JPH10116272A - 文書作成装置及び操作環境設定方法 - Google Patents

文書作成装置及び操作環境設定方法

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JPH10116272A
JPH10116272A JP8268520A JP26852096A JPH10116272A JP H10116272 A JPH10116272 A JP H10116272A JP 8268520 A JP8268520 A JP 8268520A JP 26852096 A JP26852096 A JP 26852096A JP H10116272 A JPH10116272 A JP H10116272A
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data
style
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JP8268520A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ishizuka
靖 石塚
Shigemi Nakazato
茂美 中里
Satoru Yanaka
悟 谷中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが操作環境を標準に戻す場合に、スタイ
ルファイル内の複数の項目データの中で標準に戻したい
データを選択して、その選択した項目データだけを標準
に戻す。 【解決手段】環境設定ユーティリティを使用して標準設
定画面を表示し(C11,C12)、この標準設定画面
にて標準に戻す項目データを選択する。項目データの選
択により、スタイル管理ファイルから現在のファイル名
を取得し(C14)、現在のファイル名に従って当該ス
タイルファイルに対応した標準スタイルファイルから上
記選択された項目データの標準データを取得する(C1
5)。そして、取得した標準データを現在のスタイルフ
ァイルに反映し、かな漢字変換の操作環境の一部を元の
状態に戻す(C16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワードプロ
セッサやパーソナルコンピュータ等の文書作成装置に係
り、特にかな漢字変換(日本語入力システム)の操作環
境設定に特徴を有する文書作成装置及び操作環境設定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータ等の文書作成装置において、入力され
たかな文字列を漢字かな混じりの文字列に変換すること
を目的とするかな漢字変換では、かな漢字変換の操作環
境を決める各種項目データを保持している操作環境デー
タファイル(以下、これをスタイルファイルと呼ぶ)を
持っている。
【0003】かな漢字変換では、このスタイルファイル
から操作環境データを読み込み、スタイルファイル内に
記述されている操作環境データ通りに動作する。スタイ
ルファイルの各項目データの内容は、例えば入力モード
(「かな」または「ローマ字」)、入力文字種(「ひら
がな」、「カタカナ」など)、かな漢字変換に使用する
辞書ファイルの指定、かな漢字変換の各種機能を実行す
るキーの割当てデータ、ローマ字かな変換規則、かな漢
字変換が表示する文字列の表示色などがある。
【0004】ユーザは上記のようなかな漢字変換の操作
環境を設定するため、環境設定ユーティリティを使用す
る。この環境設定ユーティリティは、操作環境設定用の
アプリケーションソフトであり、通常、かな漢字変換の
アプリケーションソフトに付属して設けられている。こ
の環境設定ユーティリティの起動によって設定された操
作環境のデータはスタイルファイルに反映され、かな漢
字変換は該当スタイルファイル内の操作環境データを使
ってユーザが設定した操作環境を実現している。
【0005】また、この種のかな漢字変換では、例えば
ATOKスタイル(ジャストシステム社が提供している
日本語入力システム“ATOK”のスタイル)、VJE
スタイル(バックス社が提供している日本語入力システ
ム“VJE”のスタイル)…といったように、様々な操
作環境を定義している複数種類のスタイルファイルを予
め提供しており、ユーザは環境設定ユーティリティなど
で各種設定を1つ1つ行なっていかなくても、提供され
ている各種スタイルファイルの中から所望のスタイルフ
ァイルを選択するだけで、望みの操作環境に簡単に変更
する手段もある。
【0006】また、ユーザが設定した操作環境(スタイ
ルファイルの各項目データを変更して設定した操作環
境)をスタイルファイルの標準(元の状態)に戻す手段
も提供している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、環境設定ユーティリティでユーザが設定した操作環
境をスタイルファイルの標準(元の状態)に戻すことが
できた。しかしながら、この場合にスタイルファイル内
にある入力環境データ、辞書設定データ、キーデータ、
ローマ字変換規則データ、表示色データ等の全ての項目
データが元の状態に戻ってしまうことになる。
【0008】したがって、例えば一部の項目データのみ
元の状態に戻したい場合に、一旦全ての項目データを標
準データ(元の状態)に戻してから、再度各項目データ
を再設定するといったように、非常に面倒な操作をしな
ければならず、ユーザに負担をかける等の問題があっ
た。
【0009】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、ユーザが操作環境を標準に戻す場合に、スタイル
ファイル内の複数の項目データの中で標準に戻したいデ
ータを選択して、その選択した項目データだけを標準に
戻すことのできる文書作成装置及び操作環境設定方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の文書作成装置は、かな漢字変換の操作環
境を決めるための各項目データを有するスタイルファイ
ルの標準データを記憶した第1の記憶手段と、上記スタ
イルファイルの各項目データを変更して操作環境を設定
する操作環境設定手段と、この操作環境設定手段によっ
て設定された各項目データからなるスタイルファイルを
現在のスタイルファイルとして記憶する第2の記憶手段
と、この第2の記憶手段に記憶された上記現在のスタイ
ルファイルの各項目データの中で標準に戻す項目データ
を選択する標準設定項目選択手段と、この標準設定項目
選択手段によって選択された項目データに対応する上記
現在のスタイルファイルの標準データを上記第1の記憶
手段から取得し、上記第2の記憶手段に記憶された上記
現在のスタイルファイルの該当項目データを上記標準デ
ータに置き換える標準設定処理手段とを具備したもので
ある。
【0011】このような構成によれば、1種類のスタイ
ルファイル(操作環境データファイル)の標準データが
第1の記憶手段に用意されている場合において、スタイ
ルファイルの各項目データの変更により操作環境を設定
すると、この設定された各項目データからなるスタイル
ファイルを現在のスタイルファイルとして第2の記憶手
段に記憶される。
【0012】ここで、上記第2のメモリに記憶された上
記現在のスタイルファイルの各項目データの中で標準に
戻す項目データを選択すると、この選択された項目デー
タに対応する上記現在のスタイルファイルの標準データ
が上記第1のメモリから取得され、上記第2のメモリに
記憶された上記現在のスタイルファイルの該当項目デー
タが上記標準データに置き換えられる。これにより、使
用中のスタイルファイルを例えば標準設定画面で指定し
た項目データについてだけ標準データに戻せるようにな
り、より簡単にかな漢字変換の操作環境を自由に設定で
きるようになる。
【0013】(2)本発明の文書作成装置は、かな漢字
変換の操作環境を決めるための各項目データを有する複
数種類のスタイルファイルの標準データを記憶した第1
の記憶手段と、上記複数種類のスタイルファイルの中か
ら任意のスタイルファイルを選択するファイル選択手段
と、このファイル選択手段によって選択されたスタイル
ファイルのファイル名を記憶する第2の記憶手段と、上
記選択されたスタイルファイルの各項目データを変更し
て操作環境を設定する操作環境設定手段と、この操作環
境設定手段によって設定された各項目データからなるス
タイルファイルを現在のスタイルファイルとして記憶す
る第3の記憶手段と、この第3の記憶手段に記憶された
上記現在のスタイルファイルの各項目データの中で標準
に戻す項目データを選択する標準設定項目選択手段と、
現在のファイル名を上記第2の記憶手段から取得し、そ
のファイル名に従って上記標準設定項目選択手段によっ
て選択された項目データに対応する上記現在のスタイル
ファイルの標準データを上記第1の記憶手段から取得
し、上記第3の記憶手段に記憶された上記現在のスタイ
ルファイルの該当項目データを上記標準データに置き換
える標準設定処理手段とを具備したものである。
【0014】このような構成によれば、複数種類のスタ
イルファイル(操作環境データファイル)の標準データ
が第1の記憶手段に用意されている場合において、上記
複数種類のスタイルファイルの中から任意のスタイルフ
ァイルを選択することにより、この選択されたスタイル
ファイルのファイル名が第2の記憶手段に記憶される。
そして、上記選択されたスタイルファイルの各項目デー
タの変更により操作環境を設定すると、この設定された
各項目データからなるスタイルファイルが現在のスタイ
ルファイルとして第3の記憶手段に記憶される。
【0015】ここで、上記第3の記憶手段に記憶された
上記現在のスタイルファイルの各項目データの中で標準
に戻す項目データを選択すると、現在のファイル名が上
記第2のメモリから取得され、そのファイル名に従って
上記選択された項目データに対応する上記現在のスタイ
ルファイルの標準データが上記第1の記憶手段から取得
され、上記第3の記憶手段に記憶された上記現在のスタ
イルファイルの該当項目データが上記標準データに置き
換えられる。これにより、複数種類のスタイルファイル
の中から選択した使用中のスタイルファイルを例えば標
準設定画面で指定した項目データについてだけ標準デー
タに戻せるようになり、より簡単にかな漢字変換の操作
環境を自由に設定できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
文書作成装置の構成を示すブロック図である。本装置
は、例えばワードプロセッサあるいはパーソナルコンピ
ュータからなり、かな漢字変換(日本語入力システム)
のアプリケーションソフトの起動により、入力されたか
な文字列を漢字かな混じりの文字列に変換するかな漢字
変換処理を行うものである。
【0017】また、本装置は、例えば磁気ディスク等の
記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプロ
グラムによって動作が制御されるコンピュータによって
実現される。
【0018】図1に示すように、本装置は、入力部1
1、制御部12、出力部13、変換部14、かな漢字変
換辞書15、データ記憶部16からなる。入力部11
は、例えばキーボードからなり、文字列、ファンクショ
ンなどのデータを入力する。制御部12は、本装置全体
の制御を行うものであり、入力指示に従ったプログラム
の起動により各種処理を実行する。また、スタイルファ
イルからのデータ読み込み処理、スタイルファイルへの
書き込み処理、スタイルファイル内の各項目データを使
ってのかな漢字変換の操作環境設定処理、スタイルファ
イルの各項目データを標準データに戻す処理も行う。
【0019】出力部13は、例えばCRT (Cathode Ra
y Tube) やLCD (Liquid CrystalDisplay) 等の表示
装置からなり、かな漢字変換結果や各種設定画面等のデ
ータの表示を行う。変換部14は、制御部12の制御の
下で、かな漢字変換辞書15を検索して入力文字列をか
な漢字混じり文字列に変換する処理を行う。かな漢字変
換辞書15は、変換部14のかな漢字変換処理に必要な
単語の情報を収容している。
【0020】データ記憶部16は、プログラム等の本装
置に必要な各種データを記憶したメモリである。ここで
は、入力モード、入力文字種などのかな漢字変換の操作
環境を決めるための各項目データを有するスタイルファ
イル16a、現在のスタイル名を保持するスタイル管理
ファイル16b、各種スタイルファイルの標準データを
持つ標準スタイルファイル16cを記憶している。
【0021】図2は同実施形態におけるスタイル選択画
面を示す図である。入力部11を通じてスタイル選択を
指示することにより、図2に示すようなスタイル選択画
面21が表示される。このスタイル選択画面21には、
本装置が持つ複数種類のスタイルファイルの中から任意
のスタイルファイルを選択するための選択部22a、2
2b、22c…が設けられている。この選択部22a、
22b、22c…の1つをチェックすることにより、所
望のスタイルファイルが選択される。この例では、ST
YLE1〜3で示される3種類のスタイルファイルがあ
り、その中から所望のスタイルファイルを選択するよう
になっている。
【0022】なお、図中23はOKボタンであり、スタ
イル選択の完了を指示するためのものである。24はキ
ャンセルボタンであり、スタイル選択の取り消しを指示
するためのものである。
【0023】図3は同実施形態における環境設定画面を
示す図である。入力部11を通じて環境設定を指示する
ことにより、図3に示すような環境設定画面31が表示
される。この環境設定画面31には、スタイルファイル
の各項目データを選択するための選択部32a、32
b、32c…が設けられている。この選択部32a、3
2b、32c…の1つをチェックすることにより、変更
対象となる項目データが選択される。この例では、「入
力環境」、「辞書」、「キー」、「ローマ字」、「表示
色」で示される複数種類の項目データがあり、その中か
ら変更したい項目データを選択するようになっている。
【0024】また、各項目データ毎に具体的な設定内容
33a、33b…が表示されるようになっている。この
設定内容33a、33b…を変更することにより、かな
漢字変換の操作環境が設定されることになる。
【0025】なお、図中34はOKボタンであり、環境
設定の完了を指示するためのものである。35はキャン
セルボタンであり、環境設定の取り消しを指示するため
のものである。
【0026】図4は同実施形態における標準設定画面を
示す図である。入力部11を通じて標準設定を指示する
ことにより、図4に示すような標準設定画面41が表示
される。この標準設定画面41には、スタイルファイル
の各項目データを選択するための選択部42a、42
b、42c…が設けられている。この選択部42a、4
2b、42c…の1つをチェックすることにより、標準
設定の対象となる項目データが選択される。この例で
は、「入力環境」、「辞書」、「キー」、「ローマ
字」、「表示色」で示される複数種類の項目データがあ
り、その中から標準(元の状態)に戻したい項目データ
を選択するようになっている。
【0027】なお、図中43はOKボタンであり、標準
設定の完了を指示するためのものである。44はキャン
セルボタンであり、標準設定の取り消しを指示するため
のものである。
【0028】図5は同実施形態におけるファイル構成を
示す図である。図5(a)に示すように現在選択されて
いるファイル名を保持しているスタイル管理ファイル
と、同図(b)〜(d)に示すような各種スタイルファ
イルと、そられのスタイルファイルの標準データを有す
る標準スタイルファイルがある。
【0029】図5の例では、スタイルファイル1〜3が
あり、それぞれ異なった操作環境を提供する。この場
合、各項目データの種類は同じであるが、その内容は異
なる。スタイルファイル1では、「入力環境」、「キ
ー」、「表示色」を同ファイル1の標準データから変更
したものが示されている。スタイルファイル2では、
「辞書設定」、「キー」、「表示色」を同ファイル2の
標準データから変更したものが示されている。スタイル
ファイル3では、「辞書設定」、「キー」、「ローマ
字」を同ファイル3の標準データから変更したものが示
されている。
【0030】スタイルファイルと標準スタイルファイル
の対応付けは、スタイルファイル保存場所と名前によっ
て行うことができる。すなわち、例えば現在選択されて
いるスタイルファイルがスタイルファイル1(STYL
E1.INI)であったとすると、以下のように記述で
きる。
【0031】・DEFAULT(標準スタイルファイル
のすべてを保存するフォルダ:提供しているスタイルが
3つの時) STYLE1.INI(標準スタイルファイル1) STYLE2.INI(標準スタイルファイル2) STYLE3.INI(標準スタイルファイル3) ・USER1(現在のスタイルファイルを保存するフォ
ルダ) STYLE1.INI(現在のスタイルファイル) このように、標準スタイルファイルと現在のスタイルフ
ァイルを異なるフォルダ(ディレクトリ)に保存するよ
うにし、現在のスタイルファイルを標準のスタイルファ
イルのファイル名と同じ名前にすることで、現在のスタ
イルファイルと標準スタイルファイルの対応付けが行え
ることになる。
【0032】また、現在選択されているスタイルファイ
ルのファイル名は、図5(a)に示すように、ファイル
名から拡張子(.INI)を取った形(STYLE1)
でスタイル管理ファイル16bに保持される。
【0033】次に、同実施形態の動作を説明する。ま
ず、複数種類のスタイルファイルの中から所望のスタイ
ルファイルを選択する場合の処理と、その選択したスタ
イルファイルを用いてかな漢字変換の操作環境を任意に
設定する場合の処理について説明する。
【0034】図6は同実施形態におけるスタイル選択時
の処理動作を示すフローチャートである。入力部11を
通じてスタイル選択を指示することにより、環境設定ユ
ーティリティの起動の下で(ステップA11)、制御部
12は以下のようなスタイル選択処理を実行する。
【0035】すなわち、制御部12は、まず、図2に示
すようなスタイル選択画面21を出力部13に表示する
(ステップA12)。このスタイル選択画面21を通じ
て、ユーザは本装置が持つ複数種類のスタイルファイル
の中から所望のスタイルファイルを選択する(ステップ
A13)。スタイルファイルが選択されると、制御部1
2はその選択されたスタイルファイルを現在のスタイル
ファイルとし、そのスタイルファイルのファイル名をス
タイル管理ファイル16bに格納する(ステップA1
4)。
【0036】図7は同実施形態における環境設定時の処
理動作を示すフローチャートである。入力部11を通じ
て環境設定を指示することにより、環境設定ユーティリ
ティの起動の下で(ステップB11)、制御部12は以
下のような環境設定処理を実行する。
【0037】すなわち、制御部12は、まず、図3に示
すような環境設定画面31を出力部13に表示する(ス
テップA12)。この環境設定画面31を通じて、ユー
ザはスタイルファイルの各項目データを変更して、かな
漢字変換の操作環境を設定する(ステップB13)。か
な漢字変換の操作環境が設定されると、制御部12はそ
の設定内容に従って現在のスタイルファイル16aを更
新する(ステップB14)。
【0038】このように、ユーザは環境設定ユーティリ
ティを使用し、現在のスタイルファイル16aの項目デ
ータを変更することにより、ユーザが使いやすいように
操作環境を設定することができる。この機能により、最
初は標準スタイルファイル16cと同じものであったス
タイルファイル16aの各項目データは標準スタイルフ
ァイル16の標準データから異なるものになる(例えば
図5のスタイルファイル1とスタイルファイル1の標準
スタイルファイル)。
【0039】次に、環境設定ユーティリティで変更した
スタイルファイル16aの各項目データの一部を標準デ
ータに戻す場合の処理について説明する。図8は同実施
形態における標準設定時の処理動作を示すフローチャー
トである。入力部11を通じて標準設定を指示すること
により、環境設定ユーティリティの起動の下で(ステッ
プC11)、制御部12は以下のような標準設定処理を
実行する。
【0040】すなわち、制御部12は、まず、図4に示
すような標準設定画面41を出力部13に表示する(ス
テップC12)。この標準設定画面41を通じて、ユー
ザは標準(元の状態)に戻す項目データを選択する(ス
テップC13)。項目データが選択されると、制御部1
2は、スタイル管理ファイル16bから現在のファイル
名を取得する(ステップC14)。
【0041】次に、制御部12は、現在のファイル名に
従って当該スタイルファイル16aに対応した標準スタ
イルファイル16cから上記選択された項目データの標
準データを取得する(ステップC15)。そして、取得
した標準データを現在のスタイルファイル16aに反映
し、かな漢字変換の操作環境の一部を元の状態に戻す
(ステップC16)。
【0042】具体的に説明すると、例えば図9(a)の
標準設定前のスタイルファイル1のように、「入力環
境」、「キー」、「表示色」の各項目データを変更して
いる場合に、「キー」の項目データだけを標準に戻すよ
うに図4の標準設定画面41で定すると、スタイルファ
イル1の標準スタイルファイルから「キー」の標準デー
タ(KEY_1)が取得され、この標準データがを現在
のスタイルファイル1の「キー」の項目データ(KEY
_1_A)と置き換えられる。これにより、かな漢字変
換の操作環境は「入力環境」、「表示色」に関しては標
準に戻す前と同じユーザが変更したデータのままで、
「キー」に関しては現在のスタイルファイルの標準デー
タに戻すことができるようになる。
【0043】このように、ユーザは環境設定ユーティリ
ティで変更したスタイルファイルを標準設定画面で指定
した項目データについてだけ標準データに戻せるように
なり、より簡単にかな漢字変換の操作環境を自由に設定
できるようになる。例えば、「ローマ字」のかな変換規
則のように一度設定したらあまり変更することのない項
目データはそのままで、「入力環境」など比較的変更の
頻度が高い項目データだけを対象に標準に戻し、戻した
後に新しい入力環境を設定するといったことが行えるよ
うになる。
【0044】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザが
操作環境を標準に戻す場合に、スタイルファイル内の複
数の項目データの中で標準に戻したいデータを選択し
て、その選択した項目データだけを標準に戻すことがで
きる。したがって、例えば一度設定したらあまり変更す
ることのない項目データはそのままで、比較的変更の頻
度が高い項目データだけを対象に標準に戻し、戻した後
に新しい入力環境を設定するといったことを容易に行い
得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書作成装置の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるスタイル選択画面を示す
図。
【図3】同実施形態における環境設定画面を示す図。
【図4】同実施形態における標準設定画面を示す図。
【図5】同実施形態におけるファイル構成を示す図。
【図6】同実施形態におけるスタイル選択時の処理動作
を説明するためのフローチャート。
【図7】同実施形態における環境設定時の処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図8】同実施形態における標準設定時の処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図9】同実施形態における標準設定処理の具体例を示
す図。
【符号の説明】
11…入力部 12…制御部 13…出力部 14…変換部 15…かな漢字変換辞書 16…データ記憶部 16a…スタイルファイル 16b…スタイル管理ファイル 16c…標準スタイルファイル 21…スタイル選択画面 22a〜22c…選択部 31…環境設定画面 32a〜32c…選択部 33a,33b…設定内容 41…標準設定画面 42a〜42c…選択部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かな漢字変換の操作環境を決めるための
    各項目データを有するスタイルファイルの標準データを
    記憶した第1の記憶手段と、 上記スタイルファイルの各項目データを変更して操作環
    境を設定する操作環境設定手段と、 この操作環境設定手段によって設定された各項目データ
    からなるスタイルファイルを現在のスタイルファイルと
    して記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された上記現在のスタイルフ
    ァイルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選
    択する標準設定項目選択手段と、 この標準設定項目選択手段によって選択された項目デー
    タに対応する上記現在のスタイルファイルの標準データ
    を上記第1の記憶手段から取得し、上記第2の記憶手段
    に記憶された上記現在のスタイルファイルの該当項目デ
    ータを上記標準データに置き換える標準設定処理手段と
    を具備したことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 かな漢字変換の操作環境を決めるための
    各項目データを有する複数種類のスタイルファイルの標
    準データを記憶した第1の記憶手段と、 上記複数種類のスタイルファイルの中から任意のスタイ
    ルファイルを選択するファイル選択手段と、 このファイル選択手段によって選択されたスタイルファ
    イルのファイル名を記憶する第2の記憶手段と、 上記選択されたスタイルファイルの各項目データを変更
    して操作環境を設定する操作環境設定手段と、 この操作環境設定手段によって設定された各項目データ
    からなるスタイルファイルを現在のスタイルファイルと
    して記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段に記憶された上記現在のスタイルフ
    ァイルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選
    択する標準設定項目選択手段と、 現在のファイル名を上記第2の記憶手段から取得し、そ
    のファイル名に従って上記標準設定項目選択手段によっ
    て選択された項目データに対応する上記現在のスタイル
    ファイルの標準データを上記第1の記憶手段から取得
    し、上記第3の記憶手段に記憶された上記現在のスタイ
    ルファイルの該当項目データを上記標準データに置き換
    える標準設定処理手段とを具備したことを特徴とする文
    書作成装置。
  3. 【請求項3】 かな漢字変換の操作環境を設定するため
    の操作環境設定方法であって、 かな漢字変換の操作環境を決めるための各項目データを
    有するスタイルファイルの標準データを第1のメモリに
    記憶しておき、 上記スタイルファイルの各項目データの変更により操作
    環境が設定されたとき、 この設定された各項目データからなるスタイルファイル
    を現在のスタイルファイルとして第2のメモリに記憶
    し、 この第2のメモリに記憶された上記現在のスタイルファ
    イルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選択
    させ、 この選択された項目データに対応する上記現在のスタイ
    ルファイルの標準データを上記第1のメモリから取得
    し、上記第2のメモリに記憶された上記現在のスタイル
    ファイルの該当項目データを上記標準データに置き換え
    るようにしたことを特徴とする操作環境設定方法。
  4. 【請求項4】 かな漢字変換の操作環境を設定するため
    の操作環境設定方法であって、 かな漢字変換の操作環境を決めるための各項目データを
    有する複数種類のスタイルファイルの標準データを第1
    のメモリに記憶しておき、 上記複数種類のスタイルファイルの中から任意のスタイ
    ルファイルを選択させ、 この選択されたスタイルファイルのファイル名を第2の
    メモリに記憶し、 上記選択されたスタイルファイルの各項目データの変更
    により操作環境が設定されたとき、 この設定された各項目データからなるスタイルファイル
    を現在のスタイルファイルとして第3のメモリに記憶
    し、 この第3のメモリに記憶された上記現在のスタイルファ
    イルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選択
    させ、 現在のファイル名を上記第2のメモリから取得し、その
    ファイル名に従って上記選択された項目データに対応す
    る上記現在のスタイルファイルの標準データを上記第1
    のメモリから取得し、上記第3のメモリに記憶された上
    記現在のスタイルファイルの該当項目データを上記標準
    データに置き換えるようにしたことを特徴とする操作環
    境設定方法。
  5. 【請求項5】 かな漢字変換の操作環境を設定するため
    の操作環境設定用のプログラムであって、 かな漢字変換の操作環境を決めるための各項目データを
    有するスタイルファイルの標準データを第1のメモリに
    記憶しておき、 上記スタイルファイルの各項目データの変更により操作
    環境が設定されたとき、 この設定された各項目データからなるスタイルファイル
    を現在のスタイルファイルとして第2のメモリに記憶
    し、 この第2のメモリに記憶された上記現在のスタイルファ
    イルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選択
    させ、 この選択された項目データに対応する上記現在のスタイ
    ルファイルの標準データを上記第1のメモリから取得
    し、上記第2のメモリに記憶された上記現在のスタイル
    ファイルの該当項目データを上記標準データに置き換え
    るようにコンピュータを制御するためのプログラムを格
    納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 かな漢字変換の操作環境を設定するため
    の操作環境設定用のプログラムであって、 かな漢字変換の操作環境を決めるための各項目データを
    有する複数種類のスタイルファイルの標準データを第1
    のメモリに記憶しておき、 上記複数種類のスタイルファイルの中から任意のスタイ
    ルファイルを選択させ、 この選択されたスタイルファイルのファイル名を第2の
    メモリに記憶し、 上記選択されたスタイルファイルの各項目データの変更
    により操作環境が設定されたとき、 この設定された各項目データからなるスタイルファイル
    を現在のスタイルファイルとして第3のメモリに記憶
    し、 この第3のメモリに記憶された上記現在のスタイルファ
    イルの各項目データの中で標準に戻す項目データを選択
    させ、 現在のファイル名を上記第2のメモリから取得し、その
    ファイル名に従って上記選択された項目データに対応す
    る上記現在のスタイルファイルの標準データを上記第1
    のメモリから取得し、上記第3のメモリに記憶された上
    記現在のスタイルファイルの該当項目データを上記標準
    データに置き換えるようにコンピュータを制御するため
    のプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102497A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc データ処理プログラム、データ処理方法、およびデータ処理装置
JP2007306113A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sharp Corp 設定変更装置、テレビジョン受信機及び設定変更方法

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