JPH10203390A - 前輪操舵装置 - Google Patents

前輪操舵装置

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JPH10203390A
JPH10203390A JP9008813A JP881397A JPH10203390A JP H10203390 A JPH10203390 A JP H10203390A JP 9008813 A JP9008813 A JP 9008813A JP 881397 A JP881397 A JP 881397A JP H10203390 A JPH10203390 A JP H10203390A
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JP
Japan
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steering
steering mechanism
front wheel
rack housing
steering device
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Application number
JP9008813A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mori
宏 毛利
Hiroyuki Kosho
裕之 古性
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動と手動との転舵の切り替えを円滑にする
ことを可能とする。 【解決手段】 ステアリングホイール5の手動回転に応
じて前輪を転舵する第1の操舵機構1と、第1の操舵機
構1に独立してアクチュエータ61の制御により前輪2
3を転舵する第2の操舵機構3と、第1の操舵機構1と
第2の操舵機構3とを切り替える切替手段75と、第2
の操舵機構3により前輪23を転舵するとき、第1の操
舵機構1の舵角を保持する保舵手段39a,39b、4
9を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の前輪を、手
動と自動とで切り替えて操舵する前輪操舵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の前輪操舵装置としては例えば図6
に示すものがある(特開平4ー382665公報参
照)、この前輪操舵装置は、第1の操舵機構1と第2の
操舵機構3とからなっている。前記第1の操舵機構1
は、ステアリングホイール5、ステアリングシャフト
7、ピニオンギア9及び、ラック軸11を備えるほか、
パワーアシスト用のシリンダ装置13及び油圧回路15
を備えている。又、前記第2の操舵機構3は、ステアリ
ングシャフト7を駆動するサーボモータ17及びサーボ
モータ17を制御する自動操向制御部19とを備えてい
る。そして第1の操舵機構1によりステアリングホイー
ル5を手動回転させるとステアリングシャフト7、ピニ
オンギア9の回転を介してラック軸11が左右方向へ並
進運動し、左右前輪21、23が転舵される。このとき
油圧回路15によってシリンダ装置13の左右の油圧室
13a、13bに対して作動油が給排され、ステアリン
グホイール5の手動操舵に対するパワーアシストが行わ
れるようになっている。又、自動操向制御部19の制御
によってサーボモータ17を駆動すると、ステアリング
ホイール5を手動回転させずにステアリングシャフト7
を自動回転させることができ、前輪を自動によって転舵
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように手動、自動のいずれの操舵の場合にもステアリン
グシャフト7を回転駆動するものであるため、第2の操
舵機構3によって自動操舵を行っているときに第1の操
舵機構1であるステアリングホイール5、ステアリング
シャフト7、ピニオンギア9及びラック軸11の舵角を
保持することができず、自動操舵から手動操舵へ移行し
たときに違和感を招きやすいという問題があった。又、
自動操舵を行っているときにステアリングホイール5が
自動で回転することになり、車室内の乗員に違和感を招
きやすいという問題があった。
【0004】そこで本発明は、自動操舵から手動操舵へ
の移行を無理なく行わせることができ、又、自動操舵中
にステアリングホイールを回転させないようにすること
ができる前輪操舵装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ステ
アリングホイールの手動回転に応じて前輪を転舵する第
1の操舵機構と、該第1の操舵機構に独立してアクチュ
エータの制御により前輪を転舵する第2の操舵機構と、
前記第1の操舵機構と前記第2の操舵機構とを切り替え
る切替手段と、前記第2の操舵機構により前輪を転舵す
るとき、前記第1の操舵機構の舵角を保持する保舵手段
を設けたことを特徴とする。
【0006】従って、切替手段によって第1の操舵機構
と第2の操舵機構とを切り替えて、第1の操舵機構によ
る手動操舵と第2の操舵機構による自動操舵とを選択的
に行わせることができる。そして第2の操舵機構により
前輪を転舵するとき第1の操舵機構の舵角を保持手段に
よって保持することができる。このため、第2の操舵機
構から第1の操舵機構へ切り替えるときにその切替タイ
ミングを第1の操舵機構の舵角を基準にして行うことが
できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の前輪操
舵装置であって、前記第1の操舵機構が、車体側に対し
て左右移動可能に支持されたラックハウジングと該ラッ
クハウジングに支持されたラック軸及びピニオンギアと
を備えると共に、左右油圧室に作動油を給排して前記手
動回転のパワーアシストを行うパワーステアリング機構
であり、前記第2の操舵機構が前記ラックハウジングを
前記アクチュエータの制御により左右移動させる機構で
あり、前記保舵手段が、前記左右油圧室に作動油を封じ
込める機構であることを特徴とする。
【0008】従って、請求項1の発明の作用に加え、第
1の操舵機構ではステアリングホイールの手動回転によ
って、ラックハウジングに支持されたピニオンギアの回
転を介しラック軸を左右に並進移動させることができ、
前輪を手動によって転舵することができる。このとき左
右の油圧室に作動油が給排されてパワーアシストが行わ
れパワーステアリング機構として機能する。又、第2の
操舵機構に切り替えられたときには保舵手段が左右油圧
室に作動油を封じ込めて第1の操舵機構の舵角を保持
し、同時にラックハウジングをアクチュエータにより左
右移動させることによってラック軸を一体的に左右へ並
進移動させ、前輪を自動で転舵することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載の前輪操
舵装置であって、前記第1の操舵機構のステアリングホ
イールの手動回転に基ずく前記パワーステアリング機構
の油圧変化を検出する油圧センサを設け、前記第2の操
舵機構により前輪を転舵するとき、前記油圧センサによ
る検出油圧が設定油圧を上回ったとき前記ラックハウジ
ングを固定すると共に、前記左右油圧室の作動油封じ込
めを解除することを特徴とする。
【0010】従って、請求項2の発明の作用に加え、第
2の操舵機構により前輪を自動で転舵しているときに第
1の操舵機構のステアリングホイールが手動回転され、
そのとき油圧センサによって検出されるパワーステアリ
ングの検出油圧が設定油圧を上回ったときラックハウジ
ングを固定すると共に、左右油圧室の作動油封じ込めを
解除し、ステアリングホイールの手動回転による前輪の
転舵を可能とする。
【0011】請求項4の発明は請求項1記載の前輪操舵
装置であって、前記第1の操舵機構が、車体側に対して
左右移動可能に支持されたラックハウジングと該ラック
ハウジングに支持されたラック軸及びピニオンギアとを
備えると共に、左右油圧室に作動油を給排して前記手動
回転のパワーアシストを行うパワーステアリング機構で
あり、前記第2の操舵機構が、前記ラックハウジングを
前記アクチュエータの制御により左右移動させる機構で
あり、前記保舵手段が、前記ラック軸に設けられた凹部
及び前記ラックハウジングに支持されて前記凹部に付勢
力を持って嵌合し前記パワーアシストによって嵌合が外
れるストッパであることを特徴とする。
【0012】従って、請求項1の発明の作用に加え、第
1の操舵機構ではステアリングホイールの手動回転によ
ってピニオンギアの回転を介しラック軸を左右に並進移
動させ前輪を転舵することができる。このとき左右油圧
室に作動油が給排されパワーアシストが行われる。第2
の操舵機構により前輪を転舵するときは、ラック軸に設
けられた凹部にラックハウジングに支持されたストッパ
が付勢力を持って嵌合することによって、第1の操舵機
構の舵角を保持し、ラックハウジングをアクチュエータ
の制御により左右移動させることによって前輪を自動転
舵することができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載の前輪操
舵装置であって、前記ストッパは、前記凹部に嵌合する
ボールと、該ボールを押しつけるスプリングと、該スプ
リングを支持し且つ前記ラックハウジングに位置調整自
在に支持されて前記スプリングの付勢力を調整するリテ
ーナとよりなることを特徴とされる。
【0014】従って、請求項4の発明の作用に加え、リ
テーナによってスプリングの付勢力を調整し、凹部とボ
ールとのロック力を任意に設定することができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項5記載の前輪操
舵装置であって、前記リテーナの一側で前記ラックハウ
ジングとの間に、作動油の給排によって前記リテーナを
移動させ前記スプリングの押しつけ力を設定する油圧室
を設け、同他側で前記ラックハウジングとの間に、前記
作動油の排出時に前記リテーナを押し戻すリターンスプ
リングを設けたことを特徴とする。
【0016】従って、請求項5の発明の作用に加え、油
圧室への作動油の給排によってリテーナによるスプリン
グの押しつけ力を設定することができ、作動油を排出し
たときにはリターンスプリングによってリテーナを押し
戻すことができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の前輪操舵装置であって、前記第1の操舵機構
に連動連結されたアクチュエータの制御により第1の操
舵機構の一部を介して前輪を転舵する第3の操舵機構を
設け、小舵角制御の時は前記第2の操舵機構を用い、大
舵角制御の時は前記第3の操舵機構を用いることを特徴
とする。
【0018】従って、請求項1〜6のいずれかの発明の
作用に加え、自動の転舵を行うとき大舵角制御のときは
第3の操舵機構により前輪を転舵することができる。
又、小舵角制御のときは第2の操舵機構によって転舵を
行うことができる。
【0019】請求項8の発明は、請求項7記載の前輪操
舵装置であって、前記第3の操舵機構の第1の操舵機構
に対する連動連結を継続するクラッチを設け、車速を検
出する車速センサを設け、前記制御手段は、規定車速を
下回るときは前記クラッチをONとして前記第3の操舵
機構のアクチュエータを制御し、規定車速を上回るとき
は前記クラッチをOFFとして前記第2の操舵機構のア
クチュエータを制御することを特徴とする。
【0020】従って、請求項7の発明の作用に加え、自
動で前輪を転舵するとき、車速センサによって検出され
る車速が規定車速を下回るときクラッチがONとなって
第3の操舵機構のアクチュエータが制御され、第3の操
舵機構によって大舵角制御を行うことができる。又、規
定車速を上回るときはクラッチがOFFとなって第2の
操舵機構のアクチュエータが制御され、小舵角制御を行
わせることができる。
【0021】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かに記載の前輪操舵装置であって、前記保舵手段は、前
記ステアリングホイールが中立位置にあるときのみ前記
第1の操舵機構の舵角を保持することを特徴とする。
【0022】従って、請求項1〜8のいずれかの発明の
作用に加え、保舵手段による第1の操舵機構の舵角保持
はステアリングホイールが中立位置にあるときにのみ行
われる。請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか
に記載の前輪操舵装置であって、前記第2の操舵機構
は、前記保舵手段が第1の操舵機構の舵角の保持を解放
するとき操舵角を発生しない位置にあることを特徴とす
る。従って、請求項1〜9のいずれかの発明の作用に加
え、保舵手段が第1の操舵機構の舵角の保持を開始する
とき第2の操舵機構は操舵角を発生しない位置とするこ
とができる。請求項11の発明は、請求項2〜6のいず
れかに記載の前輪操舵装置であって、前記ラックハウジ
ングの左右への動きを所定範囲に規制する規制手段を設
けたことを特徴とする。従って、請求項2〜6のいずれ
かの発明の作用に加え、第2の操舵機構によって自動の
転舵を行うとき第2の操舵機構によるラックハウジング
の移動範囲を規制手段によって所定範囲に規制すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明では、第2の操舵機構か
ら第1の操舵機構への切替へのタイミングを第1の操舵
機構の保持された舵角を基準にして行うことができ、違
和感なく円滑に切り替えを行わせることができる。又、
第2の操舵機構により前輪を転舵するとき第1の操舵機
構のステアリングホイールを回転させないようにするこ
とができ、乗員に違和感を与えることがない。
【0024】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、第2の操舵機構によって自動の転舵を行うと
き、パワーステアリング機構の左右油圧室を利用して第
1の操舵機構の舵角を保持することができ、確実に舵角
を保持することができると共に、パワーステアリング機
構を利用することができるため構造が簡単である。
【0025】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、第2の操舵機構により自動で転舵していると
き、乗員によってステアリングホイールが大きく操舵さ
れたときは第1の操舵機構による手動転舵を行わせるこ
とができ、第2の操舵機構によって自動の転舵を行って
いるときに第1の操舵機構による手動の操舵を無理なく
行わせることができる。
【0026】請求項4の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、第2の操舵機構によって自動の転舵を行って
いるとき、第1の操舵機構の舵角の保持を凹部及びスト
ッパで行うことができ、舵角保持を機械的に確実に行う
ことができる。
【0027】請求項5の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、スプリングの付勢力調整によって確実な舵角
保持を行うことができる。
【0028】請求項6の発明では、請求項5の発明の効
果に加え、油圧室から作動油を排出するとリターンスプ
リングによってリテーナを押し戻すことができ、凹部と
ボールとのロック力を解除することによって第1の操舵
機構による手動の転舵中にロック力を作用させず違和感
のない転舵を行うことができる。
【0029】請求項7の発明では請求項1〜6のいずれ
かの発明の効果に加え、大舵角制御の自動転舵と小舵角
制御の自動転舵との両立をはかることができ、自動運転
をよりスムーズに行わせることができる。請求項8の発
明では、請求項7の発明の効果に加え、高速の自動転舵
と低速の自動転舵との両立をはかることができると共
に、高速の自動転舵を行うときは第2の操舵機構によっ
て確実に自動転舵することができる。請求項9の発明で
は、請求項1〜8のいずれかの発明の効果に加え、第2
の操舵機構から第1の操舵機構に切り替えられたとき
は、常にステアリングホイールが中立位置にあるため、
この中立位置にあるステアリングホイールを基準として
切り替えを行わせることにより、より円滑に切り替えを
行うことができる。
【0030】請求項10の発明では、請求項1〜9のい
ずれかの発明の効果に加え、第1の操舵機構から第2の
操舵機構へ切り替わるとき、第2の操舵機構は操舵角を
発生しないため、第1の操舵角の保持をステアリングホ
イールが中立位置にあるときに行うなど、第1の操舵機
構と第2の操舵機構との操舵角の一致を円滑に行わせ、
切り替えをスムーズに行わせることができる。
【0031】請求項11の発明では、請求項2〜6のい
ずれかの発明の効果に加え、第2の操舵機構が、たとえ
大きく前輪を転舵させようとしてもラックハウジングが
規制手段によってその左右への動きを所定範囲に規制さ
れるため、大きく転舵されることはなく、挙動を安定さ
せることが可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態にかかる
概略構成図である。第1実施形態の前輪操舵装置におい
ても第1の操舵機構1と第2の操舵機構3とを備えてい
る。
【0033】前記第1の操舵機構1は、ステアリングホ
イール5とステアリングシャフト7とピニオンギア9及
びラックハウジング11とを備えている。前記ピニオン
ギア9及びラック軸11はラックハウジング25側に支
持されている。前記ステアリングシャフト7には、ピニ
オンギア9との間にトーションバー27が介設されてい
る。前記ステアリングシャフト7にはハンドル角センサ
29が設けられている。
【0034】前記ラック軸11の左右(ただし図1では
右側のみ示す)にはサイドロッド31が連結されてい
る。サイドロッド31にはナックルアーム33を介して
アクスル35が連結されアクスル35に前輪23が支持
されている。前記ラックハウジング25内には、前記ラ
ック軸11に固着されたピストン37が収容、されピス
トン37の左右に左右油圧室39a、39bが区画され
ている。該左右油圧室39a、39bは、油タンク41
に対して左右の配管43、45によって接続され、配管
43、45間にパワーステアリングバルブ(PSバル
ブ)及びロックバルブ49が介設されている。又、左右
の配管43、45には圧力検出用の油圧センサ51、5
3が設けられている。
【0035】前記油タンク41からの油は、パワーステ
アリングポンプ(PSポンプ)の駆動によって左右油圧
室39a、39bに給排されるようになっている。
【0036】このような構造によって、前記第1の操舵
機構1はパワーステアリング機構となっている。
【0037】前記ラックハウジング25には、凸部57
が設けられ車体側に固定された規制手段としてのストロ
ーク規制部材59内に挿入されている。
【0038】前記第2の操舵機構3は、操舵用アクチュ
エータ61によって左右に移動されるようになってい
る。操舵用アクチュエータ61はシリンダ装置で構成さ
れ、内部に操舵用ピストン63が収納され、左右の操舵
用油圧室65a、65bが区画されている。操舵用ピス
トン63には連結ロッド67を介してラックハウジング
25に固着された連結ステー69が結合されている。
【0039】前記左右の操舵用油圧室65a、65b
は、サーボバルブ71を介して前記油タンク41に接続
されている。サーボバルブ71はコントローラ73で制
御されるようになっている。コントローラ73には第1
の操舵機構1と第2の操舵機構3とを切り替える切換手
段として手動モード、自動モードの切り替えを行うモー
ド切替スイッチ75からの信号が入力されるようになっ
ている。又、該コントローラ73によって前記ロックバ
ルブ49が制御されるようになっている。
【0040】次に作用を説明する。まずドライバーがス
テアリングホイール5を手動回転させるとステアリング
シャフト7が一体となって回転する。この回転はトーシ
ョンバー27、ピニオンギア9に伝えられ、ピニオンギ
ア9と噛み合うラック軸11の左右並進運動に変換され
る。
【0041】前記ラック軸11が左右に動くとその並進
運動はサイドロッド31、ナックルアーム33、アクス
ル35によって再び回転運動に変換され、左右前輪(図
1では右前輪23のみ示す)が転舵される。このとき左
右前輪の発生するセルフアライニングトルクとドライバ
ーがステアリングホイール5を操舵する操舵トルクとに
よってトーションバー27がねじられ、そのねじれ角に
応じてPSバルブ47が油圧を発生する。この油圧は左
右油圧室39a、39bに対して給排され、その差圧に
よってピストン37がアシスト力を与えられるため、ド
ライバーは小さい負荷で左右前輪を転舵することができ
る。
【0042】次にモード切替スイッチ75によって手動
モードから自動モードに切り替えられると、第2の操舵
機構3によって自動による転舵が行われる。すなわち自
動モードに切り替えられるとコントローラ73がサーボ
バルブ71に制御信号を送ると共に、ロックバルブ49
にも信号を送る。ロックバルブ49は図の状態から右に
移動して左右油圧室39a、39bに作動油を封じ込め
る。これによってラックハウジング25に対しラック軸
11及びピニオンギア9が固定され、第1の操舵機構1
の舵角が保持されることになる。
【0043】従って、第1実施形態においてラックハウ
ジング25、ラック軸11、ピストン37、左右油圧室
39a、39b、油タンク41、左右配管43、45
は、保舵手段を構成している。ロックバルブ49によっ
て油圧の封じ込めを行ったときには、PSポンプ55か
らPSバルブ47に流入した油は圧力を上昇させること
なく油タンク41に還流する。
【0044】このような状態においてサーボバルブ71
の制御により、左右操舵用油圧室65a、65bに油が
給排され、操舵用ピストン63の位置が制御されて連結
ロッド67及び連結ステー69を介しラックハウジング
25が左右に移動する。かかる移動によってラックハウ
ジング25に固定されたラック軸11も一体に移動し、
左右前輪が自動で転舵されることになる。
【0045】前記のようにして手動モードから自動モー
ドに切り替わるときには、ハンドル角センサ29の検出
値がコントローラ73で呼び込まれ、ステアリングホイ
ール5が左右中立位置にあるときにのみ自動モードに切
り替わるようになっている。
【0046】このとき図示はしないが音声発生装置で
「ハンドルが中立になってから自動モードに入ります」
などのメッセージをドライバーに与え、ドライバーの違
和感を軽減することが望ましい。ステアリングホイール
がほぼ中立にあるときにのみ自動モードに入れるように
する理由は以下の通りである。今操舵用アクチュエータ
61で制御できる前輪転舵角を±2°とし、ステアリン
グギア比を20とするとハンドル角換算で±40°の舵
角が制御できることになる。しかしステアリングホイー
ル5が右に20°切れていたときに自動モードに入って
しまうと、右には60°左には0°という制御舵角範囲
になり、自動モードで左旋回ができなくなってしまうこ
とになる。このためステアリングホイール5によるハン
ドル角がある規定範囲、常識的には±5°程度の範囲に
あるときだけ自動モードに入れるようにしておく必要が
ある。又、同様の不具合いは手動モードから自動モード
への切り替え時に操舵用アクチュエータ61が中立位置
にないときにも発生する。例えば、操舵用アクチュエー
タ61によって左にめいっぱい前輪を転舵する状態にな
ったままドライバーが手動操舵していて、この状態から
自動モードに入る場合には自動モード時に操舵用アクチ
ュエータ61によってそれ以上左へ操舵することが不可
能になる。従って、手動モードから自動モードになると
きには操舵用アクチュエータを中立位置にしておく必要
がある。
【0047】換言すれば、自動モードから手動モードに
なったときには自動モードに備えて操舵用アクチュエー
タ61を中立位置に戻し、操舵角が発生しない位置にし
ておく必要がある。
【0048】このようにすることによって、手動モード
と自動モードとの切り替えを違和感なく円滑に行わせる
ことができる。
【0049】ここで自動モードにおいては、例えば前方
の画像をカメラで認識して走行レーンに対する自車の横
ずれ量を検出したり、路面に埋設されている磁石(磁気
ネイル)に対する自車の横ずれ量を検出し、あるいは、
道路脇の壁からの距離を検出するなどして自車が走行レ
ーンから外れないように操舵用アクチュエータ61によ
ってラックハウジング25を左右に移動させ自動転舵を
行う。自動モード中にドライバーがステアリングホイー
ル5の操作を行うと、ピニオンギア9は前記油圧の封じ
込めによってロックされているためトーションバー27
がねじられることになる。このときPSバルブ47で油
圧が発生し、その油圧を圧力センサ51、53で検出
し、コントローラ73の指令でロックバルブ49が開状
態となり、手動操舵が可能となる。従って、油圧センサ
51、53による検出油圧が設定油圧を上回ったとき、
ラックハウジング25が固定され、左右油圧室39a、
39bの作動油封じ込めが解除されて手動操舵が可能と
なる。従って、自動操舵中の手動操舵を円滑に行うこと
ができる。
【0050】なお、ここでは油圧センサ51、53の信
号を用いたが、PSバルブ47で発生した油圧をパイロ
ット圧として利用し、ロックバルブ49を解放するよう
に油圧回路を構成することもできる。
【0051】いずれにしても、パワーステアリングの油
圧が下がってもいったん解放されたロックバルブ49
は、次にドライバーが自動モードをモード切替スイッチ
75で選択しない限り遮断されることはない。
【0052】自動モードから手動モードに切り替わった
ときには、前記のように操舵用アクチュエータ61は中
立位置に戻される。なお、手動モード時には、ハンドル
角の回転によって前輪の補助操舵を行い、車両の操舵応
答性を向上させることもできる。
【0053】このようにして、第1実施形態においては
第2の操舵機構3により前輪を転舵するとき第1の操舵
機構1の舵角を保持することができるので、自動モード
と手動モードとの切り替えを第1の操舵機構1の舵角を
基準にして行うことができ、違和感なく円滑な切り替え
を達成することができる。又、第2の操舵機構3により
前輪を転舵するとき第1の操舵機構1の舵角を保持する
ため、第2の操舵機構3により確実に前輪を転舵するこ
とができる。更に、第2の操舵機構3により転舵すると
き、ステアリングホイール5が回転しないため、乗員に
違和感を与えることもない。
【0054】第1の操舵機構の舵角を保持するのは、パ
ワーステアリング機構を利用して左右油圧室に作動油を
封じ込めて行うため、特別な装置を必要とすることなく
舵角を確実に保持することができると共に、構造が簡単
である。又、第2の操舵機構3によって自動の転舵が行
われているときストローク規制部材69がラックハウジ
ング25の凸部57の移動を所定ストローク範囲で規制
するため、万一第2の操舵機構3が故障しても、必要以
上に大きく転舵されることはなく、安定した走行が可能
である。しかも、ストローク規制部材69はラックハウ
ジング25の移動を所定範囲に規制するものであるた
め、第1の操舵機構1による手動による転舵の場合には
ストローク規制部材69は働かず、手動によって大きく
転舵をすることができ、自動運転時のみ容易に舵角規制
を行うことができる。
【0055】(第2実施形態)図2は第2実施形態にか
かる前輪操舵装置の概略全体構成図を示している。
【0056】本実施形態においても第1実施形態と基本
的な構成は同一であり、第1実施形態と対応する構成部
分には同符号を付してで説明し、又、重複した説明は省
略する。なお、他の実施形態においても同様である。本
実施形態においては第1の操舵機構1の舵角を保持する
保持手段がラック軸11に設けられた凹部77、及びラ
ックハウジング25に支持されて前記凹部77に付勢力
を持って嵌合し、前記ラック軸11のパワーアシストに
よって嵌合が外れるストッパ79で構成されている。ス
トッパ79は図3のように凹部77に嵌合するボール8
1、と該ボール81を押しつけるスプリング83と、該
スプリング83を支持し且つ前記ラックハウジング25
に位置調整自在に支持されて前記スプリング83の付勢
力を調節するリテーナ85とよりなっている。リテーナ
85は、例えばラックハウジング25に対し、ねじ構造
などによって支持され、スプリング83の押しつけ力を
強めたり弱めたり調整することができるものである。そ
して第2実施形態においてはこのような保持手段を設け
たため第1実施形態のようなロックバルブ49は設けら
れていない。
【0057】従って、本実施形態においては第2の操舵
機構3による自動の転舵中には凹部77にボール81が
付勢力を持って嵌合することにより、第1の操舵機構1
の舵角を機械的に保持することができる。又、このとき
左前輪(図示せず)及び右前輪23から入力される外乱
に対しては、ストッパ79及び凹部77によるロックが
解除されず、ドライバーがステアリングホイール5を操
舵し油圧によるパワーアシストが働いたときにはロック
が解除される。
【0058】このようにして、自動による転舵中はステ
アリングホイール5の舵角を中立に保持することがで
き、このような状態でドライバーが操舵したときのみ中
立保持を解除することができる。従って、機械的なロッ
クにより簡単な構造で確実な保持を行うことができる。
【0059】他の作用効果は第1実施形態とほぼ同様で
ある。なお、本実施形態においては図4のようなストッ
パ構造とすることもできる。すなわち図4の構造ではリ
テーナ85の一側で前記ラックハウジング25との間に
油圧室87を設け、同他側でラックハウジング25との
間にリターンスプリング89を設けたものである。従っ
て、第2の操舵機構3による自動の転舵中は油圧室87
に作動油を供給することによってスプリング83の押し
つけ力を設定し、第1の操舵機構1の舵角を保持するこ
とができる。
【0060】又、第1の操舵機構1による手動の転舵中
は油圧室87から作動油を排出しリターンスプリング8
9によってリテーナ85を押し戻すことにより、ボール
81が凹部77にロックしないようにすることで、凹部
77及びボール81の係合力が手動の操舵に影響しない
ようにすることができ、違和感のない手動操舵を可能と
することができる。 (第3実施形態)図5は第3実施形態を示している。基
本的には第1実施形態と同様な構成である。
【0061】本実施形態においては第3の操舵機構91
を設けている。そして大舵角制御のときは第3の操舵機
構91を用い、小舵角制御のときは前記第2の操舵機構
3を用いて自動の転舵を行うようにしている。
【0062】具体的には、前記第3の操舵機構91はア
クチュエータとしてモータ93を備え、その出力軸95
にクラッチ97を介設して出力ギア99を連結し該出力
ギア99にステアリングシャフト7に取り付けた連動ギ
ア101に支合している。
【0063】従って、アクチュエータとしてのモータ9
3の制御により第1の操舵機構1の一部であるステアリ
ングシャフト7、ピニオンギア9及びラック軸11を介
して前輪を転舵することができる。前記モータ93及び
クラッチ97はコントローラ73によって制御されるよ
うになっている。コントローラ73には車速センサ10
3の検出信号が入力されるようになっている。従って、
所定車速を上回る場合、例えば60km/h以上のではコ
ントローラ73の制御によってクラッチ97がOFFと
なり、第2の操舵機構3で自動転舵が行われ、小舵角制
御の自動転舵を行うことができる。又、車速が所定車速
を下回る場合、例えば10km/h以下では、第2の操舵
機構3による制御が停止され、コントローラ73の制御
によってクラッチ97がONとなり、モータ93が制御
されて出力ギア99、連動ギア101を介して、ステア
リングシャフト7が回転駆動され、大舵角制御の自動転
舵を行うことができる。
【0064】従って、本実施形態では高速走行時などの
小舵角の自動転舵を第2の操舵機構3によって行うこと
ができ、且つ駐車や車庫入れなどの大舵角の自動転舵を
第3の操舵機構91によって行うことができ、両立をは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる全体概略構成図
である。
【図2】第2実施形態にかかる全体概略構成図である。
【図3】第2実施形態の腰部拡大概略図である。
【図4】第2実施形態の腰部変形例にかかる拡大概略図
である。
【図5】第3実施形態にかかる全体概略構成図である。
【図6】従来例にかかる全体概略構成図である。
【符号の説明】
1 第1の操舵機構 3 第2の操舵機構 5 ステアリングホイール 7 ステアリングシャフト 9 ピニオンギア 11 ラック軸 23 右前輪(前輪) 25 ラックハウジング 39a 左油圧室(保舵手段) 39b 右油圧室(保舵手段) 49 ロックバルブ(保舵手段) 51、53 油圧センサ 59 ストローク規制部材(規制手段) 73 コントローラ 75 モード切替スイッチ(切替手段) 77 凹部(保舵手段) 79 ストッパ(保舵手段) 81 ボール(保舵手段) 83 スプリング(保舵手段) 85 リテーナ(保舵手段) 87 油圧室(保舵手段) 89 リターンスプリング(保舵手段) 91 第3の操舵機構 93 モータ(アクチュエータ) 97 クラッチ 103 車速センサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールの手動回転に応じ
    て前輪を転舵する第1の操舵機構と、 該第1の操舵機構に独立してアクチュエータの制御によ
    り前輪を転舵する第2の操舵機構と、 前記第1の操舵機構と前記第2の操舵機構とを切り替え
    る切替手段と、 前記第2の操舵機構により前輪を転舵するとき、前記第
    1の操舵機構の舵角を保持する保舵手段を設けたことを
    特徴とする前輪操舵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前輪操舵装置であって、 前記第1の操舵機構が、車体側に対して左右移動可能に
    支持されたラックハウジングと該ラックハウジングに支
    持されたラック軸及びピニオンギアとを備えると共に、
    左右油圧室に作動油を給排して前記手動回転のパワーア
    シストを行うパワーステアリング機構であり、 前記第2の操舵機構が、前記ラックハウジングを前記ア
    クチュエータの制御により左右移動させる機構であり、 前記保舵手段が、前記左右油圧室に作動油を封じ込める
    機構であることを特徴とする前輪操舵装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の前輪操舵装置であって、 前記第1の操舵機構のステアリングホイールの手動回転
    に基ずく前記パワーステアリング機構の油圧変化を検出
    する油圧センサを設け、 前記第2の操舵機構により前輪を転舵するとき、前記油
    圧センサによる検出油圧が設定油圧を上回ったとき前記
    ラックハウジングを固定すると共に、前記左右油圧室の
    作動油封じ込めを解除することを特徴とする前輪操舵装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の前輪操舵装置であって、 前記第1の操舵機構が、車体側に対して左右移動可能に
    支持されたラックハウジングと該ラックハウジングに支
    持されたラック軸及びピニオンギアとを備えると共に、
    左右油圧室に作動油を給排して前記手動回転のパワーア
    シストを行うパワーステアリング機構であり、 前記第2の操舵機構が、前記ラックハウジングを前記ア
    クチュエータの制御により左右移動させる機構であり、 前記保舵手段が、前記ラック軸に設けられた凹部及び前
    記ラックハウジングに支持されて前記凹部に付勢力を持
    って嵌合し前記パワーアシストによって嵌合が外れるス
    トッパであることを特徴とする前輪操舵装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の前輪操舵装置であって、 前記ストッパは、前記凹部に嵌合するボールと、該ボー
    ルを押しつけるスプリングと、該スプリングを支持し且
    つ前記ラックハウジングに位置調整自在に支持されて前
    記スプリングの付勢力を調整するリテーナとよりなるこ
    とを特徴とされる前輪操舵装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の前輪操舵装置であって、 前記リテーナの一側で前記ラックハウジングとの間に作
    動油の供給排によって前記リテーナを移動させ前記スプ
    リングの押しつけ力を設定する油圧室を設け、同他側で
    前記ラックハウジングとの間に、前記作動油の排出時に
    前記リテーナを押し戻すリターンスプリングを設けたこ
    とを特徴とする前輪操舵装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の前輪操
    舵装置であって、 前記第1の操舵機構に連動連結されたアクチュエータの
    制御により第1の操舵機構の一部を介して前輪を転舵す
    る第3の操舵機構を設け、 小舵角制御の時は前記第2の操舵機構を用い、大舵角制
    御の時は前記第3の操舵機構を用いることを特徴とする
    前輪操舵装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の前輪操舵装置であって、 前記第3の操舵機構の第1の操舵機構に対する連動連結
    を断続するクラッチを設け、 車速を検出する車速センサを設け、 前記制御手段は、規定車速を下回るときは前記クラッチ
    をONとして前記第3の操舵機構のアクチュエータを制
    御し、規定車速を上回るときは前記クラッチをOFFと
    して前記第2の操舵機構のアクチュエータを制御するこ
    とを特徴とする前輪操舵装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の前輪操
    舵装置であって、 前記保舵手段は、前記ステアリングホイールが中立位置
    にあるときのみ前記第1の操舵機構の舵角を保持するこ
    とを特徴とする前輪操舵装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の前輪
    操舵装置であって、 前記第2の操舵機構は、前記保舵手段が第1の操舵機構
    の舵角の保持を解放するとき操舵角を発生しない位置に
    あることを特徴とする前輪操舵装置。
  11. 【請求項11】 請求項2〜6のいずれかに記載の前輪
    操舵装置であって、 前記ラックハウジングの左右への動きを所定範囲に規制
    する規制手段を設けたことを特徴とする前輪操舵装置。
JP9008813A 1997-01-21 1997-01-21 前輪操舵装置 Pending JPH10203390A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170481A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Yanmar Co Ltd 走行車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014170481A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Yanmar Co Ltd 走行車両

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