JP2006250763A - 温度センサ - Google Patents
温度センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006250763A JP2006250763A JP2005068565A JP2005068565A JP2006250763A JP 2006250763 A JP2006250763 A JP 2006250763A JP 2005068565 A JP2005068565 A JP 2005068565A JP 2005068565 A JP2005068565 A JP 2005068565A JP 2006250763 A JP2006250763 A JP 2006250763A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- terminal
- temperature sensor
- pressure contact
- pressure welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
【課題】 コスト削減を図ることができ、素子の信頼性も確保する。
【解決手段】 温度センサは、圧接端子20,30、温度検出素子10、ハウジング40及びホットメルト樹脂50を備える。圧接端子20,30は、ワイヤーハーネスの被覆を破断して内部導体と接続される圧接スリット21,31が形成された圧接部22,32及びこの圧接部22,32と一体に形成された接続部23,33を有する。温度検出素子10のリード11,12は、圧接端子20,30の接続部23,33に接続されている。ハウジング40は、温度検出素子10が収容される先端側が閉じた素子収容部41と、素子収容部41の入り口側で圧接端子20,30を保持する端子保持部43と、端子保持部43を取り囲む周壁44とを有する。ハウジング40内に温度検出素子10が収容された状態で、素子収容部41及び周壁44内側にホットメルト樹脂が充填される。
【選択図】 図1
【解決手段】 温度センサは、圧接端子20,30、温度検出素子10、ハウジング40及びホットメルト樹脂50を備える。圧接端子20,30は、ワイヤーハーネスの被覆を破断して内部導体と接続される圧接スリット21,31が形成された圧接部22,32及びこの圧接部22,32と一体に形成された接続部23,33を有する。温度検出素子10のリード11,12は、圧接端子20,30の接続部23,33に接続されている。ハウジング40は、温度検出素子10が収容される先端側が閉じた素子収容部41と、素子収容部41の入り口側で圧接端子20,30を保持する端子保持部43と、端子保持部43を取り囲む周壁44とを有する。ハウジング40内に温度検出素子10が収容された状態で、素子収容部41及び周壁44内側にホットメルト樹脂が充填される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車の外気温センサ等に使用される温度センサに関する。
自動車で外気温の検出等に使用される温度センサの一例として、例えば特許文献1に開示のものが知られている。この温度センサは、サーミスタ素子のリードをオス端子に超音波溶接により接続し、センサ部分をケーシングに収容してインサートモールド形成してなるオス型コネクタ構造となっている。このため、センサ部分から自動車のコントローラまでの信号経路となるハーネスは、オス型コネクタと共に防水コネクタを形成するメス型コネクタを介して接続される。
特開2001−133331号公報、段落0015〜0021、図1
しかしながら、上述した従来の温度センサでは、インサートモールドにより形成されているため成形コストが高く、成形時に素子に高温及び高圧がかかり、素子の信頼性に悪影響を及ぼすという問題がある。また、上述した従来の温度センサは、防水コネクタ接続のため、ワイヤシール、ハウジングシールが必要であり、コストが高いという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、コスト削減を図ることができ、素子の信頼性も確保することができる温度センサを提供することを目的とする。
本発明に係る温度センサは、ワイヤーハーネスの被覆を破断して内部導体と接続される圧接スリットが形成された圧接部及びこの圧接部と一体に形成された接続部を有する圧接端子と、この圧接端子の接続部にリードが接続された温度検出素子と、この温度検出素子が収容される先端側が閉じた素子収容部が形成されると共に前記素子収容部の入り口側に前記圧接端子を保持する端子保持部が形成され更に前記端子保持部を取り囲む周壁が形成されたハウジングと、このハウジングの素子収容部に前記温度検出素子が収容され、端子保持部に前記圧接端子が保持され、ワイヤーハーネスが前記圧接端子の圧接部に圧接装着された状態で、前記素子収容部及び前記周壁内側に充填されたホットメルト樹脂とを備えたことを特徴とする。
圧接端子の接続部と温度検出素子のリードとは、例えば抵抗溶接又は半田付により接続されている。また、ハウジングは、例えばその外周壁に、固定用のクリップを一体形成してなる。
本発明によれば、圧接端子の接続部と温度検出素子のリードとを、例えば抵抗溶接により接続し、これをハウジング内に収容すると共に、ワイヤーハーネスを圧接端子の接続部に圧接装着し、更に温度検出素子及びワイヤーハーネスの圧接部をホットメルト樹脂でモールドすることにより形成されるので、ハーネスを接続するための防水コネクタが不要であり、部品点数削減によるコスト低減を図ることができる。
また、本発明によれば、温度検出素子、温度検出素子と圧接端子との接続部及びワイヤーハーネスと圧接端子との接続部が、ホットメルト樹脂によりモールドされてシールされる構造となっているので、インサートモールドに比べ、素子に与えられる熱負荷、圧力負荷が小さく、これにより素子の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る温度センサの構造を示す図で、図1は要部の分解斜視図、図2はホットメルト樹脂充填前の状態を示す斜視図、図3はホットメルト樹脂充填後の図2におけるA−A′断面図である。
この温度センサは、温度検出素子であるサーミスタ素子10と、このサーミスタ素子10のリード11,12と接続され、ワイヤーハーネス60,70を圧接保持する圧接端子20,30と、サーミスタ素子10及び圧接端子20,30を内部に収容するハウジング40と、このハウジング40に充填されるホットメルト樹脂50により構成されている。
圧接端子20は、ワイヤーハーネス60の被覆61を破断して内部導体62と接続される圧接スリット21がそれぞれに形成された一対の圧接部22a,22bと、圧接部22bから下方に延びる接続部23と、圧接部22a,22b同士を連結する連結部24とをプレス加工により一体に形成してなる。圧接端子30も、圧接端子20とほぼ同様に、ワイヤーハーネス70の被覆71を破断して内部導体72と接続される圧接スリット31がそれぞれに形成された一対の圧接部32a,32bと、圧接部32aから下方に延びる接続部33と、圧接部32a,32b同士を連結する連結部34とをプレス加工により一体に形成してなる。圧接部22a,22b,32a,32bは、ワイヤーハーネス60,70の被覆61,71を破断し易くするために、プレス加工により薄肉化されている。また、これら圧接端子20,30は、共通部品を向きを異ならせて使用したものである。
ハウジング40は樹脂により形成され、サーミスタ素子10が収容される先端側が閉じた素子収容部41が形成された本体部42を有すると共に、素子収容部41の入り口側に圧接端子20,30を保持する端子保持部43が形成され、更に端子保持部43を取り囲む周壁44が形成されたものである。周壁44には、ワイヤーハーネス60,70がそれぞれ挿通する切り欠き45,46が形成されている。更に、本体部42の外側面には、アンカー型のクリップ47が形成され、図示しない固定側に形成された取付孔にクリップ47を装着することにより固定側にワンタッチで固定できる構造となっている。
このような温度センサは、図1に示すように、まず、圧接端子20,30の接続部23,33と、サーミスタ素子10のリード11,12とを、例えば抵抗溶接、半田付け等の方法で電気的に接続する。圧接端子20,30は、前述したように共通部品であり、スリット21,31の位置と接続部23,33の中心とがオフセットしているため、同じ向きでサーミスタ素子10のリード11,12を接続すると、圧接端子20,30が互いに干渉してしまう。このため、両圧接端子20,30は、図示のように、互いに180°向きを変えてサーミスタ素子10のリード11,12に溶接される。
次に、図2に示すように、サーミスタ素子10と圧接端子20,30との結合体をハウジング40に装着する。即ち、サーミスタ素子10を素子収容部41に挿入し、圧接端子20,30を端子保持部43にセットする。そして、図2に示すように、ワイヤーハーネス60,70を圧接端子20,30の圧接部22a,22b,32a,32bに圧接装着する。
最後に、図3に示すように、素子収容部41及び周壁44の内側にホットメルト樹脂50を充填して防水処理を施す。ホットメルト樹脂50は、ハウジング40及びワイヤーハーネス60,70の被覆61,71との密着性に優れた材料であることが望ましい。
10…サーミスタ素子、20,30…圧接端子、40…ハウジング、50…ホットメルト樹脂、60,70…ワイヤーハーネス。
Claims (3)
- ワイヤーハーネスの被覆を破断して内部導体と接続される圧接スリットが形成された圧接部及びこの圧接部と一体に形成された接続部を有する圧接端子と、
この圧接端子の接続部にリードが接続された温度検出素子と、
この温度検出素子が収容される先端側が閉じた素子収容部が形成されると共に前記素子収容部の入り口側に前記圧接端子を保持する端子保持部が形成され更に前記端子保持部を取り囲む周壁が形成されたハウジングと、
このハウジングの素子収容部に前記温度検出素子が収容され、端子保持部に前記圧接端子が保持され、ワイヤーハーネスが前記圧接端子の圧接部に圧接装着された状態で、前記素子収容部及び前記周壁内側に充填されたホットメルト樹脂と
を備えたことを特徴とする温度センサ。 - 前記圧接端子の接続部と前記温度検出素子のリードとは、抵抗溶接又は半田付により接続されていることを特徴とする請求項1記載の温度センサ。
- 前記ハウジングは、その外周壁に、固定用のクリップを一体形成してなるものであることを特徴とする請求項1記載の温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068565A JP2006250763A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068565A JP2006250763A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006250763A true JP2006250763A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37091430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005068565A Pending JP2006250763A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006250763A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451206Y1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-12-02 | 이용재 | 온도감지센서용 하네스 어셈블리의 하네스 결합구조 |
KR100998002B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-12-03 | 이용재 | 온도감지센서용 하네스의 콘넥터 타입 결합구조 |
WO2010143729A1 (en) | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Yazaki Corporation | Temperature sensor |
WO2012102279A1 (ja) | 2011-01-28 | 2012-08-02 | 株式会社ニフコ | バッテリー用温度センサーの取付用クリップ |
US8246246B2 (en) | 2008-09-17 | 2012-08-21 | Piolax Inc. | Temperature sensor mounting unit |
JP2016191526A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
JP2019219197A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 矢崎総業株式会社 | 油温センサ |
-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005068565A patent/JP2006250763A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8246246B2 (en) | 2008-09-17 | 2012-08-21 | Piolax Inc. | Temperature sensor mounting unit |
CN101676698B (zh) * | 2008-09-17 | 2012-11-28 | 百乐仕株式会社 | 温度传感器安装单元 |
WO2010143729A1 (en) | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Yazaki Corporation | Temperature sensor |
US9261412B2 (en) | 2009-06-08 | 2016-02-16 | Yazaki Corporation | Temperature sensor |
KR200451206Y1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-12-02 | 이용재 | 온도감지센서용 하네스 어셈블리의 하네스 결합구조 |
KR100998002B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-12-03 | 이용재 | 온도감지센서용 하네스의 콘넥터 타입 결합구조 |
WO2012102279A1 (ja) | 2011-01-28 | 2012-08-02 | 株式会社ニフコ | バッテリー用温度センサーの取付用クリップ |
US9261413B2 (en) | 2011-01-28 | 2016-02-16 | Nifco Inc. | Clip for attaching battery temperature sensor |
JP2016191526A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
JP2019219197A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 矢崎総業株式会社 | 油温センサ |
JP7044643B2 (ja) | 2018-06-18 | 2022-03-30 | 矢崎総業株式会社 | 油温センサ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4016627B2 (ja) | 温度センサ | |
JP5490349B2 (ja) | 圧力センサ | |
US9780460B2 (en) | Electric cable connection terminal and wire harness having the electric cable connection terminal | |
JP3870917B2 (ja) | 温度センサ一体型圧力センサ装置及びその温度センサ固定方法 | |
EP2406606B1 (en) | Sensor lead sealing and strain relief | |
JP2006250763A (ja) | 温度センサ | |
US10476201B2 (en) | Sealed electrical connector and method of manufacturing same | |
US7204724B2 (en) | Plastic flange with molded-over harness | |
US20090078043A1 (en) | Rotation detecting device and method for manufacturing the same | |
JP2002357617A (ja) | センサ装置 | |
JPH04319634A (ja) | 温度センサ | |
US8338708B2 (en) | Electric junction box joint structure | |
JP4634293B2 (ja) | コネクタ及びコネクタ付き回路基板ケース | |
JP2006275872A (ja) | 回転センサ | |
JP4245170B2 (ja) | 車載カメラ | |
JP2000097955A (ja) | センサ装置 | |
JP5825211B2 (ja) | 液温検出装置 | |
TWI686023B (zh) | 配合連接器以及連接器組件 | |
WO2017122661A1 (ja) | 温度検出装置 | |
CN110214397B (zh) | 模块用连接器 | |
JP2006208088A (ja) | 圧力センサおよびその製造方法 | |
JP4622666B2 (ja) | 電子装置 | |
JPH0665840U (ja) | 温度センサ | |
JP4824525B2 (ja) | ガスセンサ用の回路基板収容ケース | |
CN219329427U (zh) | 线对板连接装置和电子设备 |