JPH10198677A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH10198677A
JPH10198677A JP9003264A JP326497A JPH10198677A JP H10198677 A JPH10198677 A JP H10198677A JP 9003264 A JP9003264 A JP 9003264A JP 326497 A JP326497 A JP 326497A JP H10198677 A JPH10198677 A JP H10198677A
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JP
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character
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data
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JP9003264A
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Shigeyuki Matsui
重行 松井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文書データの作成に際し入力されたひらがな文
字を対応するカタカナ文字に変換する等の文字変換機能
を有する文書作成装置において、例えば半角文字を半角
カーソルで個々に指定して変換する必要なく、カーソル
範囲に含まれる複数の文字のそれぞれについて一度に文
字変換すること。 【解決手段】大文字/小文字変換キーが操作された際
に、全角カーソルにより指示されている文書領域上の文
字データが、半角大文字の英文文字列「AB」である場合
には、そのカーソル範囲に含まれる左側文字「A 」と右
側文字「 B」とが、カーソルサイズとカーソル位置に基
づき順次読み出されてそれぞれ対応する小文字「ab」に
変換されるので、全角サイズのカーソル範囲に含まれる
2つの半角文字のそれぞれについて一度に文字変換処理
を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書データの作成
に際し入力されたひらがな文字を対応するカタカナ文字
に変換する等の文字変換機能を有する文書作成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のワードプロセッサにおいて、入力
された文字を対応する別種の文字に変換する文字変換機
能としては、例えば「あ」「い」「う」と入力したひら
がな文字をカタカナ文字の「ア」「イ」「ウ」に変換し
たり、「ア」「イ」「ウ」と入力したカタカナ文字をひ
らがな文字の「あ」「い」「う」に変換したりする『ひ
らがな/カタカナ変換機能』が実用搭載されている。
【0003】この場合、オペレータによる変換操作上
は、ディスプレイに表示された変換対象となる文字をカ
ーソルにより個々に指定して変換キーを操作すること
で、該カーソルで指定された1文字1文字がひらがなか
らカタカナ又はカタカナからひらがなへ変換される構成
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の文字変換機能を有する文書作成装置では、変換対象
となる文字をカーソルにより個々に指定する必要がある
ため、例えば半角モードで入力された文書データに対し
て、半角モードのまま該半角サイズのカーソルを操作し
て個々の半角文字を指定し、前記同様の文字変換処理を
行なうことは可能であるが、前記半角モードで入力され
た文書データに対して、全角サイズのカーソルを操作し
て該カーソル範囲に含まれる2つの半角文字のそれぞれ
について一度に文字変換処理を行なうことはできない問
題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、例えば半角文字を半角カーソルで個々に指定
して変換する必要なく、カーソル範囲に含まれる複数の
文字のそれぞれについて一度に文字変換することが可能
になる文書作成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る文書作成装置は、複数種類の文字データをそれぞれ同
種で異なる表現形態の文字データと対応付けてテーブル
化して記憶している文字テーブル記憶手段と、文字デー
タを入力する文字入力手段と、この文字入力手段により
入力された任意の文字データをカーソルで指示する文字
指定手段と、この文字指定手段による文字列データ上の
カーソルの指示位置を記憶するカーソル位置記憶手段
と、前記文字指定手段によるカーソルのサイズを記憶す
るカーソルサイズ記憶手段と、前記カーソル位置記憶手
段に記憶された文字列データ上のカーソルの指示位置及
び前記カーソルサイズ記憶手段に記憶されたカーソルの
サイズに基づき、該カーソルの指定範囲に含まれる全て
の文字データを順次読み出す指定文字読み出し手段と、
この指定文字読み出し手段により読み出された全ての文
字データについてそれぞれ前記文字テーブル記憶手段に
記憶されているテーブルデータに基づき同種で異なる表
現形態の文字データに変換する文字変換手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0007】つまり、本発明に係わる文書作成装置で
は、前記文字入力手段により例えば半角モードで入力さ
れた文字列データに対して、前記文字指定手段により全
角モードにおける全角サイズのカーソルによって任意の
文字列を指定すると、前記カーソル位置記憶手段に記憶
された文字列データ上のカーソルの指示位置及び前記カ
ーソルサイズ記憶手段に記憶されたカーソルのサイズに
基づき、該カーソルの指定範囲に含まれる2つの半角文
字データが順次読み出され、この読み出された2つの半
角文字データについてそれぞれ前記文字テーブル記憶手
段に記憶されているテーブルデータに基づき、例えば英
文大文字の場合には小文字とし、小文字の場合には大文
字として、同種で異なる表現形態の文字データに変換さ
れるので、カーソル範囲に含まれる2つの半角文字のそ
れぞれについて一度に文字変換処理が行なえることにな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の文書作成装置の実
施形態に係わるワードプロセッサの電子回路の構成を示
すブロック図である。
【0009】このワードプロセッサは、中央制御装置と
してのCPU11を備えている。CPU11は、キーボ
ード12からのキー操作信号に応じて、ROM13に予
め記憶されているシステムプログラムを起動させ、回路
各部の動作の制御を行なうもので、前記CPU11に
は、システムバスを介して、キーボード12,ROM1
3が接続される他、JISコードテーブル14、CG−
ROM15、文書バッファ16、文字修飾テーブル1
7、カーソル位置レジスタ18、カーソルサイズレジス
タ19、ワークRAM20、プリンタ22等がそれぞれ
接続される。
【0010】キーボード12には、ひらがな,カタカ
ナ,漢字,英字,数字,記号を任意に選択して入力する
ための文字・記号入力キー群やかな/漢字変換キーが備
えられると共に、ディスプレイ上でのカーソルの移動操
作やデータの選択操作を行なうためのカーソルキー、英
文文字を対象とする大文字/小文字変換キー,邦文文字
を対象とするひらがな/カタカナ変換キー,数字を対象
とする英数字/漢数字変換キー等の各種の文字変換キ
ー、全角モードと半角モードを切り換えるための全角/
半角切り換えキー、データ選択の確定や機能の実行を指
示するための選択/実行キー等、様々な機能キーが備え
られる。
【0011】ROM13には、本ワードプロセッサの全
体の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると
共に、文書作成処理プログラムや各種の文字変換処理プ
ログラム、表示処理プログラム、印刷処理プログラム等
の様々なサブプログラムが予め記憶される。
【0012】JISコードテーブル14は、ROMから
なり、このJISコードテーブル14には、前記キーボ
ード12の操作により入力可能な全てのJIS規格文字
・記号のそれぞれに対応する個々の文字コードデータが
テーブル化されて予め記憶される。この場合、同一内容
で異なる文字種となる英文文字の大文字/小文字や、邦
文文字のひらがな/カタカナ、数字の英数字/漢数字の
各文字コードは、何れも互いに対応付けられたテーブル
データとして記憶される。
【0013】CG−ROM15には、キーボード12の
操作により入力可能な全ての文字・記号に対応する表示
用及び印字用のフォントパターンデータが、それぞれの
文字・記号コードに対応付けられて予め記憶される。
【0014】文書バッファ16は、RAMからなり、こ
の文書バッファ16には、キーボード12により入力さ
れた文書データが、個々の文字毎の文字コードの配列と
して書き込まれて記憶され、個々の文字コードの記憶位
置は、予め設定された文書書式の行桁位置に対応付けら
れる。この場合、全角入力された文字の文字コードは、
その入力された行桁位置に対応付けられて文書バッファ
16に記憶されるが、半角入力された文字コードは、文
字修飾テーブル17に記憶され、文書バッファ16の入
力行桁位置に対応するメモリ領域には、文字修飾テーブ
ル17の記憶先を示すアドレスデータが記憶される。
【0015】つまり、キー入力された文字が修飾文字で
あった場合、文書バッファ16の入力行桁位置に対応す
るメモリ領域には、修飾文字そのものの文字コードが記
憶されている文字修飾テーブル17の記憶先のアドレス
が記憶される。
【0016】カーソル位置レジスタ18には、ディスプ
レイ21に表示された文書データ上のカーソルの指示位
置をm行・n桁で示す位置データがセットされる。カー
ソルサイズレジスタ19には、全角モードにおける全角
サイズのカーソルの場合に“0”がセットされ、半角モ
ードにおける半角サイズのカーソルの場合に“1”がセ
ットされる。
【0017】ワークRAM20には、本ワードプロセッ
サの様々な処理に伴ないCPU11に入出力される各種
のデータが、必要に応じて一時的に記憶される。図2は
前記ワードプロセッサのカーソルサイズレジスタ19に
おけるサイズデータ記憶状態を示す図である。
【0018】全角モードにおける全角サイズカーソルの
場合には全角サイズデータ“0”がセットされ、また、
半角モードにおける半角サイズカーソルの場合には半角
サイズデータ“1”がセットされる。
【0019】図3は前記ワードプロセッサのカーソル位
置レジスタ18における位置データ記憶状態を示す図で
ある。前記全角サイズカーソルで文書領域におけるm行
・n桁目が指示されている場合、又は、前記半角サイズ
カーソルで文書領域におけるm行・n桁目の左側が指示
されている場合には、桁側の先頭ビットが“0”である
「m行・0n桁」とした位置データがセットされ、ま
た、前記半角サイズカーソルで文書領域におけるm行・
n桁目の右側が指示されている場合には、桁側の先頭ビ
ットが“1”である「m行・1n桁」とした位置データ
がセットされる。
【0020】つまり、カーソルサイズレジスタ19にセ
ットされているサイズデータが“0”である全角サイズ
カーソルの場合には、カーソル位置レジスタ18にセッ
トされた位置データ「m行・0n桁」でカーソルはm行
・n桁目に位置すると判断され、また、サイズデータが
“1”である半角サイズカーソルの場合には、位置デー
タ「m行・0n桁」でカーソルはm行・n桁目の左側に
位置すると判断され、さらに、位置データ「m行・1n
桁」でカーソルはm行・n桁目の右側に位置すると判断
される。
【0021】図4は前記ワードプロセッサの文書バッフ
ァ16におけるm行・n桁目のデータ記憶状態を示す図
である。文書領域のm行・n桁目に全角モードで文字入
力された場合には、当該入力された全角文字に対応する
文字コードがそのまま記憶され、また、文書領域のm行
・n桁目に半角モードで文字入力された場合には、当該
入力された半角文字に対応する文字コードの記憶先を示
す文字修飾テーブル17のメモリアドレスNが記憶され
る。
【0022】図5は前記ワードプロセッサの文字修飾テ
ーブル17におけるN番地のデータ記憶状態を示す図で
ある。つまり、半角モードで文書領域のm行・n桁目
に、例えば2つの半角文字が入力された場合には、文書
バッファ16のm行・n桁目のデータとして示される文
字修飾テーブル17のメモリアドレスNに対して、対応
する半角文字の左側の半角文字コード及び右側の半角文
字コードが記憶される。
【0023】次に、前記構成によるワードプロセッサの
動作について説明する。図6は前記ワードプロセッサの
大文字/小文字変換処理を示すフローチャートである。
【0024】例えば、ディスプレイ21に表示された文
書領域上のm行・n桁目に存在する全角の英文文字
「A」を全角カーソルで指示した状態で、大文字/小文
字変換キーが操作されたと判断されると、カーソルサイ
ズレジスタ19にセットされているサイズデータ
“0”、カーソル位置レジスタ18にセットされている
位置データ「m行・0n桁」に基づき、文書バッファ1
6のm行・n桁目のメモリデータよりカーソル指定文字
「A」の文字コードが読み出される(ステップS1→S
2,S3)。
【0025】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定文字「A」に対応する小文字「a」の文字コ
ードがJISコードテーブル14内に存在すると判断さ
れ、大文字「A」の文字コードに替わり小文字「a」の
文字コードが変換されて前記文書バッファ16における
カーソル指示位置のm行・n桁目のデータとして記憶さ
れる(ステップS4→S5,S6)。
【0026】そして、全角サイズカーソルに対応した全
角文字の1文字の変換処理は終了したと判断され、前記
一連の変換処理は終了される(ステップS7→終了)。
一方、例えば、ディスプレイ21に表示された文書領域
上のm行・n桁目の左側に存在する半角の英文文字「A
」を半角カーソルで指示した状態で、大文字/小文字
変換キーが操作されたと判断されると、カーソルサイズ
レジスタ19にセットされているサイズデータ“1”、
カーソル位置レジスタ18にセットされている位置デー
タ「m行・0n桁」に基づき、文書バッファ16のm行
・n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアドレスN」及
びこの修飾テーブルアドレスNにより指示される文字修
飾テーブル17のN番地の第1データより、カーソル指
定された左側半角文字「A 」の文字コードが読み出され
る(ステップS1→S2,S3)。
【0027】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定左側半角文字「A 」に対応する小文字「a 」
の文字コードがJISコードテーブル14内に存在する
と判断され、大文字「A 」の文字コードに替わり小文字
「a 」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第1データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0028】そして、半角サイズカーソルに対応した半
角文字の1文字の変換処理は終了したと判断され、前記
一連の変換処理は終了される(ステップS7→終了)。
また、例えば、ディスプレイ21に表示された文書領域
上のm行・n桁目の右側に存在する半角の英文文字「
B」を半角カーソルで指示した状態で、大文字/小文字
変換キーが操作されたと判断されると、カーソルサイズ
レジスタ19にセットされているサイズデータ“1”、
カーソル位置レジスタ18にセットされている位置デー
タ「m行・1n桁」に基づき、文書バッファ16のm行
・n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアドレスN」及
びこの修飾テーブルアドレスNにより指示される文字修
飾テーブル17のN番地の第2データより、カーソル指
定された右側半角文字「 B」の文字コードが読み出され
る(ステップS1→S2,S3)。
【0029】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定右側半角文字「 B」に対応する小文字「 b」
の文字コードがJISコードテーブル14内に存在する
と判断され、大文字「 B」の文字コードに替わり小文字
「 b」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第2データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0030】そして、半角サイズカーソルに対応した半
角文字の1文字の変換処理は終了したと判断され、前記
一連の変換処理は終了される(ステップS7→終了)。
図7は前記ワードプロセッサの大文字/小文字変換処理
に伴なう半角英文文字列の全角カーソルによる文字変換
状態を示す図である。
【0031】例えば、ディスプレイ21に表示された文
書領域上のm行・n桁目に存在する半角大文字の英文文
字列「AB」を全角カーソルで指示した状態で、大文字/
小文字変換キーが操作されたと判断されると、カーソル
サイズレジスタ19にセットされているサイズデータ
“0”、カーソル位置レジスタ18にセットされている
位置データ「m行・0n桁」に基づき、文書バッファ1
6のm行・n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアドレ
スN」及びこの修飾テーブルアドレスNにより指示され
る文字修飾テーブル17のN番地の第1データより、全
角カーソルで指定された半角文字「AB」のうちの左側文
字「A 」の文字コードが読み出される(ステップS1→
S2,S3)。
【0032】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定半角左文字「A 」に対応する小文字「a 」の
文字コードがJISコードテーブル14内に存在すると
判断され、大文字「A 」の文字コードに替わり小文字
「a 」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第1データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0033】この場合、全角サイズカーソルに対応した
半角文字の左右2文字分の変換処理は終了してないと判
断され、再び前記ステップS3以降の処理に復帰する
(ステップS7→S3)。
【0034】すると、次に、文書バッファ16のm行・
n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアドレスN」及び
この修飾テーブルアドレスNにより指示される文字修飾
テーブル17のN番地の第2データより、全角カーソル
で指定された半角文字「AB」のうちの右側文字「 B」の
文字コードが読み出される(ステップS3)。
【0035】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定半角右文字「 B」に対応する小文字「 b」の
文字コードがJISコードテーブル14内に存在すると
判断され、大文字「 B」の文字コードに替わり小文字
「 b」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第2データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0036】そして、全角サイズカーソルに対応した半
角文字の左右2文字分の変換処理は終了したと判断さ
れ、前記一連の変換処理は終了される(ステップS7→
終了)。
【0037】これにより、全角カーソルの指定範囲に含
まれる半角大文字の英文文字列「AB」は、共に半角小文
字の対応する英文文字列「ab」に変換されるようにな
る。なお、文書領域上に存在する半角小文字の英文文字
列「ab」を全角カーソルで指示して大文字/小文字変換
キーを操作した場合にも、前記同様の処理により、カー
ソル指定された半角小文字の英文文字列「ab」は、共に
半角大文字の英文文字列「AB」に変換されるようにな
る。
【0038】図8は前記ワードプロセッサの大文字/小
文字変換処理に伴なう半角英文文字列(大文字小文字混
在)の全角カーソルによる文字変換状態を示す図であ
る。例えば、ディスプレイ21に表示された文書領域上
のm行・n桁目に存在する半角大文字と小文字混在の英
文文字列「Ab」を全角カーソルで指示した状態で、大文
字/小文字変換キーが操作されたと判断されると、カー
ソルサイズレジスタ19にセットされているサイズデー
タ“0”、カーソル位置レジスタ18にセットされてい
る位置データ「m行・0n桁」に基づき、文書バッファ
16のm行・n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアド
レスN」及びこの修飾テーブルアドレスNにより指示さ
れる文字修飾テーブル17のN番地の第1データより、
全角カーソルで指定された半角文字「Ab」のうちの左側
文字「A 」の文字コードが読み出される(ステップS1
→S2,S3)。
【0039】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定半角左文字「A 」に対応する小文字「a 」の
文字コードがJISコードテーブル14内に存在すると
判断され、大文字「A 」の文字コードに替わり小文字
「a 」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第1データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0040】この場合、全角サイズカーソルに対応した
半角文字の左右2文字分の変換処理は終了してないと判
断され、再び前記ステップS3以降の処理に復帰する
(ステップS7→S3)。
【0041】すると、次に、文書バッファ16のm行・
n桁目のメモリデータ「修飾テーブルアドレスN」及び
この修飾テーブルアドレスNにより指示される文字修飾
テーブル17のN番地の第2データより、全角カーソル
で指定された半角文字「AB」のうちの右側文字「 b」の
文字コードが読み出される(ステップS3)。
【0042】すると、ステップS3にて読み出されたカ
ーソル指定半角右文字「 b」に対応する大文字「 B」の
文字コードがJISコードテーブル14内に存在すると
判断され、小文字「 b」の文字コードに替わり大文字
「 B」の文字コードが変換されて前記文字修飾テーブル
17におけるアドレスNの第2データとして新たに記憶
される(ステップS4→S5,S6)。
【0043】そして、全角サイズカーソルに対応した半
角文字の左右2文字分の変換処理は終了したと判断さ
れ、前記一連の変換処理は終了される(ステップS7→
終了)。
【0044】これにより、全角カーソルの指定範囲に含
まれる半角大文字と小文字混在の英文文字列「Ab」は、
共に半角小文字と大文字の対応する英文文字列「aB」に
変換されるようになる。
【0045】なお、文書領域上に存在する半角小文字と
大文字混在の英文文字列「aB」を全角カーソルで指示し
て大文字/小文字変換キーを操作した場合にも、前記同
様の処理により、カーソル指定された半角小文字と大文
字混在の英文文字列「aB」は、共に半角大文字と小文字
混在の英文文字列「Ab」に変換されるようになる。
【0046】したがって、前記構成のワードプロセッサ
によれば、大文字/小文字変換キーが操作された際に、
全角カーソルにより指示されている文書領域上の文字デ
ータが、半角大文字の英文文字列「AB」である場合に
は、そのカーソル範囲に含まれる左側文字「A 」と右側
文字「 B」とが、カーソルサイズとカーソル位置に基づ
き順次読み出されてそれぞれ対応する小文字「ab」に変
換されるので、半角モードで入力された文書データに対
して、半角モードのまま該半角サイズのカーソルを操作
して個々の半角文字を指定し、文字変換処理を行なう必
要はなく、全角サイズのカーソル範囲に含まれる2つの
半角文字のそれぞれについて一度に文字変換処理を行な
うことができるようになる。
【0047】また、前記全角カーソルにより指示された
文書領域上の2つの半角文字が、大文字と小文字の混在
する英文文字列「Ab」や「aB」である場合でも、前記同
様に、そのカーソル範囲に含まれる左側文字「A 」や
「a 」と右側文字「 b」や「 B」とが、カーソルサイズ
とカーソル位置に基づき順次読み出されてそれぞれ対応
する大文字小文字混在の英文文字列「aB」や「Ab」に変
換されるようになる。
【0048】なお、ここまでの実施形態では、全角カー
ソルの指示範囲に含まれる文字列が、半角2文字の英文
文字列である場合に、その2文字の英字半角文字を大文
字←→小文字間で一度に変換する動作について説明した
が、カーソル指示される変換対象文字列は英文文字列の
大文字/小文字変換に限らず、例えば邦文文字列のひら
がな/カタカナ変換、数字文字列の英数字/漢数字変換
であっても、前記実施形態同様の処理により容易に実現
することができる。
【0049】図9は前記ワードプロセッサのひらがな/
カタカナ変換処理に伴なう半角邦文文字列の全角カーソ
ルによる文字変換状態を示す図である。図10は前記ワ
ードプロセッサのひらがな/カタカナ変換処理に伴なう
半角邦文文字列(ひらがなカタカナ混在)の全角カーソ
ルによる文字変換状態を示す図である。
【0050】図11は前記ワードプロセッサの英数字/
漢数字変換処理に伴なう半角数字文字列の全角カーソル
による文字変換状態を示す図である。図12は前記ワー
ドプロセッサの英数字/漢数字変換処理に伴なう半角数
字文字列(英数字漢数字混在)の全角カーソルによる文
字変換状態を示す図である。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる文書作成
装置によれば、文字入力手段により例えば半角モードで
入力された文字列データに対して、文字指定手段により
全角モードにおける全角サイズのカーソルによって任意
の文字列を指定すると、カーソル位置記憶手段に記憶さ
れた文字列データ上のカーソルの指示位置及びカーソル
サイズ記憶手段に記憶されたカーソルのサイズに基づ
き、該カーソルの指定範囲に含まれる2つの半角文字デ
ータが順次読み出され、この読み出された2つの半角文
字データについてそれぞれ前記文字テーブル記憶手段に
記憶されているテーブルデータに基づき、例えば英文大
文字の場合には小文字とし、小文字の場合には大文字と
して、同種で異なる表現形態の文字データに変換される
ので、カーソル範囲に含まれる2つの半角文字のそれぞ
れについて一度に文字変換処理が行なえるようになる。
【0052】よって、本発明によれば、例えば半角文字
を半角カーソルで個々に指定して変換する必要なく、カ
ーソル範囲に含まれる複数の文字のそれぞれについて一
度に文字変換することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置の実施形態に係わるワー
ドプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記ワードプロセッサのカーソルサイズレジス
タにおけるサイズデータ記憶状態を示す図。
【図3】前記ワードプロセッサのカーソル位置レジスタ
における位置データ記憶状態を示す図。
【図4】前記ワードプロセッサの文書バッファにおける
m行・n桁目のデータ記憶状態を示す図。
【図5】前記ワードプロセッサの文字修飾テーブルにお
けるN番地のデータ記憶状態を示す図。
【図6】前記ワードプロセッサの大文字/小文字変換処
理を示すフローチャート。
【図7】前記ワードプロセッサの大文字/小文字変換処
理に伴なう半角英文文字列の全角カーソルによる文字変
換状態を示す図。
【図8】前記ワードプロセッサの大文字/小文字変換処
理に伴なう半角英文文字列(大文字小文字混在)の全角
カーソルによる文字変換状態を示す図。
【図9】前記ワードプロセッサのひらがな/カタカナ変
換処理に伴なう半角邦文文字列の全角カーソルによる文
字変換状態を示す図。
【図10】前記ワードプロセッサのひらがな/カタカナ
変換処理に伴なう半角邦文文字列(ひらがなカタカナ混
在)の全角カーソルによる文字変換状態を示す図。
【図11】前記ワードプロセッサの英数字/漢数字変換
処理に伴なう半角数字文字列の全角カーソルによる文字
変換状態を示す図。
【図12】前記ワードプロセッサの英数字/漢数字変換
処理に伴なう半角数字文字列(英数字漢数字混在)の全
角カーソルによる文字変換状態を示す図。
【符号の説明】
11 …CPU、 12 …キーボード、 13 …ROM、 14 …JISコードテーブル(ROM) 、 15 …CG−ROM、 16 …文書バッファ(RAM) 、 17 …文字修飾テーブル(RAM) 、 18 …カーソル位置レジスタ、 19 …カーソルサイズレジスタ、 20 …ワークRAM、 21 …ディスプレイ、 22 …プリンタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の文字データをそれぞれ同種で
    異なる表現形態の文字データと対応付けてテーブル化し
    て記憶している文字テーブル記憶手段と、 文字データを入力する文字入力手段と、 この文字入力手段により入力された任意の文字データを
    カーソルで指示する文字指定手段と、 この文字指定手段による文字列データ上のカーソルの指
    示位置を記憶するカーソル位置記憶手段と、 前記文字指定手段によるカーソルのサイズを記憶するカ
    ーソルサイズ記憶手段と、 前記カーソル位置記憶手段に記憶された文字列データ上
    のカーソルの指示位置及び前記カーソルサイズ記憶手段
    に記憶されたカーソルのサイズに基づき、該カーソルの
    指定範囲に含まれる全ての文字データを順次読み出す指
    定文字読み出し手段と、 この指定文字読み出し手段により読み出された全ての文
    字データについてそれぞれ前記文字テーブル記憶手段に
    記憶されているテーブルデータに基づき同種で異なる表
    現形態の文字データに変換する文字変換手段とを具備し
    たことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 前記文字入力手段は、全角モード又は半
    角モードを任意に切り換えて全角又は半角の文字データ
    を入力する文字入力手段であり、 前記文字指定手段によるカーソルのサイズは、前記全角
    モードでは全角サイズに、前記半角モードでは半角サイ
    ズに変更されることを特徴とする請求項1に記載の文書
    作成装置。
  3. 【請求項3】 前記文字テーブル記憶手段は、英文文字
    の大文字と小文字、邦文文字のひらがなとカタカナ、数
    字の英数字と漢数字を、それぞれ対応付けてテーブル化
    して記憶する文字テーブル記憶手段であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の文書作成装置。
JP9003264A 1997-01-10 1997-01-10 文書作成装置 Pending JPH10198677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042999A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Casio Comput Co Ltd データ入力装置及びプログラム

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