JPH10213023A - 車両のキャニスタ装置 - Google Patents
車両のキャニスタ装置Info
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- JPH10213023A JPH10213023A JP3287097A JP3287097A JPH10213023A JP H10213023 A JPH10213023 A JP H10213023A JP 3287097 A JP3287097 A JP 3287097A JP 3287097 A JP3287097 A JP 3287097A JP H10213023 A JPH10213023 A JP H10213023A
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- canister
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両のキャニスタ装置において、クランプ等
の部品を固定する座面をキャニスタ本体に確保させ、エ
バポ導通管等を固定して損傷を防止し、また、工場での
組付工数を削減することにある。 【構成】 キャニスタ本体の側面には、少なくともエバ
ポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部
品取付用座部を設けたり、部品取付用座部と同一形状の
車体側取付部を設けている。
の部品を固定する座面をキャニスタ本体に確保させ、エ
バポ導通管等を固定して損傷を防止し、また、工場での
組付工数を削減することにある。 【構成】 キャニスタ本体の側面には、少なくともエバ
ポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部
品取付用座部を設けたり、部品取付用座部と同一形状の
車体側取付部を設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のキャニス
タ装置に係り、特にエバポ導通管等を保持させるクラン
プ等の部品の座面を確保し得る車両のキャニスタ装置に
関する。
タ装置に係り、特にエバポ導通管等を保持させるクラン
プ等の部品の座面を確保し得る車両のキャニスタ装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】車両において、燃料タンク等から大気中
に漏洩する蒸発燃料は、炭化水素（ＨＣ）を多量に含み
大気汚染の原因の一つのなっており、また、燃料の損失
にも連ながることから、これを防止するための各種の技
術が知られている。その代表的なものとして、キャニス
タ本体内に収容した活性炭等の吸着剤に燃料タンクの蒸
発燃料を保持させるとともに、エンジンの運転中にこの
保持させた蒸発燃料を離脱（パージ）させてエンジンの
吸気系に供給するキャニスタ装置がある。キャニスタ本
体は、燃料タンク内に連通したエバポ通路とエンジンの
吸気系に連通したパージ通路との間に設けられ、エンジ
ンの停止中に燃料タンク内で発生してエバポ通路に導か
れた蒸発燃料を吸着剤に吸着保持させるとともに、エン
ジンの運転中には導入した大気によって吸着保持した蒸
発燃料を離脱してパージ通路から吸気系に供給させるも
のである。
に漏洩する蒸発燃料は、炭化水素（ＨＣ）を多量に含み
大気汚染の原因の一つのなっており、また、燃料の損失
にも連ながることから、これを防止するための各種の技
術が知られている。その代表的なものとして、キャニス
タ本体内に収容した活性炭等の吸着剤に燃料タンクの蒸
発燃料を保持させるとともに、エンジンの運転中にこの
保持させた蒸発燃料を離脱（パージ）させてエンジンの
吸気系に供給するキャニスタ装置がある。キャニスタ本
体は、燃料タンク内に連通したエバポ通路とエンジンの
吸気系に連通したパージ通路との間に設けられ、エンジ
ンの停止中に燃料タンク内で発生してエバポ通路に導か
れた蒸発燃料を吸着剤に吸着保持させるとともに、エン
ジンの運転中には導入した大気によって吸着保持した蒸
発燃料を離脱してパージ通路から吸気系に供給させるも
のである。
【０００３】このキャニスタ装置にあって、図１６、１
７に示す如く、キャニスタ本体１０２は、車体側部材で
ある例えばバッテリ１０４に取付けられる。また、キャ
ニスタ本体１０２には、導入側ポート部１０６と導出側
ポート部１０８と大気側ポート部（図示せず）とが設け
られている。導入側ポート部１０６には、エバポ導通管
として例えばエバポホース１１０の一端側が接続されて
いる。このエバポホース１１０の他端側は、燃料タンク
（図示せず）に連結するエバポパイプ１１２が接続され
ている。また、導出側ポート部１０８には、吸気系に連
結するパージ導通管（図示せず）が接続される。
７に示す如く、キャニスタ本体１０２は、車体側部材で
ある例えばバッテリ１０４に取付けられる。また、キャ
ニスタ本体１０２には、導入側ポート部１０６と導出側
ポート部１０８と大気側ポート部（図示せず）とが設け
られている。導入側ポート部１０６には、エバポ導通管
として例えばエバポホース１１０の一端側が接続されて
いる。このエバポホース１１０の他端側は、燃料タンク
（図示せず）に連結するエバポパイプ１１２が接続され
ている。また、導出側ポート部１０８には、吸気系に連
結するパージ導通管（図示せず）が接続される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、キャ
ニスタ装置にあっては、キャニスタ本体とエバポパイプ
とを継ぐエバポ導通管であるエバポホースの長さや形状
等により、エバポホースをキャニスタ本体とエバポパイ
プ間でクランプ等の固定具によって固定する必要があっ
たが、その固定具の座面を確保することができない場合
があった。そして、エバポホースを固定しない場合に
は、エンジンの振動等により、エバポホースが他の周辺
部品と干渉して、最悪の場合に、エバポホースが損傷し
てしまうという不都合を招いた。
ニスタ装置にあっては、キャニスタ本体とエバポパイプ
とを継ぐエバポ導通管であるエバポホースの長さや形状
等により、エバポホースをキャニスタ本体とエバポパイ
プ間でクランプ等の固定具によって固定する必要があっ
たが、その固定具の座面を確保することができない場合
があった。そして、エバポホースを固定しない場合に
は、エンジンの振動等により、エバポホースが他の周辺
部品と干渉して、最悪の場合に、エバポホースが損傷し
てしまうという不都合を招いた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エバポパイプとキャニス
タ本体との間にエバポ導通管を設ける車両のキャニスタ
装置において、前記キャニスタ本体の側面には少なくと
も前記エバポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付
けられる部品取付用座部を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、エバポパイプとキャニス
タ本体との間にエバポ導通管を設ける車両のキャニスタ
装置において、前記キャニスタ本体の側面には少なくと
も前記エバポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付
けられる部品取付用座部を設けたことを特徴とする。
【０００６】また、エバポパイプとキャニスタ本体との
間にエバポ導通管を設ける車両のキャニスタ装置におい
て、前記キャニスタ本体の側面には少なくとも前記エバ
ポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部
品取付用座部を設けるとともにこの部品取付用座部と同
一形状の車体側取付部を設けたことを特徴とする。
間にエバポ導通管を設ける車両のキャニスタ装置におい
て、前記キャニスタ本体の側面には少なくとも前記エバ
ポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部
品取付用座部を設けるとともにこの部品取付用座部と同
一形状の車体側取付部を設けたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】この発明は、キャニスタ本体に座
面ブラケットが取付けられる部品取付用座部を設けたの
で、少なくともエバポ導通管を保持させる座面ブラケッ
トの座面を確保することができ、これにより、エバポ導
通管等を簡単に固定させることができ、エバポ導通管が
他の周辺部品と干渉するのを防止し、エバポ導通管の損
傷を防止することができる。また、座面ブラケットをキ
ャニスタ本体に部組みできるので、工場での車体への組
付工数を削減することができる。更に、座面ブラケット
にはエバポ導通管以外の部品をも取付け可能となり、部
品のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
面ブラケットが取付けられる部品取付用座部を設けたの
で、少なくともエバポ導通管を保持させる座面ブラケッ
トの座面を確保することができ、これにより、エバポ導
通管等を簡単に固定させることができ、エバポ導通管が
他の周辺部品と干渉するのを防止し、エバポ導通管の損
傷を防止することができる。また、座面ブラケットをキ
ャニスタ本体に部組みできるので、工場での車体への組
付工数を削減することができる。更に、座面ブラケット
にはエバポ導通管以外の部品をも取付け可能となり、部
品のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
【０００８】また、キャニスタ本体には同一形状の部品
取付用座部と車体側取付部とを設けたので、部品取付用
座部と車体側取付部とを入れ替えて、異なる配管レイア
ウトに対応させたり、キャニスタ本体の取付方向を容易
に変更することができる。
取付用座部と車体側取付部とを設けたので、部品取付用
座部と車体側取付部とを入れ替えて、異なる配管レイア
ウトに対応させたり、キャニスタ本体の取付方向を容易
に変更することができる。
【０００９】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図１〜６は、この発明の第１実
施例を示すものである。図２、６において、２は車両
（図示せず）のキャニスタ装置、４はキャニスタ本体で
ある。このキャニスタ本体４には、蒸発燃料を吸着保持
する活性炭等の吸着剤が収容されている。このキャニス
タ本体４は、図示しないが、車体側部材に取付けられ
て、燃料タンク内に連通したエバポ通路とエンジンの吸
気系に連通したパージ通路との間に設けられ、エンジン
の停止中に燃料タンク内で発生してエバポ通路に導かれ
た蒸発燃料を吸着保持するとともに、エンジンの運転中
には導入した大気によって吸着保持した蒸発燃料を離脱
してパージ通路からエンジンの吸気系に供給させるもの
である。
且つ具体的に説明する。図１〜６は、この発明の第１実
施例を示すものである。図２、６において、２は車両
（図示せず）のキャニスタ装置、４はキャニスタ本体で
ある。このキャニスタ本体４には、蒸発燃料を吸着保持
する活性炭等の吸着剤が収容されている。このキャニス
タ本体４は、図示しないが、車体側部材に取付けられ
て、燃料タンク内に連通したエバポ通路とエンジンの吸
気系に連通したパージ通路との間に設けられ、エンジン
の停止中に燃料タンク内で発生してエバポ通路に導かれ
た蒸発燃料を吸着保持するとともに、エンジンの運転中
には導入した大気によって吸着保持した蒸発燃料を離脱
してパージ通路からエンジンの吸気系に供給させるもの
である。
【００１０】キャニスタ本体４には、図１に示す如く、
導入側ポート部６と導出側ポート部８と大気側ポート部
（図示せず）とが設けられている。
導入側ポート部６と導出側ポート部８と大気側ポート部
（図示せず）とが設けられている。
【００１１】導入側ポート部６には、図２、６に示す如
く、エバポ通路の一部を形成するエバポ導通管１０とし
て、例えば、エバポホース１２の一端側が接続される。
このエバポホース１２の他端側には、燃料タンクに連結
してエバポ通路の一部を形成するエバポパイプ１４が接
続されている。また、導出側ポート部８には、図示しな
いが、吸気系に連結するパージ導通管が接続される。
く、エバポ通路の一部を形成するエバポ導通管１０とし
て、例えば、エバポホース１２の一端側が接続される。
このエバポホース１２の他端側には、燃料タンクに連結
してエバポ通路の一部を形成するエバポパイプ１４が接
続されている。また、導出側ポート部８には、図示しな
いが、吸気系に連結するパージ導通管が接続される。
【００１２】キャニスタ本体４の幅方向の一の側面に
は、図１に示す如く、少なくともエバポホース１２を保
持させる座面ブラケット１６が取付けられる部品取付用
座部１８を設ける。この部品取付用座部１８は、この第
１実施例において、例えば、凸形状で、キャニスタ本体
４の側面から突出するに従って末広がりで、上下方向に
テーパ形状に形成されている。
は、図１に示す如く、少なくともエバポホース１２を保
持させる座面ブラケット１６が取付けられる部品取付用
座部１８を設ける。この部品取付用座部１８は、この第
１実施例において、例えば、凸形状で、キャニスタ本体
４の側面から突出するに従って末広がりで、上下方向に
テーパ形状に形成されている。
【００１３】この部品取付用座部１８には、この部品取
付用座部１８の形状に対応した座面ブラケット１６が取
付けられる。この座面ブラケット１６は、図３〜５に示
す如く、板状部材からなり、本体部２０と、部品取付用
座部１８に下方からスライドして嵌合される上側嵌合部
２２・２２及び下側嵌合部２４・２４と、部品取付用座
部１８の上端に係合されて座面ブラケット１６が下方に
落下するのを阻止する係合突起２６とからなる。
付用座部１８の形状に対応した座面ブラケット１６が取
付けられる。この座面ブラケット１６は、図３〜５に示
す如く、板状部材からなり、本体部２０と、部品取付用
座部１８に下方からスライドして嵌合される上側嵌合部
２２・２２及び下側嵌合部２４・２４と、部品取付用座
部１８の上端に係合されて座面ブラケット１６が下方に
落下するのを阻止する係合突起２６とからなる。
【００１４】また、座面ブラケット１６が部品取付用座
部１８に取付けられると、座面ブラケット１６には、エ
バポホース１２を保持する固定具としてのクランプ２８
が取付けられる。
部１８に取付けられると、座面ブラケット１６には、エ
バポホース１２を保持する固定具としてのクランプ２８
が取付けられる。
【００１５】次に、この第１実施例の作用を説明する。
【００１６】キャニスタ本体４とエバポパイプ１４間の
エバポホース１２を固定する場合には、先ず、座面ブラ
ケット１６の上側嵌合部２２・２２及び下側嵌合部２４
・２４をキャニスタ本体４の側面の部品取付用座部１８
に下方から嵌合させ、そして、座面ブラケット１６の係
合突起２６を部品取付用座部１８の上端に係合させるこ
とにより、座面ブラケット１６が部品取付用座部１８に
落下することなく取付けられる。そして、座面ブラケッ
ト１６にクランプ２８を取付け、このクランプ２８によ
ってエバポホース１２をキャニスタ本体４に保持させる
ことができる。
エバポホース１２を固定する場合には、先ず、座面ブラ
ケット１６の上側嵌合部２２・２２及び下側嵌合部２４
・２４をキャニスタ本体４の側面の部品取付用座部１８
に下方から嵌合させ、そして、座面ブラケット１６の係
合突起２６を部品取付用座部１８の上端に係合させるこ
とにより、座面ブラケット１６が部品取付用座部１８に
落下することなく取付けられる。そして、座面ブラケッ
ト１６にクランプ２８を取付け、このクランプ２８によ
ってエバポホース１２をキャニスタ本体４に保持させる
ことができる。
【００１７】このように、キャニスタ本体４の側面に部
品取付用座部１８を設けたことにより、この部品取付用
座部１８に座面ブラケット１６を取付け、クランプ２８
の座面を確保することができ、よって、エバポホース１
２を簡単に固定することができ、また、このようにエバ
ポホース１２を固定することにより、エバポホース１２
がエンジンの振動等によって他の周辺部品と干渉するこ
とがなくなり、エバポホース１２の損傷を防止すること
ができる。
品取付用座部１８を設けたことにより、この部品取付用
座部１８に座面ブラケット１６を取付け、クランプ２８
の座面を確保することができ、よって、エバポホース１
２を簡単に固定することができ、また、このようにエバ
ポホース１２を固定することにより、エバポホース１２
がエンジンの振動等によって他の周辺部品と干渉するこ
とがなくなり、エバポホース１２の損傷を防止すること
ができる。
【００１８】また、座面ブラケット１６をキャニスタ本
体４に予め部組みすることができるので、工場での車体
への組付工数を削減させることができる。
体４に予め部組みすることができるので、工場での車体
への組付工数を削減させることができる。
【００１９】更に、クランプ２８等の各種部品を座面ブ
ラケット１６に取付けることができるので、部品のレイ
アウトの自由度を大きくすることができる。
ラケット１６に取付けることができるので、部品のレイ
アウトの自由度を大きくすることができる。
【００２０】図７〜１０は、この発明の第２実施例を示
すものである。
すものである。
【００２１】以下の実施例にあっては、上述の第１実施
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【００２２】この第２実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、エバポ導通管１０は、導入側ポー
ト部６に接続された第１エバポホース３２と、この第１
エバポホース３２に接続された中間パイプ３４と、この
中間パイプ３４に接続された第２エバポホース３６とか
らなる。この第２エバポホース３６には、エバポパイプ
１４が接続されている。そして、中間パイプ３４は、図
７、１０に示す如く、座面ブラケット１６にロー付け等
の固着手段によって固着部３８で直接固着される。
下の点にある。即ち、エバポ導通管１０は、導入側ポー
ト部６に接続された第１エバポホース３２と、この第１
エバポホース３２に接続された中間パイプ３４と、この
中間パイプ３４に接続された第２エバポホース３６とか
らなる。この第２エバポホース３６には、エバポパイプ
１４が接続されている。そして、中間パイプ３４は、図
７、１０に示す如く、座面ブラケット１６にロー付け等
の固着手段によって固着部３８で直接固着される。
【００２３】中間パイプ３４が一体的に設けられた座面
ブラケット１６は、図８、９に示す如く、部品取付用座
部１８に取付けられる。
ブラケット１６は、図８、９に示す如く、部品取付用座
部１８に取付けられる。
【００２４】この第２実施例の構成によれば、上述の第
１実施例と同様な効果を奏するとともに、座面ブラケッ
ト１６に中間パイプ３４を予め一体的に固着させ、ま
た、クランプ等の固定具を不要とするので、その組付作
業を容易とし、また、構成を簡単にすることができる。
１実施例と同様な効果を奏するとともに、座面ブラケッ
ト１６に中間パイプ３４を予め一体的に固着させ、ま
た、クランプ等の固定具を不要とするので、その組付作
業を容易とし、また、構成を簡単にすることができる。
【００２５】図１１〜１５は、この発明の第３実施例を
示すものである。
示すものである。
【００２６】この第３実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、キャニスタ本体４には、幅方向の
一の側面に部品取付用座部１８を設けるとともに、この
部品取付用座部１８の側面とは異なる他の側面である長
手方向の一の側面にこの部品取付用座部１８と同一形状
で凸形状の車体側取付部４２を設けた。
下の点にある。即ち、キャニスタ本体４には、幅方向の
一の側面に部品取付用座部１８を設けるとともに、この
部品取付用座部１８の側面とは異なる他の側面である長
手方向の一の側面にこの部品取付用座部１８と同一形状
で凸形状の車体側取付部４２を設けた。
【００２７】キャニスタ本体４は、車体４４に設置され
た車体側部材である例えばバッテリ４６に部品取付用座
部１８又は車体側取付部４２によって取付けられる。ま
た、キャニスタ本体４には、図１４に示す如く、大気側
ポート部４８が設けられている。
た車体側部材である例えばバッテリ４６に部品取付用座
部１８又は車体側取付部４２によって取付けられる。ま
た、キャニスタ本体４には、図１４に示す如く、大気側
ポート部４８が設けられている。
【００２８】この第３実施例の構成によれば、上述の第
１実施例と同様な効果を奏するとともに、図１２、１３
に示す如く、部品取付用座部１８と車体側取付部４２と
に互換性があり、部品取付用座部１８と車体側取付部４
２とを入れ替えてバッテリ４６に取付けることができ、
異なる配管レイアウトに対応させることができ、簡便で
ある。また、全体レイアウト及び導入、導出レイアウト
で、キャニスタ本体４の取付方向を容易に変更させるこ
とができる。更に、部品取付用座部１８又は車体側取付
部４２とのいずれかにクランプ等の部品を取付け可能と
なり、部品のレイアウトの自由度を大きくすることがで
きる。
１実施例と同様な効果を奏するとともに、図１２、１３
に示す如く、部品取付用座部１８と車体側取付部４２と
に互換性があり、部品取付用座部１８と車体側取付部４
２とを入れ替えてバッテリ４６に取付けることができ、
異なる配管レイアウトに対応させることができ、簡便で
ある。また、全体レイアウト及び導入、導出レイアウト
で、キャニスタ本体４の取付方向を容易に変更させるこ
とができる。更に、部品取付用座部１８又は車体側取付
部４２とのいずれかにクランプ等の部品を取付け可能と
なり、部品のレイアウトの自由度を大きくすることがで
きる。
【００２９】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
れず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
【００３０】即ち、キャニスタ本体４に設けた部品取付
用座部１８及び車体側取付部４２を、凸状に形成した
が、凹状に形成することもできる。
用座部１８及び車体側取付部４２を、凸状に形成した
が、凹状に形成することもできる。
【００３１】また、部品取付用座部１８の表面に穴を穿
設し、クリップをクランプ等の取付用座面とすることも
できる。
設し、クリップをクランプ等の取付用座面とすることも
できる。
【００３２】更に、部品取付用座部１８に設けた座面ブ
ラケット１６には、クランプ２８や中間パイプ３４のみ
ならず、ハーネス等の他の部品をも取付けることも可能
である。
ラケット１６には、クランプ２８や中間パイプ３４のみ
ならず、ハーネス等の他の部品をも取付けることも可能
である。
【００３３】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、キャニスタ本体の側面には少なくともエ
バポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる
部品取付用座部を設けたことにより、エバポ導通管等を
保持させる座面ブラケットの座面を容易に確保すること
ができ、これにより、エバポ導通管等を簡単に固定させ
ることができ、よって、エバポ導通管等が他の周辺部品
と干渉するのを防止し、エバポ導通管等の損傷を防止し
得る。また、座面ブラケットをキャニスタ本体に部組み
できるので、工場での車体への組付工数を削減し得る。
更に、座面ブラケットにはエバポ導通管以外の部品をも
取付け可能となり、部品のレイアウトの自由度を大きく
し得る。
発明によれば、キャニスタ本体の側面には少なくともエ
バポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる
部品取付用座部を設けたことにより、エバポ導通管等を
保持させる座面ブラケットの座面を容易に確保すること
ができ、これにより、エバポ導通管等を簡単に固定させ
ることができ、よって、エバポ導通管等が他の周辺部品
と干渉するのを防止し、エバポ導通管等の損傷を防止し
得る。また、座面ブラケットをキャニスタ本体に部組み
できるので、工場での車体への組付工数を削減し得る。
更に、座面ブラケットにはエバポ導通管以外の部品をも
取付け可能となり、部品のレイアウトの自由度を大きく
し得る。
【００３４】また、キャニスタ本体の側面には少なくと
もエバポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けら
れる部品取付用座部を設けるとともに部品取付用座部と
同一形状の車体側取付部を設けたことにより、部品取付
用座部と車体側取付座部とを入れ替えて、異なる配管レ
イアウトに対応させることができるとともに、キャニス
タ本体の取付方向を容易に変更し得る。
もエバポ導通管を保持させる座面ブラケットが取付けら
れる部品取付用座部を設けるとともに部品取付用座部と
同一形状の車体側取付部を設けたことにより、部品取付
用座部と車体側取付座部とを入れ替えて、異なる配管レ
イアウトに対応させることができるとともに、キャニス
タ本体の取付方向を容易に変更し得る。
【図１】第１実施例におけるキャニスタ本体の斜視図で
ある。
ある。
【図２】キャニスタ本体にエバポホースを接続した状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】座面ブラケットの背面図である。
【図４】図３の〓−〓線による断面図である。
【図５】座面ブラケットの底面図である。
【図６】キャニスタ本体に座面ブラケットを取付けた側
面図である。
面図である。
【図７】第２実施例において座面ブラケットに中間パイ
プを固着した状態の斜視図である。
プを固着した状態の斜視図である。
【図８】第２実施例において中間パイプをキャニスタ本
体に固定した状態の斜視図である。
体に固定した状態の斜視図である。
【図９】第２実施例において中間パイプをキャニスタ本
体に固定した状態の側面図である。
体に固定した状態の側面図である。
【図１０】第２実施例において中間パイプが固着された
座面ブラケットの正面図である。
座面ブラケットの正面図である。
【図１１】第３実施例においてキャニスタ本体の斜視図
である。
である。
【図１２】第３実施例において車体側部材に車体側取付
部によってキャニスタ本体を取付けた平面図である。
部によってキャニスタ本体を取付けた平面図である。
【図１３】第３実施例において車体側部材に部品取付用
座部によってキャニスタ本体を取付けた平面図である。
座部によってキャニスタ本体を取付けた平面図である。
【図１４】第３実施例においてキャニスタ本体の断面図
である。
である。
【図１５】第３実施例においてキャニスタ本体の平面図
である。
である。
【図１６】従来におけるエバポホースの取付状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１７】従来におけるキャニスタ本体の斜視図であ
る。
る。
２ キャニスタ装置 ４ キャニスタ本体 １２ エバポホース １６ 座面ブラケット １８ 部品取付用座部 ２６ 係合突起 ２８ クランプ
Claims (3)
- 【請求項１】 エバポパイプとキャニスタ本体との間に
エバポ導通管を設ける車両のキャニスタ装置において、
前記キャニスタ本体の側面には少なくとも前記エバポ導
通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部品取
付用座部を設けたことを特徴とする車両のキャニスタ装
置。 - 【請求項２】 エバポパイプとキャニスタ本体との間に
エバポ導通管を設ける車両のキャニスタ装置において、
前記キャニスタ本体の側面には少なくとも前記エバポ導
通管を保持させる座面ブラケットが取付けられる部品取
付用座部を設けるとともにこの部品取付用座部と同一形
状の車体側取付部を設けたことを特徴とする車両のキャ
ニスタ装置。 - 【請求項３】 前記部品取付用座部と前記車体側取付部
とは、前記キャニスタ本体の異なる側面に夫々設けられ
たことを特徴とする請求項２に記載の車両のキャニスタ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3287097A JPH10213023A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 車両のキャニスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3287097A JPH10213023A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 車両のキャニスタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213023A true JPH10213023A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12370909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3287097A Pending JPH10213023A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 車両のキャニスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10213023A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012145030A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Suzuki Motor Corp | キャニスタ配管の固定構造 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP3287097A patent/JPH10213023A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012145030A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Suzuki Motor Corp | キャニスタ配管の固定構造 |
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