2系統に独立し
ており、それぞれに触媒コンバータが設けられている場
合は、2つのバンクを分けて、前述の直列4気筒エンジ
ンのように両バンクとも均等に燃料噴射を停止すれば良
い。
【0053】例えば、V型6気筒エンジンで、回転数が
1200rpmであると、1秒間に60回の燃料噴射停
止気筒があることになり、この時の空燃比を13とすれ
ば、燃料噴射停止気筒の間隔の気筒数は約9.67にな
り、前述の実施例と同様に10回に1回の割合で燃料噴
射を停止させれば良い。V型6気筒エンジンの点火順序
は♯1→♯5→♯3→♯6→♯2→♯4であるので、1
0回に1回燃料噴射を止める場合の、V型6気筒エンジ
ンの燃料噴射気筒、及び燃料噴射停止気筒の状態は図1
0(a) に示すようになる。また、V型6気筒エンジンに
おいて、各気筒均等に燃料噴射の停止が行われるように
した制御例を図10(b) に示す。
【0054】また、図11は、図8(c) に示すV型8気
筒エンジンにおいて、10回に1回の割合で燃料噴射を
止める場合の燃料噴射停止気筒の制御例を示すものであ
る。このように、本発明によれば、エンジンの始動直後
の暖機運転時に、EHC4に通電を行って触媒反応を向
上させる時に必要な二次空気を、エンジンの所定気筒の
燃料噴射を停止することによって供給することができる
ので、エアポンプ等の外付け部品や二次空気供給のため
の切り換え弁や配管が不要となり、エンジンのコストが
低下すると共に、エンジンの信頼性が向上する。また、
エアポンプから排気通路に二次空気を供給するための空
気配管による排気脈動の減衰がなくなるので、エンジン
性能が向上する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンジンの始動後の暖機時等で、電気加熱式触媒に通電
が行われる時に必要な二次空気が、エンジンの所定気筒
への燃料噴射の停止によりエンジンから供給されるの
で、電動エアポンプなしに排気通路に二次空気を供給す
ることができ、エンジンのコストアップを抑えることが
できるという効果がある。
【0056】また、本発明によれば、燃料噴射を停止し
た気筒からの二次空気により、排気ガス中の空燃比が理
論空燃比になるので、触媒コンバータにおける浄化率が
向上するという効果がある。更に、燃料噴射停止気筒が
各気筒に均等に分布されるように制御することにより、
エンジンの局部的な冷却を防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気加熱式触媒を備えたエンジンの制
御装置を搭載したエンジンの構成を示す図である。
【図2】図1のオルタネータの内部の回路構成、及び電
気加熱式触媒、車両負荷、ECUとバッテリとの具体的
な接続関係を示す回路図である。
【図3】本発明における電気加熱式触媒の通電制御の手
順を示すフローチャートである。
【図4】本発明における燃料噴射停止気筒の演算手順を
示すフローチャートである。
【図5】本発明における燃料噴射量演算手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明における燃料噴射停止気筒の制御手順を
示すフローチャートである。
【図7】電気加熱式触媒への通電時の各スイッチの作動
と気筒の燃料噴射停止期間との関係を示すタイムチャー
トである。
【図8】(a) は直列4気筒エンジンの各気筒の配置と点
火順序を示す説明図、(b) はV型6気筒エンジンの各気
筒の配置と点火順序を示す説明図、(c) はV型8気筒エ
ンジンの各気筒の配置と点火順序を示す説明図である。
【図9】(a) は直列4気筒エンジンの暖機運転時の燃料
噴射気筒と燃料噴射停止気筒との制御例を示す図、(b)
は直列4気筒エンジンの暖機運転時の燃料噴射気筒と燃
料噴射停止気筒との他の制御例を示す図である。
【図10】(a) はV型6気筒エンジンの暖機運転時の燃
料噴射気筒と燃料噴射停止気筒との制御例を示す図、
(b) はV型6気筒エンジンの暖機運転時の燃料噴射気筒
と燃料噴射停止気筒との他の制御例を示す図である。
【図11】V型8気筒エンジンの暖機運転時の燃料噴射
気筒と燃料噴射停止気筒との制御例を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…排気通路 3…触媒コンバータ 4…電気加熱式触媒(EHC) 6…バッテリ 9…オルタネータ 10…ECU(エンジン・コントロール・ユニット) 11…燃料噴射弁 SWIG…イグニッションスイッチ SW1…切換スイッチ SW2…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 17/02 F02D 17/02 R ZAB ZABV

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路内に電気加熱式触媒を備えた多
    気筒エンジンの制御装置であって、 所定条件の時に、前記多気筒エンジンの一部の気筒の燃
    料噴射を停止して、前記触媒の上流側に二次空気を導入
    する制御手段を備えることを特徴とする電気加熱式触媒
    を備えたエンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料噴射停止気筒は、多気筒エンジ
    ンの気筒数、1気筒からの空気の排出量、前記電気加熱
    式触媒への通電時の空燃比、及びエンジン回転数から、
    排気ガス中の空燃比が理論空燃比になるように、演算に
    より適宜決定されることを特徴とする請求項1に記載の
    電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】 演算によって決定された燃料噴射停止気
    筒が特定の気筒に集中する場合は、燃料噴射停止気筒を
    この特定の気筒の前後に燃料が噴射される気筒に分散す
    るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の電気加
    熱式触媒を備えたエンジンの制御装置。
JP2556297A 1997-02-07 1997-02-07 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置 Pending JPH10220220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2556297A JPH10220220A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2556297A JPH10220220A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10220220A true JPH10220220A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12169386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2556297A Pending JPH10220220A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10220220A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394750A (en) * 2002-10-29 2004-05-05 Ford Global Tech Inc I.c. engine using disabled cylinders to pump secondary air to exhaust emission after-treatment device
CN112627998A (zh) * 2019-10-09 2021-04-09 丰田自动车株式会社 车辆及其控制方法
JP2021060027A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両およびその制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394750A (en) * 2002-10-29 2004-05-05 Ford Global Tech Inc I.c. engine using disabled cylinders to pump secondary air to exhaust emission after-treatment device
CN112627998A (zh) * 2019-10-09 2021-04-09 丰田自动车株式会社 车辆及其控制方法
JP2021060027A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両およびその制御方法
JP2021060026A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両およびその制御方法
US11371452B2 (en) 2019-10-09 2022-06-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and control method therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5617720A (en) Method for controlling the fuel supply for an internal combustion engine with a heatable catalytic converter
US20100063662A1 (en) Control device and control method of hybrid vehicle
JPH1089052A (ja) 電気加熱式触媒装置の電源制御装置
JP2001050086A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2004278508A (ja) 排気ガス浄化装置
JP2004225539A (ja) 排気ガス浄化装置
JPH0693841A (ja) 内燃機関の排気2次空気供給装置における制御装置
JPH08296429A (ja) 内燃エンジンの排気ガス浄化装置
JP2009092001A (ja) 内燃機関の制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP3376651B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH10220220A (ja) 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置
JPH10252453A (ja) 電気加熱式触媒を備えたエンジンの制御装置
JPH06257488A (ja) 多気筒内燃機関の排気ガス浄化装置
JP3102101B2 (ja) 排ガス成分排出量推定装置
CN110700955B (zh) 汽油发动机催化器的过量空气系数控制方法及装置
JP3006367B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH08200166A (ja) 空燃比制御装置
JP3491409B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH11311139A (ja) 多気筒内燃機関の空燃比制御装置
JPH09158716A (ja) 電気加熱式触媒の通電制御装置
JPH09100715A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP6520751B2 (ja) 車両の制御装置
JP3557842B2 (ja) 内燃機関の触媒再生装置
JP2857176B2 (ja) 排気浄化装置
JP3470405B2 (ja) 希薄燃焼機関の空燃比制御装置