JPH10211850A - 電動格納式ドアミラー - Google Patents

電動格納式ドアミラー

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JPH10211850A
JPH10211850A JP9053820A JP5382097A JPH10211850A JP H10211850 A JPH10211850 A JP H10211850A JP 9053820 A JP9053820 A JP 9053820A JP 5382097 A JP5382097 A JP 5382097A JP H10211850 A JPH10211850 A JP H10211850A
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JP
Japan
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boss
rotating body
pivot shaft
worm wheel
frictional resistance
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JP9053820A
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Setsuo Kuroki
節男 黒木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来型の構造的欠陥である摩擦抵抗を極減して
電動格納に使用される正逆モータの定格を小さくし、回
動時の騒音が少ない動力伝達装置の超小形化を可能にし
た優れた電動格納式ドアミラーを提供する。 【構成】電動格納式ドアミラーにおいて、前記枢支軸を
挿通する前記回転体のボスの内面下端部と前記基部の上
面との間に転がり軸受を設け、前記回転体ボスの上面と
前記ウォームホイールの内面下端部との間に転がり軸受
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に用いられる電
動格納式ドアミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電動格納式ドアミラーとし
ては、駐車時、或いは車庫入れの際車室内かのスイッチ
操作によってミラーボデーを使用位置から車両の進行方
向後側に倒して格納することが可能なもので、例えば実
開平5−37582号や特開平4−166439号に記
載されたものがある。前記電動格納式ドアミラーは、図
4に示すように取付ベース101の張出部に取付けられ
た基部102に立設した枢支軸103に、ミラーボデー
104に固定した回転体105のボス106を挿通し、
回転体105のボス106の上面には根元ワッシァ11
1を介してウォームホイール108が挿通され、更にそ
の上面にクラッチガイド109に爪110aにて連結さ
れたクラッチプレート110が挿通されている。ウォー
ムホイール108と回転体105のボス106は、枢支
軸103の上部に固定されたUプレート114にて止着
された上部ワッシャ113により、圧縮スプリング11
2の押圧力が下方向に掛かるようになっている。そし
て、枢支軸103の下端に取付けたウォームホイール1
08と前記回転体105に配置した正逆モータ116と
を減速歯車群115で連結した構成となっている。
【0003】また図5は取付ベース101の張出部に取
付けられた基部102に立設した枢支軸103に、根元
ワッシャ111を介してミラーボデー104に固定した
回転体105のボス106と圧縮スプリング112を挿
通し、枢支軸103の上部にUプレート114にて固着
されたロックプレート110aの下面に圧縮スプリング
112の押圧力にて圧着しているウォームホイール10
8aと、回転体105に配置したモータ116とを減速
歯車群115で連結した構成となっている他の例であ
る。図4及び図5の動力伝達装置を使用した電動格納式
ドアミラーは、前記正逆モータ116を回動させ、減速
歯車群115を介してこの回動をウォームホイール10
8に伝達すると正逆モータ116、減速歯車群115を
取付けた回転体105及びミラーボデー104が枢支軸
103の周りを相対的に回動する。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の電動格納式ドアミラーでは、前記正逆モータ116
を回動させ、減速歯車群115を介してこの回動をウォ
ームホイール108に伝達し、その反作用として正逆モ
ータ116、減速歯車群115を取り付けた回転体10
5及びミラーボデー104が枢支軸103の周りを相対
的に回動する際に、圧縮スプリング112の押圧力によ
る前記回転体のボスの上下面における大きな摩擦抵抗に
より、あたかもブレーキを踏みながら運転するように必
要以上の大きな負荷を正逆モータ116、減速歯車群1
15に及ぼすという問題があった。すなわち、前記正逆
モータ116を回転させ、減速歯車群115を介してこ
の回転をウォームホイール108に伝達すると正逆モー
タ116、減速歯車群115を取付けた回転体105及
びミラーボデー104が枢支軸103の周りを相対的に
回動してドアミラーを格納するが、その際に、図4の場
合には取付ベース101の張出部に取付けられた基部1
02に立設した枢支軸103に回動自在に支持されたミ
ラーボデー104に固定した回転体105のボス106
の上面と、枢支軸103に挿通され圧縮スプリング11
2にて回転体105のボス106の上面に圧着されてい
るウォームホィール108の下面または根元ワッシャ1
11の下面との接触部(ロ)や、枢支軸103の基部1
02の上面に圧着されている回転体105のボス106
の下面との接触部(イ)には擦動回動作用により大きな
摩擦抵抗が発生するという問題があった。
【0005】また図5の場合にも、枢支軸103に挿通
された圧縮スプリング112の下端面と回転体105の
ボス106の上面との接触部(ニ)や、枢支軸103の
基部102の上面と回転体105のボス106の下面ま
たは根元ワッシャ111の下面との接触部(ハ)におい
て、擦動回動作用による大きな摩擦抵抗が発生するとい
う問題があった。すなわち、ミラーボデー104が使用
位置(通常の復帰位置)にある際には、そのミラーボデ
ー104に固定した回転体105は、圧縮スプリング1
12により常に前記接触部(イ)、(ロ)または前記接
触部(ハ)、(ニ)における摩擦抵抗を潜在的に負荷さ
れ枢支軸103の基部102と一体的に連結固定した状
態で保持されている。この静的摩擦抵抗は、ミラーボデ
ー104の格納位置と使用位置への回動の初期には衝撃
荷重として作用するものであり、また回動中における動
的摩擦抵抗は、動力伝導装置の円滑な回動を制限し不適
当な抵抗トルクを発生するため、正逆モータ116の定
格や、ウォーム118、減速歯車群115、ウォームホ
ィール108の材質強度等を大きくする必要があった。
また気温の変化等による箱体の呼吸作用によって、外部
空気中に浮遊する塵埃等が回転体5内に侵入して前記接
触部(イ)、(ロ)、または前記接触部(ハ)、(ニ)
を損傷して前記摩擦抵抗を更に増大する恐れもある。本
発明は前記従来方式の問題点を解決することにより、ド
アミラー本体の回動負荷を極減して正逆モータの定格を
小さくし、動力伝達装置の超小形化を可能とし、、回動
時の騒音が少なく、ギアの動力伝達効率、強度、耐久性
に優れた電動格納式ドアミラーを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明で講じた技術的手段は、電動で格納可能な電
動格納式ドアミラー構造において、枢支軸を挿通する回
転体のボスの内面下端部と前記基部の上面との間に転が
り軸受を設け、また回転体ボスの上面とウォームホイー
ルの内面下端部との間に転がり軸受を設けたり、或いは
枢支軸を挿通する回転体のボスの内面下端部と基部の上
面との間に転がり軸受を設け、また回転体のボスの上面
と圧縮スプリングの下部ワッシャの内面下端部との間に
転がり軸受を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段により、回転体と一体のミラーボデー
を後方傾倒位置から使用位置や、使用位置から格納位置
まで電動で回動させるために正逆モータを回転すると、
この回転力は出力軸に固着されたウォームから減速歯車
群を経てウォームホイールへ伝達されるが、ウォームホ
イールは圧縮スプリングの付勢力によって枢支軸に固定
状態とされて回転が規制されているため、回転体の上蓋
に固定された正逆モータの出力軸に取付られたウォーム
より伝達される減速歯車群のウォームがウォームホィー
ルに噛み合つた状態のまま、正逆モータ等と共にウォー
ムホィールの外周を公転し、これによってミラーボデー
が枢支軸の周りに格納方向へ回動する。この場合に、枢
支軸を挿通する前記回転体のボスの内部上面にマグネト
球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転がり軸
受の外輪の上端面を当接して前記転がり軸受を内蔵し、
枢支軸を挿通した前記転がり軸受の内輪の下端面を枢支
軸の基部の上面に当接した構成にすることにより、圧縮
スプリングの付勢力による枢支軸の基部の上面と回転体
のボスの下面との接触部に発生する大きな摩擦抵抗を極
減すると共に、ウォームホイールの内部上面にマグネト
球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転がり軸
受の外輪の上端面を当接して内蔵し、また前記転がり軸
受の内輪の下端面を回転体のボスの上面に当接した構成
にすることにより、ミラーボデーに固定した回転体のボ
スの上面と、枢支軸に挿通され圧縮スプリングにて回転
体のボスの上面に圧着されているウォームホィールの下
面との接触部に発生する摩擦抵抗を極減して正逆モータ
やウォームや減速歯車群やウォームホイールに及ぼされ
る大きな負荷を軽減する。
【0008】他の例として、ウォームホイールを押上げ
る圧縮スプリングの下部ワッシャの内部上面にマグネト
球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転がり軸
受の外輪の上端面を当接して前記転がり軸受を内蔵し、
枢支軸を挿通した前記転がり軸受の内輪の下端面と回転
体のボスの上面とを当接し、また枢支軸を挿通した前記
回転体のボスの内部上面に前記転がり軸受の外輪の上端
面を当接して内蔵し、前記転がり軸受の内輪の下面を枢
支軸の基部の上面に当接した構成にすることにより、枢
支軸に挿通された圧縮スプリングの下端面と回転体のボ
スの上面との接触部や、枢支軸の基部の上面と回転体の
ボスの下面との接触部において発生する大きな摩擦抵抗
を激減する。このように転がり軸受を設けたことによ
り、公転運動時に発生する摩擦抵抗が微小なため、始動
時の衝撃負荷が小さくなるので電動格納式ドアミラーの
製作費を軽減できるばかりか、ミラーボデーが使用位置
と格納位置の間を軽快に回動する。
【0009】また、1例として図2の動力伝達装置を適
用した電動格納式ドアミラーの場合、正逆モータが停止
している際に、外部からミラーボデーを前方傾倒位置や
後方傾倒位置や使用位置に傾倒させる外力を作用させた
場合、回転体5に軸支されているウォームや減速歯車群
や可逆モータ等と共にウォームホィールが一体となって
回動するが、その場合に枢支軸に固定された上部ワッシ
ャとクラッチプレート間に介在する圧縮スプリングにて
固定状態となっているウォームホィールの保持力が大き
くても、ウォームホィールの下面の摩擦抵抗は転がり軸
受によって激減されるので、外力による回転体の回転ト
ルクは従来型よりも小さく、ミラーボデーを前方や後方
に無理なく軽快に傾倒できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の1実施例の動力伝達装置を適用した
電動格納式ドアミラーを示す一部破断した正面図、図2
は第1実施例の動力伝達装置の要部断面図であって、取
付ベース1の張出部に枢支軸3を立設した基部2を取付
ける。ミラーボデー4に固定した回転体5にはボス6を
設け、圧縮スプリング12の付勢力による枢支軸3の基
部2の上面と回転体5のボス6の下面との接触部に発生
する摩擦抵抗を極減するために、前記ボス6の内面下端
部にマグネト球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受
等の転がり軸受7を嵌入し枢支軸3を挿通する。また回
転体5のボス6の上面と圧縮スプリング12にて圧着さ
れているウォームホィール8の下面との接触部に発生す
る摩擦抵抗を極減するために、ウォームホイール8の内
面下端部にマグネト球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ
球軸受等の転がり軸受7を嵌入し枢支軸3を挿通する。
【0011】回転体5の枢支軸支持部分は図2に示すよ
うに、前記回転体5のボス6の内部上面6aにマグネト
球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転がり軸
受7の外輪7の端面を当接して内蔵し、枢支軸3を挿
通した内輪7の下端面を枢支軸3の基部2の上面2
に当接した構成にした転がり軸受7に枢支軸3を挿通し
ている。前記枢支軸3にはウォームホィール8、クラッ
チガイド9、クラッチ爪10a、クラッチプレート1
0、圧縮スプリング12、上部ワッシャ13を順次挿入
し、上部ワッシャ13の上面位置にUプレート14を配
置して枢支軸3に設けた係止溝に係止させる。なおクラ
ッチプレート10は、軸方向には移動するが回転しない
フェザーキーを枢支軸3に取付けて緩挿してもよい。
【0012】ウォームホィール8は、内部上面8にマ
グネト球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転
がり軸受7の外輪7の上面を当接して内蔵し、また前
記転がり軸受7の内輪7の下端面を回転体5のボス6
の上面6に当接して構成した前記転がり軸受7を介し
て回転体5との連結がなされ、常にミラーボデー4を固
着した回転体5に圧縮スプリング12で付勢されて固定
状態となっている。これにより、ミラーボデー4が使用
位置(通常の復帰位置)にある際には、圧縮スプリング
12の弾力によりクラッチプレート10の爪10は下
向きに押圧され、回り止めされたクラッチガイド9の溝
にガイドされて、その先端はウォームホィール8の溝に
係合してクラッチ状態となって、枢支軸13と一体的に
連結固定した状態で保持されている。
【0013】以上のような第1実施例の構成により、前
記正逆モータ16を回動させると、この回転力は出力軸
17に固着されたウォーム18より減速歯車群15を経
て、ウォームホィール8に伝達されるが、クラッチON
で枢支軸3と固定状態になっているウォームホィール8
は回転せず、減速歯車群15の回転に伴い回転体5及び
ミラーボデー4が枢支軸3の周りを相対的に回動する。
その際、ミラーボデー4の格納位置と使用位置への回動
時には、圧縮スプリング12の下方のウォームホィール
8の下面とミラーボデー4に固定した回転体5のボス6
の上面及び前記回転体5のボス6の下面と枢支軸3の基
部2の上面との接触部には、枢支軸3に嵌入された複数
の前記転がり軸受7によって、それぞれの接触部の摩擦
抵抗が軽減されることによってミラーボデー4の回動が
軽快になり、その結果正逆モータ16に不適当な回転ト
ルクを及ぼすことがない。
【0014】図3は本考案の第2実施例の動力伝達装置
の要部断面図である。取付ベース1の張出部に取付けら
れた基部2に立設した枢支軸3、ミラーボデー4に固定
した回転体5にはボス6を設け、枢支軸に挿通された圧
縮スプリングの下端面と回転体のボスの上面との接触部
に発生する摩擦抵抗を極減するために、下部ワッシャ1
1の内面下端部にマグネト球軸受,アンギュラ球軸受,
深みぞ球軸受等の転がり軸受7を嵌入し、また枢支軸の
基部の上面と回転体のボスの下面との接触部において発
生する摩擦抵抗を激減するために、回転体5のボス6の
内面下端部にマグネト球軸受,アンギュラ球軸受,深み
ぞ球軸受等の転がり軸受7を嵌入し枢支軸3を挿通す
る。
【0015】回転体5の枢支軸支持部分は図3に示すよ
うに、回転体5のボス6の内部上面6にマグネト球軸
受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転がり軸受7
の外輪7の端面を当接して内蔵し、前記転がり軸受7
の内輪7の下端面と前記基部の上面とを当接して構成
し、前記転がり軸受7に枢支軸3を挿通している。前記
ボス6に内蔵した前記転がり軸受7を挿通した枢支軸3
には、下部ワッシャ11、圧縮スプリング12、ウォー
ムホィール8、ロックプレート10を順次挿入し、ロ
ックプレート10の上面位置にUプレート14を配置
して枢支軸3に設けた係止溝に係止させる。
【0016】下部ワッシャ11は、内部上面11にマ
グネト球軸受,アンギュラ球軸受,深みぞ球軸受等の転
がり軸受7の外輪7の上端面を当接するように内蔵
し、前記転がり軸受7の内輪7の下端面と前記回転体
5のボス6の上面6とを当接して、ミラーボデー4に
固定した回転体5との連結を枢支軸3を挿通している前
記転がり軸受7を介してなされ、常にミラーボデー4を
固着した回転体5に圧縮スプリング12で付勢されて固
定状態となっている。これによりミラーボデー4が使用
位置(通常の復帰位置)にある際には、ウォームホィー
ル8も圧縮スプリング12で付勢されて下部ワッシャ1
1と共にロックプレート10(すなわち、枢支軸3)
と一体的に連結固定した状態で保持している。
【0017】以上のような第2実施例の構成により、前
記正逆モータ16を回動させると、この回転力は出力軸
17に固着されたウォーム18より減速歯車群15を経
て、ウォームホィール8に伝達されるが、クラッチON
で枢支軸3と固定状態になっているウォームホィール8
は回転せず、減速歯車群15の回転に伴い回転体5及び
ミラーボデー4が枢支軸3の周りを相対的に公転する。
その際、ミラーボデー4が格納位置と使用位置への回動
時には、圧縮スプリング12にて常時付勢している下部
ワッシャ11と回転体5とを連結する枢支軸3に嵌入さ
れた前記転がり軸受7によって、それぞれの摩擦抵抗が
軽減されることによってミラーボデー4の回動が軽快に
なり、正逆モータ16に不適当な回転トルクを及ぼすこ
とがない。
【0018】
【発明の効果】本発明における電動格納式ドアミラー
は、従来型の構造的欠陥である摩擦抵抗を極減し、ドア
ミラー本体が格納位置と使用位置との間の回動時におけ
る静的動的な正逆モータやウォーム、減速歯車群、ウォ
ームホィール等の負荷を軽減することができる。従って
電動格納に使用される正逆モータの定格を小さくし、回
動時の騒音が少ない動力伝達装置の超小形化を可能にす
る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による動力伝達装置を適用し
た電動格納式ドアミラーの一部破断した正面図である。
【図2】本発明の動力伝達装置の要部の拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の他の動力伝達装置の要部の拡大断面図
である。
【図4】従来型の動力伝達装置の要部を示す拡大断面図
である。
【図5】従来型の他の動力伝達装置の要部を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 取付ベース 2 基部 3 枢支軸 4 ミラーボデー 5 回転体 6 ボス 7 転がり軸受 8 ウォームホイール 9 クラッチガイド 10 クラッチプレート 10ロックプレート 11 下部ワッシャ 12 圧縮スプリング 13 上部ワッシャ 14 Uプレート 15 減速歯車群 16 可逆モータ 17 出力軸 18 ウォーム 19 上蓋 101 取付ベース 102 基部 103 枢支軸 104 ミラーボデー 105 回転体 106 ボス 107 転がり軸受 108 ウォームホイール 109 クラッチガイド 110 クラッチプレート 110ロックプレート 111 根元ワッシャ 112 圧縮スプリング 113 上部ワッシャ 114 Uプレート 115 減速歯車群 116 可逆モータ 117 出力軸 118 ウォーム 119 上蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付ベースに取付けられた基部に立設した
    枢支軸に、ミラーボデーに固定した回転体のボスを挿通
    し、枢支軸に緩挿したウォームホイールと連結する回転
    体側に配設したモータ及び減速機構とより構成され、前
    記モータを駆動させてミラーボデーを回動して格納させ
    る電動格納式ドアミラーにおいて、前記枢支軸を挿通す
    る前記回転体のボスの内面下端部と前記基部の上面との
    間に転がり軸受を設け、前記回転体ボスの上面と前記ウ
    ォームホイールの内面下端部との間に転がり軸受を設け
    たことを特徴とする電動格納式ドアミラー。
  2. 【請求項2】取付ベースに取付られた基部に立設した枢
    支軸に、ミラーボデーに固定した回転体のボスを挿通
    し、枢支軸に緩挿したウォームホイールと連結する回転
    体側に配設したモータ及び減速機構とより構成され、前
    記モータを駆動させてミラーボデーを回動して格納させ
    る電動格納式ドアミラーにおいて、前記枢支軸を挿通す
    る前記回転体のボスの内面下端部と前記基部の上面との
    間に転がり軸受を設け、前記回転体のボスの上面と圧縮
    スプリングの下部ワッシャの内面下端部との間に転がり
    軸受を設けたことを特徴とする電動格納式ドアミラー。
JP9053820A 1997-01-30 1997-01-30 電動格納式ドアミラー Pending JPH10211850A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100593301B1 (ko) 2004-01-14 2006-06-26 이치코 고교가부시키가이샤 차량용 미러 장치

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