JPH10202602A - 送材装置 - Google Patents

送材装置

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JPH10202602A
JPH10202602A JP2216397A JP2216397A JPH10202602A JP H10202602 A JPH10202602 A JP H10202602A JP 2216397 A JP2216397 A JP 2216397A JP 2216397 A JP2216397 A JP 2216397A JP H10202602 A JPH10202602 A JP H10202602A
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JP
Japan
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sawn
wood
holding
lumber
turning
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JP2216397A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Ishida
恵一郎 石田
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ISHITA CO Ltd
ISHITA KK
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ISHITA CO Ltd
ISHITA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挽割材の挽割姿勢の変更いわゆる木返しが確
実に且つ能率良く行えるようにした新規な送材装置を提
供する。 【解決手段】 台車2の前後に挽割材Aを保持し、ベッ
ド31から浮き上がらせた状態で回転させる二基の木返
しユニット41から成る木返し装置4を設け、木返しユ
ニット41の保持芯41dは長手方向に突出自在に移動
するとともに、ヘッドストック32と上押さえアーム3
4に従動して歩出方向、鉛直方向にも移動でき、木返し
の際の保持芯41dの位置は歩出方向にはヘッドストッ
ク32の退去寸法Lのほぼ半分、鉛直方向には挽割材A
の高さ寸法Hのほぼ半分になるよう設定されていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は挽割材の挽割姿勢の
変更、いわゆる木返しを能率的に行うようにした送材車
タイプの新規な送材装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】製材作業の能率化を求め、挽割作業を直
接担う鋸盤の改良や挽割材の供給、送材に関する装置の
改良が進められている。このうちいわゆる送材車タイプ
の送材装置は比較的大径の原木丸太状の挽割材を処理す
ることが多く、このような作業では挽割材の一面を引き
落とした後、次の挽き割りに備えて挽割材を90°ある
いは180°回転させる木返し作業も能率的に行わなけ
ればならない。この作業は挽割材の断面形状が円形に近
いほど円滑且つ確実に行われるものの、例えば一度挽き
割った挽面を下面に位置させ、挽割材を安定させた状態
から更に木返しを行う場合等にあっては必ずしも円滑且
つ確実に木返しできず、結果的に作業能率を低下させて
いた。
【0003】このようなことから、例えば特開平1−9
5001号「送材車の原木回転・位置出し装置」に開示
されているように送材装置上等において、挽割材の前後
の木口を保持して回転させる試みがなされている。しか
しながらこのような場合、専ら原木丸太状の挽割材のほ
ぼ中心を保持するようにするから、例えば二面挽きされ
た挽割材を回転させるようにした場合には、図6に示す
ように挽割材Aの重心G−G′から離れた位置を保持す
ることとなり、円滑且つ確実な木返しができなくなると
いう問題があった。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであり、木返しを行うにあたって挽割材
の木口を保持する場合に概ねその重心近くを自動的に保
持することにより、例えば挽割材が二面挽きされた状態
であっても木返しが確実に且つ能率良く行えるようにし
た新規な送材装置の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
送材装置は、軌道に案内されて移動する送材架台上にベ
ッドとヘッドストックとカスガイとを具えたクランプユ
ニットを複数基設け、挽割材を前記ベッド上に載置し、
カスガイで固定するとともにヘッドストックにより挽割
材後背部を押して所定の挽割位置に設定した上で送材架
台と対向する位置に設けられる鋸盤により挽き割りを行
わせる装置において、前記送材架台の前後には挽割材の
木口を保持するとともに挽割材を長手方向を軸として回
転させる二基の対向する木返しユニットから成る木返し
装置を設け、この木返し装置における挽割材の木口に作
用する保持芯の位置は、歩出方向においてはヘッドスト
ックの退去寸法のほぼ半分になるように設定され、歩出
方向と直交するほぼ鉛直方向においては挽割材の高さ寸
法のほぼ半分になるように設定され、更に木返し時にお
いては挽割材をベッドから浮き上がらせた状態で保持芯
を回転させることにより木返しを行うことを特徴として
成るものである。この発明によれば、挽き割りがなされ
て断面形状が円形でない挽割材であっても保持芯は挽割
材の概ね重心位置を保持するため、円滑且つ確実な木返
しが可能である。
【0006】また請求項2記載の送材装置は、前記要件
に加え、前記木返しユニットの保持芯は挽割材の軸方向
たる長手方向に突出自在に移動するとともに、ヘッドス
トックと挽割材を押さえ付ける上押さえアームに従動し
て歩出方向、鉛直方向にも移動することを特徴として成
るものである。この発明によれば、保持芯は長手方向だ
けでなく、ヘッドストックと上押さえアームに従動して
歩出方向、鉛直方向にも移動するため、挽割材の長さや
径が異なっていても木返しが円滑且つ能率良く行える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の送材装置1を図示の
実施の形態に基づき説明する。送材装置1は図1に示す
ように送材架台たる台車2と、この台車2上に設けられ
た複数のクランプユニット3と、クランプユニット3の
両端に設けられる木返し装置4を主たる構成部材として
成る。以下各構成部材の概要について説明する。
【0008】まず台車2について説明する。台車2はレ
ール5を転動し移動する車輪21と、クランプユニット
3等を挽割材Aの長手方向に摺動可能に支持する台車フ
レーム22とを具えて成るものである。
【0009】車輪21の駆動については直接モータを作
用させて走行させる方法や、床下ピット等にトロリーケ
ーブルの巻取ドラムを設けておき、そのトロリーケーブ
ルの両端を台車フレーム22に固定してその駆動を行う
方法等、適宜の方法が可能である。
【0010】台車フレーム22は、車輪21の車軸方向
に設けられるクロスメンバ22aと挽割材Aの長手方向
に設けられるサイドメンバ22bを溶接等で結合し、ハ
シゴ状に構成され、サイドメンバ22bが実質的にクラ
ンプユニット3、木返し装置4を摺動可能に支持するの
である。なおこの実施の形態では鋸盤Bをレール5の外
側に配置するが、台車2の安定性を高めるため台車2の
幅方向中心を挽割材Aの搭載中心とほぼ一致させ、鋸盤
Bを台車2をまたぐように配置した場合、図2に示すよ
うにクロスメンバ22aとサイドメンバ22bの結合方
法を変えて鋸盤Bを挟んでその前後でレール5を分断さ
せたような形態をとることも可能である。
【0011】次にクランプユニット3について説明す
る。クランプユニット3は台車フレーム22のサイドメ
ンバ22b上を摺動するベッド31と、ベッド31上に
ほぼ鉛直に立ち上げられ、歩出方向に摺動するヘッドス
トック32と、挽き割る際に挽割材Aをクランプし、ベ
ッド31上に固定するカスガイ33とを具えて成るもの
である。
【0012】ベッド31は一例としてサイドメンバ22
bに沿ってクロスメンバ22aとエンコーダ付きのシリ
ンダ31a等で接続されており、ベッド31を挽割材A
の長さに応じて相互に接近、離反可能とし、クランプユ
ニット3が挽割材Aをほぼ均等にクランプできるように
構成される。
【0013】ヘッドストック32はベッド31上を歩出
方向に摺動するとともに、挽割材Aが挽き割られる毎に
挽割面からの退去寸法を検出する機構を具えるものであ
る。なおこのヘッドストック32の挽割面からの退去寸
法をLと以下定義する。
【0014】またクランプユニット3には、鉛直方向に
昇降自在である上押さえアーム34を更に付設するもの
であって、例えばシフタとしてシリンダ34aを用い
る。この上押さえアーム34は、ベッド31上に挽割材
Aが例えば安定的に置かれる場合、すなわち平らな挽面
がベッド31に接した載置状態の場合等において挽割材
Aをベッド31上に押さえ付けるとともに、ベッド31
面からの高さすなわち挽割材Aの高さ寸法を検出する機
構も具えるものである。なおこのベッド31面から上押
さえアーム34までの高さ寸法すなわち挽割材Aの高さ
寸法をHと以下定義する。
【0015】次に木返し装置4について説明する。この
ものは実質的にクランプユニット3の両端に二基設けら
れる木返しユニット41により構成され、鋸盤B側に設
けられるものを先口木返しユニット41A、鋸盤Bと反
対側に設けられるものを元口木返しユニット41Bとす
る。
【0016】木返しユニット41は、台車フレーム22
上を長手方向に摺動可能なベース41aと、ベース41
a上を歩出方向に摺動可能な歩出方向スライドブロック
41bと歩出方向と直交するほぼ鉛直方向に摺動可能な
鉛直方向スライドブロック41cと、鉛直方向スライド
ブロック41cに嵌まり長手方向に移動可能であり、且
つ挽割材Aを回転させる保持芯41dとを具えて成るも
のである。
【0017】ベース41aは一例としてサイドメンバ2
2bに沿ってクロスメンバ22aとエンコーダ付きのシ
リンダ41e等で接続され、各クランプユニット3の接
近、離反に伴うように長手方向に摺動する。またベース
41aと歩出方向スライドブロック41b、歩出方向ス
ライドブロック41bと鉛直方向スライドブロック41
cも一例としてエンコーダ付きのシリンダ41f、41
g等で接続され、ヘッドストック32の退去寸法L及び
挽割材Aの高さ寸法Hに保持芯41dが対応できるよう
に構成される。
【0018】なお必ずしも二基の木返しユニット41が
共にサイドメンバ22b上を摺動する必要はなく、例え
ば先口木返しユニット41Aのベース41aがサイドメ
ンバ22bに固定されていても元口木返しユニット41
Bがサイドメンバ22b上を摺動できるように構成され
ていれば相対的に接近、離反でき木返しが行える。この
ように二基の木返しユニット41の保持芯41dは相対
的に長手方向に突出自在に構成されるとともに歩出方向
及び鉛直方向にも移動できるように構成されるのであ
る。
【0019】次に本発明の特徴である挽割材Aの保持位
置をヘッドストック32の退去寸法L及び挽割材Aの高
さ寸法Hの両寸法のほぼ半分にする原理の一例について
説明する。これにはエンコーダを使用して行うこともで
きるが、機械的に行うには油圧シリンダや歯車等を使用
する方法がある。
【0020】まず油圧シリンダを使用するものについて
説明する。このものには図3(a)に示すようにヘッド
ストック32を歩出方向に摺動させる油圧シリンダC1
と、保持芯41dを摺動させる油圧シリンダC2が配置
され、油圧シリンダC1の断面積S1は油圧シリンダC
2の断面積S2の半分になるように形成される。そして
二つのシリンダはポンプPを介して接続され、例えばヘ
ッドストック32側の油圧シリンダC1の退去移動に相
当するオイルがポンプPを介して保持芯41d側の油圧
シリンダC2に注入される。一方、油圧シリンダC2側
では注入されたオイルにより油圧シリンダC2が移動
し、保持芯41dを動かすことになり、また油圧シリン
ダC2の移動量に相当するオイルが今度はポンプPを介
して油圧シリンダC1に注入されることになる。
【0021】ここで油圧シリンダC1から出るオイル量
と油圧シリンダC2に入るオイル量は等しく、また油圧
シリンダC2から出るオイル量は油圧シリンダC1に入
るオイル量に等しく、更に断面積S1は断面積S2の半
分であるため、油圧シリンダC2の移動距離は油圧シリ
ンダC1の移動距離の半分となる。その結果、保持芯4
1dはヘッドストック32の移動に追従し、退去寸法L
のほぼ半分すなわちL/2なる位置に移動するのであ
る。
【0022】次に歯車を使用するものについて説明す
る。このものには図3(b)に示すようにヘッドストッ
ク32下部にラックR1が形成され、保持芯41d後部
にラックR2が形成され、ラックR1と噛み合うように
歯車W1が設けられ、ラックR2と噛み合うように歯車
W2が設けられる。更に歯車W2と共に滑らずに同軸回
転する歯車W3は歯車W1と噛み合うように構成され
る。また歯車W1のピッチ円直径は歯車W3と同じ寸法
に形成され、歯車W2のピッチ円直径が二つの歯車W
1、W3の半分の寸法に形成される。
【0023】そしてヘッドストック32を摺動させると
ラックR1も従動して移動し、順次歯車W1、W3、W
2が回転し、ラックR2の移動に伴い保持芯41dが摺
動する。ここで歯車W2のピッチ円直径は歯車W1の半
分であるので円周長さも半分となる。この円周長さが移
動距離に相当するため、ラックR2の移動距離はラック
R1の半分となり、結果的に保持芯41dはヘッドスト
ック32の移動に追従し、退去寸法Lのほぼ半分すなわ
ちL/2なる位置に移動するのである。
【0024】次に木返しにおける挽割材Aの保持位置決
定の作動態様について説明する。 (1)原木丸太状の挽割材の挽き割り 原木丸太状の挽割材Aの挽割作業では、挽割材Aはカス
ガイ33と上押さえアーム34でベッド31上に固定さ
れ、台車2で搬送されてまず最初の一面が挽き取られ
る。
【0025】(2)寸法検出 最初の一面が挽き取られると同時に図4(a)に示すよ
うに歩出方向ではヘッドストック32の挽割面からの退
去寸法Lが検出され、歩出方向に直交するほぼ鉛直方向
では挽割材Aの高さ寸法Hが検出される。一方、検出さ
れた退去寸法L、高さ寸法Hは即保持芯41dに伝達さ
れ、両寸法のほぼ半分すなわちL/2、H/2なる位置
が検出される。なおこの検出位置は断面が円形状でない
挽割材Aであってもほぼ重心位置となっている。
【0026】(3)木返し準備 一面の挽き割りが終了すると、カスガイ33及び上押さ
えアーム34の固定が解除され、保持芯41dがL/
2、H/2なる前記検出位置に移動し、挽割材Aのほぼ
重心位置を保持する。次いで図4(b)に示すようにヘ
ッドストック32が後退し、保持芯41dは挽割材Aを
保持したまま上方に持ち上げる。
【0027】(4)木返し 挽割材Aを持ち上げた状態で例えば90°の木返しであ
れば保持芯41dを90°回転させ、挽割材Aを90°
回転させる。次いで挽割材Aは保持芯41dに保持され
たままの状態で降ろされ、ベッド31面に達すると保持
芯41dが解除され木返しは終了となる。
【0028】(5)二度目の挽き割り 木返しが終了すると、図4(c)に示すように、今度は
ヘッドストック32が前進し、フリー状態にある挽割材
Aをカスガイ33と上押さえアーム34で再度固定す
る。その後、ヘッドストック32により挽割材Aの後背
部を押して所定の挽割位置に設定した上で二度目の挽き
割りが開始される。
【0029】(6)寸法検出 二度目の挽き割りが開始され、再度木返しが必要な場
合、図4(d)に示すようにヘッドストック32の退去
寸法L及び挽割材Aの高さ寸法Hが再度検出され、保持
芯41dに伝達され、保持芯41dが再度検出された両
寸法L、Hのほぼ半分の位置を保持するのである。この
ようにヘッドストック32の退去寸法Lと挽割材Aの高
さ寸法Hは、挽き割られる毎に検出されるため挽割材A
の断面形状が変化していく中でもほぼその重心位置を保
持して木返しが行えるのである。
【0030】なおこの実施の形態では、挽割材Aの高さ
寸法Hは上押さえアーム34により測定されるが、図5
に示すように光電スイッチ35等を利用することも可能
である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の送材装置によれば、挽き
割りが何回かなされ、挽割材Aの断面が変化していって
も保持芯41dは挽割材Aのほぼ重心位置を保持でき、
円滑且つ確実な木返しが可能である。
【0032】また請求項2記載の送材装置によれば、保
持芯41dは長手方向に突出自在に構成されるととも
に、歩出方向及び鉛直方向にも移動できるように構成さ
れているので、挽割材Aの長さや径が異なっていても木
返しを含めた挽割作業が円滑且つ効率良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送材装置を示す斜視図である。
【図2】台車をまたぐように鋸盤を配置した実施の形態
を骨格的に示す平面図である。
【図3】保持芯の保持位置決定の原理を示す説明図であ
る。
【図4】木返しの作動態様を段階的に示す側面図であ
る。
【図5】光電スイッチを適用した実施の形態を示す側面
図である。
【図6】従来の木返しの保持位置を示す側面図並びに正
面図である。
【符号の説明】
1 送材装置 2 台車 3 クランプユニット 4 木返し装置 5 レール 21 車輪 22 台車フレーム 22a クロスメンバ 22b サイドメンバ 31 ベッド 31a シリンダ 32 ヘッドストック 33 カスガイ 34 上押さえアーム 34a シリンダ 35 光電スイッチ 41 木返しユニット 41A 先口木返しユニット 41B 元口木返しユニット 41a ベース 41b 歩出方向スライドブロック 41c 鉛直方向スライドブロック 41d 保持芯 41e シリンダ 41f シリンダ 41g シリンダ A 挽割材 B 鋸盤 H 高さ寸法 L 退去寸法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に案内されて移動する送材架台上に
    ベッドとヘッドストックとカスガイとを具えたクランプ
    ユニットを複数基設け、挽割材を前記ベッド上に載置
    し、カスガイで固定するとともにヘッドストックにより
    挽割材後背部を押して所定の挽割位置に設定した上で送
    材架台と対向する位置に設けられる鋸盤により挽き割り
    を行わせる装置において、前記送材架台の前後には挽割
    材の木口を保持するとともに挽割材を長手方向を軸とし
    て回転させる二基の対向する木返しユニットから成る木
    返し装置を設け、この木返し装置における挽割材の木口
    に作用する保持芯の位置は、歩出方向においてはヘッド
    ストックの退去寸法のほぼ半分になるように設定され、
    歩出方向と直交するほぼ鉛直方向においては挽割材の高
    さ寸法のほぼ半分になるように設定され、更に木返し時
    においては挽割材をベッドから浮き上がらせた状態で保
    持芯を回転させることにより木返しを行うことを特徴と
    する送材装置。
  2. 【請求項2】 前記木返しユニットの保持芯は挽割材の
    軸方向たる長手方向に突出自在に移動するとともに、ヘ
    ッドストックと挽割材を押さえ付ける上押さえアームに
    従動して歩出方向、鉛直方向にも移動することを特徴と
    する請求項1記載の送材装置。
JP2216397A 1997-01-20 1997-01-20 送材装置 Pending JPH10202602A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2816235A1 (fr) * 2000-11-06 2002-05-10 Gillet Technologies E Dispositif de maintien d'une piece de bois
JP2012192682A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Akita Prefectural Univ 現場製材装置
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CN110757587A (zh) * 2019-09-25 2020-02-07 江苏东巨机械科技有限公司 一种便于清理碎屑的数控带锯跑车

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