JPH10200884A - 映像同期化切替装置およびこれを用いた記録再生装置 - Google Patents

映像同期化切替装置およびこれを用いた記録再生装置

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JPH10200884A
JPH10200884A JP239397A JP239397A JPH10200884A JP H10200884 A JPH10200884 A JP H10200884A JP 239397 A JP239397 A JP 239397A JP 239397 A JP239397 A JP 239397A JP H10200884 A JPH10200884 A JP H10200884A
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video
signal
video signals
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circuit
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JP239397A
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Nobuyoshi Tsukiji
伸芳 築地
Kazuya Yamashita
和也 山下
Koichi Ono
公一 小野
Yoshinori Okada
義憲 岡田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数非同期の多入力映像を連続して切り替わる
単一の映像信号として出力する際にフィールド中で切替
るような映像出力を防ぎ、より高画質な映像出力を実現
する。 【解決手段】複数の映像入力1は映像選択回路2、3で
2段の選択が行われ、第1の選択手段で選択された映像
はクロック発生回路4及び第2の選択手段に供給され、
第2の選択手段では2つの映像信号が選択され各々映像
同期化回路5、6に供給され、クロック発生回路4では
サブキャリアに位相ロックしたクロックを生成して映像
同期化回路5、6に供給し、映像同期化回路5、6では
入力された映像信号に対応するクロックを用いてFIF
Oへの書込みを行い、出力タイミング発生回路7からの
読み出し制御信号により、出力の基準となる同期信号に
同期した映像が系統選択回路8で1系統の映像として切
替えられ、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の同期或は非
同期映像信号入力から映像信号を順次選択し、選択した
映像信号をある基準の信号に同期させて、複数の映像信
号を連続した単一の映像信号として出力する装置、特
に、監視システムにおいて、複数の監視カメラからの映
像入力を順次選択し、複数の映像信号を連続した単一の
映像信号として間欠記録装置等へ出力するための映像同
期化切替装置およびそれを用いた記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】監視カメラシステムでは、記録媒体に記
録された複数カメラ映像の多分割表示、各画面毎のフリ
ーズ、ズーム表示等、多彩な表示モードの再生方法の研
究開発が進んでいる。一方、各所に設置された複数のカ
メラ映像を記録媒体に記録する場合には、1台の記録装
置で1つの記録媒体に記録するという方式が主流であ
る。
【0003】特に、複数の映像入力を1つの記録媒体に
記録する場合には、複数のパラレルな映像入力を所定の
間隔でシリアルに切替えてつなげ、単一の映像信号とし
て1つの記録媒体に記録するという方法が研究されてい
る。また、カメラの追加等により、そのカメラが既存の
カメラとは非同期だという場合も有り得るため、複数の
非同期映像入力の場合の処理方法も研究されている。
【0004】従来、複数の非同期映像入力から単一の映
像を選択する方式としては、(1)複数の映像入力から
単一の映像を選択した後に同期化して出力する方式、
(2)複数の映像入力をそれぞれ同期化した後に単一の
映像を選択して出力する方式、がある。
【0005】また、特公平5−73312号公報に記載
の技術では、これら複数の非同期映像入力から単一の映
像を選択する方式について考慮した上で、(3)複数の
映像入力から単一の映像を選択し、基準となる同期信号
に同期化させる手段を2系統備え、2系統の映像を切り
替えて出力する方式、を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の従来技術
では、複数の映像入力から選択すべき映像を選択する映
像選択信号によって映像を選択するが、この場合、複数
の映像入力が非同期だと、画面の途中で切り替わりが行
われ、映像選択信号の切り替わり部分で出力が不連続な
映像となる。
【0007】上記(2)の従来技術では、上記(1)で
の映像選択信号の切り替わり部分での映像の不連続の問
題を解決するものであるが、入力される複数の映像毎に
同期化回路が必要となり、回路の増大化、コスト等を考
えた場合、実用的ではない。
【0008】上記(3)の従来技術では、上記(1)及
び(2)での問題を解決するものと記載されているが、
特公平5−73312号公報に記載されている技術によ
れば、2つの系統において複数の映像入力から単一の映
像を順次選択して同期化する際の処理についての具体的
な記述がなされていない。このため、例えば同期化の手
段として映像信号をメモリ等へ一時記憶させるときに、
映像信号の切り替わりにおいて、メモリに書き込むとき
のクロックがサブキャリアに位相ロックせず、不安定な
状態のクロックにより、書込み動作を行う可能性がある
ということが危惧される。
【0009】一般にコンポジットのカラー映像信号を処
理する場合、そのときの標本化周波数の選定が大きな意
味を持つ。その1つの理由としてビート妨害の問題があ
る。コンポジットのカラー映像信号では、サブキャリア
周波数fscに大きな電力スペクトルがある。これが回
路の若干の非線形や量子化雑音により、標本化周波数と
ビートを起こし、画面上に輝度や色度のビート妨害とな
って現れる。これを帯域外(直流)へ落とすのが望まし
く、一般に、標本化周波数fsをサブキャリア周波数f
scのてい倍、すなわちfs=nfsc(nは自然数で
通常3以上の値)とすることが多い。上記従来技術に
は、以上のような標本化周波数(クロック信号)とサブ
キャリア周波数との関係については言及されていない。
【0010】また、入力映像信号においてカラーの映像
信号と白黒の映像信号が混在する場合、白黒の映像信号
にはカラーバースト信号は付加されていないと、カラー
映像信号と白黒映像信号がつながった映像信号がVHS
方式等のVTR装置へ供給されたときに、カラーバース
トのない白黒映像信号によって記録装置のカラーキラー
回路が働き、続いてカラー映像信号がきたときに、すぐ
にカラーキラー回路の動作が解除されない誤動作の可能
性がある。さらに、VTR装置でのACC(Automatic
Color level Control)回路においては、バーストレベ
ルを一定のレベルにしようとする働きがあるため、白黒
映像信号が入力されたときに、カラーバーストのない信
号を増幅させようとする作用が働き、余計なノイズをも
増幅して発生させる可能性がある。
【0011】本発明での第一の目的は、複数非同期の多
入力映像を連続して切り替わる単一の映像信号として出
力する際に、映像の切り替わりのつなぎめにおいて、フ
ィールドの途中で切り替わるような不連続な映像出力を
防ぎ、完全なフィールド毎に切り替わる映像出力を実現
し、輝度や色度のビート妨害の無い、より高画質な映像
出力を実現できる映像同期化切替装置およびこれを用い
た記録再生装置を提供することにある。
【0012】本発明の第二の目的は、複数の入力映像に
おいてカラーの映像信号と白黒の映像信号が混在し、出
力としてカラー映像信号のフィールドと白黒映像信号の
フィールドがつながった映像信号がVTR装置等に供給
された場合に、VTR装置のACC回路やカラーキラー
回路の誤動作を防ぐことできる映像同期化切替装置およ
びこれを用いた記録再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るため、本発明による映像同期化切替装置あるいは記録
再生装置に備えられた映像切替部においては、複数の入
力映像信号から4つの映像信号を選択する第1の選択手
段と、前記第1の選択手段により選択された4つの映像
信号の各々について、そのサブキャリアに位相ロックし
たクロック信号を発生させるクロック発生手段と、前記
第1の選択手段により選択された4つの映像信号から2
つの映像信号を選択する第2の選択手段と、出力の基準
信号を生成する出力タイミング発生手段と、前記第2の
選択手段から供給される2つの映像信号の各々について
前記クロック発生手段で生成したクロック信号と前記出
力タイミング発生手段で生成した基準信号とを用いて、
当該2つの映像信号を前記基準信号に同期させる2系統
の映像同期化手段と、前記映像同期化手段の2系統から
の映像信号を、前記基準信号に基づいて順次切り替えて
単一の映像信号として出力する系統選択手段とを備え
る。
【0014】上記発明においては、前記系統選択手段か
ら出力される映像信号に垂直同期信号を作成、付加する
同期発生手段を設けたり、選択された映像信号のチャン
ネルを示すカメラコード信号を付加するカメラコード発
生付加手段をさらに設ける構成としても良い。
【0015】また、上記第二の目的を達成するために本
発明では、上記第一の目的を達成する映像同期化切替装
置あるいは記録再生装置の映像切替部において、複数の
入力映像信号から白黒映像を検出するバーストレベル検
出手段と、白黒映像信号にカラーバースト信号を付加す
るバースト発生付加手段とをさらに設けた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による映像同期化切
替装置を備える記録再生装置の一実施形態について図を
用いて説明する。
【0017】本実施形態の記録再生装置は、例えば図1
に示すように、撮像装置である複数のテレビカメラ1に
接続され、撮像された複数の映像から単一の映像を選択
する映像同期化切替装置100と、映像を記録及び再生
するための映像記録再生機構200とから構成される。
【0018】テレビカメラ1は、本実施形態では16個
の非同期のテレビカメラで構成されるものとするが、本
発明ではカメラの個数はこれに限定されるものではな
い。また、映像記録再生機構200は、記録動作の制御
を行なう制御部201と、テープやディスク状の媒体に
よって映像データを記録するための記録部202、記録
された映像を再生して出力する再生部203とを備え
る。
【0019】映像同期化切替装置100は、本発明の特
徴的構成の一つであって、A系統映像選択回路2、B系
統映像選択回路3、クロック発生回路4、A系統映像同
期化回路5、B系統映像同期化回路6、出力タイミング
発生回路7、系統選択回路8、スイッチ9、11、垂直
同期発生回路10、カメラコード発生回路12、およ
び、D/Aコンバータ13を備える。なお、14は記録
用映像信号出力端子である。
【0020】映像同期化切替装置100の各部の動作に
ついて説明する。
【0021】最初、A系統映像選択回路2及びB系統映
像選択回路3の動作を、両回路の構成例を示した図2の
ブロック図を用いて説明する。A系統映像選択回路2
は、スイッチ18、19、22と、2つのA系統第1映
像選択信号入力端子24と、A系統第2映像選択信号入
力端子25と、A系統第1選択映像出力端子28、30
と、A系統第2選択映像出力端子29とを有する。B系
統映像選択回路3も同様な構成を備えるもので、スイッ
チ20、21、23と、2つのB系統第1映像選択信号
入力端子26と、B系統第2映像選択信号入力端子27
と、B系統第1選択映像出力端子31、33と、B系統
第2選択映像出力端子32とを有する。
【0022】スイッチ18、19、20、21は16個
の映像入力信号のうち、選択信号によって出力する信号
を1つ選択し、スイッチ22、23は2つの入力信号の
うち、選択信号によって出力する信号を選択する。スイ
ッチ18、19、20、及び21では、それぞれ選択す
る信号を順次4フィールド間隔で切り替えて出力し、各
スイッチ間の出力は、フィールド単位でフレキシブルに
ずらすことができるものとして出力される。スイッチ1
8、19での切り替え制御信号は、A系統第1映像選択
信号入力端子24から入力される2種類のA系統第1映
像選択信号が、スイッチ20、21では、B系統第1映
像選択信号入力端子26から入力される2種類のB系統
第1映像選択信号が行う。
【0023】A系統において、スイッチ18及びスイッ
チ19の出力はそれぞれA系統第1選択映像出力端子2
8、30に供給されると同時に、スイッチ22にも供給
される。スイッチ22では2フィールド毎に変化するA
系統第2映像選択信号によって入力映像信号を切替えて
出力する。スイッチ22の出力はA系統第2選択映像出
力端子29に供給される。
【0024】また、B系統においては、スイッチ20及
びスイッチ21の出力はそれぞれB系統第1選択映像出
力端子31、33に供給されると同時に、スイッチ23
にも供給される。スイッチ23では2フィールド毎に変
化するB系統第2映像選択信号によって入力映像信号を
切替えて出力する。スイッチ23の出力はB系統第2選
択映像出力端子32に供給される。
【0025】なお、入力映像数が16よりも少ない場
合、例えば4入力の場合には、スイッチ22での出力が
2フィールド間隔で例えばCh1,Ch3,Ch1,C
h3,・・・となるようにA系統第1映像選択信号、A
系統第2映像選択信号がスイッチ制御を行い、スイッチ
23での出力が2フィールド間隔で例えばCh2,Ch
4,Ch2,Ch4,・・・となるようにB系統第1映
像選択信号、B系統第2映像選択信号がスイッチ制御を
行う。
【0026】次に、上記図1のクロック発生回路4で
は、4つのデコーダ回路4aを備え、各デコーダ回路4
aにはそれぞれ映像信号が入力される。各デコーダ回路
4aでは、入力された各映像信号のサブキャリア位相に
ロックしたfscのてい倍の周波数(4fsc)のクロ
ック、及びコンポジットシンク信号を抽出し、出力す
る。このような動作をする回路として、例えば三菱電気
株式会社製のM51271FPがある。
【0027】続いて、A系統映像同期化回路5及びB系
統映像同期化回路6の動作を、その回路構成例を示す図
3のブロック図を参照して説明する。ここで、図3の回
路構成は、A系統及びB系統の両者に共通のものであ
る。
【0028】A系統(B系統)映像同期化回路5(6)
は、リード制御信号入力端子34、映像入力端子35、
4fsc1入力端子36、4fsc2入力端子37、コ
ンポジットシンク信号1入力端子38、コンポジットシ
ンク信号2入力端子39、第2映像選択信号(A2、B
2)入力端子40、A/Dコンバータ41、スイッチ4
2、43、FIFOメモリ44、ライト制御回路45、
メモリライト開始信号入力端子46、および、映像出力
端子47を備える。
【0029】映像入力端子35にはA系統(B系統)映
像選択回路2(3)からの映像信号が入力され、A/D
コンバータ41にその映像信号は供給される。A/Dコ
ンバータ41では、入力される映像信号をスイッチ42
から供給されるクロックのタイミングでアナログ/デジ
タル変換し、FIFOメモリ44へ映像信号を供給す
る。
【0030】4fsc1入力端子36及び4fsc2入
力端子37には各入力チャンネル映像に対応したライト
クロック信号が供給され、それらの信号はスイッチ42
に入力される。スイッチ42には、第2映像選択信号入
力端子40から入力される2フィールド間隔毎に切り替
わる選択信号が入力され、スイッチ42からは、FIF
Oメモリ44に入力される映像信号に対応したライトク
ロック信号が出力される。ライトクロック信号は、A/
Dコンバータ41、ライト制御回路45、及びFIFO
メモリ44に供給される。
【0031】一方、コンポジットシンク信号1入力端子
38及びコンポジットシンク信号2入力端子39には各
入力チャンネル映像に対応したコンポジットシンク信号
が供給され、スイッチ43にそのコンポジットシンク信
号が入力される。スイッチ43には、第2映像選択信号
入力端子40から入力される選択信号が入力され、スイ
ッチ43からは、FIFOメモリ44に入力される映像
信号に対応したコンポジットシンク信号がライト制御回
路45へ出力される。
【0032】ライト制御回路45には、ライトクロック
信号、コンポジットシンク信号、及びメモリライト可能
信号入力端子46からメモリライト可能信号が入力され
る。ライト制御回路45では、コンポジットシンク信号
から垂直同期信号を抽出することにより、フィールドの
開始点を検出して、FIFOメモリ44へ映像信号を書
き込むときの制御信号、即ちFIFOメモリ44に各チ
ャンネル映像信号の映像を1フィールド書き込むための
ライトイネーブル信号、ライトリセット信号が作成さ
れ、これら制御信号はFIFOメモリ44へ入力され
る。
【0033】一方、リード制御信号入力端子34から、
FIFOメモリ44に書き込まれた1フィールド分の映
像信号を順次読みだすための制御信号、即ち、リードク
ロック信号、リードイネーブル信号及びリードリセット
信号がFIFOメモリ44に供給され、FIFOメモリ
44ではリード制御信号によって読みだされた1フィー
ルドの映像信号を映像出力端子47に出力する。
【0034】上記図1の出力タイミング発生回路7で
は、本発明の映像同期化切替装置100の出力の基準と
なる信号を生成し出力する。出力タイミング発生回路7
は、安定した4fscの固定クロックを基にA系統映像
選択回路2及びB系統映像選択回路3への選択制御信
号、A系統映像同期化回路5及びB系統映像同期化回路
6へのリード制御信号、系統選択回路8への系統切替信
号、カメラコード発生回路12への選択映像チャンネル
情報、同期化以後の処理回路へのリードクロック、或は
リードクロックに同期した制御信号の供給を行なう。
【0035】系統選択回路8は2系統から入力される映
像信号を上記系統切替信号により切替え、単一の映像信
号として出力する。
【0036】垂直同期発生回路10は、入力されるリー
ドクロックを分周して、垂直同期信号、等価パルス信号
を作成し(NTSCの場合、9H期間)、また、出力タ
イミング発生回路7から供給される制御タイミングを基
に垂直同期信号の置き換え期間を決定する選択信号を作
成して出力する。
【0037】カメラコード発生回路12は、入力される
選択映像チャンネル情報をもとに、入力映像のフィール
ド毎に付加すべきチャンネル番号を決定し、入力される
リードクロック、同期信号を用いてフィールド毎のカメ
ラコードを付加する位置、即ち図7に示すように垂直ブ
ランキング期間の後半部の6H期間に、そのフィールド
のチャンネル番号を表すカメラコードを付加する。カメ
ラコードは、例えば水平映像期間を4つに分割して、レ
ベルに対応した4ビット信号にすることにより、16個
のカメラに対応できる。
【0038】スイッチ9、11は2つの入力のうち、選
択信号によって出力を選択する。
【0039】D/Aコンバータ13は、入力されるディ
ジタル映像信号をアナログ信号に変換し、出力する。
【0040】次に、上記図1に示す映像同期化切替装置
100の全体動作を、図8のタイミング図を用いて説明
する。なお以下の説明では、入力には非同期の16チャ
ンネルの映像入力Ch1〜Ch16があるものとする。
16個の映像入力はA系統映像選択回路2及びB系統映
像選択回路3に映像信号を供給する。
【0041】A系統映像選択回路2及びB系統映像選択
回路3での、上記図2に示すような計4つのスイッチ1
8、19、20、21からなる第1選択回路300にお
いては、各々4フィールドに一度、選択映像の切替えを
第1映像選択信号(A1,B1)に従って行う。この第
1選択回路300で選択された映像出力は系統ごとに別
けられて第2選択回路400に入力される。計2つのス
イッチ22、23からなる第2の選択回路400では、
2フィールド毎に切り替わる選択信号A2,B2によ
り、入力の2つの映像信号を切替えて出力する。以上に
より16個の入力映像は2つの系統に分けられ、各系統
の映像選択回路からは複数の映像信号が2フィールド毎
に連続してA系統映像同期化回路5及びB系統映像同期
化回路6に出力される(AO,BO)。
【0042】一方、A系統映像選択回路2及びB系統映
像選択回路3での計4つの第1選択回路300から出力
される映像信号は、クロック発生回路4の4つのデコー
ダにもそれぞれ供給される。各デコーダでは、入力され
る4フィールド毎に切り替わる映像信号に対して、各映
像信号のサブキャリアに位相ロックしたクロック及びコ
ンポジットシンク信号を抽出する。前記第2選択回路4
00へ入力された映像信号が選択されて出力されるまで
には、2フィールド期間の余裕があるため、ここでのク
ロック及びコンポジットシンク信号抽出は、4フィール
ド期間入力される各チャンネルの映像信号に対して、前
半の2フィールド期間の間に行えばよい。クロック発生
回路4で抽出されたライトクロック及びコンポジットシ
ンク信号は、A系統映像同期化回路5及びB系統映像同
期化回路6に供給される。
【0043】A系統映像同期化回路5及びB系統映像同
期化回路6では、入力される映像信号AO,BOをA/
D変換の後にFIFOメモリ44に供給する。この入力
映像は2フィールド毎に入力映像チャンネルが切り替わ
るが、その切替制御に用いられた第2映像選択信号A
2,B2により、映像同期化回路に入力されるライトク
ロックも切り替わるので、FIFOメモリ44には、2
フィールド毎に入力チャンネルの映像信号及びそのサブ
キャリアに位相ロックしたクロックが切り替わって入力
される。また、コンポジットシンク信号も映像信号の切
り替わりと同時に切り替わって、ライト制御回路45に
入力される。ライト制御回路45では、メモリライト可
能信号、コンポジットシンク信号、ライトクロック信号
を用いて、FIFOメモリ44に供給される入力映像2
フィールドのうち、完全な1フィールドの映像信号をF
IFOメモリ44に書き込むために、ライトイネーブル
信号及びライトリセット信号を生成し、FIFOメモリ
44への映像信号の書き込みを制御する。以上により、
FIFOメモリ44には、1フィールドの映像信号が書
き込まれる。
【0044】出力タイミング発生回路7では、A系統及
びB系統におけるFIFOメモリ44に書き込まれた1
フィールドの映像信号を読み出すために、A系統、B系
統各々に対するリード制御信号(1フィールド期間のリ
ードイネーブル信号、リードリセット信号、リードクロ
ック)をFIFOメモリ44に供給し、FIFOメモリ
44に書き込まれた映像信号の読み出しを行う。A系
統、B系統各々に対するリード制御は、1フィールド間
隔毎に交互に行なわれる。
【0045】A系統映像同期化回路5及びB系統映像同
期化回路6のFIFOメモリ44から読み出された映像
信号は系統選択回路8に各々供給される。系統選択回路
8には、出力タイミング発生回路7から、FIFOリー
ド制御信号に同期した系統切替信号MSLが入力され、
A系統及びB系統の映像信号を1フィールド毎に切替え
てスイッチ9に出力(DO)する。以上により、スイッ
チ9には各入力チャンネルの映像信号が1フィールド毎
に順次連なった不連続のない単一の映像信号DOとして
出力される。
【0046】スイッチ9には、系統選択回路8からの映
像信号、及び垂直同期発生回路10からの垂直同期信号
が入力される。また、映像信号と垂直同期信号を切り替
える制御信号として、垂直同期発生回路10から選択信
号がスイッチ9に入力され、各フィールドの先頭に垂直
同期信号が置き換えられる。
【0047】スイッチ9から出力される映像信号は、ス
イッチ11に供給される。スイッチ11には、カメラコ
ード発生回路12からカメラコード信号が供給される。
カメラコード発生回路12では、スイッチ11に入力さ
れる映像信号のフィールド単位で切り替わる映像信号に
対して適切なカメラコード信号を生成し、上記図7に示
されるように映像信号の垂直ブランキング期間に付加す
る。
【0048】スイッチ11から出力される映像信号は、
D/Aコンバータ13に入力され、D/Aコンバータ1
3では、入力された映像信号に対し、ディジタル/アナ
ログ変換処理を行い、記録用映像信号出力端子14に出
力する。
【0049】本実施形態によれば、複数の入力映像を順
次選択するにあたり、2段の選択手段(第1選択回路3
00及び第2選択回路400)を設け、2段目の選択手
段により選択された映像信号を同期化する際に、該映像
信号が1段目の選択手段により選択されたときにサブキ
ャリアに位相ロックしたクロックを抽出しておくことに
よりメモリへの書き込みにおいてビート妨害の無い処理
を実現できる。
【0050】さらに、前記2段の選択手段及び同期化回
路を2系統設け、出力の基準信号に合せて2系統の出力
を切り替えることにより、本発明による映像同期化切替
装置の出力においては、フィールド毎に切り替わる映像
信号のつなぎめにおいて不連続の無い、且つ輝度や色度
のビート妨害の無い映像信号を得ることができる。
【0051】また、本実施形態では、入力映像信号がN
TSC方式の連続記録モードの場合を想定したが、PA
L方式に対しても、サンプリング周波数の変更や1ライ
ンの長さ、ライン数の相違に伴うFIFO制御回路の制
御タイミングの変更を行うことにより対応でき、各選択
信号の周期等を変えることによって間欠記録モードの記
録再生装置等への出力も可能である。
【0052】次に、本発明による映像同期化切替装置の
第2の実施形態を図9のタイミング図を用いて説明す
る。本実施形態では間欠記録モードで、入力が16チャ
ンネル、3フィールド間欠記録の場合を例に挙げて説明
する。
【0053】ここで間欠記録周期は、上記図1の実施形
態と同じ構成を備える本実施形態の記録再生装置の制御
部201等が発生する記録動作を制御するための制御信
号の一つである間欠モード信号、例えば3フィールド間
欠モードのときには3フィールド間隔で発生するパルス
により判別され、A系統映像選択回路2、B系統映像選
択回路3での選択信号、出力タイミング発生回路7での
FIFOリード制御タイミング及び系統切替信号MSL
の各周期が決定される。
【0054】A系統映像選択回路2及びB系統映像選択
回路3での、計4つのスイッチ18、19、20、21
からなる第1選択回路300においては、各々12フィ
ールドに一度、選択映像の切替えを第1映像選択信号
(A1,B1)に従って行う。第1選択回路300で選
択された映像出力は系統ごとに第2選択回路400に入
力される。計2つのスイッチ22、23からなる第2選
択回路400では、6フィールド毎に切り替わる選択信
号A2,B2により、入力の2つの映像信号を切替えて
出力する。以上により16個の入力映像は2つの系統に
分けられ、各系統の映像選択回路からは複数の映像信号
が6フィールド毎に連続してA系統映像同期化回路5及
びB系統映像同期化回路6に出力される(AO,B
O)。
【0055】一方、A系統映像選択回路2及びB系統映
像選択回路3での計4つの第1選択回路300から出力
される映像信号は、各々クロック発生回路4の4つのデ
コーダ4aにそれぞれ供給される。各デコーダ4aで
は、入力される12フィールド毎に切り替わる映像信号
に対して、各映像信号のサブキャリアに位相ロックした
クロック及びコンポジットシンク信号を抽出する。前記
第2選択回路400へ入力された映像信号が選択されて
出力されるまでには、6フィールド期間の余裕があるた
め、ここでのクロック及びコンポジットシンク信号抽出
は、12フィールド期間入力される各チャンネルの映像
信号に対して、前半の6フィールド期間の間に行えばよ
い。クロック発生回路4で抽出されたライトクロック及
びコンポジットシンク信号は、A系統映像同期化回路5
及びB系統映像同期化回路6に供給される。
【0056】A系統映像同期化回路5及びB系統映像同
期化回路6では、入力される映像信号AO,BOをA/
D変換の後にFIFOメモリ44に供給する。この入力
映像は6フィールド毎に入力映像チャンネルが切り替わ
るが、その切替制御に用いられた第2映像選択信号A
2,B2により、映像同期化回路に入力されるライトク
ロックも切り替わるので、FIFOメモリ44には、6
フィールド毎に入力チャンネルの映像信号及びそのサブ
キャリアに位相ロックしたクロックが切り替わって入力
される。また、コンポジットシンク信号も映像信号の切
り替わりと同時に切り替わって、ライト制御回路45に
入力される。ライト制御回路45では、メモリライト可
能信号、コンポジットシンク信号、ライトクロック信号
を用いて、FIFOメモリ44に供給される入力映像6
フィールドのうち、最初の完全な1フィールドの映像信
号をFIFOメモリ44に書き込むために、ライトイネ
ーブル信号及びライトリセット信号を生成し、FIFO
メモリ44への映像信号の書き込みを制御する。以上に
より、FIFOメモリ44には、1フィールドの映像信
号が書き込まれる。
【0057】出力タイミング発生回路7では、A系統及
びB系統におけるFIFOメモリ44に書き込まれた1
フィールドの映像信号を読み出すために、A系統、B系
統各々に対するリード制御信号(1フィールド期間のリ
ードイネーブル信号、リードリセット信号、リードクロ
ック)をFIFOメモリ44に供給し、FIFOメモリ
44に書き込まれた映像信号の読み出しを行う。A系
統、B系統各々に対するリード制御は、3フィールド間
隔毎に交互に行なわれる。
【0058】A系統映像同期化回路5及びB系統映像同
期化回路6のFIFOメモリ44から読み出された映像
信号は系統選択回路8に各々供給される。系統選択回路
8には出力タイミング発生回路7から、FIFO制御信
号に同期した系統切替信号MSLが入力され、A系統及
びB系統の映像信号を3フィールド毎に切替えてスイッ
チ9に出力(DO)する。以上により、スイッチ9には
各入力チャンネルの映像信号が3フィールド毎に順次連
なった不連続のない単一の映像信号DOとして出力され
る。
【0059】以降の処理は、上記図8により説明した連
続記録の場合と同様に行われる。
【0060】本実施形態によれば、VTR等の記録再生
装置から発生する間欠モード信号により、出力タイミン
グ発生回路7で発生する制御タイミング周期を変更する
ことにより、間欠記録にも柔軟に対応することができ、
長時間の映像記録を実現することができる。
【0061】次に、本発明による映像同期化切替装置の
第3の実施形態を図4〜図6を参照して説明する。本実
施形態では、複数の入力映像の中にカラー映像信号と白
黒映像信号が混在する場合を例に挙げて説明する。
【0062】本実施形態の映像同期化切替装置は、図4
に示すように、上記図1の実施形態の構成において、バ
ーストレベル検出回路17、バースト発生回路15、及
びスイッチ16をさらに加えたものとなる。以下の説明
では、前記追加された構成についてのみ動作説明を行な
うものとし、上記図1の実施形態を同じ構成については
同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0063】本実施形態において、バーストレベル検出
回路17は、入力された映像信号のフィールド毎にバー
スト付加期間の信号をサンプリングし、信号の振幅レベ
ルを算出し、カラーバーストが付加されているか否かを
検出する。さらにサンプリングしたフィールドにカラー
バーストが付加されていない場合には、そのフィールド
を白黒映像信号と見なし、その情報を出力する。
【0064】バースト発生回路15及びスイッチ16の
動作を説明するために、図5にその構成例を表したブロ
ック図を示す。また、図6に作成するバーストの補足図
を示す。
【0065】バースト発生回路15は、バースト波形作
成部500とバースト付加期間決定部600とにより構
成される。バースト付加期間決定部600は、同期分離
回路48、バースト付加期間デコード回路49、バース
ト付加指示信号入力端子50、映像信号入力端子58、
およびLPF(ローパスフィルター)59を備えてい
る。バースト波形作成部500は、ペデスタル信号入力
端子52、シンクチップレベル信号入力端子53、バー
スト最高レベル計算回路54、バースト最低レベル計算
回路55、レベル選択回路56、およびリード側カウン
タ下位2ビット入力端子57を備えている。また、51
はバースト付加後映像信号出力端子である。
【0066】レベル選択回路56は、4つの入力を、リ
ード側カウンタ下位2ビット入力端子57より入力され
る選択信号によって切替えて出力する。バースト最高レ
ベル計算回路54は、作成するバーストの最高レベルを
図6のaの算出式a=b+(b−d)/2により算出
し、レベル選択回路56に供給する。バースト最低レベ
ル計算回路55は、作成するバーストの最低レベルを図
6のcの算出式c=b−(b−d)/2により算出し、
レベル選択回路56に供給する。
【0067】LPF59は、入力される映像信号にロー
パスフィルタリング処理を行ない、リンギングや高周波
ノイズを取り除いた映像信号を出力する。同期分離回路
48は、2つの入力のレベル比較を行い、比較結果をも
とに水平同期信号を抽出する。バースト付加期間デコー
ド回路49は入力される水平同期信号からバーストを付
加する期間を1ライン毎に算出し、バースト付加の指示
があるフィールドにのみバーストを付加するように制御
信号を出力する。例えば、バースト付加の指示があるフ
ィールドのライン毎にバーストを付加する期間でハイの
信号を出力する。スイッチ16は2つの入力を制御信号
により、切り替えて出力する。
【0068】続いてバースト発生回路15の全体動作を
説明する。本実施形態において、バースト波形作成部5
00は、カラーバーストの信号波形を作成する。レベル
選択回路56には、ペデスタルレベル信号、シンクチッ
プレベル信号、バースト最高レベル信号、及びバースト
最低レベル信号が入力される。また、出力切り替え制御
信号として、出力のカラー映像信号のバースト信号と常
に一定の位相関係になるように、FIFOメモリ制御を
行うリード側カウンタの下位2ビット出力信号が入力さ
れる。レベル選択回路56では、上記制御信号に従い4
つの入力を切り替えて選択することにより、カラーバー
スト波形信号が出力される。
【0069】バースト付加期間決定部600では、白黒
映像信号のフィールドが入力されたときにカラーバース
ト信号を付加するように、ライン毎にバースト信号を付
加する期間を決定し、スイッチ16への制御信号として
出力する。LPF59は映像信号入力端子42から供給
される映像信号にローパスフィルタ処理を行ない、リン
ギングやノイズを取り除き、同期分離回路48に映像信
号を供給する。同期分離回路48には、バースト最低レ
ベル計算回路46からバースト最低レベル信号が入力さ
れ、LPF59から入力される映像信号とレベル比較を
行い、映像信号がバースト最低レベル信号よりも大きい
場合にハイの信号を出力する。即ち同期分離回路48で
は水平同期信号を抽出する。
【0070】バースト付加期間決定部600ではさら
に、同期分離回路48から出力される水平同期信号が、
バースト付加期間デコード回路49に供給される。バー
スト付加期間デコード回路49では、入力された水平同
期信号から、ライン毎にバーストを付加する期間を算出
し、バースト付加指示信号入力端子50から入力される
信号、即ちバーストレベル検出回路17の出力である白
黒映像信号のフィールドを指示する信号のときにのみ、
算出したバースト付加期間を指示する制御信号をスイッ
チ16に供給する。
【0071】スイッチ16には、レベル選択回路56か
ら出力されるバースト波形信号と、映像信号入力端子4
2からの映像信号が入力され、バースト付加期間デコー
ド回路49からの制御信号に従い、2つの入力信号を切
り替えて出力する。以上により、バースト付加後映像信
号出力端子51(スイッチ11の入力)には、白黒映像
信号のフィールドにカラーバースト信号が付加した映像
信号が出力される。
【0072】本実施形態によれば、複数の入力映像の中
にカラー映像信号と白黒映像信号が混在する場合には、
複数の映像信号が単一の映像信号として連続してフィー
ルド毎に切り替わり出力される映像信号のフィールド毎
に、バースト付加期間の振幅レベルを検出して白黒映像
信号のフィールドを検出し、カラーバースト信号を作成
して白黒映像信号のフィールドに付加することことがで
きる。したがって、本実施形態による映像同期化切替装
置の出力をVTR装置等の映像記録再生装置に供給する
際に、ACC回路やカラーキラー回路の誤動作を防ぐこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、複数非同期の多入力映
像を、連続して切り替わる単一の映像信号として出力す
る際に、映像の切り替わりのつなぎめにおいて、フィー
ルドの途中で切り替わるような不連続な映像出力を防
ぎ、完全なフィールド毎に切り替わる映像出力を実現
し、輝度や色度のビート妨害の無い、より高画質な映像
出力を実現可能な映像同期化切替装置及びこれを用いた
記録再生装置を提供することができる。
【0074】さらに、本発明によれば、複数の入力映像
においてカラーの映像信号と白黒の映像信号が混在し、
出力としてカラー映像信号のフィールドと白黒映像信号
のフィールドがつながった映像信号がVTR装置等の映
像記録再生装置に供給された場合に、当該装置のACC
回路やカラーキラー回路の誤動作を防ぐことが可能な映
像同期化切替装置およびこれを用いた記録再生装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像同期化切替装置の第1の実施形態
のブロック図。
【図2】図1における映像選択回路2、3の構成例を示
すブロック図。
【図3】図1における映像同期化回路5、6の構成例を
示すブロック図。
【図4】本発明の映像同期化切替装置の第3の実施形態
のブロック図。
【図5】図4におけるバースト発生回路15の構成例を
示すブロック図。
【図6】バースト発生回路15でのバースト作成におけ
るバーストの最大及び最低レベルの算出方法を示す波形
図及び算出式を示す説明図。
【図7】カメラコード発生回路12において、映像信号
に付加されるカメラコードのイメージを示す波形図。
【図8】第1の実施形態における入力映像信号が16チ
ャンネルの非同期映像信号、連続記録の場合の映像信号
の流れを示すタイミング図。
【図9】本発明による映像同期化切替装置における入力
映像信号が16チャンネルの非同期映像信号、3フィー
ルド間欠記録の場合の映像信号の流れを示す第2の実施
形態のタイミング図。
【符号の説明】
1・・・テレビカメラ、2・・・A系統映像選択回路、
3・・・B系統映像選択回路、4・・・クロック発生回
路、5・・・A系統映像同期化回路、6・・・B系統映
像同期化回路、7・・・出力タイミング発生回路、8・
・・系統選択回路、10・・・垂直同期発生回路、12
・・・カメラコード発生回路、15・・・バースト発生
回路、17・・・バーストレベル検出回路、44・・・
FIFOメモリ、45・・・ライト制御回路、48・・
・同期分離回路、49・・・バースト付加期間デコード
回路、54・・・バースト最高レベル計算回路、55・
・・バースト最低レベル計算回路、56・・・レベル選
択回路、59・・・LPF。
フロントページの続き (72)発明者 小野 公一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 岡田 義憲 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所家電・情報メディア事 業本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力映像信号から4つの映像信号を
    選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された4つの映像信号の
    各々について、そのサブキャリアに位相ロックしたクロ
    ック信号を発生させるクロック発生手段と、 前記第1の選択手段により選択された4つの映像信号か
    ら2つの映像信号を選択する第2の選択手段と、 出力の基準信号を生成する出力タイミング発生手段と、 前記第2の選択手段から供給される2つの映像信号の各
    々について前記クロック発生手段で生成したクロック信
    号と前記出力タイミング発生手段で生成した基準信号と
    を用いて、当該2つの映像信号を前記基準信号に同期さ
    せる2系統の映像同期化手段と、 前記映像同期化手段の2系統からの映像信号を、前記基
    準信号に基づいて順次切り替えて単一の映像信号として
    出力する系統選択手段とを備えることを特徴とする映像
    同期化切替装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記系統選択手段から供給される映像信号に対し、垂直
    同期信号を作成し、付加する垂直同期付加手段をさらに
    備えることを特徴とする映像同期化切替装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記系統選択手段により選択され出力される映像信号の
    各々に対応する撮像装置を特定するための情報を生成し
    て、当該映像信号の各々に付加する撮像装置情報付加手
    段をさらに備えることを特徴とする映像同期化切替装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記出力タイミング発生手段は、外部から入力される間
    欠記録モードに関する制御情報に応じて、前記生成する
    出力の基準信号の周期を決定することを特徴とする映像
    同期化切替装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記垂直同期付加手段から出力される映像信号からカラ
    ーバーストのレベルを検出することにより、当該映像信
    号がカラーか白黒かを判定するバーストレベル検出手段
    と、 白黒映像信号であると判定された場合、当該映像信号の
    フィールドにカラーバースト信号を付加するバースト発
    生付加手段とをさらに備えたことを特徴とする映像同期
    化切替装置。
  6. 【請求項6】入力される複数の映像信号の中から単一の
    映像信号を選択する映像切替部と、選択された映像信号
    を記録及び再生する映像記録再生部とを備える記録再生
    装置であって、前記映像切替部は、 複数の入力映像信号から4つの映像信号を選択する第1
    の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された4つの映像信号の
    各々について、そのサブキャリアに位相ロックしたクロ
    ック信号を発生させるクロック発生手段と、 前記第1の選択手段により選択された4つの映像信号か
    ら2つの映像信号を選択する第2の選択手段と、 出力の基準信号を生成する出力タイミング発生手段と、 前記第2の選択手段から供給される2つの映像信号の各
    々について前記クロック発生手段で生成したクロック信
    号と前記出力タイミング発生手段で生成した基準信号と
    を用いて、当該2つの映像信号を前記基準信号に同期さ
    せる2系統の映像同期化手段と、 前記映像同期化手段の2系統からの映像信号を、前記基
    準信号に基づいて順次切り替えて単一の映像信号として
    出力する系統選択手段とを備えることを特徴とする記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】複数の入力映像信号から単一の映像信号を
    選択する方法において、 複数の入力映像信号から4つの映像信号を選択し、 前記選択された4つの映像信号の各々について、そのサ
    ブキャリアに位相ロックしたクロック信号を発生させ、 前記選択された4つの映像信号から、さらに2つの映像
    信号を選択し、 前記選択された2つの映像信号の各々について生成した
    前記クロック信号と、出力基準タイミングを設定するた
    めに生成された基準信号とを用いて、当該2つの映像信
    号を前記基準信号に同期させ、 前記基準信号に同期化した2つの映像信号を順次切り替
    えて単一の映像信号として出力することを特徴とする映
    像同期化切替方法。
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