JPH10202926A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH10202926A
JPH10202926A JP1145297A JP1145297A JPH10202926A JP H10202926 A JPH10202926 A JP H10202926A JP 1145297 A JP1145297 A JP 1145297A JP 1145297 A JP1145297 A JP 1145297A JP H10202926 A JPH10202926 A JP H10202926A
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JP
Japan
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image
ink
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JP1145297A
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Inventor
Takashi Shibuki
隆 渋木
Shoji Kondo
昇司 近藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーコート層またはプレコート層の印字
時間を短くし、1枚当たりのプリント時間の短縮化を図
った記録装置を提供する。 【解決手段】 オーバーコート層の印字パターンを、画
像領域18a内の一部に指定し、この印字パターンから
オーバーコート層の印字長さを決定するようにしたの
で、各色のインク層の印字長さ(L0 ライン)よりもオ
ーバーコート層の印字長さ(L0 −L1 −L2 ライン)
を短くすることができる。これにより、オーバーコート
層の印字時間を短くし、記録紙1枚当たりのプリント時
間の短縮を可能にする。しかもサーマルヘッドへの熱の
加え方も、1ラインすべてに熱を加えるのではなく、画
像として必要な部分にのみ熱を加えるようにすれば、省
電力化が図られる。また、プレコート層の印字にも適用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写記録装置に
用いるインクフィルム中のオーバーコート層またはプレ
コート層の転写方法を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録装置は、プラテンローラと、
これに対して圧接及び圧接解除可能となった発熱体とし
てのサーマルヘッドとを備えており、記録紙がプラテン
ローラとサーマルヘッドとの間に送り込まれる。記録紙
とサーマルヘッドとの間には、一方の表面に例えば熱昇
華性のインクが塗布されたインクフィルムが搬送される
ようになっている。このインクフィルムは、供給側リー
ルから繰り出されて、巻取側リールに巻き取られる。
【0003】1つのサーマルヘッドにより記録紙に対し
てカラー画像を再現する場合には、表面にイエロ、マゼ
ンタおよびシアン等の各色のインク層とオーバーコート
層とがこの順で塗布されたインクフィルムが用いられ、
各色の画像の重ね合わせによってカラープリントされ
る。
【0004】ここで、オーバーコート層とは、印字部分
の退色等を防止するために印字最終段階で記録紙の上に
ラミネート用樹脂としてのオーバーコート剤を熱転写し
て覆うものである。上記のような記録装置では、オーバ
ーコート層の印字長さは、イエロ、マゼンタおよびシア
ン等の各色のインク層と同じ印字長さに設定されてお
り、画像領域の全面にオーバーコート層の転写(印字)
が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
熱転写記録装置にあっては、例えば証明写真用の印字サ
ンプル等の場合にはオーバーコート層の印字が必要な領
域は人物が写っている領域のみであるにもかかわらず、
オーバーコート層の印字は各色のインク層と同じ印字長
さにて行われる。このため、必ずしも必要でない領域ま
で含んだ状態でオーバーコート層の印字が行われ、結果
的に必要領域の大きさにかかわらず一律にオーバーコー
ト層の印字時間がかかってしまうという問題があった。
【0006】また、普通紙等にインク層を転写可能とす
るために、印字開始時に記録紙上を覆うプレコート層を
印字する場合にあっても同様な問題が生じる。
【0007】本発明の目的は、オーバーコート層または
プレコート層の印字時間を短くし、1枚当たりのプリン
ト時間の短縮化を図った記録装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、インクフィルムを用い、
直線状に並んだ発熱素子に電流を印加することにより記
録紙に転写し、画像を形成する記録装置において、印字
開始時若しくは印字最終段階で記録紙上を覆う前記イン
クフィルムのコート層の印字パターンを、画像領域内の
一部に指定し、前記印字パターンから前記コート層の印
字長さを決定することを特徴とする。この発明にあって
は、各色のインク層の印字長さよりもオーバーコート層
の印字長さが短くなり、これにより、その印字時間を短
くすることが可能となる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記コート層の印字パター
ンは、前記インクフィルムの少なくとも1色のインク層
の印字が行われる各画素の平面直角座標を(x,y)と
した場合に、m,nを0以上の所定の整数からなる画素
数として、座標(x+m,y+n)、(x−m,y+
n)、(x−m,y−n)、(x+m,y−n)を頂点
とする前記各画素についての長方形領域の和集合と画像
領域との重複範囲に指定されることを特徴とする。この
発明にあっては、インク層の印字が行われる画素を含む
前記長方形領域をすべての画素について求め、個々の画
素で求められたこれらの長方形領域の和集合を、オーバ
ーコート層の印字パターンとして指定する。但し、長方
形領域が画像領域をはみ出た場合は、画像領域内までに
オーバーコート層の印字パターンを限定する。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記コート層の印字長さ
は、画像領域における印字方向に直交する方向に沿う画
像ラインの総ライン数をL0 、前記画像ラインのうち前
記インクフィルムのインク層の印字が1ライン中のすべ
ての画素で行われない連続するライン数であって、最初
のラインを含むライン数をL1 、最終のラインを含むラ
イン数をL2 とした場合に、(L0 −L1 −L2 )ライ
ンと決定されることを特徴とする。この発明にあって
は、画像ラインの総ライン数L0 のうち、インク層の印
字が行われる領域より印字方向上流側の部分であって当
該領域と重ならない画像ラインのライン数L1 と、当該
領域より印字方向下流側の部分であって当該領域と重な
らない画像ラインのライン数L2 については、オーバー
コート層の印字を行わない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る熱転写記録装置を示す外観斜視図である。なお、説
明の便宜上、記録紙を排出する際に先端側となる記録紙
の縁辺を、記録紙の先端と称する。図示する熱転写記録
装置10は、例えば前述したような証明写真用のプリン
トなどを出力するために用いられる。
【0012】熱転写記録装置10の本体をなすハウジン
グ11の上面には蓋部材12が揺動軸12a(図2参
照)を中心に開閉自在に取り付けられ、蓋部材12を開
放した状態でインクフィルムカセットがハウジング11
内の所定位置に装填されるようになっている。図中左手
前側が装置10の前面となっており、この前面側に排紙
部22(図2参照)が設けられ、背面側に給紙部21が
設けられている。給紙部21には、複数枚の記録紙を収
納した給紙トレイ14が傾斜して設けられている。ま
た、この熱転写記録装置10内には、画像を再現した後
の記録紙の不要部分(記録紙の先端部分および/または
後端部分)をカットするカッタユニット23(図2参
照)が設けられており、カットされた用紙片を貯えるダ
スタ部24が装置前面側に抜き差し自在に設けられてい
る。不要部分をカットした後の記録紙は、用紙排出口1
6を通って、ダスタ部24の前面に一体的に設けられた
排紙トレイ17上に縦方向に排出される。
【0013】また、本実施の形態の熱転写記録装置10
では熱昇華性のインクが塗布されたインクフィルムが用
いられており、昇華したインクをトラップする受像紙と
しての記録紙は、印画紙のような腰の強い厚手(150
〜250μm)の用紙が用いられている。
【0014】図2は、熱転写記録装置の蓋部材を開放し
た状態を示す概略断面図、図3は、熱転写記録装置の本
体にインクフィルムカセットを装填した状態を示す概略
断面図、図4(1)〜(3)は、それぞれ、給紙時、印
字開始時、および印字終了時における熱転写記録装置の
作動状態を概略で示す断面図、図5(1)(2)は、先
端カット時および後端カット時における熱転写記録装置
の作動状態を概略で示す断面図である。
【0015】熱転写記録装置10の内部構造を詳述すれ
ば、図2に示すように、ハウジング11内には、プラテ
ンローラ25が回転自在に支持されており、蓋部材12
の内面側には、図示しない連動部材によって、発熱体と
してのサーマルヘッド26を有するヘッドベース27が
プラテンローラ25に対して進退移動自在に取り付けら
れている。ヘッドベース27がプラテンローラ25に対
して前進移動すると、サーマルヘッド26はプラテンロ
ーラ25に圧接する位置に移動する一方、ヘッドベース
27がプラテンローラ25に対して後退移動すると、サ
ーマルヘッド26は圧接を解除する位置に移動する。ヘ
ッドベース27は、図示しないスプリングなどの弾発手
段によって、サーマルヘッド26をプラテンローラ25
に対して後退した位置すなわち圧接解除位置に保持する
ように、図2中矢印Rで示す方向に付勢されている。
【0016】蓋部材12に回転自在に取り付けた駆動軸
28には、ヘッドベース27に当接して当該ヘッドベー
ス27を前進移動させ、サーマルヘッド26をプラテン
ローラ25に対して圧接させる圧接用偏心カム29が固
着されている。駆動軸28を回転して圧接用偏心カム2
9を回転駆動するために、パルスモータからなるサーマ
ルヘッド駆動モータM1が駆動軸28に接続されてい
る。
【0017】図3に示すように、サーマルヘッド26と
プラテンローラ25との間には、供給側リール30から
繰り出されて巻取側リール31に巻き取られることにな
る帯状のインクフィルム32が搬送されるようになって
いる。インクフィルム32は、3色のイエロインク層、
マゼンタインク層及びシアンインク層とオーバーコート
層とが、この順でベースフィルムに塗布されて形成され
ている(図7参照)。供給側および巻取側の両リール3
0、31は、インクフィルムカセット33内に収容され
ている。このインクフィルムカセット33は、ハウジン
グ11に対して着脱自在となっており、ハウジング11
内に取り付けた保持プレート34上にセットすることで
所定位置に装着される。巻取側リール31に取り付けた
ギア35の一部がインクフィルムカセット33に形成し
た開口部に臨んでおり、カセット装着時には、装置側に
設けた駆動ギア36が前記ギア35と噛み合うようにな
っている。駆動ギア36は、モータM2により回転駆動
され、送り出されるインクフィルム32を巻取側リール
31に巻き取る。
【0018】カセット装着時にインクフィルム32の搬
送路を形成すべく、プラテンローラ25の近傍には、イ
ンクフィルム巻取ローラ37が設けられている。このイ
ンクフィルム巻取ローラ37は、通常回転フリーである
が、非印字時にインクフィルム32を移動させたいとき
のみ、図示しないクラッチを締結させることによってイ
ンクフィルム巻取モータM3によって駆動せられるよう
になっている。一方、印字時においては、インクフィル
ム32は、記録紙18の搬送に伴って送り出され、サー
マルヘッド26の先端に設けられたインクフィルムガイ
ド板38と、回転フリーの状態にあるインクフィルム巻
取ローラ37とに案内されて巻取側リール31に巻き取
られることになる。
【0019】記録紙18は前記給紙トレイ14の上に傾
斜した状態で保持されるが、記録紙18の幅方向を規制
するために、給紙トレイ14には幅規制板40が設けら
れている。この幅規制板40は、記録紙18のサイズに
応じて幅方向にスライド移動自在となっている。
【0020】給紙トレイ14上の記録紙18は、給紙ロ
ーラ45と、この給紙ローラ45に対して微小なギャッ
プを隔てて配置された捌きローラ46とにより1枚ずつ
給紙されて、ガイド部材47に案内されながら搬送され
る。給紙ローラ45は、パルスモータからなる給紙モー
タM4により回転駆動されるが、捌きローラ46は非回
転となっている。
【0021】プラテンローラ25の上流側には当該プラ
テンローラ25に隣接して、グリップローラ50と、こ
のグリップローラ50に対して当接するピンチローラ5
1とが配置され、これら両ローラ50、51の間に、給
紙された記録紙18が送り込まれる。グリップローラ5
0はパルスモータからなるグリップローラ駆動モータM
5により回転駆動され、ピンチローラ51は記録紙の搬
送に伴って従動回転する。
【0022】プラテンローラ25の下流側には、記録紙
18を排紙トレイ17上に排出するために、用紙排出口
16側に位置する第1排出ローラ対53と、プラテンロ
ーラ25側に位置する第2排出ローラ対54とが所定距
離を隔てて取り付けられている。これら排出ローラ対5
3、54は、パルスモータからなる搬送モータM6によ
り回転駆動されるようになっている。
【0023】プラテンローラ25と排出ローラ対54と
の間には、排紙処理の際の記録紙18の搬送を案内する
ガイド部材55が設けられている。このガイド部材55
の下方には、印字動作がなされるときに記録紙18を収
容する収容スペース56が形成されている。
【0024】図示する熱転写記録装置10にあっては、
記録紙18にカラー画像を再現する際には、まず、図4
(1)に示すように、記録紙18を給紙トレイ14から
給紙して矢印Pで示す方向に搬送し、図4(2)に示す
ように、記録紙18を収容スペース56に収容する。次
いで、この状態から矢印Qで示す方向に記録紙18を戻
し搬送しながらイエロの画像を形成するようになってい
る。つまり、戻し印字方式となっている。記録紙18を
戻し搬送しながらイエロの画像を転写した後に(図4
(3)参照)、次のマゼンタの画像を再現する準備のた
めに記録紙18は前進搬送される。このように、面順次
方式によって例えば3色の画像を重ねて転写することに
より、記録紙18にカラー画像が形成される。サーマル
ヘッド26がプラテンローラ25に圧接するのは戻し搬
送のときのみであり、記録紙18を前進搬送するときに
は、サーマルヘッド26はプラテンローラ25から離れ
ている。印字動作中に戻し搬送と前進搬送とを繰り返す
ときにおいては、グリップローラ50およびピンチロー
ラ51は常に記録紙18を挟持し続けている。
【0025】前記ガイド部材55の下側には、グリップ
ローラ50とピンチローラ51により搬送される記録紙
18を、排出ローラ対53、54などが設けられている
排紙部22あるいは収容スペース56のいずれか一方に
選択的に導くために、支持軸57を中心として揺動ガイ
ド58が揺動自在に設けられている。図4(2)に示す
ように、揺動ガイド58を上方位置に揺動すると、グリ
ップローラ50などにより搬送される記録紙18は収容
スペース56に収容される。一方、図5(1)に示すよ
うに、揺動ガイド58を上方位置から下方位置まで支持
軸57を中心として時計方向に揺動すると、記録紙18
は排紙部22に向けて搬送される。
【0026】印字品位の向上のためには印字時に記録紙
18が排出ローラ対53、54に挟まれないようにする
必要があるが、本実施の形態のように揺動ガイド58を
設けて排紙部22に至る搬送経路の下方位置に収容スペ
ース56を形成するようにすれば、プラテンローラ25
と排出ローラ対53、54との間の距離を小さくするこ
とができ、装置10の床面積が小さくなる。
【0027】前記第1排出ローラ対53と第2排出ロー
ラ対54との間に設けられるカッタユニット23は、ロ
ータリーカッタ60と、このカッタ60との共働により
記録紙18をカットする受け台61とを有する。このカ
ッタユニット23により非印字領域をカットすることが
でき、カットされた不要な用紙片は、その自重により、
カッタユニット23の下方位置に配置されたダスタ部2
4内に落下し回収される。
【0028】図6にも拡大して示すように、グリップロ
ーラ50に隣接して、給紙時における記録紙先端あるい
は印字時における記録紙後端を検出するセンサS1が設
置されている。センサS1は、記録紙18の先端あるい
は後端を検出したときにオン信号を発する。なお、セン
サS1は印字時には記録紙後端を検出することから、以
下の説明においては便宜上、後端検出センサS1と称す
る。
【0029】図2に示したように、カッタユニット23
には、記録紙先端を検出する先端検出センサS2が設置
されている。先端検出センサS2は、記録紙18の先端
を検出したときにオン信号を発する。先端検出センサS
2が記録紙18の先端を検出した時点を基準として、搬
送モータM6を駆動するパルスが管理され、記録紙先端
から所定長さだけ記録紙18をカットする先端カットと
(図5(1)参照)、記録紙後端から所定長さだけ記録
紙18をカットする後端カット(図5(2)参照)とが
行われる。
【0030】また、図2及び図3に示すように、熱転写
記録装置10の内部下方には、コントロールユニット1
9が配置されており、このコントロールユニット19
は、外部電力を供給する電源部、装置内各部の制御を行
う制御手段としてのCPU90、及び各種基板等を有し
ている。
【0031】図7は、本装置で使用されるインクフィル
ム32を示す平面図である。図6に示したように、イン
クフィルム巻取ローラ37に隣接して、インクフィルム
32に付された頭出しマーク86を検出する読み取りセ
ンサS3が設置されている。前記各センサS1、S2,
およびS3としては、反射型フォトセンサが例示できる
が、この場合に限定されるものではなく、例えば透過型
フォトセンサより構成しても良い。
【0032】前記頭出しマーク86は、図7に示したよ
うに、各イエロインク層の先頭部分(巻取側)に写し込
まれている。図中符号「Y」はイエロインク層、「M」
はマゼンタインク層、「C」はシアンインク層、および
「O」は、オーバーコート層を示しており、この順に印
字が行われる。オーバーコート層は、前述したように、
印字部分の耐久性を上げ退色等を防止するために、印字
最終段階で既に記録紙18上に転写されている色素染料
の上にラミネート用樹脂としてのオーバーコート剤を熱
転写して覆うものである。
【0033】インクフィルム32の画面毎の頭出しは、
前記読み取りセンサS3により頭出しマーク86を検出
するまでインクフィルム32を送り出した後に停止させ
ることで行われるが、印字指令を受けた後、給紙された
記録紙18の後端を後端検出センサS1で検出するまで
当該記録紙18を前進搬送している間に行われる。
【0034】なお、次の色のインク層の頭出しは、イン
クフィルム巻取ローラ37の一端に設けた図示しないエ
ンコーダでインクフィルム32の搬送量をパルスカウン
トすることにより行われる。
【0035】また、図7に示したように、インクフィル
ム32の最終画面にのみ、前記頭出しマーク86の近傍
にフィルムエンドマーク87aが設けられており、この
フィルムエンドマーク87aを読み取りセンサS3で検
出することにより最終回印字であることを認識すること
ができる。
【0036】図8は、サーマルヘッド26およびグリッ
プローラ駆動モータM5を駆動させる制御ブロック図で
ある。図示のように、サーマルヘッド26は、サーマル
ヘッド制御部91を介して、CPU90と接続されてい
る。発熱体としてのサーマルヘッド26は、記録紙18
の搬送方向に直交する方向に直線状に設けられる図示し
ない発熱素子を有しており、通電により発熱する。
【0037】装置外のデータ処理部82において作成さ
れる画像データは、装置内のメモリ83に一旦格納され
る。CPU90は、このメモリ83に記憶されている画
像データを読み出し、当該画像データに応じた信号をサ
ーマルヘッド制御部91に送信して、サーマルヘッド制
御部91からサーマルヘッド26へ所定の電圧の印加を
行う。イエロ、マゼンタおよびシアン等の各色のインク
層と同様な手順により、オーバーコート層の画像データ
(以下、印字パターンともいう)も作成され、これらの
インク層およびオーバーコート層が順次印字される。
【0038】なお、データ処理部82は装置内部に配置
する構成としてもよく、また、データ処理部82におい
て作成される画像データをメモリに記憶することなく印
字させることも可能である。
【0039】一方、グリップローラ駆動モータM5は、
モータ制御部81を介して、CPU90と接続されてい
る。CPU90は、所定の信号をモータ制御部81に送
信して、記録紙18の所定の搬送を行うべくグリップロ
ーラ駆動モータM5を回転駆動させる。
【0040】図9は、オーバーコート層の印字例を示す
図である。記録紙18に対するイエロ、マゼンタおよび
シアン等の各色のインク層の印字は、基本的には図9の
位置aで示される印字方向に直交する方向に沿う画像ラ
インにて開始され、位置dで示される画像ラインにて終
了するように行われる。つまりインク層の印字可能領域
を表す画像領域18aとしては、ad間の領域が相当す
ることになる。
【0041】しかしながら、画像として必要な特定領域
18bは例えば証明写真の人物が写っている部分であ
る。そこで本実施の形態では、図9に示すように、オー
バーコート層の印字パターンを画像領域18a内の一部
(bc間領域)に指定し、その印字パターンからオーバ
ーコート層の印字長さを決定する。
【0042】具体的には、画像領域18aにおける印字
方向に直交する方向に沿う画像ラインの総ライン数L0
のうち、特定領域18bより印字方向上流側の部分であ
って当該特定領域18bと重ならない画像ラインのライ
ン数L1 と、特定領域18bより印字方向下流側の部分
であって当該特定領域18bと重ならない画像ラインの
ライン数L2 については、オーバーコート層の印字を行
う必要は必ずしもない。換言すれば、オーバーコート層
の印字長さ(ライン数)を、画像領域18aにおける画
像ラインの総ライン数をL0 、この画像ラインのうちイ
ンク層の印字が1ライン中のすべての画素で行われない
連続するライン数であって、最初のラインを含むライン
数をL1 、最終のラインを含むライン数をL2 とした場
合に、(L0 −L1 −L2 )と決定することができる。
【0043】次に、図10に示すフローチャートに基づ
いて、オーバーコート層の印字を含むプリント動作につ
いて説明する。初めに、あらかじめ各色のインク層の画
像データの形状や大きさが認識される。これは送信され
る各色のインク層の画像データにより認識されるが、例
えば証明写真のように一定の場合には固定して設定する
ことも可能である。そして、この各色のインク層の画像
データに基づいて、画像データを作成するデータ処理部
82において、オーバーコート層の印字パターンを画像
領域18a内の一部(bc間領域)に指定する(ステッ
プS1)。ここで、図9におけるオーバーコート層の印
字開始位置bと印字終了位置cとが決定される。
【0044】次いで、イエロ、マゼンタおよびシアン等
の各色のインク層の印字が順次実行される(ステップS
2)。なお、上記ステップS1およびS2の動作順序は
逆であってもよい。
【0045】全ての色についてインク層の印字が終了す
ると、インクフィルム中のオーバーコート層の頭出しを
行う(ステップS3)。一方、最後のシアン色のインク
層の印字が終了したとき、サーマルヘッド26は図9に
示す位置dにあるので、サーマルヘッド26が上記にて
決定されたオーバーコート層の印字開始位置bにくるよ
うに、記録紙18を(L0 −L1 )ライン分だけ戻す
(ステップS4)。この場合にグリップローラ駆動モー
タM5にステッピングモータを使用し、mステップ駆動
させて記録紙18を画像ラインの1ライン分動かすとす
れば、位置dから位置bまで戻すために、(L0 −L1
)×mステップだけグリップローラ駆動モータM5を
駆動させて記録紙18を戻すことになる。
【0046】そして、既に記録紙18上に転写されてい
る色素染料の上にオーバーコート層を、位置bから位置
cまで(L0 −L1 −L2 )ライン熱転写すなわち印字
して覆う(ステップS5)。
【0047】一画面分のすべての印字が終了すると、記
録紙18の不要部分がカッタユニット23によりカット
され、カットした後の記録紙18は、用紙排出口16を
通って、ダスタ部24の前面の排紙トレイ17上に排出
される(ステップS6)。
【0048】このように、本実施の形態の熱転写記録装
置10によれば、オーバーコート層の印字パターンを、
画像領域内の一部に指定し、この印字パターンからオー
バーコート層の印字長さを決定するようにしたので、各
色のインク層の印字長さよりもオーバーコート層の印字
長さを短くすることができる。これにより、オーバーコ
ート層の印字時間を短くすることが可能となり、ひいて
は記録紙1枚当たりのプリント時間の短縮を図ることが
できる。
【0049】また、オーバーコート層の印字長さは、画
像領域における画像ラインの総ライン数をL0 、画像ラ
インのうちインク層の印字が1ライン中で全く行われな
い連続するライン数であって、最初のラインを含むライ
ン数をL1 、最終のラインを含むライン数をL2 とした
場合に、(L0 −L1 −L2 )ラインと決定するように
したので、簡単な制御により確実に各色のインク層の印
字長さよりもオーバーコート層の印字長さを短くするこ
とができる。
【0050】図11は、写真の焼付を行う現像所などに
おいて使用され、ネガフィルムの複数駒に記録された情
報を1枚の記録紙上に再現するいわゆるインデックス・
プリントの場合のオーバーコート層の印字例を示す図で
あって、(A)は本発明の他の実施の形態に係るオーバ
ーコート層の印字例を示す図、(B)は従来のオーバー
コート層の印字例を示す図である。
【0051】背景が白のインデックス・プリントあるい
は背景が印刷されているインデックス・プリントの場
合、従来は図11(B)に示すように、かなり広い領域
18cに対してオーバーコート層の印字を行っている。
【0052】これに対し、本実施の形態では、図11
(A)に示すように、画像として必要なイエロ、マゼン
タおよびシアン等の各色のインク層の印字がなされた特
定領域18bあるいはその近傍のみに対してオーバーコ
ート層の印字を行うようにしたものである。この点で最
初の実施の形態とは相違している。なお、図11(A)
中、右下の長方形部分は、日付やバーコード等のデータ
が印字されている部分を示している。
【0053】図12(A)(B)は、オーバーコート層
の印字パターンの指定の仕方を示す図、図13(A)〜
(C)は、その具体的な指定方法を説明するための図で
ある。オーバーコート層の印字については、図12
(A)に示すように駒の部分だけを指定してもよく、図
12(B)に示すように駒の部分を含みこれより若干広
い部分を指定してもよい。
【0054】ここで、図12(A)(B)に示すような
オーバーコート層の印字パターンの指定は、例えば次の
ようにして行う。いま、画像領域内のある画素の画像デ
ータが空白でない、すなわちインクフィルムの少なくと
も1色のインク層の印字が行われるとし、その画素の平
面直角座標を(x,y)とした場合に、m,nを0以上
の所定の整数からなる画素数として、座標(x+m,y
+n)、(x−m,y+n)、(x−m,y−n)、
(x+m,y−n)を頂点とする前記画素についての長
方形領域を考える。図13は、このようにして求められ
た長方形領域を示しており、(A)はm=0,n=0、
(B)はm=1,n=0、(C)はm=1,n=2、
(D)はm=3,n=3の場合である。図中黒丸で示し
た画素は、いま注目している座標(x,y)にあるイン
ク層の印字が行われている画素を示している。
【0055】上記のような長方形領域をすべての画素に
ついて行い、個々の画素で求められた長方形領域の和集
合を、オーバーコート層の印字パターンとして指定す
る。但し、長方形領域が画像領域をはみ出た場合は、画
像領域内までにオーバーコート層の印字パターンを限定
する。つまり、オーバーコート層の印字パターンは、各
画素についての長方形領域の和集合と画像領域との重複
範囲に指定される。
【0056】このようにすれば、オーバーコート層の印
字長さを短くして印字時間を短くすることができるばか
りか、1ラインすべてに熱を加えるのではなく、画像と
して必要な部分にのみサーマルヘッドに所定の電圧を印
加することによりオーバーコート層を印字することがで
きるので、省電力化を図ることができる。
【0057】図14は、インク層の印字がなされた特定
領域18bに対してm=2,n=2の長方形領域でオー
バーコート層の印字パターンを指定した様子す示す図、
図15は、インク層の印字がなされた特定領域18bに
対してm=500,n=2の長方形領域でオーバーコー
ト層の印字パターンを指定した様子す示す図である。m
=2,n=2に設定した場合は、オーバーコート層が印
字される領域18cは、図14に破線で示したように、
図中黒丸で示すインク層の印字が行われている領域に対
してその周囲を2画素分広げた領域となる。なお、イン
ク層の印字が行われている領域のみを指定したい場合に
は、m=0,n=0と設定する。
【0058】一方、図15に破線で示したように、m=
500,n=2に設定した場合は、オーバーコート層が
印字される領域18cは、画像領域18aをはみ出た二
点鎖線で示す部分は除かれる。このようにmあるいはn
の値を比較的大きな値に設定することで、画像領域18
aの所定方向端部までオーバーコート層の印字を行うこ
とができる。
【0059】図16は、プリントされた部分をはがして
用いるシール紙の場合のオーバーコート層の印字例を示
す図であって、(A)は本実施の形態に係るオーバーコ
ート層の印字例を示す図、(B)は従来のオーバーコー
ト層の印字例を示す図である。シール紙の場合、従来は
図16(B)に示すように、広い領域18cに対してオ
ーバーコート層の印字を行っていたが、本実施の形態で
は、図示のように、シールとして使う部分であるインク
層の印字がなされた特定領域18bのみに対してオーバ
ーコート層の印字を行うことができると共に、オーバー
コート層の印字長さも短くなる。
【0060】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。例えば、上述した実施の形態では、印字最
終段階で記録紙上を覆うインクフィルムのオーバーコー
ト層の印字の場合について説明したが、本発明はこれに
限定されることなく、次に述べるような印字開始時に記
録紙上を覆うインクフィルムのプレコート層の印字の場
合にも適用することができる。
【0061】昇華染料からなるインク層を普通紙やハガ
キ等の専用紙以外の用紙に印字する場合には、例えば普
通紙の上に直接転写することはできない。したがって、
イエロ、マゼンタおよびシアン等の各色のインク層の印
字を行う前に、普通紙上に昇華染料からなるインク層を
印字可能とするためのプレコート層(受像層)をあらか
じめ印字して形成しておく必要がある。
【0062】図17は、プレコート層の印字を含むプリ
ント動作のフローチャートである。まず各色のインク層
の画像データに基づいてプレコート層およびオーバーコ
ート層の印字パターンを画像領域内の一部に指定する
(ステップS11)。次いで、各色のインク層を印字す
る前に、あらかじめ指定されたプレコート層の印字パタ
ーンに基づいて印字を行った上で(ステップS12)、
イエロ、マゼンタおよびシアン等の各色のインク層の印
字が順次実行される(ステップS13)。全ての色につ
いてインク層の印字が終了すると、既に記録紙18上に
転写されている色素染料の上に、あらかじめ指定された
印字パターンに基づいてオーバーコート層を印字して覆
う(ステップS14)。こうして一画面分のすべての印
字が終了して排紙が行われる(ステップS15)。な
お、普通紙等にプレコート層を印字した上でインク層の
印字を行い、前記ステップS14のオーバーコート層の
印字を省略する仕様とすることも可能である。
【0063】プレコート層の印字パターンの指定は、前
述したオーバーコート層の印字パターンの指定と同様で
あるので、その説明は省略する。なお、プレコート層の
印字パターンを指定することができる条件としては、プ
レコート層の印字前に、イエロ、マゼンタおよびシアン
等の各色のインク層の画像データがあらかじめ記憶され
ていることが必要となる。
【0064】このように、本発明は、印字開始時に記録
紙上を覆うインクフィルムのプレコート層の印字の場合
にも適用することができ、上述したオーバーコート層の
印字の場合と同様な効果を得ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の記
録装置によれば、オーバーコート層またはプレコート層
の印字パターンを、画像領域内の一部に指定し、この印
字パターンからコート層の印字長さを決定するようにし
たので、各色のインク層の印字長さよりもコート層の印
字長さを短くすることができる。これにより、コート層
の印字時間を短くすることが可能となり、ひいては記録
紙1枚当たりのプリント時間の短縮を図ることができ
る。
【0066】請求項2に記載の記録装置によれば、コー
ト層の印字長さを短くして印字時間を短くすることがで
きるばかりか、画像として必要な部分にのみコート層を
印字することができるので省電力化を図ることができ
る。
【0067】請求項3に記載の記録装置によれば、簡単
な制御により確実に各色のインク層の印字長さよりもコ
ート層の印字長さを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る熱転写記録装置
を示す外観斜視図である。
【図2】 本装置の蓋部材を開放した状態を示す概略断
面図である。
【図3】 本装置の本体にインクフィルムカセットを装
填した状態を示す概略断面図である。
【図4】 (1)〜(3)は、給紙時、印字開始時、及
び印字終了時における本装置の作動状態を示す断面図で
ある。
【図5】 (1)(2)は、先端カット時及び後端カッ
ト時における本装置の作動状態を示す断面図である。
【図6】 印字部の要部拡大図である。
【図7】 本装置で使用されるインクフィルムを示す平
面図である。
【図8】 サーマルヘッドおよびグリップローラ駆動モ
ータを駆動させる制御ブロック図である。
【図9】 オーバーコート層の印字例を示す図である。
【図10】 オーバーコート層の印字を含むプリント動
作のフローチャートである。
【図11】 インデックス・プリントの場合のオーバー
コート層の印字例を示す図であって、(A)は本発明の
他の実施の形態に係るオーバーコート層の印字例を示す
図、(B)は従来のオーバーコート層の印字例を示す図
である。
【図12】 (A)(B)は、オーバーコート層の印字
パターンの指定の仕方を示す図である。
【図13】 (A)〜(C)は、オーバーコート層の印
字パターンの具体的な指定方法を説明するための図であ
る。
【図14】 インク層の印字がなされた特定領域に対し
てm=2,n=2の長方形領域でオーバーコート層の印
字パターンを指定した様子す示す図である。
【図15】 インク層の印字がなされた特定領域に対し
てm=500,n=2の長方形領域でオーバーコート層
の印字パターンを指定した様子す示す図である。
【図16】 プリントされた部分をはがして用いるシー
ル紙の場合のオーバーコート層の印字例を示す図であっ
て、(A)は本実施の形態に係るオーバーコート層の印
字例を示す図、(B)は従来のオーバーコート層の印字
例を示す図である。
【図17】 プレコート層の印字を含むプリント動作の
フローチャートである。
【符号の説明】
18…記録紙、 18a…画像領域、 18b…インク層の印字がなされた特定領域、 18c…オーバーコート層が印字される領域、 19…CPU、 26…サーマルヘッド、 32…インクフィルム、 90…コントローラ、 O…オーバーコート層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクフィルムを用い、直線状に並んだ
    発熱素子に電流を印加することにより記録紙に転写し、
    画像を形成する記録装置において、 印字開始時若しくは印字最終段階で記録紙上を覆う前記
    インクフィルムのコート層の印字パターンを、画像領域
    内の一部に指定し、前記印字パターンから前記コート層
    の印字長さを決定することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記コート層の印字パターンは、前記イ
    ンクフィルムの少なくとも1色のインク層の印字が行わ
    れる各画素の平面直角座標を(x,y)とした場合に、
    m,nを0以上の所定の整数からなる画素数として、座
    標(x+m,y+n)、(x−m,y+n)、(x−
    m,y−n)、(x+m,y−n)を頂点とする前記各
    画素についての長方形領域の和集合と画像領域との重複
    範囲に指定されることを特徴とする請求項1記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コート層の印字長さは、画像領域に
    おける印字方向に直交する方向に沿う画像ラインの総ラ
    イン数をL0 、前記画像ラインのうち前記インクフィル
    ムのインク層の印字が1ライン中のすべての画素で行わ
    れない連続するライン数であって、最初のラインを含む
    ライン数をL1 、最終のラインを含むライン数をL2 と
    した場合に、(L0 −L1 −L2 )ラインと決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
JP1145297A 1997-01-24 1997-01-24 記録装置 Withdrawn JPH10202926A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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