JPH10205567A - 回転式ダンパおよびその回転式ダンパを用いた閉鎖緩衝装置 - Google Patents

回転式ダンパおよびその回転式ダンパを用いた閉鎖緩衝装置

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JPH10205567A
JPH10205567A JP763797A JP763797A JPH10205567A JP H10205567 A JPH10205567 A JP H10205567A JP 763797 A JP763797 A JP 763797A JP 763797 A JP763797 A JP 763797A JP H10205567 A JPH10205567 A JP H10205567A
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Minoru Kuwabara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくして安価にする。 【解決手段】 円形状の胴体2 および胴体2 の開口を塞
ぐ蓋体5 からなり、内部に複数の粘性流体充填室A,B が
形成されたケーシング内に、胴体2 と同軸上に円柱状回
転体3 を収め、回転体3 と一体に回転する回転軸6 を、
ケーシングから突出させ、胴体2 内周面から半径方向内
方に突出して先端が回転体3 外周に摺接した固定仕切体
10に、充填室A,B をつなぐ第1連通路R1を形成し、回転
体3 外周面から半径方向外方に突出した回転仕切体14の
先端面に形成した縦溝14a に、半径方向可動体15を嵌め
入れ、溝14a 底壁面と可動体15との間に所定の間隔を保
つ保持手段を設け、溝14a 底壁面および可動体15により
囲まれた空間と流体充填室A,B とをつなぐ流路14b を、
溝14a を形成する一方の側壁に設け、可動体15が、回転
体3 の一方向の回転により胴体2 内周面に当接し、他方
向の回転により胴体2内周面から離れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸を一方向に
回転させるさいに生じる抵抗と、他方向に回転させるさ
いに生じる抵抗が異なる回転式ダンパに関する。また、
その回転式ダンパを用い、扉等の開口閉鎖体が急激に閉
まることのないようにする閉鎖緩衝装置に関する。
【0002】なお、本明細書において円形状とは、扇形
状を含むものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、回転式ダンパとしては、種々のも
のがあり、例えば、実開昭52−65955号公報に
は、以下の回転式ダンパが記載されている。
【0004】回転式ダンパの本体内部が上下二つの断面
円形状の室に区分され、一方の室内に蓄力機構が、他方
の室内に制動機構がそれぞれ設けられ、その中央部を駆
動軸が貫通している。駆動軸の一端には、一方の室内に
一端が固定された渦巻きばねの内端が固定され、駆動軸
の他端部には、半径方向外方に向かって伸びたウイング
ピストンが固定されている。さらに、他方の室内には、
適当な潤滑性および流動性をもつ例えば、油粘土等の圧
力媒体が封入されている。
【0005】上記の回転式ダンパにおいては、扉を開い
たさいの力を渦巻きばねに蓄積し、開かれた扉がこの蓄
積された力で閉められるとともに、扉を閉めるさいは、
ウイングピストンにより圧力媒体を流動させるようにな
されているので、ダンパの駆動軸の回転に対する抵抗力
が生じるので扉が急激に閉まることがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のダンパで
は、蓄力機構および制動機構を構成するための部品点数
が多く、回転式ダンパが高価になるという問題がある。
また、この回転式ダンパを用いた閉鎖緩衝装置の場合、
ばねに蓄積された力により扉を閉めるものであるので、
扉を開いたままの状態にすることができないという問題
もある。
【0007】本発明の目的は、部品点数が少なく安価な
回転式ダンパを提供することにある。さらに、扉を開い
た状態で保持できるとともに、扉を閉めるさいに急激に
閉まることがない閉鎖緩衝装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による回転式ダン
パは、下端が閉塞されるとともに上端が開口した横断面
円形状の胴体およびその開口を塞ぐ蓋体からなるケーシ
ングと、ケーシング内に胴体と同軸上に収められた円柱
状回転体と、回転体の中央に設けられてケーシングを貫
通してケーシングから突出し、かつ回転体と一体に回転
する回転軸とを備え、ケーシング内に複数形成された粘
性流体充填室を粘性流体が行き来するさいの流路の断面
積を変化させることにより抵抗力が変化するようになさ
れている回転式ダンパであって、胴体に、胴体の内周面
から内方へ向かって突出して先端が回転体外周面に摺接
した固定仕切体が固定状に設けられ、回転体に、回転体
の外周面から半径方向外方に向かって突出した回転仕切
体が形成されており、胴体内面、回転体外周面、固定仕
切体、回転仕切体および蓋体により囲まれた空間がそれ
ぞれ粘性流体充填室となされ、固定仕切体に、固定仕切
体により仕切られた充填室をつなぐ連通路が形成され、
回転仕切体の先端面に、先端面の上端から下端まで伸び
た縦溝が形成され、縦溝に半径方向可動体が一側縁から
嵌め入れられており、回転仕切体あるいは可動体の少な
くともいずれか一方に縦溝底壁面と可動体一側縁との間
に所定の間隔を保つ保持手段が設けられ、縦溝の一側縁
と半径方向可動体とにより囲まれた空間が流体流入空間
となされ、回転仕切体の縦溝を形成する一方の側壁に流
体充填室と流体流入空間とをつないだ流路が形成されて
おり、回転体の一方向の回転にともない流体充填室の粘
性流体が流路を通って流体流入空間に流入し、半径方向
可動体を半径方向外方に押し出して胴体内周面に可動体
他側縁を当接させることによって回転仕切体により仕切
られた充填室を互いに遮断、または、両充填室をつなぐ
連通路の断面積を減少させ、回転体の他方向の回転にと
もない流体流入空間の粘性流体が流路を通って充填室へ
流出し、半径方向可動体を半径方向内方に引っ張って胴
体内周面から可動体他側縁を離すことによって回転仕切
体により仕切られた充填室間において、胴体内周面と可
動体他側縁との間に新たな連通路を形成する、または両
充填室間にあらかじめ形成された連通路の断面積を増大
させるようになされているものである。
【0009】また、本発明の閉鎖緩衝装置は、扉等の開
口閉鎖体または開口縁のいずれか一方に固定された緩衝
装置本体および他方に固定された係合部材よりなり、緩
衝装置本体が、上記の回転式ダンパと、回転式ダンパの
回転軸に固定された回転アームとを備え、回転アーム
に、係合部材と係合して係合部材により案内される案内
部が設けられ、緩衝装置本体に、回転アームの案内部と
係合部材とが離れた開口閉鎖体全開状態において、回転
アームを所定状態に保持し、かつ回転アームの案内部と
係合部材とが係合した開口閉鎖体半開状態から開口閉鎖
体を閉める方向に付勢する付勢手段が設けられ、付勢手
段により扉が閉められるとともに回転アームが回転して
回転式ダンパの回転軸が回転することにより開口閉鎖体
の閉鎖速度が減速されるようになされているものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0011】図1および図2は、本発明の回転式ダンパ
の横断面図、図3はその回転式ダンパを用いた本発明の
閉鎖緩衝装置の分解斜視図である。
【0012】本発明の回転式ダンパ(1) は、下端が閉塞
されるとともに上端が開口した円筒状胴体(2) と、胴体
(2) 内に胴体(2) と同軸上に収められた円柱状回転体
(3) と、胴体(2) の上端開口を閉鎖した蓋体(5) と、回
転体(3) に固定されて上端が蓋体(5) から突出した回転
軸(6) とを備え、胴体(2) と蓋体(5) とからなるケーシ
ング内が、4個の粘性流体充填室(A)(B)に仕切られてお
り、各充填室(A)(B)に粘性流体が充填されている。な
お、蓋体(5) と胴体(2) とは、図示は省略したが、4個
のねじにより互いに固定されている。
【0013】以下、4個の充填室(A)(B)を形成している
部材について詳細に説明する。
【0014】胴体(2) 上端高さと胴体(2) 内に収められ
た回転体(3) 上端高さとが同一水平面上に位置するよう
になされているとともに、図4に示したように、胴体
(2) は、胴体(2) の上端から下端にかけて、胴体(2) の
内周面から内方へ向かって突出し、かつ先端が回転体
(3) 外周面に摺接するとともに互いに対向した2個の固
定仕切体(10)を備えている。一方、図5に示したよう
に、回転体(3) は、回転体(3) の外周の上端から下端に
かけて、周方向に互いに180度の角度をなして回転体
(3) 外周面から半径方向外方に向かって突出した垂直厚
板状の2個の回転仕切体(14)を備えており、両仕切体(1
0)(14)、胴体(2) 内面、回転体(3) 外周面および蓋体
(5) 下面により囲まれた空間がそれぞれ粘性流体充填室
(A)(B)となされている。このようにして本実施形態で
は、4個の粘性流体充填室(A)(B)が形成されている。
【0015】回転軸(6) は、下端の短円柱状部(6a)、短
円柱状部(6a)に連なった第1角柱状部(6b)、第1角柱状
部(6b)に連なった長円柱状部(6c)および長円柱状部(6c)
に連なった第2角柱状部(6d)からなり、下端の短円柱状
部(6a)が、胴体(2) の下端面の中央に形成された、断面
円形孔に嵌め入れられているとともに、第1角柱状部(6
b)が回転体(3) の中央に形成された断面方形貫通孔(3a)
を貫通しており、回転軸(6) と回転体(3) とが一体に回
転するようになされている。なお、図示は省略したが、
短円柱状部(6a)の回りには、座金および止め輪が嵌め入
れられている。
【0016】蓋体(5) は、円板状部(5a)を備えている。
円板状部(5a)の中央には、円形の貫通孔が形成されてお
り、その貫通孔の周囲に上方に向かって突出した円筒状
部(5b)が形成されている。円筒状部(5b)内に回転軸(6)
の長円柱状部(6d)が位置しており、回転軸(6) の上端の
第2角柱状部(6d)が蓋体(5) から上方に突出している。
なお、長円柱状部(6c)の回りには、図示は省略したが、
Oリングおよび筒状の軸受が配されている。また、蓋体
(5) 上面には、上方に突出した大小2個の突部(5c)(5d)
が形成されており、大型の突部(5c)には、ねじ孔(5e)と
貫通ねじ孔(5f)が、小型の突部(5d)には、1個の貫通ね
じ孔(5g)がそれぞれ形成されている。ねじ孔(5e)には、
六角ねじ(7) が捩じ込まれており、後に詳しく述べるよ
うに、この回転式ダンパ(1) を閉鎖緩衝装置に用いたさ
い、閉鎖緩衝装置の回転アームがねじ(7) に当接して停
止するようになされている。また、図示は省略したが、
蓋体(5) には、適当な箇所に上下方向の貫通ねじ孔が形
成されている。このねじ孔は、通常時、ねじが捩じ込ま
れて閉鎖され、必要時、ねじを外してこのねじ孔から粘
性流体を回転式ダンパ(1) 内に入れるようになってい
る。
【0017】それぞれの固定仕切体(10)の上面には周方
向に伸びる溝からなる第1連通路(R1)が形成されてお
り、この第1連通路(R1)により固定仕切体(10)により仕
切られた粘性流体充填室(A)(B)が互いにつながれてい
る。各第1連通路(R1)の中央には、第1連通路(R1)の幅
より大きな径の上下方向の有底孔(12)が開けられてい
る。有底孔(12)は、それぞれ蓋体(5) の貫通ねじ孔(5f)
(5g)に連通している。そして、貫通ねじ孔(5f)(5g)に捩
じ込まれたねじ(13)の捩じ込み量を変化させることによ
り、円板状部(5a)下面から突出して有底孔(12)内に突出
したねじ(13)の長さを変化させて第1連通路(R1)の流路
断面積を調整して回転体(3) が回転するさいに生じる抵
抗を調整できるようになされている。
【0018】図5に示したように、各回転仕切体(14)の
先端部に、上端から下端まで伸びた縦溝(14a) が形成さ
れている。縦溝(14a) には、垂直板状の半径方向可動体
(15)が嵌め入れられている。可動体(15)の半径方向内方
側端部の上部および下部にそれぞれ切欠(保持手段)(1
5a) が形成されている。そして、可動体(15)が半径方向
内方に移動したさい、可動体(15)の半径方向内方側端面
が縦溝(14a) 底壁面に当接して切欠(15a) の半径方向内
方側端面と縦溝(14a) 底壁面との間に所定の間隔が開け
られるようになされており、下の切欠(15a) 、縦溝(14
a) および胴体(2) 下壁上面とに囲まれた空間ならびに
上の切欠(15a) 、縦溝(14a) および蓋体(5) 下面とに囲
まれた空間がそれぞれ流体流入空間(S) となされてい
る。また、縦溝(14a) を形成する回転仕切体(14)の側壁
のうち、回転仕切体(14)が反時計回りに回転するさい
に、回転方向前側に位置する側壁の上部および下部に流
体流入空間(S) と粘性流体充填室(B) とをつないだ切欠
(流路)(14b) がそれぞれ形成されている。なお、以下
の説明において、流体流入空間(S) とつながっていない
2つの粘性流体充填室を第1充填室(A) 、流体流入空間
(S) とつながった2つの粘性流体充填室を第2充填室
(B) というものとする。
【0019】上記のように構成された回転式ダンパ(1)
において、例えば、図1に示したように、回転軸(6) に
時計回りの力が加えられ、回転体(3) が時計回りに回転
すると、第2充填室(B) 内の圧力が低下して流体流入空
間(S) 内の粘性流体が、回転仕切体(14)の切欠(14b) を
通って第2充填室(B) に流出し、流体流入空間(S) 内の
粘性流体の体積が減少して可動体(15)が半径方向内方に
引っ張られて可動体(15)先端面と胴体(2) 内周面との間
に間隙ができ、第2連通路(R2)が形成され、回転仕切体
(14)により仕切られた第2充填室(B) と第1充填室(A)
とがつながれる。このように、回転体(3) が時計回りに
回転すると、回転仕切体(14)により仕切られた第2充填
室(B) と第1充填室(A) とが第2連通路(R2)によりつな
がれ、かつ固定仕切体(10)により仕切られた第2充填室
(B) と第1充填室(A) とは第1連通路(R1)によりつなが
っているので回転体(3) が回転するさいに生じる抵抗が
小さくなる。
【0020】図2に示したように、回転軸(6) に反時計
回りの力が加えられ、回転体(3) が反時計回りに回転す
ると、流体流入空間(S) の圧力が低下して第2充填室
(B) 内の粘性流体が、回転仕切体(14)の切欠(14b) を通
って流体流入空間(S) に流入し、流体流入空間(S) 内の
粘性流体の体積が増大して可動体(15)が半径方向外方に
押しやられて可動体(15)先端面と胴体(2) 内周面とが当
接して回転仕切体(14)により仕切られた第2充填室(B)
と第1充填室(A) とが遮断される。このように、回転体
(3) が反時計回りに回転すると、回転仕切体(14)により
仕切られた第2充填室(B) と第1充填室(A) とが遮断さ
れ、固定仕切体(10)により仕切られた第2充填室(B) と
第1充填室(A) とが第1連通路(R1)によりつながってい
るのみとなるので回転体(3) が回転するさいに生じる抵
抗が大きくなる。
【0021】また、回転軸(6) に力が加えられなくなる
と、回転体(3) は、粘性流体の粘性力により即座に停止
して回転体(3) が停止した状態が保たれる。
【0022】上記実施形態の回転式ダンパ(1) において
は、固定仕切体(10)に形成された周方向に沿って伸びた
溝により第1連通路(R1)が構成されているが、固定仕切
体(10)先端面と回転体(3) 外周面との間の間隙を第1連
通路としてもよい。
【0023】また、図6に示したように可動体(16)の半
径方向内方側端部の上部および下部にそれぞれ半径方向
内方に向けて突出した突部(保持手段)(16a) が形成さ
れて上の突部(16a) 下面、回転仕切体(17)の縦溝(17a)
および下の突部(16a) の上面に囲まれた空間が流体流入
空間(S) となされ、縦溝(17a) を形成した回転仕切体(1
7)の一方の側壁の中央に流体流入空間(S) と粘性流体充
填室(B) とをつないだ貫通孔(流路)(17b) が形成され
ている場合がある。
【0024】この可動体(16)および回転仕切体(17)を備
えた回転式ダンパにおいても、回転体(3) が時計回りに
回転すると、流体流入空間(S) 内の粘性流体が、回転仕
切体(17)の貫通孔(17b) を通って第2充填室(B) に流出
し、可動体(16)先端面と胴体(2) 内周面との間に間隙が
でき、第2連通路(R2)が形成される。
【0025】回転体(3) が反時計回りに回転すると、第
2充填室(B) 内の粘性流体が、回転仕切体(17)の貫通孔
(17b) を通って流体流入空間(S) に流入し、可動体(16)
先端面と胴体(2) 内周面とが当接して回転仕切体(17)に
より仕切られた第2充填室(B) と第1充填室(A) とが遮
断される。
【0026】また、可動体の半径方向外方側端部に、周
方向に突出した突部(保持手段)が形成されて可動体半
径方向内方側端面と縦溝底壁面との間に間隔が開けられ
るようになされている場合や、縦溝底壁面から半径方向
外方に突出した突部(保持手段)により可動体半径方向
内方側端面と縦溝底壁面との間に間隔が開けられように
してもよい。
【0027】なお、胴体をダイキャスト等により製造し
て胴体が円錐台状をなす場合は、可動体の高さを回転体
の高さより低くして可動体が半径方向だけでなく、上下
方向にも移動し得るようにすれば、可動体の半径方向外
方の縁部を胴体の内周面の傾斜に合わせて傾斜させる必
要をなくすことができる。なお、この場合は、回転仕切
体により仕切られた粘性流体充填室は、可動体が胴体内
周面に当接したさいにおいても完全に遮断されるもので
はなく、僅かな間隙(連通路)によりつながっており、
可動体の移動によりこの間隙の断面積が変化して回転体
が回転するさいの抵抗が変化する。
【0028】次に、上記のダンパを用いた閉鎖緩衝装置
を、垂直軸回りに回転して開口を閉鎖および開放する扉
に適用した場合について図7〜図9を参照して説明す
る。なお、以下の説明において、前後左右は図8を基準
にするものとし、図8の紙面表側を前、紙面裏側を後、
紙面左側を左、紙面右側を右というものとする。
【0029】本発明の閉鎖緩衝装置は、扉(開口閉鎖
体)(D) の前面右上部に固定された緩衝装置本体(19)お
よび開口の上縁に固定された係合部材(20)よりなる。
【0030】緩衝装置本体(19)は、扉(D) の前面に固定
された板状の垂直部材(21)、垂直部材(21)から前方に突
出した板状の水平部材(22)と、水平部材(22)の左端に、
回転軸(6) が垂直軸回りに回転するように固定された回
転式ダンパ(1) と、板状の基部が回転式ダンパ(1) の回
転軸(6) の第2角柱部(6d)に固定された水平方向に伸び
た回転アーム(23)と、基部が、回転アーム(23)の左側部
において回転自在に支持され、かつ右方に向かってのび
た内棒体(31)と、基部が、水平部材(22)に設けられた軸
(24)により回転自在に支持され、かつ左方に向かって伸
びた外筒体(32)とを備えており、内棒体(31)の先端部が
外筒体(32)の先端部に嵌め入れられており、内棒体(31)
と外筒体(32)とが互いに軸方向に移動して内棒体(31)と
外筒体(32)との基部間の長さが変化するようになされて
いる。さらに、内棒体(31)および外筒体(32)の長さの中
央部には、それぞればね受け(31a)(32a)が設けられてお
り、両ばね受け(31a)(32a)間に圧縮ばね(33)が配されて
いる。
【0031】回転アーム(23)に、先端から左方向に伸び
た回転案内切欠(案内部)(23a) が形成されており、回
転アーム(23)の先端部が二股になされている。回転アー
ム(23)の左端縁には凹部(23b) が形成されているととも
に、ねじ(7) の頭が凹部(23b) 内に位置している。ま
た、回転アーム(23)の前側部には、筒状弾性部材(26)が
取り付けられており、閉鎖緩衝装置が故障等して扉(D)
が扉開口縁に衝突したさいの衝撃を和らげるようになっ
ている。
【0032】係合部材(20)は、開口縁に固定された垂直
板状部(27)と、垂直板状部(27)下端から前方に向かって
突出した水平板状部(28)と、水平板状部(28)の前端に下
方に向かって突出し、かつ垂直軸回りに回転自在に設け
られた係合ローラ(30)とを備えている。
【0033】以下、上記の閉鎖緩衝装置の動作について
図9〜図12を参照して説明する。なお、以下の説明に
おいて、時計回りおよび反時計回りとは、図9を基準に
いうものとする。
【0034】図9に示したように、扉(D) が閉められて
いるさいは、内棒体(31)の基部は、回転式ダンパ(1) の
回転軸(6) の中心と、外筒体(32)の回転中心とを結んだ
線から扉(D) 側にずれた位置にあり、ばね(33)は、ダン
パ(1) の回転軸(6) が反時計回りに回転するように回転
アーム(23)を付勢している。この状態においては、内棒
体(31)と外筒体(32)との基部が所定距離だけ離れるとと
もに、回転アーム(23)が垂直部材(21)の突部に当接して
おり、回転アーム(23)が反時計回りに回転するのが阻止
され、回転アーム(23)が停止するようになされている。
この状態から扉(D) を開くと、図10に示したように、
回転アーム(23)が係合ローラ(30)に案内され、時計方向
に回転して回転式ダンパ(1) の回転軸(6) が時計回りに
回転する。これと同時に内棒体(31)と外筒体(32)との基
部間の距離が短くなりばね(33)が縮められる。なお、こ
の状態においては、内棒体(31)の基部は、回転式ダンパ
(1) の回転軸(6) の中心と、外筒体(32)の回転中心とを
結んだ線から扉(D) 側にずれた位置にあり、ばね(33)
は、回転アーム(23)が反時計回りに回転するように付勢
している。
【0035】さらに、扉(D) を開くと図11に示したよ
うに、係合ローラ(30)が回転案内切欠(23a) から離れて
回転式ダンパ(1) が扉閉鎖状態から所定量回転した状態
をとる。この状態においては、内棒体(31)の基部は、回
転式ダンパ(1) の回転軸(6)の中心と、外筒体(32)の回
転中心とを結んだ線から扉(D) と反対側にずれた位置に
あり、ばね(33)は、回転式ダンパ(1) が時計回りに回転
するように付勢するが、回転アーム(23)の凹部(23b) の
一側縁にねじ(7) が当接しており、ダンパ(1)は時計回
りには回転せず、回転アーム(23)が扉閉鎖状態から所定
量回転した状態が保たれる。この状態は、図12に示し
たように、扉(D) をさらに開いても変化しない。なお、
図1に示したように、回転式ダンパ(1) の回転体(3)
が、時計回りに回転するさいに生じる抵抗は小さいの
で、ダンパ(1) を回転させる力はほとんど必要ではな
く、扉(D) を開くのに必要な力は、ばね(33)の付勢力に
逆らってばね(33)を縮めるのに必要な力とほとんど変ら
ない。
【0036】次に、図12に示した状態から扉(D) を閉
めると、図11の位置で係合ローラ(30)が回転案内切欠
(23a) に嵌まる。この状態からさらに扉(D) を閉める
と、図10に示したように、内棒体(31)の基部が、回転
式ダンパ(1) の回転軸(6) の中心と、外筒体(32)の回転
中心とを結んだ線から扉(D) 側にずれた位置を取り、縮
められたばね(33)が伸びて、扉(D) に人力を加えなくと
も、ばね(33)が伸びることにより回転アーム(23)が反時
計回りに回転させられて図9に示したように扉(D) が閉
まる。ばね(33)が伸びることにより、扉(D) が閉まるさ
いは、回転式ダンパ(1) の回転体(3) は、反時計回りに
回転し、かつ図2に示したように回転体(3) が反時計回
りに回転するさいに生じる抵抗は大きいので扉(D) の閉
鎖速度が減速され、扉(D) が勢いよく閉まることがな
く、不快な騒音が発せられることがない。
【0037】また、回転式ダンパ(1) は、外部から力が
加えられない限り回転することがないので、係合ローラ
(30)が案内切欠(23a) から離れた状態においては、扉
(D) を任意の位置で停止させることができる。
【0038】本発明の閉鎖緩衝装置は、引戸にも対応で
きる。以下、本発明の閉鎖緩衝装置を引戸に適用した場
合について図13を参照して説明する。
【0039】本発明の閉鎖緩衝装置は、引戸(E) の開口
の一端部の上縁に固定された緩衝装置本体(39)および引
戸(E) の一端上部に固定された係合部材(40)よりなる。
【0040】緩衝装置本体(39)は、開口の一端部の上縁
から突出した水平板状部(46)と、水平板状部から下方に
向かって突出した垂直板状部(47)と、垂直板状部(47)に
固定された水平軸回りに回転する回転式ダンパ(1) とを
備えており、回転式ダンパ(1) の回転軸(6) に回転アー
ム(43)が取り付けられている。さらに、緩衝装置本体(3
9)は、基部が回転アーム(43)の基端部に回転自在に支持
された内棒体(41)と、基部が垂直板状部に回転自在に支
持された外筒体(42)とを備えており、内棒体(41)の先端
が外筒体(42)の先端に嵌め入れられており、内棒体(41)
および外筒体(42)が互いに軸方向に移動して内棒体(41)
と外筒体(42)との基部間の距離が変化するようになされ
ている。さらに、内棒体(41)および外筒体(42)の長さの
中央部には、それぞればね受けが設けられており、両ば
ね受け間に圧縮ばね(49)が配されている。
【0041】係合部材(40)は、引戸(E) の一端上部から
斜め上方に向かって突出した板状部(44)と、板状部の先
端に取り付けられ、水平軸回りに回転する係合ローラ(4
5)とからなる。
【0042】上記の閉鎖緩衝装置に扉(E) の開閉にとも
ない、回転アーム(43)が回転し、扉閉鎖時においては、
ばね(49)により扉(E) が閉鎖されるとともに、回転式ダ
ンパ(1) により扉閉鎖速度が減速される。
【0043】なお、本実施形態の閉鎖緩衝装置は、扉だ
けではなく、例えば、自動車のボンネットや大型の金物
箱の蓋等にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】本発明の回転式ダンパによれば、回転体
の回転により半径方向可動体が半径方向に移動すること
により、隣り合う粘性流体充填室が連通または遮断さ
れ、これによって回転体の回転に要する抵抗力が変化す
るようになされているので、回転式ダンパを構成する部
品数を少なくすることができ、回転式ダンパが安価にな
る。
【0045】また、この回転式ダンパは、外部から力を
加えられない限り回転しないので、この回転式ダンパを
用いた閉鎖緩衝装置によれば、係合部材と案内部とが離
れた扉開放状態においては、扉を任意の位置で固定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転式ダンパの横断面図である。
【図2】同ダンパの他の状態の横断面図である。
【図3】同ダンパを用いた本発明の閉鎖緩衝装置の分解
斜視図である。
【図4】同ダンパの胴体の斜視図である。
【図5】同ダンパの回転体の斜視図である。
【図6】同ダンパに用いられる他の回転体の斜視図であ
る。
【図7】本発明の閉鎖緩衝装置の斜視図である。
【図8】同閉鎖緩衝装置の側面図である。
【図9】同閉鎖緩衝装置の扉閉鎖時の平面図である。
【図10】同閉鎖緩衝装置において扉が開いた状態の平
面図である。
【図11】同閉鎖緩衝装置において図10の状態からさ
らに扉が開いた状態の平面図である。
【図12】同閉鎖緩衝装置において図11の状態からさ
らに扉が開いた状態の平面図である。
【図13】本発明の閉鎖緩衝装置の他の実施形態の正面
図である。
【符号の説明】
(1) 回転式ダンパ (2) 胴体 (3) 回転体 (5) 蓋体 (10) 固定仕切体 (14)(17) 回転仕切体 (14a)(17a) 縦溝 (14b)(17b) 流路 (15)(16) 可動体 (15a) 保持手段(切欠) (16a) 保持手段(突部) (19)(39) 緩衝装置本体 (20)(40) 係合部材 (23)(43) 回転アーム (23a) 案内部 (A)(B) 粘性流体充填室 (D)(E) 扉(開口閉鎖体) (R1) 第1連通路 (R2) 第2連通路 (S) 流体流入空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が閉塞されるとともに上端が開口し
    た横断面円形状の胴体およびその開口を塞ぐ蓋体からな
    るケーシングと、ケーシング内に胴体と同軸上に収めら
    れた円柱状回転体と、回転体の中央に設けられてケーシ
    ングから突出し、かつ回転体と一体に回転する回転軸と
    を備え、ケーシング内に複数形成された粘性流体充填室
    を粘性流体が行き来するさいの流路の断面積を変化させ
    ることにより抵抗力が変化するようになされている回転
    式ダンパであって、 胴体に、胴体の内周面から内方へ向かって突出して先端
    が回転体外周面に摺接した固定仕切体が固定状に設けら
    れ、回転体に、回転体の外周面から半径方向外方に向か
    って突出した回転仕切体が形成されており、胴体内面、
    回転体外周面、固定仕切体、回転仕切体および蓋体によ
    り囲まれた空間がそれぞれ粘性流体充填室となされ、 固定仕切体に、固定仕切体により仕切られた充填室をつ
    なぐ連通路が形成され、回転仕切体の先端面に、先端面
    の上端から下端まで伸びた縦溝が形成され、縦溝に半径
    方向可動体が一側縁から嵌め入れられており、回転仕切
    体あるいは可動体の少なくともいずれか一方に縦溝底壁
    面と可動体一側縁との間に所定の間隔を保つ保持手段が
    設けられ、縦溝の一側縁と半径方向可動体とにより囲ま
    れた空間が流体流入空間となされ、回転仕切体の縦溝を
    形成する一方の側壁に流体充填室と流体流入空間とをつ
    ないだ流路が形成されており、回転体の一方向の回転に
    ともない流体充填室の粘性流体が流路を通って流体流入
    空間に流入し、半径方向可動体を半径方向外方に押し出
    して胴体内周面に可動体他側縁を当接させ、回転体の他
    方向の回転にともない流体流入空間の粘性流体が流路を
    通って充填室へ流出し、半径方向可動体を半径方向内方
    に引っ張って胴体内周面から可動体他側縁を離すように
    なされている回転式ダンパ。
  2. 【請求項2】 扉等の開口閉鎖体または開口縁のいずれ
    か一方に固定された緩衝装置本体および他方に固定され
    た係合部材よりなり、緩衝装置本体が、請求項1記載の
    回転式ダンパと、回転式ダンパの回転軸に固定された回
    転アームとを備え、回転アームに、係合部材と係合して
    係合部材により案内される案内部が設けられ、緩衝装置
    本体に、回転アームの案内部と係合部材とが離れた開口
    閉鎖体全開状態において、回転アームを所定状態に保持
    し、かつ回転アームの案内部と係合部材とが係合した開
    口閉鎖体半開状態から開口閉鎖体を閉める方向に付勢す
    る付勢手段が設けられ、付勢手段により扉が閉められる
    とともに回転アームが回転して回転式ダンパの回転軸が
    回転することにより開口閉鎖体の閉鎖速度が減速される
    ようになされている閉鎖緩衝装置。
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