JPH102173A - 建築用部材の端部キャップ - Google Patents

建築用部材の端部キャップ

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JPH102173A
JPH102173A JP15721496A JP15721496A JPH102173A JP H102173 A JPH102173 A JP H102173A JP 15721496 A JP15721496 A JP 15721496A JP 15721496 A JP15721496 A JP 15721496A JP H102173 A JPH102173 A JP H102173A
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locking
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Yasuaki Terayama
山 靖 明 寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップの建築用部材からの抜け落ちを阻止
し、キャップの取付作業性,取付状態における意匠性の
向上と取付作業コストの低減を実現する。 【解決手段】 キャップ本体22Aの周縁部に連続する
周壁22aを格子桟20に外側から対向させて格子桟2
0の係止孔21hを隠蔽し、中間部分を弾性変形可能と
したアーム22fおよび外向き係止爪22eを格子桟2
0の内部に位置させて外向き係止爪22eを係止孔21
hに係止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形材などの建築用
部材の開口端部に取り付けられる建築用部材の端部キャ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したような建築用部材の端部
キャップとしては、例えば、図4に示すように、中空状
をなす形材52の開口端部52aを覆うキャップ本体
(基板)53Aと、このキャップ本体53Aに一体で設
けられて形材52の開口端部52aに挿入されるガイド
部53aと、このガイド部53aの外周面に設けた削り
代を有する複数の爪53bを備えた端部キャップ53が
あり、この端部キャップ53は、複数の爪53bの各削
り代を削ぎ落としつつガイド部53aを形材52の開口
端部52aに挿入して、複数の爪53bを開口端部52
aの内周面にそれぞれ圧接させることにより、形材52
に取り付けるようになっている。
【0003】また、従来における他の建築用部材の端部
キャップとしては、図5に示すように、形材62の開口
端部62aを覆うキャップ本体63Aと、このキャップ
本体63Aに一体で設けられて形材62の開口端部62
aに挿入されるガイド部63aと、このガイド部63a
の外周面に設けた削り代を有する複数の爪63bと、同
じくガイド部63aの外周面に設けたねじ孔63cを備
えた端部キャップ63があり、この端部キャップ63
は、爪63bの各削り代を削ぎ落としつつ形材62の開
口端部62aにガイド部63aを挿入し、ガイド部63
aのねじ孔63cに、開口端部62aに設けたねじ挿通
孔62bを挿通させたねじ64がねじ込まれるようにな
すことにより、形材62に取り付けられるものとなって
いる。
【0004】さらに、従来における他の建築用部材の端
部キャップとしては、図6に示すように、キャップ本体
73A,ガイド部73aおよび複数の爪73bを備えて
いると共に、ガイド部73aの外周面に設けた係止爪7
3cを備えた端部キャップ73があり、この端部キャッ
プ73は、爪73bの各削り代を削ぎ落としつつ形材7
2の開口端部72aに挿入したガイド部73aの係止爪
73cと開口端部72aに設けた係止孔72bとを相互
に係止させることにより、形材72に取り付けるものと
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来における建築用部材の端部キャップでは、図4に示す
端部キャップ53の場合、形材52に取り付けるに際し
て、複数の爪53bの各削り代を削ぎ落としつつガイド
部53aを形材52の端部52aに挿入する都合上、大
きな挿入力を必要とすると共に、削りかすを処理しなく
てはならないという問題があった。
【0006】また、図5に示す端部キャップ63では、
上記した問題があるのに加えて、ねじ64が外部に露出
する分だけ、意匠性が損なわれると共に、部品点数およ
び作業工数がいずれも多くなって、取付作業コストが高
くついてしまうという問題があり、一方、図6に示す端
部キャップ73では、形材本体72に取り付ける際に、
係止爪73cの根元に亀裂が生じる恐れがあるという問
題を有しており、これらの問題を解決することが従来の
課題であった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、建築用部材に対する取付作業性の向
上を実現し、加えて、建築用部材からの抜け落ちを確実
に阻止したうえで、意匠性の向上および建築用部材に対
する取付作業コストの低減をも実現できる建築用部材の
端部キャップを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る建築用部材の端部キャップは、基板と、基板の周縁部
に連続して設けた周壁と、基板の周壁に囲まれた部位か
ら周壁と同じ方向に延出しかつ中間部分を弾性変形可能
としたアームの先端に設けた外向き係止爪を備え、周壁
を建築用部材に外側から対向させて、外向き係止爪をア
ームとともに建築用部材の内部に位置させて建築用部材
に設けた係止孔に内部から係止させ、周壁により係止孔
を被覆した構成としており、この建築用部材の端部キャ
ップの構成を従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0009】また、請求項2に係わる建築用部材の端部
キャップは、基板と、基板の周縁部に連続して設けた周
壁と、周壁に設けた内向き係止爪と、基板の周壁に囲ま
れた部位から周壁と同じ方向に延出しかつ中間部分を弾
性変形可能としたアームの先端に内向き係止爪と略同一
方向に突出して設けた外向き係止爪を備え、周壁を建築
用部材に外側から対向させて、内向き係止爪を建築用部
材に設けた係止孔のうちの対向する一方の係止孔に係止
させると共に、外向き係止爪をアームとともに建築用部
材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔のうち
の対向する他方の係止孔に内部から係止させ、周壁によ
り係止孔を被覆した構成としており、この建築用部材の
端部キャップの構成を従来の課題を解決するための手段
としている。
【0010】さらに、請求項3に係わる建築用部材の端
部キャップは、基板と、基板の周縁部に連続して設けた
周壁と、基板の周壁に囲まれた部位から周壁と同じ方向
に延出しかつ中間部分を弾性変形可能とした一方のアー
ムの先端に設けた一方の外向き係止爪と、基板の周壁に
囲まれた部位から周壁と同じ方向に延出しかつ中間部分
を弾性変形可能とした他方のアームの先端に一方の外向
き係止爪とは相反する方向に突出して設けた他方の外向
き係止爪を備え、周壁を建築用部材に外側から対向させ
て、一方および他方の外向き係止爪をアームとともに建
築用部材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔
のうちの対向する係止孔にそれぞれ内部から係止させ、
周壁により係止孔を被覆した構成としており、この建築
用部材の端部キャップの構成を従来の課題を解決するた
めの手段としている。
【0011】さらにまた、請求項4に係わる建築用部材
の端部キャップにおいて、アームは、その中間部分を湾
曲あるいは屈曲させて弾性変形可能としてある構成とし
ている。
【0012】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる建築用部材の
端部キャップでは、周壁を建築用部材に外側から対向さ
せる場合、外向き係止爪が建築用部材の端部に接触する
ものの、弾性変形しやすくしたアームが建築用部材の内
部に位置するに際して撓んで、外向き係止爪を端部から
逃げる方向に移動させることから、大きな嵌合力を必要
としないうえ、削りかすが生じないため、建築用部材に
対する取付作業性の向上が図られることとなる。
【0013】また、上記のようにアームが撓むことで外
向き係止爪の破損が回避されるので、建築用部材に取り
付けた状態では、外向き係止爪が建築用部材の係止孔と
係止して、建築用部材からの抜け落ちが阻止されること
となり、この際、周壁が係止孔を被覆するため、意匠性
の向上および建築用部材に対する取付作業コストの低減
が図られることとなる。
【0014】請求項2に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材に外側から対向させる場合、
内向き係止爪および外向き係止爪が建築用部材の端部に
接触するものの、建築用部材の内部に入り込む際のアー
ムの撓みにより、少なくとも外向き係止爪は端部から逃
げる方向に移動するので、請求項1に係わる建築用部材
の端部キャップと同様に、建築用部材に対する取付作業
性の向上が図られることとなるうえ、外向き係止爪の破
損が回避されるため、建築用部材に取り付けた状態で
は、対向する一方の係止孔と内向き係止爪が係止すると
共に、対向する他方の係止孔と外向き係止爪が係止し
て、建築用部材からの抜け落ちが確実に阻止されること
となり、この際、請求項1に係わる建築用部材の端部キ
ャップと同じく、意匠性の向上および建築用部材に対す
る取付作業コストの低減が図られることとなる。
【0015】請求項3に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材に外側から対向させる場合、
弾性変形しやすくした一方および他方のアームが建築用
部材の内部に入り込む際にそれぞれ撓んで、建築用部材
の端部に接触する一方および他方の外向き係止爪をいず
れも端部から逃げる方向に移動させることから、嵌合力
が小さくて済むこととなって、建築用部材に対する取付
作業性のより一層の向上が図られることとなり、加え
て、一方および他方の外向き係止爪の破損が阻止される
ので、建築用部材に取り付けた状態では、両外向き係止
爪が対向する係止孔とそれぞれ係止することから、建築
用部材からの抜け落ちが確実に阻止され、さらに、請求
項1および2に係わる建築用部材の端部キャップと同様
に、周壁が複数の係止孔をいずれも被覆するため、意匠
性の向上および建築用部材に対する取付作業コストの低
減が図られることとなる。
【0016】請求項4に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、上記した構成としているので、周壁を建築用部
材に外側から対向させる場合、アームが建築用部材の内
部に入り込む際に大きな負担がかかることなく撓むこと
となり、外向き係止爪の破損が確実に回避されることと
なる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0018】図1および図2は本発明に係わる建築用部
材の端部キャップの一実施例を示しており、この実施例
では、本発明に係わる建築用部材の端部キャップを面格
子における竪枠および格子桟の各開口端部を覆うのに用
いた場合を示す。
【0019】図2に示すように、面格子1は、建築用部
材としての竪枠10,10と、これらの竪枠10,10
の各上端部間および各下端部間にそれぞれ架設した上横
桟2および下横桟3と、上横桟2および下横桟3の間に
竪枠10と平行でかつ等間隔で配置した複数本の建築用
部材としての格子桟20を備えている。
【0020】竪枠10は中空状をなしており、その上下
の開口端部11a,11bには、キャップ12,12が
それぞれ取り付けられるようになっていて、屋内側(図
示右下側)に延出する遮蔽壁11cが一体で設けてあ
る。
【0021】格子桟20は竪枠10と同じく中空状をな
し、その上下の開口端部21a,21b(図1では上側
の開口端部21aのみ示す)には、キャップ22,22
がそれぞれ取り付けられるようになっており、この実施
例において、竪枠10の遮蔽壁11cを除いた部分およ
び格子桟20は同一の構成をなしているため、ここで
は、格子桟20の詳細な構成のみを説明し、竪枠10の
詳細な構成は省略する。
【0022】格子桟20は、図1にも示すように、屋外
側(図1(a),(b)では左側)に位置する前端壁2
1cと、屋内側(図1(a),(b)では右側)に位置
しかつ前端壁21cよりも幅の大きい後端壁21dと、
この後端壁21dに連続する側壁21e,21eと、前
端壁21cおよび両側壁21e,21eの間に位置して
互いに傾斜して向き合う一組の斜壁21f,21fから
なっている。開口端部21a(21b)における一組の
斜壁21f,21fの各外面はそれぞれ桟側位置決め面
21g,21gとしてあり、また、前端壁21cおよび
後端壁21dには、互いに対向する係止孔21h,21
hが設けてある。
【0023】キャップ22は、キャップ本体(基板)2
2Aを備えていると共に、このキャップ本体22Aの周
縁部に連続して設けられて格子桟20の開口端部21a
(21b)に外側から対向しかつ格子桟20の係止孔2
1h,21hを被覆する、すなわち、開口端部21a
(21b)と外側から余裕をもって嵌合しかつ格子桟2
0の係止孔21h,21hを被覆する周壁22aを備え
ており、この周壁22aには、格子桟20の一組の桟側
位置決め面21g,21gと各々対向する一組のキャッ
プ側位置決め面22b,22bが設けてある。
【0024】また、周壁22aにおける一組のキャップ
側位置決め面22b,22bの幅広がり側(図1(b)
右側)には、格子桟20の後端壁21dと嵌合壁22a
との間の隙間を吸収可能とした厚肉部22c,22cが
設けてあり、これらの厚肉部22c,22cは、格子桟
20の後端壁21dに圧接して、キャップ側位置決め面
22b,22bを桟側位置決め面21g,21gに密着
させるものとなっている。
【0025】さらに、キャップ22は、格子桟20にお
ける前端壁21cの係止孔21hと係止する内向き係止
爪22dおよび後端壁21dの係止孔21hと係止する
外向き係止爪22eを備えており、内向き係止爪22d
は、係止孔21hを被覆可能な周壁22aの内周面に設
けてある。
【0026】この場合、キャップ本体22Aの周壁22
aに囲まれた部位には、周壁22aと同じ方向に延出し
かつ中間部分を略U字形状に湾曲させて先端を基端より
も内向き係止爪22dの突出方向に位置させたアーム2
2fが設けてあって、このアーム22fは、図1(d)
に実線で示す状態から仮想線で示す状態に弾性変形可能
としてあり、外向き係止爪22eは、このアーム22f
の先端において内向き係止爪22dと略同一方向に突出
して設けてある。
【0027】したがって、上記キャップ22において、
格子桟20に取り付けるに際しては、周壁22aにおけ
る一組のキャップ側位置決め面22b,22bの幅広が
り側に位置する厚肉部22c,22cが端部21a(2
1b)の後端壁21dに圧接して、キャップ側位置決め
面22b,22bを桟側位置決め面21g,21gに密
着させるため、キャップ22は格子桟20の所定位置に
がたつきなく取り付けられることとなり、その結果、キ
ャップ22の格子桟20に対する位置決め精度が向上す
ることとなる。
【0028】また、上記キャップ22では、その周壁2
2aを格子桟20の開口端部21a(21b)に嵌合す
る場合、内向き係止爪22dおよび外向き係止爪22e
が格子桟20の開口端部21a(21b)に接触するも
のの、中間部分を略U字形状に湾曲させたアーム22f
が格子桟20の開口端部21a(21b)内に位置する
に際して図1(d)に実線で示す状態から仮想線で示す
状態に撓んで、少なくとも外向き係止爪22eを開口端
部21a(21b)の後端壁21dから逃げる方向に移
動させるので、大きな嵌合力を必要とすることなく、そ
して、係止爪22dを削ることなく、周壁22aと格子
桟20の開口端部21a(21b)との嵌合がなされる
ことから、格子桟20に対する取付作業性が向上するう
え、少なくとも後端壁21dの係止孔21hと係止する
外向き係止爪22eが破損することがないので、キャッ
プ22を格子桟20に取り付けた状態では、この外向き
係止爪22eと後端壁21dの係止孔21hとの係止が
確保されて、格子桟20からの抜け落ちが確実に阻止さ
れることとなり、この際、キャップ22の抜け落ちを防
ぐのに従来のようにねじを用いないうえ、周壁22aが
2個の係止孔21h,21hをいずれも被覆することか
ら、意匠性の向上および取付作業コストの低減も図られ
ることとなる。
【0029】図3は建築用部材の端部キャップの他の実
施例を示しており、図3に示すように、この実施例にお
けるキャップ32は、キャップ本体(基板)32Aの周
壁22aに囲まれた部位から周壁22aと同じ方向にそ
れぞれ延出しかつ中間部分を略U字形状に湾曲させて各
々の先端を相反する方向にそれぞれ位置させた弾性変形
可能な2個のアーム(一方および他方のアーム)22
f,22fを備えていると共に、アーム22f,22f
の各先端に相反する方向にそれぞれ突出して設けた2個
の外向き係止爪(一方および他方の外向き係止爪)22
e,22eを備えており、他の構成は先の実施例におけ
る建築用部材の端部キャップ22と同じである。
【0030】したがって、この実施例におけるキャップ
32において、その周壁22aを格子桟20の開口端部
21a(21b)に嵌合する場合、中間部分を略U字形
状に湾曲させたアーム22f,22fが格子桟20の開
口端部21a(21b)内に位置するに際してそれぞれ
撓んで、外向き係止爪22e,22eを格子桟20の前
端壁21cおよび後端壁21dから逃げる方向にそれぞ
れ移動させることから、キャップ32の嵌合力が小さく
て済むこととなって、格子桟20に対する取付作業性の
より一層の向上が図られることとなり、加えて、外向き
係止爪22e,22eがいずれも破損することなく係止
孔21h,21hに係止するため、格子桟20からの抜
け落ちがより一層確実に阻止されることとなる。
【0031】また、上記キャップ22と同様にキャップ
32の抜け落ちを防ぐのにねじを用いないうえ、周壁2
2aが2個の係止孔21h,21hをいずれも被覆する
ことから、意匠性の向上および取付作業コストの低減も
図られることとなる。
【0032】上記した実施例では、本発明に係わる建築
用部材の端部キャップを面格子における竪枠および格子
桟の各開口端部を覆うのに用いた場合を示したがこれに
限定されるものではなく、本発明に係わる建築用部材の
端部キャップを、例えば、門扉の支柱の開口端部を覆う
のに用いたり、フェンスの支柱および竪桟の各開口端部
を覆うのに用いたりすることも可能である。
【0033】また、本発明に係わる建築用部材の端部キ
ャップの詳細な構成は、上記した実施例に限定されるも
のではなく、他の構成として、例えば、中間部分を略V
字形状に屈曲させたアームとすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる建築用部材の端部キャップでは、建築用部材に
取り付ける場合、外向き係止爪が建築用部材の端部に接
触するものの、弾性変形しやすくしたアームを撓ませ
て、外向き係止爪を端部から逃げる方向に移動させるこ
とができるため、大きな嵌合力を必要とすることなく、
しかも、従来のように削りかすを生じさせることなく、
建築用部材の端部に嵌合することができ、その結果、建
築用部材に対する取付作業性の向上を実現することが可
能であり、また、外向き係止爪が破損するのを防ぐこと
ができるので、建築用部材に取り付けた状態において、
建築用部材からの抜け落ちを阻止することができ、周壁
で係止孔を被覆できるため、意匠性の向上および建築用
部材に対する取付作業コストの低減をも実現できるとい
う非常に優れた効果がもたらされる。
【0035】請求項2に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、建築用部材に取り付ける場合、内向き係止爪お
よび外向き係止爪が建築用部材の端部に接触するもの
の、建築用部材の内部に入り込む際のアームの撓みによ
り、少なくとも外向き係止爪を端部から逃げる方向に移
動させることができるため、請求項1に係わる建築用部
材の端部キャップと同様に、大きな嵌合力を必要とする
ことなく、建築用部材の端部に嵌合することができ、そ
の結果、建築用部材に対する取付作業性の向上を実現す
ることが可能であり、また、外向き係止爪が破損するの
を防ぐことができるので、建築用部材に取り付けた状態
では、対向する一方の係止孔と内向き係止爪とが係止す
ると共に、対向する他方の係止孔と外向き係止爪とが係
止することとなり、その結果、建築用部材からの抜け落
ちを阻止することができ、請求項1に係わる建築用部材
の端部キャップと同じく、意匠性の向上および建築用部
材に対する取付作業コストの低減をも実現できるという
非常に優れた効果がもたらされる。
【0036】請求項3に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材に外側から対向させる場合、
弾性変形しやすくした一方および他方のアームをそれぞ
れ撓ませて一方および他方の外向き係止爪をいずれも端
部から逃げる方向に移動させることができるため、嵌合
力をより小さくすることが可能であり、その結果、建築
用部材に対する取付作業性のより一層の向上を実現で
き、加えて、一方および他方の外向き係止爪の破損を阻
止できるので、建築用部材に取り付けた状態では、建築
用部材からの抜け落ちを阻止することが可能であり、さ
らに、請求項1および2に係わる建築用部材の端部キャ
ップと同じく、周壁により係止孔をいずれも覆い隠すこ
とができるため、意匠性の向上および建築用部材に対す
る取付作業コストの低減をも実現することが可能である
という非常に優れた効果がもたらされる。
【0037】請求項4に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材に外側から対向させる場合、
アームを建築用部材の内部に入り込ませる際に、大きな
負担をかけることなく撓ませることができるので、外向
き係止爪の破損を阻止することが可能であるという非常
に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる建築用部材の端部キャップの一
実施例を示す建築用部材の開口端部における側面説明図
(a),底面方向からの説明図(b),背面説明図
(c)およびアームの部分拡大説明図(d)である。
【図2】図1における建築用部材の端部キャップを面格
子における竪枠および格子桟の開口端部を覆うのに採用
した状況を竪枠および格子桟からキャップを分離させて
示す斜視説明図である。
【図3】本発明に係わる建築用部材の端部キャップの他
の実施例を示す建築用部材の開口端部における側面説明
図(a),端部キャップの底面説明図(b)および端部
キャップの背面説明図(c)である。
【図4】従来における建築用部材の端部キャップで建築
用部材の開口端部を塞ぐ要領を示す分解斜視説明図であ
る。
【図5】従来における他の建築用部材の端部キャップで
建築用部材の開口端部を塞ぐ要領を示す分解斜視説明図
である。
【図6】従来におけるさらに他の建築用部材の端部キャ
ップで建築用部材の開口端部を塞ぐ要領を示す分解斜視
説明図である。
【符号の説明】
10 竪枠(建築用部材) 12 キャップ(端部キャップ) 20 格子桟(建築用部材) 21h 係止孔 22 キャップ(端部キャップ) 22A キャップ本体(基板) 22a 周壁 22d 内向き係止爪 22e 外向き係止爪 22f アーム 32 キャップ(端部キャップ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る建築用部材の端部キャップは、建築用部材の端面を覆
う基板と、基板の裏面周縁部に連続して設けた周壁と、
基板の裏面に弾性変形可能に設けたアームに設けた係止
爪を備え、周壁を建築用部材の側面に外側から対向させ
て、係止爪をアームとともに建築用部材の内部に位置さ
せて建築用部材に設けた係止孔に内部から係止させ、周
壁により係止孔を隠蔽した構成としており、この建築用
部材の端部キャップの構成を従来の課題を解決するため
の手段としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、請求項2に係わる建築用部材の端部
キャップは、建築用部材の端面を覆う基板と、基板の裏
面周縁部に連続して設けた周壁と、周壁の裏面に設けた
係止爪と、基板の裏面に弾性変形可能に設けたアームに
設けた係止爪を備え、周壁を建築用部材の側面に外側か
ら対向させて、周壁に設けた係止爪を建築用部材に設け
た係止孔のうちの対向する一方の係止孔に係止させると
共に、アームに設けた係止爪をアームとともに建築用部
材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔のうち
の対向する他方の係止孔に内部から係止させ、周壁によ
り係止孔を隠蔽した構成としており、この建築用部材の
端部キャップの構成を従来の課題を解決するための手段
としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに、請求項3に係わる建築用部材の端
部キャップは、建築用部材の端面を覆う基板と、基板の
裏面周縁部に連続して設けた周壁と、基板の裏面に弾性
変形可能に設けた一方のアームの先端に設けた一方の係
止爪と、基板の裏面に弾性変形可能に設けた他方のアー
ムの先端に一方の係止爪とは相反する方向に突出して設
けた他方の係止爪を備え、周壁を建築用部材の側面に外
側から対向させて、一方および他方の係止爪をアームと
ともに建築用部材の内部に位置させて建築用部材に設け
た係止孔のうちの対向する係止孔にそれぞれ内部から係
止させ、周壁により係止孔を隠蔽した構成としており、
この建築用部材の端部キャップの構成を従来の課題を解
決するための手段としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる建築用部材の
端部キャップでは、周壁を建築用部材の側面に外側から
対向させる場合、係止爪が建築用部材の端部に接触する
ものの、弾性変形しやすくしたアームが建築用部材の内
部に位置するに際して撓んで、係止爪を端部から逃げる
方向に移動させることから、大きな嵌合力を必要としな
いうえ、削りかすが生じないため、建築用部材に対する
取付作業性の向上が図られることとなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、上記のようにアームが撓むことで係
止爪の破損が回避されるので、建築用部材に取り付けた
状態では、係止爪が建築用部材の係止孔と係止して、建
築用部材からの抜け落ちが阻止されることとなり、この
際、周壁が係止孔を隠蔽するため、意匠性の向上および
建築用部材に対する取付作業コストの低減が図られるこ
ととなる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項2に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材の側面に外側から対向させる
場合、周壁の裏面に設けた係止爪およびアームに設けた
係止爪が建築用部材の端部に接触するものの、建築用部
材の内部に入り込む際のアームの撓みにより、少なくと
もアームに設けた係止爪は端部から逃げる方向に移動す
るので、請求項1に係わる建築用部材の端部キャップと
同様に、建築用部材に対する取付作業性の向上が図られ
ることとなるうえ、アームに設けた係止爪の破損が回避
されるため、建築用部材に取り付けた状態では、対向す
る一方の係止孔と周壁の裏面に設けた係止爪が係止する
と共に、対向する他方の係止孔とアームに設けた係止爪
が係止して、建築用部材からの抜け落ちが確実に阻止さ
れることとなり、この際、請求項1に係わる建築用部材
の端部キャップと同じく、意匠性の向上および建築用部
材に対する取付作業コストの低減が図られることとな
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項3に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材の側面に外側から対向させる
場合、弾性変形しやすくした一方および他方のアームが
建築用部材の内部に入り込む際にそれぞれ撓んで、建築
用部材の端部に接触する一方および他方の係止爪をいず
れも端部から逃げる方向に移動させることから、嵌合力
が小さくて済むこととなって、建築用部材に対する取付
作業性のより一層の向上が図られることとなり、加え
て、一方および他方の係止爪の破損が阻止されるので、
建築用部材に取り付けた状態では、両係止爪が対向する
係止孔とそれぞれ係止することから、建築用部材からの
抜け落ちが確実に阻止され、さらに、請求項1および2
に係わる建築用部材の端部キャップと同様に、周壁が複
数の係止孔をいずれも隠蔽するため、意匠性の向上およ
び建築用部材に対する取付作業コストの低減が図られる
こととなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】キャップ22は、格子桟20の開口端面を
覆うキャップ本体(基板)22Aを備えていると共に、
このキャップ本体22Aの周縁部に連続して設けられて
格子桟20の開口端部21a(21b)の側面に外側か
ら対向しかつ格子桟20の係止孔21h,21hを隠蔽
する、すなわち、開口端部21a(21b)と外側から
余裕をもって嵌合しかつ格子桟20の係止孔21h,2
1hを隠蔽する周壁22aを備えており、この周壁22
aには、格子桟20の一組の桟側位置決め面21g,2
1gと各々対向する一組のキャップ側位置決め面22
b,22bが設けてある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】さらに、キャップ22は、格子桟20にお
ける前端壁21cの係止孔21hと係止する内向き係止
爪22dおよび後端壁21dの係止孔21hと係止する
外向き係止爪22eを備えており、内向き係止爪22d
は、係止孔21hを被覆可能な周壁22aの内周面(裏
面)に設けてある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、上記キャップ22では、その周壁2
2aを格子桟20の開口端部21a(21b)に嵌合す
る場合、内向き係止爪22dおよび外向き係止爪22e
が格子桟20の開口端部21a(21b)に接触するも
のの、中間部分を略U字形状に湾曲させたアーム22f
が格子桟20の開口端部21a(21b)内に位置する
に際して図1(d)に実線で示す状態から仮想線で示す
状態に撓んで、少なくとも外向き係止爪22eを開口端
部21a(21b)の後端壁21dから逃げる方向に移
動させるので、大きな嵌合力を必要とすることなく、そ
して、係止爪22dを削ることなく、周壁22aと格子
桟20の開口端部21a(21b)との嵌合がなされる
ことから、格子桟20に対する取付作業性が向上するう
え、少なくとも後端壁21dの係止孔21hと係止する
外向き係止爪22eが破損することがないので、キャッ
プ22を格子桟20に取り付けた状態では、この外向き
係止爪22eと後端壁21dの係止孔21hとの係止が
確保されて、格子桟20からの抜け落ちが確実に阻止さ
れることとなり、この際、キャップ22の抜け落ちを防
ぐのに従来のようにねじを用いないうえ、周壁22aが
2個の係止孔21h,21hをいずれも隠蔽することか
ら、意匠性の向上および取付作業コストの低減も図られ
ることとなる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図3は建築用部材の端部キャップの他の実
施例を示しており、図3に示すように、この実施例にお
けるキャップ32は、キャップ本体(基板)32Aの周
壁22aに囲まれた部位から周壁22aと同じ方向にそ
れぞれ延出しかつ中間部分を略U字形状に湾曲させて各
々の先端を相反する方向にそれぞれ位置させた弾性変形
可能な2個のアーム(一方および他方のアーム)22
f,22fを備えていると共に、アーム22f,22f
の各先端に相反する方向にそれぞれ突出して設けた2個
の外向き係止爪(一方および他方の係止爪)22e,2
2eを備えており、他の構成は先の実施例における建築
用部材の端部キャップ22と同じである。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、上記キャップ22と同様にキャップ
32の抜け落ちを防ぐのにねじを用いないうえ、周壁2
2aが2個の係止孔21h,21hをいずれも隠蔽する
ことから、意匠性の向上および取付作業コストの低減も
図られることとなる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる建築用部材の端部キャップでは、建築用部材に
取り付ける場合、アームに設けた係止爪が建築用部材の
端部に接触するものの、弾性変形しやすくしたアームを
撓ませて、係止爪を端部から逃げる方向に移動させるこ
とができるため、大きな嵌合力を必要とすることなく、
しかも、従来のように削りかすを生じさせることなく、
建築用部材の端部に嵌合することができ、その結果、建
築用部材に対する取付作業性の向上を実現することが可
能であり、また、係止爪が破損するのを防ぐことができ
るので、建築用部材に取り付けた状態において、建築用
部材からの抜け落ちを阻止することができ、周壁で係止
孔を隠蔽できるため、意匠性の向上および建築用部材に
対する取付作業コストの低減をも実現できるという非常
に優れた効果がもたらされる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】請求項2に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、建築用部材に取り付ける場合、周壁の裏面に設
けた係止爪およびアームに設けた係止爪が建築用部材の
端部に接触するものの、建築用部材の内部に入り込む際
のアームの撓みにより、少なくともアームに設けた係止
爪を端部から逃げる方向に移動させることができるた
め、請求項1に係わる建築用部材の端部キャップと同様
に、大きな嵌合力を必要とすることなく、建築用部材の
端部に嵌合することができ、その結果、建築用部材に対
する取付作業性の向上を実現することが可能であり、ま
た、アームに設けた係止爪が破損するのを防ぐことがで
きるので、建築用部材に取り付けた状態では、対向する
一方の係止孔と周壁の裏面に設けた係止爪とが係止する
と共に、対向する他方の係止孔とアームに設けた係止爪
とが係止することとなり、その結果、建築用部材からの
抜け落ちを阻止することができ、請求項1に係わる建築
用部材の端部キャップと同じく、意匠性の向上および建
築用部材に対する取付作業コストの低減をも実現できる
という非常に優れた効果がもたらされる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】請求項3に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材の側面に外側から対向させる
場合、弾性変形しやすくした一方および他方のアームを
それぞれ撓ませて一方および他方の係止爪をいずれも端
部から逃げる方向に移動させることができるため、嵌合
力をより小さくすることが可能であり、その結果、建築
用部材に対する取付作業性のより一層の向上を実現で
き、加えて、一方および他方の係止爪の破損を阻止でき
るので、建築用部材に取り付けた状態では、建築用部材
からの抜け落ちを阻止することが可能であり、さらに、
請求項1および2に係わる建築用部材の端部キャップと
同じく、周壁により係止孔をいずれも隠蔽することがで
きるため、意匠性の向上および建築用部材に対する取付
作業コストの低減をも実現することが可能であるという
非常に優れた効果がもたらされる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】請求項4に係わる建築用部材の端部キャッ
プでは、周壁を建築用部材の側面に外側から対向させる
場合、アームを建築用部材の内部に入り込ませる際に、
大きな負担をかけることなく大きく撓ませることができ
るので、アームに設けた係止爪の破損を阻止することが
可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10 竪枠(建築用部材) 12 キャップ(端部キャップ) 20 格子桟(建築用部材) 21h 係止孔 22 キャップ(端部キャップ) 22A キャップ本体(基板) 22a 周壁 22d 内向き係止爪(周壁の裏面に設けた係止爪) 22e 外向き係止爪(アームに設けた係止爪) 22f アーム 32 キャップ(端部キャップ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、基板の周縁部に連続して設けた
    周壁と、基板の周壁に囲まれた部位から周壁と同じ方向
    に延出しかつ中間部分を弾性変形可能としたアームの先
    端に設けた外向き係止爪を備え、周壁を建築用部材に外
    側から対向させて、外向き係止爪をアームとともに建築
    用部材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔に
    内部から係止させ、周壁により係止孔を被覆したことを
    特徴とする建築用部材の端部キャップ。
  2. 【請求項2】 基板と、基板の周縁部に連続して設けた
    周壁と、周壁に設けた内向き係止爪と、基板の周壁に囲
    まれた部位から周壁と同じ方向に延出しかつ中間部分を
    弾性変形可能としたアームの先端に内向き係止爪と略同
    一方向に突出して設けた外向き係止爪を備え、周壁を建
    築用部材に外側から対向させて、内向き係止爪を建築用
    部材に設けた係止孔のうちの対向する一方の係止孔に係
    止させると共に、外向き係止爪をアームとともに建築用
    部材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔のう
    ちの対向する他方の係止孔に内部から係止させ、周壁に
    より係止孔を被覆したことを特徴とする建築用部材の端
    部キャップ。
  3. 【請求項3】 基板と、基板の周縁部に連続して設けた
    周壁と、基板の周壁に囲まれた部位から周壁と同じ方向
    に延出しかつ中間部分を弾性変形可能とした一方のアー
    ムの先端に設けた一方の外向き係止爪と、基板の周壁に
    囲まれた部位から周壁と同じ方向に延出しかつ中間部分
    を弾性変形可能とした他方のアームの先端に一方の外向
    き係止爪とは相反する方向に突出して設けた他方の外向
    き係止爪を備え、周壁を建築用部材に外側から対向させ
    て、一方および他方の外向き係止爪をアームとともに建
    築用部材の内部に位置させて建築用部材に設けた係止孔
    のうちの対向する係止孔にそれぞれ内部から係止させ、
    周壁により係止孔を被覆したことを特徴とする建築用部
    材の端部キャップ。
  4. 【請求項4】 アームは、その中間部分を湾曲あるいは
    屈曲させて弾性変形可能としてある請求項1〜3のいず
    れかに記載の建築用部材の端部キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003096952A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Kokuyo Co Ltd 間仕切
JP2009275400A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 標識柱及びその製造方法
JP2016108840A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 三協立山株式会社 建材
JP2019190069A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 三協立山株式会社 格子体

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