JPH1021235A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH1021235A
JPH1021235A JP8173214A JP17321496A JPH1021235A JP H1021235 A JPH1021235 A JP H1021235A JP 8173214 A JP8173214 A JP 8173214A JP 17321496 A JP17321496 A JP 17321496A JP H1021235 A JPH1021235 A JP H1021235A
Authority
JP
Japan
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setting
item
key
deletion
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JP8173214A
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English (en)
Inventor
Mikiko Sugiyama
幹子 杉山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1021235A publication Critical patent/JPH1021235A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置のキー・カスタマイズやローマ
字かな変換におけるローマ字カスタマイズなどの複数の
設定項目が存在する環境設定に関する。 【解決手段】 キー・カスタマイズを起動して、割当変
更するように要求すると、設定機能「変換起動」が取得
され(ステップS13)、「変換起動」に既に割り当て
られている割当キー「変換キー」を取得する(ステップ
S14)。そして、割当てるキー「SPACE」を取得
する(ステップS15)。既に「変換起動」には「変換
キー」が設定されているため、他の機能「次候補選択」
において「SPACEキー」を削除するかどうか問い合
わせる(ステップS19)。この場合、ユーザは削除す
ると選択したとする。これにより、「次候補選択」の
「SPACEキー」は削除されて設定情報テーブルに保
持される(ステップS21)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、情報処理装置のキー・カスタマイズやローマ
字かな変換におけるローマ字カスタマイズなどの複数の
設定項目が存在する環境設定に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置におけるかな漢字変
換においては、カタカナ変換や半角変換などのかな漢字
変換処理のためのいろいろな機能がキーに設定されてい
る。そして、ユーザはその機能のキーを押すことにより
簡単にその機能の動作を実行することが可能である。
【0003】これらのキーは、かな漢字変換により、デ
フォルトで設定されているキーをユーザの好みに応じて
自由に変更することが可能である(以降、キー・カスタ
マイズと呼ぶ)。かな漢字変換装置においては、設定可
能な機能は多く存在し、また割り当てられるキーも複数
存在している。通常、この割当キーは、機能ごとにより
異なるキーを割り当てなければならない。そのため、一
つの割当キーを変更するとき、ユーザは、既に他の機能
に割り当てられていないか確認して割り当てる必要があ
る。従来のキー・カスタマイズでは、既に割り当てられ
ている場合、割り当てられている機能を表示させて割り
当てられないようにするか、または従来の機能から割当
キーを解除し、新しく割り当てるようにするかである。
【0004】さて、割当可能なキーは複数存在するが、
それらの割当キーは機能間で関連しあうため、多数の割
当キーを変更していく場合、割当キーと機能の組み合わ
せを把握できなくなり途中で設定内容を戻したくなる場
合が多い。しかし、多数の割当キーを変更していた場
合、あらかじめユーザが以前に設定した内容を保持して
いれば戻すことも可能だが、部分的に変更を戻すことは
容易にはできない。
【0005】また、割当キーが既に存在している場合
に、新しくキーを割り当てると上書き設定されてしまう
場合もある。このような場合も、割当キーを戻そうとし
ても、ユーザが以前の削除されたキーをおぼえていない
限り部分的に戻すことが難しい。
【0006】また、同様に、かな漢字変換の環境設定に
は、ローマ字入力を行う場合にローマ字とかなの対応規
則を設定するローマ字カスタマイズが存在する。このロ
ーマ字カスタマイズも、通常、1つのローマ字において
異なるかなを設定しなければならない。かなも複数存在
し、割り当てられるローマ字も複数存在するため設定が
容易でなかった。また、キー・カスタマイズ同様に、部
分的に設定を戻すことが容易でない状態であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明したように、
設定項目の内容が他の設定に依存してしまう場合に設定
操作が困難であった。また、従来のキー・カスタマイズ
やローマ字カスタマイズでは、複数の変更を行うとき、
設定履歴を参照し、部分的に元に戻したくなるが、現状
では、ユーザが設定した内容を保持していなければ設定
変更を簡単に戻す手段がない。
【0008】そこで、本発明は、キーの登録削除、また
はその機能などの設定作業の履歴を記録して表示させる
ことにより、ユーザが設定した内容を覚えてなくても、
簡単に元に戻すことができるようになる。また、設定作
業履歴より戻す位置を指定することにより自動的に設定
を直すことも可能とする。
【0009】また、割り当てる際に生じるキーの重複状
態や設定した内容を作業履歴に表示し、ユーザに設定作
業履歴を参照することにより、キーの設定を行い易くし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するためになされたものであり、前記の課題を解決
する一手段として、以下の構成を備える。
【0011】操作の設定項目が他の設定項目に対して依
存関係を持つ情報処理装置において、登録指定された設
定項目とその設定内容を登録情報として記憶する登録情
報記憶手段と、前記登録情報を変更更新するための操作
手段と、登録または削除の操作区別と登録または削除さ
れた設定項目およびその設定内容を履歴情報として記憶
する履歴記憶手段とを備える。
【0012】これにより、履歴情報を用いて、アンドゥ
等を行うことができる。
【0013】前記操作の設定項目は、キー割り当てであ
ることもできる。
【0014】前記操作の変更・追加を行うとき、依存関
係にある設定項目または設定内容が存在していた場合、
そのことを表示・確認する。
【0015】このように確認するため、間違えなく依存
関係のある項目も設定することができる。
【0016】前記依存関係は、ある設定項目に対して1
つのキーのみが設定できることであってもよい。
【0017】前記依存関係は、ある設定項目に対して1
つのキーのみが設定できることである場合もある。
【0018】削除指定されたときに設定されていない項
目を示す削除マークを設定項目に付加する手段と、削除
指定されたときに割り当てられていない設定内容を示す
削除マークを設定内容に付加する手段と、登録設定され
たときに、削除マークが付加されている設定項目を取得
し、その設定項目に登録設定された設定項目が存在しな
いか判断し、存在していた場合はその削除マークを削除
する手段と、登録設定されたときに、削除マークが付加
されている設定内容を取得しその設定内容に登録設定さ
れた設定内容が存在しないか判断し、存在していた場合
はその削除マークを削除する手段とを備える。
【0019】このように構成することにより、ひとつの
キーのみがある設定項目に対して設定することができ
る。
【0020】前記記憶した履歴情報を表示する履歴表示
手段を有し、前の操作を調べることが可能である。
【0021】前記履歴表示手段により、アンドゥ項目を
取得する手段と、取得されたアンドゥ項目により、設定
操作のアンドゥを行う手段とを備える。
【0022】これにより、アンドゥの指定が容易にでき
る。
【0023】前記アンドゥを行う手段は、アンドゥ項目
よりその作業内容と設定項目および設定内容を取得する
手段と、作業内容が登録を示す設定項目であった場合、
その設定項目より設定内容を削除する手段と、削除内容
が削除を示す設定項目であった場合、その設定項目より
設定内容を登録する手段とを備える。
【0024】これにより、アンドゥを行うことができ
る。
【0025】前記アンドゥ項目を取得する手段におい
て、アンドゥ項目を開始位置と終了位置において範囲に
よって取得する手段と、該取得された項目において、ア
ンドゥ項目よりその作業内容と設定項目および設定内容
を取得し、作業内容が登録を示す設定項目であった場
合、その設定項目より設定内容を削除し、削除内容が削
除を示す設定項目であった場合、その設定項目より設定
内容を登録することを指定された範囲の項目において行
う手段とを備える。
【0026】このようにして、アンドゥを履歴情報の表
示から指定することができる。
【0027】前記キー割り当ては、機能のキー割り当て
で、前記機能が、かな漢字変換の機能であってもよい。
【0028】また、前記キー割り当ては、かな漢字変換
のローマ字かな変換であってもよい。
【0029】操作の設定項目が他の設定項目に対して依
存関係を持つ情報処理装置における設定方法において、
登録指定された設定項目とその設定内容を登録情報とし
て記憶し、前記登録情報を変更更新するために操作し、
登録または削除の操作区別と登録または削除された設定
項目およびその設定内容を履歴情報として記憶すること
を備える。
【0030】操作の設定項目が他の設定項目に対して依
存関係を持つ情報処理装置における設定方法のプログラ
ムを格納した記録媒体であって、登録指定された設定項
目とその設定内容を登録情報として記憶し、前記登録情
報を変更更新するために操作し、登録または削除の操作
区別と登録または削除された設定項目およびその設定内
容を履歴情報として記憶することを備えることを特徴と
している。
【0031】このような記録媒体により、情報処理装置
にプログラムを格納し、上記の機能を構成することがで
きる。
【0032】以上の構成において、ユーザは履歴を参照
することにより、変更した設定を途中まで戻したりする
ことが簡単に行えるようになり、カスタマイズの操作を
容易にすることができる。
【0033】また、割り当てる際に生じるキーの重複状
態や設定した内容を作業履歴に表示し、ユーザに設定作
業履歴を参照することにより、キーの設定を行い易くし
ている。
【0034】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施形
態を説明する。
【0035】[第1実施形態]まず、本発明に係る第1
実施形態における機能のキー・カスタマイズについての
概要を説明する。
【0036】本発明の第1実施形態のキー・カスタマイ
ズでは、図1の表に示されるように、複数のかな漢字変
換装置の機能(変換起動や変換確定、ひらがな変換、単
語登録起動など)が存在し、その機能において1つの異
なる割当キーを設定する。例えば、読み「かんじ」と入
力を行い、“漢字変換起動”の機能に割り当てられてい
る“SPACEキー”を押すことにより「漢字」と変換
することが可能である。キー・カスタマイズにより、こ
の設定キーを他のキーに変更することや、設定されてい
ない機能は新しくキーを割り当てること、また、割り当
てられているキーを解除することを可能とする。
【0037】以下、図面を参照して、本発明に係る第1
実施形態を詳細に説明する。
【0038】本発明に係る第1実施形態の情報処理シス
テム装置の概要構成を、図3のブロック図に示す。本実
施形態における情報処理システム装置は、図3に示すよ
うに、システム全体を制御する中央処理装置1と、各種
データやプログラム等を記憶する記憶装置2と、文字列
を入力するキーボードなどの入力装置3と、文字や画像
情報等を表示する表示装置4とにより、その主要部が構
成されている。
【0039】本発明に係る第1実施形態の設定情報テー
ブルの概要構成は、先に述べた図1に示されている。設
定情報テーブルには、設定項目(この場合、かな漢字変
換装置の機能)と設定内容(この場合、機能に設定する
割当キー)からなる。この設定情報テーブルは、記憶装
置2に保持されている。
【0040】また、図2に示すような、設定登録や設定
を削除した履歴情報も記憶装置2に保持されている。
【0041】次に、上述のように構成された本実施形態
の動作について、図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0042】まず、入力装置3から環境設定のキー・カ
スタマイズの起動が指定されるとする(ステップS1
0)。次に、ステップS11において、設定状態の変更
や割当キーの削除などの要求が来るのを待つ(入力待ち
状態)。
【0043】ここで、割当キーの変更または追加を行う
ように、入力装置3よりの操作がおこなわれると、ステ
ップS12において、変更または追加要求であると判断
され、ステップS13に移行する。入力装置3より変更
または追加の設定を行う機能の取得を行う(ステップS
13)。次に、既にその機能を割り当てられている割当
キーを設定情報テーブルより取得する(ステップS1
4)。そして、変更または追加する設定キーを入力装置
3から取得する(ステップS15)。変更または追加す
るその機能に割当キーが存在しているか判断する(ステ
ップS16)。割当キーが存在しない場合、ステップS
26において、設定キーをその機能に登録し設定情報テ
ーブルに保持する。そして、登録情報としてその機能と
割当キーを表示装置3に表示する(ステップS27)。
次に、ステップS28において、削除マークがついてい
る機能において、新規登録した機能が存在しないか判断
し存在した場合は、その機能の削除マークを削除し履歴
を更新する。また、削除マークがついている割当キーに
おいて、新規登録した割当キーが存在しないか判断し存
在した場合は、その割当キーの削除マークを削除し履歴
を更新する。
【0044】ステップS17において、設定キーと割当
キーが同じであった場合、再登録する必要が無いため入
力待ち状態に戻る。ステップS18において、設定キー
が他の機能に既に割り当てられているか設定情報テーブ
ルを検索し判断する。割り当てられている場合は、他の
機能の割当キーを削除するかしないか問い合わせするメ
ッセージを表示装置に表示しユーザからの入力を待つ。
ユーザが入力装置より入力を行いその結果が削除である
かどうかを判断する(ステップS20)。削除すると判
断された場合は、他の機能より割り当てられている割当
キーを削除し、設定情報テーブルに保持する(ステップ
S21)。次に削除した機能と割当キーをそれぞれに削
除マークをつけて、履歴情報として記憶し、削除情報と
して表示装置に表示する(ステップS22)。ステップ
S20において、ユーザが削除しないと入力した場合、
他の機能に既に割当済みであることを示す割当情報とし
て、他の機能名とその割当キーを表示装置に表示する
(ステップS29)。そして、入力待ち状態に戻る。
【0045】ステップS18において、他の機能に割当
キーが割り当てられていないと判断された場合およびス
テップS22から移行してきた場合、ステップS23に
おいて、変更する機能に割り当てられている割当キーの
削除し設定キーの登録を行い、設定情報テーブルに保持
する(ステップS23)。次に、削除情報としてその機
能と割当キーを削除マークをつけて表示し、登録情報と
してその機能と設定キーを表示する(ステップS2
4)。次にステップS25においてステップS28と同
様な処理を行う。そして、入力待ち状態に戻る。
【0046】ステップS30において、入力待ち状態よ
り要求され削除処理を行うように判断された場合、入力
装置より削除する機能の取得を行う(ステップ31)。
次に、その機能の割当キーを設定情報テーブルより取得
し削除を行い設定情報テーブルに保持する(ステップS
32)。そして、削除情報としてその機能と割当キーを
削除マークを付加して表示装置に表示させ(ステップS
33)、入力待ち状態に戻る。
【0047】ステップS34において、入力待ち状態よ
り要求された処理が設定を戻すアンドゥ処理であった場
合、以降に示すアンドゥ処理を行い(ステップS3
5)、処理が終了すると入力待ち状態に戻る。
【0048】ステップS36において、入力待ち状態よ
り要求された処理がキー・カスタマイズの終了であった
場合、キー・カスタマイズの終了を行う。
【0049】次に、図5のフローチャートを用いて、図
4のステップS35におけるアンドゥ処理を説明する。
設定変更を戻す項目は1項目のみまたはある範囲により
戻すことを可能とする。
【0050】まず、設定を戻すアンドゥ機能を入力装置
において履歴より取得する(ステップS41)。次に、
設定を戻す機能は複数選択されたか判断する(ステップ
S42)。1項目のみ選択された場合は、変更設定項目
に取得した機能をセットし、アンドゥ終了項目において
も取得した機能をセットする(ステップS43)。アン
ドゥ項目が複数であった場合、変更設定項目に、取得し
たアンドゥ機能の中で一番新しく設定を行った機能をセ
ットする(ステップS44)。そして、アンドゥ終了項
目として、取得したアンドゥ機能の中で一番古く設定を
行った機能をセットする(ステップS45)。
【0051】次に、履歴より変更設定項目の作業内容を
取得し削除であるか判断する(ステップS46)。削除
であった場合、設定を戻すため登録処理を行う。まず、
変更設定項目の割当キーが他の機能に割り当てられてい
るか設定情報テーブルより検索を行う(ステップS4
7)。割り当てられている場合は、その機能の割当キー
の削除処理を行う。割り当てられていない場合は、削除
処理を行わずに以降で述べるステップS52に移行す
る。削除処理は、割当キーが割り当てられていた他の機
能より割当キーを削除し設定情報テーブルに保持する
(ステップS49)。そして、削除情報として削除した
機能と割当キーを削除マークをつけて表示する(ステッ
プS50)。
【0052】次にステップS51において、変更設定項
目の機能に割当キーを登録し設定情報テーブルに保持す
る(ステップS51)。次に登録情報として変更設定項
目の機能とその割当キーを表示する(ステップS5
2)。そして、変更設定項目の機能の削除履歴を更新す
る(ステップS53)。
【0053】ステップS54において、作業内容が登録
であった場合、設定を戻すため削除処理を行う。
【0054】変更設定項目の機能より割当キーを削除し
設定情報テーブルに保持する(ステップS55)。次に
削除情報として変更設定項目の機能と割当キーを表示す
る(ステップS56)。
【0055】変更設定項目を次に古い機能に更新する
(ステップS57)。そして、変更設定項目がアンドゥ
終了項目より古い設定項目であった場合(ステップS5
8)、アンドゥ処理は終了とみなされる。ある範囲によ
りアンドゥ機能が選択されたとき、アンドゥ終了項目に
なるまで繰り返す。
【0056】以上に説明したカスタマイズを行うとき
に、ユーザとしての操作と、かな漢字変換装置側の動作
とを、具体例を示して、図1ないし図5を用いながら説
明する。
【0057】変換起動にSPACEキーを割り当て
る。
【0058】カタカナ変換に↑キーを割り当てる。
【0059】この2つの処理を具体例として説明する。
【0060】まず、1の変換起動を「変換キー」から
「SPACEキー」に変更することを説明する。
【0061】始めに、キー・カスタマイズを起動する
(ステップS10)。そして、ユーザは割当変更する機
能「変換起動」を選択し割当変更するように要求する。
これにより、設定機能「変換起動」が取得され(ステッ
プS13)、図1に示す設定情報テーブルより「変換起
動」に既に割り当てられている割当キー「変換キー」を
取得する(ステップS14)。次に、割り当てるキー
「SPACE」を取得する(ステップS15)。既に
「変換起動」には「変換キー」が設定されているため、
設定キーと割当キーが同じであるか判断される(ステッ
プS17)。設定キー「SPACE」と割当キー「変換
キー」は同じでないため、次に設定情報テーブルにおい
て「変換起動」の他の機能において設定キー「SPAC
Eキー」が割り当てられていないか検索し判断する(ス
テップS18)。図1の場合、機能「次候補選択」に
「SPACEキー」が割り当てられているため、他の機
能「次候補選択」において「SPACEキー」を削除す
るかどうか問い合わせる(ステップS19)。この場
合、ユーザは削除すると選択したとする。これにより、
「次候補選択」の「SPACEキー」は削除されて設定
情報テーブルに保持される(ステップS21)。そし
て、図2に示すように履歴として、1行目に示すように
作業内容は「削除」、削除機能「次候補選択」、割当キ
ー「SPACEキー」と表示される。また、このとき削
除を示すマークとしてアンダーラインを引いて表示され
る(ステップS22)。
【0062】次に、機能「変換起動」に割り当てられて
いた割当キー「変換キー」を削除し、機能「変換起動」
に設定キー「SPACEキー」を登録する。そして、設
定情報テーブルに保持する(ステップS23)。
【0063】削除情報として、作業内容「削除」、機能
「変換起動」、割当キー「変換キー」を表示し、登録情
報として、作業内容「登録」、機能「変換起動」、割当
キー「SPACEキー」を表示する(ステップS2
4)。
【0064】次に、登録した機能「変換起動」が以前削
除され、削除マークがついているか検索する。図2に示
すように2行目に機能「変換起動」が存在するため、削
除マークを取り除いて「変換起動」と表示させる。ま
た、登録した割当キー「SPACEキー」が以前削除さ
れ削除マークがついているか検索する。図2に示すよう
に1行目に割当キー「SPACEキー」が存在するた
め、削除マークを取り除き「SPACEキー」と表示さ
せる(ステップS25)。そして入力待ち状態に戻る。
【0065】ここまでで、の処理が行われたことにな
る。
【0066】次にの処理を行う。機能「カタカナ変
換」に割当キー「↑キー」を割り当てる。割当キー「↑
キ」は、設定情報テーブルにおいて機能「前候補選択」
に割り当てられていると判断される(ステップS1
8)。機能「前候補選択」から「↑キー」を削除するか
問い合わせたとする。ここで、ユーザは削除しないと選
択したとする。するとこの場合、割当情報として、作業
内容は何も表示せず、機能「前候補選択」、割当キー
「↑キー」として表示する(ステップS29)。そし
て、入力待ち状態に戻る。
【0067】次にユーザは、「前候補選択」より「↑キ
ー」を削除するように要求したとする。設定情報テーブ
ルより「前候補選択」の「↑キー」が削除される。そし
て、図2に示すように5行目のように、作業内容を削
除、機能を「前候補選択」、割当キーを「↑キー」と表
示する。次に、ユーザは機能「カタカナ変換」に「↑キ
ー」を割り当てた場合、ステップS26からS28の処
理を行う。図2に示す7行目までの処理が行われる。
【0068】ここで、図5のアンドゥーの処理を図2を
用いて具体例を示し説明する。 図2に示される履歴表
示において、3行目から5行目の項目を選択し設定変更
を戻すように要求したとする。まず、アンドゥ機能とし
て、3行目から5行目の設定項目が取得される。そし
て、範囲選択により設定を戻すように要求されたため、
変更設定項目に5行目の作業内容「削除」、機能「前候
補選択」、割当キー「↑キー」が設定される。また、ア
ンドゥ終了項目として、3行目の機能が設定される。
【0069】次に、変更設定項目(5行目)の作業内容
「削除」を取得する。作業内容が「削除」の場合は登録
処理を行う。機能「前候補選択」の他の機能に割当キー
「↑キー」が設定されているか検索する。割当キー「↑
キー」は、7行目の機能「カタカナ変換」において設定
されているため、「カタカナ変換」より「↑キー」を削
除する。そして、削除情報として、機能「カタカナ変
換」および割当キー「↑キー」を表示する。次に、機能
「前候補選択」に割当キー「↑キー」を登録する。ま
た、登録情報として機能「前候補選択」と割当キー「↑
キー」を表示する。次に削除マークを機能「前候補選
択」と割当キー「↑キー」のそれぞれについて更新す
る。
【0070】次に、4行目の項目を変更設定項目として
更新する。作業内容が削除でも登録でもないため、何も
しないで次の3行目の項目に変更設定項目として更新す
る。変更設定項目の機能「変換起動」は、作業内容が
「登録」であるため、機能「変換起動」より「SPAC
Eキー」を削除する。
【0071】このようにして、選択された項目について
設定内容を戻すことが可能である。
【0072】[第2実施形態]ローマ字カスタマイズに
おいても、同様に本発明を適用することが可能である。
ローマ字カスタマイズにおける第2実施形態を以下に示
す。
【0073】まず、ローマ字カスタマイズについての概
要を説明する。本実施形態のローマ字カスタマイズで
は、図6の表に示すように、1つのかなに対して複数の
ローマ字が設定可能であり、1つのローマ字に対し1つ
のかなが設定されなければならない。例えば、かな「き
ゃ」に対して設定されているローマ字は「KYA」,
「CA」を設定可能とするが、ローマ字「KYA」,
「CA」は他のかなには設定が行えない。ローマ字カス
タマイズにより、このかなに対してローマ字の設定を変
更することや設定されていないかなに新しくローマ字を
割り当てること、また、割り当てられているローマ字を
解除することを可能とする。また、ローマ字追加変更を
行ったときに既にほかのかなにローマ字が設定されてあ
った場合、既に設定されているかなに対するローマ字を
解除して、新規かなに対するローマ字の追加変更を行
う。
【0074】以下、図面を参照して、本発明に係る第2
実施形態を詳細に説明する。
【0075】本発明に係る第2実施形態の情報処理シス
テム装置の概要構成は、図3に示した第1実施形態の情
報処理システムと同様である。
【0076】本発明に係る第2実施形態の設定情報テー
ブルの概要構成を図6に示す。設定情報テーブルには、
設定項目(この場合、ローマ字入力するかな文字)と設
定内容(この場合、かな文字に割り当てるローマ字)か
らなる。この設定情報テーブルは、記憶装置2に保持さ
れている。
【0077】次に、上述のように構成された本実施形態
の動作について、図8を参照して説明する。
【0078】まず、入力装置3から環境設定のローマ字
カスタマイズの起動が指定されるとする(ステップS1
10)。次に、ステップS111において、設定状態の
変更や割当ローマ字の削除などの要求が来るのを待つ
(入力待ち状態)。
【0079】ステップS117において、設定ローマ字
と割当ローマ字が同じであった場合、再登録する必要が
無いため入力待ち状態に戻る。
【0080】ステップS118において、設定ローマ字
が他のかなに既に割り当てられているか設定情報テーブ
ルを検索し判断する。割り当てられている場合は、他の
かなの割当ローマ字を削除するかしないか問い合わせす
るメッセージを表示装置に表示しユーザからの入力を待
つ(S119)。ユーザが入力装置より入力を行いその
結果が削除であるかどうかを判断する(ステップS12
0)。削除すると判断された場合は、他のかなより割り
当てられている割当ローマ字を削除し設定情報テーブル
に保持する(ステップS121)。次に削除したかなと
割当ローマ字をそれぞれに削除マークをつけて、削除情
報として表示装置に表示する(ステップS122)。ス
テップS120において、ユーザが削除しないと入力し
た場合、他のかなに既に割当済みであることを示す割当
情報として、他のかな名とその割当ローマ字を表示装置
に表示する(ステップS129)。そして、入力待ち状
態に戻る。
【0081】ステップS118において、他のかなに割
当ローマ字が割り当てられていないと判断された場合お
よびステップS122から移行してきた場合、ステップ
S123において、変更するかなに割り当てられている
割当ローマ字の削除し設定ローマ字の登録を行い、設定
情報テーブルに保持する(ステップS123)。次に、
削除情報としてそのかなと割当ローマ字を削除マークを
つけて表示し、登録情報としてそのかなと割当ローマ字
を表示する(ステップS124)。次にステップS12
5においてステップS128と同様な処理を行う。そし
て、入力待ち状態に戻る。ステップS130において、
入力待ち状態より要求され削除処理を行うように判断さ
れた場合、入力装置より削除するかなの取得を行う(ス
テップS131)。次にそのかなの割当ローマ字を設定
情報テーブルより取得し削除を行い設定情報テーブルに
保持する(ステップS132)。そして削除情報として
そのかなと割当ローマ字を削除マークを付加して表示装
置に表示させ(ステップS133)、入力待ち状態に戻
る。
【0082】ステップS134において、入力待ち状態
より要求された処理が設定を戻すアンドゥ処理であった
場合、以降に示すアンドゥ処理を行い(ステップS13
5)、処理が終了すると入力待ち状態に戻る。
【0083】ステップS136において、入力待ち状態
より要求された処理がローマ字カスタマイズの終了であ
った場合、ローマ字カスタマイズの終了を行う。
【0084】次に、図9において、図8のステップS1
35におけるアンドゥ処理を説明する。設定変更を戻す
項目は1項目のみまたはある範囲により戻すことを可能
とする。
【0085】まず、設定を戻すアンドゥかなを入力装置
において履歴より取得する(ステップS141)。次
に、設定を戻すかなは複数選択されたか判断する(ステ
ップS142)。1項目のみ選択された場合は、変更設
定項目に取得したかなをセットし、アンドゥ終了項目に
おいても取得したかなをセットする(ステップS14
3)。アンドゥ項目が複数であった場合、変更設定項目
に、取得したアンドゥかなの中で一番新しく設定を行っ
たかなをセットする(ステップS144)。そして、ア
ンドゥ終了項目として、取得したアンドゥかなの中で一
番古く設定を行ったかなをセットする(ステップS14
5)。
【0086】次に、履歴より変更設定項目の作業内容を
取得し削除であるか判断する(ステップS146)。削
除であった場合、設定を戻すため登録処理を行う。ま
ず、変更設定項目の割当ローマ字が他のかなに割り当て
られているか設定情報テーブルより検索を行う(ステッ
プS147)。割り当てられている場合は、そのかなの
割当ローマ字の削除処理を行う。割り当てられていない
場合は、削除処理を行わずに以降で述べるステップS1
52に移行する。削除処理は、割当ローマ字が割り当て
られていた他のかなより割当ローマ字を削除し設定情報
テーブルに保持する(ステップS149)。そして、削
除情報として削除したかなと割当ローマ字を削除マーク
をつけて表示する(ステップS150)。
【0087】次にステップS151において、変更設定
項目のかなに割当ローマ字を登録し設定情報テーブルに
保持する(ステップS151)。次に登録情報として変
更設定項目のかなとその割当ローマ字を表示する(ステ
ップS152)。そして、変更設定項目のかなの削除履
歴を更新する(ステップS153)。
【0088】ステップS154において、作業内容が登
録であった場合、設定を戻すため削除処理を行う。
【0089】変更設定項目のかなより割当ローマ字を削
除し設定情報テーブルに保持する(ステップS15
5)。次に削除情報として変更設定項目のかなと割当ロ
ーマ字を表示する(ステップS156)。
【0090】変更設定項目を次に古いかなに更新する
(ステップS157)。そして、変更設定項目がアンド
ゥ終了項目より古い設定項目であった場合(ステップS
158)、アンドゥ処理は終了とみなされる。ある範囲
によりアンドゥ機能が選択されたとき、アンドゥ終了項
目になるまで繰り返す。
【0091】以上に説明したカスタマイズを行うとき
に、ユーザとしての操作と、かな漢字変換装置側の動作
とを、具体例を示して、図3と、図6ないし図9を用い
ながら説明する。
【0092】かな文字「か」に「CA」を割り当て
る。
【0093】かな文字「 この2つの処理を具体例と
して説明する。
【0094】この2つの処理を具体例として説明する。
まず、1の処理について説明する。始めに、ローマ字カ
スタマイズを起動する(ステップS110)。そして、
ユーザは割当変更するかな文字「か」を選択し割当変更
するように要求する。これにより、設定かな文字「か」
が取得され(ステップS113)、図6に示す設定情報
テーブルより「か」に既に割り当てられている割当ロー
マ字「KA」を取得する(ステップS114)。
【0095】次に、割当ローマ字「CA」を取得する
(ステップS115)。既に「か」には「KA」が設定
されているため、設定ローマ字と割当ローマ字が同じで
あるか判断される(ステップS117)。設定ローマ字
「CA」と割当ローマ字「KA」は同じでないため、次
に設定情報テーブルにおいて「か」の他のかな文字にお
いて設定ローマ字「CA」が割り当てられていないか検
索し判断する(ステップS118)。図6の場合、かな
文字「きゃ」に「CA」が割り当てられているため、他
のかな文字「きゃ」において「CA」を削除するかどう
か問い合わせる(ステップS119)。この場合、ユー
ザは削除すると選択したとする。これにより、「きゃ」
の「CA」は削除されて設定情報テーブルに保持される
(ステップS121)。そして、図7に示すように履歴
として、1行目に示すように作業内容は「削除」、削除
かな文字「きゃ」、割当ローマ字「CA」と表示され
る。また、このとき削除を示すマークとしてこの一例で
はアンダーラインを引いて表示される(ステップS12
2)。
【0096】次に、かな文字「か」に割り当てられてい
た割当ローマ字「KA」を削除し、かな文字「か」に設
定ローマ字「CA」を登録する。そして、設定情報テー
ブルに保持する(ステップS123)。
【0097】削除情報として、作業内容「削除」、かな
文字「か」、割当ローマ字「KA」を表示し、登録情報
として、作業内容「登録」、かな文字「か」、割当ロー
マ字「CA」を表示する(ステップS124)。
【0098】次に、登録したかな文字「か」が以前削除
され削除マークがついているか検索する。図7に示すよ
うに2行目にかな文字「か」が存在するため、削除マー
クを取り除いて「か」と表示させる。また、登録した割
当ローマ字「CA」が以前削除され削除マークがついて
いるか検索する。図7に示すように1行目に割当ローマ
字「CA」が存在するため削除マークを取り除き「C
A」と表示させる(ステップS125)。そして入力待
ち状態に戻る。
【0099】ここまでで、の処理が行われたことにな
る。
【0100】次にの処理を行う。かな文字「く」に割
当ローマ字「CU」を割り当てる。割当ローマ字「C
U」は、設定情報テーブルにおいてかな文字「きゅ」に
割り当てられていると判断される(ステップS11
8)。かな文字「きゅ」から「CU」を削除するか問い
合わせたとする。ここで、ユーザは削除しないと選択し
たとする。するとこの場合、割当情報として、作業内容
は何も表示せず、かな文字「きゅ」、割当ローマ字「C
U」として表示する(ステップS129)。そして、入
力待ち状態に戻る。
【0101】次にユーザは、「きゅ」より「CU」を削
除するように要求したとする。設定情報テーブルより
「きゅ」の「CU」が削除される。そして、図7に示す
履歴表示のように5行目のように、作業内容を削除、か
な文字を「きゅ」、割当ローマ字を「CU」と表示す
る。次に、ユーザはかな文字「く」に「CU」を割り当
てた場合、ステップS126からS128の処理を行
う。図7に示す7行目までの処理が行われる。
【0102】ここで、図9のアンドゥの処理を示すフロ
ーチャートを、図7に示す履歴表示を用いて具体例を示
し説明する。
【0103】図7に示す3行目から5行目の項目を選択
し、設定変更を戻すように要求したとする。まず、アン
ドゥするかな文字として、3行目から5行目の設定項目
が取得される。そして、範囲選択により設定を戻すよう
に要求されたため、変更設定項目に5行目の作業内容
「削除」、かな文字「きゅ」、割当ローマ字「CA」が
設定される。また、アンドゥ終了項目として、3行目の
かな文字が設定される。
【0104】次に、変更設定項目(5行目)の作業内容
「削除」を取得する。作業内容が「削除」の場合は登録
処理を行う。かな文字「きゅ」の他のかな文字に割当ロ
ーマ字「CU」が設定されているか検索する。割当ロー
マ字「CU」は、7行目のかな文字「く」において設定
されているため、「く」より「CU」を削除する。そし
て、削除情報として、かな文字「く」および割当ローマ
字「CU」を表示する。次に、かな文字「きゅ」に割当
ローマ字「CU」を登録する。また、登録情報としてか
な文字「きゅ」と割当ローマ字「CU」を表示する。次
に削除マークをかな文字「きゅ」と割当ローマ字「C
U」のそれぞれについて更新する。次に、4行目の項目
を変更設定項目として更新する。作業内容が削除でも登
録でもないため、何もしないで次の3行目の項目に変更
設定項目として更新する。
【0105】変更設定項目のかな文字「か」は、作業内
容が「登録」であるため、かな文字「か」より「CA」
を削除する。
【0106】このようにして選択された項目について設
定内容を戻すことが可能である。
【0107】[他の実施形態]第1実施形態,第2実施
形態において、履歴表示の方法として、ユーザが目的と
していた操作だけでなく、目的を果たすために行った作
業においても表示したが、ユーザが始めに指定した作業
内容のみを記述しても構わない。
【0108】例えば、第1実施形態において、ユーザの
操作として「変換起動にSPACEキーを割り当て
る」という操作を行ったが、結果的に、 次候補選択の設定の削除 変換起動の設定の削除 変換起動の設定の登録 が行われ、図2に示すように作業内容をそのまま表示し
ている。ここで、他の実施形態として、ユーザにすべて
の処理内容を見せるのではなく、今まで表示させていた
履歴の情報を図10に示すように作業内容と対応させて
記憶しておき、実際にユーザに見せる履歴は図11に示
すように「1 登録変換起動 SPACEキー」という
作業のみを表示させることも可能である。これにより、
ユーザは行った作業がわかり易くなり設定を戻す時にも
簡単になる。
【0109】第1実施形態や第2実施形態において、履
歴表示の方法として、設定内容を戻した場合において
も、同様に戻した設定情報を登録情報や削除情報として
表示させていたが、他の実施形態において、戻した設定
内容に関わった履歴内容を削除して差分のみを表示させ
ることも可能である。
【0110】削除情報において、設定されていない項目
や設定されていない設定内容などを示す削除マークにお
いて、第1実施形態や第2実施形態では、下線を引いて
表現したがこれを、表示する文字の色を変えて表示させ
たり、ある記号をつけて表示させるなど、明示的にわか
りやすく表示する手段を適用することが可能である。
【0111】第1実施形態や第2実施形態において、既
存情報も履歴表示内に同じように表示させているが、こ
れを登録情報や削除情報と一緒に表示させるのでなく、
別のウィンドウを用いて表示することも可能である。
【0112】第1実施形態や第2実施形態において、履
歴表示の方法として、登録情報および削除情報を作業が
行われた順番を昇順に表示したがこれを設定された新し
い項目が始めに表示されるように降順に表示されてもよ
い。
【0113】上記において、かな漢字変換装置の環境設
定を例に実施形態は説明したが、本発明は、一般の情報
処理装置の相互依存関係のある設定にも適用することが
できる。
【0114】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用されることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのプログラムを格納した記憶媒体をシス
テムあるいは装置が読み出すことによって、上記説明し
た本発明の機能を実現し、本発明の効果を享受すること
ができる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明によって、多
数の割り当ての変更を行った場合、以前変更した内容を
履歴に残し表示させるため、ユーザは、その履歴をみる
ことにより、部分的に設定内容を元に戻すことや設定状
態を把握することが可能になる。そのため、割り当ての
変更が行い易くなりカスタマイズの操作性を向上させる
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態におけるかな漢字変換装置
においての設定情報テーブルを示す図である。
【図2】本発明第1実施形態におけるかな漢字変換装置
においての履歴表示を示す図である。
【図3】本発明に係る実施形態の情報処理システムの概
要構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明第1実施形態におけるかな漢字変換装置
においての処理内容を示すフローチャートである。
【図5】本第1実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての処理内容を示すフローチャートである。
【図6】本第2実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての設定情報テーブルを示す図である。
【図7】本第2実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての履歴表示を示す図である。
【図8】本第2実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての処理内容を示すフローチャートである。
【図9】本第2実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての処理内容を示すフローチャートである。
【図10】他の実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての履歴情報テーブルを示す図である。
【図11】他の実施形態におけるかな漢字変換装置にお
いての履歴表示を示す図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作の設定項目が他の設定項目に対して
    依存関係を持つ情報処理装置において、 登録指定された設定項目とその設定内容を登録情報とし
    て記憶する登録情報記憶手段と、 前記登録情報を変更更新するための操作手段と、 登録または削除の操作区別と登録または削除された設定
    項目およびその設定内容を履歴情報として記憶する履歴
    記憶手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記操作の設定項目は、キー割り当てで
    あることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作の変更・追加を行うとき、依存
    関係にある設定項目または設定内容が存在していた場
    合、そのことを表示・確認することを特徴とする請求項
    1または2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記依存関係は、ある設定項目に対して
    1つのキーのみが設定できることである請求項2または
    3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記依存関係は、ある設定項目に対して
    1つのキーのみが設定できることである請求項2ないし
    4いずれか記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 削除指定されたときに設定されていない
    項目を示す削除マークを設定項目に付加する手段と、 削除指定されたときに割り当てられていない設定内容を
    示す削除マークを設定内容に付加する手段と、 登録設定されたときに、削除マークが付加されている設
    定項目を取得し、その設定項目に登録設定された設定項
    目が存在しないか判断し、存在していた場合はその削除
    マークを削除する手段と、 登録設定されたときに、削除マークが付加されている設
    定内容を取得しその設定内容に登録設定された設定内容
    が存在しないか判断し、存在していた場合はその削除マ
    ークを削除する手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶した履歴情報を表示する履歴表
    示手段を有し、前の操作を調べることが可能であること
    を特徴する請求項1ないし6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記履歴表示手段により、アンドゥ項目
    を取得する手段と、取得されたアンドゥ項目により、設
    定操作のアンドゥを行う手段とを備えることを請求項7
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記アンドゥを行う手段は、 アンドゥ項目よりその作業内容と設定項目および設定内
    容を取得する手段と、 作業内容が登録を示す設定項目であった場合、その設定
    項目より設定内容を削除する手段と、 削除内容が削除を示す設定項目であった場合、その設定
    項目より設定内容を登録する手段とを備えることを特徴
    とする請求項8の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記アンドゥ項目を取得する手段にお
    いて、 アンドゥ項目を開始位置と終了位置において範囲によっ
    て取得する手段と、 該取得された項目において、アンドゥ項目よりその作業
    内容と設定項目および設定内容を取得し、作業内容が登
    録を示す設定項目であった場合、その設定項目より設定
    内容を削除し、削除内容が削除を示す設定項目であった
    場合、その設定項目より設定内容を登録することを指定
    された範囲の項目において行う手段とを備えることを特
    徴とする請求項8または9の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記キー割り当ては、機能のキー割り
    当てであることを特徴とする請求項2ないし10いずれ
    か記載の情報処理装置
  12. 【請求項12】 前記機能が、かな漢字変換の機能であ
    ることを特徴する請求項11記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記キー割り当ては、かな漢字変換の
    ローマ字かな変換であることを特徴する請求項2ないし
    10のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 操作の設定項目が他の設定項目に対し
    て依存関係を持つ情報処理装置における設定方法におい
    て、 登録指定された設定項目とその設定内容を登録情報とし
    て記憶し、 前記登録情報を変更更新するために操作し、 登録または削除の操作区別と登録または削除された設定
    項目およびその設定内容を履歴情報として記憶する、 ことを備えることを特徴とする設定方法。
  15. 【請求項15】 操作の設定項目が他の設定項目に対し
    て依存関係を持つ情報処理装置における設定方法のプロ
    グラムを格納した記録媒体において、 登録指定された設定項目とその設定内容を登録情報とし
    て記憶し、 前記登録情報を変更更新するために操作し、 登録または削除の操作区別と登録または削除された設定
    項目およびその設定内容を履歴情報として記憶すること
    を備えることを特徴とする設定方法のプログラムを格納
    した記録媒体。
JP8173214A 1996-07-03 1996-07-03 情報処理装置 Pending JPH1021235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006051719A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Justsystems Corporation データ処理装置及びデータ処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006051719A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Justsystems Corporation データ処理装置及びデータ処理方法

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